JP3920126B2 - ピンチ対応型カラオケ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、歌唱者が演奏中のカラオケ楽曲をうまく歌えないと思った時点で、得意な他のカラオケ楽曲に直ちに切り替えて演奏できるピンチ対応型カラオケ装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
カラオケ利用者が練習中あるいは新譜のカラオケ楽曲を歌唱する際、歌い始めてからうまく歌えないことがわかる場合がある。たどたどしくてもそのまま歌い続ける利用者もいるが、多くは、歌唱を途中で諦めてしまう。カラオケ装置には、このような場合に対応して所定の利用者入力を受け付けると楽曲演奏を途中で中止する機能が設けられている。
【0003】
【発明の開示】
本願発明者らは、利用者があるカラオケ楽曲を歌い始めてからうまく歌えないことがわかった場合でも、その利用者が得意としている十八番の楽曲に演奏を切り替えることができれば、演奏を途中で中断してそのまま引き下がるという恥ずかしい思いをしなくて済むと考えた。そして、練習中や新譜のカラオケ楽曲の歌唱にあえて挑戦しようという意欲が湧き、カラオケ装置の利用が一層促進されることを期待した。
【0004】
本発明の目的は、ある利用者が当初歌おうと思って予約した楽曲の演奏中にその利用者が別途に指定しているピンチ楽曲に切り替えて演奏できるピンチ対応型カラオケ装置を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するための本発明は、以下の事項(1)〜(9)、または事項(21)〜(31)、または(41)〜(49)のいずれかによって特定される。
(1)利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であること
(2)記憶手段と、ユーザインタフェース手段と、演奏手段と、制御手段を備えること
(3)記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶していること
(4)ユーザインタフェース手段は、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とすること
(5)演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏すること
(6)制御手段は、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とすること
(7)待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とピンチ楽曲の楽曲番号のセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をピンチ楽曲の楽曲番号に対応付けして待ち行列に登録すること
(8)通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させること
(9)ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による楽曲演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にピンチ楽曲の楽曲番号が対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、当該ピンチ楽曲を演奏手段に演奏させること
【0006】
(21)利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であること
(22)記憶手段と、ピンチ楽曲記憶レジスタと、ユーザインタフェース手段と、演奏手段と、制御手段とを備えること
(23)記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶していること
(24)ピンチ楽曲記憶レジスタには、ユーザIDと楽曲番号のセットが記憶されていること
(25)ユーザインタフェース手段は、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットと、ユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とすること
(26)演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏すること
(27)制御手段は、ピンチ楽曲記憶処理と、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とすること
(28)ピンチ楽曲記憶処理は、ユーザインタフェース手段からユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットが転送されてくると、当該ユーザIDと楽曲番号とをピンチ楽曲レジスタに記憶すること
(29)待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をユーザIDに対応付けして待ち行列に登録すること
(30)通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させること
(31)ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による予約楽曲の演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にユーザIDが対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、ピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されている当該ユーザIDに対応付けされている楽曲番号を取得し、当該取得した番号の楽曲を演奏手段に演奏させること
【0007】
(41)利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であること
(42)ユーザインタフェース手段と、記憶手段と、演奏手段と、制御手段とを備えること
(43)ユーザインタフェース手段は、制御手段と双方向の近距離無線通信が可能なリモコン装置であるとともに、ユーザIDと楽曲番号のセットが記憶されたピンチ楽曲記憶レジスタを内蔵し、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットと、ユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とすること
(44)記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶すること
(45)演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏すること
(46)制御手段は、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とすること
(47)待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をユーザIDに対応付けして待ち行列に登録すること
(48)通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させること
(49)ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による予約楽曲の演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にユーザIDが対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、ユーザインタフェース手段と通信してピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されている当該ユーザIDに対応付けされている楽曲番号を取得し、当該楽曲番号の楽曲を演奏手段に演奏させること
【0008】
本発明は、上記事項(21)〜(31)と以下の事項(51)〜(53)、または上記事項(41)〜(49)と以下の事項(51)〜(53)によって特定されることとしてもよい。
各楽曲のカラオケデータには属性情報が対応付けされ、
(51)ピンチ楽曲記憶レジスタは一つのユーザIDに複数のピンチ楽曲の楽曲番号のセットを記憶可能とすること
(52)制御手段は、予約楽曲とピンチ楽曲のカラオケデータに付帯する属性情報を取得可能とすること
(53)ピンチ楽曲演奏処理は、ピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されているピンチ楽曲の楽曲番号を取得する際、予約楽曲と同じ属性情報のピンチ楽曲の楽曲番号を取得すること
【0009】
【発明の実施の形態】
===カラオケ装置の基本的な構成と動作===
図1は本発明の実施例におけるカラオケ装置の機能ブロック図を示している。
このカラオケ装置1は周知の通信カラオケシステムの演奏端末であり、ハードウエア構成や基本的な動作も従来の演奏端末と同様である。すなわち、ハードディスク装置3に多数のカラオケ楽曲についてのカラオケデータを格納し、内部にCPU・RAM・ROMを含む中央制御部2が各楽曲のカラオケデータを楽曲番号に対応付けして楽曲データベースとして管理している。また、通信制御部15を介して適時にホスト装置と通信し、新譜のカラオケデータをダウンロードして楽曲データベースを逐次更新する。
【0010】
カラオケデータは伴奏音楽の生成起源となるMIDI形式で記述された音楽生成データと、伴奏音楽に同期して表示出力される歌詞画像について歌詞の文字列・表示シーケンス・表示タイミングなどを記述した歌唱描出データとを含んでいる。またカラオケデータには、カラオケ楽曲についての属性情報(ジャンル・アーティストなど)も付帯している。
【0011】
ハードディスク装置3には、カラオケデータの他に、歌詞画像の背景映像となる長時間分の映像データと、背景映像の表示シーケンスを指定した映像台本データも格納されている。映像台本データは、楽曲番号に対応付けされ、該当のカラオケ楽曲の演奏時に、いつ・どのデータ記録位置から・どれだけの時間分の映像を復号するのかを指定したデータであり、この映像台本データも楽曲データベースによって管理されている。
【0012】
中央制御部2は、リモコン送信器5やカラオケ装置1本体に配設されている操作パネル6に利用者入力された楽曲番号を操作制御部7を介して受け取ると、その楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏処理の待ち行列に登録する。中央制御部2はこの待ち行列にある楽曲番号を順次ピックアップし、該当のカラオケデータをハードディスク装置3より取り出す。そして、音楽生成データをシンセサイザ8に転送し伴奏音楽の音声信号を生成させる。伴奏音楽の音声信号はマイクロホン11からの歌唱音声信号とともにミキシングアンプ9に入力され、ここで増幅・混合された音声信号がスピーカ10より音響出力される。
【0013】
また、歌詞描出データを処理して歌詞文字列を表示/消去しながら、表示中の歌詞文字列の各文字が色変わりしていく歌詞画像を順次ビデオRAM12にビットマップ展開していくとともに、映像台本データに従って適宜な映像データを適時に映像制御部13に転送する。映像制御部13は、映像データを背景映像の映像信号に復号するとともに、ビデオRAM12にビットマップ展開される歌詞画像を背景映像にスーパーインポーズしてディスプレイ14に表示出力する。
【0014】
以上は、カラオケ装置における通常の演奏動作である。しかし本実施例では、待ち行列によって演奏順番管理されているカラオケ楽曲(予約楽曲)が演奏されている期間に、特定の操作入力を受け付けると、当該予約楽曲を指定した利用者が別途に指定したカラオケ楽曲(ピンチ楽曲)の演奏に切り替えるとともに、そのピンチ楽曲の演奏が終了したならば再度待ち行列による演奏順番管理に復帰するピンチ楽曲演奏機能を備えている。
【0015】
===ピンチ楽曲演奏機能===
本実施例において、リモコン送信器5や操作パネル6は、予約楽曲とピンチ楽曲のそれぞれの楽曲番号を続けて入力したのち、双方の楽曲番号をセットにして中央制御部2に転送するためキーが配設されている。また、演奏中の予約楽曲をピンチ楽曲に切り替える旨の利用者入力(特定操作入力)を受け付けるキーも配設されている。
【0016】
図2は本実施例におけるピンチ楽曲演奏機能の処理の流れ図を示している。中央制御部2は、楽曲番号のセットを受け取ると、予約楽曲の楽曲番号を待ち行列に登録するとともに、その予約楽曲にピンチ楽曲の楽曲番号を対応付けしてRAMやハードディスク装置3などに設けた適宜な記憶資源に格納する(s1,s2→s3)。つぎに、待ち行列中の楽曲番号をピックアップしてまず通常の演奏処理を実行して予約楽曲を演奏する(s5)。そして、この予約楽曲の演奏中に前記特定操作入力を受け付けると、対応するピンチ楽曲の楽曲番号を取得して該当のカラオケ楽曲の演奏に切り換える(s6,s7→s8→s9→s10)。なお、予約楽曲が所定時間以上演奏された場合には、予約楽曲を歌うことができると判断でき、特定操作入力を受け付けても予約楽曲を最後まで演奏するようにしてもよい。
【0017】
===その他の実施例===
上記実施例では、カラオケ装置本体側でピンチ楽曲を記憶していた。この例に限らず、リモコン送信器側にピンチ楽曲を記憶するためのレジスタを備えさせ、歌唱者はこのレジスタに前もってピンチ楽曲を記憶させておく。予約楽曲の演奏時に利用者がこのリモコン送信器を持って歌唱に臨み、このリモコン送信器にて特定操作入力を行うと、ピンチ楽曲の楽曲番号がカラオケ装置本体に転送されてピンチ楽曲の演奏に切り換わるようにしてもよい。
【0018】
また、上記実施例では予約楽曲とピンチ楽曲とを直接対応付けして管理する構成を示した。この構成に限らず、演奏処理の待ち行列に利用者と予約楽曲の楽曲番号とを対応付けして登録するとともに、別途に利用者とピンチ楽曲との対応付けを登録しておくようにしてもよい。
【0019】
利用者と予約楽曲とを対応付けするためには、例えば、利用者が個別に所持するリモコン送信器(パーソナルリモコン)を使用すればよい。このパーソナルリモコンは個別のリモコンIDを記憶しており、このリモコンIDを利用者の識別子として利用する。パーソナルリモコンに入力された予約楽曲の楽曲番号をカラオケ装置に転送する際、リモコンIDもカラオケ装置に転送されるようになっている。そして中央制御部は、リモコンIDと楽曲番号とを対応付けして待ち行列に登録するようになっている。
【0020】
一方、利用者とピンチ楽曲とを対応付けするためには、カラオケ装置にリモコンIDとピンチ楽曲の楽曲番号とを対応付けて登録する旨の利用者入力を受け付けるユーザインタフェースを実装しておけばよい。例えば、所定の利用者入力に応答して適宜な情報を表示しながらリモコンIDとピンチ楽曲の楽曲番号とを対応付けして登録していく対話形式のユーザインタフェースなどが考えられる。
【0021】
中央制御部は、適宜な記憶資源にリモコンIDとピンチ楽曲の楽曲番号とを対応付けして記憶し、あるリモコンIDに対応付けされた予約楽曲の演奏処理中に特定操作入力を受け付けると、該当のリモコンIDに対応するピンチ楽曲の演奏に切り替える処理を実行する。
【0022】
リモコンIDなど利用者に事前に付与されている識別子を利用者IDとしなくてもよい。例えば、連番で利用者を識別・管理し、各利用者がその場でそれぞれが使用する番号を決めて確認しておく。そして、各利用者が自身の番号と予約楽曲あるいはピンチ楽曲の楽曲番号との対応付けをカラオケ装置に登録すればよい。
【0023】
各利用者が個別に自身のピンチ楽曲をカラオケ装置に登録しなくても、リモコン送信器自体に大容量の不揮発性メモリと、利用者ID別にピンチ楽曲の楽曲番号を記憶するためのユーザインタフェースと、このリモコン送信器に全利用者が自身のピンチ楽曲を登録した後で、利用者別のピンチ楽曲を一括してカラオケ装置本体に転送するユーザインタフェースとを備えさせればよい。このようなリモコン送信器は、例えば、電子目次本と呼ばれる多機能リモコン送信器のハードウエアを流用することで達成できる。電子目次本は不揮発性メモリと対話形式のユーザインタフェースとを備え、カラオケ装置の楽曲データベースにおける属性情報を手がかりに利用者が希望する予約楽曲の楽曲番号を検索し、そのまま演奏予約のリモコン信号をカラオケ装置に転送することができる。この電子目次本のソフトウエアを一部変更するだけで、本発明に適用されるリモコン送信器が実現できる。
【0024】
またJava実行環境とブルートゥース規格の通信インタフェースとを備えた携帯電話機など、近距離無線通信インタフェースを備えた適宜なパーソナル携帯情報端末をリモコン送信器として使用してもよい。具体的には、カラオケ装置側にも近距離無線通信インタフェースを搭載し、利用者は事前に携帯情報端末のメモリにピンチ楽曲の楽曲番号を登録しておく。携帯情報端末とカラオケ装置とが所定の距離まで近接し、互いが近距離無線通信インタフェースを介してリンクを確立したならば、利用者が携帯情報端末を操作して予約楽曲の楽曲番号を近距離無線通信インタフェースを介してカラオケ装置に転送する。中央制御部は、この楽曲番号と携帯情報端末の識別子とを対応付けして待ち行列に登録する。そして、携帯情報端末により予約登録された予約楽曲を演奏している期間に、特定操作入力を受け付けたならば、演奏中の予約楽曲を登録した携帯情報端末と再度通信してその端末に記憶されているピンチ楽曲の楽曲番号を取得し、そのピンチ楽曲の演奏に切り替える。
【0025】
なお、この携帯情報端末を使用した実施形態において、特定操作入力をカラオケ装置に付属するリモコン送信器や操作パネルを介して受け付けるようにしてもよいが、演奏中の予約楽曲を登録した携帯電話機からのみ受け付け可能にしておけば、他人の誤操作によってピンチ楽曲へ切り替わることがない。
【0026】
もちろん、電子目次本などの前記多機能リモコンに近距離無線通信インタフェースを搭載してもよい。この場合、多機能リモコンに利用者別のピンチ楽曲を登録しておく。中央制御部は、特定操作入力を受け付けると、演奏中の予約楽曲に対応する利用者IDを多機能リモコンに通知し、多機能リモコンはそのIDに対応付けされているピンチ楽曲の楽曲番号を送信する。
【0027】
===変更例===
予約楽曲毎あるいは利用者毎に複数のピンチ楽曲を対応付けしておき、カラオケ装置側で適宜なピンチ楽曲を選択するようにしてもよい。ピンチ楽曲の選択については、ランダムであってもよいし、演奏中の予約楽曲についてジャンルやアーティストなど特定の属性情報を取得し、その属性情報と同じあるいは近似した楽曲を優先的に選択するようにしてもよい。
【0028】
また、所定の時間内あるいは所定の予約楽曲演奏回数など、所定の期間内で同じピンチ楽曲が演奏されないようにしてもよい。この場合、同じ利用者に対応付けされているピンチ楽曲に限って重複演奏を禁止してもよいし、他の利用者のピンチ楽曲も含めて同じピンチ楽曲が重複演奏されないようにしてもよい。
【0029】
特定操作入力を受け付けたときの予約楽曲の演奏経過時点に応じて、ピンチ楽曲を適宜に途中から演奏して切り替えるようにしてもよい。例えば、予約楽曲を早い時点で切り替える場合にはピンチ楽曲を最初から演奏したり、ある程度時間が経過した時点で切り替える場合は、ピンチ楽曲で同程度の演奏経過時点から演奏を開始するようにしたりしてもよい。なお、特定操作入力を受け付けた時点ですぐにピンチ楽曲に切り換えると違和感がある場合、演奏中の予約楽曲の楽節を検出し、その楽節が終了した時点でピンチ楽曲に切り換えるようにしてもよい。もちろん、ピンチ楽曲を途中から演奏開始する場合もピンチ楽曲における適宜な楽節の始めから演奏開始するようにしてもよい。
【0030】
予約楽曲をフェードアウトしてピンチ楽曲をフェードインするように演奏を切り替えるなど、予約楽曲からピンチ楽曲への切り換え時点に適宜な繋ぎフレーズを演奏するようにしてもよい。また、繋ぎフレーズを複数用意しておき、特定操作入力を受け付けた時点における予約楽曲の演奏経過時点に応じて繋ぎフレーズを適宜に選択するようにしてもよい。例えば、予約楽曲の楽節の切れ目で特定操作入力を受け付ければドラムフレーズを挿入して切り替えたり、楽節の途中であればフェードアウトさせるなど、カラオケ装置にあらかじめ実装されている複数のカラオケデータを使ってメドレー楽曲に編集する技術を適宜に利用すればよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、ある利用者が当初歌おうと思って予約した楽曲がうまく歌えなかった場合などに対応し、予約楽曲の演奏中にその利用者が別途に指定しているピンチ楽曲に切り替えて演奏することができる。そのため、練習中や新譜の楽曲に対する歌唱意欲が湧き、カラオケ装置の利用が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカラオケ装置の機能ブロック図である。
【図2】上記実施例におけるピンチ楽曲演奏機能の処理の流れ図である。
【符号の説明】
1 カラオケ装置
2 中央制御部
3 ハードディスク装置
5 リモコン送信器
6 操作パネル
8 シンセサイザ
Claims (4)
- 利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であって、記憶手段と、ユーザインタフェース手段と、演奏手段と、制御手段を備え、
記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶し、
ユーザインタフェース手段は、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とし、
演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏し、
制御手段は、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とし、
待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とピンチ楽曲の楽曲番号のセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をピンチ楽曲の楽曲番号に対応付けして待ち行列に登録し、
通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させ、
ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による楽曲演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にピンチ楽曲の楽曲番号が対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、当該ピンチ楽曲を演奏手段に演奏させる
カラオケ装置。 - 利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であって、記憶手段と、ピンチ楽曲記憶レジスタと、ユーザインタフェース手段と、演奏手段と、制御手段とを備え、
記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶し、
ピンチ楽曲記憶レジスタには、ユーザIDと楽曲番号のセットが記憶され、
ユーザインタフェース手段は、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットと、ユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とし、
演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏し、
制御手段は、ピンチ楽曲記憶処理と、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とし、
ピンチ楽曲記憶処理は、ユーザインタフェース手段からユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットが転送されてくると、当該ユーザIDと楽曲番号とをピンチ楽曲レジスタに記憶し、
待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をユーザIDに対応付けして待ち行列に登録し、
通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させ、
ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による予約楽曲の演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にユーザIDが対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、ピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されている当該ユーザIDに対応付けされている楽曲番号を取得し、当該取得した番号の楽曲を演奏手段に演奏させる
カラオケ装置。 - 利用者が指定した予約楽曲を演奏処理の待ち行列に登録して順番に演奏するカラオケ装置であって、ユーザインタフェース手段と、記憶手段と、演奏手段と、制御手段とを備え、
ユーザインタフェース手段は、制御手段と双方向の近距離無線通信が可能なリモコン装置であるとともに、ユーザIDと楽曲番号のセットが記憶されたピンチ楽曲記憶レジスタを内蔵し、利用者による操作入力を受け付けて、予約楽曲の楽曲番号と、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットと、ユーザIDとピンチ楽曲の楽曲番号のセットと、ピンチ楽曲切替指示を制御手段に転送可能とし、
記憶手段は、楽曲番号に対応付けされたカラオケデータを記憶し、
演奏手段は、制御手段の制御により、カラオケデータを処理して楽曲を演奏し、
制御手段は、待ち行列登録処理と、通常演奏処理と、ピンチ楽曲演奏処理とを可能とし、
待ち行列登録処理は、ユーザインタフェース手段から予約楽曲の楽曲番号が転送されてくると、当該楽曲番号を演奏処理の待ち行列に登録し、予約楽曲の楽曲番号とユーザIDのセットが転送されてくると、予約楽曲の楽曲番号をユーザIDに対応付けして待ち行列に登録し、
通常演奏処理は、待ち行列から取り出した予約楽曲の楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶手段から取り出して演奏手段に処理させて楽曲を演奏させ、
ピンチ楽曲演奏処理は、通常演奏処理による予約楽曲の演奏中にユーザインタフェース手段からピンチ楽曲切替指示が転送されてきた場合、待ち行列において当該予約楽曲の楽曲番号にユーザIDが対応付けされていれば、当該予約楽曲の演奏を中止するとともに、ユーザインタフェース手段と通信してピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されている当該ユーザIDに対応付けされている楽曲番号を取得し、当該楽曲番号の楽曲を演奏手段に演奏させる
カラオケ装置。 - 各楽曲のカラオケデータには属性情報が対応付けされ、
ピンチ楽曲記憶レジスタは一つのユーザIDに複数のピンチ楽曲の楽曲番号のセットを記憶可能とし、
制御手段は、予約楽曲とピンチ楽曲のカラオケデータに付帯する属性情報を取得可能とし、
ピンチ楽曲演奏処理は、ピンチ楽曲記憶レジスタに記憶されているピンチ楽曲の楽曲番号を取得する際、予約楽曲と同じ属性情報のピンチ楽曲の楽曲番号を取得する
請求項2または3に記載のカラオケ装置。
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