JP3945901B2 - 地盤の遮水性評価方法 - Google Patents
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中連続壁の人工底盤その他各種地盤の遮水性評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、地中連続壁工法では、通常、地中連続壁を地中に存在するシルト層のような難透水層に達するまで十分根入れし、この難透水層を地中連続壁の底盤とし、その強度,遮水性により、地中連続壁内の掘削時に生じる底部からの土圧,水圧を受け持たせ、底盤からの出水,盤ぶくれ,パイピングなどを防止している。前記の従来工法では、難透水層を地中連続壁の底盤とするものであるから、この難透水層の深度が、地中連続壁内で掘削する所期の掘削深度と離れていても、地中連続壁を難透水層に達するまで施工し、その難透水層に十分な根入れを行う。そのため従来工法では、所期の掘削深度と難透水層深度が離れるほど、地中連続壁の施工は不経済なものとなる。
【0003】
そこで最近の新しい工法として、所期の地盤掘削深度に合わせて難透水層を人工的に構築する方法が開発された。これは、コラムジェット工法などと称される方法で、地盤掘削深度にあわせて柱状の地盤改良体を複数列施工し、地中連続壁の根入れに必要な難透水層を人工的に構築する方法である。このように、前記の工法は地中連続壁内の掘削深度に合わせ、かつ必要な厚さに、地盤改良体による人工底盤を作ることで、地中連続壁の施工深度を必要最小限に抑えることができ、地中連続壁の施工コスト低減につながる工法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の地盤改良工法では、人工底盤が十分な遮水性能を有する必要があるが、その遮水性能を適正に評価する技術はまだ実用化されていない。従来の地盤改良体の品質評価技術としては、(A) 超音波,弾性波測定法、(B) 電気比抵抗測定法があるが、これらはいずれも2極の検出端子を間隔を離して人工底盤に接触させて測定するものであり、次の欠点がある。
▲1▼ 人工底盤を構成する複数の各柱状体単体のみの健全性(強度,欠損部)を評価する方法であり、複数列の柱状体相互間の遮水性を評価できない。
▲2▼ 検出端子取付けのため地盤改良体(人工底盤)に直接削孔を施すため、改良体自体に遮水性を損なうような欠損を加える可能性がある。
▲3▼ 改良体の状態を通して遮水性能を評価する間接評価であるため、直接透水性を評価できない。
【0005】
前記▲1▼,▲2▼,▲3▼から現状では、(A),(B) の測定法は地盤改良体(人工底盤)全体の遮水性評価技術として適用されていない。このように、地盤改良工法の問題点は、その遮水性能評価法が確立されていないことである。
【0006】
本発明は前記従来技術の課題を解決したもので、人工地盤その他の地盤改良体に適用できるのは勿論、その他各柱地盤の遮水性能評価に適用できる、地盤の遮水性評価方法を提供することを目的とする。なお、以下の説明において、地盤とは、地中における締め切り壁の人工底盤またはその締め切り壁(つまり側壁)を意味し、さらに改良地盤、非改良体地盤、その他の遮水体等の意味で使用する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る地盤の遮水性評価方法は、観測パイプの通水孔を測定対象である地盤の表面に近づけて配置し、前記観測パイプ内の水位変化により地盤の遮水性を測定する地盤の遮水性評価方法において、前記観測パイプを前記地盤の複数の地点に設置し、それぞれの観測パイプの水位変化曲線の差によって地盤の遮水性を評価することを特徴とする。
また、本発明は、前記地盤の遮水性評価地点に設置された複数配置の前記観測パイプのそれぞれの水位変化曲線から算出される透水係数の平面分布から、前記地盤の全体的および/または局所的遮水性を評価することを特徴とする。
また、本発明は、前記複数の観測パイプのそれぞれの水位変化の差またはそれぞれの透水係数の差から漏水箇所を特定することを特徴とする。
また、本発明は、前記地盤は地中における締め切られた壁の底盤であることを特徴とする。
また、本発明は、前記観測パイプに前記地中における締め切られた壁外の地下水位より高い初期水位を与えることを特徴とする
また、本発明は、前記地盤が改良体よりなることを特徴とする。
【0008】
第1発明によると、地盤を貫通する水の流出に比例して観測パイプ内の水位が変化するので、この水位変化を測定するだけで、複雑な装置や施工を必要とせず簡単に地盤の遮水性を評価できる。
【0009】
また、第1〜第6発明によると、第1発明における前半部分の前提とする原理の応用により、地盤の複数地点での遮水性を複雑な装置や施工を必要としないで簡単に特定でき、地盤の遮水性能の品質管理を容易に行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の基本原理図を示し、地表1から所定の深さ根入れした地中連続壁2が構築され、この地中連続壁2の下部に所定の厚みの人工底盤3が構築されている。この人工底盤3には欠損などにより上下に貫通する水みち4が発生し、水みち4からの漏水が生じることがある。この水みち4の発生個所の検知手段として地中連続壁2の内側に複数本の観測パイプ5が所定の間隔を離して複数本挿入されている。
【0011】
地中連続壁2の内側の地層には、シルト・粘土層6、砂・シルト層7などの層が堆積されており、観測パイプ5はこの各地層を通って挿入され、パイプ上端8は地表1に達しており、パイプ先端10は人工底盤3の上表面11近くに達している。図1から理解されるように、複数の観測パイプ5を地中連続壁2内に挿入したとき、地中連続壁2の周辺地盤12の地下水位13よりも、地中連続壁2内の地下水位が高い状態にあっては、人工底盤3の水みち4からの水の流出によりパイプ内初期水位14は時間の経過により水位低下位置15まで低下する。しかも、パイプ先端10が水みち4の直上ないし至近距離の位置にある観測パイプ5a内の水位低下の速度が最も早く、パイプ先端10が水みち4からより遠く離れている観測パイプ5内の水位低下速度が、前記水みち直上の観測パイプ5の水位低下速度よりも遅いことが分かる。
【0012】
したがって、複数本の各観測パイプ5内の地下水位の低下速度を測定し、それにより人工底盤3の各部位の透水係数を算定することにより、その地下水透水個所、つまり水みち4のある個所を指定できる。
【0013】
図2は図1で説明した測定方法の原理が単純化して図示されている。すなわち人工底盤(地盤改良体)3があたかも容器の底であり、観測パイプ5が容器の周壁と考え、容器内、つまり観測パイプ5内の初期水位14が容器外、つまり地中連続壁2外の地下水位13よりも高く、しかも人工底盤13に水みち4があってこの水みち4によって容器内外が連通しているとき、容器内の初期水位14は図2のグラフ曲線に示すように時間の経過に伴って低下し、地中連続壁外の地下水位13に近づく。したがって、このときの容器内の初期水位の低下速度から各観測パイプ5の透水係数を算定し、それに基づいて水みち4の個所を特定できるのである。
【0014】
図1に示した方法で人工底盤3の水みち4の特定を行なう場合の測定順序を説明する。
▲1▼ 遮水性の評価したい人工底盤3上に観測パイプ5を設置する。観測パイプ5の先端部10にはストレーナ部(孔開け)を加工しておく。初期水位14として観測パイプ5内に地中連続壁外地下水位13より高い水位を与える。
▲2▼ 地中連続壁内外の水位差により、人工底盤3に水が浸透し、図2に示した原理から観測パイプ5内水位は、時間経過に伴って徐々に低下する。この水位低下曲線から透水係数(cm/sec)が算出できる。
▲3▼ つまり、観測パイプ5を平面的に複数配置すれば、それぞれのパイプの水位低下速度からパイプ周辺の透水係数が求められる。特に水みち4の近辺個所に配置の観測パイプ5では、他のパイプよりも水位低下速度が早くなるので透水係数が大きく算出される。
▲4▼ 各観測パイプ5で計測した透水係数の平面分布から、人工底盤3の全体的および局所的遮水性が直接評価できる。
【0015】
なお、観測パイプ5の初期水位14として2通りの観測方法がある。
(1A) 地中連続壁2が人工底盤施工により、周辺地盤の地下水位よりも高くなっている場合は、そのまま観測する。
(1B) 地中連続壁2内の水位と連続壁外の水位との差が小さい場合には、観測パイプ5内に注水して連続壁内外の水位差を生じさせたうえ、パイプ内の水位低下を観測する。
【0016】
[実施例]
本発明の具体的実施例を説明する。
本発明では、人工底盤3上の複数の計測ポイントをランダムに決め、各計測ポイントに設けた観測パイプ内の水位変化から透水係数を求める方法で、現場透水試験の一種と考えることができる。
【0017】
観測パイプ5の施工手順を具体的に示すと以下のようになる。
▲1▼ 改良体(つまり人工底盤)施工のために掘削した掘削孔、あるいはボーリングによって新たに掘削した孔に観測パイプを建て込む。観測パイプの材質は比較的硬質であれば、特に限定しない。
▲2▼ 観測パイプの先端部周壁に孔を開け、掘削孔壁からの土砂の流れにより観測パイプ先端に目詰まりを起こさない様メッシュを巻き、ストレーナー部分を構成する(図3を参照して後述する)。
▲3▼ 観測パイプの設置深さは、パイプストレーナー部分が遮水性を評価したい人工底盤直上となる深さとする。
▲4▼ パイプ設置後、ケーシングを引き抜くときに、セメントミルクをパイプ周辺に充填し、パイプ周辺に水みちができないようにする。この時ストレーナー部分にセメントミルクが回らないように、シール材を巻き付けておく(図3を参照して後述する)。
▲5▼ 人工底盤上に図1に示すようにシルト,粘土層(難透水層)があると、観測パイプ周辺の水みちがより確実に防止されるので、より厳密に人工底盤の遮水性を評価できる。
【0018】
図3(A),(B),(C)によって観測パイプ5の先端10におけるストレーナー部16の作成工程を説明する。図3(A)に示すように外径76mm、内径65mmの塩ビ製の観測パイプ5の下端から約1000mmの長さにわたりパイプ周壁に約20mmφの小孔17を多数開削すると共に、パイプ先端開口に塩ビ製キャップ18を嵌着する。図3(B)に示すように、60メッシュのメッシュ材19を前記小孔17を開削の範囲に亘ってパイプに二重に巻き付ける。図3(C)に示すように、メッシュ材19の上に麻布20を巻き付け番線で締める。このようにストレーナー部16においてパイプにメッシュ材19や麻布20を巻き付けるのは、小孔17に土砂が目詰まりするのをより完全に防止して、地下水の流入を円滑ならしめ計測精度をより高めるためである。
【0019】
小孔17への土砂の目詰まり防止をさらに完璧ならしめるため、麻布20の巻付け部の上側において、観測パイプ5の外周に所定幅で、所定厚みの水膨潤性シール材21を所定の間隔をあけて3段に巻き付ける。さらに、水膨潤性シール材21の上側に例えば、市販のシャンプーハットのような逆円錐状の受け部材22を取付ける。この受け部材22は逆円錐状部23が、水平360°方向に亘って内外方向にジグザグに折り曲げてあり、下部筒体24が観測パイプ5に嵌合されその外周を番線25で締結して観測パイプ5外周に固定する。
【0020】
したがって、前記構成の観測パイプ5のストレーナー部16を、掘削孔に予め挿入したケーシング内に挿入し、ケーシングを引き抜きながら孔壁と観測パイプ5との隙間にセメントミルクを充填するとき、そのセメントミルクは、まずシャンプーハット状の受け部材22の逆円錐状部23で受けられて、これが掘削孔内周壁に接触するように拡がることで下方へのセメントミルクの落下が阻止される。また、万一、受け部材22の外側を落下するセメントミルクは3段の水膨潤性シール材21で受けられて下側への落下が止められ、ストレーナー部16に回り込むのが確実に防止される。
【0021】
前述のように、ストレーナー部16の小孔17には複数の目詰まり防止手段が施されているので、小孔17には目詰まりが生じず、地下水は自然に小孔17に流れ込み、より厳密に人工底盤3の遮水性を評価できる。図4には、観測パイプ5の先端部とその設置深の概要が示されている。同図から分かるとおり、パイプ先端のストレーナー部16は出来るだけ改良体施工部分(つまり人工底盤3)の表面に近づけて配置することで、水みち4と観測パイプ5とが緊密に連通し、外乱となる遠方の地下水がストレーナー部16に流入することが少なく、それ故に、水みち4からの地下水の流出を観測パイプ5内の水位低下として正確に反応させることができ、より高精度の測定ができる。これに関連して、ストレーナー部16より上方の位置においては、ケーシングを引き抜いたあとの観測パイプ5と掘削孔壁との間隙にセメントミルク26を充填していることにより、パイプ周辺に前記ストレーナー部16に通じる水みちができるのを確実に防止している。それにより、人工底盤3の水みち4からの流水量を正確にパイプ内水位14の低下として反応させることが可能となって高精度の測定ができる。
【0022】
次に具体的観測例として、地中連続壁の人工底盤部分に改良体施工が適用されている実際の現場において、本発明の方法により改良体の遮水性の評価を行った結果について、図5〜図9によって説明する。
【0023】
図5には、図示寸法の地中連続壁2内部の改良体施工部上における観測パイプの設置位置が示され、図6(A),(B)には、その設置深度および地中連続壁外(自然地盤)の水位が示されている。図5において、部分的に重なり合った○図示部分27が改良体1本の施工範囲を示す。また、●点で示し、No1〜No10で示すのが10本の観測パイプの設置位置である。そして、No1の観測パイプ設置位置において、斜線で示す範囲28が未改良部分(つまり水みちのある部分)である。
【0024】
図6には、観測パイプ5の設置深度、その初期設定水位,地中連続壁2の外(自然地盤中)の水位が示されている。また、人工底盤(地盤改良体)3は第1砂層29に設けられ、その上に第1シルト層30、第2砂層31、第2シルト層32の順に地層が堆積され、その上は砂およびシルト層の互層33となっている。また、初期設置水位が約G・L−7.5m、第1砂層29の水位約G・L−12.0m、第2砂層31の水位約−6.5mである。地表1から人工地盤3の下面までの深さ57.5m、人工地盤3の大きさ17.4×12.4mで、その他の寸法も図示した通りである。また、観測パイプ5は複数本のパイプ単体をジョイント34で相互に連結して、ストレーナー部16が1m、その上部が約50mの観測パイプ5が構成されている。観測パイプ5内には圧力式水位センサー35が挿入され、これから導出されたリード線36が歪アンプへ導かれている。
【0025】
地中連続壁の人工底盤施工に際して、図4,図5に示す観測手段により、前図No1の観測パイプ設置位置の周辺部分に水みち(未改良部分)がある状態でのNo1〜No10の観測パイプ設置位置における計測と、その未改良部分を塞いだ改良体完了後の状態での同じくNo1〜No10の観測パイプ設置位置における計測を行って得られた結果を図7と図8に示す。図7には、人工底盤3に水みち4がある状態での各No1〜No10に配置のパイプ内の水位変化を示す。同図から分かるとおり、No1に近い、No2,No9のパイプではほぼ同じ水位低下曲線を描くが、No1から離れたNo3,No4,No7,No6のパイプでは水位低下曲線は緩やかになる。
【0026】
図8には人工底盤3に水みち4がない状態での各No1〜No10に配置のパイプ内の水位変化を示す。同図から分かるとおり、改良後、つまり水みち4がない状態では、No1〜No10のいずれのパイプもほぼ同じ水位低下曲線となった。
【0027】
図9には、No1〜No10の各位置の観測パイプの水位低下曲線から得られた透水係数が示されている。すなわち同図において、No1〜No10において、人工底盤3に模擬的な水みちがある状態と、改良体施工完了後の状態について、パイプ内水位から透水係数を求めた結果を示す。横軸は未改良部分上にあるNo1からの各パイプまでの距離、縦軸は透水係数である。図から分かるとおり、改良体完了後の各点の透水係数はほぼ一定の値を示しており、改良体の透水係数k=4.5×10-7cm/sec と評価できる。また、No1周辺に模擬的な水みちのある状態での結果を見ると、No1近辺の透水係数が大きくなっており、水みちの場所を捉えていることが分かる。
【0028】
以上の水みちありと、改良体完了後(水みちなし)の2ケースの計測結果から、水みちがなければ、全体的な改良体の透水係数が求められ、遮水性の評価を行うことができる。水みちがある場合は、その周辺の透水係数が大きな値を示すため水みちの位置の特定が可能であることが分かる。なお、透水係数の算定は、未改良部分のある状態と、改良体完了後における前述のパイプ内の水位変化から算定するが、その理論式は一般の透水試験における式に準じる。
【0029】
なお、前記の実施形態では、地中連続壁の人工底盤について説明したが、本発明は改良された地盤に限らず、非改良の通常の地盤や地層の遮水性の評価にも適用できる。例えば、前記人工底盤の上部を締め切る壁は、地中連続壁の代わりにシートパイル,SMW柱列壁等で締め切られた山留め壁であってもよい。さらに本発明は、側壁の遮水性の評価にも適用できる。その場合は、側壁に沿って観測パイプを(当該パイプが複数の場合は深さ方向または、水平方向に数ケ所)配設すれば、その側壁の遮水性を評価できる。またさらに、人工底盤と側壁とで締め切られた仕切りの内側が地層である場合に限らず、水や泥水で満たされている場合でもよく、その場合も前記人工底盤や側壁の遮水性を評価できる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると次の効果がある。
▲1▼ 観測パイプ内の水位観測のみから、各種地盤の遮水性を容易に評価できる。
▲2▼ 地盤の全体的および局所的な遮水性能を同時に測定することができる。
▲3▼ 観測パイプを地盤表面に近接して設置すればよい、いわゆる非接触方式なので地盤に損傷を与えない。
▲4▼ 観測パイプ設置位置の各点周辺の透水係数が直接、個々に測定できるため観測結果の信頼性が高い。
▲5▼ 観測パイプ内の水位変化を測るのみなので、複雑な計測システムを必要としない。
▲6▼ 平面的な透水係数の分布から、水みちの特定が可能である。
▲7▼ 計測結果に対して複雑な解析を必要としない。
▲8▼ 地盤改良体施工途中で、この評価技術により十分な遮水性が認められた場合、それ以降の改良体の追加施工は不要となり、地盤改良体(人工底盤)の施工費を低減する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地盤改良体としての人工底盤の遮水性を評価する方法の原理を示す図である。
【図2】図1の原理をより単純化して示す図である。
【図3】(A),(B),(C)は観測パイプ先端のストレ−ナ部の製作工程を示す説明図である。
【図4】観測パイプ先端のストレ−ナ部とパイプ設置深との関係の概要図である。
【図5】観測パイプの設置位置を示す平面的説明図である。
【図6】(A)は観測パイプの設置深度および地下連続壁外の地下水位を示す説明図、(B)は観測パイプの側面詳細図である。
【図7】人工底盤の各観測パイプ位置での模擬的な水みちがある状態での水位変化をグラフで示す図である。
【図8】人工底盤の各観測パイプ位置での水みちがない状態での水位変化をグラフで示す図である。
【図9】人工底盤の各位置での透水係数をグラフで示す図である。
【符号の説明】
1 地表
2 地中連続壁
3 地盤改良体(人工底盤)
4 水みち
5 観測パイプ
6 シルト、粘土層
7 砂シルト層
8 パイプ上端
10 パイプ先端
11 上表面
12 周辺地盤
13 地下水位
14 パイプ内初期水位
15 水位低下位置
16 ストレ−ナ部
17 小孔
18 塩ビ製キャップ
19 メッシュ材
20 麻布
21 水膨潤性シ−ル材
22 受け部材
23 逆円錐状部
24 下部筒体
25 番線
26 セメントミルク
27 ○図示部分
28 斜線範囲
29 第1砂層
30 第1シルト層
31 第2砂層
32 第2シルト層
33 互層
34 ジョイント
35 圧力式水位センサー
36 リード線
Claims (6)
- 観測パイプの通水孔を測定対象である地盤の表面に近づけて配置し、前記観測パイプ内の水位変化により地盤の遮水性を測定する地盤の遮水性評価方法において、前記観測パイプを前記地盤の複数の地点に設置し、それぞれの観測パイプの水位変化曲線の差によって地盤の遮水性を評価することを特徴とする地盤の遮水性評価方法。
- 前記地盤の遮水性評価地点に設置された複数配置の前記観測パイプのそれぞれの水位変化曲線から算出される透水係数の平面分布から、前記地盤の全体的および/または局所的遮水性を評価することを特徴とする請求項1記載の地盤の遮水性評価方法。
- 前記複数の観測パイプのそれぞれの水位変化の差またはそれぞれの透水係数の差から漏水箇所を特定することを特徴とする請求項1記載の地盤の遮水性評価方法。
- 前記地盤は地中における締め切られた壁の底盤であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の地盤の遮水性評価方法。
- 前記観測パイプに前記地中における締め切られた壁外の地下水位より高い初期水位を与えることを特徴とする請求項4記載の地盤の遮水性評価方法。
- 前記地盤が改良体よりなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の地盤の遮水性評価方法。」
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| JP10176798A JP3945901B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 地盤の遮水性評価方法 |
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| JP10176798A JP3945901B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 地盤の遮水性評価方法 |
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