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JP3938579B2 - データ管理システム及び画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は、複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されたデータ管理システム及び他の画像形成装置とネットワークを介して接続された画像形成装置に関するものである。
従来、複数のユーザPCとサーバとがLANにより接続されたコンピュータシステムにおいて、1のユーザPCからのバックアップ要求があると、サーバが、バックアップ対象のファイルを複数に分割して暗号化し、各暗号化ピースを各ユーザPCに転送して格納させているものがある(例えば、特許文献1参照)。このように分散してバックアップしたファイルを取り出す際に、ユーザPCは、各暗号化ピースの格納先のユーザPCからそれぞれ暗号化ピースを取得し、それらを組み合わせて復号することで、元のファイルを復元している。
特開2004−102842号公報
しかしながら、上述の特許文献1では、データを暗号化し、暗号化したデータを各ユーザPCへ送信するためのサーバを設ける必要があり、システムが複雑化するとともに、コストアップに繋がる。また、データを暗号化して格納するため、復元の際にデータを復号化するという複雑な処理が必要である。
また、従来の画像形成装置では、他のファクシミリ装置から送信されたデータ(ファクシミリデータ)を1つのフラッシュメモリに記憶しており、何らかの要因によりこのフラッシュメモリ内のファクシミリデータが消去された場合、ファクシミリデータを復元することは困難であった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている内部データの損失を防止することができるデータ管理システム及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るデータ管理システムは、複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されたデータ管理システムであって、前記複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置は、データを記憶する第1のデータ記憶手段と、外部のファクシミリ装置によって送信されたファクシミリデータを受信する第1のデータ受信手段と、前記第1のデータ受信手段によって受信された印字前のファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割するデータ分割手段と、前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータを作成するパリティデータ作成手段と、前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータと、前記パリティデータ作成手段によって作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶する第1のデータ記憶制御手段と、前記第1のデータ記憶制御手段によって記憶されたデータ以外のデータをそれぞれ前記1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置へ送信するデータ送信手段とを備え、前記1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置は、データを記憶する第2のデータ記憶手段と、前記データ送信手段によって送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータを受信する第2のデータ受信手段と、前記第2のデータ受信手段によって受信された前記分割ファクシミリデータ又は前記パリティデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶する第2のデータ記憶制御手段とを備え、前記1の画像形成装置は、全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの前記第1及び第2のデータ記憶手段への分散記憶が行われた後、前記1の画像形成装置以外の画像形成装置の前記第2のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみを受信する第3のデータ受信手段と、前記第3のデータ受信手段によって受信された分割ファクシミリデータと、前記第1のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータを作成し、作成したファクシミリデータの印字を行う印字手段とをさらに備える
この構成によれば、第1のデータ受信手段によって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが受信され、データ分割手段によって、第1のデータ受信手段により受信された印字前のファクシミリデータが複数の分割ファクシミリデータに分割される。そして、パリティデータ作成手段によって、データ分割手段により分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータが作成され、第1のデータ記憶制御手段によって、データ分割手段により分割された複数の分割ファクシミリデータと、パリティデータ作成手段により作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータが第1のデータ記憶手段に記憶される。次に、データ送信手段によって、第1のデータ記憶制御手段により記憶されたデータ以外のデータがそれぞれ1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置へ送信される。1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置において、第2のデータ受信手段によって、データ送信手段により送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータが受信され、第2のデータ記憶制御手段によって、第2のデータ受信手段により受信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータが第2のデータ記憶手段に記憶される。さらに、全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの前記第1及び第2のデータ記憶手段への分散記憶が行われた後、第3のデータ受信手段によって、1の画像形成装置以外の画像形成装置の第2のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみが受信され、印字手段によって、第3のデータ受信手段により受信された分割ファクシミリデータと、第1のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータが作成され、作成されたファクシミリデータの印字が行われる。
したがって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割し、当該複数の分割ファクシミリデータのパリティデータを作成し、複数の分割ファクシミリデータとパリティデータとが各画像形成装置に分散して記憶されるので、画像形成装置のデータ記憶手段が故障し、データが消失したとしてもパリティデータを用いて容易にその内部データの損失を防止することができる。また、特に、データが消失した場合に同じデータを取得するのが困難である外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが消失したとしても、パリティデータを用いてファクシミリデータを容易に復元することができる。
また、ファクシミリデータを用紙に印字する前に当該ファクシミリデータを各画像形成装置のデータ記憶手段へ分散して記憶することによって、データが消失した場合に元のデータを復元することが困難である印字前のファクシミリデータが損失することを防止することができ、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失したとしても容易にデータを復元することができる。
また、上記のデータ管理システムにおいて、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失した場合、他の画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている分割データ及びパリティデータを読み出し、読み出した分割データ及びパリティデータに基づいて、消失したデータを復元するデータ復元手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失した場合、データ復元手段によって、他の画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている分割データ及びパリティデータが読み出され、読み出された分割データ及びパリティデータに基づいて、消失したデータが復元される。したがって、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失したとしても、他の画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている分割データ及びパリティデータを用いて元のデータを復元することができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、複数の画像形成装置とネットワークを介して接続された画像形成装置であって、データを記憶するデータ記憶手段と、外部のファクシミリ装置によって送信されたファクシミリデータを受信する第1のデータ受信手段と、前記第1のデータ受信手段によって受信された印字前のファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割するデータ分割手段と、前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータを作成するパリティデータ作成手段と、前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータと、前記パリティデータ作成手段によって作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段と、前記データ記憶制御手段によって記憶されたデータ以外のデータをそれぞれ異なる画像形成装置へ送信するデータ送信手段と、他の画像形成装置によって送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータを受信する第2のデータ受信手段とを備え前記データ記憶制御手段は、前記第2のデータ受信手段によって受信された前記分割ファクシミリデータ又は前記パリティデータを前記データ記憶手段に記憶し、前記第2のデータ受信手段は、全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの前記複数の画像形成装置の前記データ記憶手段への分散記憶が行われた後、前記他の画像形成装置の前記データ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみを受信し、前記第2のデータ受信手段によって受信された分割ファクシミリデータと、前記データ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータを作成し、作成したファクシミリデータの印字を行う印字手段さらに備える。
この構成によれば、第1のデータ受信手段によって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが受信され、データ分割手段によって、第1のデータ受信手段により受信された印字前のファクシミリデータが複数の分割ファクシミリデータに分割される。そして、パリティデータ作成手段によって、データ分割手段により分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータが作成され、データ記憶制御手段によって、データ分割手段により分割された複数の分割ファクシミリデータと、パリティデータ作成手段により作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータがデータ記憶手段に記憶される。次に、データ送信手段によって、データ記憶制御手段によって記憶されたデータ以外のデータがそれぞれ異なる画像形成装置へ送信される。第2のデータ受信手段によって、他の画像形成装置により送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータが受信された場合、データ記憶制御手段によって、第2のデータ受信手段により受信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータがデータ記憶手段に記憶される。さらに、第2のデータ受信手段によって、全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの複数の画像形成装置のデータ記憶手段への分散記憶が行われた後、他の画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみが受信され、印字手段によって、第2のデータ受信手段により受信された分割ファクシミリデータと、データ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータが作成され、作成されたファクシミリデータの印字が行われる。
したがって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割し、当該複数の分割ファクシミリデータのパリティデータを作成し、複数の分割ファクシミリデータとパリティデータとが各画像形成装置に分散して記憶されるので、画像形成装置のデータ記憶手段が故障したとしてもパリティデータを用いて容易にその内部データの損失を防止することができる。また、特に、データが消失した場合に同じデータを取得するのが困難である外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが消失したとしても、パリティデータを用いてファクシミリデータを容易に復元することができる。
また、ファクシミリデータを用紙に印字する前に当該ファクシミリデータを各画像形成装置のデータ記憶手段へ分散して記憶することによって、データが消失した場合に元のデータを復元することが困難である印字前のファクシミリデータが損失することを防止することができ、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失したとしても容易にデータを復元することができる。
本発明によれば、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割し、当該複数の分割ファクシミリデータのパリティデータを作成し、複数の分割ファクシミリデータとパリティデータとが各画像形成装置に分散して記憶されるので、画像形成装置のデータ記憶手段が故障したとしてもパリティデータを用いて容易にその内部データの損失を防止することができる。また、特に、データが消失した場合に同じデータを取得するのが困難である外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが消失したとしても、パリティデータを用いてファクシミリデータを容易に復元することができる。
また、ファクシミリデータを用紙に印字する前に当該ファクシミリデータを各画像形成装置のデータ記憶手段へ分散して記憶することによって、データが消失した場合に元のデータを復元することが困難である印字前のファクシミリデータが損失することを防止することができ、複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失したとしても容易にデータを復元することができる。
以下、本発明の一実施の形態によるデータ管理システム及び画像形成装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すデータ管理システム10は、第1の複合機1、第2の複合機2及び第3の複合機3を備えて構成される。第1の複合機1、第2の複合機2及び第3の複合機3は、LAN(ローカルエリアネットワーク)4を介して互いに通信可能に接続されている。画像形成装置の一例である複合機1,2,3は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びコピー機能等の複合機能を備えた複写機である。複合機1,2,3では、上記の各機能を組み合わせて種々の機能が実現される。なお、本実施形態におけるデータ管理システム10では、3つの複合機1,2,3をLAN4により接続しているが、本発明は特にこれに限定されず、4つ以上の複合機を接続してもよく、少なくとも3つの複合機が接続されればよい。
複合機1,2,3は、それぞれHDD(ハードディスクドライブ)11,21,31と、制御部12,22,32とを備えて構成される。データ記憶手段の一例であるHDD11,21,31は、データを記憶するものであり、制御部12,22,32は、HDD11,21,31を監視・統率するものである。
次に、各複合機の構成についてさらに詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示すブロック図である。なお、図2は、第1の複合機1の構成を示すものであり、他の複合機2,3の構成についても同様の構成である。
第1の複合機1は、HDD11、制御部12、スキャナ部13、画像処理部14、プリンタ部15、操作部16、ファクシミリ通信部17及びネットワークI/F(インターフェース)部18を備えて構成される。
なお、本実施形態では、HDD11、制御部12、スキャナ部13、画像処理部14及び操作部16によりスキャナ機能が実現される。また、HDD11、制御部12、スキャナ部13、画像処理部14、プリンタ部15、操作部16及びファクシミリ通信部17によりファクシミリ機能が実現される。また、HDD11、制御部12、画像処理部14、プリンタ部15及びネットワークI/F部18によりプリンタ機能が実現される。さらに、HDD11、制御部12、スキャナ部13、画像処理部14、プリンタ部15及び操作部16によりコピー機能が実現される。
操作部16は、タッチパネル等から構成されるタッチパネル部161、及びスタートキー及びテンキー等から構成される操作キー部162を含む。操作部16は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部12に与える。タッチパネル部161は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、印刷部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部162は、ユーザがコピー実行指令等を入力するために用いられる。
制御部12は、スキャナコントローラ121、ファクシミリコントローラ122、プリンタコントローラ123、コピーコントローラ124、データ分割部125、パリティデータ作成部126、データ記憶制御部127及びデータ復元部128として機能する。制御部12は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウエア回路等から構成され、装置全体の動作を制御する。スキャナコントローラ121は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。ファクシミリコントローラ122は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。プリンタコントローラ123は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。コピーコントローラ124は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。
データ分割部125は、外部のファクシミリ装置によって送信され、ファクシミリ通信部17によって受信された画像データ(ファクシミリデータ)を複数の分割データに分割する。また、データ分割部125は、スキャナ部13によって読み取られた画像データ(スキャンデータ)を複数の分割データに分割する。さらに、データ分割部125は、外部のPC(パーソナルコンピュータ)によって送信され、ネットワークI/F部18によって受信された画像データ(プリントデータ)を複数の分割データに分割する。
パリティデータ作成部126は、データ分割部125によって分割された複数の分割データからパリティデータを作成する。データ記憶制御部127は、他の複合機によって送信され、ネットワークI/F部18によって受信された分割データ又はパリティデータをHDD11に記憶する。データ記憶制御部127は、自機のデータ分割部125によって分割された分割データ又はパリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータをHDD11に記憶する。
データ復元部128は、複数の複合機のうちの1の複合機が備えるHDDに記憶されているデータが消失した場合、他の複合機のHDDに記憶されているパリティデータを読み出し、読み出したパリティデータに基づいて、消失したデータを復元する。
スキャナ部13は、搬送される原稿を順次読み取るスキャナを構成する露光ランプ131及びCCD(電荷結合素子)132を含む。スキャナ部13は、露光ランプ131により原稿を照射し、その反射光をCCD132で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部14へ出力する。
画像処理部14は、補正部141、画像加工部142及び画像メモリ143を含む。画像処理部14は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部141及び画像加工部142により処理し、処理された画像データを画像メモリ143に記憶したり、プリンタ部15、ファクシミリ通信部17又はネットワークI/F部18等へ出力したりする。補正部141は、読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部142は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
プリンタ部15は、用紙が収納された給紙カセット及び給紙カセットから用紙を引き出し、各部へ搬送する給紙ローラ等から構成される用紙搬送部151と、一様に帯電される感光体ドラム、原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラムに静電潜像を形成する露光装置、及び所定の現像剤を感光体ドラムに供給してトナー画像を形成する現像装置等から構成される画像形成部152と、搬送された用紙に感光体ドラム上のトナー像を転写させる転写ローラ等から構成される転写部153と、転写されたトナー像を加熱して用紙に定着させる定着ローラ等から構成される定着部154とを含む。プリンタ部15は、スキャナ部13により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部18を介してLANによりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された印刷データ、ファクシミリ通信部17を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部151は用紙を画像形成部152へ搬送し、画像形成部152は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部153はトナー像を用紙に転写し、定着部154はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
ファクシミリ通信部17は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部17は、スキャナ部13によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信したりする。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調し、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
ネットワークI/F部18は、ネットワークインタフェース(例えば、10/100Base−TX)等を用い、LAN4を介して接続されたクライアントPC等に対する種々のデータの送受信を制御し、例えば、クライアントPC等から送信された印刷データ等を受信する。また、ネットワークI/F部18は、LAN4を介して接続された他の複合機へのデータの送受信を制御する。すなわち、ネットワークI/F部18は、データ分割部125によって分割された複数の分割データと、パリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータとをそれぞれ異なる複合機2,3へ送信するとともに、他の複合機2,3によって送信された分割データ又はパリティデータを受信する。なお、ファクシミリ通信部17が、データ受信手段の一例に相当し、ネットワークI/F部18が、データ送信手段及びデータ受信手段の一例に相当する。
HDD11は、スキャナ部13によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDD11に記憶されている画像データは、第1の複合機1内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部18を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPC等の所定のフォルダへ転送される。また、HDD11は、データ分割部125によって分割された分割データ及びパリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータを記憶するとともに、ネットワークI/F部18によって受信された分割データ及びパリティデータを記憶する。
ここで、データ分割部125によるデータの分割及びパリティデータ作成部126によるパリティデータの作成について説明する。図3は、データの分割及びパリティデータの作成について説明するための模式図である。
データ分割部125は、N(N≧3)台の複合機がネットワーク上に接続されている場合、データを(N−1)の倍数個の分割データに分割する。すなわち、図3に示すように、データ分割部125は、ファクシミリ通信部17によって受信されたファクシミリデータD0をブロック単位の複数の分割ファクシミリデータD1〜D6に分割する。なお、本実施形態におけるデータ分割部125は、ファクシミリデータD0を6つの分割ファクシミリデータD1〜D6に分割しているが、本発明は特にこれに限定されず、少なくとも2つ以上の分割ファクシミリデータに分割すればよい。
そして、パリティデータ作成部126は、N(N≧3)台の複合機がネットワーク上に接続されている場合、データ分割部125によって分割された複数の分割データのうちのN−1個のデータからパリティデータを作成する。すなわち、パリティデータ作成部126は、分割ファクシミリデータD1と分割ファクシミリデータD2とのパリティデータP12を作成する。
また、N−1個の分割ファクシミリデータと、N−1個の分割ファクシミリデータのパリティデータとは、それぞれ異なる複合機のHDDに分散して記憶される。すなわち、パリティデータP12は、分割ファクシミリデータD1と分割ファクシミリデータD2との排他的論理和を求めることによって作成される。分割ファクシミリデータD1は、第1の複合機1のHDD11に記憶され、分割ファクシミリデータD2は、第2の複合機2のHDD21に記憶され、パリティデータP12は、第3の複合機3のHDD31に記憶される。
同様に、パリティデータ作成部126は、分割ファクシミリデータD3と分割ファクシミリデータD4とのパリティデータP34を作成する。そして、分割ファクシミリデータD3は、第1の複合機1のHDD11に記憶され、分割ファクシミリデータD4は、第3の複合機3のHDD31に記憶され、パリティデータP34は、第2の複合機2のHDD21に記憶される。また、パリティデータ作成部126は、分割ファクシミリデータD5と分割ファクシミリデータD6とのパリティデータP56を作成する。分割ファクシミリデータD5は、第2の複合機2のHDD21に記憶され、分割ファクシミリデータD6は、第3の複合機3のHDD31に記憶され、パリティデータP56は、第1の複合機1のHDD11に記憶される。
なお、分割ファクシミリデータD1,D2及びパリティデータP12は、どの複合機のHDDに記憶してもよいが、各パリティデータP12,P34,P56が同一のHDDに記憶されないようにする。また、分割ファクシミリデータD1〜D6及びパリティデータP12,P34,P56は、複数の複合機のうちのどの複合機のHDDに記憶されるかが予め設定されており、各データは、ネットワークI/F部18を介して予め設定されている複合機へ送信される。データを復元する際には、予め設定されている複合機のHDDから各データを読み出して復元する。
さらに、本実施形態では、3台の複合機がネットワークを介して接続されているので、2つの分割データから1つのパリティデータを作成しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば4台の複合機がネットワークを介して接続されている場合、2つの分割データから2つのパリティデータを作成してもよい。
次に、図2に示す複合機の動作について説明する。図4は、図2に示す複合機のデータ記憶処理について説明するためのフローチャートである。なお、図4では、第1の複合機1において受信したファクシミリデータを分散して記憶する場合について説明する。
まず、ステップS1において、データ分割部125は、ファクシミリ通信部17によってファクシミリデータD0が受信されたか否かが判断される。ここで、ファクシミリデータD0が受信されたと判断された場合(ステップS1でYES)、ステップS2の処理に移行する。ファクシミリデータD0が受信されていないと判断された場合(ステップS1でNO)、ファクシミリデータD0が受信されるまで待機状態となる。
ファクシミリデータD0が受信されたと判断された場合、ステップS2において、データ分割部125は、ファクシミリ通信部17によって受信されたファクシミリデータD0を、予め分割数が設定されているブロック単位の複数の分割ファクシミリデータD1〜D6に分割する。
次に、ステップS3において、パリティデータ作成部126は、データ分割部125によって分割された複数の分割ファクシミリデータD1〜D6のうちの2つの分割ファクシミリデータD1,D2に基づいてパリティデータP12を作成する。
次に、ステップS4において、データ記憶制御部127は、データ分割部125によって分割された分割ファクシミリデータD1,D2及びパリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータP12のうちの分割ファクシミリデータD1をHDD11に記憶する。
次に、ステップS5において、ネットワークI/F部18は、データ分割部125によって分割された分割ファクシミリデータD2を第2の複合機2へ送信し、パリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータP12を第3の複合機3へ送信する。
次に、ステップS6において、第2の複合機2のネットワークI/F部18は、第1の複合機1によって送信された分割ファクシミリデータD2を受信する。次に、ステップS7において、第2の複合機2のデータ記憶制御部127は、ネットワークI/F部18によって受信された分割ファクシミリデータD2をHDD21に記憶する。
次に、ステップS8において、第3の複合機3のネットワークI/F部18は、第1の複合機1によって送信されたパリティデータP12を受信する。次に、ステップS9において、第3の複合機3のデータ記憶制御部127は、ネットワークI/F部18によって受信されたパリティデータP12をHDD31に記憶する。
次に、ステップS10において、パリティデータ作成部126は、複数に分割された全ての分割ファクシミリデータについて、パリティデータの作成が終了したか否かを判断する。ここで、全ての分割ファクシミリデータについてパリティデータの作成が終了したと判断された場合(ステップS10でYES)、処理を終了する。
一方、全ての分割ファクシミリデータについて、パリティデータの作成が終了していないと判断された場合(ステップS10でNO)、ステップS3の処理に戻り、ステップS3〜S10までの処理が繰り返し行われる。すなわち、ここでは、分割ファクシミリデータD1,D2のパリティデータP12のみしか作成されていないので、ステップS3の処理に戻り、パリティデータ作成部126は、データ分割部125によって分割された複数の分割ファクシミリデータD1〜D6のうちの2つの分割ファクシミリデータD3,D4に基づいてパリティデータP34を作成する。そして、データ記憶制御部127は、データ分割部125によって分割された分割ファクシミリデータD3,D4及びパリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータP34のうちの分割ファクシミリデータD3をHDD11に記憶する(ステップS4)。さらに、ネットワークI/F部18は、パリティデータ作成部126によって作成されたパリティデータP34を第2の複合機2へ送信し、データ分割部125によって分割された分割ファクシミリデータD4を第3の複合機3へ送信する(ステップS5)。第2の複合機2では、パリティデータP34が受信され、HDD21に記憶され、第3の複合機3では、分割ファクシミリデータD4が受信され、HDD31に記憶される(ステップS6〜S9)。同様にして、分割ファクシミリデータD5,D6についても、パリティデータの作成、記憶、送信が行われる。
そして、全ての分割ファクシミリデータD1〜D6のHDDへの分散記憶が行われた後、ファクシミリコントローラ122は、HDD11から分割ファクシミリデータD1,D3を読み出し、第2の複合機2から分割ファクシミリデータD2,D5を受信し、第3の複合機3から分割ファクシミリデータD4,D6を受信し、それぞれの分割ファクシミリデータD1〜D6を結合させてファクシミリデータD0を作成し、プリンタ部15を制御してファクシミリデータD0の印字を行う。データのソースがLAN4の外部にあるデータ等の場合、用紙に印字する前にデータが消失すると、当該データを復元することが困難である。そこで、上述のように、ファクシミリデータを用紙に印字する前に当該ファクシミリデータを各複合機のHDDへ分散して記憶することによって、データが消失した場合に元のデータを復元することが困難である印字前のファクシミリデータが損失することを防止することができ、複数の複合機のうちの1の複合機が備えるHDDに記憶されているデータが消失したとしても容易にデータを復元することができる。
また、ファクシミリ通信部17によって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが受信され、データ分割部125によって、ファクシミリ通信部17により受信されたファクシミリデータが複数の分割ファクシミリデータに分割される。そして、パリティデータ作成部126によって、データ分割部125により分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータが作成され、ネットワークI/F部18によって、データ分割部125により分割された複数の分割ファクシミリデータと、パリティデータ作成部126により作成されたパリティデータとがそれぞれ自機のHDD11に記憶されるとともに、異なる複合機2,3へ送信される。続いて、第2,第3の複合機2,3のネットワークI/F部18によって、第1の複合機1により送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータが受信され、データ記憶制御部127によって、ネットワークI/F部18により受信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータがHDD21,31に記憶される。
したがって、外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割し、当該複数の分割ファクシミリデータのパリティデータを作成し、複数の分割ファクシミリデータとパリティデータとが各複合機1,2,3に分散して記憶されるので、複合機のHDDが故障したとしてもパリティデータを用いて容易にその内部データを復元することができ、ファクシミリデータの損失を防止することができる。また、特に、データが消失した場合に同じデータを取得するのが困難である外部のファクシミリ装置により送信されたファクシミリデータが複数の複合機1,2,3に分散して記憶されるので、複合機のHDDが故障したとしてもパリティデータを用いてファクシミリデータを容易に復元することができる。
なお、本実施形態では、ファクシミリデータを複数の複合機のHDDに分散して記憶しているが、本発明は特にこれに限定されず、スキャナ部13によって読み取られた画像データ(スキャンデータ)、及びネットワークI/F部18を介して外部のPC(パーソナルコンピュータ)から送信された画像データ(プリントデータ)やメールデータ等を複数の複合機のHDDに分散して記憶してもよい。また、ファクシミリデータのみを複数の複合機に分散して記憶し、スキャンデータやプリントデータは自機のHDDに一括して記憶してもよい。
また、図4では、第1の複合機1において受信されたファクシミリデータを複数の画像装置1,2,3に記憶する処理について説明しているが、第2の複合機2において受信されたファクシミリデータを複数の画像装置1,2,3に記憶する場合、又は第3の複合機3において受信されたファクシミリデータを複数の画像装置1,2,3に記憶する場合についても同様の処理が行われる。
次に、複数の複合機のうちの1の複合機のHDDに記憶されているデータが消失した場合におけるデータの復元処理について説明する。図5は、図2に示す複合機のデータの復元処理について説明するためのフローチャートである。なお、各複合機1,2,3のHDD11,21,31には、図3に示す分割ファクシミリデータD1〜D6及びパリティデータP12,P34,P56が記憶されているものとする。
まず、ステップS21において、制御部12は、自機のHDD11に記憶されているデータ、及びネットワークを介して第1の複合機1と接続されている他の複合機2,3のHDD21,31に記憶されているデータのうちのいずれかのデータが消失したか否かを判断する。すなわち、制御部12は、ネットワーク上に存在する複数の複合機1,2,3の各HDD11,21,31のデータの状態を監視しており、ネットワークに接続されている複合機のうちのどのHDDのデータが消失したかを特定する。ここで、データが消失していると判断された場合(ステップS21でYES)、ステップS22の処理に移行し、データが消失していないと判断された場合(ステップS21でNO)、待機状態となる。なお、以下の説明では、第3の複合機3のHDD31に記憶されているデータが消失した場合について説明する。
データが消失していると判断された場合、ステップS22において、ネットワークI/F部18は、第2の複合機2のHDD21に記憶されているデータを要求するデータ要求情報を第2の複合機2へ送信する。
次に、ステップS23において、データ記憶制御部127は、自機のHDD11に記憶されている分割ファクシミリデータD1,D3及びパリティデータP56を読み出す。次に、ステップS24において、第2の複合機2のネットワークI/F部18は、第1の複合機1によって送信されたデータ要求情報を受信する。
次に、ステップS25において、第2の複合機2のデータ記憶制御部127は、HDD21に記憶されている分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34を読み出す。
次に、ステップS26において、第2の複合機2のネットワークI/F部18は、データ記憶制御部127によって読み出された分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34を第1の複合機1へ送信する。
次に、ステップS27において、第1の複合機1のネットワークI/F部18は、第2の複合機2によって送信された分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34を受信する。
次に、ステップS28において、データ復元部128は、データ記憶制御部127によって読み出された分割ファクシミリデータD1,D3及びパリティデータP56と、ネットワークI/F部18によって受信された分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34とに基づいて、第3の複合機3のHDD31に記憶されていたデータを復元する。すなわち、データ復元部128は、分割ファクシミリデータD1と分割ファクシミリデータD2との排他的論理和を演算することによりパリティデータP12を復元し、分割ファクシミリデータD3とパリティデータP34との排他的論理和を演算することにより分割ファクシミリデータD4を復元し、パリティデータP56と分割ファクシミリデータD5との排他的論理和を演算することにより分割ファクシミリデータD6を復元する。
次に、ステップS29において、ネットワークI/F部18は、データ復元部128によって復元された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12を第3の複合機3へ送信する。
次に、ステップS30において、第3の複合機3のネットワークI/F部18は、第1の複合機1によって送信された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12を受信する。
次に、ステップS31において、第3の複合機3のデータ記憶制御部127は、ネットワークI/F部18によって受信された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12をHDD31に記憶する。
このように、複数の複合機1,2,3のうちの第3の複合機3が備えるHDD31に記憶されているデータが消失した場合、データ復元部128によって、他の複合機のHDD21,31に記憶されている分割データ及びパリティデータが読み出され、読み出された分割データ及びパリティデータに基づいて、HDD31に記憶されていた分割データ及びパリティデータが復元される。そして、データ復元部128により復元された分割データ及びパリティデータが第3の複合機3へ送信され、受信した分割データ及びパリティデータがHDD31に記憶される。したがって、複数の複合機のうちの1の複合機が備えるHDDに記憶されているデータが消失したとしても、他の複合機のHDDに記憶されている分割データ及びパリティデータを用いて元のデータを復元することができる。
なお、第2の複合機2のHDD21に記憶されているデータが消失した場合、上記と同様な処理が行われる。また、第1の複合機1のHDD11に記憶されているデータが消失する場合も考えられる。そこで、第1の複合機1のHDD11に記憶されているデータが消失した場合について説明する。また、以下の説明では、図5のデータ復元処理を用いて説明し、同じ処理については説明を省略する。
まず、ステップS21の処理が行われる。次に、ステップS22において、ネットワークI/F部18は、第2の複合機2のHDD21に記憶されているデータを要求するデータ要求情報を第2の複合機2へ送信するとともに、第3の複合機3のHDD31に記憶されているデータを要求するデータ要求情報を第3の複合機3へ送信する。ステップS23の処理は、読み出すデータが存在しないため行われない。そして、ステップS24〜S26の処理が行われる。また、第3の複合機3のネットワークI/F部18は、第1の複合機1によって送信されたデータ要求情報を受信し、第3の複合機3のデータ記憶制御部127は、HDD31に記憶されている分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12を読み出し、第3の複合機3のネットワークI/F部18は、データ記憶制御部127によって読み出された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12を第1の複合機1へ送信する。
次に、ステップS27において、第1の複合機1のネットワークI/F部18は、第2の複合機2によって送信された分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34を受信するとともに、第3の複合機3によって送信された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12を受信する。次に、ステップS28において、データ復元部128は、ネットワークI/F部18によって受信された分割ファクシミリデータD2,D5及びパリティデータP34と、ネットワークI/F部18によって受信された分割ファクシミリデータD4,D6及びパリティデータP12とに基づいて、第1の複合機1のHDD11に記憶されていたデータを復元する。すなわち、データ復元部128は、分割ファクシミリデータD2とパリティデータP12との排他的論理和を演算することにより分割ファクシミリデータD1を復元し、パリティデータP34と分割ファクシミリデータD4との排他的論理和を演算することにより分割ファクシミリデータD3を復元し、分割ファクシミリデータD5と分割ファクシミリデータD6との排他的論理和を演算することによりパリティデータP56を復元する。そして、データ記憶制御部127は、データ復元部128によって復元された分割ファクシミリデータD1,D3及びパリティデータP56をHDD11に記憶し、処理を終了する。
このように、複数の複合機1,2,3のうちの第1の複合機1が備えるHDD11に記憶されているデータが消失した場合、データ復元部128によって、他の複合機のHDD21,31に記憶されている分割データ及びパリティデータが読み出され、読み出された分割データ及びパリティデータに基づいて、HDD11に記憶されていた分割データ及びパリティデータが復元される。このとき、複数の分割データと、当該複数の分割データから作成されたパリティデータとの組み合わせ情報として予め記憶されており、この組み合わせ情報に基づいて、どの分割データとパリティデータとの組み合わせから元のデータを復元するのかがわかるようになっている。そして、データ復元部128により復元された分割データ及びパリティデータがHDD11に記憶される。したがって、複数の複合機のうちの1の複合機が備えるHDDに記憶されているデータが消失したとしても、他の複合機のHDDに記憶されている分割データ及びパリティデータを用いて元のデータを復元することができる。
また、本実施形態において、データ分割部125によって分割された分割ファクシミリデータD1〜D6及びパリティデータP12,P34,P56は、予め設定されているHDD11,21,31に記憶されるとしているが、本発明は特にこれに限定されない。例えば、データ記憶制御部127が、分割ファクシミリデータD1〜D6及びパリティデータP12,P34,P56と、分割ファクシミリデータD1〜D6及びパリティデータP12,P34,P56を記憶したHDD(格納位置)とを対応付けたテーブルを作成して記憶しておき、データを復元する際に、当該テーブルを参照して各データを読み出してもよい。
さらに、本実施形態では、第1の複合機1が各HDD11,21,31のデータの状態を監視し、データの復元を行っているが、本発明は特にこれに限定されず、第2の複合機2又は第3の複合機3が各HDD11,21,31のデータの状態を監視し、データの復元を行ってもよく、さらに、各複合機1,2,3がそれぞれ各HDD11,21,31のデータの状態を監視し、データの復元を行ってもよい。
本発明の一実施形態に係るデータ管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示すブロック図である。 データの分割及びパリティデータの作成について説明するための模式図である。 図2に示す複合機のデータ記憶処理について説明するためのフローチャートである。 図2に示す複合機のデータの復元処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 第1の複合機
2 第2の複合機
3 第3の複合機
10 データ管理システム
11,21,31 HDD
12,22,32 制御部
13 スキャナ部
14 画像処理部
15 プリンタ部
16 操作部
17 ファクシミリ通信部
18 ネットワークI/F部
121 スキャナコントローラ
122 ファクシミリコントローラ
123 プリンタコントローラ
124 コピーコントローラ
125 データ分割部
126 パリティデータ作成部
127 データ記憶制御部
128 データ復元部
131 露光ランプ
132 CCD
141 補正部
142 画像加工部
143 画像メモリ
151 用紙搬送部
152 画像形成部
153 転写部
154 定着部
161 タッチパネル部
162 操作キー部

Claims (3)

  1. 複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されたデータ管理システムであって、
    前記複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置は、
    データを記憶する第1のデータ記憶手段と、
    外部のファクシミリ装置によって送信されたファクシミリデータを受信する第1のデータ受信手段と、
    前記第1のデータ受信手段によって受信された印字前のファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割するデータ分割手段と、
    前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータを作成するパリティデータ作成手段と、
    前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータと、前記パリティデータ作成手段によって作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶する第1のデータ記憶制御手段と、
    前記第1のデータ記憶制御手段によって記憶されたデータ以外のデータをそれぞれ前記1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置へ送信するデータ送信手段とを備え、
    前記1の画像形成装置以外の少なくとも2つの画像形成装置は、
    データを記憶する第2のデータ記憶手段と、
    前記データ送信手段によって送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータを受信する第2のデータ受信手段と、
    前記第2のデータ受信手段によって受信された前記分割ファクシミリデータ又は前記パリティデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶する第2のデータ記憶制御手段とを備え
    前記1の画像形成装置は、
    全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの前記第1及び第2のデータ記憶手段への分散記憶が行われた後、前記1の画像形成装置以外の画像形成装置の前記第2のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみを受信する第3のデータ受信手段と、
    前記第3のデータ受信手段によって受信された分割ファクシミリデータと、前記第1のデータ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータを作成し、作成したファクシミリデータの印字を行う印字手段とをさらに備えることを特徴とするデータ管理システム。
  2. 複数の画像形成装置のうちの1の画像形成装置が備えるデータ記憶手段に記憶されているデータが消失した場合、他の画像形成装置のデータ記憶手段に記憶されている分割データ及びパリティデータを読み出し、読み出した分割データ及びパリティデータに基づいて、消失したデータを復元するデータ復元手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のデータ管理システム。
  3. 複数の画像形成装置とネットワークを介して接続された画像形成装置であって、
    データを記憶するデータ記憶手段と、
    外部のファクシミリ装置によって送信されたファクシミリデータを受信する第1のデータ受信手段と、
    前記第1のデータ受信手段によって受信された印字前のファクシミリデータを複数の分割ファクシミリデータに分割するデータ分割手段と、
    前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータからパリティデータを作成するパリティデータ作成手段と、
    前記データ分割手段によって分割された複数の分割ファクシミリデータと、前記パリティデータ作成手段によって作成されたパリティデータとのうちのいずれかのデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段と、
    前記データ記憶制御手段によって記憶されたデータ以外のデータをそれぞれ異なる画像形成装置へ送信するデータ送信手段と、
    他の画像形成装置によって送信された分割ファクシミリデータ又はパリティデータを受信する第2のデータ受信手段とを備え、
    前記データ記憶制御手段は、前記第2のデータ受信手段によって受信された前記分割ファクシミリデータ又は前記パリティデータを前記データ記憶手段に記憶し、
    前記第2のデータ受信手段は、全ての分割ファクシミリデータ及びパリティデータの前記複数の画像形成装置の前記データ記憶手段への分散記憶が行われた後、前記他の画像形成装置の前記データ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータのみを受信し、
    前記第2のデータ受信手段によって受信された分割ファクシミリデータと、前記データ記憶手段に記憶されている分割ファクシミリデータとを結合させてファクシミリデータを作成し、作成したファクシミリデータの印字を行う印字手段をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
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