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JP3920589B2 - バス到着管理システム - Google Patents
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JP3920589B2 - バス到着管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信機とディスプレィを内蔵する簡易なバス停留所を設置し、一定の路線を走行する乗り合いバスの各バス停留所を管理し、乗り合いバスが各バス停留所のエリア内に進入したときに管理センタから信号を送信し、バス停留所に乗り合いバスの到着予定時刻を表示するバス到着管理システム、送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点のエリア内に進入したときに管理センタから各送迎バス利用者に送迎バスの到着予定時刻を連絡するバス到着管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の停留所へのバスの接近を予告する方法としては、例えば、特開平7−334796号に示すものがある。すなわち、バスの無線機から所定間隔で予め設定された電界レベルの接近信号を送信し、停留所の表示板の無線送信機から所定間隔で予め設定された電界レベルの到着信号を送信しておく。そして、バスが停留所にある程度近づくと(バスの無線機が停留所の表示板の無線送信機から送信される到着信号を受信できず、バスの接近信号が、受信電界レベルを超えたとき)、表示板の制御器は、バスの無線機から送信される接近信号を表示板の無線送信機で受信し、表示板の無線送信機の記憶回路に記憶された接近信号と比較し、同一でない場合は、接近してきたバスの無線機から送信される接近信号の情報を記憶回路に記憶し、バスが停留所に近づいてきたことを示す接近予告表示器を点灯する。そして、さらにバスが停留所に接近する(バスの無線機が停留所の表示板の無線送信機から送信される到着信号を受信できる位置)と、バスの無線機からは、接近してきた停留所の表示板の無線送信機から送信される到着信号(停留所の停留所番号)を付加して接近信号を送信し、バスが停留所に到着したと判断し、接近予告表示器を消灯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のバスの接近予告方法にあっては、バスの停留所に表示板の無線送信機から到着信号(停留所の停留所番号)を送信したり、バスの接近に伴って、バスの無線機から送信される接近信号が予め設定された電界レベルを超えたか否かを判定する機能、バスの無線機から送信される接近信号を記憶する記憶機能、接近予告表示器を点灯・消灯する制御をする機能を備えた表示板を設ける必要があり、高価な物であるため、一般に普及しにくいという問題があった。
【0004】
本発明の1つの目的は、GPS受信機を内蔵した通信ユニットを搭載した送迎バスを利用し、バス送迎停留拠点にエリアを設定し、エリア内に送迎バスが進入したときに自動的に当該バス送迎停留拠点を利用する送迎バス利用者に送迎バスの到着予定時刻を連絡することができ、送迎バス利用者に対し利用するバス送迎停留拠点に送迎バスの到着予定時刻を居ながらにして容易に知らせることのできるバス到着管理システムを提供することにある。
【0005】
本発明の他の1つの目的は、GPS受信機を内蔵した通信ユニットを搭載した送迎バスを利用し、送迎バス利用者が必要に応じて管理センタに対してバス送迎停留拠点への送迎バスの到着予定時刻の問い合わせを行うことにより、送迎バス利用者送迎バスの到着予定時刻を居ながらにして容易に知ることのできるバス到着管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のバス到着管理システムは、送迎経路内の停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置情報と、各バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されているRAMと、現在位置を演算する制御と、該現在位置に基づいて前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入したか否かを検出する制御と、前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入した場合に当該現在位置情報を送信する制御を行うプログラムが記憶されているROMとを内蔵する制御CPUと,
前記制御CPUによって制御され外部とのやり取りを行う通信機器とによって構成されているGPS受信機を内蔵した通信ユニットとを搭載し,
予め決められた特定の地域内で、予め決められた特定の経路を走行し、該走行経路内の予め決められた特定のバス送迎停留拠点に停車し、該停車拠点において予め決められた特定人を乗車させる送迎バスに関し,
前記送迎バスが走行する送迎路線と、当該送迎路線を走行する前記送迎バスの車両データをデータベース化して予め収納されている車両データベースと,
前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎路線上の特定の地域内を予めデータベース化して記憶するデータメモリと,
前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎経路内で前記データメモリに予め記憶されている当該送迎バスが走行する送迎路線上の前記特定の地域内における送迎バス利用者を昇降させるため当該送迎バスが停車する特定の停留拠点の全ての各位置データを予めデータベース化して登録するバス送迎停留拠点データベースと,
前記送迎バスが走行する前記送迎路線の前記特定の地域内における前記送迎バス利用者の各人が居住する居住位置情報と、前記各送迎バス利用者が利用する前記送迎バスが走行する前記送迎路線上の各バス送迎停留拠点とを関連づけて予めデータベース化して登録する送迎バス利用者データベースと,
を有する管理センタで,
前記送迎バスの位置情報に基づいて当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点毎に予め設定したエリア内に進入したことを受信したときに、当該バス送迎停留拠点を利用する前記送迎バス利用者の携帯端末又は通信端末に、当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点に到着する予定所要時間を示すメッセージをインターネットを使用して送信するようにしたものである。
このように構成することにより、請求項1に記載の発明によると、GPS受信機を内蔵した通信ユニットを搭載した送迎バスを利用し、バス送迎停留拠点にエリアを設定し、エリア内に送迎バスが進入したときに自動的に当該バス送迎停留拠点を利用する送迎バス利用者に送迎バスの到着予定時刻を連絡することができ、送迎バス利用者に対し利用するバス送迎停留拠点に送迎バスの到着予定時刻を居ながらにして容易に知らせることができる。
【0016】
上記の目的を達成するために、請求項2に記載のバス到着管理システムは、送迎経路内の停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置情報と、各バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されているRAMと、現在位置を演算する制御と、該現在位置に基づいて前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入したか否かを検出する制御と、前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入した場合に当該現在位置情報を送信する制御を行うプログラムが記憶されているROMとを内蔵する制御CPUと,
前記制御CPUによって制御され外部とのやり取りを行う通信機器とによって構成されているGPS受信機を内蔵した通信ユニットとを搭載し,
予め決められた特定の地域内で、予め決められた特定の経路を走行し、該走行経路内の予め決められた特定のバス送迎停留拠点に停車し、該停車拠点において予め決められた特定人を乗車させる送迎バスに関し,
前記送迎バスが走行する送迎路線と、当該送迎路線を走行する前記送迎バスの車両データをデータベース化して予め収納されている車両データベースと,
前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎路線上の特定の地域内を予めデータベース化して記憶するデータメモリと,
前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎経路内で前記データメモリに予め記憶されている当該送迎バスが走行する送迎路線上の前記特定の地域内における送迎バス利用者を昇降させるため当該送迎バスが停車する特定の停留拠点の全ての各位置データを予めデータベース化して登録するバス送迎停留拠点データベースと,
前記送迎バスが走行する前記送迎路線の前記特定の地域内における前記送迎バス利用者の各人が居住する居住位置情報と、前記各送迎バス利用者が利用する前記送迎バスが走行する前記送迎路線上の各バス送迎停留拠点とを関連づけて予めデータベース化して登録する送迎バス利用者データベースと,
を有する管理センタで,
前記管理センタに対して、前記送迎バス利用者から利用する送迎バスの当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点に到着する予定時刻の問い合わせがあると,
前記管理センタにおいて、前記送迎バスの制御CPUに対しポーリングを行い、当該送迎バスのGPS受信機を内蔵した通信ユニットからの位置情報を受信し、該送迎バスの位置情報と、前記問い合わせがあった送迎バス利用者の前記送迎バス利用者データベースに予め記憶されている位置情報に基づいて算出される当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点の位置情報とから当該送迎バスが当該送迎バス利用者利用する当該バス送迎停留拠点へ到着する予定時刻を演算し,
当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点に到着する予定所要時間を示すメッセージをインターネットを使用して当該問い合わせのあった送迎バス利用者の携帯端末又は通信端末に送信するようにしたものである。
このように構成することにより、請求項2に記載の発明によれば、管理センタに送迎バスの到着予定時刻を問い合わせてきた送迎バス利用者に対して、当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点に到着する送迎バスの到着予定時刻を送信するため、送迎バス利用者は、必要に応じ送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点に送迎バスが到着する到着予定時刻を居ながらにして容易に知ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、路線バスのバス到着管理システムを実施するための送受信関係を示している。
図において、路線バスにおける乗り合いバス(車両)1は、車載機器からアンテナを介してバス停留所5の所定エリア内に進入したことを示す位置情報を中継会社2に送信し、中継会社2で受けた情報を、この中継会社2を介して管理センタ3のアンテナに送信する。この車両1から送信されてきた位置情報に基づき、管理センタ3では、バス停留所5に乗り合いバス1が接近したことを示すメッセージ信号(又は、メッセージを表示するON信号)を中継会社2に送信し、中継会社2で受けた信号を、この中継会社2を介してバス停留所5のアンテナに送信する。
【0019】
乗り合いバス1に搭載される車載機器の構成は、図2に示す如き構成となっている。
図において、車載機器11は、GPS受信機を内蔵した通信ユニットで、制御CPU12と、制御CPU12によって制御されるGPS受信機13と、外部とのやり取りを行うモデムであるPC(通信機器)15(例えば、携帯電話モジュール等)とによって構成されている。すなわち、制御CPU12には、乗り合いバス1の地図上での位置情報をアンテナ14から受信するGPS受信機13とGPS受信機13から入力される位置情報をアンテナ16から管理センタ3に送信するPC15とが接続されている。
このGPS受信機13は、複数のGPS衛星から緯度・経度情報をアンテナ14を介して受信するものである。
【0020】
また、制御CPU12は、GPS受信機13によって受信した複数のGPS衛星から緯度・経度情報から乗り合いバス1の現在位置(緯度・経度)を演算すると共に、この演算結果を中継会社2を介して管理センタ3に送信する機能を有している。そして、この制御CPU12には、ROM、RAMが内蔵されている。この内蔵のRAMには、走行路線内の停車する全てのバス停留所5の位置情報と、各バス停留所5の接近エリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されている。また、この内蔵のROMには、GPS受信機13によって複数のGPS衛星から受信した緯度・経度情報から乗り合いバス1の現在位置(緯度・経度)を演算する制御、複数のGPS衛星から緯度・経度情報から算出した乗り合いバス1の現在位置(緯度・経度)に基づいて、当該乗り合いバス1が内蔵RAMに記憶されている接近エリア内に進入したか否かを検出する制御、当該乗り合いバス1が内蔵RAMに記憶されている接近エリア内に進入した場合に当該乗り合いバス1の現在位置情報(緯度・経度)をPC(通信機器)15を起動して中継会社2を介して管理センタ3に送信すると共に、当該乗り合いバス1が内蔵RAMに記憶されている接近エリアから抜け出た場合に当該乗り合いバス1の現在位置情報(緯度・経度)をPC(通信機器)15を起動して中継会社2を介して管理センタ3に送信する制御、を行うプログラムが記憶されている。
また、PC(Public Communication)15は、中継会社2に制御CPU12で演算した結果をアンテナ16を介して中継会社2に送信するもので、例えば、携帯電話モジュール等によって構成されている。
【0021】
一方、管理センタ3は、図3に示す如き構成を有している。すなわち、CPU31には、メモリ装置が接続されており、このメモリ装置は、車両データベース35と、地図データベース36と、バス停留所データベース37と、道路情報データベース38と、データメモリエリア39とを有している。また、このCPU31には、各種データを入力する入力部(キーボード)32が接続されている。さらに、このCPU31には、アンテナ34が接続されており、このアンテナ34を使ってCPU31は、中継会社2を介して車両1の車載機器から送信されてくる位置情報を受信したり、中継会社2を介してバス停留所5に乗り合いバス1が接近してきたことを示す接近信号を送信したりする機能を有している。また、このCPU31には、表示部(ディスプレイ)33が接続されており、CPU31が受信した乗り合いバス1の車載機器から送信されてきた車両情報を表示する機能を有している。
【0022】
車両データベース35には、走行する路線と、その路線を走行する乗り合いバス1の車両データがデータベース化して収納されている。この車両データには、管理センタ3で管理する乗り合いバス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニットの携帯電話番号、車両番号、走行路線名等が有る。また、地図データベース36は、全国を網羅し、特定地域を詳細に表示可能なデータで、拡大縮小、スクロール表示が可能となっている。
また、バス停留所データベース37は、各路線に対して停車する停留所の位置情報(緯度・経度情報)、停留所名、各停留所の接近エリアが記録されている。道路情報データベース38は、色々な箇所から収集される道路情報をデータベース化して収納しておくものである。また、データメモリエリア39は、管理センタ3に送信されてくるデータを一時的に記憶しておくものである。
【0023】
また、バス停留所5の表示装置は、図4に示す如き構成を有している。すなわち、表示装置51は、CPU52を有しており、このCPU52には、受信機53が接続されており、この受信機53にはアンテナ54が取り付けられている。また、このCPU52には、ディスプレィ55が接続されており、乗り合いバス1がバス停留所5に接近してきたことを表すメッセージが表示される。このバス停留所5の表示装置51は、管理センタ3から送信されてくる接近信号をアンテナ54から受信機53で受信しCPU52が作動することによって、駆動するようになっている。すなわち、このCPU52は、管理センタ3側において道路情報等を用いて演算した乗り合いバス1の当該バス停留所5に到着する予定時刻を管理センタ3側から受信してディスプレィ55に表示させる機能を有している。また、CPU52は、内蔵されるROMに予め平均値として得られた当該バス停留所5のエリアに進入した地点から当該バス停留所5に到着するまでの到着予定時刻を予め記憶しておき、ディスプレィ55に表示させるようにしてもよい。
【0024】
乗り合いバス1は、図5に示す如く、管理センタ3から出発して所定の路線を走行するようになっている。この路線は、その路線を走行する乗り合いバス1の車両データと共に車両データベース35に収納されている。この路線には、停留所A、停留所B、停留所C、停留所D、停留所E、停留所F、停留所Gがあり、各停留所は、予め定められた位置に設定されており、それぞれの停留所には、接近エリア(接近範囲)が設けられている。この接近エリア(接近範囲)は、乗り合いバス1がバス停留所5に近づいてバス停留所5までの到着時刻が所定時間内の位置に近づいたことを意味しており、例えば、バス停留所5を中心に半径500m内を指している。具体的には、道路の渋滞具合が各バス停留所近傍の道路状況によって異なるため、各バス停留所毎に接近エリア(接近範囲)を設定しても良い。
このように図5に示す如く、停留所Aにはエリアa(半径500m内)が、停留所Bにはエリアb(半径500m内)が、停留所Cにはエリアc(半径500m内)が、停留所Dにはエリアd(半径500m内)が、停留所Eにはエリアe(半径500m内)が、停留所Fにはエリアf(半径500m内)が、停留所Gにはエリアg(半径500m内)がそれぞれ設けられている。
【0025】
そして、各停留所の位置情報は、図6に示す如く、停留所No.:停留所Aの位置情報は緯度P01、経度Q01と、停留所No.:停留所Bの位置情報は緯度P02、経度Q02と、停留所No.:停留所Cの位置情報は緯度P03、経度Q03と、停留所No.:停留所Dの位置情報は緯度P04、経度Q04と、停留所No.:停留所Eの位置情報は緯度P05、経度Q05と、停留所No.:停留所Fの位置情報は緯度P06、経度Q06と、停留所No.:停留所Gの位置情報は緯度P07、経度Q07と緯度・経度情報で、バス停留所データベース37に収納されている。さらに、この各停留所の接近エリア(接近範囲)は、乗り合いバス1の路線道路が決まっており、乗り合いバス1の走行方向が決まっているため、各停留所の接近エリア(接近範囲)への進入地点、脱出地点が明確になっている。このため、各停留所の接近エリア(接近範囲)の位置情報は、図6に示す如く、接近エリア(接近範囲)の進入口の緯度・経度情報と、脱出口の緯度・経度情報とによって示してある。
【0026】
すなわち、接近範囲の位置情報は、図6に示す如く、停留所No.:停留所Aのエリアaの位置情報は進入口緯度P11、経度Q11、脱出口緯度P21、経度Q21と、停留所No.:停留所Bのエリアbの位置情報は進入口緯度P12、経度Q12、脱出口緯度P22、経度Q22と、停留所No.:停留所Cのエリアcの位置情報は進入口緯度P13、経度Q13、脱出口緯度P23、経度Q23と、停留所No.:停留所Dのエリアdの位置情報は進入口緯度P14、経度Q14、脱出口緯度P24、経度Q24と、停留所No.:停留所Eのエリアeの位置情報は進入口緯度P15、経度Q15、脱出口緯度P25、経度Q25と、停留所No.:停留所Fのエリアfの位置情報は進入口緯度P16、経度Q16、脱出口緯度P26、経度Q26と、停留所No.:停留所Gのエリアgの位置情報は進入口緯度P17、経度Q17、脱出口緯度P27、経度Q27と緯度・経度情報で、バス停留所データベース37に収納されている。
【0027】
バス停留所5における乗り合いバス1の到着予定時刻表示を行う場合の乗り合いバス1側、管理センタ3側、バス停留所5側の相互の動作について、図7に図示のフローチャートを用いて説明する。
まず、乗り合いバス1と走行路線が決定すると、管理センタ3側から、ステップ202において、走行路線において停車する全バス停留所の位置を示す緯度・経度情報、全バス停留所の各接近エリア(接近範囲)を設定し、その位置情報(進入口緯度・経度情報、脱出口緯度・経度情報)を乗り合いバス1に送信する。この全バス停留所の位置情報、全バス停留所の各接近エリア(接近範囲)情報は、ステップ204において、乗り合いバス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニット(車載機器)11のPC(通信機器)15で受信し、制御CPU12に内蔵されるRAMに記憶し、走行路線において停車する全バス停留所の位置を示す緯度・経度、全バス停留所の各接近エリア(接近範囲)を設定する。
【0028】
この状態で乗り合いバス1が走行を開始する。この乗り合いバス1が走行を開始すると、ステップ206において、乗り合いバス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12では、GPS衛星から送信される位置信号を一定間隔でGPS受信機13で受信し、この受信したGPS位置信号に基づいて演算した乗り合いバス1の緯度・経度データが、乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12に内蔵されるRAMに記憶されている走行路線において停車するバス停留所の接近エリア(接近範囲)の進入口緯度・経度データと一致するか否かを判定する。すなわち、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリア内に進入したか否かを判定する。この判定は、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリア内に進入するまで行われる。
【0029】
このステップ206において、乗り合いバス1の位置を示す緯度・経度データが、バス停留所の接近エリア(接近範囲)の進入口緯度・経度データと一致した、すなわち、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリア内に進入したと判定すると、ステップ208において、そのときの乗り合いバス1の緯度・経度情報を通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12で検出し、通信ユニット(車載機器)11のPC(通信機器)15を使って中継会社2に送信し、中継会社2で受けた位置報情は、この中継会社2を介して管理センタ3に送信する。
【0030】
この乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11から乗り合いバス1の緯度・経度情報の送信を受けた管理センタ3側では、ステップ210において、乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11から送信してきた乗り合いバス1の緯度・経度情報を受信し、この乗り合いバス1の緯度・経度情報をデータメモリエリア39に登録する。そして、管理センタ3側では、該道路情報データベース38に記憶されている道路情報等を用いて該当するバス停留所5に乗り合いバス1が到着する予定時刻を演算し、この演算して得られた到着予定時刻を該当するバス停留所5の表示装置51に送信する。この管理センタ3側からの到着予定時刻の送信を受けたバス停留所5側では、ステップ212において、表示装置51の受信機53を介してこの到着予定時刻をCPU52で受信し、CPU52がディスプレィ55に当該乗り合いバス1の到着予定時刻を表示する。
この表示装置51のCPU52によってディスプレィ55に表示される到着予定時刻は、管理センタ3側において道路情報データベース38に記憶されている道路情報等に基づいて演算した到着予定時刻の他、管理センタ3に記憶されている道路情報等に基づいて予め演算しCPU52に内蔵するROMに記憶してある到着予定時刻であってもよい。後者の場合は、バス停留所5の表示装置51のCPU52に管理センタ3から送信した到着予定時刻を受信し、その内容をディスプレィ55に表示させるという機能を必要とせず、単に内蔵ROMに記憶してある到着予定時刻を表示するだけの機能で済み、複雑な構成を必要としない。
【0031】
このように、バス停留所の接近エリア内に進入した乗り合いバス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12では、ステップ214において、GPS衛星から送信される位置信号を一定間隔でGPS受信機13で受信し、この受信したGPS位置信号に基づいて演算した乗り合いバス1の緯度・経度データが、乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12の内蔵RAMに記憶されている走行路線において停車するバス停留所の接近エリア(接近範囲)の脱出口緯度・経度データと一致するか否かを判定する。すなわち、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリア内から抜け出たか否かを判定する。この判定は、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリアから抜け出るまで行われる。
【0032】
このステップ214において乗り合いバス1の位置を示す緯度・経度データがバス停留所の接近エリア(接近範囲)の脱出口緯度・経度データと一致した、すなわち、乗り合いバス1がバス停留所の接近エリアを抜け出たと判定すると、ステップ216において、そのときの乗り合いバス1の緯度・経度情報を通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12で検出し、通信ユニット(車載機器)11のPC(通信機器)15を使って中継会社2に送信し、中継会社2で受けた位置報情は、この中継会社2を介して管理センタ3に送信する。
【0033】
この乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11から乗り合いバス1の緯度・経度情報の送信を受けた管理センタ3側では、ステップ218において、乗り合いバス1の通信ユニット(車載機器)11から送信してきた乗り合いバス1の緯度・経度情報を受信し、この乗り合いバス1の緯度・経度情報をデータメモリエリア39に登録する。そして、管理センタ3側では、乗り合いバス1が接近エリア(接近範囲)から外に出たと判断し、この乗り合いバス1がバス停留所5の接近エリア(接近範囲)から外に出たことをバス停留所5の表示装置51に送信する。この管理センタ3側からのバス停留所5の接近エリア(接近範囲)から脱出した信号の送信を受けたバス停留所5側では、ステップ220において、バス停留所5の表示装置51の受信機53のCPU52で受信し、CPU52がディスプレィ55に当該乗り合いバス1がバス停留所5の接近エリア(接近範囲)から外に出たことを表示する。この乗り合いバス1がバス停留所5の接近エリア(接近範囲)から外に出たことの表示は、乗り合いバス1がバス停留所5の接近エリア(接近範囲)から外に出たことを積極的に表示することでも、単に乗り合いバス1がバス停留所5に到着している表示を消灯させることでもよい。
【0034】
図8は、幼稚園、学校等の送迎用のバスについて適用したバス到着管理システムの送受信関係を示している。
図において、幼稚園で園児を乗せて送迎経路を循環したり、学校で学生を乗せて送迎経路を循環したりする送迎バス1は、車載機器からアンテナを介してバス送迎停留拠点(乗員を昇降させる地点)の送迎連絡を行うエリア内に進入したことを示す位置情報を中継会社2に送信し、中継会社2で受けた情報を、この中継会社2を介して管理センタ3のアンテナに送信する。この送迎バス1から送信されてきた位置情報に基づき、管理センタ3では、送迎バス1が進入したバス送迎停留拠点を利用する送迎バス利用者6に対して、送迎バス1がバス送迎停留拠点にあと何分で到着するかを示す連絡(メッセージ)を行う。この送迎バス利用者6に対する連絡(メッセージ)は、中継会社2に送信し、この中継会社2から、あるいはインターネットメール等を使用して送迎バス利用者6の携帯電話等の携帯端末に、あるいは、据え置き式のPC(パソコン)等の固定端末等の通信端末に送信して行う。
【0035】
送迎バス1に搭載される車載機器の構成は、図2に示す如き構成と同様である。すなわち、車載機器11は、GPS受信機を内蔵した通信ユニットで、制御CPU12と、制御CPU12によって制御されアンテナ14の接続されているGPS受信機13と、外部とのやり取りを行うモデムでアンテナ16の接続されているPC(通信機器)15(例えば、携帯電話モジュール等)とによって構成されている。
【0036】
このGPS受信機13は、複数のGPS衛星から緯度・経度情報をアンテナ14を介して受信するもので、制御CPU12は、GPS受信機13によって受信した複数のGPS衛星から緯度・経度情報から送迎バス1の現在位置(緯度・経度)を演算すると共に、この演算結果を中継会社2を介して管理センタ3に送信する機能を有している。
そして、この制御CPU12は、ROM、RAMを内蔵し、RAMには、送迎経路内の停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置情報と、各バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されている。また、ROMには、GPS受信機13によって複数のGPS衛星から受信した緯度・経度情報から送迎バス1の現在位置(緯度・経度)を演算する制御、複数のGPS衛星から緯度・経度情報から算出した送迎バス1の現在位置(緯度・経度)に基づいて、当該送迎バス1が内蔵RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入したか否かを検出する制御、当該送迎バス1が内蔵RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入した場合に当該送迎バス1の現在位置情報(緯度・経度)をPC(通信機器)15を起動して中継会社2を介して管理センタ3に送信する制御を行うプログラムが記憶されている。
また、PC(Public Communication)15は、中継会社2に制御CPU12で演算した結果をアンテナ16を介して中継会社2に送信するもので、例えば、携帯電話モジュール等によって構成されている。
【0037】
一方、管理センタ3は、図9に示す如き構成を有している。すなわち、CPU31には、メモリ装置が接続されており、このメモリ装置は、車両データベース35と、地図データベース36と、道路情報データベース38と、データメモリエリア39と、送迎バス利用者データベース40と、送迎バス1が停車して乗員を昇降させる送迎停留拠点データベース41とを有している。また、このCPU31には、各種データを入力する入力部(キーボード)32が接続されている。さらに、このCPU31には、アンテナ34が接続されており、このアンテナ34を使ってCPU31は、中継会社2を介して送迎バス1の車載機器から送信されてくる位置情報を受信したり、中継会社2を介して送迎バス利用者6に送迎バス1があと何分でバス送迎停留拠点に到着するかの連絡(メッセージ)を送信したりする機能を有している。また、このCPU31には、表示部(ディスプレイ)33が接続されており、CPU31が受信した送迎バス1の車載機器から送信されてきた車両情報を表示する機能を有している。
【0038】
車両データベース35には、送迎路線と、その送迎路線を走行する送迎バス1の車両データがデータベース化して収納されている。この車両データには、管理センタ3で管理する送迎バス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニットの携帯電話番号、車両番号、送迎路線名等が有る。また、地図データベース36は、全国を網羅し、特定地域を詳細に表示可能なデータで、拡大縮小、スクロール表示が可能となっている。
また、道路情報データベース38は、色々な箇所から収集される道路情報をデータベース化して収納しておくものである。また、データメモリエリア39は、管理センタ3に送信されてくるデータを一時的に記憶しておくものである。さらに、送迎バス利用者データベース40は、送迎バス1が走行する送迎路線のバス送迎停留拠点を利用する者の乗員数、送迎バス1に乗員する者の個人情報を利用するバス送迎停留拠点と関連づけてデータベース化したものである。そして、バス送迎停留拠点データベース41は、送迎バス1が走行する送迎路線上において、乗員を昇降させるために停車する全てのバス送迎停留拠点の位置情報をデータベース化したものである。
【0039】
また、このCPU31は、送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアに進入したときに自動的に送迎バス1がバス送迎停留拠点にあと何分で到着するかを示す連絡(メッセージ)を送迎バス利用者6に行う機能を有している。
【0040】
送迎バス利用者6側は、携帯電話等の携帯端末、あるいは、据え置きのPC等の固定端末などの通信端末によって構成される。この送迎バス利用者6は、送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアに進入したときに送迎バス1がバス送迎停留拠点にあと何分で到着するか(到着予定時刻)を示す連絡(メッセージ)を受信するものである。この到着予定時刻は、例えば、メール着信音が鳴ってから何分で送迎バス1が到着するか予め判っていれば、メール着信音によって知らせることもできる。
また、この送迎バス利用者6は、管理センター3に対し自己が利用している送迎バス1のバス送迎停留拠点への到着予定時刻の問い合わせを行うこともできる。この送迎バス利用者6の管理センター3への送迎バス1のバス送迎停留拠点への到着予定時刻の問い合わせに対しては、管理センタ3は、送迎バス1にポーリングを行い、送迎バス1が現在何処にいるかを送迎バス1から送信されてくる位置情報によって知り、この送迎バス1の位置情報に基づいて、問い合わせのあった送迎バス利用者6の利用バス送迎停留拠点までの到着予定時刻を演算して送迎バス利用者6に送信する。その送信の際に、送迎バス1の位置を地図情報に重畳して表示して送迎バス利用者6に送信することもできる。
【0041】
送迎バス1は、図10に示す如く、管理センタ3から出発して所定の送迎経路を走行するようになっている。この送迎経路は、その送迎経路を走行する送迎バス1の車両データと共に車両データベース35に収納されている。この送迎経路には、バス送迎停留拠点AA、バス送迎停留拠点BB、バス送迎停留拠点CC、バス送迎停留拠点DD、バス送迎停留拠点EE、バス送迎停留拠点FF、バス送迎停留拠点GGがあり、各バス送迎停留拠点は、予め定められた位置に設定されており、それぞれのバス送迎停留拠点には、送迎連絡のエリアが設けられている。この送迎連絡のエリアは、送迎バス1がバス送迎停留拠点に近づいてバス送迎停留拠点までの到着時刻が所定時間内の位置に近づいたことを意味しており、例えば、バス送迎停留拠点を中心に半径300m内を指している。具体的には、道路の渋滞具合が各バス送迎停留拠点近傍の道路状況によって異なるため、各バス送迎停留拠点毎に送迎連絡のエリアを設定しても良い。
このように図10に示す如く、バス送迎停留拠点AAには連絡領域(エリア)aa(半径300m内)が、バス送迎停留拠点BBには連絡領域bb(半径300m内)が、バス送迎停留拠点CCには連絡領域cc(半径300m内)が、バス送迎停留拠点DDには連絡領域dd(半径300m内)が、バス送迎停留拠点EEには連絡領域ee(半径300m内)が、バス送迎停留拠点FFには連絡領域ff(半径300m内)が、バス送迎停留拠点GGには連絡領域gg(半径300m内)がそれぞれ設けられている。
【0042】
そして、各バス送迎停留拠点のそれぞれの位置情報は、図11に示す如く、送迎学区No.:バス送迎停留拠点AAの位置情報は緯度P51、経度Q51と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点BBの位置情報は緯度P52、経度Q52と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点CCの位置情報は緯度P53、経度Q53と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点DDの位置情報は緯度P54、経度Q54と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点EEの位置情報は緯度P55、経度Q55と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点FFの位置情報は緯度P56、経度Q56と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点GGの位置情報は緯度P57、経度Q57と緯度・経度情報で、送迎停留拠点データベース41に収納されている。さらに、この各バス送迎停留拠点の連絡領域(エリア)は、送迎バス1の送迎経路が決まっており、送迎バス1の走行方向が決まっているため、各バス送迎停留拠点の連絡領域(エリア)への進入地点が明確になっている。このため、各バス送迎停留拠点の連絡領域(エリア)の位置情報は、図11に示す如く、連絡領域(エリア)の進入口の緯度・経度情報によって示してある。
【0043】
すなわち、連絡領域の位置情報は、図11に示す如く、送迎学区No.:バス送迎停留拠点AAの連絡領域aaの位置情報は緯度P61、経度Q61と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点BBの連絡領域bbの位置情報はP62、経度Q62と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点CCの連絡領域ccの位置情報は緯度P63、経度Q63と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点DDの連絡領域ddの位置情報は緯度P64、経度Q64と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点EEの連絡領域eeの位置情報は緯度P65、経度Q65と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点FFの連絡領域ffの位置情報は緯度P66、経度Q66と、送迎学区No.:バス送迎停留拠点GGの連絡領域ggの位置情報は緯度P67、経度Q67と緯度・経度情報で、送迎停留拠点データベース41に収納されている。
【0044】
送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアに進入したときに送迎バス利用者6に対し自動的に送迎バス1のバス送迎停留拠点への到着予定時刻の連絡(メッセージ)、及び送迎バス利用者6による送迎バス1のバス送迎停留拠点への到着予定時刻の問い合わせを行った場合の送迎バス1側、管理センタ3側、送迎バス利用者6側の相互の動作について、図12に図示のフローチャートを用いて説明する。
まず、送迎バス1と送迎経路が決定すると、管理センタ3側から、ステップ302において、送迎経路において停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置を示す緯度・経度情報、全バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアを設定し、その位置情報(緯度・経度情報)を送迎バス1に送信する。この全バス送迎停留拠点の位置情報、全バス送迎停留拠点の各送迎連絡のエリア情報は、ステップ304において、送迎バス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニット(車載機器)11のPC(通信機器)15で受信し、制御CPU12に内蔵されるRAMに記憶し、送迎経路において停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置を示す緯度・経度、全バス送迎停留拠点の各送迎連絡のエリアを設定する。
【0045】
この状態で送迎バス1が走行を開始する。この送迎バス1が走行を開始すると、ステップ306において、送迎バス1のGPS受信機を内蔵した通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12では、GPS衛星から送信される位置信号を一定間隔でGPS受信機13で受信し、この受信したGPS位置信号に基づいて演算した送迎バス1の緯度・経度データが、送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12に内蔵されるRAMに記憶されている送迎経路において停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの緯度・経度データと一致するか否かを判定する。すなわち、送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリア内に進入したか否かを判定する。この判定は、送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリア内に進入するまで行われる。
【0046】
このステップ306において、送迎バス1の位置を示す緯度・経度データが、バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの緯度・経度データと一致した、すなわち、送迎バス1がバス送迎停留拠点の送迎連絡のエリア内に進入したと判定すると、ステップ308において、そのときの送迎バス1の緯度・経度情報を通信ユニット(車載機器)11の制御CPU12で検出し、通信ユニット(車載機器)11のPC(通信機器)15を使って中継会社2に送信し、中継会社2で受けた位置報情は、この中継会社2を介して管理センタ3に送信する。
【0047】
この送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11から送迎バス1の緯度・経度情報の送信を受けた管理センタ3側では、ステップ310において、送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11から送信してきた送迎バス1の緯度・経度情報を受信し、この送迎バス1の緯度・経度情報をデータメモリエリア39に登録する。そして、管理センタ3側では、道路情報データベース38に記憶されている道路情報等を用いて該当するバス送迎停留拠点に送迎バス1が到着する予定時刻を演算し、この演算して得られた到着予定時刻を送迎バス利用者6に、CPU52から中継会社2を介して送信する。この管理センタ3側から到着予定時刻が送信されると、送迎バス利用者6では、ステップ312において、通信端末によって管理センタ3側から到着予定時刻を受信する。
【0048】
次に、送迎バス利用者6による送迎バス1の到着予定時刻の問い合わせについて説明する。
送迎バス利用者6が、ステップ314において、通信端末によって管理センタ3に対し、自己が利用する送迎バス1の到着予定時刻を送迎位置を特定して問い合わせる。この送迎バス利用者6からの問い合わせがあると、管理センタ3では、ステップ316において、問い合わせのあった送迎バス1に対し、問い合わせのあった送迎バス1の走行位置の緯度・経度のポーリングを行う。この管理センタ3からのポーリングがあると、送迎バス1は、ステップ318において、送迎バス1の緯度・経度情報を検出し、この検出した送迎バス1の緯度・経度情報を管理センタ3に送信する。
【0049】
この送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11から送迎バス1の緯度・経度情報の送信を受けた管理センタ3側では、ステップ320において、送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11から送信してきた送迎バス1の緯度・経度情報を受信し、この送迎バス1の緯度・経度情報をデータメモリエリア39に登録する。そして、管理センタ3側では、道路情報データベース38に記憶されている道路情報等を用いて該当するバス送迎停留拠点に送迎バス1が到着する予定時刻を演算し、この演算して得られた到着予定時刻を送迎バス利用者6に、CPU52から中継会社2を介して送信する。この管理センタ3側から到着予定時刻が送信されると、送迎バス利用者6では、ステップ322において、通信端末によって管理センタ3側から到着予定時刻を受信し、通信端末のディスプレィに受信した到着予定時刻を表示する。この到着予定時刻は、メール着信音から送迎バス1が到着するまでの時間が予め設定されていれば、携帯端末によるメール着信の際の着信音によって知ることができる。
【0050】
このようにして送迎経路上の全てのバス送迎停留拠点を順次停車していくと、送迎バス1では、ステップ324において、送迎経路上の最終送迎位置に来たか否かを判定する。このステップ324において送迎バス1の送迎位置が送迎経路上の最終送迎位置に来ていないと判定すると、ステップ306に戻り、バス送迎停留拠点1つ1つについて同じ動作を繰り返す。そして、このステップ324において送迎バス1の送迎位置が送迎経路上の最終送迎位置に来たと判定すると、ステップ326において、そのとき検出した送迎バス1の緯度・経度情報を管理センタ3側に送信すると同時に、送迎バス1による送迎の完了を管理センタ3側に送信する。この送迎バス1からの送迎バス1による送迎の完了信号が送信されると、管理センタ3では、ステップ328において、送迎バス1の通信ユニット(車載機器)11から送信してきた送迎バス1の緯度・経度情報を受信し、この送迎バス1の緯度・経度情報をデータメモリエリア39に登録する。そして、管理センタ3側では、送迎バス1による送迎の完了を確認し、このフローを終了する。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、GPS受信機を内蔵した通信ユニットを搭載した送迎バスを利用し、バス送迎停留拠点にエリアを設定し、エリア内に送迎バスが進入したときに自動的に当該バス送迎停留拠点を利用する送迎バス利用者に送迎バスの到着予定時刻を連絡することができ、送迎バス利用者に対し利用するバス送迎停留拠点に送迎バスの到着予定時刻を居ながらにして容易に知らせることができる。
【0059】
請求項2に記載の発明によれば、管理センタに送迎バスの到着予定時刻を問い合わせてきた送迎バス利用者に対して、当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点に到着する送迎バスの到着予定時刻を送信するため、送迎バス利用者は、必要に応じ送迎バス利用者利用するバス送迎停留拠点に送迎バスが到着する到着予定時刻を居ながらにして容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】路線バスのバス到着管理システムを実施するための送受信関係を示す図である。
【図2】図1に図示の乗り合いバスに搭載される車載機器の構成を示す図である。
【図3】図1に図示の管理センタの構成を示す図である。
【図4】図1に図示のバス停留所の表示装置の構成を示す図である。
【図5】管理センタを中心とした路線と各停留所及びエリアを示す図である。
【図6】図5に図示の停留所及びエリアの緯度・経度データを示す図である。
【図7】バス停留所における乗り合いバスの到着予定時刻表示を行う場合の乗り合いバス側、管理センタ側、バス停留所側の相互の動作フローチャートである。
【図8】送迎バスのバス到着管理システムを実施するための送受信関係を示す図である。
【図9】図8に図示の管理センタの構成を示す図である。
【図10】管理センタを中心とした送迎経路と各バス送迎停留拠点及び送迎連絡のエリアを示す図である。
【図11】図10に図示のバス送迎停留拠点及び送迎連絡のエリアの緯度・経度データを示す図である。
【図12】バス停留所における乗り合いバスの到着予定時刻表示を行う場合の乗り合いバス側、管理センタ側、バス停留所側の相互の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1………………………車両(乗り合いバス、送迎バス)
2………………………中継会社
3………………………管理センタ
5………………………停留所
6………………………送迎バス利用者
11……………………通信ユニット(車載機器)
12……………………制御CPU
13……………………GPS受信機
15……………………PC
35……………………車両データベース
37……………………バス停留所データベース
40……………………送迎バス利用者データベース
41……………………送迎停留拠点データベース
51……………………表示装置
52……………………CPU
53……………………受信機
55……………………ディスプレィ

Claims (2)

  1. 送迎経路内の停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置情報と、各バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されているRAMと、現在位置を演算する制御と、該現在位置に基づいて前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入したか否かを検出する制御と、前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入した場合に当該現在位置情報を送信する制御を行うプログラムが記憶されているROMとを内蔵する制御CPUと,
    前記制御CPUによって制御され外部とのやり取りを行う通信機器とによって構成されているGPS受信機を内蔵した通信ユニットとを搭載し,
    予め決められた特定の地域内で、予め決められた特定の経路を走行し、該走行経路内の予め決められた特定のバス送迎停留拠点に停車し、該停車拠点において予め決められた特定人を乗車させる送迎バスに関し,
    前記送迎バスが走行する送迎路線と、当該送迎路線を走行する前記送迎バスの車両データをデータベース化して予め収納されている車両データベースと,
    前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎路線上の特定の地域内を予めデータベース化して記憶するデータメモリと,
    前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎経路内で前記データメモリに予め記憶されている当該送迎バスが走行する送迎路線上の前記特定の地域内における送迎バス利用者を昇降させるため当該送迎バスが停車する特定の停留拠点の全ての各位置データを予めデータベース化して登録するバス送迎停留拠点データベースと,
    前記送迎バスが走行する前記送迎路線の前記特定の地域内における前記送迎バス利用者の各人が居住する居住位置情報と、前記各送迎バス利用者が利用する前記送迎バスが走行する前記送迎路線上の各バス送迎停留拠点とを関連づけて予めデータベース化して登録する送迎バス利用者データベースと,
    を有する管理センタで,
    前記送迎バスの位置情報に基づいて当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点毎に予め設定したエリア内に進入したことを受信したときに、当該バス送迎停留拠点を利用する前記送迎バス利用者の携帯端末又は通信端末に、当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点に到着する予定所要時間を示すメッセージをインターネットを使用して送信するようにしたことを特徴とするバス到着管理システム。
  2. 送迎経路内の停車して乗員を昇降させる全てのバス送迎停留拠点の位置情報と、各バス送迎停留拠点の送迎連絡のエリアの情報が、緯度・経度情報で記憶されているRAMと、現在位置を演算する制御と、該現在位置に基づいて前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入したか否かを検出する制御と、前記RAMに記憶されている送迎連絡のエリア内に進入した場合に当該現在位置情報を送信する制御を行うプログラムが記憶されているROMとを内蔵する制御CPUと,
    前記制御CPUによって制御され外部とのやり取りを行う通信機器とによって構成されているGPS受信機を内蔵した通信ユニットとを搭載し,
    予め決められた特定の地域内で、予め決められた特定の経路を走行し、該走行経路内の予め決められた特定のバス送迎停留拠点に停車し、該停車拠点において予め決められた特定人を乗車させる送迎バスに関し,
    前記送迎バスが走行する送迎路線と、当該送迎路線を走行する前記送迎バスの車両データをデータベース化して予め収納されている車両データベースと,
    前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎路線上の特定の地域内を予めデータベース化して記憶するデータメモリと,
    前記車両データベースに予め収納されている前記送迎バスが走行する送迎経路内で前記データメモリに予め記憶されている当該送迎バスが走行する送迎路線上の前記特定の地域内における送迎バス利用者を昇降させるため当該送迎バスが停車する特定の停留拠点の ての各位置データを予めデータベース化して登録するバス送迎停留拠点データベースと,
    前記送迎バスが走行する前記送迎路線の前記特定の地域内における前記送迎バス利用者の各人が居住する居住位置情報と、前記各送迎バス利用者が利用する前記送迎バスが走行する前記送迎路線上の各バス送迎停留拠点とを関連づけて予めデータベース化して登録する送迎バス利用者データベースと,
    を有する管理センタで,
    前記管理センタに対して、前記送迎バス利用者から利用する送迎バスの当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点に到着する予定時刻の問い合わせがあると,
    前記管理センタにおいて、前記送迎バスの制御CPUに対しポーリングを行い、当該送迎バスのGPS受信機を内蔵した通信ユニットからの位置情報を受信し、該送迎バスの位置情報と、前記問い合わせがあった送迎バス利用者の前記送迎バス利用者データベースに予め記憶されている位置情報に基づいて算出される当該送迎バス利用者が利用するバス送迎停留拠点の位置情報とから当該送迎バスが当該送迎バス利用者利用する当該バス送迎停留拠点へ到着する予定時刻を演算し,
    当該送迎バスが前記バス送迎停留拠点に到着する予定所要時間を示すメッセージをインターネットを使用して当該問い合わせのあった送迎バス利用者の携帯端末又は通信端末に送信するようにしたことを特徴とするバス到着管理システム。
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