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JP3946967B2 - 取引処理システム、取引処理装置、および取引処理方法 - Google Patents
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JP3946967B2 - 取引処理システム、取引処理装置、および取引処理方法 - Google Patents

取引処理システム、取引処理装置、および取引処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、クレジットカードやデビットカードを利用したカード取引を処理する取引処理システム、取引処理装置、および取引処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商店街では、複数の店舗が共同して福引を実施していた。福引は、顧客の購買意欲を高め、各店舗の売上を向上させることを目的に実施されている。以下、一般的な福引の実施方法を示す。
【0003】
店舗で、取引を行った顧客に福引券を渡す。その後、福引券を渡された顧客が抽選場所に行き、福引券と交換にくじを引く(抽選を行う)。くじに当たった顧客(福引の当選者)に予め用意してある賞品を渡す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の福引の実施方法では、抽選場所の確保や、設置に手間がかかるという問題があった。
【0005】
また、当選者に渡す賞品は、該福引を実施している商店街で事前に用意したものであり、渡す人(顧客)に合わせて用意されたものではなかった。このため、顧客にとって、賞品が不要なものである可能性が高く、顧客の購買意欲を十分に高めることができず、結果的に十分な販促効果(販売促進効果)が得られないという問題があった。
【0006】
さらに、取引を行った店舗と、抽選場所とが別の場所であることから、店舗では当選者が誰であるのかわからなかった。このため、当選者に対する販促のためのアプローチ等が行えないという問題もあった。
【0007】
この発明の目的は、十分な顧客サービス効果を奏するとともに、十分な販売促進効果が得られる取引処理システム、取引処理装置、および取引処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の取引処理システムは、上記課題を解決するために以下の構成とした。
【0009】
(1)取引処理装置と、センタと、がデータ通信可能に接続され、カード取引を処理する取引処理システムにおいて、
前記取引処理装置は、
カード取引にかかる取引認証データを入力する取引認証データ入力手段と、
前記取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データを前記センタに送信する取引データ送信手段と、を備え、
前記センタは、
前記取引処理装置から送信されてきた前記取引認証データに、処理通番を採番する採番手段と、
前記採番手段が前記取引認証データに採番した処理通番を、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果に含ませて、前記取引処理装置に返信する認証結果返信手段と、を備え、
さらに、前記取引処理装置は、
前記センタから返信された認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定する抽選手段と、
前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う取消手段と、を備えている。
【0010】
この構成では、取引処理装置が入力されたカード取引にかかる取引認証データをセンタに送信し、センタがこの取引認証データに基づいて、この取引の可否を認証した認証結果を返信する。取引処理装置はこの認証結果に基づいてこのカード取引を処理する。
【0011】
カード取引には、周知のようにクレジットカードを利用したクレジット取引や、デビットカード(金融機関のキャッシュカード)を利用したデビット取引がある。クレジット取引およびデビット取引は、取引処理装置において入力された取引金額や、カード情報を含む取引認証データをセンタであるCAFIS(Credit And Finance Information Switching System)(株式会社エヌ・ティ・ティ・データの登録商標)に送信する。CAFISには、カード会社や金融機関のホスト装置が接続されている。CAFISは送信されてきた取引認証データを該当するカード会社または金融機関のホスト装置に転送し、取引の可否を含む認証結果を得る。そして、この認証結果を取引認証データを送信してきた取引処理装置に返信する。取引処理装置はこの認証結果に基づいてカード取引を処理する。
【0012】
このカード取引ではCAFISがセンタとして機能している。CAFISは、取引認証データが送信されてくるごとに、この取引認証データに送信されてきた順番を示す処理通番を採番している。
【0013】
取引処理装置は、センタ(CAFIS)が採番した処理通番を用いて抽選を行う。この処理通番は、認証結果に含まれている。
【0014】
したがって、抽選場所を設けなくても福引が実施できるので、抽選場所の確保や設置に手間がかからない。また、店舗では取引を行った顧客毎に当選したかどうかがわかるので、当選者に対する販促のためのアプローチ等が適正に行え、十分な販売促進効果が得られる。
【0016】
また、抽選結果が当選であったカード取引については、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う。したがって、当選した顧客は店舗でカード取引を行わなかったことになる。当選した顧客に、取消処理を行ったカード取引にかかる商品を賞品として引き渡せば、当選者にとって不要なものを賞品として渡すことがない。これにより、顧客の購買意欲を十分に高められ、結果的に十分な販促効果(販売促進効果)が得られる。
【0017】
(2)前記取引処理装置と、前記センタと、は、補償装置を介してデータ通信可能に接続されており、
前記補償装置は、
前記取引処理装置が設置されている店舗毎に、前記取引処理装置の取消手段が取消処理を行ったカード取引の取引金額を集計する集計手段と、
店舗毎に、前記集計集計手段が集計した、取消処理が行われたカード取引の取引金額を、金融機関に開設されている統一口座から、その店舗が金融機関に開設している店舗口座に振り込むことを、前記統一口座が開設されている金融機関のホスト装置に指示する振込指示手段と、を備えている。
【0018】
この構成では、上記取消処理を行ったカード取引の取引金額が補償されるので、商店街等の複数の店舗で共同して福引を実施したときに、当選者が多くでた店舗や、取消処理されたカード取引にかかる取引金額が高額であった店舗の負担が大きくなることもない。これにより、福引に参加した複数の店舗の負担を公平にできる。
【0019】
前記取引処理装置は、
前記抽選手段が、認証結果に含まれている処理通番の所定の桁が予め設定した値であったカード取引を当選とする手段である。
【0020】
この構成では、処理通番の所定の桁が予め設定した値であれば当選である。
【0021】
また、この発明の取引処理装置、および取引処理方法も、上記取引処理システムと同等の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施形態である取引処理システムの構成を示す図である。図において1は店舗であり、各店舗にはクレジットカードを利用したカード取引(以下、クレジット取引と言う。)を処理するためのCAT(Credit Authorization Terminal)2が設置されている。CAT2はISDN等の公衆回線網3を介して本システムの運用センタ4に接続されている。運用センタ4には決済装置5が設置されている。決済装置5は、店舗1毎にクレジット取引を集計する機能を有している。この決済装置5は、クレジット取引の可否を認証するCAFIS(Credit And Finance Information Switching System)6に接続されている。CAFIS6には、クレジットカードを発行しているクレジットカード会社7(以下、単にカード会社7と言う。)が接続されている。金融機関8には、該金融機関8に設定されている口座を管理するホスト装置9が設けられている。
【0023】
なお、上記CAT2がこの発明でいう取引処理装置に相当し、上記決済装置5がこの発明でいう補償装置に相当し、上記CAFIS6がこの発明でいうセンタに相当する。
【0024】
図2は、CAT2の構成を示すブロック図である。CAT2は、本体の動作を制御する制御部11と、入力操作を行うキーが配置された入力部12と、本体の動作状態等を表示する表示部13と、取引伝票を発行する印字部14と、公衆回線網3を介したデータ通信を制御する通信部15と、クレジットカードに記憶されているカードデータを読み取るカード処理部16と、を備えている。入力部12には、顧客が暗証番号を入力するためのキーパッドが設けられている。
【0025】
決済装置5は、図1に示すように金融機関8のホスト装置9にも接続されている。金融機関8には、図3に示すように店舗1毎に店舗口座21が設定されているとともに、統一口座22が設定されている。統一口座22は、金融機関8から当座貸越のサービスが提供される当座預金口座である。なお、店舗口座21は普通預金口座であってもよいし、上記当座預金口座であってもよい。
【0026】
上記当座貸越サービスとは、当座預金口座からの資金の引出しに対して、金融機関8が予め設定した一定金額まで資金が貸与されるサービスである。
【0027】
また、金融機関8は該金融機関8に設定されている口座間において、一方の口座から他方の口座への振込時に振込手数料を発生させない、顧客サービスを実施している。したがって、店舗口座21と統一口座22との間の振込については振込手数料がかからない。
【0028】
さらに、決済装置5は金融機関8のホスト装置9に対して統一口座22から他の口座への振込を指示する機能を有している。
【0029】
CAFIS6は、クレジット取引に対して処理通番を採番する。処理通番については後述する。
【0030】
この実施形態の取引処理システムは、クレジット取引を処理するシステムであり、また後述するように取引処理時にCAFIS6で採番された処理通番を抽選番号にした福引を行うシステムである。
【0031】
例えば、当選番号を「8」とし、上記処理通番の下1桁が「8」であれば当選とする、当選確率が10パーセントの福引や、当選番号を「88」とし、上記処理通番の下2桁が「88」であれば当選とする、当選確率が1パーセントの福引や、さらには上記処理通番の下3桁が同じ数字(所謂、ゾロ目)であれば当選とする、当選確率が1パーセントの福引(この場合当選番号が10種類ある。)を実施できる。
【0032】
なお、上記例は、CAFIS6で採番された処理通番の所定の桁が予め設定した当選番号と一致したときに、当選とする福引の例である。当選番号や、処理通番をどのように利用するか(当選条件)については、福引を実施する者が任意に決めることができ、上記例に限定されることはない。
【0033】
なお、CAT2には、当選番号や上記処理通番の利用方法(当選条件)が予め設定される。
【0034】
以下、この実施形態の取引処理システムの動作について説明する。図4は、CATの動作を示すフローチャートである。店舗1に設置されているCAT2に、顧客のクレジットカードに記憶されているカードデータ、取引する商品の商品コード、取引金額、暗証番号等を取引認証データとして入力する(s1)。CAT2はこの取引認証データをCAFIS6に送信する(s2)。図5にCAT2からCAFIS6に送信される取引認証データを示す。この取引認証データは、業務区分(売上、取消等)を示す業務区分コード、カードの種類を示すカード区分コード、カード会社7を示す会社コード、顧客を識別するための会員番号、クレジットカードの有効期限、顧客がキーパッドを操作して入力した暗証番号、商品を識別する商品コード、取引金額、取引にかかる税金額、およびデータの区切りを示すセパレータで構成されている。会社コード、会員番号および有効期限は、カード処理部16がクレジットカードから読み取ったデータである。また、業務区分コードは、取引の認証時には売上を示すコードであり、後述する取消処理時には取消を示すコードである。
【0035】
CAT2から送信された取引認証データは、図1に示すように、運用センタ4の決済装置5を経由してCAFIS6に送られる。CAFIS6は、この送信されてきた取引認証データに処理通番を採番する。
【0036】
ここで、上記処理通番について説明する。CAFIS6には、全国に設置されているCAT2から取引認証データが送信されてくる。CAT2はすでに全国に50万台以上設置されており、CAFIS6には取引認証データが1日に数十万回送信されてきている。CAFIS6が取引認証データに採番する処理通番は、該取引認証データが送信されてきた順番を示す番号(カウント値)である。
【0037】
例えば、取引認証データが1日に50万回CAFIS6に送信されくるとすると、1秒間に平均5.7回送信されてきていることになる。しかし、CAT2が設置されている店舗1の一般的な営業時間等を考慮すると、1秒間に約11回送信されてきていることになる。したがって、処理通番は1秒間に平均11カウント進むカウント値である。
【0038】
このように、上記処理通番は猛烈なスピードで進み、またこのスピードが随時変化するカウント値でもあることから、上記処理通番の下1桁や、下2桁の数値は、アトランダムな数値であるといえる。
【0039】
CAFIS6は、送信されてきた取引認証データに上記処理通番を採番すると、この取引認証データをカード会社7(取引認証データに含まれる会社コードで識別されるカード会社7)に転送する。カード会社7は、取引の可否を判定した認証結果をCAFIS6に返す。CAFIS6は、カード会社9から取引の可否を含む認証結果を得ると、取引認証データを送信してきたCAT2に返信する。CAT2に返信される認証結果は、上記取引認証データと同様に決済装置5を通過する。
【0040】
図6にCAFIS6からCAT2に返信される認証結果のデータ構成(認証結果データの構成)を示す。認証結果データには、取引の認証結果を示すエラーコード、CAFIS6で受け付けた処理年月日、CAFIS6で受け付けた処理時間、CAFIS6で受け付けた処理通番、顧客の会員番号、クレジットカードの有効期限、取引の承認番号、カード会社の連先電話番号、取引件数、取引金額、取消件数、取消金額を示すデータが含まれている。取引件数、取引金額、取消件数、取消金額は累計である。
【0041】
CAT2はCAFIS6から上記認証結果データを受信すると(s3)、取引の可否を判定する(s4)。s4で、取引不可であると判定すると、取引を中止する取引中止処理を行って本処理を終了する(s5)。一方、s4で取引可であると判定すると、印字部14で取引内容を印字した取引伝票の発行を開始する(s6)。
【0042】
図7に、取引伝票の印字例を示す。取引伝票には、取引内容とともに、CAFIS6で採番された処理通番も印字されている。
【0043】
CAT2は、s6で取引伝票の発行を開始すると、CAFIS6からの上記認証結果データに含まれる処理通番による抽選を行い、当落を判定する(s7)。CAT2は、予め設定されている当選条件に基づいて当落を判定する。例えば、上記処理通番の下1桁が「8」であれば当選とし、それ以外を落選とする。または、上記処理通番の下2桁が「88」であれば当選とし、それ以外を落選とする。さらには、上記処理通番の下3桁が同じ数字(ゾロ目)であれば当選とし、それ以外を落選とする。
【0044】
ここで、抽選結果が当選でなければ、s6で開始した取引伝票の発行完了を待って本処理を終了する。一方、抽選結果が当選であれば、このクレジット取引を取り消す取消処理を行う(s8)。
【0045】
この取消処理では、上記s2で送信した取引認証データにおける業務区分コードを取消を示すコードに書き換えた取引認証データを再度CAFIS6に送信する。この取消処理でCAFIS6に送信された取引認証データにも上記処理通番が採番され、カード会社7に送られる。カード会社7では、この取消処理にかかる取引認証データに基づいて、該当するクレジット取引を取り消、その結果を認証結果としてCAFIS6に送る。CAFIS6はこの取消処理にかかる認証結果をCAT2に返信する。
【0046】
CAT2は、s8の取消処理にかかる認証結果を受信するまでに、上記s6で開始した取引伝票の印字を完了している。CAT2は、取消処理にかかる認証結果を受信すると、印字部14で取引内容(取り消した取引の内容)を印字した取引伝票(取消伝票)を発行して本処理を終了する。
【0047】
なお、s8にかかる取消処理は、上記業務区分コードを取消を示すコードに書き換えた取引認証データをCAFIS6に送信する処理から、印字部14で取引内容(取り消した取引の内容)を印字した取引伝票(取消伝票)を発行するまでの一連の処理である。また、当選者には、上記取消伝票も渡される。
【0048】
このように、この実施形態の取引処理システムではクレジット取引において、CAFIS6で採番される処理通番を利用した抽選が行われる。上述したように、CAFIS6で採番される処理通番は猛烈なスピードで進み、またこのスピードが随時変化するカウント値であることから、公平な抽選が行える。特に、上記処理通番の下1桁や、下2桁の数値はアトランダムな数値であるので、処理通番の下1桁や、下2桁を当選条件に入れることで、一層公平な抽選が行える。
【0049】
また、クレジット取引が取り消された当選者には、クレジット取引にかかる商品が店舗1から賞品として渡される。すなわち、顧客は自分が店舗1で購入する予定であった商品を賞品として受け取る。したがって、当選者が必要でないものを該当選者に賞品として渡すことがなく、顧客サービスが十分に向上できる。
【0050】
また、クレジット取引時に抽選が行われるので、臨場感あふれるサービスが提供できるとともに、従来のように抽選場所を設けなくてもよいので抽選場所の確保や設置の手間がかからない。
【0051】
また、当選者は購入予定であった商品を賞品として受け取ったことで、商品の購入予算が浮いたことになる。一方、店舗1では当選者がその場で確認できるので、商品の購入予算が浮いた顧客(当選者)に対して、さらに別の商品の購入をすすめる等、効果的なアプローチが行え、十分な販促効果が得られる。
【0052】
さらに、顧客が購入する商品を小分けして、何度もクレジット取引を行ったとしても、この場合当選時に受け取る賞品も小分けされることになるので、このような行為が問題になることもない。
【0053】
なお、当選時に取り消すクレジット取引の取引金額について上限、例えば10万円、を設けてもよい。
【0054】
また、s7における当落の判定結果をCAT2の表示部13に表示してもよいし、また音声で当落を出力するようにしてもよい。
【0055】
さらに、上記実施形態では、CAT2がCAFIS6から返信されてきた認証結果データに含まれる処理通番から当落を自動判定するとしたが、s6で発行された取引伝票に印字されている処理通番を顧客および店舗1の店員が確認するようにしてもよい。この場合、従来のCAT2で上記処理通番を用いた上述の福引が実施できる。なお、当選者がでたときには、店員がCAT2において当選者のクレジット取引を取り消すための操作を行えばよい。
【0056】
つぎに、この実施形態の取引処理システムにおける決済装置5の動作について説明する。上述したように、CAT2とCAFIS6との間で送受信される取引認証データおよび認証結果データは決済装置5を通過している。決済装置5は、店舗1毎に処理されたクレジット取引の取引データを集計し記憶している。したがって、決済装置5は店舗1毎に当選者のクレジット取引(取り消されたクレジット取引)を集計できる
上述したように、当選者についてはクレジット取引が取り消されているので、このクレジット取引についてはカード会社7から店舗1に取引金額が入金されない。通常、複数の店舗1で福引を実施する場合、各店舗1の負担を公平にする必要がある。
【0057】
図3に示した統一口座22には、上記処理通番を利用した福引に参加している各店舗1の負担金が入金されている。決済装置5は、店舗1毎に当選者のクレジット取引(取り消されたクレジット取引)の合計金額を算出する。決済装置5は、金融機関8のホスト装置9に対して、店舗1毎に算出した上記合計金額に基づいて、統一口座22から各店舗口座21への振込を指示する。金融機関10のホスト装置11は、この指示にしたがって上記振込を行う。
【0058】
このように、当選者のクレジット取引にかかる取引金額については、統一口座22から店舗口座21に振り込まれるので、店舗1では当選者のクレジット取引にかかる取引金額が補償されている。したがって、当選者が多くでた店舗1や、当選者の取引金額が高額であった店舗1の負担が大きくなることがなく、福引に参加した複数の店舗1の負担を公平にできる。また、店舗口座21と統一口座22とは、同一の金融機関8に設けられているので、振込手数料が発生することがなく、運用コストも十分に抑えられる。
【0059】
また、上記実施形態ではクレジット取引を例にしたが、図8に示す銀行のキャッシュカードを利用したデビット取引にも適用でき、同様の効果が得られる。デビット取引はクレジット取引と同様にCAFIS6を利用しており、上記処理通番が採番される取引である。
【0060】
なお、図8に示すクリアリングセンタ31は銀行間の精算を行い、資金決済幹事行32は図1に示すカード会社7に相当し、銀行間の資金の流れを集中管理する。
【0061】
さらに、上記実施形態ではCAT2が処理通番を用いて当落を判定するとしたが、決済装置5でCAFIS6からの認証結果データが通過するときに当落を判定させてもよい。また、当選と判定した場合、取消処理を決済装置5にて起こすようにしてもよい。また、クレジットカード会社7が上記サービスを実施してもよい。この場合、クレジットカード会社7がクレジット取引の認証処理と、当落の判定を行い、当選者についてはクレジット取引の取り消しを行えばよい。ただし、クレジットカード会社7は、取り消したクレジット取引にかかる取引金額を取引が行われた店舗1に入金する。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、抽選場所を設けなくても福引が実施できるので、抽選場所の確保や設置に手間がかからない。また、店舗では取引を行った顧客毎に当選したかどうかがわかるので、当選者に対する販促のためのアプローチ等が適正に行える。よって、十分な販売促進効果が得られる。
【0063】
また、当選者に不要なものを賞品として渡すことがないので、顧客の購買意欲を十分に高められ、結果的に十分な販売促進効果が得られる。
【0064】
さらに、商店街等の複数の店舗で共同して福引を実施したときに、当選者が多くでた店舗や、返品処理されたカード取引にかかる取引金額が高額であった店舗の負担が大きくなることがなく、福引に参加した複数の店舗の負担を公平にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である取引処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態であるCATの構成を示す図である。
【図3】金融期間に設定される店舗口座および統一口座における資金の流れを説明する図である。
【図4】この発明の実施形態であるCATの動作を示すフローチャートである。
【図5】CATからCAFISに送信される取引認証データの構成を示す図である。
【図6】CAFISからCATに送信される認証結果データの構成を示す図である。運用センタで発行されるクレジット取引代金明細書を示す図である。
【図7】CATで発行される取引伝票を示す図である。
【図8】この発明の別の実施形態である取引処理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−店舗
2−CAT
4−運用センタ
5−決済装置
6−CAFIS
7−クレジットカード会社(カード会社)
8−金融期間
9−ホスト装置

Claims (10)

  1. 取引処理装置と、センタと、がデータ通信可能に接続され、カード取引を処理する取引処理システムにおいて、
    前記取引処理装置は、
    カード取引にかかる取引認証データを入力する取引認証データ入力手段と、
    前記取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データを前記センタに送信する取引データ送信手段と、を備え、
    前記センタは、
    前記取引処理装置から送信されてきた前記取引認証データに、処理通番を採番する採番手段と、
    前記採番手段が前記取引認証データに採番した処理通番を、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果に含ませて、前記取引処理装置に返信する認証結果返信手段と、を備え、
    さらに、前記取引処理装置は、
    前記センタから返信された認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定する抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う取消手段と、を備えている、
    取引処理システム。
  2. 前記取引処理装置と、前記センタと、は、補償装置を介してデータ通信可能に接続されており、
    前記補償装置は、
    前記取引処理装置が設置されている店舗毎に、前記取引処理装置の取消手段が取消処理を行ったカード取引の取引金額を集計する集計手段と、
    店舗毎に、前記集計集計手段が集計した、取消処理が行われたカード取引の取引金額を、金融機関に開設されている統一口座から、その店舗が金融機関に開設している店舗口座に振り込むことを、前記統一口座が開設されている金融機関のホスト装置に指示する振込指示手段と、を備えている、
    請求項1に記載の取引処理システム。
  3. 前記取引処理装置は、
    前記抽選手段が、認証結果に含まれている処理通番の所定の桁が予め設定した値であったカード取引を当選とする手段である、
    請求項1または2に記載の取引処理システム。
  4. カード取引を処理する取引処理装置において、
    カード取引にかかる取引認証データを入力する取引認証データ入力手段と、
    前記取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データをセンタに送信する取引データ送信手段と、
    前記センタから、前記取引認証データに採番された処理通番を含んでいる、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果の返信を受信する認証結果受信手段と、
    前記認証結果受信手段で受信したセンタからの認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定する抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う取消手段と、を備えている取引処理装置。
  5. 前記抽選手段は、認証結果に含まれている処理通番の所定の桁が予め設定した値であったカード取引を当選とする手段である、請求項4に記載の取引処理装置。
  6. 取引処理装置と、センタと、がデータ通信可能に接続され、カード取引を処理する取引処理方法において、
    前記取引処理装置は、
    取引データ送信手段により、取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データを前記センタに送信し、
    前記センタは、
    採番手段により、前記取引処理装置から送信されてきた前記取引認証データに採番し、
    認証結果返信手段により、前記採番手段が前記取引認証データに採番した処理通番を、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果に含ませて、前記取引処理装置に返信し、
    さらに、前記取引処理装置は、
    抽選手段により、前記センタから返信された認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定し、
    取消手段により、前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う、
    取引処理方法。
  7. また、補償装置は、
    集計手段により、前記取引処理装置が設置されている店舗毎に、前記取引処理装置の取消手段が取消処理を行ったカード取引の取引金額を集計し、
    振込指示手段により、店舗毎に、前記集計集計手段が集計した、取消処理が行われたカード取引の取引金額を、金融機関に開設されている統一口座から、その店舗が金融機関に開設している店舗口座に振り込むことを、前記統一口座が開設されている金融機関のホスト装置に指示する、
    請求項6に記載の取引処理方法。
  8. 前記取引処理装置は、
    前記抽選手段が、認証結果に含まれている処理通番の所定の桁が予め設定した値であったカード取引を当選とする、
    請求項6または7に記載の取引処理方法
  9. 取引処理装置と、センタと、が補償装置を介してデータ通信可能に接続され、カード取引を処理する取引処理システムにおいて、
    前記取引処理装置は、
    カード取引にかかる取引認証データを入力する取引認証データ入力手段と、
    前記取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データを前記センタに送信する取引データ送信手段と、を備え、
    前記センタは、
    前記取引処理装置から送信されてきた前記取引認証データに、処理通番を採番する採番手段と、
    前記採番手段が前記取引認証データに採番した処理通番を、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果に含ませて、前記取引処理装置に返信する認証結果返信手段と、を備え、
    さらに、前記補償装置は、
    前記センタから返信された認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定する抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う取消手段と、を備えている、
    取引処理システム。
  10. 取引処理装置と、センタと、が補償装置を介してデータ通信可能に接続され、カード取引を処理する取引処理方法において、
    前記取引処理装置は、
    取引データ送信手段により、取引認証データ入力手段で入力されたカード取引にかかる取引認証データを前記センタに送信し、
    前記センタは、
    採番手段により、前記取引処理装置から送信されてきた前記取引認証データに採番し、
    認証結果返信手段により、前記採番手段が前記取引認証データに採番した処理通番を、この取引認証データに基づいてカード取引の可否を認証した認証結果に含ませて、前記取引処理装置に返信し、
    さらに、前記補償装置は、
    抽選手段により、前記センタから返信された認証結果に含まれている処理通番を用いて抽選し、当落を判定し、
    取消手段により、前記抽選手段による抽選結果が当選であったカード取引について、前記取引データ送信手段が前記センタに送信した前記取引認証データの業務区分コードを、取消を示すコードに書き換え、この業務区分コードを書き換えた取引認証データを再度前記センタに送信し、当該カード取引を取り消す取消処理を行う、
    取引処理方法。
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