JP3910403B2 - 組み合わせアース端子 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、組み合わせアース端子に関し、特に、車両のリサイクル時において、アース端子で破断することにより、アース端子のボルト固定部は車体側に残し、アース線は車体に残さずに離脱可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に配線する電線は、その端末にアース端子を接続し、該アース端子を車体にボルト締めで固定している。
例えば、図12(A)に示すように、アース線wの端末をアース端子1に圧着接続し、複数のアース端子1を重ねてアース専用のボルトBにより車体Pに固定している。
【0003】
自動車を廃車とし、解体する場合には、分別回収する必要があるため、ワイヤハーネスを車体から完全に取り除くことが要望されている。
その場合、ボルトBによりアース端子1が車体Pに固定されたアース線wは、ボルトBを車体Pから取り外す必要がある。しかしながら、ワイヤハーネスの車体Pからの取り除き作業は、クレーンの先端に取り付けたフックをワイヤハーネスに引っ掛けて、引き抜くことにより行われており、ボルトBを1本づつ取り除く作業は非常に繁雑で手数がかかるために、車体解体作業時には為されない。
【0004】
よって、アース端子1がボルトBにより強固に車体Pに固定されているアース線wは、図12(B)に示すように、アース端子1が車体Pに固定されたままの状態でアース線wが途中で切断したり、アース端子1との接続端(所謂、首下位置)でアース線が切断してしまい、アース端子1に切断されたアース線wが残留しやすい。
【0005】
上記問題に鑑みて、図13(A)に示す如きアース端子2が提案されている。
アース端子2は取付部2bにミシン目状のスリット2aを設けており、アース端子2がボルト締めされた状態のままスリット2aで破断することにより容易に解体可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記アース端子2の実際の使用においては作業性、設置スペース等を考慮して、図13(B)に示すように、複数のアース端子2A、2Bを重ねて同時にボルトBにより締結される場合が多い。
しかしながら、下層のアース端子2Bは上層のアース端子2Aに覆い被せられているため、アース端子2Bに圧着されたアース線w2を引っ張った際に、アース端子2Bのスリットに応力が伝わらず、アース線w2で破断しやすい問題が生じる。
【0007】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、車体解体時にアース線を引っ張った際に、アース端子を重ねて用いている場合にもアース端子で破断してアース線を車体に残さないようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、電線接続部より基板を横向きに屈曲させて、ボルト穴を有する車体固定部を設けたアース端子を、ボルト穴を連通させて車体固定部を2枚重ねし、車体パネルにボルト締め固定する組み合わせアース端子であって、
上記各アース端子の車体固定部の根元部分に当たる基板には、屈曲部内端縁から上記電線接続部の軸線方向の先端にかけてL字状に横断し、かつ、重ねた相手方の車体固定部の外縁に沿うと共に隠れない位置に薄肉部からなる易破壊部を設け、該易破壊部には電線接続部の中心軸線とボルト穴を中心とする円の交差位置に貫通穴を設けており、
上記車体固定部の基板の屈曲部内端縁および上記電線接続部より電線接続部の軸線方向に延在する基板の外端縁を折り返して補強リブを設け、上記屈曲部内端縁に設けた補強リブは電線接続部側から上記易破壊部を設けた位置まで延在する一方、上記外端縁に設けた補強リブは上記易破壊部の一部に沿って延在し、
上記易破壊部は車体から電線取り外し時にボルト止めされた車体固定部を車体側に残して破断される構成としていることを特徴とする組み合わせアース端子を提供している。
【0009】
上記構成とすると、上記組み合わせアース端子を重ねて車体にボルト締め固定した状態において、上記各アース端子の易破壊部は相手方アース端子が重ねられていない位置に設けられているため、いずれか一方のアース端子に接続されたアース線が引っ張られた際に、他のアース端子に邪魔されることなく易破壊部に引張力を直接的に負荷して破断でき、車体固定部を車体側に残した状態で、アース線を車体より確実に取り外すことができる。
なお、上記易破壊部は、重ねた相手方の車体固定部の外縁に接するように沿ってもよいし、若干離れた状態で沿ってもよい。
【0010】
上記アース端子の電線接続部は、基板より絶縁被覆バレルと芯線バレルを突設し、これらバレルにより電線端末を圧着して接続する圧着端子からなり、これらバレルを突設した部分の先端から基板を横向きに屈曲させて上記車体固定部を設けている。なお、電線端末と圧接する圧接タイプの端子でもよい。
上記車体固定部の中心にはボルト穴を設け、該ボルト穴の両側に、2枚重ねする車体固定部を互いに係止するロック爪と係止溝を設けている。
重ね合わせられた2枚のアース端子は、上方から見ても下方から見ても相手方アース端子により隠されずに露出しているので、組み合わせるアース端子の取付面の表裏を気にすることなく車体パネルにボルト締め固定することができる。
【0011】
上記易破壊部は薄肉部からなり、上記車体固定部の根元部分に一端から他端にかけてL字状に横断させて設けている。
上記薄肉部は上記横断する破断ラインに沿って連続的に設けても良いし、間隔をあけて設けてもよく、V字溝やU字溝としている。これら薄肉部には、アース線を引っ張った際に応力が集中し、容易に破断することができる。
上記薄肉部は、上記した位置に設けておくと、下層のアース端子は上層のアース端子の車体固定部で隠れない位置となり、また、上層のアース端子はボルト軸部に取り付けて締結するワッシャで隠れない位置となる。
このように、易破壊部を車体固定部の根元部分にL字状に横断して設けるために、両側外端位置から破断していくことができ、車体固定部を根元側でボルト固定部分と電線接続部を確実に破断できる。
【0012】
上記易破壊部には、電線接続部の中心軸線とボルト穴を中心とする円の交差位置に、貫通穴を設けている。
上記貫通穴が引張力が作用する電線接続部の中心軸線上に位置するため、アース線を引っ張った際に、該引張力が上記貫通穴にダイレクトに伝達し、上記貫通穴を破断開始位置として破断が行われやすくなる。
【0013】
また、上記電線接続部より軸線上に延在する基板の外側端に沿って、折り曲げ部からなる補強リブを設け、該補強リブを上記易破壊部の一部に沿わせている。
上記のように、補強リブを設けると剛性が高められて、電線に負荷される引張力を電線接続部の軸線方向先端まで伝達できると共に、易破壊部に応力を集中させて、易破壊部に沿った破断を確実に行うことができる。
さらに、上記各アース端子の車体固定部には、上記電線接続部の軸線方向と直交する方向に上記ボルト穴を跨いだ両側位置にロック片を設け、該ロック片に係止爪と係止孔を設けており、一方のアース端子の係止爪を他方のアース端子の係止孔に係止すると共に、他方のアース端子の係止爪を一方のアース端子の係止孔に係止して、上記車体固定部を重ね合わせた状態で互いに係止固定していることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8は参考第1実施形態を示す。
参考第1実施形態の組み合わせアース端子は第1アース端子10と第2アース端子20とからなり、自動車に配索される異なるワイヤハーネスの電線w1、w2の端末に、夫々第1アース端子10、第2アース端子10が圧着接続されている。これら上記第1アース端子10と第2アース端子20を重ねて車体PにまとめてボルトBで締め付け固定して、車体にアース接続される。
車両解体時において、車体からワイヤハーネスを取り除く時には、1つのボルトBにより車体に固定されている電線w1と電線w2は異なるワイヤハーネスの電線であるため、別個に引っ張れることとなる。
【0015】
第1アース端子10、第2アース端子20の基板は略L形状で、一側部に幅方向の両側より絶縁被覆バレル19A、29Aと芯線バレル19B、29Bを突設して電線接続部19、29とし、側方に屈折した部分を車体固定部11、21としている。この車体固定部11、21の中央にボルト穴H1、H2を設け、その両側に重ね合わせる相手方の車体固定部とのロック片13、14、23、24と係止溝15、25とを設けている。
【0016】
車体固定部11は、詳しくは、段差部13b、14bを設けて下方に突出させたロック片13、14を電線接続部19の軸線と垂直方向に設け、該ロック片13の上面に係止爪13aを突設し、該ロック片14には係止孔14aを穿設している。
車体固定部21は、詳しくは、段差部23b、24bを設けて上方に突出させたロック片23、24を電線接続部29の軸線と垂直方向に設け、該ロック片23に係止孔23aを穿設し、該ロック片24の下面には係止爪24aを突設している。
【0017】
上記電線接続部19、29から車体固定部11、21が屈曲する根元部分17、27には、その両端縁を折り返して補強リブ18、28を設け、補強リブ18、28は電線接触部19の軸線方向Xと平行な外端縁に沿って突出している。
【0018】
上記根元部分17には、第1アース端子10の車体固定部11と第2アース端子20の車体固定部21とを重ね合わせた状態で、相手方アース端子10(20)の車体固定部11(21)の外縁に沿うと共に該車体固定部11(21)に隠れずに外部から見える位置に断面V形状の薄肉部26(16)からなる易破壊部を設けている。
上記相手方アース端子10(20)の車体固定部の外縁に沿う位置は、基板の屈曲部内端位置から、補強リブ18(28)に沿って先端まで位置するL字状の横断ラインとなる。
上記薄肉部16、26は上記L字状の横断ラインに沿って位置し、根元部分17、27の一端から他端にかけて延在する。
【0019】
第1アース端子10と第2アース端子20との組み合わせ手順は、第2アース端子20のロック片24が第1アース端子10の挿通孔H1に位置するように第2アース端子20を第1アース端子10の下方より重ねる。その状態で、第1・第2アース端子10、20を近接方向にスライドさせると、図2に示すように、段差部13b、14b、23b、24bと係止溝15、25とが互いに嵌合されると共に、係止爪13a、24aが係止孔14a、23aに互いに係止された状態で、第1アース端子10と第2アース端子20とが積層固定される。
【0020】
車体へのワイヤハーネスの配索時に、上記第1、第2アース端子10、20を車体にボルト止めしてアース接続する際、図4に示すように、第1アース端子10と第2アース端子20の連通したボルト穴H1、H2を車体パネルPの貫通穴Paに一致させて状態で、ワッシャRを軸部に取り付けたボルトBを通し、車体パネルPの裏面側のナットに締め付け固定している。
【0021】
このように、両アース端子10、20が車体パネルPに固定された状態において、図4及び図6に示すように、第1アース端子10の薄肉部16及び第2アース端子20の薄肉部26は、ともに上方から見て隠れない位置に設けられている。
即ち、下層に位置する第2アース端子20の薄肉部26は、第1アース端子10及びワッシャRにより覆い被されることなく露出しており、上層の第1アース端子10の薄肉部16も、ワッシャRに覆い被されることなく露出している。
【0022】
車両解体時において、ワイヤハーネスはクレーンのフックで係止されて引っ張られて車体より取り外され、それぞれ別個のワイヤハーネスに属するアース線w1、w2は別々に引っ張られて車体より取り外されることとなる。
よって、アース線w1,w2にそれぞれ接続された第1アース端子10と第2アース端子10には別個に引張力が負荷される。
【0023】
図7(A)に示すように、第1アース端子10に圧着されたアース線w1が引っ張られると、ボルトBにより締結固定された車体固定部11の根元部分17と電線w1により引っ張られる電線接続部19との間に設けられた薄肉部16に応力が集中し、図4(B)に示すように、薄肉部16で容易に破断することによりアース線w1は根元部分17と共に離脱する。
この際、薄肉部16はワッシャRに覆い被されずにワッシャRの押圧力が作用せず、かつ、電線接続部19と同一軸線方向の補強リブ18で根元部分17の剛性を高めていることにより、薄肉部16に応力が集中し、薄肉部16は容易に破断する。よって、アース線w1に接続された電線接続部19はボルトBで固定された車体固定部11から分離され、アース線w1を車体より完全に取り外すことができる。
【0024】
次に、第2アース端子20に圧着されたアース線w2を引っ張ると、上記同様に、ボルトBにより締結固定された車体固定部21の根元部分27と電線w2により引っ張られる電線接続部29との間に設けられた薄肉部26に応力が集中し、図4(C)に示すように、薄肉部26で容易に破断することによりアース線w2は根元部分27と共に離脱する。
この際、薄肉部26はワッシャR及び車体固定部11に覆い被されずにワッシャR及び車体固定部11の押圧力が作用せず、かつ、電線接続部29と同一軸線方向の補強リブ28で根元部分27の剛性を高めていることにより、薄肉部26に応力が集中し、薄肉部26は容易に破断する。よって、アース線w2に接続された電線接続部29はボルトBで固定された車体固定部21から分離され、アース線w2を車体より完全に取り外すことができる。
【0025】
また、上記手順は、第1アース端子10→第2アース端子20の順番で離脱する場合を説明しているが、本発明のアース端子10、20は第2アース端子20→第1アース端子10の順番で離脱する場合にも、易解体性を損なわない。
【0026】
具体的には、図8(A)(B)に示すように、第2アース端子20は最下層に位置するにもかかわらず薄肉部26がワッシャR及び第1アース端子10に覆い被されずに上方から見て露出して設けられているので、アース線w2を引っ張ると、まだ離脱していない第1アース端子10に邪魔されることなく、薄肉部26で破断して根元部分27と共にアース線w2を離脱することができる。
【0027】
なお、本実施形態では、薄肉部16、26を第1アース端子10、第2アース端子20の上面側を切り欠いて設けているが、下面側を切り欠いてもよいし、両面を切り欠いてもよい。
さらに、上記第1アース端子10、第2アース端子20は重ねて用いなくとも、夫々単独でも使用可能であり、その場合にも易解体性を損なわず好適に用いられる。
【0028】
図9及び図10は第1実施形態を示す。
参考第1実施形態との相違点は、第1アース端子10’及び第2アース端子20’の薄肉部16’、26’の一部に貫通穴16a’、26a’を穿設している点である。
【0029】
第1アース端子10’及び第2アース端子20’は、L字形状の薄肉部16’、26’のコーナー部に貫通穴16a’、26a’を設けており、貫通穴16a’、26a’は電線w1、w2の中心軸線とボルト穴H1、H2の同心円との交差位置に穿設されている。
【0030】
図10に示すようにアース線w1を引っ張ると、アース線w1の軸線上にある貫通孔16a’の薄肉部16’との連続端16a−1’、16a−2’に応力が集中するので、該連続端16a−1’、16a−2’を破断開始位置として薄肉部16’での破断が行われ易くなっている。
【0031】
なお、本実施形態では、貫通孔16a’、26a’は、薄肉部16’、26’の一部に1ヶ所だけ設けているが、複数箇所に設けてもよい。
また、他の構成は参考第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0032】
図11は参考第2実施形態を示す。
参考第1実施形態との相違点は、易破壊部として薄肉部の代わりにミシン目状の貫通穴16”、26”を設けている点である。
つまり、ミシン目状の貫通穴16”、26”は参考第1実施形態と同様にL字状の横断ラインに沿って位置し、根元部分17”、27”の一端から他端にかけて延在する。
【0033】
上記構成としても、電線w1、w2を引っ張った際に、ミシン目状の貫通穴16”、26”に応力が集中することにより第1・第2アース端子10”、20”は破断し、電線w1、w2は根元部分17”、27”と共に離脱することができる。
なお、貫通穴16”、26”の少なくとも1つ以上は電線接続部19”、29”の軸線上にあることで、応力集中を高めている。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記組み合わせアース端子を重ねて車体にボルト締め固定した状態において、上記易破壊部は相手方アース端子が重ねられていない位置に設けられているため、いずれか一方のアース端子に接続されたアース線が引っ張られた際に、他のアース端子に邪魔されることなく易破壊部に引張力を直接的に負荷して破断でき、車体固定部を車体側に残した状態で、アース線を車体より確実に取り外すことができる。
【0035】
上記易破壊部は薄肉部あるいは間隔をあけて穿設した貫通穴からなり、上記車体固定部の根元部分に一端から他端にかけてL字状に横断させて設けることで、アース線を引っ張った際に易破壊部の両側外端位置から破断していくことができ、車体固定部を根元側でボルト固定部分と電線接続部を確実に破断できる。また、薄肉部と貫通穴と併せて設けると、薄肉部での破断が助長され更に容易に破断することができる。
【0036】
上記易破壊部には、電線接続部の中心軸線とボルト穴を中心とする円の交差位置に、貫通穴を設けていることで、電線への引張力が上記貫通穴にダイレクトに伝達し、上記貫通穴を破断開始位置として破断が行われやすくなる。
また、上記電線接続部より軸線上に延在する基板の外側端に沿って補強リブを設けて上記易破壊部の一部に沿わせていると、剛性が高められて、電線に負荷される引張力を電線接続部の軸線方向先端まで伝達できると共に、易破壊部に応力を集中させて、易破壊部に沿った破断を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考第1実施形態に係る組み合わせアース端子の組合せ前の斜視図である。
【図2】 組み合わせアース端子の組合せ後の斜視図である。
【図3】 組み合わせアース端子の車体取付前の斜視図である。
【図4】 組み合わせアース端子の車体取付後の斜視図である。
【図5】 組み合わせアース端子の車体取付後の側面図である。
【図6】 組み合わせアース端子の車体取付後の断面図である。
【図7】 (A)(B)(C)は組み合わせアース端子の離脱作業を示す図面である。
【図8】 (A)(B)は組み合わせアース端子の離脱作業を示す図面である。
【図9】 第1実施形態の組み合わせアース端子の斜視図である。
【図10】 組み合わせアース端子の車体取付後の斜視図である。
【図11】 参考第2実施形態の組み合わせアース端子の斜視図である。
【図12】 (A)は従来のアース端子を示す斜視図、(B)は問題点を示す図面である。
【図13】 (A)は別の従来のアース端子の上面図、(B)は問題点を示す図面である。
【符号の説明】
10 第1アース端子
11、21 取付部
13、14、23、24 係止片
13a、24a ロック爪
14a、23a 係止孔
15、25 切込部
16、26 薄肉部(易破壊部)
17、27 基板部
18、28 補強リブ
19、29 電線接続部
20 第2アース端子
16a’、26a’ 貫通穴
16”、26” 貫通
H1、H2 ボルト穴
P 車体パネル
Pa 貫通穴
w1、w2 アース線
Claims (2)
- 電線接続部より基板を横向きに屈曲させて、ボルト穴を有する車体固定部を設けたアース端子を、ボルト穴を連通させて車体固定部を2枚重ねし、車体パネルにボルト締め固定する組み合わせアース端子であって、
上記各アース端子の車体固定部の根元部分に当たる基板には、屈曲部内端縁から上記電線接続部の軸線方向の先端にかけてL字状に横断し、かつ、重ねた相手方の車体固定部の外縁に沿うと共に隠れない位置に薄肉部からなる易破壊部を設け、該易破壊部には電線接続部の中心軸線とボルト穴を中心とする円の交差位置に貫通穴を設けており、
上記車体固定部の基板の屈曲部内端縁および上記電線接続部より電線接続部の軸線方向に延在する基板の外端縁を折り返して補強リブを設け、上記屈曲部内端縁に設けた補強リブは電線接続部側から上記易破壊部を設けた位置まで延在する一方、上記外端縁に設けた補強リブは上記易破壊部の一部に沿って延在し、
上記易破壊部は車体から電線取り外し時にボルト止めされた車体固定部を車体側に残して破断される構成としていることを特徴とする組み合わせアース端子。 - 上記各アース端子の車体固定部には、上記電線接続部の軸線方向と直交する方向に上記ボルト穴を跨いだ両側位置にロック片を設け、該ロック片に係止爪と係止孔を設けており、
一方のアース端子の係止爪を他方のアース端子の係止孔に係止すると共に、他方のアース端子の係止爪を一方のアース端子の係止孔に係止して、上記車体固定部を重ね合わせた状態で互いに係止固定している請求項1に記載の組み合わせアース端子。
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