JP3923055B2 - 有害な太陽放射への露出過多によるリスクを防ぐ装置 - Google Patents
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Description
そういった製品の、有害な太陽光線から皮膚を守る効果は広く認められているが、その効果は時間とともに薄れ、発汗や、ある種の身体活動、特に水泳をすることによってさらに低減される。
身体活動が対象体によって行われるか否かに関わらず、太陽光線保護製品の働きは、単純にUV光線の作用によって、程度の差はあるが急速に低下する。
実際は、多くの対象体が、製品の塗りなおしを忘れてしまうことがわかっている。あるいは、対象体は、特に太陽光線への露出レベルに応じて、一日のうちの時間によって、又は日ごとに変わる塗布頻度を見積もることが困難であったりもする。これらの製品の塗布頻度は、肌質によっても変わる。
したがって、太陽光線に曝される対象体に、次にいつ保護製品を塗布しなければならないか、又はいつ太陽光線への露出を止めなければならないかを、単純且つ効果的に示すシステムが必要である。
この種の装置は、特にUS特許5,986,273、5,378,896、4,535,244、3,710,115、4,863,282又はWO91/04469に記載されている。これらのシステムは、受けた光線の量に関連して色が変わる、一又は複数の領域に配置された光電セルか、フォトクロミック又はサーモクロミック組成物のいずれかを使用する。
腕時計のように装着されるシステムにも同じことが当てはまり、この場合、それらの太陽光線に対する平均的な位置が低いために、通常、実際のレベルを大幅に下回る測定値が示される。
この種のインジケータでも、取り付けられた衣類の部分が、最も強く太陽光線に曝される身体部分に必ずしも対応せず、よって該アプリケータによって提供された測定値が実際のレベルを大幅に下回るという問題が見られる。
そうすると最終的には、例えば新たに太陽光線保護クリームを塗布するか又は日陰に移動することによる、さらに効果的な保護が必要である旨の警告は遅れて出され、対象者は、十分に保護されないという多大なリスクを被ることとなる。
本発明のさらなる目的は、単純且つ効果的で、着用者に深刻な制約を課さない装置を提供することである。
さらなる目的は、以下の詳細な説明で明らかにする。
i)少なくとも一種類の太陽光線、特にUVを感受する少なくとも一つのセンサを含む検出手段と;
ii)検出手段が受けた光線の量を表す信号を発生するための、検出手段に接続された手段と;及び
iii)個人が起立したとき、センサが個人の起立方向に対してほぼ垂直に方向付けられるように対象体の頭部に装置を取り付けるための手段と
を備えた、有害な太陽光線への露出過多に伴うリスクを低減するための装置であって、
装置がキャップの形態で構成されていて、検出手段が個人の首の裏側の上方に位置するように設計された第一のバイザー上に設置されていて、キャップが第一のバイザーの反対側に配置された第二のバイザーを備えている装置を作製することによって達成される。
したがって、センサが受けた光線の量が、対象体が実際に曝された光線の量よりも少ないというリスクが減り、よって対象体の露出過多のリスクも低減する。
信号を発生するための手段は、検知手段から分離されていてよい。
例えば、検出手段は、太陽光線を電流に変換する光電セル、特に光電池を備えていてよい。
該電流は、温度の関数として連続的に色を変える表示装置の一又は複数のセグメントに接続されたサーモクロミックシステムに関連する電気抵抗か、又は該システム自体を加熱する。
表示装置のフォトクロミックセグメントは、一列に並べられていてよい。
特に連続的な「ビープ音」の形態の警報音は、もちろん、いかなる視覚信号とも無関係に使用されてよい。
受けた光線の量とともにSPFがコンピュータで処理され、対象者が受ける太陽光線の量が限界に達する時間が決定される。ここでは、日焼け止め製品の塗布によって、保護製品なしで可能な露出よりも長時間の露出が可能になる。同様に、状況にもよるが、SPFの高い製品を塗布した場合、SPFの低い製品を塗布した場合よりも、許容される露出時間が長くなる。
この場合、検出システムは、紫外線への露出に反応して可逆的に色を変える色素又はフォトクロミック染料が組み込まれた一又は複数の領域を備えてよい。典型的には、そういった色素は、例えば300ないし360nmの範囲の波長を有するUV光線によって活性化され得る。
異なる顔料及び異なる種類のフォトクロミック色素が使用でき、一定時間経過後又は一定レベルのUV光線への露出に反応し、色が変わるようにそれらを組み合わせることができる。例えば、この種のフォトクロミック色素は、PPG Industries IncからPHOTOSOL(登録商標)の名称で販売されている。フォトクロミック色素は、高分子構造に分散してよい。例えば、この種の製品は、CIT IndustriesからPLASTISOL(登録商標)の名称で市販されている。
またあるいは、検出領域には、温度に反応するサーモクロミック液晶が組み込まれている。検出/表示セルは、受けた赤外線の量に応じて連続的に「発光する(fire)」ように配置された、それぞれが異なる温度に反応する異なる液晶の混合をベースとした構成をそれぞれ備えた複数の領域を含んでよい。
キャップの場合、検出手段は、個人の首の裏側の上方に位置するよう意図された第一のバイザー上に設置されてよい。
有利には、キャップは、第一のバイザーの反対側に配置された第二のバイザーを備える。通常、顔、特に目を太陽から保護するために使用される第二のバイザーは、センサが取り付けられている第一のバイザーを確実に正しく位置させるための基準としても機能する。
i)個人の頭部にキャップを取り付けるための部分と;
ii)対象体の首の裏側のほぼ上方に位置するよう意図された第一のバイザーであって、少なくとも一種類の太陽光線、特にUVを感受する少なくとも一つのセンサを含む検出手段と、該検出手段が受けた光線の量を示す信号を発生するための、検出手段に接続された手段とを備えた第一のバイザーと;
iii)第一のバイザーの反対側に配置された第二のバイザーと
を備えたキャップを開示する。
キャップ1は、従来どおり対象者の顔の上方に位置するように配置されたバイザー3(布で覆われた厚紙又はプラスチックでできている)を備える。
バイザー3の反対側に、キャップ1は、上方面に検出/表示ユニット10が配置された別のバイザー4を備える。ユニット10については図2を参照して詳細に説明する。検出/表示装置10の形状は、クレジットカードの形状に類似している。
バイザー4は、バイザー3の材料と同類の材料で作られ、対象者の首の裏側の上方に位置するよう意図されている。その形状と寸法は、特に対象者が以下で参照する図3に示したような起立以外の姿勢を取っているときに生じ得る妨げを制限できるように選択される。
支持体11は、間に検出及び表示手段が配設された2枚重ねのプラスチック板からなる。
上部板には、光電セル12の活動部分が配置された第一の窓と、表示ユニット13が搭載された第二の窓とが組み込まれている。
光電池12は、適切な電子連結手段によって表示ユニット13に接続されている。
列に並んだ第一の領域14−18は、温度が約35℃に達したときに緑色に変わるサーモクロミック液晶化合物を含む。次の領域19−20は、温度が約45℃に達したときにオレンジ色に変わる別のサーモクロミック液晶化合物を含む。該列の最後の領域21は、温度が約55℃に達したときに赤色に変わるさらなるサーモクロミック液晶化合物を含む。最後の領域の赤色への変色は、対象体に、保護製品を塗りなおす時間がきたことを示す。
サーモクロミック液晶のこういった混合をベースとした構成は、特に上掲のUS特許4,863,282に記載されている。
しかして、対象体が実際に受けた光線の量について「少なく見積もられた」情報を提供してしまうことが多い従来のシステムとは異なり、本発明による装置は、対象体が曝された最大露出に実質的に対応する情報を提供する。
2 織布
3 前部バイザー
4 後部バイザー
9 ヘッドバンド
10 検出/表示ユニット(装置)
11 支持体
12 光電セル(光電池)
13 表示ユニット
14−21 変色領域
Claims (7)
- i)少なくとも一種類の太陽光線を感受する少なくとも一つのセンサを含む検出手段(12)と;
ii)検出手段(12)が受けた光線の量を表す信号を発生するための、検出手段に接続された手段(13)と;及び
iii)対象体の頭部に装置を取り付けるための手段(2,9)と
を備えた、有害な太陽光線への露出過多に伴うリスクを低減するための装置(1)であって、
装置がキャップの形態で構成されていて、検出手段(12)が対象体の首の裏側の上方に位置するように設計された第一のバイザー(4)上に設置されていて、キャップが第一のバイザーの反対側に配置された第二のバイザー(3)を備え、
起立姿勢にあって前方を向く対象体が前記キャップを装着したときに、第1のバイザー(4)が概ね水平方向を向くように、第1のバイザー(4)が前記キャップに取り付けられている装置(1)。 - 信号が可視及び/又は可聴であることを特徴とする請求項1に記載の装置(1)。
- 前記信号を発生するための手段(13)が検出手段(12)から分離されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(1)。
- 検出手段(12)が光電セル、特に光電池を備えていることを特徴とする請求項3に記載の装置(1)。
- 検出手段(12)が、受けた光線の量を示す信号を発生することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(1)。
- 前記信号を発生するための手段(13)が、特に液晶又は蛍光成分をベースとした少なくとも一つのフォトクロミック又はサーモクロミック化合物を含有する構成が組み込まれた少なくとも一つの領域(14−21)を備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の装置(1)。
- i)対象体の頭部にキャップを取り付けるための部分(2,9)と;
ii)対象体の首の裏側のほぼ上方に位置するよう意図された第一のバイザー(4)であって、少なくとも一種類の太陽光線を感受する少なくとも一つのセンサを含む検出手段(12)と、該検出手段が受けた光線の量を示す信号を発生するための、検出手段に接続された手段(13)とを備えた第一のバイザー(4)と;
iii)第一のバイザーのほぼ反対側に配置された第二のバイザー(3)と
を備え、
起立姿勢にあって前方を向く対象体が前記キャップを装着したときに、第1のバイザー(4)が概ね水平方向を向くように、第1のバイザー(4)が前記キャップに取り付けられているキャップ(1)。
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