JP3935682B2 - Optical communication device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、光通信装置に関し、特にたとえば、第1発光素子および第1受光素子を有する本体に着脱自在に装着され、第1発光素子および第1受光素子との間で光通信を行う第2受光素子および第2発光素子を有する、光通信装置に関する。
【0002】
【背景技術】
たとえば欧州によく見られるカーオーディオ装置として、本体に対して着脱自在なベゼルを備えるものがある。このように着脱式ベゼルを採用しているのは、カーオーディオ装置の盗難予防のためである。ただし、着脱式ベゼルを採用すると、ベゼルを本体に対して着脱するときに、本体とベゼルとを電気的に接続する信号線および電源線の切り離し/接続を容易に行えるようにする必要がある。そのために、信号線および電源線の途中に接続コネクタが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、接続コネクタの電気接点の極数は、或る一定以上に多くすることができないという問題がある。なぜなら、車両の振動および衝撃、ならびにこのカーオーディオ装置の設置場所の温度および湿度等に対する信頼性確保のために、微小間隔の電気接点のコネクタを使用できないこと、およびベゼルの本体に対する取付面積が限られており十分な取付面積を確保できないことにより、接続コネクタの電気接点の極数を多くすることができないからである。
【0004】
ところで、着脱式ベゼルには操作ボタン18および液晶表示器78を設ける場合があるが、この他に、内蔵電子回路、操作ボタン18等の夜間照明用ランプおよび液晶表示器用バックライトを設けようとすると、それら操作ボタン18等の信号線および電源線により、接続コネクタに設けられている電気接点を全て使用してしまうようになる。
【0005】
そして、この状態で、着脱ベゼルにさらにたとえば小型メモリーカード対応機能としての記録再生部を追加しようとすると、その記録再生部を制御するための信号線をコネクタに接続する必要があるが、その信号線を接続するためのコネクタの電気接点が不足することとなる。よって、記録再生部を追加できないという問題がある。
【0006】
そこで、たとえばこの追加しようとする記録再生部の信号についての着脱ベゼルと本体との通信を、コネクタを介さずに光通信によって行うことが考えられる。しかし、光によって双方向の通信を行う装置を採用すると、発光素子および受光素子が互いに隣り合わせに配置されることがあり、このように配置されると、発光素子から発せられた送信光が隣合う受光素子に漏洩して通信品質を低下させたり、誤動作の原因となることがある。
【0007】
それゆえに、この発明の主たる目的は、光通信の送信光の漏洩を遮断して通信品質の低下を防止することができる光通信装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第1発光素子および第1受光素子を有する本体に着脱自在に装着され、前記第1発光素子および前記第1受光素子との間で光通信を行う第2受光素子および第2発光素子を有する光通信装置であって、前記第1発光素子から発せられた光を入射するための入射孔および前記第2発光素子から発せられた光を出射するための出射孔が形成されたパネル、前記第2受光素子および前記第2発光素子が実装された基板、前記第2受光素子および前記第2発光素子の各々を覆う断面略U字状のレンズ部材、および 前記基板と前記パネルとの間に介挿されるスペーサを備え、前記レンズ部材および前記スペーサは透明樹脂によって一体成形され、前記レンズ部材と前記スペーサとの間に空間を形成するとともに、前記レンズ部材および前記スペーサは前記第2受光素子および前記第2発光素子を結ぶ直線に直交する方向において互いに結合されることを特徴とする、光通信装置である。
【0009】
【作用】
第2発光素子から発せられた光のうち第2受光素子に向かう光は、レンズ部材とスペーサとの間に空間を形成した構成によって反射して遮光される。このため、第2発光素子から発せられた光が第2受光素子により受光されないようにすることができる。そして、基板に実装された第2受光素子および第2発光素子に対して、一体に成形されている各レンズ部材を被せることにより、第2受光素子および第2発光素子の基板面と平行する方向の位置決めを簡単に行うことができる。また、レンズ部材およびスペーサを基板とパネルとの間に装着することにより、第2受光素子および第2発光素子の基板面からの高さ方向の位置決めを簡単に行うことができる。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、第2発光素子から発せられた光が隣合う第2受光素子に受光されることがないので、通信品質の低下および誤動作を防止することができる。また、第2受光素子および第2発光素子に各レンズ部材が被せられ、この各レンズ部材およびスペーサが一体に成形されて基板とパネルとの間に介挿されているので、第2受光素子および第2発光素子の取付けおよび位置決め作業の簡素化と自動化が可能となる。
【0011】
また、レンズ部材により、各素子の光軸周辺光を集めることができるので、ベゼルの本体に対する取付け位置の誤差に基づく各素子のそれぞれの光軸のずれを補正して、通信品質の低下を防止できる。さらに、このように通信品質の低下を防止できるので、ベゼルの本体に対する取付け位置の精度を特別に高くする必要が無い。これにより、ベゼルの本体に対する着脱および開閉を行わせる複雑な機構を備えるたとえばカーオーディオ装置にも、その操作性に悪影響を与えずに、信号線の不足分を補うための拡張を光通信により行うことができるという利点がある。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1に示す実施例は、光通信装置10をカーオーディオ装置12に適用したものである。このカーオーディオ装置12は、図9に示すように、車両に固定して取り付けられる本体14,およびこの本体14に着脱自在に取り付けられているベゼル16を備えている。そして、図1,図10および図11に示すように、ベゼル16が本体14に装着されている状態で、このベゼル16の正面に設けられている操作ボタン18を操作することにより、たとえばコンパクトディスク(CD)またはメモリーカードに記録されている音楽情報等を再生することができる。また、ベゼル16を本体14から取り外した状態では、CD等に記録されている音楽情報を再生することができないようになっている。このように、着脱式ベゼル16を採用することにより、カーオーディオ装置12の盗難を予防することができる。
【0014】
つまり、図9に示すように、CDを本体14のパネル20に設けられているCD挿入口22に挿入可能な開位置にベゼル16を移動させた状態、またはベゼル16を本体14から切り離した状態(図示せず)では、接続コネクタ28のプラグ28aとジャック28bとが電気的に切り離され、かつ互いに対となっている複数の受光素子30,36と複数の発光素子32,34とが切り離された状態となるので、操作ボタン18を操作してもCD等に記録されている音楽情報を再生することができないようになっている。
【0015】
そして、図1,図10および図11に示すように、ベゼル16が本体14に装着されて閉位置にある状態では、本体14およびベゼル16は、信号線24、電源線26、ならびにこれら信号線24および電源線26の途中に設けられている接続コネクタ28を介して互いに電気的に接続され、かつ複数の受光素子30,36および複数の発光素子32,34を介して双方向に光通信が可能な状態となり、これによって、操作ボタン18を操作することによりCD等に記録されている音楽情報を再生することができる。
【0016】
なお、ベゼル16と本体14との通信を、コネクタ28に加えて光通信装置10を使用して行っているのは、上述したように信号線24等を接続するためのコネクタ28の電気接点が不足しているからであり、この不足している信号線に代わる通信を光通信装置10により行っている。光通信装置10は、本体14に設けられている本体側光通信部38とベゼル16に設けられているベゼル側光通信部40とを備えている。
【0017】
次に、図1等を参照して、ベゼル16を説明する。ベゼル16に設けられているベゼル側光通信部40は、本体側光通信部38に設けられている2つの発光素子34(34a,34b)および6つの受光素子36(36a〜36f)との間で光通信を行う2つの受光素子30(30a,30b)および6つの発光素子32(32a〜32f)を備えており、さらに基板42,レンズ部材44(44a〜44h),スペーサ46およびパネル48を備えている。ただし、図1には,受光素子30bおよび発光素子32aを1つずつ示してあり、残りの受光素子30aおよび5つの発光素子32b〜32fは省略してある。
【0018】
そして、図1に示すように、これら2つの各受光素子30a,30bおよび6つの各発光素子32a〜32fは、所定の直線に沿って1列に、互いに所定の一定間隔を隔ててそれぞれクッション部材50を介して基板42に実装されている。図2(A)には、各受光素子30および各発光素子32がクッション部材50を介して基板42に実装されている状態の斜視図が示されている。なお、図2(A)には、受光素子30bおよび発光素子32aが示されている。各クッション部材50は、遮光性を有するたとえば合成ゴム製である。各クッション部材50は、同一の形状であり、正面形状が矩形の板状体である。
【0019】
そして、2つの各受光素子30a,30bおよび6つの各発光素子32a〜32fを合計8つのレンズ部材44(44a〜44h)により覆っている。なお、図2(B)には、2つのレンズ部材44b,44cが示されている。そして、2つの各受光素子30および6つの各発光素子32は、外形(封止キャップの形状)が同一であるので、これら8つの各レンズ部材44も同一の形状に形成されている。よって、図1に示す左側の受光素子30bを覆っているレンズ部材44bのみを説明し、他のレンズ部材44a,44c〜44hの説明を省略する。
【0020】
レンズ部材44bは、透明樹脂により成形されており、内側に受光素子30bを収容するための凹部(素子収容部52)が形成されている(図4参照)。素子収容部52の内面形状は、受光素子30bの外形に対応する略円筒形であって、素子収容部52の底が半球状に形成されて窪んでいる。また、レンズ部材44bは、図2(B)の斜視図に示すように、正面形状が正方形であって所定の奥行きに形成された直方体部54、この直方体部54の正面に形成された円錐状部56、およびこの円錐状部56の先端に形成されている凸レンズ部(以下、「レンズ部58」と言う。)を備えている。よって、レンズ部材44bは、図4の断面図に示すように、断面が略U字状と成っている。そして、図4に示すように、レンズ部58以外の円錐状部56の外周面、および直方体部54の外周面に遮光膜(遮光部)60が形成されている。つまり、遮光膜60は、レンズ部材44bの外側表面のうち、レンズ部58の外側表面以外の部分に形成されている。
【0021】
この遮光膜60によると、レンズ部材44bの外側で発せられた光、たとえば発光素子32から発せられた光をこの遮光膜60によって遮光して、この遮光膜60が形成されている部分から光がレンズ部材44bに入射しないようにすることができる。ただし、レンズ部材44の素子収容部52に発光素子32が収容されている場合は、この発光素子32から発せられた光を、レンズ部58を透過させてこの発光素子32と光通信が行われる受光素子36に向かわせることができる。そして、レンズ部材44の素子収容部52に受光素子30が収容されている場合は、この受光素子30と光通信が行われる発光素子34から発せられた光をレンズ部58を透過させてこの受光素子30により受光させることができる。また、これら8つの各レンズ部材44は、図3に示すように(図3には2つのレンズ部材44b,44cを示してある。)、架橋部62を介してスペーサ46と結合している。
【0022】
スペーサ46および架橋部62は、レンズ部材44と同様に透明樹脂により形成されており、8つのレンズ部材44と一体に成形されている。スペーサ46は、図3に示すように、横長の矩形の板状態であり、8つの貫通孔64が形成されている。各貫通孔64は四角筒状の形状であり、各貫通孔64の内側にレンズ部材44が1つずつ収容された状態で配置されている。したがって、8つの各貫通孔64内に配置されているそれぞれのレンズ部材44の互いに隣合うものどうしの間隔は同一であり、このレンズ部材44どうしの間隔は、基板42に実装されている受光素子30および発光素子32の互いに隣合うものどうしの間隔(一定の間隔)に一致させてある。そして、各貫通孔64に形成されている4つの各内側面は、レンズ部材の直方体部54の4つの各側面と所定の空隙(空間)66を隔てて平行して向かい合っている。なお、空隙66は、図4に示すように、貫通孔64の内側面とレンズ部58以外の円錐状部56の外周面との間にもわたって形成されている。また、図4に示すように、各貫通孔64に収容されているレンズ部材44のレンズ部58は、貫通孔64の同図に示す上側開口部より外側に少し突出しており、各レンズ部材44に形成されている遮光膜60は、貫通孔64の内側に配置されている。さらに、各貫通孔64の図4に示す下側開口部には、クッション部材50を収容するためのクッション収容部68が形成されている。このクッション収容部68は、貫通孔64の内側面よりも外側に広げられており、クッション部材50と対応する形状である。このクッション収容部68の内側にクッション部材50を収容した状態では、クッション部材50の正面の周縁が段差部の底面68aに当接し、クッション部材50の4つの各外側面と、これら各外側面と対向するクッション収容部68の4つの各内側面とが互いに所定の隙間70を隔てて平行している。なお、クッション収容部68およびレンズ部材44は、図4に示すように、クッション収容部68の底面がレンズ部材の素子収容部52の開口縁と同一平面上に位置するように形成され、クッション収容部68の深さがクッション部材50の厚みよりも少し浅く形成されている。
【0023】
次に、架橋部62を図3ないし図8を参照して説明する。図3に示す左側のレンズ部材44bおよびスペーサ46は、4つの架橋部62を介して結合されている。この4つの架橋部62のうちの2つの架橋部62aは、レンズ部材44bに形成されている直方体部54の上面左右の各縁部と、貫通孔64の上側面64aとを結合している。他の2つの架橋部62bは、直方体部54の下面左右の各縁部と、貫通孔64の下側面64bとを結合している。そして、4つの各架橋部62は、図5ないし図8に示すように、直方体部54に設けられているクッション収容部68の開口縁側の縁部に形成されており、架橋部62の上側面64aと平行する方向の断面形状は矩形である。そして、その断面の縦および横の各寸法は、図1に示すように、互いに結合されているレンズ部材44およびスペーサ46をベゼル16に組み込むときに、架橋部62に掛かる力によって架橋部62が破損しない程度のできるだけ小さい寸法にしてある。架橋部62の材質は、透明樹脂でありレンズ部材44の材質と同一のものである。
【0024】
ただし、図3の右側に示すレンズ部材44cとスペーサ46とを結合する架橋部62、および図3に示されていないレンズ部材44とスペーサ46とを結合する架橋部62は、図3の左側に示すレンズ部材44bとスペーサ46とを結合する架橋部62と同様に、同一の架橋部62を使用して、レンズ部材44c,44とスペーサ46とを同一の箇所で、かつ同一の個数で結合しているのでそれらの詳細な説明を省略する。つまり、各架橋部62の架け渡されている方向(架橋方向)は、8つのレンズ部材44の各素子収容部52に収容されている受光素子30および発光素子32の各中心を結ぶ直線72に直交する方向と平行し、その方向において各レンズ部材44とスペーサ46とを各架橋部52が互いに結合している。
【0025】
パネル48は、図2(C)に示すように、正面形状が横長の矩形の板状体であり、遮光性を有する材料により形成されている。そして、同じ大きさの8つの円孔74が横一列に同じ間隔で形成されている。図2(C)では、2つの円孔74が示されている。互いに隣合う円孔74の間隔は、互いに隣合うレンズ部材44の間隔と同一である。そして、円孔74は、内側にレンズ部58を収容することができる大きさであって、レンズ部58の外径と略等しい大きさに形成されている。パネル48は、図1に示すように、ベゼル筐体76の背面、すなわち本体14に向かう側の面を形成しており、ベゼル筐体76に結合している。
【0026】
そして、図1に示すように、基板42をパネル48に固定した状態で各受光素子30および各発光素子32のそれぞれのレンズ部58が対応する各円孔74のベゼル筐体76内側に向かう開口縁に嵌合して、各素子30,32の光軸が対応する各円孔74の中心に略一致するように各素子30,32を基板42に実装してある。そして、各レンズ部58が各円孔74の開口縁に嵌合している状態で、遮光膜60のレンズ部58側の周縁が円孔74の開口縁に当接している。そして、スペーサ46は、パネル48と基板42とにより正面と背面とから所定の力で押圧された状態で装着されるように、スペーサ46の厚みが形成されている。なお、受光素子30を覆うレンズ部材44が嵌合する円孔74は、本体側光通信部38に設けられている対応する発光素子34から発せられた光を入射するための入射孔であり、発光素子32を覆うレンズ部材44が嵌合する円孔74は、この発光素子32から発せられた光を出射するための出射孔である。
【0027】
また、ベゼル16には、複数の操作ボタン18、液晶表示器78、メモリーカード記録再生部80、夜間照明用ランプ88、および液晶表示器用バックライト88が設けられている。さらに、接続コネクタ28を構成するプラグ28aが設けられている。
【0028】
次に、図1等を参照して本体14を説明する。本体14に設けられている本体側光通信部38は、ベゼル側光通信部40に設けられている2つの受光素子30および6つの発光素子32との間で光通信を行う2つの発光素子34(34a,34b)および6つの受光素子36(36a〜36f)を備えている。そして、図1に示すように、これら2つの各発光素子34および6つの各受光素子36は、所定の直線に沿って1列に、互いに所定の間隔を隔ててそれぞれクッション部材50を介して基板82に実装されている。ただし、図1には,発光素子34bおよび受光素子36aを1つずつ示してあり、残りの発光素子34aおよび受光素子36b〜36fは省略してある。
【0029】
そして、本体側光通信部38に設けられている各発光素子34および各受光素子36、ならびにこれら各素子34,36と光通信を行うベゼル側光通信部40に設けられている各受光素子30および各発光素子32は、互いに光通信を行うものどうしの光軸が一致するように互いに向かい合って配置されている。さらに、本体側光通信部38は、レンズ部材44(44a〜44h),スペーサ46およびパネル20を備えている。ただし、本体側光通信部38およびベゼル側光通信部40に設けられている発光素子34,32および受光素子36,30のそれぞれの形状(封止キャップの形状)は全て互いに同一の形状である。そして、この両方の通信部に設けられているそれぞれのクッション部材50の形状および材質が互いに同一である。よって、本体側光通信部38に設けられている発光素子34,受光素子36およびクッション部材50の詳細な説明を省略する。また、本体側光通信部38に設けられているレンズ部材44,スペーサ46,架橋部62およびパネル20は、図1ないし図8に示されているベゼル側光通信部40のレンズ部材44,スペーサ46,架橋部62およびパネル48と対称な形状に形成されている。そして、図1に示すようにベゼル側光通信部40と同様に、本体側光通信部38の各レンズ部材44は、この光通信部38の各素子34,36を覆い、この状態でレンズ部材44およびスペーサ46が基板82とパネル20との間に介挿されている。また、この両方の通信部38,40に設けられているレンズ部材44,スペーサ46および架橋部62の材質が互いに同一である。よって、本体側光通信部38に設けられているレンズ部材44,スペーサ46,架橋部62およびパネル20の詳細な説明を省略する。
【0030】
また、パネル20は、図1に示すように、本体筐体84の正面、すなわちベゼル16に設けられているパネル48に向かう側の面を形成しており、本体筐体84に結合している。このパネル20もパネル48と同様に、遮光性を有する材料により形成されている。さらに、本体14には、CD再生部86および接続コネクタ28を構成するジャック28bが設けられている。
【0031】
次に、図1,図9および図10を参照してベゼル16の回転着脱機構部を説明する。この回転着脱機構部は、回転機構部90と着脱機構部92とから成っている。回転機構部90は、ベゼル16を、図10に示すように本体14に装着されて閉位置にある状態と、図9に示すように本体14に連結されて開位置にある状態とに開閉移動させるためのものである。この回転機構部90は、図9に示すように、本体14およびベゼル16のそれぞれの左右の各端部を互いに連結する一対のリンク機構部94を備えている。図1の左側に示すリンク機構部94は、2本のリンク94a,94bを備えており、この2本のリンク94a,94bの一方の各端部は、第1連結部94cを介して回動自在に連結されている。そして、リンク94aの他方の端部が本体14のパネル20に第2連結部94dを介して回動自在に連結されている。また、リンク94bの他方の端部がシャーシ96に固定して設けられている。ただし、図1の右側に設けられているリンク機構部94は、左側のリンク機構部94と同等のものであるので、詳細な説明を省略する。シャーシ96は、ベゼル16に設けられているパネル48を外側から覆う状態でパネル48と平行してベゼル筐体76に着脱自在に取付けられている。
【0032】
シャーシ96が取付けられているベゼル16は、図1に示すように本体14に装着されて閉位置にある状態で、各リンク機構部94の2つのリンク94a,94bが折り畳まれた状態となる。そして、ベゼル16が図9に示すように本体14に連結されて開位置にある状態では、各リンク機構部94の2つのリンク94a,94bが開いた状態となる。このように、ベゼル16が開位置にある状態では、CDをCD挿入口22に挿入可能な状態となり、CDをCD挿入口22に挿入して、ベゼル16を図1に示す閉位置にした状態で操作ボタン18を操作することによりCDの演奏を行わせることができる。
【0033】
なお、図1に示す98は、本体筐体84に固定して設けられている本体側着脱爪98である。この本体側着脱爪98は、ベゼル16が閉位置にある状態でベゼル筐体76に固定して設けられているベゼル側着脱爪100と係合して、ベゼル16を図1に示す閉位置に保持することができるものである。そして、ベゼル16が閉位置にある状態で、ベゼル16に設けられているベゼル取外しロッド102を矢印104の方向に指で押し込むことにより、本体側着脱爪98とベゼル側着脱爪100との係合を外すことができ、閉位置にあるベゼル16を開位置側に回動させて開位置の状態にすることができる。つまり、取外しロッド102を図1の矢印104の方向に押し込むことにより、取外しロッド102の先端がベゼル側着脱爪100に係合する本体側着脱爪98をこのベゼル側着脱爪100から外れる方向に変形させて両者の係合を外すことができる。そして、ベゼル16を、図9に示す開位置にある状態から図1に示す閉位置に移動させることにより、ベゼル側着脱爪100と本体側着脱爪98とが互いに自動的に係合し、ベゼル16が図1に示す閉位置に保持された状態となる。
【0034】
また、図9に示すように、本体筐体84には、本体側固定爪106aが設けられ、ベゼル筐体76にはベゼル側固定爪106bが設けられている。これら本体側固定爪106aおよびベゼル側固定爪106bは、ベゼル16が閉位置にある状態で、両者が互いに係合してベゼル16が本体14によってしっかりと保持されるように形成されている。そして、取外しロッド102を操作してベゼル側着脱爪100と本体側着脱爪98との係合を外したときに、本体側固定爪106aとベゼル側固定爪106bとの係合を外すことができるようになっている。
【0035】
また、シャーシ96には、図1に示すように、8つの円孔96aが形成されている。この8つの各円孔96aは、ベゼル16のパネル48に設けられている8つの各円孔74と略同一の大きさであり、シャーシ96をベゼル16に取付けた状態で、シャーシ96に設けられている8つの各円孔96aの中心がパネル48に設けられている対応する8つの各円孔74の中心に一致するようにシャーシ96に設けてある。そして、図1に示す閉位置の状態では、ベゼル16のパネル48に設けられている8つの各円孔74の中心が本体14のパネル20に設けられている対応する8つの各円孔74の中心に一致するように各円孔74,74を各パネル48,20に設けてある。これにより、シャーシ96が取付けられているベゼル16を図1に示す閉位置に装着した状態では、ベゼル16と本体14との光通信が可能となる。そして、接続コネクタ28は、ベゼル16が閉位置にある状態では、プラグ28aとジャック28bとが互いに嵌合して電気的に接続した状態となり、ベゼル16が図9に示す開位置にある状態では、プラグ28aとジャック28bとの嵌合が外れ、両者が互いに電気的に切り離された状態となる。
【0036】
次に、着脱機構部92を図1を参照して説明する。この着脱機構部92は、ベゼル16をシャーシ96に対して着脱するための機構部であり、ベゼル16をシャーシ96に装着することによりシャーシ96を介してベゼル16を本体14に連結することができ、ベゼル16をシャーシ96から取り外すことによりベゼル16を本体14から取り外すようにするものである。着脱機構部92は、シャーシ96の左右の各端部に設けられている凸部108a(図1には左側の凸部108aを示す。)、およびベゼル筐体76の左右の各端部に設けられている凹部108b(図1には左側の凹部108bを示す。)を備えている。シャーシ96をベゼル16に取り付けるときは、図1に示すように、シャーシ96に設けられている凸部108aをベゼル筐体76に設けられている凹部108bに嵌合させればよい。そして、シャーシ96をベゼル16から取り外すときは、まず、取外しロッド102を指で押し込んで、互いに係合するベゼル側着脱爪100と本体側着脱爪98とを切り離す。そして、この切り離した状態で凹部108bに嵌合する凸部108aを凹部108bから取り外せばよい。
【0037】
なお、図1に示すように、ベゼル16は、液晶表示器78、スイッチを備える複数の操作ボタン18、基板110、基板110と基板42とを電気的に接続する接続コネクタ112およびコネクタ28のプラグ28aを備えている。そして、本体14は、ジャック28bと基板20とを電気的に接続するフレキシブル基板114、および基板82とメイン基板116とを電気的に接続する基板対基板コネクタ118を備えている。
【0038】
次に、図11を参照して、カーオーディオ装置12のブロック図を説明する。本体14は、マイクロコンピュータにより構成されている本体側制御部120が設けられている。この本体側制御部120には、2つの発光素子34a,34b,6つの受光素子36a〜36f,接続コネクタ28のジャック28b,電源回路部122およびCD再生部86が電気的に接続されている。そして、電源回路部122には、ジャック28bと電源コネクタ124が電気的に接続されている。電源コネクタ124には、ジャック28bが電気的に接続されている。
【0039】
ベゼル16は、マイクロコンピュータにより構成されているベゼル側制御部126が設けられている。このベゼル側制御部126には、2つの受光素子30a,30b,6つの発光素子32a〜32f,接続コネクタ28のプラグ28a,電源回路部128および複数の操作ボタン18が電気的に接続されており、さらに、液晶表示器78、メモリーカード記録再生部80、夜間照明用ランプおよび液晶表示器用バックライト88が電気的に接続されている。そして、電源回路部128には、プラグ28aが電気的に接続されている。図11では、ベゼル16が本体14に装着されて閉位置にある状態であり、プラグ28aとジャック28bとは、互いに嵌合しており互いに電気的に接続している。
【0040】
電源コネクタ124は、車両に設けられている電源部と電気的に接続されて、本体14およびベゼル16に設けられている電源回路部122,128を介して本体側制御部120およびベゼル側制御部126に電気を供給するためのものである。本体側制御部120およびベゼル側制御部126は、操作ボタン18の操作によって、所定の発光素子32,34を発光させたり、その発光素子32,34から発せられた光を受光した受光素子36,30からの信号を受信して、所定の制御を行うことができるものである。さらに、各制御部120,126は、操作ボタン18の操作によって、接続コネクタ28を介して信号の送受信を行い、所定の制御を行うことができるものである。たとえば、メモリーカード挿入口130にメモリーカードが挿入された状態で操作ボタン18を操作することにより、メモリーカードに記録されている音楽情報をメモリーカード記録再生部80により再生することができるし、CD挿入口22にCDが挿入された状態で操作ボタン18を操作することにより、CDに記録されている音楽情報をCD再生部86により再生することができる。さらに、操作ボタン18を操作することにより、液晶表示器78を表示させたり、夜間照明用ランプおよび液晶表示器用バックライト88を点灯させることもできる。
【0041】
図1に示すカーオーディオ装置12に設けられている光通信装置10によると、ベゼル16および本体14に設けられている各レンズ部材44の外側表面のうち、パネル48に設けられている円孔74の内側開口縁とクッション部材50の表面との間に形成されているレンズ部材44の側面が遮光膜60により被覆されている。したがって、ベゼル16に設けられている6つの各発光素子32から発せられた光のうち、ベゼル16に設けられている2つの各受光素子30に向かうそれぞれの光を、6つの各発光素子32および2つの各受光素子30の各々を覆うレンズ部材44に形成された遮光膜60によって遮光して、その光が2つの各受光素子30により受光されないようにすることができる。このように、6つの各発光素子32のうちのいずれかの発光素子32から発せられた光が、隣合う2つの受光素子30のいずれにも受光されないようにすることができる。同様に、本体14に設けられている2つの各発光素子34から発せられた光のうち、本体14に設けられている6つの各受光素子36に向かうそれぞれの光を、2つの各発光素子34および6つの各受光素子36の各々を覆うレンズ部材44に形成された遮光膜60によって遮光して、その光が6つの各受光素子36により受光されないようにすることができる。これにより、この光通信装置10による通信品質の低下および誤動作を防止することができる。
【0042】
そして、ベゼル16および本体14に設けられている各レンズ部材44のレンズ部58は、遮光膜60により被覆されていないので、本体14およびベゼル16に設けられている各発光素子34,32から発せられた光を、各発光素子34,32と光通信を行うように対向する位置に設けられているベゼル16および本体14に設けられている各受光素子30,36が受光することができる。これにより、正確に光通信を行うことができる。
【0043】
また、図1に示すように、各レンズ部材44とスペーサ46との間に空隙66を形成してあるので、発光素子34,32から発せられた光が、万一遮光膜60から漏れた場合でも、その漏れた光(漏洩光)を、その発光素子34,32を覆うレンズ部材44とスペーサ46との間に形成されている空隙66によって遮光して、スペーサ46内に入射しないようにすることができる。これによっても通信品質の低下および誤動作を防止できる。
【0044】
さらに、本体14およびベゼル16にそれぞれ設けられているレンズ部材44とスペーサ46とは、架橋部62を介して互いに連結されているが、各架橋部62の架橋方向は、図3に示すように、8つのレンズ部材44の各素子収容部52に収容されている受光素子36,30および発光素子34,32を結ぶ直線72に直交する方向と平行し、その方向においてレンズ部材44とスペーサ46とを各架橋部62が互いに結合しているので、漏洩光が隣合う受光素子36,30に向かわないようにスペーサ46の上面または下面から透過させることができる。これによっても通信品質の低下等を防止できる。
【0045】
そして、図3等に示すように、各架橋部62の架け渡されている方向は、各架橋部62と結合する貫通孔64の上側面64aまたは下側面64bと直交しているので、架橋部62を通ってスペーサ46に入射してきた漏洩光がこれら上側面64aまたは下側面64bで反射して隣合う受光素子36,30に向かわないようにすることができる。この漏洩光は、スペーサ46の上面または下面から透過させることができる。これによっても通信品質の低下等を防止できる。
【0046】
そして、ベゼル16において、受光素子30および発光素子32が実装されている基板42、ならびに一体に成形されているレンズ部材44およびスペーサ46をパネル48に取付けるときは、まず、図1に示す基板42に実装された2つの各受光素子30および6つの各発光素子32に対して、8つの各レンズ部材44を被せ、そして8つの各レンズ部材44に設けられているレンズ部58をパネル48に形成されている8つの各円孔74に嵌合させ、しかる後に、基板42をパネル48にねじ132により固定する。
【0047】
このとき、各素子30,32が基板42の板面に平行する方向に多少ずれて基板42に実装されている場合でも、各レンズ部材44に形成されている素子収容部52に各素子30,32を嵌め込むことにより、クッション部材50が変形してその変形により各素子30,32のその方向のずれを修正することができる。このクッション部材50の変形を許容するために隙間70を形成してある。これにより、各素子30,32の基板42に対する位置決めを自動的に行うことができる。そして、8つの各レンズ部材44がスペーサ46と一体に成形されているので、各レンズ部材44のレンズ部58をパネル48に設けられている8つの各円孔74に嵌合させることにより、これら8つのレンズ部材44のパネル48に対する位置決めを自動的に同時に行うことができる。これにより、8つの各素子30,32および8つのレンズ部材44の基板42の板面と平行する方向のパネル48に対する位置決めを簡単に行うことができる。その結果、8つの各素子30,32のパネル48に対する光軸の位置決めを正確に行うことができ、各素子30,32の取付け作業の簡素化と自動化が可能となる。
【0048】
なお、本体14において、2つの発光素子34および6つの受光素子36が実装されている基板82、ならびに一体に成形されているレンズ部材44およびスペーサ46をパネル20に取付けるときも上記と同様に行われ、各素子34,36の光軸のパネル20に対する位置決めを正確に行うことができるので、その詳細な説明を省略する。
【0049】
また、図1に示すように、ベゼル16および本体14において、レンズ部材44およびスペーサ46を基板42または82とパネル48または20との間に装着しているので、各受光素子30,36および各発光素子32,34の基板42または82の板面からの高さ方向の位置決めを簡単に行うことができる。
【0050】
さらに、ベゼル16において、各受光素子30および各発光素子32にレンズ部材44がそれぞれ被せられ、そしてこの各レンズ部材44およびスペーサ46が一体に形成されて基板42とパネル48との間に介挿され、この状態で基板42とパネル48との間にねじ132により締め付けられているので、これら各受光素子30、各発光素子32、各レンズ部材44、スペーサ46、基板42およびパネル48の組付け構造の剛性を高めることができる。本体14もベゼル16と同様に同等部分の剛性を高めることができる。
【0051】
そして、各レンズ部58により、対応する各素子30,32,34,36の光軸周辺光を集めることができるので、ベゼル16の本体14に対する取付け位置の誤差に基づく各素子30等のそれぞれの光軸のずれを補正して、通信品質の低下を防止できる。さらに、このように通信品質の低下を防止できるので、ベゼル16の本体14に対する取付け位置の精度を特別に高くする必要が無い。これにより、ベゼル16の本体14に対する着脱および開閉を行わせる複雑な機構を備えるこのカーオーディオ装置12にも、その操作性に悪影響を与えずに、信号線の不足分を補うための拡張を光通信により行うことができる。
【0052】
ただし、図1に示す実施例では、この発明に係る光通信装置をカーオーディオ装置12に適用した例を示したが、カーオーディオ装置12以外の装置にも適用することができる。たとえば振動や衝撃を受けることがあるために、微小間隔の電気接点を備える接続コネクタを使用できない装置に適用することができる。
【0053】
そして、図1に示す実施例では、受光素子30(30a,30b),36(36a〜36f)および発光素子32(32a〜32f),34(34a,34b)を覆う各レンズ部材44に遮光膜60を設けたが、これに代えて、これら各レンズ部材44に設けられている遮光膜60を省略し、各レンズ部材44とスペーサ46との間に形成されているそれぞれの空隙66,66,…(図3参照)の全体に遮光材を充填し、遮光膜60により被覆されていた各レンズ部材44の対応する表面をこの遮光材により覆う構成としてもよい。これら各遮光材は、遮光膜60と同様に作用するので詳細な説明を省略する。
【0054】
また、図1に示す実施例では、受光素子30(30a,30b)および発光素子32(32a〜32f)を覆う全てのレンズ部材44に遮光膜60を設けたが、受光素子30および発光素子32のうちいずれか一方の素子30または32を覆うレンズ部材44に設けられている遮光膜60を省略してもよい。同様に、発光素子34(34a,34b)および受光素子36(36a〜36f)を覆う全てのレンズ部材44に遮光膜60を設けたが、発光素子34および受光素子36のうちいずれか一方の素子34または36を覆うレンズ部材44に設けられている遮光膜60を省略してもよい。
【0055】
さらに、図1に示す実施例では、受光素子30(30a,30b),36(36a〜36f)および発光素子32(32a〜32f),34(34a,34b)を覆う各レンズ部材44に遮光膜60を設けたが、これら全ての遮光膜60を省略してもよい。遮光膜60を省略しても、各レンズ部材44とスペーサ46との間に形成されているそれぞれの空隙66,66,…(図3参照)により、発光素子32(32a〜32f)から発せられた光のうち受光素子30(30a,30b)に向う光、および発光素子34(34a,34b)から発せられた光のうち受光素子36(36a〜36f)に向う光をそれぞれ遮光することができる。このように、空隙66を設けたことにより光を遮光できるのは、レンズ部材44およびスペーサ46の屈折率と空隙66に存在する空気の屈折率とが相違しており、これにより、ほとんどの光を反射させることができるからである。よって、通信品質の低下および誤動作を防止することができる。
【0056】
そして、図1に示す実施例において、各レンズ部材44に設けられている全ての遮光膜60を省略し、しかも各受光素子30(30a,30b)を覆う各レンズ部材44の周囲に形成されている各空隙66、および各発光素子32(32a〜32f)を覆う各レンズ部材44の周囲に形成されている各空隙66のうちのいずれか一方の各空隙66を省略してもよい。同様に、全ての遮光膜60を省略し、しかも各受光素子36(36a〜36f)を覆う各レンズ部材44の周囲に形成されている各空隙66、および各発光素子34(34a,34b)を覆う各レンズ部材44の周囲に形成されている各空隙66のうちのいずれか一方の各空隙66を省略してもよい。このように、一方の空隙66を省略しても、他方の空隙66により各発光素子32(34)から発せられた光が各受光素子30(36)に入射しないように遮光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す横断面図である。
【図2】(A)は図1実施例が備える受光素子および発光素子が実装されている基板を示す斜視図、(B)は図1実施例が備えるレンズ部材およびスペーサを示す斜視図、(C)は図1実施例が備えるパネルを示す斜視図である。
【図3】図1実施例が備えるレンズ部材およびスペーサを示す正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図3におけるV−V断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI断面図である。
【図7】図3におけるVII−VII断面図である。
【図8】図3におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図1実施例のベゼルを開位置に回動した状態を示す斜視図である。
【図10】図1実施例の内部機構の一部を示す縦断面図である。
【図11】図1実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …光通信装置
12 …カーオーディオ装置
14 …本体
16 …ベゼル
20 …本体側パネル
30(30a,30b) …ベゼル側受光素子
32(32a〜32f) …ベゼル側発光素子
34(34a,34b) …本体側発光素子
36(36a〜36f) …本体側受光素子
42 …ベゼル側基板
44(44a〜44h) …レンズ部材
46 …スペーサ
48 …ベゼル側パネル
50 …クッション部材
58 …レンズ部
60 …遮光膜
74 …円孔
82 …本体側基板[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an optical communication device, and in particular, for example, a second that is detachably attached to a main body having a first light emitting element and a first light receiving element, and performs optical communication between the first light emitting element and the first light receiving element. The present invention relates to an optical communication device having a light receiving element and a second light emitting element.
[0002]
[Background]
For example, some car audio devices often found in Europe include a bezel that is detachable from the main body. The reason why the detachable bezel is used is to prevent the car audio device from being stolen. However, when a detachable bezel is employed, it is necessary to easily disconnect / connect a signal line and a power line that electrically connect the main body and the bezel when the bezel is attached to and detached from the main body. For this purpose, a connection connector is provided in the middle of the signal line and the power supply line.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a problem that the number of electrical contacts of the connection connector cannot be increased beyond a certain level. This is because, in order to ensure the reliability of the vibration and shock of the vehicle and the temperature and humidity at the installation location of this car audio device, it is impossible to use a connector with a small distance between electrical contacts and the mounting area of the bezel body is limited. This is because a sufficient mounting area cannot be secured and the number of electrical contacts of the connection connector cannot be increased.
[0004]
By the way, there are cases where the detachable bezel is provided with the
[0005]
In this state, if an attempt is made to add a recording / reproducing unit as a function corresponding to a small memory card to the detachable bezel, it is necessary to connect a signal line for controlling the recording / reproducing unit to the connector. There will be insufficient electrical contacts on the connector to connect the wires. Therefore, there is a problem that the recording / reproducing unit cannot be added.
[0006]
Therefore, for example, it is conceivable to perform communication between the detachable bezel and the main body for the signal of the recording / reproducing unit to be added by optical communication without using a connector. However, when a device that performs two-way communication using light is employed, the light emitting element and the light receiving element may be arranged next to each other, and when arranged in this manner, the transmission light emitted from the light emitting elements is adjacent to each other. Leakage to the light receiving element may deteriorate the communication quality or cause malfunction.
[0007]
Therefore, a main object of the present invention is to provide an optical communication apparatus capable of preventing leakage of transmission light of optical communication and preventing deterioration in communication quality.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a second light receiving element and a second light emitting element that are detachably attached to a main body having a first light emitting element and a first light receiving element, and perform optical communication with the first light emitting element and the first light receiving element. An optical communication device having an element, wherein an incident hole for entering light emitted from the first light emitting element and an emission hole for emitting light emitted from the second light emitting element are formed A substrate on which the second light receiving element and the second light emitting element are mounted, a lens member having a substantially U-shaped cross-section covering each of the second light receiving element and the second light emitting element, and the substrate and the panel The lens member and the spacer are integrally formed of a transparent resin, and a space is formed between the lens member and the spacer. The spacer is an optical communication device, wherein the spacers are coupled to each other in a direction perpendicular to a straight line connecting the second light receiving element and the second light emitting element.
[0009]
[Action]
Of the light emitted from the second light emitting element, the light directed to the second light receiving element is reflected and shielded by a configuration in which a space is formed between the lens member and the spacer. For this reason, the light emitted from the second light emitting element can be prevented from being received by the second light receiving element. A direction parallel to the substrate surface of the second light receiving element and the second light emitting element is formed by covering the second light receiving element and the second light emitting element mounted on the substrate with each lens member formed integrally. Can be easily positioned. Further, by mounting the lens member and the spacer between the substrate and the panel, the second light receiving element and the second light emitting element can be easily positioned in the height direction from the substrate surface.
[0010]
【The invention's effect】
According to the present invention, since light emitted from the second light emitting element is not received by the adjacent second light receiving element, it is possible to prevent deterioration in communication quality and malfunction. Further, each lens member is put on the second light receiving element and the second light emitting element, and each lens member and the spacer are integrally formed and inserted between the substrate and the panel. The mounting and positioning work of the second light emitting element can be simplified and automated.
[0011]
In addition, since the lens member can collect the light around the optical axis of each element, the optical axis shift of each element is corrected based on the error of the mounting position with respect to the main body of the bezel to prevent deterioration in communication quality. it can. Further, since the communication quality can be prevented from deteriorating in this way, it is not necessary to increase the accuracy of the mounting position of the bezel with respect to the main body. Thus, for example, a car audio device having a complicated mechanism for attaching / detaching / opening / closing the bezel to / from the main body is extended by optical communication to compensate for the shortage of signal lines without adversely affecting the operability. There is an advantage that you can.
[0012]
The above object, other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments with reference to the drawings.
[0013]
【Example】
In the embodiment shown in FIG. 1, the
[0014]
That is, as shown in FIG. 9, the
[0015]
As shown in FIGS. 1, 10, and 11, when the
[0016]
Note that the communication between the
[0017]
Next, the
[0018]
As shown in FIG. 1, the two
[0019]
The two
[0020]
The
[0021]
According to the
[0022]
The
[0023]
Next, the bridging portion 62 will be described with reference to FIGS. The
[0024]
However, a bridging portion 62 that joins the
[0025]
As shown in FIG. 2C, the
[0026]
Then, as shown in FIG. 1, each
[0027]
The
[0028]
Next, the
[0029]
Each light emitting element 34 and each light receiving
[0030]
Further, as shown in FIG. 1, the
[0031]
Next, the rotation attaching / detaching mechanism portion of the
[0032]
The
[0033]
Note that
[0034]
As shown in FIG. 9, the
[0035]
Further, as shown in FIG. 1, the
[0036]
Next, the attachment /
[0037]
As shown in FIG. 1, the
[0038]
Next, a block diagram of the
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
According to the
[0042]
Since the
[0043]
Further, as shown in FIG. 1, since the
[0044]
Further, the lens member 44 and the
[0045]
And as shown in FIG. 3 etc., since the bridge | crossover direction of each bridge | crosslinking part 62 is orthogonal to the
[0046]
In the
[0047]
At this time, even when the
[0048]
In the
[0049]
Further, as shown in FIG. 1, in the
[0050]
Further, in the
[0051]
Since each
[0052]
However, in the embodiment shown in FIG. 1, the example in which the optical communication apparatus according to the present invention is applied to the
[0053]
In the embodiment shown in FIG. 1, a light shielding film is formed on each lens member 44 covering the light receiving elements 30 (30a, 30b), 36 (36a-36f) and the light emitting elements 32 (32a-32f), 34 (34a, 34b). However, instead of this, the
[0054]
In the embodiment shown in FIG. 1, the
[0055]
Further, in the embodiment shown in FIG. 1, a light shielding film is formed on each lens member 44 covering the light receiving elements 30 (30a, 30b), 36 (36a-36f) and the light emitting elements 32 (32a-32f), 34 (34a, 34b). Although 60 is provided, all of these
[0056]
In the embodiment shown in FIG. 1, all the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of the present invention.
2A is a perspective view showing a substrate on which a light receiving element and a light emitting element provided in the embodiment of FIG. 1 are mounted, and FIG. 2B is a perspective view showing a lens member and a spacer provided in the embodiment of FIG. C) is a perspective view showing a panel provided in the embodiment of FIG.
FIG. 3 is a front view showing a lens member and a spacer provided in the embodiment of FIG. 1;
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
6 is a sectional view taken along line VI-VI in FIG.
7 is a sectional view taken along line VII-VII in FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line VIII-VIII in FIG.
9 is a perspective view showing a state in which the bezel of FIG. 1 embodiment is rotated to the open position. FIG.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing a part of the internal mechanism of FIG. 1 embodiment;
FIG. 11 is a block diagram illustrating the embodiment in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
10: Optical communication device
12 ... Car audio system
14 ... Body
16 ... bezel
20 ... Body side panel
30 (30a, 30b) ... bezel side light receiving element
32 (32a-32f) ... bezel side light emitting element
34 (34a, 34b) ... main body side light emitting element
36 (36a to 36f) ... body side light receiving element
42 .. bezel side substrate
44 (44a to 44h) ... Lens member
46 ... Spacer
48… bezel side panel
50: Cushion member
58… Lens part
60 ... light shielding film
74 ... Round hole
82 ... Body side substrate
Claims (4)
前記第1発光素子から発せられた光を入射するための入射孔および前記第2発光素子から発せられた光を出射するための出射孔が形成されたパネル、
前記第2受光素子および前記第2発光素子が実装された基板、
前記第2受光素子および前記第2発光素子の各々を覆う断面略U字状のレンズ部材、および
前記基板と前記パネルとの間に介挿されるスペーサを備え、
前記レンズ部材および前記スペーサは透明樹脂によって一体成形され、前記レンズ部材と前記スペーサとの間に空間を形成するとともに、前記レンズ部材および前記スペーサは前記第2受光素子および前記第2発光素子を結ぶ直線に直交する方向において互いに結合されることを特徴とする、光通信装置。Light having a second light-receiving element and a second light-emitting element that are detachably attached to a main body having the first light-emitting element and the first light-receiving element and perform optical communication with the first light-emitting element and the first light-receiving element. In communication equipment,
A panel in which an incident hole for entering the light emitted from the first light emitting element and an emission hole for emitting the light emitted from the second light emitting element are formed;
A substrate on which the second light receiving element and the second light emitting element are mounted;
A substantially U-shaped lens member covering each of the second light receiving element and the second light emitting element, and a spacer interposed between the substrate and the panel,
The lens member and the spacer are integrally formed of a transparent resin to form a space between the lens member and the spacer, and the lens member and the spacer connect the second light receiving element and the second light emitting element. An optical communication device, which is coupled to each other in a direction orthogonal to a straight line.
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