JP3918962B2 - 磁気カードの不正使用防止方法と磁気カード読み書き装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリペイドカード等の磁気カードの不正使用防止方法と磁気カード読み書き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリペイドカード等の磁気カードは公衆電話あるいは切符の自動販売機等のいろいろな用途にひろく使用されるようになってきた。これは磁気カードが利便性に優れること、また商品として優れていること等による。
ところで、磁気カードは磁気記録によって必要な情報(一例として使用残量)を記録できるように形成しているが、使用に際して適宜パンチ孔があけられるようになっている。このパンチ孔は使用残量がわかるように使用者に対する便宜としてなされているものである。
また、使用された磁気カードには、当該磁気カードが使用された機器(公衆電話機や自動販売機や自動券売機等)に内蔵された磁気カード読み書き装置によって、現在記録されている使用残量から使用量分だけ減算した新たな使用残量が磁気記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、磁気カードは磁気記録データを修復することによって、使用済みでもはや使用できないカードを再使用できるようにすることが可能であるといった安全性での問題があった。
このため、磁気カードの安全性を高める方法がいろいろと考えられている。たとえば、図3に示すように、いったん使用した磁気カード10には上記のようにパンチ孔12があけられるから、このパンチ孔12を利用して、パンチ孔12の位置(a1 →a2 →a3 と穿孔される)と磁気記憶されている使用残量(磁気記憶領域14の長さ)が一致しているときにのみ磁気カード10が使用できるようにするといった方法である。ここで、磁気カード10に設けられた使用残量を記録する領域(磁気記憶領域)14の長さは、順次あけられていくパンチ孔12に対応するように順次短く(b1 →b2 →b3 と短くなる)なっていく構成とする。
【0004】
しかしながら、上記のような方法でデータをチェックして使用の可不可を判断する場合でも、磁気記録領域14自体は書き込み不可となるような対策が何ら施されていないため、例えば使用済みカードのパンチ孔を塞ぐといった方法で改竄し、新規な磁気カードとして使用することが可能になる。
【0005】
本発明はこのような磁気カードの使用上の安全性の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効果的に磁気カードの不正使用を防止できる磁気カードの不正使用防止方法を提供しようとするものである。また、この不正使用防止方法を実現できる磁気カード読み書き装置を提供するものである。
【0006】
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。すなわち、請求項1記載の磁気カードの不正使用防止方法は、磁気記録領域に記録された使用残量を読み取る再生手段と、前記使用残量の書換えを行うべく、前記磁気記録領域内を消磁する消去手段と、消磁された前記磁気記録領域内に新たな使用残量を記録する記録手段により、前記磁気記録領域に対して所定の使用残量が記録された磁気カードの不正使用防止方法において、前記磁気カードの使用残量が記録された磁気記録領域に対し、前記消去手段では完全に消磁できないレベルの残留磁気を障害磁気として着磁するための着磁手段を備えており、該着磁手段により、前記障害磁気を前記磁気記録領域内の少なくとも一部に残留させ、該磁気記録領域の一部に、前記記録手段では正常な磁気記録が行えない障害領域を形成することを特徴とする。この構成を採用することにより、改竄しようとする人が磁気記録領域に改竄用の磁気記録を通常に行っても障害領域においては障害磁気が残留するため、正常な磁気記録が行えない。このように障害領域の存在を知り、磁気カードの書換えの際には障害領域を避けて磁気記録することを知る正規な人でなければ、磁気カードの書換えが行えないため、磁気カードの不正使用が抑制できる。また、障害領域が目視できないという点でも不正使用が行いにくくなる。
【0007】
また、実際の磁気カードでは、前記障害領域は、前記磁気カードの使用残量に応じて磁気カードの前記磁気記録領域を順次狭めるように形成する。また、前記障害領域は、前記磁気記録領域を横切る長尺な線状に形成すると、磁気記録領域が複数設定されている磁気カードに対しても障害領域を一律に形成することができ、また障害領域が長尺なため、不正使用も一層しにくくなる。また、前記障害領域は、前記着磁手段として、電線に所定の電流を流して該電線の周囲に磁界を発生させることにより、前記磁気カードの磁気記録領域内の一部に形成する。
【0008】
また、請求項5記載の磁気カード書き込み装置は、磁気記録領域内に使用残量が記録された磁気カードの引き込み・排出を行う搬送機構と、引き込んだ前記磁気カードの磁気記録領域に記録された使用残量を読み取る再生ヘッドと、前記使用残量の書換えを行うべく、前記磁気記録領域内を消磁する消去ヘッドと、消磁された前記磁気記録領域内に新たな使用残量を記録する記録ヘッドとを有する磁気カード読み書き装置において、前記消去手段では完全に消磁できないレベルの残留磁気を障害磁気として前記磁気カードの少なくとも前記磁気記録領域内の前記新たな使用残量に応じた位置に着磁するための着磁手段を具備し、該着磁手段は、前記使用残量の書換えを行う場合には前記新たな使用残量に応じた前記磁気記録領域内の位置に前記障害磁気を残留させ、前記記録ヘッドでは正常な磁気記録が行えない障害領域を形成することを特徴とする。この構成では、磁気カードでは、磁気記録領域内の前記新たな使用残量に応じた位置に障害領域が形成され、またこの障害領域は目視による認識ができないため、改竄しようとする人が通常の磁気カードのように使用残量等の情報を通常の磁力で書換えようとしても、障害領域においては障害磁気が残留しており正常な書換えが行えない。よって、改竄を目的とした使用残量の書換えが容易に行えないため、磁気カードの不正使用が抑制できるという効果がある。また、前記障害領域は、前記着磁手段として、電線に所定の電流を流して該電線の周囲に磁界を発生させることにより形成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
磁気カード10は従来例で説明した磁気カード10と同様のものを使用して使用残量等の情報を記録できるようにしたものであるが、従来の磁気カード10では使用残量を示すパンチ孔12をあけ、このパンチ孔12を利用して、パンチ孔位置と磁気記録されている使用残量が一致しているときにのみ磁気カード10が有効であると判断して使用できるようにすることで不正使用を防止していたが、本実施の形態では磁気カード10の磁気記録領域14内の一部に、当該磁気カード10が使用される磁気カード読み書き装置の消去ヘッドが消磁可能な残留磁気を超える障害磁気を残留させて、磁気記録領域の一部に正常な磁気記録が行えない障害領域16を形成し、不正使用を防止する点が特徴部分である。
【0010】
この不正使用防止方法について図1を用いて詳細に説明する。
図1は磁気カード10の磁性材層が形成された面から見た平面図であるが、通常の磁気カード10には、磁気カード読み書き装置により搬送される方向Aに沿って線状の磁気記録領域14が1又は2以上設定されている(本実施の形態では一例として1つ)。この磁気記録領域14上を、図2に示すように磁気カード書き込み装置18に設けられた磁気ヘッド群(再生ヘッド、記録ヘッド、消去ヘッド)20が接触しつつ若しくは若干の距離を開けて通過し、磁気記録領域14に記録された使用残量の読み取り、書換えが行われる。
【0011】
ここで磁気記録・再生の原理は、磁気カード10と記録ヘッドとが相対的に移動している際に、記録ヘッドが磁気記録領域14内の磁性体に記録しようとする情報のパターンに従って強弱する磁界を加える。これにより、磁気記録領域14内の磁性体には情報のパターンに従って位置的に磁気量が変化する残留磁気が残る。
また、記録された情報を再生する際には、記録の際と同様に磁気カード10に対して再生ヘッドを相対的に移動させ、磁気記録領域14内に残留磁気の位置的変化を磁界の時間的変化として捕らえ、さらにこの磁界の変化を電磁誘導作用により電流や電圧の変化として再生ヘッドのコイルから取り出すことで行う。
【0012】
そして、磁気カード10の使用残量の書換えを行う場合には、残留磁気が存在する状態で記録ヘッドにより新たな着磁を行っても、正常に情報の記録が行えないため、記録に先立って消去ヘッドにより磁気記録領域14内の残留磁気を消磁している。
一方、磁気カード10の悪質な書換え、すなわち磁気カード10の改竄を行う場合にも上記と同様の手順により、一旦使用残量等の情報を消去後、新たな情報を記録している。
【0013】
出願人は、記録された情報を表す残留磁気の消磁が完全に行われない場合には、新たな磁気記録も正常に行われない点に着目し、磁気カード10の改竄を防止するために、一般的な磁気カード読み書き装置に内蔵された消去ヘッドでは完全に消磁できないレベルの残留磁気を、磁気記録領域14内の使用残量に応じた位置に着磁する方法を考えだした。
この方法は、磁気カード10が使用された機器(公衆電話機や自動販売機や自動券売機等)に内蔵される磁気カード読み書き装置18に、今までの磁気カード読み書き装置18が有する磁気ヘッド群(再生ヘッド、記録ヘッド、消去ヘッド)20に加えて、消去ヘッドが消磁可能な残留磁気を超える障害磁気を磁気カードの少なくとも磁気記録領域内に着磁できる着磁手段としての新たな着磁用磁気ヘッド(若しくは磁気コイル)22を設けることで実現できる。
【0014】
具体的な着磁の方法には、図1に示すように、磁気カード10の使用残量に応じて磁気カード10の磁気記録領域14を順次b0 →b1 →b2 →,・・・・,bn-1 →bn →bn+1 →bn+2 ,・・・,と狭めるように、着磁用磁気ヘッド22で少なくとも磁気記録領域14内に障害磁気を着磁させた障害領域16を形成する。nは自然数。
そして書き換える使用残量は、順次狭められる磁気記録領域14内に、前の残留磁気を消磁しながら記録ヘッドで記録する。
使用残量に応じて磁気記録領域14を狭めながら、新たな使用残量を狭くなった磁気記録領域14に記憶する使用残量情報の記録方式は、磁気カードにおいて一般的に用いられている方式である。この方式では、磁気カード10の未使用状態(使用残量が最大)においては、磁気記録領域のほぼ全域(b0 )に渡って使用残量情報が書き込まれることになる。
【0015】
障害領域16は、着磁用磁気ヘッド22を磁気カード10の搬送方向Aに対して交差する方向(一例として直交する方向)に移動させながら図1の(x)に示すように磁気カード10の磁気記録領域14を横切り、磁気カード10の端縁まで延びる長尺な線状に形成しても良いし、また図1の(y)に示すように磁気カード10の端縁までは延びない線状に形成しても良い。さらには、図1の(z)に示すように磁気記録領域14上にのみ、若しくは磁気記録領域14の周囲を若干だけ含むように形成するようにしても良い。
【0016】
このように少なくとも磁気記録領域14の一部に障害領域16を形成した磁気カード10は、外見上からは障害領域16の存在は認識できない。よって、磁気カード10の改竄を行おうとする人は、一般の磁気カード10と同様にして使用残量の改竄を行おうとする。その手順は、上述した通り、磁気記録領域14内の残留磁気を消磁させ、新たな使用残量を磁気記録領域14内に一般の磁気カード読み書き装置で記録する。この際に、障害領域16の存在を知らない改竄者は通常は最大の利益を得るために使用残量を最大値にして改竄しようとし、全磁気記録領域14にわたり磁気記録を行う。
しかしながら、障害領域16に着磁された残留磁気は一般の磁気カード読み書き装置の消去ヘッドでは完全に消磁できないため、記録ヘッドにより所望の使用残量を磁気記録しようとしても磁気記録領域14の障害領域16と交わる部分においては残留磁気がノイズとして残ってしまう。
【0017】
このような磁気カード10を自動販売機や自動券売機等の通常の磁気カード読み書き装置が組み込まれた機器に使用した場合、上記のように全磁気記録領域14を有効として磁気記録を行ったにもかかわらず、一部に障害領域16が含まれるため、磁気カード読み取り装置では正常に使用残量を読み取ることができず、不良の磁気カードとして排出されることになり、磁気カード10の改竄を防止できるのである。
【0018】
なお、上記の実施の形態では、障害領域16を形成するため専用の磁気ヘッドを用いたが、特に図1の(x)に示すごとく磁気カード10の両端間に亘るように障害領域16を磁気カード10の磁性体層に形成する場合には、電線に大電流を流して電線の周囲に磁界を発生させて磁気カード10に線状に障害領域16を形成するようにしても良い。
【0019】
また、本発明のように、目視できない着磁という手法により磁気カード10の改竄を行う場合、使用残量を使用者が目視で確認できるようにする必要があるが、従来のように使用残量を示すパンチ孔12を穿孔しても良いし、また直接使用残量を示す数字を印字するようにしても良い。
【0020】
また、磁気カード10に障害領域16を形成できる磁気カード読み書き装置18の概要構成について図2を用いて説明する。
上述したように通常の磁気カード読み書き装置と同様に、磁気ヘッド群20が設けられている。磁気ヘッド群20は、引き込んだ磁気カード10の磁気記録領域14に記録された使用残量を読み取る再生ヘッドと、使用残量の書換えを行うべく、磁気記録領域14内を消磁する消去ヘッドと、消磁された磁気記録領域14内に新たな使用残量を記録する記録ヘッドとから成る。
また、挿入口24に挿入された磁気カード10を装置18内に引き込み、また排出する搬送機構26が設けられている。搬送機構26は一例として図2に示すように二対のプーリ28a,28b,30a,30bと、プーリ28a,28b間に掛け渡された搬送ベルト32と、同じくプーリ30a,30b間に掛け渡された搬送ベルト34と、プーリ28aとプーリ30aを同じ速度で正逆回転駆動するモータ(不図示)とから成る。
また、着磁用磁気ヘッド22はガイド36によりスライド自在に支持され、書き込み装置18内に引き込まれた磁気カード10と平行な平面内で磁気カード10の搬送方向Aと直交する方向へ移動自在である。
また、着磁用磁気ヘッド22は、磁気ヘッド群20よりも挿入口24側に設けたが、磁気ヘッド群20よりも奥側に設けるようにしても良い。
また、磁気カード読み書き装置18のモータや各磁気ヘッド等、各構成要素の動作制御は装置18内にマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を設けて制御するようにすると良い。
【0021】
この構成により、マイコンは磁気カード10を搬送ベルト32を制御して装置18内に引き込むと共に、磁気ヘッド群20で使用残量を読み取る。その後使用量分だけ引いた値を算出し、磁気カード10をその一部が磁気ヘッド22のスライド位置にかかる位置まで移動させる。そして、磁気ヘッド22を励磁しつつスライドさせて障害領域16を新たな使用残量に応じた位置に形成し、この障害領域16の形成後、磁気カード10を搬送機構26により搬送させながら狭めた磁気記録領域14に磁気ヘッド群20を用いて当該使用残量を記録する。そしてモータを作動させて磁気カード10を排出する。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係る磁気カードの不正使用防止方法と磁気カード読み取り装置によれば、改竄しようとする人が磁気記録領域に改竄用の磁気記録を通常に行っても障害領域においては障害磁気が残留するため、正常な磁気記録が行えないため、障害領域の存在を知り、磁気カードの書換えの際には障害領域を避けて磁気記録することを知る正規な人でなければ、磁気カードの書換えが行えない。よって、磁気カードの不正使用が抑制できるという効果を奏する。また、障害領域が目視で確認できないため、不正使用防止のための構成が判別しにくく、一層改竄が行いにくいという効果もあり、磁気カードの不正使用防止としてきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態での磁気カードに設ける障害領域の位置と磁気記録領域との位置関係を示す説明図である。
【図2】磁気カード読み書き装置の概要構成を示す説明図である。
【図3】従来の磁気カードに設けるパンチ孔位置と磁気記録領域を示す説明図である。
【符号の説明】
10 磁気カード
14 磁気記録領域
16 障害領域
Claims (6)
- 磁気記録領域に記録された使用残量を読み取る再生手段と、前記使用残量の書換えを行うべく、前記磁気記録領域内を消磁する消去手段と、消磁された前記磁気記録領域内に新たな使用残量を記録する記録手段により、前記磁気記録領域に対して所定の使用残量が記録された磁気カードの不正使用防止方法において、前記磁気カードの使用残量が記録された磁気記録領域に対し、前記消去手段では完全に消磁できないレベルの残留磁気を障害磁気として着磁するための着磁手段を備えており、該着磁手段により、前記障害磁気を前記磁気記録領域内の少なくとも一部に残留させ、該磁気記録領域の一部に、前記記録手段では正常な磁気記録が行えない障害領域を形成することを特徴とする磁気カードの不正使用防止方法。
- 前記障害領域は、前記磁気カードの使用残量に応じて磁気カードの前記磁気記録領域を順次狭めるように形成することを特徴とする請求項1記載の磁気カードの不正使用防止方法。
- 前記障害領域は、前記磁気記録領域を横切る長尺な線状に形成することを特徴とする請求項1または2記載の磁気カードの不正使用防止方法。
- 前記障害領域は、前記着磁手段として、電線に所定の電流を流して該電線の周囲に磁界を発生させることにより、前記磁気カードの一部に形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の磁気カードの不正使用防止方法。
- 磁気記録領域内に使用残量が記録された磁気カードの引き込み・排出を行う搬送機構と、引き込んだ前記磁気カードの磁気記録領域に記録された使用残量を読み取る再生ヘッドと、前記使用残量の書換えを行うべく、前記磁気記録領域内を消磁する消去ヘッドと、消磁された前記磁気記録領域内に新たな使用残量を記録する記録ヘッドとを有する磁気カード読み書き装置において、前記消去手段では完全に消磁できないレベルの残留磁気を障害磁気として前記磁気カードの少なくとも前記磁気記録領域内の前記新たな使用残量に応じた位置に着磁するための着磁手段を具備し、該着磁手段は、前記使用残量の書換えを行う場合には前記新たな使用残量に応じた前記磁気記録領域内の位置に前記障害磁気を残留させ、前記記録ヘッドでは正常な磁気記録が行えない障害領域を形成することを特徴とする磁気カード読み書き装置。
- 前記着磁手段として、電線に所定の電流を流して該電線の周囲に磁界を発生させることにより、前記障害領域を形成することを特徴とする請求項5記載の磁気カード読み書き装置。
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1997
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