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JP3956257B2 - ラベル発行機 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PLUファイル(PLU:Price Look Up)に登録された商品情報を所定のラベルフォーマットに従い印字するようにしたラベル発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】
PLUファイルに登録された商品情報を所定のラベルフォーマットに従い印字するようにしたラベル発行機では、複数のラベルフォーマットから所望のラベルフォーマットを選択することができるように構成されているのが一般的である。つまり、そのようなラベル発行機では、複数のラベルフォーマットを予め保持しており、選択されたラベルフォーマットに従い印字バッファに印字データを展開してPLUファイルに登録された所望の商品情報をラベルに印字するようにしている。
【0003】
ここで、ラベルフォーマットの選択の仕方として、従来のラベル発行機には二通りの選択手法がある。一つ目の手法は、PLUファイルが各商品毎にラベルフォーマットに関する情報、つまり、フォーマット特定情報を有し、このフォーマット特定情報に基づいてラベルフォーマットを選択するという手法である(以下、便宜上、PLUファイル設定方式という)。このPLUファイル設定方式は、フォーマット特定情報を各商品毎に自由に設定することができるという特質を備える。もう一つの手法は、ラベル発行機自体にラベルフォーマットの選択機能が備えられ、この選択機能によってラベルフォーマットを選択するという手法である(以下、便宜上、機械設定方式という)。この機械設定方式は、フォーマット特定情報を各商品毎に共通化することができるという特質を備える。
【0004】
ついで、従来のラベル発行機には、第2のラベル発行機を接続することができるようなものもある。つまり、このような接続構造を持つシステムでは、ラベル発行機に接続された第2のラベル発行機に対するデータ転送を可能とすることで、ラベル発行機から第2のラベル発行機に印字データを転送することにより、第2のラベルプリンタからもラベルを発行することができるようにしている。この場合、第2のラベル発行機から発行するラベルのラベルフォーマットの指定は、ラベル発行機側で行うように構成されたものと、第2のラベル発行機側で指定するように構成されたものとの二種類がある。いずれにしても、ラベル発行機に第2のラベル発行機を接続するようにシステム構成されたものでは、同一の商品情報に関して、ラベル発行機で発行するラベルのラベルフォーマットと第2のラベル発行機で発行するラベルのラベルフォーマットとを別個独立に選択できるように構成されているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ラベルフォーマットの選択の仕方として、PLUファイル設定方式を採用した場合、ラベルフォーマットはPLUファイルの内容に依存することになる。このため、各商品について同じラベルフォーマットを持ったラベルを発行したいような場合、PLUファイル中のフォーマット特定情報を各商品毎に全部同じにしなければならないという不都合がある。これでは、フォーマット特定情報を各商品毎に自由に設定することができるというPLU設定方式が持つ特質が生かされないばかりか、ラベル発行の都度、PLUファイル中のフォーマット特定情報を各商品毎に全部同じに設定し直すという操作は現実性を欠く。
【0006】
次いで、ラベルフォーマットの選択の仕方として、機械設定方式を採用した場合、ラベルフォーマットはラベル発行機が持つラベルフォーマットの選択機能に依存することになる。この場合、ラベルの発行は選択された1種類のラベルフォーマットによってのみ行われるため、ラベルフォーマットの再選択が行われない限り、そのラベルフォーマットに従い全ての商品についてラベルが発行されることになる。このため、各商品毎にラベルフォーマットを変更したいような場合、ラベルフォーマットの再選択を繰り返さなければならず、操作が煩雑であるという不都合がある。
【0007】
さらに、ラベル発行機に第2のラベル発行機が接続されたシステムの場合、第2のラベル発行機から発行されるラベルのフォーマットは、機械設定方式によってのみ決定される。このため、各商品毎にラベルフォーマットを変更したいような場合、ラベル発行機側で、あるいは、第2のラベル発行機側で、ラベルフォーマットの再選択を繰り返さなければならず、操作が煩雑であるという不都合がある。
【0008】
本発明の目的は、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベルの発行と各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルの発行とを煩雑な操作なしに実現することである。
【0009】
本発明の別の目的は、ラベル発行機に接続された第2のラベル発行機からでも、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルを煩雑な操作なしに発行することができるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のラベル発行機は、PLUファイルに登録された複数の商品情報の中から1つを選択して選択した商品情報を所定のラベルフォーマットに従い印字バッファに展開し、印字バッファに展開された印字データに基づいてラベル用紙に印字を行うようにしたラベル発行機において、複数種類のラベルフォーマットを格納するフォーマット格納領域と、所定のラベルフォーマットを特定する第1のフォーマット特定情報が設定されるフォーマット設定領域と、フォーマット設定領域に設定された第1のフォーマット特定情報と、PLUファイルに各商品毎に設定された所定のラベルフォーマットを特定する第2のフォーマット特定情報とのうち、いずれのフォーマット特定情報を用いるかを記憶する記憶部の設定内容を操作入力によって選択設定可能な選択手段と、選択手段による記憶部の設定内容の選択に従い、フォーマット設定領域とPLUファイルとのいずれか一方からフォーマット特定情報を獲得するフォーマット獲得手段と、フォーマット獲得手段によって獲得されたフォーマット特定情報によって特定されたラベルフォーマットをフォーマット格納領域から呼び出して印字バッファに展開するフォーマット展開手段と、を備える。
【0011】
従って、選択手段の選択により、ラベルフォーマットを検索する対象がフォーマット設定領域なのかPLUファイルなのかが選択される。この場合、フォーマット設定領域に設定された第1のフォーマット特定情報は各商品毎に共通しており、PLUファイルに設定された第2のフォーマット特定情報は各商品毎独自のものである。よって、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベルの発行を行う場合にはフォーマット設定領域を選択すれば良く、また、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルの発行を行う場合にはPLUファイルを選択すれば良い。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のラベル発行機において、第2のラベル発行機の接続を許容して接続された第2のラベル発行機に対してデータ転送を行うデータ転送手段と、PLUファイルに設定された第2のフォーマット特定情報によって特定されたラベルフォーマットをフォーマット格納領域から呼び出してデータ転送手段により第2のラベル発行機にデータ転送するラベルフォーマット転送手段と、商品情報獲得手段が獲得した商品情報をデータ転送手段により第2のラベル発行機にデータ転送する商品情報転送手段と、を備える。
【0013】
従って、第2のラベル発行機にはPLUファイルに設定された第2のフォーマット特定情報に特定されてフォーマット格納領域から呼び出されたラベルフォーマットがデータ転送手段に転送される。これにより、商品データの転送を受けた第2のラベル発行機では、そのラベルフォーマットに従った印字データが生成される。この場合、PLUファイルに設定された第2のフォーマット特定情報は各商品毎独自のものであるため、ラベル発行機に接続された第2のラベル発行機からでも、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルを煩雑な操作なしに発行することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、図示しないサーマルプリンタヘッドを用いてラベル用紙101(図8及び図9参照)にライン型の印字を行うラベル発行機への適用例である。また、本実施の形態は、秤部を備え、この秤部による秤量結果に基づいて得られた情報をラベル101に印字することもできる。
【0015】
図1は、各部の電気的接続のブロック図である。まず、各種演算処理を実行して各部を集中的に制御するCPU1が設けられ、このCPU1には動作プログラムやPLUファイル2(図2参照)等を格納するフラッシュROM3と、各種の可変データを書き換え自在に格納してワークエリアや印字バッファ等として用いられるRAM4とがバスライン5を介して接続されており、これにより、マイクロコンピュータ6(以下、マイコン6と略称する)が構成されている。このマイコン6により、ラベル発行機における各部が制御される。ここで、本実施の形態では、動作プログラムがフラッシュROM3に格納されているが、これは、フラッシュROM3の空き領域を有効活用する目的で行われているだけである。実施に際しては、ROMを別途設け、このROMに動作プログラムが書き込まれたいわゆるファームウェア構成となっていても良い。また、本実施の形態では、フラッシュROM3にPLUファイル2が格納されているが、実施に際しては、例えばバスライン5に接続されたイーサネットインターフェース7を介してLAN上からPLUファイル2の全部又は一部をダウンロードできる構成であっても良い。
【0016】
次いで、前述したサーマルプリンタヘッドを含む第1プリンタユニット8が設けられ、この第1プリンタユニット8は第1プリンタエンジン9を介してバスライン5に接続され、マイコン6に統括制御される。また、前述した秤部を構成するロードセルユニット10が設けられ、このロードセルユニット10は秤インターフェース11を介してバスライン5に接続され、マイコン6に統括制御される。また、バスライン5に接続されてマイコン6に統括制御されるものとしては、キーコントローラ12を介してバス接続されるキーボード13と、表示コントローラ14を介してバス接続されるLCDディスプレイ15及びLED16と、I/Oポート17を介してバス接続される各種センサ18とが設けられている。ここで、LCDディスプレイ15は、タッチパネル構成のものである。さらに、バスライン5には、第2プリンタインターフェース19を介して第2のラベル発行機としての第2プリンタユニット20が接続されている。この第2プリンタインターフェース19は、マイコン6の統括制御によってラベル発行機に接続された第2プリンタユニット20にデータ転送を行うデータ転送手段の機能が実行されるに際して不可欠な要素である。
【0017】
次いで、フラッシュROM3には、PLUファイル2等の他に、複数種類のラベルフォーマットが記憶保持されている。これらのラベルフォーマットは、ラベル101に対して印字を行う際の書式情報である。したがって、フラッシュROM3は、ラベルフォーマットを格納するフォーマット格納領域として機能する。ここで、本実施の形態ではフォーマット格納領域としてフラッシュROM3が用いられているが、実施に際しては、これに限定されるわけではなく、ハードディスクや光メディア等、各種の情報記憶媒体を利用することができる。
【0018】
図2は、フラッシュROM3に格納されたPLUファイル2の構造を示す模式図である。PLUファイル2には、各商品毎に、1〜38項目までの各内容、例えば、品番(1項目)、分類コード(2項目)、JANコード(4項目)等について、桁数、バイト数、データタイプ及び備考が設定されたファイル構造を持つ。このようなPLUファイル2には、22項目目に配列された第1プリンタユニット8のためのラベルフォーマット2aと、38項目目に配列された第二プリンタユニット20のためのラベルフォーマット2bとが各商品毎に設定可能となっている。これらのラベルフォーマット2a,2bは、フラッシュROM3に格納された複数のラベルフォーマットのうちの1つを特定する第2のフォーマット特定情報として機能する。
【0019】
図3は、RAM4内にバックアップされているプリンタ情報の模式図である。プリンタ情報には、どのプリンタユニット8,20を使用するかを決定するためのプリンタ切替情報21として、第1プリンタユニット8のみ、第2プリンタユニット20のみ、または、第1プリンタユニット8と第2プリンタユニット20との両方の3通りの設定が可能である。また、プリンタ情報には、第1プリンタユニット8のためのラベルフォーマット22aと、第2プリンタユニット20のためのラベルフォーマット22bとが設定可能となっている。これらのラベルフォーマット22a,22bは、50種類ずつ設定可能であり、フラッシュROM3に格納されたラベルフォーマットを特定する第1のフォーマット特定情報として機能する。そこで、RAM4内のプリンタ情報を格納する領域は、フォーマット設定領域として用いられる。
【0020】
図4は、RAM4内におけるイニシャル設定内容を示す模式図である。本実施の形態のラベル発行機では、イニシャル設定中のイニシャル5として、1項目〜8項目までの各項目の設定が可能となっている。つまり、キーボード13やLCDディスプレイ15のタッチパネルによってイニシャル設定作業の実行が指定されると、マイコン6の統括制御によって、図4に例示する設定内容に相当する画面がLCDディスプレイ15に表示される。これらの各設定項目のうち、7項目目では、PLUのラベルフォーマットを使用するか使用しないかが設定可能である。つまり、フラッシュROM3中からのラベルフォーマット選択のために、RAM4内にバックアップされているプリンタ情報中のラベルフォーマット22a,22bを用いるか、あるいは、PLUファイル2中のラベルフォーマット2a,2bを用いるかが、イニシャル設定画面によって設定可能となっている。7項目目のPLUのラベルフォーマットを「使用しない」を選択すれば、フラッシュROM3から所望のラベルフォーマットを選択する識別子として、ラベルフォーマット22a,22bが使用され、PLUのラベルフォーマットを「使用する」を選択すれば、フラッシュROM3から所望のラベルフォーマットを選択する識別子として、PLUファイル2中のラベルフォーマット2a,2bが使用される。ここで、PLUのラベルフォーマットを「使用しない」と「使用する」との選択は、例えば、LCDディスプレイ15上で、いずれかの表示領域を指でタッチするというような周知のタッチパネル手法で実現可能である。
【0021】
図5は、LCDディスプレイ15におけるプリンタ設定用の画面を示す模式図である。キーボード13やLCDディスプレイ15のタッチパネルによってプリンタの選択が指定されると、マイコン6は、図5に例示するような画面をLCDディスプレイ15に表示する。このプリンタ設定用の画面においては、プリンタの切り換え、ラベルフォーマット、送り量、テスト印字、発行方法、ラベル感度、印字濃度及びセンサ15の種別を設定可能である。例えば、第1プリンタユニット8と第2プリンタユニット20とのいずれか一方又は両方を使用するかどうか、各プリンタユニット8,20に割り振られたラベルフォーマットは何番か、というようなことが図5に例示するプリンタ設定用の画面に基づいて設定可能である。より詳細には、マイコン6の統括制御により、「第1プリンタ」がタッチされると第1プリンタユニット8が使用可能となり、「第2プリンタ」がタッチされると第2プリンタユニット20が使用可能となる。この場合、「第1プリンタ」と「第2プリンタ」との両方がタッチされると、両方のプリンタユニット20が使用可能となる。このようなプリンタ種別の設定は、図5に例示する設定画面からの入力に応じて図3に例示するプリンタ切替情報21に、「00」(第1プリンタ)、「01」(第2プリンタ)、「02」(第1および第2プリンタ)のいずれかが設定されることによりなされる。また、第1プリンタに対応するラベルフォーマットの欄をタッチすると、その場所にキーボード13からの入力値が設定され、第2プリンタに対応するラベルフォーマットの欄をタッチすると、その場所にキーボード13からの入力値が設定されるよう、マイコン6は各部を統括制御する。このようなフォーマット情報の設定は、図5に例示する設定画面からの入力に応じて図3に例示するラベルフォーマット22a,22bに「1〜50」の数値が設定されることによりなされる。ここに、フォーマット設定手段の機能が実行される。
【0022】
図6は、LCDディスプレイ15における品番呼び出し画面を示す模式図である。各種の設定を終了した後に、例えばキーボード13からのキー入力によってラベル発行しようとする商品の品番を指定して図6に例示するような品番呼び出し画面をLCDディスプレイ15に呼び出すと(商品情報獲得手段)、設定されたラベルフォーマットの各項目にその商品の商品情報が設定されたラベル101のイメージが表示される。このイメージに対しては、所定の編集も可能である。そして、この状態でキーボード13中に含まれている発行キーを押下すると、ラベル101の発行処理が行われる。
【0023】
図7は、ラベル発行処理の概略を示すフローチャートである。まず、RAM4に設定された図4に例示するイニシャル設定内容を検索し、7項目目のPLUのラベルフォーマットの状態が確認される(ステップS1)。つまり、PLUのラベルフォーマットの状態に応じ、RAM4中にバックアップ保持された第1のフォーマット特定情報であるラベルフォーマット22a,22b(図3参照)を指定するか、PLUファイル2に設けられた第2のフォーマット特定情報であるラベルフォーマット2a,2b(図2参照)を指定するかが選択される。ここに、いずれのフォーマット情報を用いるかを選択する選択手段の機能が実行される。
【0024】
次いで、図4に例示するイニシャル設定内容において7項目目のPLUのラベルフォーマットが「使用する」に設定されていればPLUファイル2からラベルフォーマット2a,2bの情報が呼び出され(ステップS2)、「使用しない」に設定されていればRAM4にバックアップ保持されたラベルフォーマット22a,22bが呼び出される(ステップS3)。この場合、ラベルフォーマット22a,22bは各商品毎に共通しており、ラベルフォーマット2a,2bは各商品毎独自のものである。よって、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベル101の発行を欲する場合には、図4に例示するイニシャル設定内容として7項目目のPLUのラベルフォーマットを「使用しない」に設定しておけば良く、また、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルの発行を行う場合には、図4に例示するイニシャル設定内容として7項目目のPLUのラベルフォーマットを「使用する」に設定しておけば良い。
【0025】
ついで、ステップS2又はステップS3の処理に続き、図3に例示するプリンタ切替情報21が参照され、その設定値が「00」の場合には(ステップS4のY,S9のY)、第1プリンタユニット8からのみラベル101を印字発行する(ステップS5,S10)。また、「01」の場合には(ステップS6のY,S11のY)、第2プリンタユニット20からのみラベル101を印字発行する(ステップS7,S12)。この際、ラベル発行機でのマイコン6の制御により、第2プリンタインターフェース19を通じて、第2プリンタユニット20にラベルフォーマット及び商品情報が転送される(ラベルフォーマット転送手段、商品情報転送手段)。この場合のラベルフォーマットは、PLUファイル2が備えるラベルフォーマット2bか、プリンタ設定用の画面において設定されたラベルフォーマット22bかのいずれかである。さらに、「00」でも「01」でもない場合には(ステップS6のN,S11のN)、両方のプリンタユニット8,20からラベル101が印字発行される(ステップS8,S13)。この場合、「00」でも「01」でもない場合を認識するのではなく、積極的に「02」である場合を認識する構成であっても良い。
【0026】
ここで、ラベル101の印字発行は、RAM4中のバックアップ領域又はフラッシュROM3中のPLUファイルから検索されて呼び出されたラベルフォーマットをRAM4中の印字バッファに展開し(フォーマット展開手段)、展開されたラベルフォーマットに応じて商品情報獲得手段が獲得した商品情報をも印字バッファに展開して印字データを生成し(印字データ生成手段)、これにより生成された印字データに基づいてラベル用紙に印字を実行することによりなされる。本実施の形態では、ステップS7及びS8において、第2のラベル発行機である第2プリンタユニット20からでも、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルを煩雑な操作なしに発行することができる。
【0027】
図8はラベル101への印字例を示すラベルの正面図、図9はラベルへの別の印字例を示すラベル101の正面図である。図8(a)は、PLUファイル2に含まれているラベルフォーマット2aに基づいて第1プリンタユニット8によって印字されたラベル101の例であり、図8(b)は、PLUファイル2に含まれているラベルフォーマット2bに基づいて第2プリンタユニット8によって印字されたラベル101の例である。図8では、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベル101の発行が行われていることがわかる。これに対し、図9(a)は、RAM4のバックアップ領域に設定されたラベルフォーマット22aに基づいて第1プリンタユニット8によって印字されたラベル101の例であり、図9(b)は、RAM4のバックアップ領域に設定されたラベルフォーマット22bに基づいて第1プリンタユニット8によって印字されたラベル101の例である。本実施の形態では、そのようなラベルフォーマットに従ったラベル101の印字発行を全ての商品について実行可能である。このように、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベル101の発行と各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベル101の発行とが煩雑な操作なしに両立する。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、ラベルフォーマットの検索を、フォーマット設定領域に設定された各商品毎に共通する第1のフォーマット特定情報に対して行うか、PLUファイルに設定された各商品毎に独自の第2のフォーマット特定情報に対して行うかを選択可能としたので、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベルの発行を行う場合にはフォーマット設定領域を選択し、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルの発行を行う場合にはPLUファイルを選択することで、各商品について同一のラベルフォーマットを持つラベルの発行と各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルの発行とを煩雑な操作なしに両立することができる。
【0029】
請求項2記載の発明は、ラベル発行機に接続された第2のラベル発行機に各商品毎に独自の第2のフォーマット特定情報に基づくラベルフォーマットを転送するようにしたので、ラベル発行機に接続された第2のラベル発行機からでも、各商品毎に独自のラベルフォーマットを持つラベルを煩雑な操作なしに発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す各部の電気的接続のブロック図である。
【図2】RAM内にバックアップされているプリンタ情報の模式図である。
【図3】RAM内におけるイニシャル設定内容を示す模式図である。
【図4】フラッシュROMに格納されたPLUファイルの構造を示す模式図である。
【図5】ディスプレイにおけるプリンタ設定用の画面を示す模式図である。
【図6】ディスプレイにおける品番呼び出し画面を示す模式図である。
【図7】ラベル発行処理の概略を示すフローチャートである。
【図8】ラベルへの印字例を示すラベルの正面図である。
【図9】ラベルへの別の印字例を示すラベルの正面図である。
【符号の説明】
2 PLUファイル
2a,2b 第2のフォーマット特定情報(ラベルフォーマット)
3 フォーマット格納領域(フラッシュROM)
4 印字バッファ(RAM)
4 フォーマット設定領域(RAM)
20 第2のラベル発行機(第2プリンタユニット)
21a,21b 第1のフォーマット特定情報(ラベルフォーマット)
S1 選択手段
S2,S3 フォーマット獲得手段

Claims (2)

  1. PLUファイルに登録された複数の商品情報の中から1つを選択して選択された商品情報を所定のラベルフォーマットに従い印字バッファに展開し、前記印字バッファに展開された印字データに基づいてラベル用紙に印字を行うようにしたラベル発行機において、
    複数種類の前記ラベルフォーマットを格納するフォーマット格納領域と、
    所定の前記ラベルフォーマットを特定する第1のフォーマット特定情報が設定されるフォーマット設定領域と、
    前記フォーマット設定領域に設定された前記第1のフォーマット特定情報と前記PLUファイルに各商品毎に設定された所定の前記ラベルフォーマットを特定する第2のフォーマット特定情報とのうちいずれのフォーマット特定情報を用いるかを記憶する記憶部の設定内容を操作入力によって選択設定可能な選択手段と、
    前記選択手段による前記記憶部の設定内容の選択に従い、前記フォーマット設定領域と前記PLUファイルとのいずれか一方から前記フォーマット特定情報を獲得するフォーマット獲得手段と、
    前記フォーマット獲得手段によって獲得された前記フォーマット特定情報によって特定された前記ラベルフォーマットを前記フォーマット格納領域から呼び出して前記印字バッファに展開するフォーマット展開手段と、
    を備えるラベル発行機。
  2. 第2のラベル発行機の接続を許容して接続された前記第2のラベル発行機に対してデータ転送を行うデータ転送手段と、
    PLUファイルに設定された第2のフォーマット特定情報によって特定された前記ラベルフォーマットを前記フォーマット格納領域から呼び出して前記データ転送手段により前記第2のラベル発行機にデータ転送するラベルフォーマット転送手段と、前記商品情報獲得手段が獲得した商品情報を前記データ転送手段により前記第2のラベル発行機にデータ転送する商品情報転送手段と、
    を備える請求項1記載のラベル発行機。
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