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JP3937911B2 - 光送受信モジュール及びこれを用いた光通信システム - Google Patents
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JP3937911B2 - 光送受信モジュール及びこれを用いた光通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、表面実装型でなく金属パッケージに収納され外部ノイズを遮蔽でき長寿命で信頼性の高い光送受信モジュール及びこれを利用した光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は一芯双方向光通信システムの概略の構成を示す図である。基地局と加入者があって、それらが1本の光ファイバによって接続される。基地局ではLD1によりλ2(1.55μm)の加入者向けの光信号を生成しWDM1を経て光ファイバOFに送り出す。光ファイバOFを伝送されてきた光信号は加入者側でWDM2によって波長分離されて加入者側のPD2に入り受信される。それが基地局から加入者に向かう下り信号で波長はλ2である。
【0003】
反対に加入者では基地局向けの信号をLD2によってλ1(1.31μm)の光信号に変えWDM2から光ファイバOFへ送り出す。WDM1はλ1の光信号を波長分離してPD1に導く。PD1はそれを電気信号に変換する。それが加入者から基地局に向かう上り信号であり波長はλ1である。波長が異なるから同時双方向の通信が可能である。もちろんピンポン伝送も可能である。WDM(Wavelength Division Multiplexer;波長分離器ともいう)は光伝送路(光ファイバ、光導波路)の分岐にあって波長選択するものである。
【0004】
光信号を受信するのは受光素子(フォトダイオード:photodiode;PD)、レンズ、光ファイバなどを光軸上に保持した構造の光受信モジュールである。受信モジュールのことを図1では簡単にPD1(局側)、PD2(加入者側)と図示している。光信号を発生するのは、発光素子(半導体レーザ:Laser Diode;LD)、レンズ、光ファイバを同一光軸上に配置支持する構造の光送信モジュールである。
【0005】
光受信モジュールとして現在実際に使用されているものは、リードピンを底面から突出させた円盤状金属製のステムの上面にPDチップを取り付け、レンズを保持するキャップをステムに固定し、さらに光ファイバ端を把持するフェルールを円錐形のフェルールホルダーによってステムに対し固定した構造となっている。あるいは金属製ステムにPDを付け、開口部をもつキャップをステムに取り付け、さらにレンズを保持した円筒形のレンズホルダーをステムのキャップの外側に調芯固定し、さらに光ファイバ端を把持するフェルールを円錐形のフェルールホルダーに通し、フェルールホルダーをレンズホルダーの上に調芯固定するようにしている。
【0006】
それは光ファイバの軸線上にレンズを配置し、その延長にPDを垂直に設けている。光ファイバから出た光は空間伝搬してレンズで集光されPDに入る。金属製のパッケージ(ステム、レンズホルダー、フェルールホルダー)で全体が包囲されている(ハーメチックシール)から気密性に優れている。水分や酸素が入らないのでPDチップ、配線など劣化しない。金属パッケージで厳重に囲まれているから電磁波や光が入らずクロストークも低い。長い使用の実績があり信頼性に富む。
【0007】
光送信モジュールとして現在使用されているのも同じ金属製のパッケージに収容された金属カンパッケージのモジュールである。円板形状の金属製ステムに突起(ポールと呼ぶ)を形成しておき、ポールの側面に半導体レーザを縦向きに付け、その直下のステム面にモニタ用のフォトダイオード(モニタPD)を取り付ける。レンズを有する円筒形のキャップをその上に固定する。さらに光ファイバの端部を把持するフェルールをフェルールホルダーで支持しフェルールホルダーをステムに調芯固定する。
【0008】
あるいは開口部だけのキャップをステム面に取り付け、その外側のステム上面に円筒形でレンズを保持したレンズホルダーを取り付ける。さらに光ファイバの端部を把持するフェルールをフェルールホルダーで支持しフェルールホルダーをレンズホルダーの上に調芯固定する。このような金属製パッケージに収納されている光送信モジュールはハーメチックシールされており信頼性が高く長寿命で外部に電磁波や光を出さないからクロストークの原因をまき散らさない。金属カン型の送信モジュールと受信モジュールの二つがあって図1のWDMから光ファイバによって分岐している。だからWDMと金属カン送信モジュールとをつなぐ光ファイバ、WDMと受信モジュールを繋ぐ光ファイバがあり、送信器と受信器が相互に独立しており光ファイバによって、WDMとつながっている。
【0009】
そのように全体を金属パッケージによって包囲した三次元形状をもつモジュールは実績、信頼性があって、これからも引き続き使用されよう。
【0010】
二つのモジュールが光ファイバによってWDMにつながるのではなくて一体に結合されたものもある。それは例えば、
【0011】
▲1▼ 日本特許第3167650号
【0012】
によって提案されている。図2のその概略の構造を示す。送信器29は箱型金属パッケージ30の内部のポール31にLD32、モニタ用PD33を取り付け、箱型パッケージの前方開口部に集光レンズ34を設けたものである。送信部は金属パッケージで密封され外部と遮断されている。受信器35は箱型金属パッケージ36、サブマウント37、円筒形キャップ38、集光レンズ39、PDチップ40等よりなる。
【0013】
これらは独立のモジュールであるが、金属製の統合ハウジング41によって一体化される。送信器29は統合ハウジング41の軸線の延長上にある開口部に溶接固定される。受信器35は統合ハウジング41の側方の開口部に対面するように統合ハウジング41に溶接される。送信器29のLD32から出た光は集光レンズ34で集光されてWDM42を通り、光ファイバ43へと出てゆく。光ファイバ43を伝搬して来た光はWDM42で反射されて側方にある開口部から集光レンズ39を通り受光素子40に入射し受信される。
【0014】
そのように金属パッケージからなる独立の送信器(光送信モジュール)と受信器(光受信モジュール)をハウジングで一体化したものはある。が、それでもなお独立性があって別々のモジュールである。WDMと光ファイバで接続された送信器、受信器の場合とほとんど異なるものではない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら金属パッケージを有し、ステムの法線方向に光ファイバの光軸を有する三次元的な構成の光送受信モジュールは金属パッケージがある程度の大きさをもつので小型化に限界がある。またコストを切り下げるにしても限界がある。図2のような特別な統合光送受信モジュールにしても容積は減らず嵩は大きくコスト高である。
【0016】
より小型、より低コストにするという目的で有望なものは表面実装型の光送信モジュール、光受信モジュールである。それはSi基板の上にV溝、光導波路などを形成し、その終端にPDやLDを実装して光ファイバや光導波路をそれに突き合わせるようにする。光ファイバの軸線が基板面に平行になる。V溝やマークを付けたSi基板において部品を実装するから位置合わせが簡単で時間のかかる調芯がなくても厳密な実装精度を得る。調芯をしない実装方法のことをパッシブアライメントと呼ぶことがある。光ファイバとPDまたはLDとを近接させて配置するので高い光結合効率が得られる。
【0017】
つまりレンズが不要である。レンズがなく光ファイバと素子を近接させて配置するので小型化が可能である。金属パッケージを使わずSi基板、リードフレームを纏めて樹脂封止してプラスチックパッケージとするので軽量、小型、安価なモジュールとする可能性がある。
【0018】
しかもSi基板の上に光導波路を作り終端にLDを、中間に斜めにWDMを入れ、その斜め上にPDを配置するようにして送信、受信の両方を行うモジュールとする可能性もある。それは光送受信(LD/PD)モジュールと呼ぶ。
【0019】
このように利点の多い表面実装型の光受信モジュール、光送信モジュールであるが、使用環境の厳しい用途ではやはり金属製のパッケージに光素子を気密性に優れたハーメチックシールしたいという要望もなお根強いものがある。
【0020】
金属カン型のパッケージに受光素子(PD)だけを実装した光受信モジュールは存在し、すでに使用されている。金属パッケージにLDだけ、あるいはLDとモニタPDだけを実装した光送信モジュールもそれと対になってよく使われる。
【0021】
本発明は表面実装型の特徴を生かしつつハーメチックシールできる金属パッケージ型の光送受信モジュールを提供する事を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の光送受信モジュールは、基板と、基板の上に設けられ始端が基板前面に露呈し二分岐の終端c、dを持ち波長選択性を持つY分岐光導波路と、光導波路の一方の終端cの基板上に設けた発光素子(LD)と光導波路のもう一方の終端dの基板上に設けた受光素子(PD)を振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した対称性を有する金属ステムと、ステム上に固定されたレンズを保持するキャップと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージとよりなる。
また、本発明の別の光送受信モジュールは、基板と、基板の上に設けられ始端eが基板前面に露呈した導波路と、この導波路の中間部に設けた溝と、この溝に挿入され波長λ1を透過し波長λ2を反射する波長選択性を有する多層膜フィルタと、多層膜フィルタに近接対向して基板上方に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端fに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子とを振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバと導波路の始端eを光学的に結合するレンズと、レンズを保持しステム上に固定されたキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージ部分とよりなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の光送受信モジュールは、波長選択性を持つY分岐光導波路を有する基板の光導波路の終端に受光素子(PD)と発光素子(LD)を振り分けて実装して製作したサブモジュールを、リードピンとポールを有する金属ステムのポールの正面に固定し、レンズを保持するキャップを調芯してステムに固定し、ファイバ端を把持するフェルールをフェルールホルダーによって支持し、フェルールホルダーを調芯してステムに固定したものである。
本発明のもう一つの光送受信モジュールは、基板の光導波路の終端に発光素子(LD)を、光導波路の中間に設けた斜め溝に波長選択性を持つ多層膜フィルタを挿入しその上方に受光素子(PD)をそれぞれ振り分けて実装して製作したサブモジュールを、リードピンとポールを有する金属ステムのポールの正面に固定し、レンズを保持するキャップを調芯してステムに固定し、ファイバ端を把持するフェルールをフェルールホルダーによって支持し、フェルールホルダーを調芯してステムに固定したものである。
【0024】
(1)調芯
光ファイバ端面と光導波路の始端の間で所望の光学的結合効率になるように調芯するのである。キャップの調芯は二次元、フェルールホルダーの調芯は二次元である。フェルールホルダーに対するフェルールの調芯は軸方向である。そのように積極的な調芯が必要であるが、二つに分離した送信器、受信器で必要な調芯が一つに纏められたから調芯の手間、コストは従来の分離された2つのモジュールからなるものに比べて半減する。
【0025】
(2)基板
基板はサブモジュールを形成するために必要である。寸法精度を強く要求する場合は単結晶SiよりなるSiベンチを用いる。しかし絶縁性、平坦性、剛性があればよいのだからセラミック基板を用いることができる。また液晶ポリマーなどの有機材料を基板とすることもできる。
【0026】
(3)Y分岐
基板面に左右対称になるような光導波路を設ける。光導波路のY分岐であるが、単に分岐であるのではなくて波長選択性がある。λ1(1.31μm)を右に、λ2(1.55μm)を左に通すというような波長選択性が必要である。マッハツェンダ干渉計型の波長分波合波器を図示している。それは二つの導波路の距離と平行近接部分の長さによって波長選択性を付与するものである。単純なY分岐でどちらへも半分ずつパワーを分配するというようなY分岐でもよい。その場合は波長選択性を与えるためにWDMを分岐部bに挿入する必要がある。
また、本発明の別の構成では、多層膜フィルタによって前記Y分岐の項で説明した波長選択機能を持たせる。この場合、多層膜フィルタは主に屈折率の異なる誘電体薄膜によって構成される。
【0027】
(4)光導波路
Si基板の上に形成されたGe−SiO/SiO系の導波路とすることができる。例えばSi基板の上にスパッタリングやCVD法によってSiO層(アンダークラッド)を設け、その上にGeドープSiO層を形成してエッチングしてコアとする。その上にさらにSiO層(オーバークラッド)を設ける。クラッド層は例えば10μm厚み、コア層断面は6μm角である。ポリマーなど有機材料によって光導波路を形成することもできる。たとえばフッ素化ポリイミドの光導波路を形成してもよい。これはSi基板、セラミック基板、プラスチック基板のどの種類の基板の上にも形成することができる。
【0028】
(5)受光素子
光信号を受信する素子であるから、通常のpinフォトダイオード(pin−PD)を用いることができる。受光層はInGaAs三元混晶層、あるいはInGaAsP四元混晶層とする。加入者側では1.55μm(λ2)光を受信し、1.31μm光に不感であるのが良い。例えばPDの直前に1.31μm光を吸収する吸収板を設けるというような工夫をする。あるいはPD自体の中に1.31μm光を吸収する吸収層を設けるようにする。光導波路の終端に取り付けるのだから端面から光を入射させるような特別な形態のPDとなる。端面入射型PDと呼ぶが、それは導波路のすぐ上に受光層を設けた導波路型と端面を斜めに切っておき水平入射光を上向きに屈折させ受光層へ導く上向き屈折型、基板下面中央に楔型切欠きを設け端面から入射した光を楔型切欠きで上向き反射して受光層へ導く中間反射型のものがある。一括して端面入射型PDと呼ぶ。
また、本発明の別の構成では、多層膜フィルタに反射された光を受光するため基板裏面から光入射させる裏面入射型PDを用いる。
【0029】
(6)発光素子
これは光信号を発生するものである。半導体レーザ(LD)または発光ダイオード(LED)である。面発光型のLEDの場合は横向けに基板に取り付ける必要がある。加入者側で1.31μm(λ1)光を発生し、局側では1.55μm(λ2)光を発生するような発光素子とする。
【0030】
(7)ピグテイル型への応用
本発明の装置はステム、ポール、サブモジュール、レンズ、ファイバを持てばよいので、ピグテイル型の光送受信モジュールに応用できる。これは光ファイバの終端がフェルールによって固定されており、外部に別の光コネクタを持っている。モジュールと光コネクタを合わせピグテイルのようになるから、その名称がある。
【0031】
(8)レセプタクル型への応用
本発明の装置はステム、ポール、サブモジュール、レンズ、光ファイバを持てば良いのだから、着脱可能なレセプタクル型の光送受信モジュールに応用できる。これは外部の光ファイバの端に取り付けたコネクタと、光送受信モジュールのコネクターを直接に結合離脱できるようにしたものである。サブモジュール、レンズの延長上にダミー光ファイバが設けられる。
【0032】
(9)周辺回路の補充
送信部においてはLDの他にLDのパワーをモニタする受光素子(モニタ用PD;MPD)を同一基板の上に設けることができる。それによってLDの出力を一定に保持するようにできる。
受信部においてはPDの他にPDの光電流を前置増幅する増幅器IC(AMP)を同一基板上PDのすぐ後ろに設けることもできる。
【0033】
(10)光通信システムへの応用
本発明の光送受信モジュールは送信器と受信器を一つの金属パッケージに収容したものだから、局側と加入者側に設置しそれぞれを1本の光ファイバで接続することによって波長多重双方向同時光通信システムに利用する事ができる。容積が半減し低コストになるから光通信のさらなる普及を促進することができよう。
【0034】
【実施例】
[1.実施例1(ピグテイル型;図3、図4)]
縦断正面図(図3)と縦断側面図(図4)によって本発明の第1の実施例を説明する。それはピグテイル型のものである。円盤状金属ステム2は上下方向に延びるリードピンと上面に隆起したポール(隆起部)3を有する。この例ではステムは直径が5.6mmφである。ステム材質は燐青銅、ステンレス、コバール(Kovar:商標)などである。ステム2は5本のリードピン46〜50を有する。リードピンは例えば0.45mmφである。
【0035】
ポール3の側面に、Y分岐光導波路と送信部と受信部を含むサブモジュール4が上下方向に軸線が向くように固定される。サブモジュールの内部の構造については後に説明する。円筒形の金属キャップ5は上方の開口部に集光レンズ6を有する。集光レンズは例えば球レンズでBK7ガラスで製作してある。もちろん球面レンズや非球面レンズとしても良い。
【0036】
金属キャップ5の下方は調芯してステム2に固定される。この段階で外界からの電気ノイズや湿気に対して敏感なサブモジュール部分は完全にハーメチックシールされる。やキャップ5の外側にはそれを囲む金属製円筒形のフェルールホルダー7が設けられる。円筒形のフェルール8は光ファイバ9の先端を保持する。先端は4゜〜12゜の斜め角に研磨される事が多い。フェルールホルダー7の軸孔にフェルール8を差し込み、軸方向(z方向)にフェルールを進退させ調芯する。フェルールホルダー7のxy面で調芯し最適の位置を求めステム2に対して固定される。フェルールホルダー7の上部外側には柔軟なベンドリミッタ10が差し込まれ光ファイバ9が過度に曲がらないようになっている。光ファイバ端面と光導波路の始端aの間で所望の光学的結合効率になるように調芯してある。
【0037】
光ファイバ9を伝搬してきたλ2(受信光)は光ファイバ9から出てレンズ6によって絞られSi基板20上のサブモジュール4の光導波路22の始端aに入る。λ2は分岐bで選択的にbd側へ分配されPD24に入射する。
【0038】
LD23で発生したλ1(送信光)は光導波路22に入り、光導波路中をcbaと進む。始端aから出た送信光はレンズ6によって絞られ光ファイバ9端面に入る。それは光ファイバ9の中を伝搬してゆく。しかしピグテイル型なのですぐ近くに光コネクタがあって、そこで光ファイバ9は外部の光ファイバと接続できるようになっている。
【0039】
[2.実施例2(レセプタクル型、図5)]
本発明は図5に示すようにレセプタクル型の光送受信モジュールにも応用できる。金属製円板状のステム2のポール3にサブモジュール4が固定され、その上にレンズ6がキャップ5によって保持される点は先例(図3、4;ピグテイル型)と同様である。キャップ5の外側においてステム2の上面に金属製円筒状のスリーブ60が調芯固定される。スリーブ60の上方は軸方向の開口62となっている。スリーブ60の頂面には中央穴をもつ円盤状のハウジング63が溶接される。ハウジング63は横に延びる円板のフランジ64を持つ。フランジ64を螺子によって固定するようになっている。
【0040】
ハウジング63の中央穴には耐摩耗性に優れた円筒状のスリーブ65が埋め込まれる。これはフェルールを何度も挿入離脱するからである。スリーブ65の最下点にスリーブ内径に等しい外径をもつスタブ66が挿入される。スタブ66はダミー光ファイバ67を保持する。ダミー光ファイバ67の下端は斜めに研磨され反射光がLDへ戻るのを防止するようになっている。ダミー光ファイバ67の上のスリーブ65へ相手側光コネクタのフェルール72が挿入される。中央穴の外側には円環状の凹溝68が形成される。凹溝68のさらに外側には雄螺子条69が形成されている。
【0041】
相手方の光コネクタ70は、ハウジング63に着脱できるような構造の雄型光コネクタである。光コネクタ70の中心に金属円筒状のフェルール72が通っている。光コネクタ70の前端には位置決めのためのガイドピン73が突出している。フェルールとガイドピンの間には円筒状のカラー74がある。フェルール72とカラー74は一体化されている。カラー74の外側にローレット75を刻設した袋ナット76がある。フェルール72は前方から後方まで続いており光ファイバ77の端を堅固に保持している。
【0042】
光コネクタ70をレセプタクルのハウジング63に結合するには、フェルール72をハウジング63のスリーブ65の穴へ差し込む。カラー74が凹溝68にはまりこむ。ガイドピン73がハウジングの穴(図に現れない)にはまりこみ円周方向の位置が決まる。フェルール72の先端はスタブ66、ダミー光ファイバ67に接触する。袋ナット76を右に廻すことによって雄螺子条69に螺合することができる。外部光ファイバ77、ダミー光ファイバ67、開口62、レンズ6、サブモジュール4が光軸上に並ぶようになる。サブモジュールの構造は実施例1(ピグテイル型)でも実施例2でも同様である。また、レセプタクルの嵌合部の構造は爪やピンが嵌め合いになっていても良い。
【0043】
[3.サブモジュールの構造(図6、図7、図8)]
Y分岐光導波路と受信部、送信部を有するサブモジュール4の構造を図6〜8の平面図、縦断側面図、正面図によって説明する。基板としてSi基板、セラミック基板、プラスチック基板を用いることができる。この実施例では、2.0mm長さ、1.5mm幅、1.0mm厚さのSi基板を用いる。矩形状のSiベンチ20の上面にY分岐光導波路22を設ける。これはSiOアンダークラッド層UD、GeドープSiOコアCR、SiOオーバークラッド層ODよりなる無機材料の光導波路でもよいし、ポリマーよりなる有機導波路(UD/CR/OD)であってもよい。
【0044】
いずれにしても始端a、分岐部b、第1終端c、第2終端dを有するY分岐光導波路22である。始端aはSiベンチ20の前端中央に露呈する(図8)。それはレンズによって光ファイバと光学的に結合する部分である。つまり送受信光がレンズによって光ファイバと始端aとの間で所望の効率で結合できるように調芯する。
【0045】
光導波路22の分岐部bはマッハツェンダ干渉計型の波長分波合波器(WDM)となっている。これは1.31μm光と1.55μm光を分離する作用がある分岐部bである。二つの導波路の共通部分の長さや距離がそのような波長選択性を与える。1.31μm光はcbaの経路を進む。1.55μm光はabdの経路を進行する。そのような波長選択性は可逆的である。1.31μm光はabcと進むこともできる。1.55μm光はdbaと進行することもできる。
【0046】
第1終端部cの先にLD23がエピダウン(ストライプが下側;下方にp電極、上面にn電極)でSi基板20上のメタライズ25に固定される。LD23はλ1(1.31μm)の送信光を発生する。光ファイバ端cとLD23が近接しているからレンズが省かれる。LD23と光導波路のbc間が送信部である。この実施例では300μm×300μm×150μmtのサイズのLD23を用いている。InP基板の上にバッファ層、発光部、コンタクト層、電極などが設けられる。発光部はInGaAsP系で1.31μm光を発光する。
【0047】
第2終端部dの先に端面入射型PD24がやはりエピダウン(p電極が下、n電極が上)でSi基板上のメタライズ28に固定される。PD24と終端dの間にもレンズがない。充分に近接しているからレンズがなくても充分な光がPDに入る。PD24と光導波路のbd間が受信部である。端面入射型というのは導波路型のものと屈折型のものがあるが端面から受信光が入ってそれを受光部へ導くものである。
【0048】
この実施例では300μm×300μm×150μmtの寸法のPD24を用いている。InP基板の上に受光層、電極などがある。受光層はInGaAsであり1.31μm光にも1.55μm光にも感度があるが1.55μm光を受信すべきものである。
【0049】
本発明は同一の基板の上に送信部(LD23、光導波路bc)と受信部(PD24、光導波路bd)を設けているところに特徴がある。
【0050】
表面実装型でSi基板にY分岐をもち、その終端にLDとPDを振り分けて設けたというのはよくあることである。本発明は金属パッケージ型のモジュールで、Y分岐光導波路を有するSi基板をステムのポールに実装している。そのようにSi基板にY分岐導波路を設けLD、PDを付けたサブモジュールを金属ステムのポールに縦に取り付けたというのは全く新規である。
【0051】
Si基板を使うという点では表面実装型と似ているが金属パッケージにハーメチックシールするのだから両者の混合型と言ってよい。だから両者の長所を合わせ備える。ハーメチックシールするので水分や酸素が入らず劣化しない。金属パッケージなので外部の電磁ノイズが入らない。金属パッケージであるから堅牢、堅固で長寿命、高信頼性がある。
【0052】
サブモジュール4はSi基板、光導波路、LD、PDからなるので小型の部品であり別工程で図6、図7のように製造することができる。ポールを持つ金属ステムはLDモジュールで既に使用の実績がある。LDをポール側面に実装する代わりにサブモジュール4を側面に実装すればよいのであるから在来の組立の工程を僅かに変更するだけでよい。
【0053】
[4.リード、メタライズ、LD、PD間のワイヤボンディング(図9、図10)]
LD、PDチップ、それらを保持するメタライズがステム面に垂直であるからワイヤボンディングが少し難しくなる。ステムの上面からワイヤボンディングできない。ステムの側方からワイヤボンディングをしなければならない。それはステム面が縦になりポール面が上向きになるように保持すれば可能である。そのように保持した時にリードピンの高さが大きく異なると、やはりワイヤボンディングが難しい。
【0054】
そこでリードピン46〜49の高さを揃えるようにする。つまり図9、図10のように4本のリードピン46〜49はステム面に直角な同一平面上に並ぶようにステム底面に配置する。それら4本のリードピン46〜49の他にケースピン50がある。ケースピン50だけはそのような制約から自由なのでバランス良く適当な場所へ設置すればよい。リードピンが大体同一高さにあって、それより少し下にPD、LDのn電極(上面に見える電極)があるという関係であればワイヤボンディングは容易にできる。図9ではPD、LDとリードピンの高さに差があるが、リードピンの位置を少しずらせば6つの面を同一高さにすることができる。
【0055】
リードピン46とメタライズ25をワイヤ52で接続する。リードピン47とLD23の上面電極(n電極)をワイヤ53で接続する。この例ではリードピン46がLDのアノードピン、47がカソードピンということになる。
【0056】
リードピン48とPD24の上面電極(n電極)をワイヤ54で接続する。リードピン49とメタライズ28をワイヤ55で接続する。この例ではリードピン48がPDのカソードピン、49がアノードピンということになる。
【0057】
このようにサブモジュールを縦にポールに貼り付けるのでワイヤボンディングが通常のステム面方向ではなくなり一見多少難しくなるように思われるが、受光素子、発光素子とリードピンを接続するワイヤボンディングをステム面に平行な方向から行うことにより横向きのワイヤボンディングは実行可能である。
【0058】
[5.周辺素子の付加(モニタ用フォトダイオードMPD;前置増幅器AMP)(図11、図12)]
サブモジュールにPDやLDの作用を助けるための周辺素子を付加する事もできる。図11、12にそれらの周辺素子を付加したサブモジュールを示す。Siベンチ20の前半部にY分岐光導波路22があり、終端c、dの先のメタライズの上にLD23、PD24が実装される。
【0059】
ここではLD23の背後にメタライズ82を設け、その上にモニタフォトダイオード(MPD)26を実装する。これはLD23の後方光を監視してLDの出力を一定に保つようにLD駆動電流を調整するためのものである。
【0060】
PD24の背後にメタライズ83を設け、その上に前置増幅器(AMP)27を実装する。これはPD24の微弱な光電流を前置増幅(Preamplify)する作用がある。
【0061】
そのようにするとリードピンの数が5本増える。それまで5本のリードピンが必要だったので10本のリードピンがステムの下面に垂下するように設けられる。
【0062】
[6.実施例3(分岐のない直線導波路、多層膜フィルタ、裏面入射型PD、図14〜図17)]
以上は、Y分岐導波路の場合を説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではない。図14は分岐のない一本の光導波路86の中間部に斜め溝を設けて、波長選択性のある多層膜フィルタ85を挿入した例の縦断面図である。図15はそのサブモジュール部分の平面図、図16はサブモジュール部分の縦断面図、図17は光ファイバとレンズ、サブモジュール、ステム部分の縦断面図である。
サブモジュール上で送信部と受信部を左右に振り分けるのではなく、直線上に送信部と受信部を配置し、図14に示すようにリードピン90〜96を送信部、受信部のそれぞれのメタライズとワイヤボンディングする。
LD23からの送信光は端面fから分岐のない光導波路86に入り、多層膜フィルタ85を透過し、もう一方の端面eを経てレンズ6によって光ファイバ9に集光される。一方、光ファイバ9から入って来た受信光はサブモジュール4の端面eから光導波路86に入り、多層膜フィルタ85によって反射され、サブマウント88の開口部を通り裏面入射型PD87に入り、受光部89で受光され電気信号に変換される。
このサブモジュールを図14のようにパッケージに実装することにより、Y分岐導波路を用いた場合と同様の機能と特徴を得ることができる。
【0063】
[7.金属パッケージ収納光送受信モジュールを利用した一芯双方向光通信システム(図13)]
本発明の金属パッケージ収納光送受信モジュールをn個利用して、n軒の加入者と、一つの局を含む双方向光通信システムを構築することができる。図13において左側にn軒の加入者ONU、ONU、…、ONUn−1、ONUを示す。それらは一つの光送受信モジュールを持つ。それぞれのONUから1本の光ファイバOFが局側へ向かって設けられる。
【0064】
局側ではn軒の加入者に対応するようにn個の光送受信モジュールMJ、MJ、…、MJn−1、MJが設置される。対応するk番目の加入者ONUと局側MJがk番目の光ファイバOFによって独立にそれぞれ接続されている。局側から加入者に向けた下り系はλ2(1.55μm)を信号光として利用する。加入者から局舎へ向けた上り系はλ1(1.31μm)を光信号として利用する。
【0065】
だからONUの光送受信モジュールはλ2(1.55μm)を受信するPDと、λ1(1.31μm)を発振するLDを有する。それは図6、7で説明した光送受信モジュールである。
【0066】
反対に局舎において用いられる送受信モジュールMJはλ1(1.31μm)を受信するPDと、λ2(1.55μm)を発振するLDとを組み合わせたものである。本発明はどちらの光送受信モジュールにも適用することができる。
【0067】
いずれにおいても、従来の金属パッケージ収納のものに比べて容積が大体半分になり設置がより容易になる。コストも低減される。それでいて長寿命、高信頼性、気密性など金属パッケージ製のものの利点をあますことなく享受できるから好適な光通信システムを与えることができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明はSi基板の上にY分岐の光伝送路を設け、その終端に発光素子(LD)と受光素子(PD)を設置したサブモジュールを、金属製のパッケージの中に収納できるようにした。金属パッケージ収納の素子は受光素子だけ或いは発光素子だけを収容していたから送信器、受信器のいずれかであった。本発明は両方の素子を収容しているから光送受信モジュールとなる。
【0069】
光送受信モジュールであって、しかも従来の金属パッケージ収納の光受信モジュールや光送信モジュールと同程度の信頼性、長寿命が得られる。パッケージは堅牢であり実績がある。軸対称なサブモジュールを採用するために光ファイバやレンズとの調芯も容易である。金属パッケージの受信モジュールと送信モジュールを別々に設けたものより部品点数が少なく、小型、低コストになる。容積を節減できるので局側の光送受信モジュールとして極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基地局と加入者を光ファイバによって結び、信号を相互に送信受信する双方向光通信システムの概念図。
【図2】 特許第3167650号によって提案された金属パッケージ収納光送信モジュールと光受信モジュールとを組み合わせ一体化したものの断面図。
【図3】 Si基板にY分岐導波路を設け終端に受光素子(PD)と発光素子(LD)を取り付けたサブモジュールを、下向きリードをもつ金属ステムのポールに固定し、集光レンズを有するキャップ、フェルールを差し込んだフェルールホルダーをステムに調芯固定して光ファイバから出た光が集光レンズによって集光されてSi基板の光導波路の始端に導かれるようにした本発明の第1の実施例にかかる光送受信モジュールの縦断正面図。
【図4】 Si基板にY分岐導波路を設け終端に受光素子(PD)と発光素子(LD)を取り付けたサブモジュールを、下向きリードをもつ金属ステムのポールに固定し、集光レンズを有するキャップ、フェルールを差し込んだフェルールホルダーをステムに調芯固定して光ファイバから出た光が集光レンズによって集光されてSi基板の光導波路の始端に導かれるようにした本発明の第1の実施例にかかる光送受信モジュールの縦断側面図。
【図5】 Si基板にY分岐導波路を設け終端に受光素子(PD)と発光素子(LD)を取り付けたサブモジュールを、下向きリードをもつ金属ステムのポールに固定し、集光レンズを有するキャップ、フェルールを差し込んだフェルールホルダーをステムに調芯固定してダミー光ファイバから出た光が集光レンズによって集光されてSi基板の光導波路の始端に導かれるようにしたサブモジュールを、雌雄の光コネクタを組み合わせ外部の光ファイバと着脱可能にしたレセプタクル型のモジュールのステムポールに取り付けた本発明の第2の実施例にかかる光送受信モジュールの縦断正面図。
【図6】 金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上にY分岐導波路を設け、その終端にLD、PDを振り分けて配置したサブモジュールの平面図。
【図7】 金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上にY分岐導波路を設け始端は前端に露出させ終端にLD、PDを振り分けて配置したサブモジュールの縦断側面図。
【図8】 金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上にY分岐導波路を設けその終端にLD、PDを振り分けて配置したサブモジュールの正面図。
【図9】 Si基板の上にY分岐導波路を形成し、その終端にLDとPDを設けたサブモジュールを金属ステムのポールに取り付け、ステムのリードピンとLD、PDの電極やメタライズパターンとを接続し、Y分岐光導波路始端に光ファイバからの光が丁度集光するように調芯した状態を示す縦断平面図。
【図10】 Si基板の上にY分岐導波路を形成し、その終端にLDとPDを設けたサブモジュールを金属ステムのポールに取り付け、ステムのリードピンとLD、PDの電極やメタライズパターンとを接続し、Y分岐光導波路始端に光ファイバからの光が丁度集光するように調芯した状態を示す縦断側面図。
【図11】 金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上にY分岐導波路を設けその終端にLD、PDを振り分けて配置し、さらにLDの背後にはモニタ用フォトダイオードMPDdを、PDの背後には前置増幅器AMPを設けたサブモジュールの平面図。
【図12】 金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上にY分岐導波路を設けその終端にLDとPDを振り分けて配置し、さらにLDの背後にはモニタ用フォトダイオードMPDを、PDの背後には前置増幅器AMPを設けたサブモジュールの縦断側面図。
【図13】 一つずつの光送受信モジュールを有するn軒の加入者と、n個の光送受信モジュールを有する1つの基地局を、n本の光ファイバで結び加入者と局の間で独立の双方向通信ができるようにした一芯双方向光通信システムを説明する図。
【図14】Si基板に分岐のない一本の光導波路を設け、光導波路の途中に斜め溝を設け、波長選択性のある多層膜フィルタを溝に挿入し、その上方に裏面入射型受光素子(PD)を設け光導波路の終端に発光素子(LD)を取り付け、発光素子の後ろにモニタPDを設けたサブモジュールを、下向きリードをもつ金属ステムのポールに固定し、集光レンズを有するキャップ、フェルールを差し込んだフェルールホルダーをステムに調芯固定して光ファイバから出た光が集光レンズによって集光されてSi基板の光導波路の始端に導かれるようにした本発明の第3の実施例にかかる光送受信モジュールの縦断正面図。
【図15】金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上に分岐のない一本の光導波路を設け、途中にPD、終端にLDとMPDを配置したサブモジュールの平面図。
【図16】金属製ステムのポールに取り付けて用いるために、Si基板の上に分岐のない一本の光導波路を設け、始端は前端に露出させ途中にPD、終端にLDとMPDを配置したサブモジュールの縦断側面図。
【図17】Si基板の上に分岐のない一本の光導波路を形成し、その途中にPD、終端にLDとMPDを設けたサブモジュールを金属ステムのポールに取り付け、ステムのリードピンとLD、PDの電極やメタライズパターンとを接続し、光導波路始端に光ファイバからの光が丁度集光するように調芯した状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
2 ステム
3 ポール
4 サブモジュール
5 キャップ
6 レンズ
7 フェルールホルダー
8 フェルール
9 光ファイバ
10 ベンドリミッタ
20 Si基板
22 Y分岐光導波路
a 導波路始端
b 分岐部
c 光導波路第1終端
d 光導波路第2終端
23 LD
24 PD
25 メタライズ
26 モニタPD
27 AMP
28 メタライズ
29 送信器
30 金属パッケージ
31 ポール
32 LD
33 モニタPD
34 集光レンズ
35 受信器
36 金属パッケージ
37 サブマウント
38 キャップ
39 レンズ
40 PD
41 統合ハウジング
42 WDM
43 光ファイバ
46〜50 リードピン
52〜55 ワイヤ
60 スリーブ
62 開口
63 ハウジング
64 フランジ
65 スリーブ
66 スタブ
67 ダミー光ファイバ
68 凹溝
69 雄螺子条
70 光コネクタ
72 フェルール
73 ガイドピン
74 カラー
75 ローレット
76 袋ナット
77 光ファイバ
UD アンダークラッド層
CR コア
OD オーバークラッド層
82 メタライズ
83 メタライズ
85 多層膜フィルタ
86 光導波路
87 裏面入射型PD
88 サブマウント
89 受光部
90〜96 リードピン

Claims (10)

  1. 基板と、基板の上に設けられ始端aが基板前面に露呈し二分岐の終端c、dをもち波長λ1と波長λ2を分離する波長選択性を有するY分岐光導波路と、光導波路の一方の終端cに近接対向して基板上に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端dに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子を振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバとY分岐導波路の始端aを光学的に結合するレンズと、レンズを保持しステム上に固定された円筒形のキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージ部分とよりなる事を特徴とする光送受信モジュール。
  2. 基板と、基板の上に設けられ始端eが基板前面に露呈した導波路と、この導波路の中間部に設けた溝と、この溝に挿入され波長λ1を透過し波長λ2を反射する波長選択性を有する多層膜フィルタと、多層膜フィルタに近接対向して基板上方に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端fに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子とを振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバと導波路の始端eを光学的に結合するレンズと、レンズを保持しステム上に固定された円筒形のキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージ部分とよりなる事を特徴とする光送受信モジュール。
  3. 受光素子と発光素子に接続されるべきリードピンがステムの面に垂直な一平面内に含まれるように配置してあることを特徴とする請求項1または2に記載の光送受信モジュール。
  4. 受光素子、発光素子とリードピンを接続するワイヤボンディングがステム面に平行な方向からなされておりリードピンの側面にワイヤが接続されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光送受信モジュール。
  5. 光ファイバの端部を円筒状のフェルールで把持し、フェルールを円筒状金属製のフェルールホルダーによって保持し、フェルールホルダーをステム面に調芯固定したピグテイル型である事を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光送受信モジュール。
  6. 中心に開口を有する円筒金属製のスリーブを円盤状ステムの上に固定し、中心に開口部を有し開口部周囲に外部の光コネクタを着脱することのできる金属製ハウジングをスリーブの上に固定し、ハウジングの中心開口にダミー光ファイバを把持するスタブを挿入して雌型のコネクタとし、光ファイバを把持するフェルールを中心に保持し外部に設けた雄型の光コネクタと着脱可能にしたレセプタクル型であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光送受信モジュール。
  7. サブモジュールの基板面に、受光素子の光電流を増幅する前置増幅器を設けた事を特徴とする請求項1〜の何れかに記載の光送受信モジュール。
  8. サブモジュールの基板面に、発光素子のパワーを監視するためのモニタ用フォトダイオードを設けた事を特徴とする請求項1〜の何れかに記載の光送受信モジュール。
  9. 基板と、基板の上に設けられ始端aが基板前面に露呈し二分岐の終端c、dをもち波長λ1と波長λ2を分離する波長選択性を有するY分岐光導波路と、光導波路の一方の終端cに近接対向して基板上に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端dに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子を振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバの像をY分岐導波路の始端aに形成するレンズと、レンズを保持しステム上に固定されたキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持し全体を気密封止する金属パッケージ部分とよりなる光送受信モジュールを一つずつ備えたn軒の加入者ONU、ONU、…、ONUn−1、ONUと、基板と、基板の上に設けられ始端aが基板前面に露呈し二分岐の終端c、dをもち波長λ1と波長λ2を分離する波長選択性を有するY分岐光導波路と、光導波路の一方の終端cに近接対向して基板上に設けたλ1を受光する受光素子と光導波路の他方の終端dに近接対向して基板上に設けたλ2を発生する発光素子を振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバの像をY分岐導波路の始端aに形成するレンズと、レンズを保持しステム上に固定されたキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持し全体を気密封止する金属パッケージ部分とよりなるn個の光送受信モジュールMJ、MJ、…、MJn−1、MJを有する局と、n軒の加入者と局側のn個の光送受信モジュールMJ、MJ、…、MJn−1、MJを接続するn本の光ファイバOF、OF、…、OFn−1、OFとからなる事を特徴とする光通信システム。
  10. 基板と、基板の上に設けられ始端eが基板前面に露呈した導波路と、この導波路の中間部に設けた溝と、この溝に挿入され波長λ1を透過し波長λ2を反射する波長選択性を有する多層膜フィルタと、多層膜フィルタに近接対向して基板上方に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端fに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子とを振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバと導波路の始端eを光学的に結合するレンズと、レンズを保持しステム上に固定されたキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージ部分とよりなる光送受信モジュールを一つずつ備えたn軒の加入者ONU、ONU、…、ONUn−1、ONUと、基板と、基板の上に設けられ始端eが基板前面に露呈した導波路と、この導波路の中間部に設けた溝と、この溝に挿入され波長λ1を透過し波長λ2を反射する波長選択性を有する多層膜フィルタと、多層膜フィルタに近接対向して基板上方に設けたλ2を受光する受光素子と光導波路の他方の終端fに近接対向して基板上に設けたλ1を発生する発光素子とを振り分けて実装したサブモジュールと、軸方向に延びる複数のリードピンと、上方へ隆起したポールを有しポール面にサブモジュールを保持した円盤状金属製ステムと、ステムに対して端部が固定された光ファイバと、光ファイバと導波路の始端eを光学的に結合するレンズと、レンズを保持しステム上に固定されたキャップと、ステムに固着され光ファイバを支持する金属パッケージ部分とよりなるn個の光送受信モジュールMJ、MJ、…、MJn−1、MJを有する局と、n軒の加入者と局側のn個の光送受信モジュールMJ、MJ、…、MJn−1、MJを接続するn本の光ファイバOF、OF、…、OFn−1、OFとからなる事を特徴とする光通信システム。
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