JP3967686B2 - ゴルフティー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフティーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のゴルフティーとして、地面への突き刺し部3と、この突き刺し部3の上部に設けられたボール載せ部2と、このボール載せ部2の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボール5を前記ボール載せ部2から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片4とを備えたゴルフティー1が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−61576号公報(第1−3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
可撓性の支持片4はティー1にボール5を載せて打ったときにティー1とボール5との摩擦や打撃の抵抗を少なくするために、ボール5をボール載せ部2から浮かせた状態で支持するようになっているが、クラブヘッドが当たった瞬間には非常に大きな(約1トン近い)衝撃が加わるため、従来のゴルフティー1では、支持片4が、可撓性を有しているにもかかわらず、その付け根部分で破壊されボール載せ部2からとれてしまいやすいという問題がった。
【0005】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、支持片が破壊されにくいゴルフティーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載のゴルフティーは、地面への突き刺し部と、この突き刺し部の上部に設けられた全体形状略筒状のボール載せ部と、このボール載せ部の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボールを前記ボール載せ部から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片とを備えたゴルフティーであって、
前記ボール載せ部の外周面と前記支持片の外周面とを一体的に連結するリブが形成されてなり、
ボール載せ部の支持片上にゴルフボールを載せ、突き刺し部を地面に突き刺す際、支持片が広がり、ボールがボール載せ部の上面に当接されるものであることを特徴とする。
【0007】
【作用効果】
請求項1記載のゴルフティーによれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、地面への突き刺し部と、この突き刺し部の上部に設けられたボール載せ部と、このボール載せ部の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボールを前記ボール載せ部から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片とを備えているので、突き刺し部を地面に突き刺し、ボール載せ部の支持片上にゴルフボールを載せてボールを打つことができる。この際、ボールは、支持片によってボール載せ部から浮かせられた状態で支持されているので、ボールを打った際のティーとボールとの摩擦や打撃抵抗が低減される。
そして、ボール載せ部の外周面と支持片の外周面とがリブで一体的に連結されているので、支持片が破壊されにくくなるという効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るゴルフティーの一実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は図(a)におけるc−c切断端面図、(d)は突き刺し部20とボール載せ部30とが離れた状態を示す正面図である。
また、図2(a)は拡大平面図、(b)は連結部材の平面図、(c)は連結部材の正面図である。
【0009】
図1に示すように、このゴルフティー10は、地面への突き刺し部20と、この突き刺し部20の上部に設けられたボール載せ部30と、このボール載せ部30の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボールBをボール載せ部30から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片31とを備え、ボール載せ部30の外周面30aと支持片31の外周面31aとを一体的に連結するリブ32が形成されている。
【0010】
突き刺し部20は、硬くて高強度の汎用性合成樹脂(例えば、ポリプロピレンやポリカーボネイト等)で形成する。
【0011】
ボール載せ部30における支持片31は、この実施の形態ではボール載せ部30の上部において平面視放射状に8個設けられており、それぞれの外周面31aが、リブ32でボール載せ部30の外周面30aに一体的に連結されている。
別言すれば、ボール載せ部30の外周面30aに8本のリブ32が一体的に形成されており、そのリブ32の上部32a(図(c)参照)が肉薄になりつつボール載せ部30の上部に突出していることによって、支持片31を形成している。
ボール載せ部30は、柔軟で耐寒性、耐衝撃性、耐磨耗性に優れた高強度の透明な合成樹脂(例えばアイオノマー樹脂等)で一体成型する。したがって、このボール載せ部30は透明である。ボール載せ部30を透明にしない場合には、EVA、ナイロン(登録商標)等で成形することもできる。
【0012】
この実施の形態のゴルフティー10は、突き刺し部20とボール載せ部30とが連結部材40で連結されている。
連結部材40は、図1(c)および図2(b)(c)に示すように、突き刺し部20の上部に埋め込まれた下部41と、これと一体のチューブ状の上部42と、この上部42の上端部分に形成されたフランジ部43とを有している。
ボール載せ部30は、全体として略筒状であり、その底部には、連結部材40の挿通穴33(図3(a)(b)参照)と、上記フランジ部43と当接可能な段部34(図3(a)(b)参照)とが形成されている。
したがって、ボール載せ部30は、図1(b)(d)に示すように、その下面35が突き刺し部20の上面21に当接しあるいは上記段部34が連結部材40のフランジ部43と当接する範囲内において、連結部材40に沿ってスライド可能である。
連結部材40の下部41にはリング状の溝41aが複数本(図示のものは3本)形成されているので、連結部材40と突き刺し部20とは強固に連結される。
【0013】
図2に示すように、連結部材40のフランジ部43には、その外周部に空気逃がし穴(図示のものは縦方向に伸びる溝状の穴)44が複数個(図示のものは4つ)平面視で点対称状に形成されている。後述するようにして、ボールBが打たれる際、ボール載せ部30は図1(b)に示す状態から図1(d)に示す状態へと連結部材40に沿って急速にスライドすることとなるが(図4(b)参照)、この際、ボール載せ部30内にある空気A(図1(c)参照)が上記逃がし穴44を通って逃がされるため、ボール載せ部30の上記スライドはスムーズになされることとなる。すなわち、ボールBを打つ際のボール載せ部30の急速なスライドがスムーズになされるため、ボール打撃時の抵抗が低減される。
なお、逃がし穴44を設けない状態で、空気Aを逃がしやすくすべくフランジ部43を小径とすると、フランジ部43とボール載せ部30の段部34との当接力が十分に得られなくなってボール載せ部30が連結部材40からすっぽ抜けやすくなるし、逆に、ボール載せ部30の内径を大きくするとゴルフティー10全体の外径が大きくなってしまうという問題が生じる。
連結部材40は、柔軟で引っ張り強度の強い合成樹脂(例えばウレタン系エラストマー樹脂等)で形成する。
【0014】
以上のようなゴルフティー10は例えば、次のようにして作成する。
先ず、図3(a)から(b)に示すように、ボール載せ部30に連結部材40を挿入する。
次いで、図3(c)に示すように、金型50のボール載せ部収納部51にボール載せ部30を収納するとともに、金型50の連結部材固定部52で連結部材40を固定し、突き刺し部形成用のキャビティ53に矢印Rで示すように合成樹脂を注入して突き刺し部20部分を形成し、ゴルフティー10を得る。
【0015】
以上のようなゴルフティー10によれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、地面への突き刺し部20と、この突き刺し部20の上部に設けられたボール載せ部30と、このボール載せ部30の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボールBをボール載せ部30から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片31とを備えているので、突き刺し部20を地面に突き刺し、図4(a)に示すようにボール載せ部30の支持片31上にゴルフボールBを載せてボールBを打つことができる。この際、ボールBは、支持片31によってボール載せ部30から浮かせられた状態で支持されているので、ボールBを打った際のティー10とボールBとの摩擦や打撃抵抗が低減される。
なお、ボール載せ部30の支持片31上にゴルフボールBを載せ、ボールBおよびボール載せ部30を握った状態で、突き刺し部20を地面に突き刺す際、支持片31は広がるが、その広がりは、ボールBがボール載せ部30の上面30b(図1(b)(c)参照)に当接することで規制され、その後、手が離されると、支持片31の復元力でボールBがボール載せ部30から浮いた状態に支持される。
また、ボールBが打たれた際、ボール載せ部30は図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態へと連結部材40に沿って急速にスライドすることとなるので、ボールBを打った際のティー10とボールBとの摩擦や打撃抵抗が一層低減される。
さらに、この際、ボール載せ部30内にある空気A(図1(c)参照)が連結部材40のフランジ部43に設けられている逃がし穴44を通って逃がされるため、ボール載せ部30の上記スライドはスムーズになされることとなる。すなわち、ボールBを打つ際のボール載せ部30の急速なスライドがスムーズになされるため、ボール打撃時の抵抗がより一層低減される。
そして、ボール載せ部30の外周面30aと支持片31の外周面31aとは、リブ32で一体的に連結されているので、支持片31が破壊されにくくなるという効果が得られる。
【0016】
また、突き刺し部20と連結部材40は図3に示したようにインサート成形することにより連結部材40の付け根の強度アップと作業性が向上される。
【0017】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフティーの一実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は図(a)におけるc−c切断端面図、(d)は突き刺し部20とボール載せ部30とが離れた状態を示す正面図。
【図2】(a)は同上実施の形態の拡大平面図、(b)は連結部材の平面図、(c)は連結部材の正面図。
【図3】(a)(b)(c)は同上実施の形態の作成工程の一例を示す図。
【図4】(a)(b)は使用状態説明図。
【符号の説明】
10 ゴルフティー
20 突き刺し部
30 ボール載せ部
30a 外周面
31 支持片
31a 外周面
32 リブ
Claims (1)
- 地面への突き刺し部と、この突き刺し部の上部に設けられた全体形状略筒状のボール載せ部と、このボール載せ部の上部に一体的に平面視放射状に複数設けられ、ボールを前記ボール載せ部から浮かせた状態で支持する可撓性の支持片とを備えたゴルフティーであって、
前記ボール載せ部の外周面と前記支持片の外周面とを一体的に連結するリブが形成されてなり、
ボール載せ部の支持片上にゴルフボールを載せ、突き刺し部を地面に突き刺す際、支持片が広がり、ボールがボール載せ部の上面に当接されるものであることを特徴とするゴルフティー。
Priority Applications (4)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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