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JP3935564B2 - 給油所管理装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給油所に設けられた各機器の点検項目を管理する給油所管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、給油所等には複数の計量機が設置されている。そして、各計量機には、レギュラーガソリン用、ハイオクガソリン用、軽油用の各給油ノズルが設けられている。また、計量機の内部には、給油ポンプ、流量計等の機器が設けられ、給油所の地下タンクには、液面の位置を検出する液面計等の機器が設けられている。
【0003】
このように可燃性の油液を扱う給油所に設置された各機器は、消防法により法定点検が義務づけられている。この点検項目は、多岐にわたり、各項目内容に応じて毎日点検を行うもの、あるいは一週間毎、一月毎に行うもの等があり、煩雑な作業である。
また、各点検項目の点検を行う場合、給油所の作業者がその日に点検すべき項目をチェックし、その項目について目視で点検する方法が主に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来は、給油所の作業者が各機器の点検作業を定期的に行っているため、人為的ミスが生じやすく、例えば毎日点検を行う項目だけを点検すれば良い日と、毎日点検を行う項目と一週間毎点検を行う項目を点検する日と、毎日点検を行う項目と一週間毎点検を行う項目と一月毎に点検を行う項目とを点検する日とがあり、作業者が日付を間違えると、点検すべき項目を除いてしまうおそれがある。
【0005】
また、上記点検作業のほとんどが目視で行う点検であり、しかも点検項目によっては、貯蔵量や出荷量を計算しなければならないため、作業者の人為的な間違いにより点検ミスが生じやすいといった問題がある。
そのため、給油所の作業者は、通常の給油作業の他に上記のような点検作業を行わなければならず、点検作業の負担が大きいばかりか点検結果のチェック等に多くの時間を要するため、作業効率を高めることが難しかった。
【0006】
特に給油所においては、セルフ給油の導入と共に作業者数が少人数に削減されることが予測されるため、作業者1人当たりの負担をできる限り軽減することが要望されている。
そこで、本発明は上記課題を解決した給油所管理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、給油所に設けられた機器を管理する給油所管理装置において、
前記各機器の所定期間毎に異なる点検項目を、当該所定期間に合わせて指示する指示手段と、
該指示手段に指示された点検項目に対応する点検処理を実行し、当該点検処理による点検結果を入力する入力手段と、
該入力手段により点検結果が入力されると各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶する記憶手段と、
前記指示手段により指示された前記所定期間毎の点検項目、及び前記入力手段により前記記憶手段に記憶された前記当該点検項目に対応する点検結果を表示する表示手段と、
からなることを特徴とするものである。
【0008】
従って、請求項1の発明によれば、給油所に設置された各機器の所定期間毎に異なる点検項目を、当該所定期間に合わせて指示し、各点検項目に対応する点検処理を実行し、当該点検処理による点検結果を入力されると、各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶し、指示手段により指示された所定期間毎の点検項目、及び入力手段により記憶手段に記憶された当該点検項目に対応する点検結果を表示するため、給油所の作業者がその日にチェックすべき点検項目に神経を使うことがなく点検項目を抜かす心配が無くなり、作業者の負担を軽減させることができると共に、セルフ給油導入にも対応することができる。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、前記指示手段が、前記所定期間毎に行なわれる前記複数の点検項目のうち、前記所定期間に行なうべき点検項目中に前記記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目があるか否かをチェックし、当該記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目がある場合には、当該所定期間に対応する点検項目を前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
従って、請求項2の発明によれば、記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目がある場合には、当該所定期間に対応する点検項目の点検結果の入力を促すため、多数の点検項目の中からその日に点検すべき点検項目を忘れることが防止され、点検漏れを無くすことが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる給油所管理装置の一実施例のブロック図である。
給油所には、大略、給油データを管理するPOS端末機1と、給油所に設置された複数の機器を管理すると共にデータの送受信を管理する給油所管理装置2と、複数の計量機31 〜3n とからなる給油所管理システムが設けられている。さらに、各給油所によって、各地下タンク(図示せず)の残量を測定するための油面計4と、洗車機5とが追加されたり、安全性を高めるため監視カメラコントローラ6と、TVカメラ7と、防災盤8と、各種センサ9と、消防設備等の防災機器10等が設置される。
【0011】
尚、上記給油所設備のうちPOS端末機1、給油所管理装置2、監視カメラコントローラ6、防災盤8は、給油所の事務所内に設置されており、他の機器は事務所の外に設置されている。
図2に示すように、給油所管理装置2は、CPU11と、液晶表示パネル等の表示装置12と、タッチパネル等よりなる入力装置13と、磁気ディスク装置等よりなる記憶装置14と、その日に点検すべき全点検項目の点検結果の一覧表を印字するプリンタ15とより構成されている。
【0012】
また、記憶装置14には、後述するように給油所に設置された各機器の点検項目を所定の日時に指示する指示制御プログラム(指示手段)、指示された点検項目の点検結果を入力させる入力制御プログラム(入力手段)、点検結果が入力されると各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶装置14に記憶させる記憶制御プログラム(記憶手段)等が格納されている。
【0013】
給油所管理装置2は、通常業務として計量機31 〜3n や洗車機5等の作動状態を監視し、表示装置12に各機器の動作状況を表示して給油所の作業者に知らせる。また、給油所管理装置2は、給油量等の売上データを管理し、給油を行った客が精算のため、事務所に来たとき入力装置13から指示することにより当該客の自動車に給油した計量機に対応する給油データをPOS端末機1に送信させて伝票を発行させて精算を行う。
【0014】
図3は給油所の安全点検の各項目の一覧を示す図である。
点検項目には、その点検内容に応じて毎日点検する項目、毎週点検する項目、毎月点検する項目あるいは朝の開店時に点検する項目、あるいは夜の閉店時に点検する項目、あるいはタンクローリ車が給油所に到着したときに点検する項目、あるいは特に規定のない点検項目などがある。
【0015】
さらに、点検方法には、センサ等により自動化できるものと、作業者の目視により自動化できないものとがある。このように、給油所の点検作業は、多岐にわたる煩雑な作業であるため、人為的なミスは免れない。
そこで、本発明の給油所管理装置2では、各種センサの設置により自動化できる点検項目を自動化すると共に、自動化できない点検項目は点検を促すメッセージを表示装置12に表示することにより点検忘れを防止し、且つ点検結果を容易に入力できるようにして作業者の負担を軽減するものである。
【0016】
以下、給油所管理装置2のCPU11が実行する処理につき説明する。
図4は給油所管理装置2を起動させる処理を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、ステップS1(以下「ステップ」を省略する)で給油所管理装置2の「起動処理」を実行した後、S2に進み、給油所管理装置2の「業務処理」を実行する。さらに、S3に進み、給油所管理装置2の「終了処理」を実行して電源を切っても良い状態にする。
【0017】
図5は上記S1で実行する給油所管理装置2の「起動処理」を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S5で給油所管理装置2の各種設定データや昨日までの管理データを記憶装置14から読み出した後、S6に進み、読み出したデータの整合性や各機器との通信状態等、給油所管理装置2のセルフチェックを行う。その後、S7で起動時点検処理を行って今回の「起動処理」を終了させて呼出し元に戻る。
【0018】
図6は上記S7で実行する給油所管理装置2の「起動時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S10で給油所の地下タンク(図示せず)に貯蔵されている「タンク在庫の起動時点検処理」を実行した後、S11に進み、「計量機31 〜3n の起動時点検処理」を実行する。
【0019】
次に、S12に進み、「油水分離槽(図示せず)の点検処理」を実行した後、S13に進み、一週間毎の点検日かどうかを判断し、本日が一週間毎の点検日であるときはS14に進み、地下タンクの「漏洩検知管(図示せず)の点検処理」を行う。
また、S13において、本日が一週間毎の点検日でないときはS14の処理を省略してS15に移行して計量機31 〜3n のセルフチェック結果を取得する。次のS16では、測定したデータや点検した結果を記憶装置14のファイルに書き込み今回の起動時点検処理を終了させて呼出し元に戻る。
【0020】
図7は上記S10で実行する「タンク在庫の起動時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S20で地下タンクのタンク番号に「1」を設定した後、S21に進み、タンク番号で指定された当該タンクの在庫量(油液の残量)を油面計4により測定された油面高さから求める。
【0021】
次のS22では、タンク番号で指定された当該タンクの前日終了時の在庫量と、上記S21で取得した在庫量とを比較してその誤差を演算する。そして、S23に進み、上記S22で求めた誤差と予め設定された規定値を比較し、誤差が規定値より大きければS24に進み、表示装置12に漏油を警告するメッセージを表示させる。
【0022】
また、S23において、上記S22で求めた誤差が予め設定された規定値より小さいときは、S24の処理を省略してS25に移行し、全ての地下タンクについて在庫量を取得したかどうかをチェックする。
そして、S25で全ての地下タンクの在庫量を取得していないときは、タンク番号を次のタンクに設定し(タンク番号+1)、前述したS21に戻る。しかし、S25において、全ての地下タンクの在庫量を取得しているときは、今回のタンク在庫の起動時点検処理を終了させて呼出し元に戻る。
【0023】
図8は上記S11で実行する計量機の起動時点検処理を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S30で地下タンクのタンク番号に「1」を設定した後、S31に進み、計量機番号を「1」に設定する。
次のS32では、計量機番号で指定された当該計量機へ起動時の初期化データを転送し、当該計量機のロックを解除した後、S33に進み、計量機番号で指定された当該計量機の累積カウンタ値を取得する。
【0024】
そして、S34に進み、計量機番号で指定された当該計量機へセルフ給油チェックを要求した後、S35に進み、全計量機31 〜3n について起動時点検処理を実行したか否かをチェックする。
S35において、全計量機31 〜3n について起動時点検処理を実行していないときは、計量機番号を次の計量機番号に設定し(計量機番号+1)、前述したS32に戻る。しかし、S35において、全ての計量機31 〜3n について起動時点検処理を実行したときは、S36に移行し、全ての地下タンクについて計量機の起動時点検処理を実行したかどうかをチェックする。
【0025】
そして、S36で全ての地下タンクの起動時点検処理を実行していないときは、タンク番号を次のタンクに設定し(タンク番号+1)、前述したS31に戻る。しかし、S36において、全ての地下タンクについて起動時点検処理を終了しているときは、今回の起動時点検処理を終了させて呼出し元に戻る。
図9は上記S12で呼び出す「油水分離槽(図示せず)の点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【0026】
CPU11は、S40で油水分離槽内に設けられた油分量検知器(センサ)により測定された油の量を取得した後、S41に進み、上記S40で取得した油量と、予め設定された規定値とを比較する。
このS41において、S40で取得した油量が規定値よりも多いときは、異常有りと判断してS42に進み、表示装置12に油水分離槽の油分量が規定値を超えた異常メッセージを表示する。しかし、S41において、S40で取得した油量が規定値よりも少ないときは、異常なしと判断して今回の油水分離槽の点検処理を終了させて呼出し元に戻る。
【0027】
図10は上記S14で呼び出す「漏洩検知管の点検処理」を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S45で漏洩検知管の油検知器(センサ)の検出値を取得した後、S46へ進み、S45で取得した漏洩検知管の検知結果が正常かどうかをチェックする。このS46において、漏洩検知管の検知結果が異常であるならばS47へ進み、漏洩検知管の検知結果が正常であるならばS47の処理を省略して呼び出し元へ戻る。
【0028】
S47では、給油所管理装置2の表示装置12に漏洩検知管の異常メッセージを表示し、今回の漏洩検知管の点検処理を終了させて呼び出し元へ戻る。
図11は上記S15で呼び出す「計量機31 〜3n のセルフチェック結果の取得」の処理を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S50で地下タンク番号に「1」を設定した後、S51へ進み、計量機番号に「1」を設定する。次のS52では、計量機番号で指定された計量機3のセルフチェック結果を取得した後、S53へ進み、S52で取得した計量機3のセルフチェック結果に異常が無いかどうかをチェックする。このS53において、計量機3のセルフチェック結果に異常があればS54へ進み、表示装置12に計量機3の異常メッセージを表示する。
【0029】
また、S53において、計量機3のセルフチェック結果が正常ならばS55へ進み、全計量機31 〜3n について処理を行ったかどうかをチェックする。このS55で未だセルフチェック結果の判定処理を行っていない計量機3が残っているときは、計量機番号を次の計量機3の番号に設定(計量機番号+1)した後、上記S52へ戻り、S52以降の処理を繰り返す。
【0030】
しかし、S55において、全計量機31 〜3n についてセルフチェック結果の判定処理を行った場合はS56へ進み、全地下タンクについて処理を行ったかどうかをチェックする。そして、S56において、未だ処理を行っていない地下タンクが残っているときは、地下タンク番号を次の地下タンクの番号に設定(地下タンク番号+l)して上記S51へ戻り、S51以降の処理を繰り返す。
【0031】
また、S56において、全ての地下タンクについてセルフチェック結果の判定処理を終了したならば今回の点検処理を終了させて呼び出し元へ戻る。
図12は上記S3で呼び出される「給油所管理装置2の終了処理」を説明するためのフローチャートである。
CPU11は、S60で終了時点検処理を行った後、S61に進み、定期点検確認処理を行う。次に、S62に進み、全ポンプのロック(停止)を行った後、S63に進み、本日のデータをファイルに追加記録し、今回の終了時点検処理を終了させて呼び出し元へ戻る。
【0032】
次に、上記S60で呼び出す「給油所管理装置2の終了時点検処理」について、図13のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S65でタンク在庫(現在地下タンクに貯蔵されている油液の残量)の終了時点検を行った後、S66に進み、計量機3の終了時点検を行って呼び出し元へ戻る。
【0033】
次に上記S65で呼び出す「タンク在庫の終了時点検処理」について、図14のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S70で地下タンク番号に「1」を設定した後、S71に進み、タンク番号で指定された地下タンクの在庫量を油面計4から取得する。次に、S72に進み、S71で得られた地下タンクの在庫量と、当日朝の起動時点検処理で得られた在庫量と、当日の受入量(タンクローリー車から荷卸しされた場合)から当日の出荷量(総給油量)を計算する。
【0034】
次のS73では、全地下タンクについて在庫量を取得したかどうかをチェックして、全地下タンクの在庫量取得を終了していなければ地下タンク番号を次の地下タンクに設定(地下タンク番号+1)してS71へ戻り、S71以降の処理を繰り返す。しかし、S73において、全地下タンクの在庫量取得を終了しているときは今回の「終了時点検処理」を終了させて呼び出し元へ戻る。
【0035】
次に前記S66で呼び出す「計量機の終了時点検処理」について、図15のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S80で地下タンク番号に「1」を設定した後、S81へ進む。
S81では、同一地下タンクから供給される全ての計量機31 〜3n の出荷量合計(総給油量)を求めるための変数SUMを0クリアした後、S82へ進み、計量機番号に「1」を設定する。
【0036】
次のS83では、計量機番号で指定される計量機3の累積カウンタ値を取得した後、S84へ進み、S83で得られた累積値と、当日朝の起動時点検処理で得られた累積値から当日の出荷量(総給油量)を計算する。
次のS85では、S84で得られた当日出荷量を出荷合計を求める変数SUMに加算する(SUM=SUM+当該計量機からの当日出荷量)。
【0037】
次のS86では、全計量機31 〜3n について終了時点検処理を行ったかどうかをチェックしており、全計量機31 〜3n について終了時点検処理を行っていなければ計量機番号を次の計量機3に設定(計量機番号+1)した後、S83へ戻り、S83以降の処理を繰り返す。
また、S86において、全計量機31 〜3n について終了時点検処理を行ったときは、S87へ進み、計量機3からの出荷量合計(SUM)を記憶装置14に記憶させる。
【0038】
次のS88では、S72で求めた地下タンクからの出荷量と、S87で求めた計量機3からの出荷量からこれらの差異を求めた後、S89へ進み、全地下タンクについて処理を終了したかどうかをチェックする。このS89において、全地下タンクについて終了時点検処理を終了していなければ地下タンク番号を次の地下タンクに設定(地下タンク番号+1)した後、S81へ戻り、S81以降の処理を繰り返す。
【0039】
しかし、全地下タンクについて終了時点検処理を終了したときは、今回の「終了時点検処理」を終了させて呼び出し元へ戻る。
次に前記S61で呼び出す「定期点検確認処理」について、図16のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S90で毎日の点検項目の中に未記入の点検項目、あるいは異常が登録されて未対策のままの点検項目があるかどうかをチェックしており、未記入又は未対策の点検項目があるときは、S91へ進み、毎日の点検項目の結果入力処理(給油所管理装置2の表示装置12に点検項目を表示し、その結果を入力装置13から入力できる登録機能)を実行した後、S92へ進む。
【0040】
また、S90において、未記入又は未対策の点検項目がないときは、S91の処理を省略してS92へ進み、本日が1週間毎の点検日かどうかをチェックする。そして、S92で本日が1週間毎の点検日であるときは、S93へ進み、1週間毎の点検項目の中に未記入の点検項目、あるいは異常が登録されて未対策のままの点検項目があるかどうかをチェックする。
【0041】
S93において、1週間毎の点検項目の中に未記入の点検項目あるいは未対策の点検項目があるときは、S94へ進み、1適間毎の点検項目の結果入力処理(給油所管理装置2の表示装置12に点検項目を表示し、その結果を入力装置13から入力できる登録機能)を実行した後、S95へ進む。
また、上記S92において、本日が1週間毎の点検日でなければS95へ進み、本日が1ケ月毎の点検日かどうかをチェックし、本日が1ケ月毎の点検日であるときはS96へ進み、1ケ月毎の点検項目の中に未記入の点検項目あるいは異常が登録されて未対策のままの点検項目があるかどうかをチェックする。
【0042】
そして、S96において、1ケ月毎の点検項目の中に未記入の点検項目あるいは未対策の点検項目があるときは、S97へ進み、1ケ月毎の点検項目の結果入力処理(給油所管理装置2の表示装置12を表示し、その結果を入力装置13から入力できる登録機能)を実行した後、S98へ進む。
また、S95において、本日が1ケ月毎の点検日でないとき、あるいはS96において、1ケ月毎の点検項目の中に未記入の点検項目あるいは未対策の点検項目がないときは、S98へ進む。
【0043】
S98では、データおよび点検結果を記憶装置14にファイルとして記憶させた後、今回の「定期点検確認処理」を終了させて呼び出し元へ戻る。
次に前記S2で呼び出す「業務処理」について、図17のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S100において、入力装置13又は各種センサからの入力があるかどうかをチェックしており、入力が有るとS101へ進み、入力が業務関連の入力かどうかをチェックする。そして、S101において、入力が業務関連であるときは、S102に進み、通常の出荷(給油・精算)業務を処理した後、S100へ戻る。
【0044】
また、S101において、入力装置13又は各種センサからの入力が業務関連でないときは、S103に進み、入力が「油液の受入(タンクローリ車から油液の荷卸し)」の選択かどうかをチェックし、油液の受入ならばS104へ進み、タンクローリ車からの受入業務(油液の荷卸し)を処理した後、S100へ戻る。
【0045】
また、S103において、「油液の受入」でないときは、S105に進み、入力が「点検の選択」かどうかをチェックする。そして、S105において、入力が「点検の選択」であるときは、S106へ進み、安全点検業務を処理した後、S100へ戻る。
また、S105において、入力が「点検の選択」でないときは、S107に進み、入力が「終了の選択」かどうかをチェックする。そして、S107において、入力が「終了の選択」でないときは、S100へ戻り、入力が「終了の選択」であるときは今回の「業務処理」を終了させて呼び出し元へ戻る。
【0046】
次に前記S106で呼び出す「点検処理」について、図18のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、S110で毎日の点検項目を給油所管理装置2の表示装置12に表示した後、S111へ進み、入力装置13からの入力が点検結果の入力かどうかをチェックする。
【0047】
S111において、「点検結果」の入力ならばS112へ進み、入力された点検結果に基づきデータを更新した後、S110へ戻る。しかし、S111において、点検結果の入力でなければS113へ進み、入力が「毎週の点検」を選択したかどうかをチェックする。
そして、S113で「毎適の点検」が選択されたときは、後述するS120へ進み、S113で「毎適の点検」が選択されてなければS114に進み、入力が「毎月の点検」を選択したかどうかをチェックする。
【0048】
S114において、入力が「毎月の点検」を選択したときは、後述するS130へ進み、入力が毎月の点検を選択しないときはS115へ進む。このS115では、入力が「帳票出力(点検結果の一覧表)」を選択したかどうかをチェックしており、「帳票出力(点検結果の一覧表)」が選択されたときはS116へ進み、プリンタ15から毎日の点検結果の一覧表(図19〜図21を参照のこと)を印字して出力した後、S110へ戻る。
【0049】
しかし、S115で入力が「帳票出力(点検結果の一覧表)」を選択していないときは、S117に進み、入力が「元に戻る処理終了(点検処理の終了)」を選択したかどうかをチェックする。そして、S117において、入力が「元に戻る」を選択しなかったときはS110へ戻り、「元に戻る」を選択したときは今回の処理を終了させて呼び出し元へ戻る。
【0050】
次のS120では、毎週の点検項目を給油所管理装置2の表示装置12に表示した後、S121へ進み、入力が点検結果の入力かどうかをチェックする。そして、S121で「点検結果」の入力があるときは、S122へ進み、入力された「点検結果」に基づきデータを更新した後、S120へ戻る。
しかし、S121で「点検結果」の入力がないときは、S123に進み、入力が「毎日の点検」を選択したかどうかをチェックする。そして、S123で「毎日の点検」が選択されているときはS110へ戻り、そうでなければS124へ進む。
【0051】
S124では、入力が「毎月の点検」を選択したかどうかをチェックし、「毎月の点検」が選択されたときは後述するS130へ進み、「毎月の点検」が選択されなかったときはS125へ進み、入力が「帳票出力(点検結果の一覧表)」を選択したかどうかをチェックする。
このS125において、「帳票出力(点検結果の一覧表)」が選択されたときはS126へ進み、プリンタ15から毎週の点検結果(図19、図20参照)を帳票出力した後、S120へ戻る。しかし、S125において、「帳票出力(点検結果の一覧表)」が選択されなかったときはS127へ進み、入力が戻る(点検処理の終了)を選択したかどうかをチェックする。
【0052】
このS127において、「入力が戻る」が選択されなかったときはS120へ戻り、「入力が戻る」が選択されたときは今回の処理を終了させて呼び出し元へ戻る。
次のS130では、毎月の点検項目を給油所管理装置2の表示装置12に表示した後、S131へ進み、入力が「点検結果の入力」かどうかをチェックする。このS131において、「点検結果の入力」ならばS132へ進み、入力された点検結果に基づきデータを更新した後、S130へ戻る。
【0053】
また、S131において、「点検結果の入力」でないときはS133へ進み、入力が「毎日の点検」を選択したかどうかをチェックする。そして、S133において、「毎日の点検」が選択されたときは、S110へ戻り、そうでなければS134へ進む。
S134では、入力が「毎週の点検」を選択したかどうかをチェックしており、「毎週の点検」が選択されたときはS120へ戻り、「毎週の点検」が選択されたときはS135に進み、入力が「帳票出力(点検結果の一覧表)」を選択したかどうかをチェックする。このS135において、「帳票出力(点検結果の一覧表)」が選択されたときはS136へ進み、プリンタ15から毎月の点検結果の一覧表を出力した後、S130に戻る。
【0054】
また、S135において、「帳票出力(点検結果の一覧表)」が選択されなかったときは、S137に進み、入力が戻る(点検処理の終了)を選択したかどうかをチェックする。そして、S137において、入力が戻る(点検処理の終了)を選択しなかったときは、S130に戻り、入力が戻る(点検処理の終了)を選択したときは、今回の処理を終了して呼び出し元へ戻る。
【0055】
このように、給油所に設置された各機器の点検項目を所定の日時に表示装置12に表示させ、点検結果が入力されると各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶装置14に記憶するため、給油所の作業者がその日にチェックすべき点検項目に神経を使うことがなく点検項目を抜かす心配が無くなり、異常項目の処置し忘れがないか確認できる。そのため、点検結果の信頼性を高めることができると共に、作業者の負担を軽減させることができ、セルフ給油導入にも対応することができる。
【0056】
尚、上記業務処理の概略フローで、業務処理の詳細は省略したが、業務処理中は入力装置13の手動操作により点検項目の入力機能を呼び出して点検結果、異常の対応等を入力することができる。
また、同様に帳票出力機能(点検結果の一覧表の作成)を呼び出し、例えば図19〜図21に示すような給油所施設安全点検記録帳の帳票をプリンタ15から出力することができる。従業員は、このプリンタ15で印字された帳票(点検結果の一覧表)をファイリングするだけで給油所施設安全点検記録帳を管理することができる。
【0057】
尚、上記実施例では、自動化する点検項目として油面計、計量機、油水分離槽、漏洩検知管等を挙げて説明したが、点検項目の全てが自動化されなくても良い。すなわち、自動化されない一部の点検項目は、給油所の作業者に点検を促し結果を手動入力することで同様の効果を得られる。
また、上記本実施例において、自動化されていない点検項目を新たなセンサを設けて自動化しても同様の効果が得られるのは勿論である。
【0058】
また、自動化されていない毎日の点検項目については、手動操作で結果を入力する方法を説明したが、例えば予め設定された点検時間になると、自動的に点検を行うようメッセージを表示して給油所の作業者に点検を促すようにして点検忘れを防止することもできる。
また、上記実施例では、地上設置型の給油装置を一例として挙げたが、これに限らず、例えば給油ノズルを昇降させる懸垂式給油装置にも適用できるのは勿論である。
【0059】
また、上記実施例の計量機は、運転者自身が給油を行うセルフ給油の場合、あるいは給油所の作業員が給油操作を行う通常の給油方法の場合でも同様な効果が得られるのは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1の発明によれば、給油所に設置された各機器の所定期間毎に異なる点検項目を、当該所定期間に合わせて指示し、各点検項目に対応する点検処理を実行し、当該点検処理による点検結果を入力されると、各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶し、指示手段により指示された所定期間毎の点検項目、及び入力手段により記憶手段に記憶された当該点検項目に対応する点検結果を表示するため、給油所の作業者がその日にチェックすべき点検項目に神経を使うことがなく点検項目を抜かす心配が無くなり、異常項目の処置し忘れがないか確認できる。そのため、点検結果の信頼性を高めることができると共に、作業者の負担を軽減させることができ、セルフ給油導入にも対応することができる。
【0061】
また、請求項2の発明によれば、記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目がある場合には、当該所定期間に対応する点検項目の点検結果の入力を促すため、多数の点検項目の中からその日に点検すべき点検項目を忘れることが防止され、点検漏れを無くすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装所管理システムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】給油所管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】給油所の安全点検の各項目の一覧を示す図である。
【図4】CPUが実行する給油所管理装置を起動させる処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】S1で実行する給油所管理装置の「起動処理」を説明するためのフローチャートである。
【図6】S7で実行する給油所管理装置の「起動時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図7】S10で実行する「タンク在庫の起動時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図8】S11で実行する計量機の起動時点検処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】S12で呼び出す「油水分離槽の点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図10】S14で呼び出す「漏洩検知管の点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図11】S15で呼び出す「計量機のセルフチェック結果の取得」の処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】S3で呼び出す「給油所管理装置の終了処理」を説明するためのフローチャートである。
【図13】S60で呼び出す「給油所管理装置の終了時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図14】S65で呼び出す「タンク在庫の終了時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図15】S66で呼び出す「計量機の終了時点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図16】S61で呼び出す「定期点検確認処理」を説明するためのフローチャートである。
【図17】S2で呼び出す「業務処理」を説明するためのフローチャートである。
【図18】S106で呼び出す「点検処理」を説明するためのフローチャートである。
【図19】計量機の点検項目が記載された点検結果の一覧表の一例を示す図である。
【図20】地下タンクの点検項目が記載された点検結果の一覧表の一例を示す図である。
【図21】給油所の各機器の点検項目が記載された点検結果の一覧表の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 POS端末機
2 給油所管理装置
1 〜3n 計量機
4 油面計
5 洗車機
6 監視カメラコントローラ
7 TVカメラ
8 防災盤
9 各種センサ
10 防災機器
11 CPU
12 表示装置
13 入力装置
14 記憶装置
15 プリンタ

Claims (2)

  1. 給油所に設けられた機器を管理する給油所管理装置において、
    前記各機器の所定期間毎に異なる点検項目を、当該所定期間に合わせて指示する指示手段と、
    該指示手段に指示された点検項目に対応する点検処理を実行し、当該点検処理による点検結果を入力する入力手段と、
    該入力手段により点検結果が入力されると各点検項目リストに対応させて点検結果を記憶する記憶手段と、
    前記指示手段により指示された前記所定期間毎の点検項目、及び前記入力手段により前記記憶手段に記憶された前記当該点検項目に対応する点検結果を表示する表示手段と、
    からなることを特徴とする給油所管理装置。
  2. 前記指示手段は、前記所定期間毎に行なわれる前記複数の点検項目のうち、前記所定期間に行なうべき点検項目中に前記記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目があるか否かをチェックし、当該記憶手段に点検結果が記憶されていない点検項目がある場合には、当該所定期間に対応する点検項目を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の給油所管理装置。
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