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JP3936577B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコネクタハウジングを多段状に連結できるジョイントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のジョイントコネクタとしては、図14及び図15に示すものがある。図14はジョイントコネクタの分解斜視図、図15はジョイント端子と電線の端末との接続を説明するための斜視図である。
【0003】
図14及び図15において、ジョイントコネクタ100は、コネクタハウジング101とこのコネクタハウジング101内に装着される多数の端子102とから構成されている。コネクタハウジング101は、その上面と下面とが共に連結面として構成され、端子収容室104を積層する状態で連結可能に設けられている。コネクタハウジング101内には、各キャビティ壁103によってそれぞれ仕切られた複数の端子収容室104が設けられ、この各端子収容室104に端子102が挿入によってそれぞれ収容されている。
【0004】
複数のジョイント端子102はコネクタハウジング101への組み付け前の段階では、図14に示す端子集合構成体105として構成され、この端子集合構成体105は、並列状態で配置された複数のジョイント端子102と、複数のジョイント端子102間を連結するキャリア部106とから構成されている。この端子集合構成体105は、板状の導電性金属を所定形状で打ち抜き、これを折曲して複数のジョイント端子102を形成し、次に、複数のジョイント端子102間を連結するキャリア部106を山谷の連続形状に折曲することによって形成される。電気的接続が必要ないジョイント端子102間は、コネクタハウジング101の組み付け過程で、そのジョイント端子102間に位置するキャリア部106の箇所がカットされる。
【0005】
ジョイント端子102は、端子収容室104の下方に突出するタブ部102aと、端子収容室104の上方から挿入されるタブ部102aの接触対象であり、バネ性を有するタブ接触部102bと、電線Wが接続される電線接続部102cとを有する。電線接続部102cは、電線Wの端末の芯線110を圧接する電線圧接部102dと、電線Wの端末の絶縁外皮部111を圧着する電線圧着部102eとから構成されている。
【0006】
次に、上記コネクタハウジング101への端子装着作業、及び、コネクタハウジング101間の連結作業について説明する。先ず、各電線Wの端末を各ジョイント端子102の電線接続部102cに圧接と圧着処理で接続する。次に、コネクタハウジング101の複数の端子収容室104の後面から端子集合構成体05を装着位置まで挿入する。次に、隣接するジョイント端子102間の内で、電気的接続が必要ないジョイント端子102間は、その端子102間に位置するキャリア部106の箇所をキャリアカット治具装置(図示せず)を用いてカットする。このようにして複数のコネクタハウジング101にジョイント端子102を装着する。
【0007】
次に、双方のコネクタハウジング101の連結面同士を突き合わせる。双方のコネクタハウジング101の突き合わせ過程で上方のコネクタハウジング101の各ジョイント端子102のタブ部102aが下方のコネクタハウジング101のタブ接続部102b内に挿入されて上下双方のジョイント端子102間が接触される。尚、上下のジョイント端子102同士を電気的に接続させたくない場合には、予めタブ部102aをカット若しくは折曲するしておく。
【0008】
つまり、このジョイントコネクタ100は、必要に応じて隣接する上下のジョイント端子102間と、隣接する左右のジョイント端子102間を電気的に接続させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のジョイントコネクタ100では、電線Wの誤結線が発生した場合には、ジョイント端子102から電線Wの端末を取り外すが、一旦取り外したジョイント端子102の電線接続部102cは形状変化により電線圧着作業の信頼性・効率性等が悪く、又、仮に再利用したとしても電線接続部102cの信頼性・耐久性等が劣るものとなる。又、コネクタハウジング101から端子102を取り外す作業が面倒であり、更にジョイント端子102の取り外し作業時にコネクタハウジング101が損傷させるおそれもあり、以上の点を考慮して再利用しない。つまり、電線Wの誤結線が発生した場合には、ジョイント端子102から電線Wの端末を取り外した後に、従来ではそのジョイントコネクタ100自体を廃棄しており、メンテナンス性が悪いという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電線の誤結線が発生した場合にはジョイントコネクタの一部品のみを廃棄すれば良く、他の部品を再利用でき、メンテナンス性の向上になるジョイントコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングと、このコネクタハウジング内の端子収容室に固定されるジョイント端子とを有するジョイントコネクタであって、
前記ジョイント端子を、相手端子に電気的に接触する端子接触部を有するジョイント端子本体と電線の端末を接続する電線接続部を有するサブ端子部との2部材から構成し、このサブ端子部を前記ジョイント端子本体に装着可能に設け、前記ジョイント端子本体と前記サブ端子部とのいずれか一方に第1タブ部を、他方に弾性変形可能な接触ばね部を設け、前記サブ端子部が前記ジョイント端子本体に装着された状態で前記接触ばね部の弾性力により前記第1タブ部と前記接触ばね部とが接触されることを特徴とする。
【0012】
このジョイントコネクタでは、電線の誤結線が発生した場合には、ジョイント端子本体からサブ端子部を取り外し、このサブ端子部から電線の端末の接続を外し、この電線の端末を新規のサブ端子部に接続し直し、このサブ端子部をジョイント端子本体に固定し直せば良い。
また、このジョイントコネクタでは、ジョイント端子本体とサブ端子部とが確実に電気的に接続される。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1記載のジョイントコネクタであって、前記電線接続部は、塑性変形される圧着部を有し、この圧着部を加締めて前記電線の端末を圧着して電気的接続を行うことを特徴とする。
【0014】
このジョイントコネクタでは、請求項1の発明の作用に加え、圧縮電線をも含めてあらゆる種類の電線も使用できる。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のジョイントコネクタであって、前記コネクタハウジングは、前記端子収容室が積層される方向に連結可能に設けられたことを特徴とする。
【0018】
このジョイントコネクタでは、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、必要な数のジョイント端子を有するジョイントコネクタを容易に作成できる。
【0019】
請求項4の発明は、請求項3記載のジョイントコネクタであって、前記ジョイント端子本体は、前記端子収容室より突出する第2タブ部とこの第2タブ部の突出方向とは反対側から挿入される第2タブ部に接触されるタブ接触部とを有し、前記コネクタハウジングが多段に連結されると、連結された前記コネクタハウジングの上下で相対向する前記ジョイント端子本体同士の第2タブ部とタブ接触部とが接触されることを特徴とする。
【0020】
このジョイントコネクタでは、請求項3の発明の作用に加え、連結されるコネクタハウジングの上下で相対向するジョイント端子同士を電気的に接続できる。
【0021】
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4記載のジョイントコネクタであって、前記コネクタハウジングには、下方の前記コネクタハウジング内の前記サブ端子部に当接し、前記サブ端子部を前記ジョイント端子本体から取外す方向に変移できないように固定する係止突起部が設けられたことを特徴とする。
【0022】
このジョイントコネクタでは、請求項3又は請求項4の発明の作用に加え、コネクタハウジングが連結された場合に、サブ端子部がジョイント端子本体に確実に固定される。
【0023】
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、前記サブ端子部は、前記ジョイント端子本体の被検知部が配置される上方位置に検知孔を有することを特徴とする。
【0024】
このジョイントコネクタでは、請求項1〜請求項5の発明の作用に加え、検知孔から被検知部までの距離を測ることで、サブ端子部がジョイント端子本体に対し正規の装着位置で装着されたか否かを容易に検知できる。
【0025】
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、前記第1タブ部と前記接触ばね部とが接触して弾性力が作用する方向における前記第1タブ部の強度を前記接触ばね部の強度より弱く設定したことを特徴とする。
【0026】
このジョイントコネクタでは、請求項1〜請求項6の発明の作用に加え、第1タブ部が正規の位置より変移している場合にあって、サブ端子部をジョイント端子本体に装着する装着作業がなされると、その装着作業中の第1タブ部と接触ばね部との接触によって相互に作用する押圧力で第1タブ部が位置変移して正規の位置に戻される。
【0027】
請求項8の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、前記ジョイント端子本体には、前記サブ端子部を所定の装着位置にガイドするガイド突起部が設けられたことを特徴とする。
【0028】
このジョイントコネクタでは、請求項1〜請求項7の発明の作用に加え、ジョイント端子本体にサブ端子部を装着する際には、サブ端子部をガイド突起部にガイドさせつつ装着作業を行うことができる。
【0029】
請求項9の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、前記サブ端子部には、前記ジョイント端子本体に装着位置でロックするロック部が設けられ、このロック部をロック解除治具でロック解除状態にする過程で、このロック解除治具によって塑性変形される塑性変形部が設けられたことを特徴とする。
【0030】
このジョイントコネクタでは、請求項1〜請求項8の発明の作用に加え、一度でも使用されたサブ端子部であることを目視で見分けることができる。
【0031】
請求項10の発明は、請求項9記載のジョイントコネクタであって、前記塑性変形部は、間隔を置いて立設され、互いに近接する方向に折曲された上端部同士が一部オーバラップして配置された一対の立設壁であることを特徴とする。
【0032】
このジョイントコネクタでは、請求項9の発明の作用に加え、一対の立設壁の上端部に下方への押圧力を作用すると、各立設部が互いに近接する方向に塑性変形される。
【0033】
請求項11の発明は、請求項10記載のジョイントコネクタであって、前記ロック部は、一対の前記立設壁の外面に突設されたことを特徴とする。
【0034】
このジョイントコネクタでは、請求項10の発明の作用に加え、一対の前記立設壁の塑性変形により前記ロック部がロックとして機能しない状態に位置変移される。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0036】
図1〜図11は本発明の第1実施形態を示し、図1はジョイントコネクタ1の分解斜視図、図2はコネクタハウジング2にジョイント端子本体4を挿入する状態を示す斜視図、図3はコネクタハウジング2にジョイント端子本体4が挿入された状態を示す一部切り欠き斜視図、図4はジョイント端子本体4の一部切り欠き斜視図、図5(a)はジョイント端子本体4にサブ端子部5を装着する前の側面図、図5(b)は図5(a)のA−A線断面図、図6(a)〜(d)はサブ端子5のジョイント端子本体4への各装着過程を示す側面図、図7(a)〜(d)はサブ端子部5のジョイント端子本体4への各装着過程を示す断面図、図8は双方のコネクタハウジング2の連結前を示す断面図、図9は双方のコネクタハウジング2が連結された状態を示す断面図、図10は連結されたコネクタハウジング2にカバーを装着した状態を示す断面図、図11(a)は高さ検知プローブ35をサブ端子部5の検知孔33に挿入する前の状態を示す断面図、図11(b)は高さ検知プローブ35をサブ端子部5の検知孔33に挿入した状態を示す断面図である。
【0037】
図1〜図5に示すように、ジョイントコネクタ1は、1又は2以上のコネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2の各端子収容室9に装着される複数のジョイント端子3とから主に構成されている。各ジョイント端子3は、ジョイント端子本体4とこのジョイント端子本体4に装着されるサブ端子部5との2部材から構成されている。
【0038】
コネクタハウジング2は、その上面及び下面が連結面として構成され、上面にはハウジングロック突起部6が立設され、下面にはハウジングロック溝7(図8〜図10に示す)が開口されている。そして、双方のコネクタハウジング2の上下面が突き合わされると、下方のコネクタハウジング2のハウジングロック突起部6が上方のコネクタハウジング2のハウジングロック溝7に係止されることによって双方のコネクタハウジング2が連結される(図8〜図10参照)。
【0039】
コネクタハウジング2には、各キャビティ壁8によってそれぞれ仕切られた複数の端子収容室9が並設され、これら端子収容室9の上方は一部を除いて開口されている。この各端子収容室9にジョイント端子3が装着される。又、コネクタハウジング2の前壁部には相手側コネクタ(図示せず)の相手端子が挿入される複数の端子挿入孔10(図8〜図10に示す)が並設され、各端子挿入孔10は各端子収容室9に開口されている。又、コネクタハウジング2の下面にはタブ挿入孔11(図8及び図9に示す)が開口されており、このタブ挿入孔11より下方のコネクタハウジング2側の第2タブ部16が挿入される。又、コネクタハウジング2の下面には複数の係止突起部12(図8〜図10に示す)が下方に突設されており、この各係止突起部12は下方のコネクタハウジング2内の各サブ端子部5に当接する。そして、サブ端子部5がジョイント端子本体4から取り外す方向に変移できないように位置決めする。
【0040】
ジョイント端子本体4は、所定形状の板金プレートを折曲することにより形成され、底面プレート部13と、この底面プレート部13の両側端から立設された一対の側面プレート部14と、底面プレート部13の先端部分を一対の側面プレート部14内に入り込むように折曲された湾曲部15と、この湾曲部15の先端に一体的に接続された第2タブ部16とから構成されている。一対の側面プレート部14で、且つ、湾曲部15よりも先端側に配置された部分は、相手端子(図示せず)に接触される端子接触部17として構成されている。底面プレート部13には被検知部でもある第1タブ部18が立設されていると共に一対のタブ接触部22が設けられている。第1タブ部18は一対の側面プレート部14の中央に配置されている。一対のタブ接触部22は弾性変形可能に形成され、コネクタハウジング2が多段に連結されると、連結された下方のコネクタハウジング2側の第2タブ部16と接触される。
【0041】
又、一対の側面プレート部14の対向位置には、ハウジング用係止溝19、ガイド突起部20、サブ端子用ロック孔21及び後部位置決め突起23がそれぞれ設けられている。ハウジング用係止溝19は、ジョイント端子本体4がコネクタハウジング2の端子収容室9の挿入完了位置まで挿入されると、コネクタハウジング2の係止突起(図示せず)に係止される。ガイド突起部20は、一対の側面プレート部14の内面側に突出され、一対の側面プレート部14内にサブ端子部5が装着される際に、サブ端子部5の挿入先端面5aに当接してサブ端子部5の装着をガイドして正規の装着位置に装着させるものである。サブ端子用ロック孔21は、一対の側面プレート部14内に挿入されたサブ端子部5が装着位置まで挿入されると、サブ端子部5のロック部30が係止される。後部位置決め突起23は、一対の側面プレート部14内に挿入されたサブ端子部5が装着位置まで挿入されると、サブ端子部5の後部位置決め溝34に係止される。第2タブ部16は、図1にて実線で示す傾倒状態と、図1にて仮想線で示す立設状態とに可変される。
【0042】
サブ端子部5は、所定形状の板金プレートを折曲することにより形成され、底面プレート部25と、この底面プレート部25の前端部の両側端から立設された一対の立設壁26と、底面プレート部25の後端部に設けられた電線接続部27とから構成されている。底面プレート部25には第1タブ部18が進入するためのタブ部進入穴28が開口されている。一対の立設壁26には切り欠いた箇所を内側に折曲することによって一対の接触ばね部29が一体的に形成されている。そして、サブ端子部5のジョイント端子本体4への装着過程では、一対の接触ばね部29と第1タブ部18とが接触により弾性力が作用し、この弾性力の作用する方向a(図7(c)に示す)における強度が第1タブ部18よりも接触ばね部29の方が弱く設定されている。具体的には、第1タブ部18と接触ばね29の材質が同じで、且つ、肉厚を同じであれば、第1タブ部18の幅より接触ばね部29の幅を広く設定したり、第1タブ部18の上下方向の長さより接触ばね部29の上下方向の長さを短く設定したりすることにより可能である。
【0043】
又、一対の立設壁26には、外側に突出するロック部30と、逆に内側に窪む後部位置決め溝34とがそれぞれ設けられている。又、一対の立設壁26の各上端部31a,31bは、スリット32を介して接触ばね部29側とロック部30側とに分離され、接触ばね部29側の上端部31aは互いに近接する方向に折曲され、一部オーバーラップされた部分を除いて互いの端面同士が略当接されている。ロック部30側の上端部31bは互いに近接する方向に折曲され、互いの全ての端面同士が略当接されている。一対の接触ばね部29側の上端部には検知孔33が形成されている。この検知孔33は、ジョイント端子本体4の被検知部でもある第1タブ部18が配置される上方位置に設定されている。又、一対の立設部26は、ロック部がロック解除治具(図示せず)でロック解除状態にする過程で、このロック解除治具によって塑性変形される塑性変形部として構成されている。
【0044】
電線接続部27は、底面プレート部25の両側端から斜め外方に立設され、電線(図示せず)の端末の絶縁外皮(図示せず)を圧着する一対の外皮圧着部27aと、同様に底面プレート部25の両側端から斜め外方に立設され、電線の端末の芯線(図示せず)を圧着する一対の芯線圧着部(圧着部)27bとから構成されている。外皮圧着部27a及び芯線圧着部27bは加締め加工によって塑性変形されることによって電線の端末を圧着する。
【0045】
次に、上記コネクタハウジング2への端子装着作業、及び、コネクタハウジング2間の連結作業の一具体例について説明する。先ず、コネクタハウジング2への端子装着作業を説明する。各電線(図示せず)の端末を各サブ端子部5の電線接続部27の各圧着部27a,27bを加締めて共に圧着によって接続する。
【0046】
次に、このようにして電線を接続した各サブ端子部5を各ジョイント端子本体4に装着する。この端子間装着作業は、図6(a)、図7(a)に示すように、ジョイント端子本体4の一対の側面プレート14間の上方にサブ端子部5を配置し、サブ端子部5の挿入先端面5aがガイド突起部20に当接するまで斜め挿入する。次に、図6(b)、図7(b)に示すように、ガイド突起部20にサブ端子部5の挿入先端面5aを当接させた状態を保持しつつサブ端子部5を一対の側面プレート部14間に挿入する。すると、図6(c)、図7(c)に示すように、サブ端子部5の一対の接触ばね部29にジョイント端子本体4の第1タブ部18が当接し、この状態より更にサブ端子部5を挿入する。すると、一対の接触ばね部29が第1タブ部18からの押圧力で双方の間隔を広げる方向に弾性変形して一対の接触ばね部29間に第1タブ部18が徐々に挿入される。図6(d)、図7(d)に示すように、サブ端子部5の底面プレート部25がジョイント端子本体4の底面プレート部13にほぼ面接触で接触する装着位置まで挿入されると、サブ端子部5のロック部30がジョイント端子本体4のサブ端子用ロック孔21に係止され、サブ端子部5がジョイント端子本体4にロックされる。又、サブ端子部5の一対の接触ばね部29とジョイント端子本体4の第1タブ部18とが一対の接触ばね部29の弾性復帰力によって電気的に接触される。このようにしてサブ端子部5とジョイント端子本体4とから成る各ジョイント端子3が作成される。
【0047】
次に、各ジョイント端子3をコネクタハウジング2の各端子収容室9にそれぞれ挿入する。ジョイント端子3が端子収容室9の挿入完了位置まで挿入されると、ジョイント端子本体4のハウジング用係止溝19がコネクタハウジング2の係止突起(図示せず)にロックされる。このようにしてジョイント端子3を組み付けたコネクタハウジング2が作成される。
【0048】
尚、上記したコネクタハウジング2への端子装着作業では、電線の端末とサブ端子部5との接続する作業、サブ端子部5をジョイント端子本体4に装着する作業、ジョイント端子3をコネクタハウジング2に装着する作業の順で行ったが、この作業順序は順不動である。
【0049】
次に、コネクタハウジング2間の連結作業を説明する。図8に示すように、複数のコネクタハウジング2の互いの連結面を上下方向に位置合わせし、互いの連結面同士を突き合わせる。図9に示すように、双方のコネクタハウジング2の互いの連結面同士が完全に当接されると、下方のコネクタハウジング2のハウジングロック突起部6が上方のコネクタハウジング2のハウジングロック溝7に係止されることによって双方のコネクタハウジング2がロックされる。又、上方のコネクタハウジング2の各係止突起部12は、下方のコネクタハウジング2の各サブ端子部5に当接され、これによりサブ端子部5がジョイント端子本体4に位置決めされる。
【0050】
又、上下のコネクタハウジング2の相対向するジョイント端子3間同士を電気的に接続させたい場合には、下方のコネクタハウジング2の第2タブ部16を直立状態に折曲しておく。すると、双方のコネクタハウジング2の突き合わせ過程で下方のコネクタハウジング2の各第2タブ部16が上方のコネクタハウジング2の一対のタブ接触部22内に挿入されて上下双方のジョイント端子3間が接触される。尚、上下のジョイント端子3同士を電気的に接続させたくない場合には、第2タブ部16を傾倒状態に若しくはカットしておく。
【0051】
最後に、図10に示すように、所望の段数だけ積層したコネクタハウジング2の最上段に、ジョイント端子3を装着しないコネクタハウジング2をカバーとして連結し、これで完了する。
【0052】
上記したコネクタハウジング2への端子装着作業において、電線の誤結線が発生した場合には、ジョイント端子本体4からサブ端子部5を取り外し、このサブ端子部5から電線の端末の接続を外し、この電線の端末を新規のサブ端子部5に接続し直し、電線を接続し直したサブ端子部5をジョイント端子本体4に装着し直せば良い。従って、従来例のようにジョイントコネクタ1の全体を廃棄する必要がなくサブ端子部5のみを廃棄すれば良く、他の部品を再利用できるため、メンテナンス性の向上になる。
【0053】
又、前記第1実施形態では、ジョイント端子本体4からサブ端子部5を取り外す際には、ロック解除治具(図示せず)によりサブ端子部5の一対の立設壁26を内側に塑性変形させ、ロック部30をロックとして機能しない状態に位置変移させることによりサブ端子部5を取り外す。このように一度使用された一対の立設部26は、内側に塑性変形されるので、一度でも使用されたサブ端子部5であることを目視で見分けることができるため、再利用を防止できる。
【0054】
尚、前記第1実施形態では、一対の立設壁26の上端部31a,31bには、接触ばね部29側とロック部30側との間にスリット32が形成されているので、ロック解除治具(図示せず)の押圧力で立設部26のロック部30側のみを塑性変形できるため、ロック解除治具により小さな押圧力を作用させるだけでロック部30をロックとして機能しない状態に塑性変形できる。つまり、スリット32を設けない場合には、一対の立設壁26のほぼ全体を塑性変形させる必要があるため、ロック解除治具により大きな押圧力を作用させる必要があるが、スリット32を形成することで塑性変形すべき箇所を限定できる。
【0055】
又、前記第1実施形態では、電線接続部27は、塑性変形される芯線圧着部27bを有し、この芯線圧着部27bを加締めて電線の芯線の端末を圧着して電気的接続を行うので、圧縮電線をも含めてあらゆる種類の電線を使用できる。つまり、使用する電線の種類の自由度が広がる。尚、サブ端子部5の電線接続部27の芯線接続部分は、半田接続、ピアッシング接続、ボンデング接続、圧接接続、超音波接続によって電線の芯線を接続するものでも良い。そして、第1実施形態に示す圧着接続用のサブ端子部5と、圧着接続以外の例えば圧接接続用のサブ端子部とを選択的に使用できるため、互いに互換性を持たせることができる。
【0056】
又、前記第1実施形態では、ジョイント端子本体4に第1タブ部18を、サブ端子部5に弾性変形可能な接触ばね部29を設け、サブ端子部5がジョイント端子本体4に装着された状態で接触ばね部29の弾性力により第1タブ部18と接触ばね部29とが接触されるので、ジョイント端子本体4とサブ端子部5とが確実に電気的に接続される。尚、ジョイント端子本体4に弾性変形可能な接触ばね部29を、サブ端子部5に第1タブ部18を設けても良い。
【0057】
又、前記第1実施形態では、第1タブ部18と接触ばね部29とが接触して弾性力が作用する方向aにおける第1タブ部18の強度を接触ばね部29の強度より弱く設定したので、図7(c)に示すように、第1タブ部18が正規の位置より変移している場合(図7(c)では第1タブ部18が垂直方向に対し左側に傾斜している)にあって、サブ端子部5をジョイント端子本体4に装着する装着作業がなされると、第1タブ部18と接触ばね部29との接触による押圧力によって第1タブ部18の方が位置変移して正規の位置に戻されるため、第1タブ部18が正規の位置より変移している場合にあっても第1タブ部18と接触ばね部29とが確実に接触される。
【0058】
又、前記第1実施形態では、コネクタハウジング2は、端子収容室9が積層される方向に連結可能であるので、必要な数のジョイント端子3を有するジョイントコネクタ1を容易に作成できる。
【0059】
又、前記第1実施形態では、ジョイント端子本体4は、端子収容室9より突出する第2タブ部16とこの第2タブ部16の突出方向とは反対側から挿入される第2タブ部16に接触されるタブ接触部22とを有し、コネクタハウジング2が多段に連結されると、連結されたコネクタハウジング2の上下で相対向するジョイント端子本体4同士の第2タブ部16とタブ接触部22とが接触されるので、連結されるコネクタハウジング2の上下で相対向するジョイント端子3同士を電気的に接続できる。
【0060】
又、前記第1実施形態では、ジョイント端子本体4には、サブ端子部5を所定の装着位置にガイドするガイド突起部20が設けられているので、ジョイント端子本体4にサブ端子部5を装着する際には、サブ端子部5をガイド突起部20にガイドさせつつ装着作業を行うことができるため、サブ端子部5を容易に正規の装着位置に装着できる。又、サブ端子部5の装着位置では、ジョイント端子本体4のガイト突起部20にサブ端子部5の挿入先端面5aが当接され、且つ、ジョイント端子本体4の後部位置決め突起23にサブ端子部5の後部位置決め溝34が係止されるため、サブ端子部5が所定の装着位置に確実に位置決めされる。
【0061】
又、前記第1実施形態では、コネクタハウジング2には下方のコネクタハウジング2内のサブ端子部5に当接し、サブ端子部5をジョイント端子本体4から取外す方向に変移できないように固定する係止突起部12が設けられているので、コネクタハウジング2が連結された場合に、サブ端子部5がジョイント端子本体4に確実に固定される。
【0062】
又、前記第1実施形態では、サブ端子部5には、ジョイント端子本体4の第1タブ部18が配置される上方位置に検知孔33が設けられている。図11(a)、(b)に示すように、サブ端子部5の上方から検知孔33に高さ検知プローブ35を挿入し、高さ検知プローブ35の挿入ストロークSを測定する。挿入ストロークSが所定長さより短ければサブ端子部5が正規の装着位置まで完全に装着されていない状態であり、挿入ストロークSが所定長さであればサブ端子部5が正規の装着位置まで装着されている状態である。従って、サブ端子部5がジョイント端子本体4に対し正規の装着位置で装着されたか否かを容易に検知できる。
【0063】
図12及び図13は本発明の第2実施形態を示し、図12はサブ端子部5とロック解除治具36とを示す斜視図、図13(a)〜(c)は図12のB−B線に対応し、ロック解除治具36でサブ端子部5のロック部30を解除する各過程を示す断面図である。この第2実施形態では、サブ端子部5の一部構成が第1実施形態と異なるのみである。
【0064】
つまり、図12に示すように、一対の立設壁26のロック部30の上方側に位置する上端部31bは、互いに近接する方向に折曲され、上下方向にオーバーラップして配置されている。上端部31bがこのように形成された一対の立設部26は、ロック部30をロック解除治具36でロック解除状態にする過程で塑性変形される塑性変形部として構成されている。他の構成は同一であるため、省略する。又、図面の同一箇所には前記第1実施形態のものと同一符号を付して明確化を図る。
【0065】
上記構成において、電線(図示せず)の誤結線が発生し、サブ端子部5をジョイント端子本体4より取り外す作業を説明する。図13(a)に示すように、一対の立設壁26のロック部30の上方にロック解除治具36を配置し、図13(b)に示すように、ロック解除治具36で一対の立設壁26の上端部31bを押圧する。すると、図13(c)に示すように、一対の立設壁26の上端部31bの端面同士が上下にシフトした位置に配置され、互いに近接する方向に自由に変移できるため、各上端部31bから押圧力を受けた各立設壁26が互いに近接する方向に塑性変形され、各ロック部30がロックとして機能しない状態に位置変移される。このようにして一対の立設壁26の塑性変形を完了すると、ロック解除治具36をサブ端子部5の上方より外し、サブ端子部5をジョイント端子本体4の上方に持ち上げることによって離脱させる。サブ端子部5とジョイント端子本体4とはロックが解除されているため、容易に離脱させることができる。
【0066】
又、前記第2実施形態では、サブ端子部5には、ジョイント端子本体4への装着完了位置でロックするロック部30が設けられ、このロック部30をロック解除治具36でロック解除状態にする過程で、このロック解除治具36によって塑性変形される塑性変形部である一対の立設壁26が設けられているので、一度でも使用されたサブ端子部5であることを目視で見分けることができるため、再利用を防止できる。
【0067】
又、前記第2実施形態では、塑性変形部は、間隔を置いて立設され、互いに近接する方向に折曲された上端部31b同士が一部オーバラップして配置された一対の立設壁26であるので、一対の立設壁26の上端部31bに下方への押圧力を作用すると、各立設部26が互いに近接する方向に塑性変形されるため、ロック解除治具36により一対の立設壁26の上端部31bを単に押圧するだけで塑性変形が可能であり、一対の立設壁26の塑性変形作業が容易である。
【0068】
又、前記第2実施形態では、ロック部30は、一対の立設壁26の外面に突設されているので、一対の立設壁26の塑性変形によりロック部30がロックとして機能しない状態に位置変移されるため、サブ端子部5が誤って再利用されてもジョイント端子本体4にロックされず、確実に再利用を防止できる。
【0069】
尚、前記第2実施形態では、一対の立設壁26の上端部1a,1bには、接触ばね部29側とロック部30側との間にスリット32が形成されているので、ロック解除治具36の押圧力で立設部26のロック部30側のみを塑性変形できるため、ロック解除治具36により小さな押圧力を作用させるだけでロック部30をロックとして機能しない状態に塑性変形できる。つまり、スリット32を設けない場合には、一対の立設壁26のほぼ全体を塑性変形させる必要があるため、ロック解除治具36により大きな押圧力を作用させる必要があるが、スリット32を形成することで塑性変形すべき箇所を限定できる。
【0070】
尚、前記実施形態では、ジョイント端子3のジョイント端子本体4は隣り合うもの同士がキャリア部を介して連結されていないものとして説明したが、複数のジョイント端子本体4は、コネクタハウジング2への組み付け前の段階では、端子本体集合構成体して構成されるものであっても良い。つまり、この端子本体集合構成体は、並列状態で配置された複数のジョイント端子本体と、複数のジョイント端子本体間を連結するキャリア部とから構成されている。この端子本体集合構成体は、板状の導電性金属を所定形状で打ち抜き、これを折曲して複数のジョイント端子本体4を形成し、次に、複数のジョイント端子本体4間を連結するキャリア部を山谷の連続形状に折曲することによって形成される。電気的接続が必要ないジョイント端子本体間は、コネクタハウジング2の組み付け過程で、そのジョイント端子本体4間に位置するキャリア部の箇所がカットされる。端子本体集合構成体を使用したジョイントコネクタは、必要に応じて隣接する上下のジョイント端子3間と、隣接する左右のジョイント端子3間を電気的に接続させることができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ジョイント端子をジョイント端子本体とサブ端子部との2部材から構成したので、電線の誤結線が発生した場合には、ジョイント端子本体からサブ端子部を取り外し、このサブ端子部から電線の端末の接続を外し、この電線の端末を新規のサブ端子部に接続し直し、このサブ端子部をジョイント端子本体に固定し直せば良い。従って、電線の誤結線が発生した場合にはジョイントコネクタのサブ端子部のみを廃棄すれば良く、他の部品を再利用でき、メンテナンス性の向上になる。
また、ジョイント端子本体とサブ端子部とが確実に電気的に接続される。
【0072】
請求項2の発明によれば、請求項1記載のジョイントコネクタであって、電線接続部は電線の端末を圧着で接続するので、請求項1の発明の効果に加え、圧着によって電線の端末を接続することから圧縮電線をも含めてあらゆる種類の電線も使用できる。
【0074】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2記載のジョイントコネクタであって、コネクタハウジングは連結可能であるので、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、必要な数のジョイント端子を有するジョイントコネクタを容易に作成できる。
【0075】
請求項4発明によれば、請求項3記載のジョイントコネクタであって、連結されるコネクタハウジングの上下で相対向するジョイント端子本体同士の第2タブ部とタブ接触部とが接触されるので、請求項4の発明の効果に加え、連結されるコネクタハウジングの上下で相対向するジョイント端子同士を電気的に接続できる。
【0076】
請求項5の発明によれば、請求項3又は請求項4記載のジョイントコネクタであって、コネクタハウジングには下方のサブ端子部を固定する係止突起部を設けたので、請求項4又は請求項5の発明の効果に加え、コネクタハウジングが連結された場合に、サブ端子部がジョイント端子本体に確実に固定される。
【0077】
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、サブ端子部には検知孔を設けたので、請求項1〜請求項6の発明の効果に加え、検知孔から被検知部までの距離を測ることで、サブ端子部がジョイント端子本体に対し正規の装着位置で装着されたか否かを容易に検知できる。
【0078】
請求項7の発明によれば、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、第1タブ部の強度を接触ばね部の強度より弱く設定したので、請求項1〜請求項6の発明の効果に加え、第1タブ部が正規の位置より変移している場合にあって、サブ端子部をジョイント端子本体に装着する装着作業がなされると、その装着作業中の第1タブ部と接触ばね部との接触によって相互に作用する押圧力で第1タブ部が位置変移して正規の位置に戻されるため、第1タブ部が正規の位置より変移している場合にあっても第1タブ部と接触ばね部とが確実に接触される。
【0079】
請求項8発明によれば、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、ジョイント端子本体にはガイド突起部を設けたので、請求項1〜請求項7の発明の効果に加え、ジョイント端子本体にサブ端子部を装着する際には、サブ端子部をガイド突起部にガイドさせつつ装着作業を行うことができるため、サブ端子部を容易に正規の装着位置に装着できる。
【0080】
請求項9の発明によれば、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、サブ端子部にはロック解除治具によって塑性変形される塑性変形部を設けたので、請求項1〜請求項8の発明の効果に加え、一度でも使用されたサブ端子部であることを目視で見分けることができるため、再利用を防止できる。
【0081】
請求項10の発明によれば、請求項9記載のジョイントコネクタであって、塑性変形部は、上端部同士が一部オーバラップして配置された一対の立設壁であるので、請求項10の発明の効果に加え、一対の立設壁の上端部に下方への押圧力を作用すると、各立設部が互いに近接する方向に塑性変形されるため、ロック解除治具により一対の立設部の上端部を単に押圧するだけで塑性変形が可能であり、一対の立設部の塑性変形作業が容易である。
【0082】
請求項11の発明によれば、請求項10記載のジョイントコネクタであって、ロック部は一対の前記立設壁の外面に突設しているので、請求項11の発明の効果に加え、一対の前記立設壁の塑性変形によりロック部がロックとして機能しない状態に位置変移されるため、サブ端子部が誤って再利用されてもジョイント端子本体にロックされず、確実に再利用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、ジョイントコネクタの分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、コネクタハウジングにジョイント端子本体を挿入する状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、コネクタハウジングにジョイント端子本体が挿入された状態を示す一部切り欠き斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、ジョイント端子本体の一部切り欠き斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、(a)はジョイント端子本体にサブ端子部を装着する前の側面図、(b)は図5(a)のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、(a)〜(d)はサブ端子部のジョイント端子本体への各装着過程を示す側面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、(a)〜(d)はサブ端子部のジョイント端子本体への各装着過程を示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、双方のコネクタハウジングの連結前を示す断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、双方のコネクタハウジングが連結された状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、連結されたコネクタハウジングにカバーを装着した状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第1実施形態を示し、(a)は高さ検知プローブをサブ端子部の検知孔に挿入する前の状態を示す断面図、(b)は高さ検知プローブをサブ端子部の検知孔に挿入した状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示し、サブ端子部とロック解除治具とを示す斜視図である。
【図13】本発明の第2実施形態を示し、(a)〜(c)は図12のB−B線に対応し、ロック解除治具でサブ端子部のロックを解除する各過程を示す断面図である。
【図14】従来例を示し、ジョイントコネクタの分解斜視図である。
【図15】従来例を示し、ジョイント端子と電線の端末の斜視図である。
【符号の説明】
1 ジョイントコネクタ
2 コネクタハウジング
3 ジョイント端子
4 ジョイント端子本体
5 サブ端子部
9 端子収容室
12 係止突起部
16 第2タブ部
17 端子接触部
18 第1タブ部(被検知部)
20 ガイド突起部
22 タブ接触部
26 立設壁(塑性変形部)
27 電線接続部
27b 芯線圧着部(圧着部)
29 接触ばね部
30 ロック部
33 検知孔
35 高さ検知プローブ
36 ロック解除治具

Claims (11)

  1. コネクタハウジングと、このコネクタハウジング内の端子収容室に固定されるジョイント端子とを有するジョイントコネクタであって、
    前記ジョイント端子を、相手端子に電気的に接触する端子接触部を有するジョイント端子本体と電線の端末を接続する電線接続部を有するサブ端子部との2部材から構成し、このサブ端子部を前記ジョイント端子本体に装着可能に設け、前記ジョイント端子本体と前記サブ端子部とのいずれか一方に第1タブ部を、他方に弾性変形可能な接触ばね部を設け、前記サブ端子部が前記ジョイント端子本体に装着された状態で前記接触ばね部の弾性力により前記第1タブ部と前記接触ばね部とが接触されることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 請求項1記載のジョイントコネクタであって、
    前記電線接続部は、塑性変形される圧着部を有し、この圧着部を加締めて前記電線の端末を圧着して電気的接続を行うことを特徴とするジョイントコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のジョイントコネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、前記端子収容室が積層される方向に連結可能に設けられたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  4. 請求項3記載のジョイントコネクタであって、
    前記ジョイント端子本体は、前記端子収容室より突出する第2タブ部とこの第2タブ部の突出方向とは反対側から挿入される第2タブ部に接触されるタブ接触部とを有し、前記コネクタハウジングが多段に連結されると、連結された前記コネクタハウジングの上下で相対向する前記ジョイント端子本体同士の第2タブ部とタブ接触部とが接触されることを特徴とするジョイントコネクタ。
  5. 請求項3又は請求項4記載のジョイントコネクタであって、
    前記コネクタハウジングには、下方の前記コネクタハウジング内の前記サブ端子部に当接し、前記サブ端子部を前記ジョイント端子本体から取外す方向に変移できないように固定する係止突起部が設けられたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、
    前記サブ端子部は、前記ジョイント端子本体の被検知部が配置される上方位置に検知孔を有することを特徴とするジョイントコネクタ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、
    前記第1タブ部と前記接触ばね部とが接触して弾性力が作用する方向における前記第1タブ部の強度を前記接触ばね部の強度より弱く設定したことを特徴とするジョイントコネクタ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、
    前記ジョイント端子本体には、前記サブ端子部を所定の装着位置にガイドするガイド突起部が設けられたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のジョイントコネクタであって、
    前記サブ端子部には、前記ジョイント端子本体に装着位置でロックするロック部が設けられ、このロック部をロック解除治具でロック解除状態にする過程で、このロック解除治具によって塑性変形される塑性変形部が設けられたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  10. 請求項9記載のジョイントコネクタであって、
    前記塑性変形部は、間隔を置いて立設され、互いに近接する方向に折曲された上端部同士が一部オーバラップして配置された一対の立設壁であることを特徴とするジョイントコネクタ。
  11. 請求項110記載のジョイントコネクタであって、
    前記ロック部は、一対の前記立設壁の外面に突設されたことを特徴とするジョイントコネクタ。
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