JP3965598B2 - シーラー不要秘匿情報隠蔽郵便はがき - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を表示した部分を往信時及び返信時において、カバーシートで隠蔽する郵便はがきに関するものである。
【0002】
【従来の枝術】
一般に情報を隠蔽状態で特定人に伝達するには、情報が表示された面に、別途用意したカバーシート等を貼り付けて郵送するものは広く普及している。
【0003】
この従来の隠蔽はがきは、二面で形成されており、カバーシートは返信時に使用する際のもので、用紙の一部分に貼り付ける状態で別途用意されている。
【0004】
通常カバーシートは、本体から一度剥がした後、必要項目を追記して再度同じカバーシートを貼り付けるのが一般的であるが、剥がした際にカバーシート自体がカールしてしまい、最悪の場合、再使用ができなくなる可能性があった。
【0005】
またカバーシートを本体から分離させる必要があるために、本体前面に再度貼り付けようとした場合、非常に貼りづらいという作業上の欠点があった。
【0006】
さらに、作業中に指先が接着剤面に触れるために、皮脂等が付着し、接着力を低下させ、郵送中の剥離事故につながる恐れもあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、再貼付可能な粘着性接着剤を塗布した三つ折形態の情報隠蔽郵便はがきで、カバーシートの再貼付が容易であるばかりでなく、カバーシートを再貼付した際の接着不良が起すことがなく、しかも再貼付後に開被開始部を切り飛ばすことにより、皮脂等の付着に伴う接着力低下から懸念される郵送時の剥離事故を防止し、且つ一枚目控紙部が複写紙の機能を兼ね備えるシーラー不要情報隠蔽郵便はがきを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本体の秘匿情報を記載した面に再貼付可能なカバーシートを連接した三つ折り形態の情報隠蔽郵便はがきにおいて、カバーシート面のほぼ中央の、折り位置ガイド部を施し、その折り曲げ位置で、接着剤塗布面側に折り曲げることで、受取人が情報欄に追記する際に懸念される接着剤の接着力低下及び追記中の受取人の手と接着剤面が接触した場合の接着剤のベタツキによる作業性の煩わしさを防ぐようにしたものである。
【0009】
また、カバーシートを剥離し折り畳む際のカバーシート面の右側辺に切り取り用ミシンを施して開披開始部を設け、再貼付後に開披開始部を切り飛ばすことにより、皮脂等の付着に伴う接着力低下から懸念される郵送時の剥離事故を防止するようにしたものである。
【0010】
また、本体カバーシート面と対向する控紙裏面側に離型材を塗布することにより、一枚目控紙部が複写紙と剥離紙の機能を兼ね備えるようにしたシーラー不要秘匿情報隠蔽郵便はがきである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図18は、本発明を送付人の控紙を含めた複写帳票形態の三つ折り6面はがきタイプの「督促状」に適用した実施例を示すもので、図1は3枚構成の送付人の控紙イ、三つ折り6面郵便はがき(以下、郵便はがきという)ロ、剥離紙ハを分解して示した分解斜視図、図2はその断面図である。
【0012】
図3〜図5は控紙イの構成を示すもので、図3は表面図、図4はその裏面図、図5は断面図である。
【0013】
控紙イの構成は、A片,B片,C片から成り,A片の表面には図3に示すようにあて先印字面、データ印字面及び剥離紙面が設けられ、剥離紙面の裏面には、図4に示すように、離型剤3が塗布されている。なお、この控紙イは図5に示すように裏面全面に顕色剤6を塗布した公知の複写用紙が用いられている。
【0014】
図6〜図8は郵便はがきロの構成を示すもので、図6は表面図、図7はその裏面図、図8は断面図である。
【0015】
この郵便はがきロの構成は、D片、E片、F片からなる3連のシートから成り、D片の表面には往信時宛名欄が、E片の表面にはデータ印字面が、F片の表面には粘着性弱粘接着剤4が塗布されており、ほぼ中央部には折位置ガイド部2を、又右下角部にミシン線1bを施し、開披開始部5が設けられている。
【0016】
そしてこの郵便はがきロのD片の裏面には図7および図8に示すように粘着性弱粘接着剤4が塗布され、E片の裏面には図7に示すように返信時宛名欄が設けられている。なお、この郵便はがきロは図8に示すように表面全体に発色剤7を塗布した公知の複写用紙が用いられている。
【0017】
図9は剥離紙ハの平面図、図10はその断面図を示すもので、3は裏面に塗布した離型剤である。
【0018】
次にその使用法について説明すると、送付人は図1に示す3枚セットの複写帳票の状態で、インパクトプリンタを使用してデータの出力を行う1、2枚目を複写用紙にすることで、図3のA片、B片に印書された内容は、そのまま図6の2枚目D片、E片に転写される。この場合の複写用紙とは、あくまでも2枚目に転写する機能を有していれば良く、一般の感圧紙(ノーカーボン紙)、裏カーボン用紙の使用、又は印刷加工による顕色剤塗布等その方式は限定されるべきものではない。
【0019】
図4に示す通り、1枚目(送付人控紙イ)のC片裏面側には、あらかじめ離型剤3をそれぞれ塗布することで離型処理が施されている。図6の2枚目の郵便はがきロのF片表面には、あらかじめ再貼付可能な粘着性弱粘接着剤4が塗布されており、1枚目のC片が前記2枚目のF片表面の剥離紙としての機能を併せ持つことが可能となり、別途剥離紙を挿入する必要がなくなる。
【0020】
図7に示す通り、2枚目(郵便はがきロ)のD片裏面側には、前述の粘着性弱粘接着剤4が塗布されており、この面に対向する図9にした3枚目の剥離紙ハの表面には、前述の離型剤3が塗布された離型処理が施されている。この3枚目はあくまでも2枚目(郵便はがきロ)のD片裏面の剥離紙としての機能を有していれば良く、その材質は、離型剤と紙、離型剤とフィルムなど限定されるものではない。
【0021】
送付人が1枚目、2枚目、3枚目を分離した状態において、図6、図7で示す通り、2枚目(郵便はがきロ)はミシン線1、1aを介して三連接となっている。D片表面を往信時の受取人宛名記載欄として使用し、E片表面は、秘匿情報記載面、F片は前記E片に記載された秘匿情報を隠蔽するためのカバーシートとして使用する。またE片裏面には、返信時のための送付人宛名を記載している。この配置をとることにより、一般の郵便往復はがきを使用した場合の返信はがき面に添付物の貼付不可という郵便法上の問題をクリアすることができる。
【0022】
またF片表面及びD片裏面には、前述の粘着性弱粘接着剤4が塗布されているため、図11の通りF片表面に隣接するE片表面側と、D片裏面に隣接するE片裏面側にそれぞれミシン線1,1aに沿って折り畳むことで、送付人は手作業にて容易に三つ折り6面はがきを作成することができる。
【0023】
図12〜図18は受取人が送付物の秘匿情報を確認した後、必要事項を追記して、再投函するまでの状態を示しており、図12は受取人が返信時に不要な往復時宛名記載D片を開披中の斜視図、図13は前記D片を完全に開披した後にミシン線1に沿って切り離した状態を示す斜視図、図14は受取人が秘匿情報の内容を確認するために開披中を示す斜視図、図15は受取人が秘匿情報記載面E片からカバーシートF片を完全に開披した状態を示す斜視図である。
【0024】
図16は受取人が必要事項を追記する際に、カバーシートを、一旦折位置ガイド部2に沿って折り畳む状態を示す斜視図で、図17は受取人が再投函する際に、前記折位置ガイド部2に沿って折り畳んだカバーシートを再度広げて秘匿情報記載欄E片に貼付ける状態を示す斜視図、図18は開披開始部をミシン線1bに沿ってきり飛ばした状態を示す斜視図である。
【0025】
前述のとおり、カバーシートとなるF片には、粘着性弱粘接着剤4が塗布されている為、受取人は図6に示す開披開始部5を指でつまみ開披することが可能となる。同様にD片にも前述の粘着性弱粘接着剤4が塗付されている為、開披することが可能となる。さらに返信時に不要となるD片は、隣接するE片との間に、ミシン線1が施されている為に、受取人は図13に示すとおり、このミシン線1に沿ってD片を切り飛ばすことが可能となる。
【0026】
図16に示すとおり受取人が秘匿情報記載欄E片に必要事項を追記する際、図6に示すカバーシートF片のほぼ中央部に設けられた折位置ガイド部2の部分から、糊塗布面側に折り畳むことによって、皮脂等の付着による粘着性弱粘接着剤4の接着力低下を防ぐことができる。折位置ガイド部2は、印刷や印書によりその位置を表示しただけでも、折れ筋加工を施したものでも特に限定されるべきものではないが、受取人が、比較的容易に折り畳むことができ、尚且つ図17に示すとおり返信時に秘匿情報部E片のカバーシートとして、広げて再貼付した際に、E片との密着性をより高める為に、好ましくはミシン線を施すことが有効である。
【0027】
また、秘匿情報記載欄E片とカバーシートF片は図6に示すとおり、ミシン線1aを介して隣接しており、受取人が開披した際も切り取られることがない為、再貼付する場合に貼付ズレを防止することができる。なお、ミシン線1aは切り取るためのものではなく、あくまでも前述のとおり、送付人が三つ折り六面はがきを作成する際に、容易に折り曲げられることが目的であるため、折れ筋であっても良い
【0028】
図18は前述の秘匿情報記載欄E片に隣接するカバーシートF片を再貼付した状態を示しており、さらに図6に示した開披開始部5をミシン線1aに沿って切り飛ばすことにより、郵便局の仕分機にかけた際、皮脂の付着により接着力の低下した開披開始部5の個所からの剥離事故を防ぐことができる。本実施例においては、ミシン線1bに沿った開披開始部5を図6に示すF片右下に設けているが、この機能はあくまでも開披する為に一度手に触れた個所を切り飛ばす機能を有りするものであり、その形状、設定位置は限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、構造及びカバーシートの際貼付が簡単で、しかもカバーシートを再貼付したときに接着不良を生じないシーラー不要秘匿情報隠蔽往復はがきを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】 実施例の断面図。
【図3】 控紙の表面図。
【図4】 控紙の裏面図。
【図5】 控紙の断面図。
【図6】 郵便はがきの表面図。
【図7】 郵便はがきの裏面図。
【図8】 郵便はがきの断面図。
【図9】 剥離紙の平面図。
【図10】 剥離紙の断面図。
【図11】 三つ折郵便はがきとした場合の斜視図と断面図。
【図12】 三つ折郵便はがきのD片を開披中の斜視図。
【図13】 D片を切り離した三つ折郵便はがきの斜視図。
【図14】 カバーシート開披中の状態の三つ折郵便はがきの斜視図。
【図15】 カバーシートを完全に開披した状態を示す斜視図。
【図16】 郵便はがきに追記する際の操作説明図。
【図17】 郵便はがきに追記後に再度隠蔽する手順を示す説明図。
【図18】 郵便はがきに追記後、再投函する際の直前処理の説明図。
【符号の説明】
イ 控紙
ロ 往復郵便はがき
ハ 剥離紙
1,1a,1b ミシン線
2 折位置ガイドマーク
3 離型剤
4 粘着性弱粘接着剤
5 剥離開始部
6 顕色剤
7 発色剤
Claims (1)
- 本体の秘匿情報を記載した面に再貼付可能なカバーシートを連接した三つ折り形態の秘匿情報隠蔽郵便はがきにおいて、前記カバーシートのほぼ中央に、折り位置ガイド部を施し、且つカバーシート面の右側辺に切り取り用ミシンを施した開披開始部を設けると共に、本体カバーシート面と対向する控紙裏面側に離型剤を塗布することにより、一枚目控紙部が複写紙と剥離紙の機能を兼ね備えるようにしたことを特徴とするシーラー不要秘匿情報隠蔽郵便はがき。
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