JP3964071B2 - 印刷機のインキローラー用被覆剤組成物、およびそれを用いたインキローラー保護方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は平版印刷機のインキローラーを被覆して、当該ローラーからの溶剤の離脱等によって起こる径細りを防止するためのインキローラー用被覆剤組成物、およびそれを用いたインキローラー保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に平版印刷機は、図1に示すように、インキ出しローラー2、インキ移しローラー3、インキ練りローラー4、5、インキ着けローラー7などのインキロ−ラ−と呼ばれるゴム製ローラーと、金属製のインキ練りローラー6を有している。インキ壷1より供給される印刷インキを上記の多数のローラー間を転移させ、版胴8に運びブランケット胴(図示されていない)を介して紙などの被印刷物に転移させることで印刷物が得られる。
【0003】
平版印刷方式は画像再現性が良好で、美粧印刷物を得ることのできる代表的な印刷方式であるが、その分使用される印刷機の各部分の調整にも高い精度が要求される。たとえば、回転するインキローラーと版胴との押圧接触によってインキが刷版に供給されるが、押圧力がわずかでも低くなりすぎると、途端にインキ供給量が不足し濃度不足が生じ、印刷物のカスレや抜けの原因になる。
【0004】
そのために、本印刷を始める前に十分にインキ供給量の初期調整を行わなければならず、この調整が作業能率を低下させる大きな原因となっている。
【0005】
さらに、印刷インキ組成物に使用される溶剤はインキローラーを膨潤させる性質をもっており、印刷作業が進むにつれてローラー温度が高くなると溶剤による膨潤量が増加し、インキローラーの径が太くなる。したがって、本印刷開始後も径の変化がなくなるまで押圧力の微調整が必要となる。
【0006】
ここで、同一印刷物の印刷が何日にも及ぶ場合、最初の印刷が終了して次の日まで印刷が中断されると、その間にインキローラーの温度低下や溶剤離脱によって、元の径までの細りが生じ、その結果ローラーニップ(ローラーとローラーとの接触面積)が印刷機の停止前より狭くなり、印刷機を再稼動する際に適正なインキ転移が行われず、様々なトラブルが発生する。
【0007】
したがって、せっかく初期調整と微調整を済ませても、以後、印刷が中断されるたびに同じ作業が必要となり、この調整時間が印刷コストに影響して問題となっている。
【0008】
この問題を解決するために、印刷機にプラスチックシートカバーをかぶせて保温する方法、中断前にインキローラーにマシン油を塗布する方法などが試みられているが、ほとんど効果が無いというのが現状である。
【0009】
本出願人らは、これらの問題を解決するために、すでに特開平10−250256号公報で、インキバインダー樹脂、高沸点鉱物油、乾燥抑制剤を含有したインキローラー用被覆剤組成物を提案している。
【0010】
本出願人が提案したインキローラー用被覆剤組成物は、上記の問題を解決することには効果を有している。しかしながら、このインキローラー用被覆剤組成物は、より高い性能が要求された場合、ローラー上での乾燥性や粘度変化等の問題を有するためインキローラー保護剤としては未だ不十分なものである。
【0011】
さらに近年、環境問題が重要視されており、それに応じたインキローラー用被覆剤組成物が要求されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の問題を解決し、印刷が中断された後であっても、ほとんど調整することなしに印刷が再開でき、かつ環境にやさしいインキローラー用被覆剤組成物、およびこれを用いたインキローラー保護方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、(1)平版インキ用バインダー樹脂と、半乾性油および不乾性油から選ばれる少なくとも1種の植物油とを含有するインキローラー用被覆剤組成物であって、前記植物油を全被覆剤組成物中に5〜80重量%含有することを特徴とするインキローラー用被覆剤組成物に関する。
【0014】
さらに本発明は、(2)さらに無機顔料および/または有機顔料を含有する前記(1)項記載のインキローラー用被覆剤組成物に関する。
【0015】
さらに本発明は、(3)平版印刷機のインキローラーに前記(1)または(2)項のいずれかに記載のインキローラー用被覆剤組成物を塗布することを特徴とするインキローラー保護方法に関する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】
本発明のインキローラー用被覆剤組成物のバインダー樹脂としては平版インキ用のものを用いる。これは本発明のインキローラー用被覆剤組成物の組成をできるだけ平版インキの組成に近いものとし、使用する平版インキに混入しても印刷物への影響を少なくするためである。
【0018】
本発明に使用される平版インキバインダー樹脂としては、石油樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、各種アルキッド樹脂、ロジンマレイン酸樹脂、ポリエステル樹脂、環化ゴム等、あるいはこれらの変性物があげられる。これらバインダー樹脂は単独で使用でき、あるいは2種以上を併用できる。
【0019】
平版インキ用バインダー樹脂は通常全インキローラー被覆剤組成物中に5〜40重量%、好ましくは15〜40重量%含有される。
【0020】
本発明に使用される半乾性油および不乾性油から選ばれる少なくとも1種の植物油としては、大豆油、ナタネ油、綿実油、オリーブ油、ひまし油等があげられる。これらの植物油は、単独で使用でき、あるいは2種以上を併用できる。植物油は通常全インキローラー用被覆剤組成物中に5〜80重量%、好ましくは35〜60重量%含有される。
【0021】
前記植物油の含有量が前記範囲未満では、インキローラーの径細り防止効果ならびにローラー上でのインキローラー用被覆剤組成物のタックアップ(粘度の急激な上昇)防止効果が発揮されない。一方、前記植物油の含有量が前記範囲を超えると、インキローラー用被覆剤組成物の粘度が低くなり、ローラーに被覆するのが困難となる。
【0022】
本発明のインキローラー用被覆剤組成物には、必要に応じて性能が低下しない範囲で、鉱物油を併用できる。このなかでも、沸点温度350℃〜490℃の鉱物油が好適に使用できる。
【0023】
沸点範囲350℃〜490℃の鉱物油としては、一般にマシン油と呼ばれる高沸点石油留分が利用でき、たとえば三共油化工業(株)製三共インキオイル145(沸点範囲398℃〜488℃)、日本石油(株)製日石インクオイル20(沸点範囲352℃〜485℃)等が挙げられる。
【0024】
沸点範囲が前記範囲より低い鉱物油を使用すると、ローラー上でタックアップし、後述するように、再印刷開始時に被覆剤組成物を紙などの被印刷物を利用して取り除く際に、紙の巻き付きなどのトラブルが発生する問題が生じやすくなる。また、沸点範囲が前記範囲より高い鉱物油を使用すると被覆組成物自身の粘度が高くなり、再印刷開始時にこれを除去する手間がかかりすぎる問題を有する。
【0025】
本発明においては、必要に応じて無機顔料および/または有機顔料を配合することができる。
【0026】
無機顔料としては炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、ホワイトカーボン、シリカ、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム、カオリン、クレー、タルク、ベントナイト等の体質顔料、酸化チタン、亜鉛華等の白色顔料、カーボンブラック、鉄黒、べんがら、紺青などの有色顔料があげられる。
【0027】
有機顔料としては不溶性アゾ系顔料、アゾレーキ系顔料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、イソインドリン系顔料、ジオキサジン系顔料等、一般に平版インキに使用されている顔料が利用できる。
【0028】
これら顔料を使用するばあいは、全インキローラー用被覆剤組成物中に5〜50重量%、好ましくは5〜35重量%の割合で配合することができる。顔料を配合するばあいは、使用する印刷インキの色と同系色の色とすることが好ましく、それにより印刷インキに混入しても印刷物への影響を少なくできる。
【0029】
本発明においては、必要に応じて、乾燥抑制剤をインキローラー用被覆剤組成物中に併用して使用することも可能である。
【0030】
乾燥抑制剤としては、フェノール系の酸化防止剤として、2,6-ジ−t−ブチル−3−メチルフェノール(BHT)、スチレン化フェノール、n−オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、オイゲノール、ピロガロール、カテコール、グアヤコール等が挙げられ、キノン系では、2−t−ブチルハイドロキノン、ハイドロキノン等、アミン系ではアルキル化ジフェニルアミン等が挙げられる。乾燥抑制剤を使用する場合は、全インキローラー用被覆剤組成物中に1重量%以下含有させるのが好ましい。
【0031】
本発明のインキローラー用被覆剤組成物の中で好ましい組成は、インキ用バインダー樹脂15〜40重量%、植物油35〜60重量%、顔料5〜50重量%からなり、鉱物油を含まないか、鉱物油を含む場合は沸点範囲350〜490℃の鉱物油を1〜10重量%含有し、さらに乾燥抑制剤を含まないか、含んでいても1重量%以下のものである。
【0032】
本発明のインキローラー保護方法についての一実施態様を図1を用いて説明する。図1は平版印刷装置のインキ供給部の模式図である。印刷停止時にインキ出しローラー2とインキ移しローラー3との押圧を解除して、非接触状態とし、インキ移しローラー3にヘラ等で該インキローラー用被覆剤組成物をのせて、インキ練りローラー4、5、6、インキ着けローラー7を低速で回転させながら各ローラーに転移させて、被覆する。また、インキ移しローラー3にインキローラー用被覆剤組成物の供給装置9を設置し、各ローラー4、5、6、7にインキローラー用被覆剤組成物を転移させながら被覆することも良好な実施態様の一つである。インキローラー用被覆剤組成物の塗布量は特に制限されないが、通常5〜30g/m2の範囲が好ましい。
【0033】
ついで、印刷再開時に紙などの被印刷物を用いて通常の印刷操作を行うことによって、新たに供給される印刷インキとともに、ブランケットを介してインキロ―ラー上のインキローラー用被覆剤組成物を転移させて取り除く。本発明のインキローラー用被覆剤組成物はタックアップが小さいため、紙の巻き付きなどのトラブルがなく短時間でインキローラー上より簡単に除去でき、また印刷インキ組成に近い組成であることから、印刷インキに混入しても印刷物への影響が少なく、特別な除去作業なしで良好な印刷物がすぐに得られる。
【0034】
本発明の保護方法により印刷機の停止時におけるインキローラーの径細りが防止され、各種インキローラーのローラーニップの変化が少なく、インキローラー用被覆剤組成物のタックアップも小さいため、印刷再開時にインキローラー間の押圧を再調整する必要が無く、インキ出しローラー2とインキ移しローラー3とを接触状態にし、インキ壷1よりインキを供給すれば短時間で再印刷が可能となり、作業時間が大幅に短縮できる。
【0035】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例中、部および%は重量部および重量%をそれぞれ表す。
【0036】
<ワニス製造例>
[ワニスA]
攪拌器、コンデンサ、温度計を付した4つ口フラスコにタマノール361(ロジン変性フェノール樹脂、荒川化学工業(株)製)40部、6号ソルベント(沸点範囲294℃〜345℃の鉱物油、日本石油化学(株)製、以下鉱物油Aという)40部、重合アマニ油20部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら昇温加熱し、200℃で30分間攪拌しワニスA100部を得た。
【0037】
[ワニスB]
攪拌器、コンデンサ、温度計を付した4つ口フラスコにタマノール361(ロジン変性フェノール樹脂、荒川化学工業(株)製)の40部、6号ソルベント40部、大豆油20部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら昇温加熱し、200℃で30分間攪拌しワニスB100部を得た。
【0038】
[ワニスC]
攪拌器、コンデンサ、温度計を付した4つ口フラスコにタマノール361の40部、大豆油60部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら昇温加熱し、200℃で30分間攪拌しワニスC100部を得た。
【0039】
[実施例1]
ワニスA25部、ワニスB30部、白艶華CC(炭酸カルシウム、白石工業(株)製)30部、鉱物油A7.5部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、三共インキオイル145(沸点範囲398℃〜488℃、三共油化工業(株)製、以下鉱物油Bという)7部とBHT(乾燥抑制剤)0.5部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物1を得た。
【0040】
[実施例2]
ワニスB55部、白艶華CC30部、鉱物油A7.5部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、鉱物油B7部とBHT0.5部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物2を得た。
【0041】
[実施例3]
ワニスC55部、白艶華CC30部、鉱物油A15部を予備混合した後、3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物3を得た。
【0042】
[実施例4]
実施例3において、鉱物油Aの7部を鉱物油Bに置き換えたほかは同様にして調整し、インキローラー用被覆剤組成物4を得た。
【0043】
[実施例5]
実施例3において、鉱物油Aの7部を大豆油に置き換えたほかは同様にして調整し、インキローラー用被覆剤組成物5を得た。
【0044】
[実施例6]
ワニスC55部、白艶華CC30部、大豆油8部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、鉱物油A6.5部とBHT0.5部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物6を得た。
【0045】
[実施例7]
実施例3において、鉱物油Aの7部を大豆油に、鉱物油Aの8部を鉱物油Bに置き換えたほかは同様にして調整し、インキローラー用被覆剤組成物7を得た。
【0046】
[実施例8]
実施例3において、鉱物油Aの15部を大豆油に置き換えたほかは同様にして調整し、インキローラー用被覆剤組成物8を得た。
【0047】
[実施例9]
実施例3において、鉱物油Aの15部をナタネ油に置き換えたほかは同様にして調整し、インキローラー用被覆剤組成物9を得た。
【0048】
[実施例10]
ワニスB15部、ワニスC80部、大豆油5部を予備混合した後、3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物10を得た。
【0049】
[比較例1]
ワニスA55部、白艶華CC30部、アマニ油15部を予備混合した後、3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物11を得た。
【0050】
[比較例2]
ワニスA40部、ワニスB15部、白艶華CC30部、鉱物油A7.5部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、鉱物油B7部とBHT0.5部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物12を得た。
【0051】
[比較例3]
ワニスA55部、白艶華CC30部、鉱物油A7部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、鉱物油B7部とBHT1部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物13を得た。
【0052】
[比較例4]
ワニスA53部、白艶華CC23部、鉱物油A7部を予備混合した後、3本ロールにて練肉した。次いで、鉱物油B7部とBHT10部を添加し練肉を続け3本ロールにて練肉調整し、インキローラー用被覆剤組成物14を得た。
【0053】
インキローラー用被覆剤組成物1〜14の組成を表1に示す。また全インキローラー用被覆剤組成物中における各油成分の含有率を表2に示す。
【0054】
[評価方法および結果]
(1)ローラーニップ変化
平版印刷機で印刷を行ったのち、印刷を中断し、インキローラーにインキローラー用被覆剤組成物1〜14を塗布量5g/m2で被覆し、室温にて10日放置後に状態を確認した。
【0055】
評価 ○:ローラー径の細りがほとんどなく押圧調整の必要がない状態であるもの。
×:ローラー径の細りがあり調整が必要である状態であるもの。
【0056】
(2)ローラー上の粘度変化
インコメーターの回転ローラー上にインキローラー用被覆剤組成物1〜14を塗布し、その各塗膜粘度変化を1時間毎に10時間、指触で評価した。
【0057】
評価 〇:変化しないもの
△:少し粘く感じられるもの
×:硬く変化するもの
【0058】
(3)乾燥性
ガラス板上に3ミルスの塗布棒を用いてインキローラー用被覆剤組成物1〜14を被覆して、35℃での各塗膜の乾燥性を評価した。
【0059】
評価 ○: 30日たっても乾燥しないもの
×: 30日以下で乾燥するもの
前記試験結果を表1にしめす。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【発明の効果】
本発明のインキローラー用被覆剤組成物は従来のものに比べ環境にやさしく、これを平版印刷機の印刷中断時にインキローラーに塗布することによって、これまで再印刷開始時にローラー径の細りが生じ、ローラーニップの再調整に多大な時間を要していたものが、短時間で再印刷が開始でき、作業時間が大幅に短縮できる。また、本発明のインキローラー用被覆剤組成物は、従来のインキローラー用被覆剤組成物に比べて、ローラー上の粘度変化も少なく、また乾燥性も遅くすることができる。さらに、本発明のインキローラー用被覆組成物は印刷インキに近い組成であることから、印刷インキに混入しても印刷物への影響が少なく、特別な除去作業なしで良好な印刷物がすぐに得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平版印刷装置のインキ供給部を示す模式図である。
【符号の説明】
1 インキ壷
2 インキ出しローラー
3 インキ移しローラー
4、5 インキ練りローラー
6 インキ練りローラー
7 インキ着けローラー
8 版胴
9 被覆剤供給装置
Claims (3)
- 平版インキ用バインダー樹脂と、半乾性油および不乾性油から選ばれる少なくとも1種の植物油とを含有するインキローラー用被覆剤組成物であって、前記植物油を全被覆剤組成物中に5〜80重量%含有することを特徴とするインキローラー用被覆剤組成物。
- さらに無機顔料および/または有機顔料を含有する請求項1記載のインキローラー用被覆剤組成物。
- 平版印刷機のインキローラーに請求項1または2に記載のインキローラー用被覆剤組成物を塗布することを特徴とするインキローラー保護方法。
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