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JP3947007B2 - 処理スケジュール設計プログラム及び方法並びに装置 - Google Patents
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JP3947007B2 - 処理スケジュール設計プログラム及び方法並びに装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベースサーバで実行されるバッチジョブの実行スケジュールの設計を支援する処理スケジュール設計プログラム及び方法並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
バッチジョブとは、業務処理を実行するシェルスクリプト、コマンド、実行プログラム、ワークユニットなどである。
【0003】
図11は、一般的なバッチジョブの実行スケジュールを例示するブロック図である。
【0004】
ジョブネットN1〜N5は、起動順序を指定したバッチジョブの集まりである。ジョブネットN1〜N5は、それぞれジョブネットID「NET1」〜「NET5」で指定される。
【0005】
バッチジョブJ1〜J8は、データベースに記録されているテーブルT1〜T3に対して例えば追加「C」、更新「U」、参照「R」、削除「D」などのデータアクセスを行う。
【0006】
バッチジョブJ1〜J8は、バッチジョブID「JOB1」〜「JOB8」で指定され、テーブルT1〜T3は、テーブルID「TAB1」〜「TAB3」で指定される。
【0007】
バックアップ処理を含む事前処理(事前ジョブ)H1〜H5は、それぞれジョブネットN1〜N5の先頭で実行される処理である。この事前処理H1〜H5は、それぞれジョブネットN1〜N5でアクセスされるテーブルを事前にバックアップ(以下、「論理バックアップ」という)する。
【0008】
リカバリ処理(リカバリジョブ)R1は、バッチジョブJ1に障害が発生した場合、オペレータによって不具合の対処がなされた後、障害の発生したバッチジョブJ1を含んでいるジョブネットN1においてアクセスされるテーブルT1、T2を復元し、ジョブネットN1をリランする。なお、ここでは図示していないが、バッチジョブJ2〜J8についてもそれぞれ同様の動作を行うリカバリ処理が割り当てられている。
【0009】
バッチジョブJ1〜J8やジョブネットN1〜N5の起動は、例えば予め設定したスケジュールにしたがって自動で行われる。例えば、日付、時刻、ファイル転送、待ち合わせ、先行ジョブの終了、一定時間経過などがバッチジョブJ1〜J8、ジョブネットN1〜N5の起動トリガとされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
バッチジョブの障害対策のためのバックアップ処理、リカバリ処理は、一般的に各バッチジョブ開発者によって個別に開発され、システム全体で統一されていない。
【0011】
このような場合、夜間バッチジョブ・スケジュールにしたがって並列に実行される複数のバッチジョブが同一のデータをバックアップするなど、冗長な動作が発生するという問題がある。
【0012】
また、個々のバッチジョブ開発者がバッチジョブ毎にバックアップ処理及びリカバリ処理を開発すると、同様の動作を行うバックアップ処理又はリカバリ処理の開発作業が重複し、開発工数が増加する場合がある。
【0013】
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、バックアップ処理及びリカバリ処理をシステム全体で統一し、システム全体で最適化した実行スケジュールを求めるための処理スケジュール設計プログラム及び方法並びに装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
【0015】
本発明は、コンピュータに、スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとその処理で実行されるアクセスのアクセス種別とを関連付けたアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照する参照機能と、参照されたアクセス情報と規則情報とに基づいて、スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択する選択機能とを実現させるための処理スケジュール設計プログラムである。
【0016】
本発明においては、共用可能なバックアップ処理を先に開発しておき、このバックアップ処理を示すバックアップ処理IDをアクセス種別に関連付けて規則情報に含めることにより、個々の処理の開発とともにバックアップ処理を開発する必要がなくバックアップ処理の開発工数を減少させることができる。
【0017】
また、規則情報に応じて各処理IDに対するバックアップ処理IDを選択することで、システム全体でバックアップ処理の適用を統一することができ、運用管理を効率化できる。
【0018】
なお、本発明において、アクセス情報は、スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとこの処理で実行されるアクセスのアクセス先を示すアクセス先IDとアクセス種別とを関連付けた情報であり、規則情報は、所定の関係を持つ複数のバックアップ処理IDと統合後のバックアップ処理IDとを関連付けた情報を含み、選択機能は、アクセス情報と規則情報とに基づいて、スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択し、選択されたバックアップ処理IDの中に所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一の場合に、所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択するとしてもよい。
【0019】
これにより、バックアップ処理の重複を統合し、システム全体で最適化したバックアップ処理の実行スケジュールを得ることができ、処理の実行時間を短縮できる。
【0020】
また、本発明において、アクセス情報は、スケジュール設計対象の処理に対する先行処理を示す先行処理IDとスケジュール設計対象の処理を示す処理IDとアクセス種別とアクセス先IDとを関連付けた情報であり、選択機能は、アクセス情報と規則情報とに基づいて、スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対するバックアップ処理IDを選択した後、スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDに所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一でありかつ関連する先行処理IDが同一の場合に、所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択するとしてもよい。
【0021】
これにより、例えば並列に実行される処理間でバックアップ処理を統合し、処理の実行スケジュールを最適化でき、一層処理の実行時間を短縮できる。
【0022】
また、本発明において、選択機能は、リカバリポイントから次のリカバリポイントまでの範囲でバックアップ処理IDが所定の関係を持つか否かを判定するとしてもよい。
【0023】
これにより、リカバリポイントから次のリカバリポイントまでの間で、同じ役割を果たすバックアップ処理を省略し、統合できる。
【0024】
また、本発明において、アクセス情報は、スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセス毎に、アクセス件数を含んでいるとしてもよい。そして、コンピュータに、スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセスについて設定されている所定件数当たりのアクセス時間とアクセス情報に含まれているアクセス件数とに基づいて、スケジュール設計対象の処理の処理時間を算出し、スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDの示すバックアップ処理の所定件数当たりのアクセス時間とアクセス先のデータ量とに基づいて、スケジュール設計対象の処理に対応するバックアップ処理の処理時間を算出する処理時間算出機能を実現させるとしてもよい。
【0025】
これにより、処理とバックアップ処理との双方を考慮した処理時間を求めることができ、処理の実行スケジュールの設計に役立てることができる。
【0026】
また、コンピュータに、処理時間算出機能によって求められた処理時間に基づいて、スケジュール設計対象の処理とこの処理に対応するバックアップ処理とに関するスケジュール情報を生成するスケジュール生成機能を実現させるとしてもよい。
【0027】
これにより、設計者は、処理の実行スケジュールを容易に把握できる。
【0028】
また、本発明において、スケジュール設計対象の処理には、例えばジョブ又は少なくとも一つのジョブを含むジョブネットなどがある。
【0029】
本発明は、コンピュータにより、処理の実行スケジュールの設計を支援する方法を実施するために利用される。
【0030】
本発明の処理スケジュール設計プログラム又はこのプログラムを記録した記録媒体を用いることによって、コンピュータ、コンピュータシステム、サーバ、クライアントに対して、簡単に上記機能を付加することができる。
【0031】
なお、本発明における各機能と同様に動作する手段を処理スケジュール設計装置に備えてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0033】
(第1の実施の形態)
本実施の形態においては、データベースサーバの夜間バッチジョブ・スケジュールの設計を支援し、バックアップ処理の実行スケジュールを最適化し、バッチジョブ・スケジュールのシミュレーションを行い、データベース運用設計を支援する処理スケジュール設計プログラム及びシステム並びに方法について説明する。
【0034】
なお、本実施の形態においては、上記図11に示すバッチジョブJ1〜J8及びジョブネットN1〜N5の実行スケジュールを設計する場合を例として説明するが、スケジュール設計対象の処理は、これに限定されない。
【0035】
図1は、本実施の形態に係る処理スケジュール設計システムの構成の例を示すブロック図である
処理スケジュール設計システム1は、主にスケジュール設計部2、処理時間情報生成部3、シミュレーション部4を具備する。
【0036】
スケジュール設計部2は、規則情報5a〜5cとルールA〜Cを格納する格納部6、参照機能7、選択機能8、バックアップ処理情報9を格納する格納部10を具備する。
【0037】
処理時間情報生成部3は、処理時間算出機能11、性能係数情報12を格納する格納部13、処理時間情報14を格納する格納部15を具備する。
【0038】
シミュレーション部4は、スケジュール生成機能16とスケジュール情報17を格納する格納部18とを具備する。
【0039】
なお、記録媒体19に記録されている処理スケジュール設計プログラム20が処理スケジュール設計システム1に読み込まれ、実行されると、処理スケジュール設計システム1上で、参照機能7、選択機能8、処理時間算出機能11、スケジュール生成機能16が実現される。
【0040】
処理スケジュール設計システム1は、システム設計書(システム設計情報)21を読み込む。
【0041】
システム設計書21は、バッチジョブ設計時にバッチジョブの設計者が作成する一連の設計書群から構成される。設計者は、この設計書群を処理スケジュール設計システム1に入力することにより、夜間バッチジョブ・スケジュールのシミュレーションを実行し、処理時間の合計が所定の範囲かなど所定の条件を満たしているか否か確認する。
【0042】
そして、設計者は、シミュレーションの結果が条件を満たしていないなどのように問題がある場合に、システム設計書21を改善する。この作業を繰り返すことで、システム設計書21が最適化される。
【0043】
システム設計書21は、主に実行順序情報22と、アクセス情報23と、データ容量情報24とを含む。
【0044】
実行順序情報22は、バッチジョブJ1〜J8とジョブネットN1〜N5の実行順序を定義した情報である。
【0045】
表1は、実行順序情報22の例である。
【0046】
【表1】
Figure 0003947007
【0047】
実行順序情報22は、テーブル形式で各ジョブネットN1〜N5とその各ジョブネットN1〜N5に含まれているバッチジョブJ1〜J8の実行順序を管理する。
【0048】
テーブルの列の項目には、「先行ジョブネットID」「ジョブネットID」「ジョブネット名」「バッチジョブID」がある。
【0049】
ジョブネットの起動トリガは、テーブル項目「先行ジョブネットID」の値で表す。先行する特定のジョブネットの終了が起動トリガとなる場合、テーブル項目「先行ジョブネットID」にその先行のジョブネットを示すジョブネットIDが配置される。なお、時間が起動トリガとなる場合には、その実行開始時間がテーブル項目「先行ジョブネットID」に配置される。
【0050】
この実行順序情報22の具体的な情報の関連付け手法について説明する。
【0051】
テーブル項目「ジョブネットID」の値には各ジョブネットN1〜N5を示すジョブネットID「NET1」〜「NET5」が配置され、テーブル項目「ジョブネット名」の値には、各ジョブネットN1〜N5の名称が配置される。
【0052】
最初に実行されるジョブネットN1を示すジョブネットID「NET1」に対するテーブル項目「先行ジョブネットID」の値には、実行開始時間「0:00」が配置される。
【0053】
このジョブネットID「NET1」に対するテーブル項目「バッチジョブID」の値には、ジョブネットN1で実行されるバッチジョブJ1を示すバッチジョブID「JOB1」が配置される。
【0054】
ジョブネットN2、N4は、ジョブネットN1の次に実行されるため、ジョブネットID「NET2」「NET4」に対するテーブル項目「先行ジョブネットID」の値には、ジョブネットID「NET1」が配置される。
【0055】
ジョブネットID「NET2」に対するテーブル項目「バッチジョブID」の値には、ジョブネットN2で実行されるバッチジョブJ2、J3を示すバッチジョブID「JOB2」「JOB3」がその実行順にしたがって配置される。以下、同様の観点から情報の関連付けが行われ、実行順序情報22が構成される。
【0056】
アクセス情報23は、バッチジョブのデータベースへのアクセス種別を定義した情報である。
【0057】
表2は、アクセス情報23の例である。
【0058】
【表2】
Figure 0003947007
【0059】
アクセス情報23は、バッチジョブJ1〜J8がどのテーブルにアクセスし、どのアクセス種別で何件アクセスを行うかをテーブル形式で定義している。このアクセス情報23を参照することで、各バッチジョブID「JOB1」〜「JOB8」の示すバッチジョブJ1〜J8で実行されるアクセスのアクセス先を示すテーブルIDの一覧、そのアクセス種別、アクセス件数が認識可能である。
【0060】
テーブルの列の項目には、「バッチジョブID」「バッチジョブ名」「アクセス種別」「テーブルID」「テーブル名」「アクセス件数」がある。
【0061】
なお、先で述べたように、アクセス種別には追加「C」、更新「U」、参照「R」、削除「D」がある。
【0062】
テーブル項目「バッチジョブID」の値には各バッチジョブJ1〜J8を示すジョブネットID「JOB1」〜「JOB8」が配置され、テーブル項目「バッチジョブ名」の値には、各バッチジョブJ1〜J8の名称が配置される。
【0063】
バッチジョブID「JOB1」に対するテーブル項目「アクセス種別」「テーブルID」の値には、このバッチジョブID「JOB1」の示すバッチジョブJ1で実行されるアクセスのアクセス種別「D」「U」とアクセス先のテーブルID「TAB1」「TAB2」が配置される。
【0064】
また、バッチジョブID「JOB1」とアクセス種別「D」とテーブルID「TAB1」に対するテーブル項目「アクセス件数」の値には、アクセス件数「1200」が千件単位で配置される。
他のバッチジョブ「JOB2」〜「JOB8」についても同様である。
【0065】
データ容量情報24は、バッチジョブJ1〜J8によってアクセスされるテーブルT1〜T3に格納されるデータの全件数と全容量を定義した情報である。なお、テーブルT1〜T3はデータベースで管理されているとする。
【0066】
表3は、データ容量情報24の例である。
【0067】
【表3】
Figure 0003947007
【0068】
データ容量情報24は、テーブル形式の情報であり、列の項目には「テーブルID」「テーブル名」「既存件数」「増加件数」「保存期間」「全件数」「行サイズ」「全容量」がある。
【0069】
テーブル項目「テーブルID」の値には、各テーブルT1〜T3を示すテーブルID「TAB1」〜「TAB3」が配置される。
【0070】
各テーブルT1〜T3について、既存のデータ件数が千件単位でテーブル項目「既存件数」に、一年で増加するデータ件数が千件単位でテーブル項目「増加件数」に、データの保存期間がテーブル項目「保存期間」に、データ一つ当たりのサイズが「行サイズ」に配置される。
【0071】
また、各テーブルT1〜T3について、「既存件数」の値に、「増加件数」の値と「保存期間」の値との積を加えた値がテーブル項目「全件数」に配置される。そして、「全件数」の値と「行サイズ」の値との積算値がテーブル項目「データ容量」に配置される。
【0072】
以下に、バックアップ処理及びリカバリ処理について詳細に説明する。
【0073】
業務データを保持する業務テーブルやフラットファイルのバックアップの手法は、物理バックアップと論理バックアップに分類される。
【0074】
物理バックアップは、主にメディア障害の日単位のリカバリに利用される。
【0075】
一方、論理バックアップは、主に夜間バッチのリランに利用される。論理バックアップでは、ジョブネット内のバッチジョブによって更新される前の業務テーブルやフラットファイルが共有の記憶装置にバックアップされる。
【0076】
論理バックアップを行うバックアップ処理は、ジョブネットの先頭の事前処理によって実行される。これにより、ジョブネットで更新される前のデータがバックアップされることになる。
【0077】
図2は、バックアップ処理の例を説明するブロック図である。
【0078】
事前処理H6に含まれているバックアップ処理は、ジョブネットN6内のバッチジョブJ9で更新されるテーブルT4を、共有の記憶装置に複写(エクスポート)し、バックアップを行う。
【0079】
図3は、リカバリ処理の例を説明するブロック図である。
【0080】
例えばバッチジョブJ10の実行に不具合が発生した場合、オペレータなどによる不具合対処後、バッチジョブJ10に対応するリカバリ処理は、複写したテーブルT4によりテーブルT4を復元(インポート)後、ジョブネットN6をリランする。
【0081】
以下に、先の図1に示す規則情報5a〜5cについて説明する。
【0082】
表4は、規則情報5aの例である。
【0083】
【表4】
Figure 0003947007
【0084】
図4に示すテーブルを複写するバックアップ処理B1は、バックアップ処理ID「EXPORT」で指定される。
【0085】
図5に示すテーブルのHWM(High Water Mark)を記憶するバックアップ処理B2は、バックアップ処理ID「HWM」で指定される。ここでHWMは、テーブルにデータが追加される前のデータの格納位置を示す。
【0086】
表4において、アクセス種別「U」「D」にはバックアップ処理ID「EXPORT」が関連付けされている。
【0087】
アクセス種別「C」にはバックアップ処理ID「HWM」が関連付けされている。
【0088】
アクセス種別「R」にはバックアップ処理IDが関連付けされていない。
【0089】
この規則情報5aは、テーブルが更新あるいは削除される場合に、そのテーブルを複写する旨を示す。また、この規則情報5aは、テーブルにデータが追加される場合に、追加される前のHWMを記録する旨を示す。また、規則情報5aは、テーブルのデータが参照されるのみの場合には、特にそのテーブルについてバックアップ処理を行う必要がない旨を示す。
【0090】
表5は、規則情報5bの例である。
【0091】
【表5】
Figure 0003947007
【0092】
テーブルの列の項目「結合関係」には、障害発生時にリランするポイントであるリカバリポイントと次のリカバリポイントとの間で、統合を行うバックアップ処理IDが配置される。テーブルの列の項目「結合後のバックアップ処理ID」には、テーブル項目「結合関係」における複数のバックアップ処理IDに代えて用いるバックアップIDが配置される。
【0093】
この規則情報5bを利用することで、例えば、リカバリポイントから次のリカバリポイントまでの間で、複数のバックアップ処理ID「EXPORT」「HWM」をバックアップ処理ID「EXPORT」に統合可能である。
【0094】
規則情報5cは、リカバリポイントの位置を指定する情報である。規則情報5cの例としては、アクセスポイントをリカバリポイントとする旨の情報、リカバリポイントをバッチジョブの先頭とする旨の情報、リカバリポイントをジョブネットの先頭とする旨の情報などがある。
【0095】
参照機能7は、実行順序情報22とアクセス情報23を入力し、格納部6に格納されている規則情報5a〜5cとルールA〜Cを参照する。
【0096】
選択機能8は、実行順序情報22、アクセス情報23、規則情報5a〜5cに基づいて、ルールA〜Cにしたがってバックアップ処理の選択及び最適化を行い、その結果をバックアップ処理情報9として格納部10に格納する。
【0097】
ルールAは、各アクセス種別に対応するバックアップ処理を選択するための手順を定めている。
【0098】
例えば、アクセス種別「U」「D」にはバックアップ処理ID「EXPORT」を割り当てる。これにより、バックアップ処理ID「EXPORT」の示すバックアップ処理B1により更新又は削除される前のテーブルが複写されることになる。
【0099】
例えば、アクセス種別「C」にはバックアップ処理ID「HWM」を割り当てる。これにより、バックアップ処理ID「HWM」の示すバックアップ処理B2によりデータが追加される前のHWMが記録されることになる。
【0100】
なお、アクセス種別「R」の場合には、テーブルのバックアップが必要ないためバックアップ処理IDは割り当てられない。
【0101】
ルールBは、同一テーブルに対するバックアップ処理をまとめる手順を定めている。
【0102】
あるバッチジョブが同一のテーブルに複数回アクセスする場合、この複数回のアクセスの中に一以上のアクセス種別「U」又は「D」があれば、バックアップ処理ID「EXPORT」を一つ割り当てる。例えば、バッチジョブ内で同一のテーブルを「C」→「C」→「U」→「R」の順序でアクセスする場合、アクセス種別「C」に対するバックアップ処理ID「HWM」の割り当てを省略し、アクセス種別「U」に対するバックアップ処理ID「EXPORT」の割り当てのみを行う。
【0103】
また、あるバッチジョブが同一のテーブルに複数回アクセスする場合、この複数回のアクセスの中にアクセス種別「U」及び「D」がなく、1以上の「C」があれば、バックアップ処理ID「HWM」を一つ割り当てる。例えば、バッチジョブ内で同一のテーブルを「R」→「C」→「C」→「R」の順序でアクセスする場合、一以上のアクセス種別「C」に対して一つのバックアップ処理ID「HWM」の割り当てを行う。
【0104】
ルールCは、各リカバリポイントでバックアップ処理をまとめる手順を定めている。
【0105】
例えば、リカバリポイントがバッチジョブ内のテーブルアクセス単位に設定されている場合、バッチジョブ内でアクセスされる全てのテーブルに対してバックアップ処理が割り当てられる。
【0106】
リカバリポイントがバッチジョブ単位で設定されている場合、ルールBの手順によりバッチジョブ内で同一のテーブルをアクセスする複数のバックアップ処理をまとめる。
【0107】
リカバリポイントがジョブネットの先頭に設定されている場合、まずルールBの手順により同一のバッチジョブ内で同一のテーブルをアクセスする複数のバックアップ処理をまとめ、さらに同一のジョブネット内で同一のテーブルをアクセスする複数のバックアップ処理をまとめる。そして、複数のジョブネットに対する先行ジョブネットが同一であり、同一のテーブルをアクセスする複数のバックアップ処理をまとめる。
【0108】
図6は、上記ルールA〜Cにしたがったバックアップ処理の統合状況を例示するブロック図である。
【0109】
バッチジョブJ11のように、バッチジョブ内の同じテーブルに対する複数のアクセスは所定の結合関係を持つ場合に一つのバックアップ処理にまとめられる。
【0110】
バッチジョブJ12とバッチジョブJ13のように、ジョブネット内の同じテーブルをアクセスする複数のバッチジョブは所定の結合関係を持つ場合に一つのバックアップ処理にまとめられる。
【0111】
ジョブネットN8とジョブネットN9のように、先行ジョブネットが同一で同じテーブルをアクセスする複数のジョブネットについては、この複数のジョブネットのバックアップ処理が所定の結合関係を持つ場合に一つのバックアップ処理にまとめられる。
【0112】
性能係数情報12は、アクセス種別毎の性能係数とバックアップ処理の性能係数を表す情報である。
【0113】
表6は、性能係数情報12の例である。
【0114】
【表6】
Figure 0003947007
【0115】
性能係数とは、各アクセス種別の処理性能又は各バックアップ処理の処理性能を計数化した数値である。ここでは、性能係数を1万件当たりのデータのアクセス時間としている。この性能係数は、実運用の想定機で実施したデータベースの性能評価ベンチマークテストなどの結果に基づいて設定する。
【0116】
処理時間算出機能11は、データ容量情報24を入力し、性能係数情報12を参照し、バッチジョブJ1〜J8の処理時間を求める。
【0117】
バッチジョブJ1〜J8の処理時間は、バッチジョブJ1〜J8内で実行されるアクセス毎に、アクセス件数と性能係数との積算値を求めてアクセス時間とし、バッチジョブJ1〜J8内のアクセス時間の総和を求めて算出する。
【0118】
また、処理時間算出機能11は、データ容量情報24に基づいて各テーブルT1〜T3のデータの全件数を取得し、各テーブルT1〜T3の全件数と性能係数との積算値を算出し、テーブルT1〜T3毎のバックアップ処理の処理時間とする。
【0119】
そして、処理時間算出機能11は、算出したバッチジョブJ1〜J8の処理時間と各テーブルT1〜T3に対するバックアップ処理の処理時間とを処理時間情報14として格納部15に格納する。
【0120】
スケジュール生成機能16は、実行順序情報22を入力し、格納部10に格納されたバックアップ処理情報9と格納部15に格納された処理時間情報14を参照する。
【0121】
そして、スケジュール生成機能16は、バックアップ処理の処理時間から各ジョブネットN1〜N5における事前処理H1〜H5の処理時間を求め、事前処理H1〜H5の処理時間とバッチジョブJ1〜J8の処理時間から各ジョブネットN1〜N5の処理時間を求め、ジョブネットN1〜N5の実行順序と各ジョブネットN1〜N5の処理時間とから各ジョブネットN1〜N5の実行開始時間と実行終了時間を求め、シミュレーション結果を生成する。このシミュレーション結果はスケジュール情報17として格納部18に格納される。
【0122】
以上のような構成を持つ処理スケジュール設計システム1で実行される処理スケジュール設計方法について説明する。
【0123】
図7は、処理スケジュール設計方法の例を示すフローチャートである。
【0124】
まず、システム設計書21が処理スケジュール設計システム1に入力され、参照機能7によって規則情報5a〜5c、ルールA〜Cが参照される(S1)。
【0125】
次に、選択機能8によって上記ルールAを適用した処理が実行され、表1に示す実行順序情報22の「バッチジョブID」と表2に示すアクセス情報23の「バッチジョブID」とに基づいて、「先行ジョブネットID」と「ジョブネットID」と「バッチジョブID」とが関連付けされ、また表2に示すアクセス情報29の「アクセス種別」と表4に示す規則情報11aの「アクセス種別」との関係から「アクセス種別」に「バックアップ処理ID」を関連付けた表7が生成される(S2)。
【0126】
【表7】
Figure 0003947007
【0127】
次に、選択機能8によって上記ルールBを適用した処理が実行され、規則情報11cに基づいてジョブネット単位でバックアップ処理の最適化を行う旨が確認される。そして、選択機能8によって表7の内容が「ジョブネットID」と「テーブルID」をキーとしてソートされる(S3)。これにより、ジョブネット単位で同じテーブルに対するアクセスがまとめられる。そして、選択機能8によって、「ジョブネットID」と「テーブルID」とが一致しかつ「バックアップ処理ID」が表5に示す規則情報11bの結合関係を満たすか否かがチェックされ、省略可能な「バックアップ処理ID」が削除された表8が生成される(S4)。
【0128】
【表8】
Figure 0003947007
【0129】
次に、選択機能8によって上記ルールCを適用した処理が実行され、規則情報11cに基づいてジョブネット間でバックアップ処理の最適化を行う旨が確認される。そして、選択機能8によって表8の内容が「先行ジョブネットID」と「テーブルID」をキーとしてソートされる(S5)。これにより、並列に実行されるジョブネット間で同じテーブルに対するアクセスがまとめられる。そして、選択機能8よって、「先行ジョブネットID」と「テーブルID」とが一致しかつ「バックアップ処理ID」が表5に示す規則情報11bの結合関係を満たすか否かがチェックされ、省略可能な「バックアップ処理ID」が削除された表9が生成される(S6)。
【0130】
【表9】
Figure 0003947007
【0131】
次に、選択機能8よって表9から「バックアップ処理ID」が割り当てられている行が選択され、テーブル形式のバックアップ処理情報9が生成される(S7)。このバックアップ処理情報9を表10に示す。
【0132】
【表10】
Figure 0003947007
【0133】
このバックアップ処理情報9では、ジョブネットを示すジョブネットID毎に、ジョブネット内及びジョブネット間で最適化されたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとそのアクセス先のテーブルID、先行ジョブネットIDとが割り当てられている。
【0134】
図8は、バックアップ処理の実行スケジュールを最適化したジョブネットの実行状況を示すブロック図である。
【0135】
各ジョブネットID「NET1」〜「NET5」の示すジョブネットN1〜N5の事前処理H1〜H5では、バックアップ処理情報9において各ジョブネットID「NET1」〜「NET5」に関連付けされているテーブルIDの示すテーブルに対して、関連付けされているバックアップ処理IDの示すバックアップ処理が実行される。
【0136】
次に、表2に示すアクセス情報23の「アクセス件数」と表6に示す性能係数情報18の「性能係数」とに基づいて、処理時間算出機能11によって各バッチジョブで実行されるアクセスのアクセス時間が算出され、さらに各バッチジョブのアクセス時間の合計が各バッチジョブの処理時間として算出され、表11が生成される(S8)。
【0137】
【表11】
Figure 0003947007
【0138】
次に、表10の「バックアップ処理ID」と「テーブルID」を組み合わせに対して新たな「バッチジョブID」を割り当て、表3に示すデータ容量情報24の「全件数」を「アクセス件数」とし、この「アクセス件数」と表6に示す性能係数情報12の「性能係数」とに基づいて、処理時間算出機能11によって新たな「バッチジョブID」毎の処理時間が算出され、表12が生成される(S9)。
【0139】
【表12】
Figure 0003947007
【0140】
そして、処理時間算出機能11によって「バッチジョブID」と「処理時間」の関係を示す処理時間情報14が生成される(S10)。表13は、この処理時間情報14の例を示すテーブルである。
【0141】
【表13】
Figure 0003947007
【0142】
すなわち、この処理時間情報14は、バッチジョブとバックアップ処理の予測処理時間の一覧である。
【0143】
なお、HWMを記録するバックアップ処理は、テーブルのデータ量に関係なく0秒として処理時間を予測する。
【0144】
次に、実行順序情報22とバックアップ処理情報9と処理時間情報14とに基づいて、スケジュール生成機能16によってスケジュール情報17が生成される(S11)。表14は、スケジュール情報17の例を示すテーブルである。
【0145】
【表14】
Figure 0003947007
【0146】
スケジュール情報17は、各ジョブネットID「NET1」〜「NET5」に対して先行ジョブネットIDを関連付けており、ジョブネットID「NET1」〜「NET5」に対して、ジョブネットN1〜N5で実行されるバッチジョブJ1〜J8を示すバッチジョブID「JOB1」〜「JOB8」を実行順序にしたがって関連付けている。
【0147】
また、スケジュール情報17は、ジョブネットID「NET1」〜「NET5」にそれぞれ事前処理H1〜H5の処理時間を「事前処理時間」として関連付けている。さらに、スケジュール情報17は、実行順序と事前処理H1〜H5の処理時間とバッチジョブJ1〜J8の処理時間とに基づいて、バッチジョブID「JOB1」〜「JOB8」の開始時間、終了時間を関連付けている。
【0148】
そして、スケジュール生成機能16によって生成されたスケジュール情報17の示すスケジュールがグラフ表示される(S12)。
【0149】
図9は、スケジュール情報17に基づいて生成されたグラフ25を表示した図である。
【0150】
以上説明した本実施の形態に係る処理スケジュール設計システム1においては、不要なバックアップ処理を排除でき、全体としてバックアップ処理の実行スケジュールを最適化できる。これにより、無駄なバックアップ処理の処理時間を排除し、処理を高速化できる。
【0151】
また、本実施の形態に係る処理スケジュール設計システム1においては、各バッチジョブのバックアップ処理を統一して運用管理でき、各バッチジョブのバックアップ処理の開発工数を削減できる。
【0152】
また、設計者は、システム設計書21を入力することにより、自動的にバッチジョブの実行スケジュールのシミュレーション結果を得ることができるため、データベースの設計作業を容易に行うことができる。
【0153】
なお、本実施の形態においては、バッチジョブや、ジョブネットに対してバックアップ処理を割り当てる場合について説明しているが、同様の手法によりリカバリ処理を割り当てることもできる。すなわち、リカバリ処理ではバックアップ処理によって複写されたテーブルを用いてテーブルの復元を行うため、バックアップ処理と同様の決定手法でリカバリ時に復元するテーブルを統一的に決定することができる。これにより、リカバリ処理の開発工程も削減できる。
【0154】
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第1の実施の形態に係る処理スケジュール設計方法を利用した処理スケジュール設計サービスについて説明する。
【0155】
図10は、本実施の形態に係る処理スケジュール設計サービスを例示するブロック図であり、図1と同一の部分については同一の符号を付している。
【0156】
設計者26の操作するブラウザ27と処理スケジュール設計システム1とは、例えばインターネットなどのようなネットワーク28を介して接続されている。
【0157】
処理スケジュール設計システム1は、Webサーバとしての機能を持ち、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)により運用・管理される。
【0158】
設計者26は、ブラウザ27を用いて処理スケジュール設計システム1の持つ入力ページを参照し、この入力ページを利用してシステム設計書21、性能係数情報12などを入力する。
【0159】
入力されたシステム設計書21や性能係数情報12は、ネットワーク28を介して処理スケジュール設計システム1に提供され、バックアップ処理情報10、処理時間情報14、スケジュール情報17、グラフ25が生成される。
【0160】
生成されたバックアップ処理情報10、処理時間情報14、スケジュール情報17、グラフ25は、ネットワーク28を介してブラウザ27に提供され、表示される。
【0161】
これにより、設計者26は、ASPの提供する処理スケジュール設計サービスを受けることができる。設計者26は、ASPから処理スケジュール設計サービスの提供を受けることにより、自己で処理スケジュール設計プログラム20を保持する必要がなく、またASPの開発した最新のルールを利用したスケジュール結果を得ることができ、保守、運用の面で効率的に処理スケジュールを取得できる。
【0162】
ASPは、設計者26の望む処理スケジュール設計サービスを提供することによりサービス料金を得ることが可能となる。
【0163】
なお、上記第1及び第2の実施の形態に係る処理スケジュール設計システム1の各構成要素は、自由に組み合わせてもよく、また複数の要素に分割してもよく、配置位置を変更してもよい。例えば、各格納部6、10、13、15、18は一つに統合してもよい。
【0164】
また、処理スケジュール設計プログラム20は、複数のコンピュータ上に分散され、連携しつつ動作してもよい。
【0165】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明においては、処理に対するバックアップ処理又はリカバリ処理をシステム全体で統一でき、システム全体で最適化された処理スケジュールを設計でき、バックアップ処理の統合により処理時間を短縮化できる。
【0166】
また、本発明においては、バックアップ処理又はリカバリ処理をシステム全体で統一することで運用管理が容易となり、各処理に対するバックアップ処理及びリカバリ処理の開発工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の第1の実施の形態に係る処理スケジュール設計システムの構成の例を示すブロック図。
【図2】バックアップ処理の例を説明するブロック図。
【図3】リカバリ処理の例を説明するブロック図。
【図4】テーブルを複写するバックアップ処理を示すブロック図。
【図5】テーブルのHWMを記憶するバックアップ処理を示すブロック図。
【図6】バックアップ処理の統合状況を例示するブロック図。
【図7】同実施の形態に係る処理スケジュール設計方法の例を示すフローチャート。
【図8】バックアップ処理の実行スケジュールを最適化したジョブネットの実行状況を示すブロック図。
【図9】スケジュール情報に基づいて生成されたグラフを表示した図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る処理スケジュール設計サービスを例示するブロック図。
【図11】一般的なバッチジョブの実行スケジュールを例示するブロック図。
【符号の説明】
1…処理スケジュール設計システム
2…スケジュール設計部
3…処理時間情報生成部
4…シミュレーション部
5a〜5c…規則情報
6、10、13、15、18…格納部
7…参照機能
8…選択機能
9…バックアップ処理情報
11…処理時間算出機能
12…性能係数情報
14…処理時間情報
16…スケジュール生成機能
17…スケジュール情報
19…記録媒体
20…処理スケジュール設計プログラム
21…システム設計書
22…実行順序情報
23…アクセス情報
24…データ容量情報
25…グラフ
26…設計者
27…ブラウザ
28…ネットワーク
A〜C…ルール

Claims (14)

  1. コンピュータに、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとの処理で実行されるアクセスのアクセス先を示すアクセス先IDとアクセス種別とを関連付けたアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けるとともに所定の関係を持つ複数のバックアップ処理IDと統合後のバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照する参照機能と、
    前記参照機能によって参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択し、選択されたバックアップ処理IDの中に前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する選択機能と
    を実現させるための処理スケジュール設計プログラム。
  2. 請求項1記載の処理スケジュール設計プログラムにおいて、
    前記アクセス情報は、前記スケジュール設計対象の処理に対する先行処理を示す先行処理IDと前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとアクセス種別とアクセス先IDとを関連付けた情報であり、
    前記選択機能は、前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択した後、前記スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対して選択されたバックアップ処理ID前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一でありかつ関連する先行処理IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する
    ことを特徴とする処理スケジュール設計プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の処理スケジュール設計プログラムにおいて、
    前記選択機能は、リカバリポイントから次のリカバリポイントまでの範囲でバックアップ処理IDが所定の関係を持つか否かを判定することを特徴とする処理スケジュール設計プログラム。
  4. コンピュータに、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとその処理で実行されるアクセスのアクセス種別とを関連付けるとともに前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセス毎にアクセス件数を含むアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照する参照機能と、
    前記参照機能によって参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択する選択機能と、
    前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセスについて設定されている所定件数当たりのアクセス時間と前記アクセス情報に含まれているアクセス件数とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理の処理時間を算出し、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDの示すバックアップ処理の所定件数当たりのアクセス時間とアクセス先のデータ量とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理に対応するバックアップ処理の処理時間を算出する処理時間算出機能と
    を実現させるための処理スケジュール設計プログラム。
  5. 請求項記載処理スケジュール設計プログラムにおいて、
    前記処理時間算出機能によって求められた処理時間に基づいて、前記スケジュール設計対象の処理とこの処理に対応するバックアップ処理とに関するスケジュール情報を生成するスケジュール生成機能を実現させる処理スケジュール設計プログラム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか記載の処理スケジュール設計プログラムにおいて、
    前記スケジュール設計対象の処理は、ジョブ又は少なくとも一つのジョブを含むジョブネットであることを特徴とする処理スケジュール設計プログラム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか記載の処理スケジュール設計プログラムにおいて、
    バックアップ処理IDに代えてリカバリ処理IDを適用することを特徴とする処理スケジュール設計プログラム。
  8. コンピュータにより処理の実行スケジュールの設計を支援する方法において、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとこの処理で実行されるアクセスのアクセス先を示すアクセス先IDとアクセス種別とを関連付けたアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けるとともに所定の関係を持つ複数のバックアップ処理IDと統合後のバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照し、
    参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択し、選択されたバックアップ処理IDの中に前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する
    ことを特徴とする処理スケジュール設計方法
  9. 請求項8記載の処理スケジュール設計方法において、
    前記アクセス情報は、前記スケジュール設計対象の処理に対する先行処理を示す先行処理IDと前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとアクセス種別とアクセス先IDとを関連付けた情報であり、
    前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対するバックアップ処理IDを選択した後、前記スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDに前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一でありかつ関連する先行処理IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する
    ことを特徴とする処理スケジュール設計方法。
  10. コンピュータにより処理実行スケジュールの設計を支援する方法において、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとその処理で実行されるアクセスのアクセス種別とを関連付けるとともに前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセス毎にアクセス件数を含むアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照し、
    参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択し、
    前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセスについて設定されている所定件数当たりのアクセス時間と前記アクセス情報に含まれているアクセス件数とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理の処理時間を算出し、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDの示すバックアップ処理の所定件数当たりのアクセス時間とアクセス先のデータ量とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理に対応するバックアップ処理の処理時間を算出する
    ことを特徴とする処理スケジュール設計方法。
  11. 処理の実行スケジュールの設計を支援する装置において、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとこの処理で実行されるアクセスのアクセス先を示すアクセス先IDとアクセス種別とを関連付けたアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けるとともに所定の関係を持つ複数のバックアップ処理IDと統合後のバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照する参照手段と、
    前記参照手段によって参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択し、選択されたバックアップ処理IDの中に前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する選択手段と
    を具備したことを特徴とする処理スケジュール設計装置
  12. 請求項11記載の処理スケジュール設計装置において、
    前記アクセス情報は、前記スケジュール設計対象の処理に対する先行処理を示す先行処理IDと前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとアクセス種別とアクセス先IDとを関連付けた情報であり、
    前記選択手段は、前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対するバックアップ処理IDを選択した後、前記スケジュール設計対象の各処理を示す各処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDに前記所定の関係を持つバックアップ処理IDがありかつ関連するアクセス先IDが同一でありかつ関連する先行処理IDが同一の場合に、前記所定の関係を持つバックアップ処理IDに代えて関連する統合後のバックアップ処理IDを選択する
    ことを特徴とする処理スケジュール設計装置。
  13. 処理の実行スケジュールの設計を支援する装置において、
    スケジュール設計対象の処理を示す処理IDとその処理で実行されるアクセスのアクセス種別とを関連付けるとともに前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセス毎にアクセス件数を含むアクセス情報と、アクセス種別とそのアクセス種別に応じたバックアップ処理を示すバックアップ処理IDとを関連付けた規則情報とを参照する参照手段と、
    前記参照手段によって参照された前記アクセス情報と前記規則情報とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対するバックアップ処理IDを選択する選択手段と、
    前記スケジュール設計対象の処理で実行されるアクセスについて設定されている所定件数当たりのアクセス時間と前記アクセス情報に含まれているアクセス件数とに基づいて、
    前記スケジュール設計対象の処理の処理時間を算出し、前記スケジュール設計対象の処理を示す処理IDに対して選択されたバックアップ処理IDの示すバックアップ処理の所定件数当たりのアクセス時間とアクセス先のデータ量とに基づいて、前記スケジュール設計対象の処理に対応するバックアップ処理の処理時間を算出する処理時間算出手段と
    を具備したことを特徴とする処理スケジュール設計装置。
  14. 請求項13記載の処理スケジュール設計装置において、
    前記処理時間算出手段によって求められた処理時間に基づいて、前記スケジュール設計対象の処理とこの処理に対応するバックアップ処理とに関するスケジュール情報を生成するスケジュール生成手段をさらに具備したことを特徴とする処理スケジュール設計装置。
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