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JP3973334B2 - オープンショーケース - Google Patents
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JP3973334B2 - オープンショーケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に開口する貯蔵室内に棚装置を設けてなるオープンショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のオープンショーケースは、例えば特開平11−241880号公報に示される如く、前面に開口する断面略コ字状の断熱壁内を仕切板にて仕切り、この仕切板の前側を貯蔵室とし、後側をダクトとしている。そして、前記貯蔵室内には商品を陳列するための棚装置を複数段架設すると共に、ダクト内には冷却器と送風機を設置し、この冷却器により冷却された冷気を送風機にて前記開口上縁の冷気吐出口から吐出し、開口下縁の冷気吸込口から吸い込む。
【0003】
これによって、開口に冷気エアーカーテンを形成しつつ、一部を貯蔵室内に循環させて各棚上の商品を冷却する方式とされていた。また、棚装置を、支柱に係止されるブラケットと、このブラケットに取り付けられたレールと、このレールによって前後移動自在とされた棚板とから構成される所謂可動棚とすることにより、この棚板を前後移動可能とし、それによって、商品の納出作業性を向上させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブラケットの爪を支柱の係止孔に挿脱自在に係止するために、係止孔は爪よりも大きく余裕をもって形成されており、そのため、顧客の手が棚前部に下から当たった場合などに、ブラケットの後部(爪側)が浮き上がってしまう。特に、前述の如き可動棚の場合に棚板を前方に移動させた場合には、重心が前方に移動するため、ブラケット後部は浮き上がり易くなる。
【0005】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、棚装置を備えたオープンショーケースにおいて、ブラケットの浮き上がりを簡単且つ効果的に防止若しくは抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段として、本発明では、前面に開口する貯蔵室内に棚装置を設けてなるオープンショーケースにおいて、前記棚装置は、支柱の係止孔に係止された左右のブラケットと、これらブラケットに支持された棚板とから構成されると共に、前記支柱の係止孔に係止される押さえ具を設け、この押さえ具は、前記係止孔に挿脱自在に挿入係合された挿入片と、この挿入片の後部に挿入時に落下するのを防止するための落下防止部を形成すると共に、前記挿入片を前記ブラケットが係止された係止孔の直上の係止孔に落下防止部の前端を中心に回動して挿入し、挿入した状態で、当該ブラケットの上面に近接、若しくは、当接する押さえ片とを備えたことを特徴とするオープンショーケースを提供する。
【0007】
本発明によれば、押さえ具の挿入を容易に行うことができると共に、押さえ片を棚装置のブラケットの上面に近接、若しくは、当接させることができ、また、挿入片後部の落下防止部により、挿入片が係止孔より外れて落下することを防止できる支持部材を所定の強度まで容易に補強することができるため、デッキパンに載置する商品に適切に対応できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明のオープンショーケース1の斜視図、図2はオープンショーケース1の縦断側面図、図3は補強板23などを除く棚装置2部分のオープンショーケース1の拡大断面図、図4は棚装置2部分のオープンショーケース1の縦断正面図、図5は棚板3を除く棚装置2部分のオープンショーケース1の平断面図、図6は押さえ具5の斜視図、図7は押さえ具5の挿入時における補強板23などを除く棚装置2部分の本発明のオープンショーケース1の拡大断面図、図8は補強板23などを除く棚装置2部分の本発明のオープンショーケース1の拡大斜視図である。
【0011】
各図において、実施例のオープンショーケース1は、例えばコンビニエンスストアなどに設置されてドリンク類の陳列販売に供されるものであり、前面に開口する断面略コ字状の断熱壁6と、この断熱壁6の左右に取り付けられた透明側板7,7とから構成されている。
【0012】
この断熱壁6の内側には仕切板8が取り付けられ、その前側を貯蔵室9とし、仕切板8と断熱壁6間をダクト11としている。断熱壁6の天壁6Aは底壁6Bよりも奥側で終了しており、天壁6Aの前端下側に冷気吐出口12が形成され、底壁6Bの前端上側に冷気吸込口13が形成されて、それぞれダクト11に連通している。
【0013】
このダクト11内には冷却装置の冷凍サイクルを構成する冷却器14と送風機16が設置され、断熱壁6の底壁6B下側に構成された機械室17内には、前記冷却器14と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機18,凝縮器19及び凝縮器用送風機21などが設置されている。
【0014】
そして、仕切板8の前側の貯蔵室9内には棚装置2が上下複数段に渡って架設されている。各棚装置2・・は、一対のブラケット22,22と、棚板3と、補強板23と、スライドレール24と、ストッパー4などから構成されている。この場合、仕切板8の左右には棚支柱26,26が上下に取り付けられており、この棚支柱26,26には複数の係止孔27・・が上下に所定間隔で形成されている。
【0015】
そして、所定の高さの係止孔27に両ブラケット22,22の後縁の爪28,28が着脱自在に係止されている。このブラケット22には前記スライドレール24が前後に取り付けられ、左右のスライドレール24,24には前記棚板3が取り付けられて保持される。このスライドレール24,24によって棚板3はブラケット22,22に対して前後移動自在に支持される。尚、この棚板3は通常の鋼板やステンレス、アルミニウム板などの熱良導性の板材にて構成されている。
【0016】
また、前記補強板23は両ブラケット22,22間に渡ってビス止めされている。ここで、補強板23は棚板3が貯蔵室9前方に引き出されたときに棚装置2全体が撓まないように補強するものである。この補強板23は棚板3の下方に所定の間隔を存して対向しており、これらの間に冷気通路31が構成されている。また、補強板23の前端は棚板3の前端よりも手前で終了しており、これら前後間に吹出口32が形成され、前記冷気通路31の前端に連通している。
【0017】
また、この冷気通路31の後端に対応する位置の仕切板8には左右に渡って複数の透孔33・・・がパンチングにより穿設されており、これによって、冷気通路31の後端は送風機16の下流側のダクト11に連通している。
【0018】
更に、補強板23の前端には上側にコ字状に折曲された折曲部23Aが形成されている。また、棚板3の下面前部の両側には、軸36,36が取り付けられ、この軸36,36に前記ストッパー4が回動自在に枢支されている。
【0019】
各ストッパー4は奥部内側に鈎状部4Aが形成され、更にこの鈎状部4Aの奥側は外側に細くなる傾斜面4Bとされており、棚板3が貯蔵室9内に収納された状態で、前記鈎状部4Aは前記補強板23の折曲部23Aに係脱自在に係合する位置関係とされている。また、このストッパー4の前端は棚板3より前方に少許突出している。
【0020】
また、各ストッパー4の外面には板バネ41が取り付けられており、この板バネ41はスライドレール24に当接している。そして、この板バネ41は常時ストッパー4を内側に付勢している。
【0021】
棚板3が貯蔵室9内に収納されている状態では、前記ストッパー4が板バネ41により付勢されてその鈎状部4Aが補強板23の折曲部23Aに係合する。これによって、棚板3が不用意に移動することが無くなる。
【0022】
そして、棚板3上に商品を補充する際などには、板バネ41の付勢力に抗じて両ストッパー4,4の前端部を内包に回すと、鈎状部4Aが折曲部23Aから外れる。この状態で、棚板3をスライドレール24により前方に移動させ、手前に引き出せば、商品の補充が楽に行えるようになる。
【0023】
作業が終了したら、棚板3を貯蔵室9方向に押し込めば、やがてストッパー4の傾斜面4Bが補強板23の折曲部23A前面に当接するので、その傾斜に沿ってストッパー4が回動される。そして、棚板3が貯蔵室9内の所定の位置に収納されると、ストッパー4の鈎状部4Aが折曲部23Aの後側に移動するので、板バネ41の付勢力により、ストッパー4の鈎状部4Aは補強板23の折曲部23Aに再び係合するものである。
【0024】
前記冷却装置の圧縮機18と送風機16が運転されると、冷却器14が冷却作用を発揮する。この冷却器14にて冷却されたダクト11内の冷気は、送風機16にて吸い上げられて上方に吹き上げられ、やがて最上部の冷気吐出口12から貯蔵室9内に吐出される。
【0025】
また、ダクト11内を上昇する冷気の一部は、各透孔33・・・から棚装置2の冷気通路31内に流入し、この冷気通路31内を通って前方に移動して前端の吹出口32から下方に吹き出される。このとき、補強板23の前端には折曲部23Aが形成されており、この部分で冷気通路31を絞っているので、吹出口32から吹き出される冷気は整流され、流速が速められる。
【0026】
そして、貯蔵室9内に吐出或いは吹き出された冷気は最終的に冷気吸込口13からダクト11内に帰還する循環を行う(図2に矢印で示す。)
一方、ブラケット22の上側の棚支柱26には押さえ具5が取り付けられる。この押さえ具5は、金属板の折曲或いは硬質合成樹脂の一体成型にて構成されており、図6に示す如く本体42と、この本体42の上縁から前方に突出する把手片43と、本体42の側縁上部から後方に突出する挿入片44と、この挿入片44の下方において本体42の側縁から側方に突出した押さえ片46を一体に有している。
【0027】
ここで、図6の押さえ具5は向かって左側の棚支柱26に取り付けられるものであり、右側の棚支柱26に取り付けられるものは図6のものと左右対称形状を呈しているものとする。また、挿入片44の後部には上方に延在する落下防止部45が形成されており、棚支柱26の係止孔27に挿入挿脱自在の形状を呈している。
【0028】
係る構成で、押さえ具5の把手片43を持ち、図7に示すようにブラケット22の最も上の爪28が係止されている係止孔27の直上の係止孔27内に斜め上方に傾けた状態で落下防止部45を係止孔27に挿入し、落下防止部45の前端を中心に回動して把手片43を水平状態とすることにより挿入することができると共に、挿脱時は挿入時とは反対の動作を行うことにより容易に行える。
【0029】
このとき、押さえ片46の位置を前述の如く設定していることにより、押さえ片46はブラケット22の上面奥部に当接若しくは略当接(極めて近接した状態)することになる。これにより、棚板3を手前に引き出した場合、重心が前方に移動しても、ブラケット22の爪28が持ち上げられ、ブラケット22後部が浮き上がることが無くなる。
【0030】
また、押さえ具5の挿入片44は棚支柱26の係止孔27に挿脱自在であるので、棚装置2の取付位置を変更する際にも、簡単に取り付け・取り外しができる。尚、棚支柱26は図3に示す如く上部が後方となるように傾斜しているので、押さえ具5の本体42は棚支柱26の前面に密着した状態で保持される。従って、押さえ具5が振動などによって外れてしまうことも無くなる。
【0031】
尚、実施例では所謂可動棚を備えたオープンショーケースに本発明を適用したが、それに限らず、通常の棚装置にも本発明は有効である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、押さえ具の挿入を容易に行うことができると共に、押さえ片を棚装置のブラケットの上面に近接、若しくは、当接させることができ、また、挿入片後部の落下防止部により、挿入片が係止孔より外れて落下することを防止できる支持部材を所定の強度まで容易に補強することができるため、デッキパンに載置する商品に適切に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンショーケースの斜視図である。
【図2】本発明のオープンショーケースの縦断側面図である。
【図3】補強板などを除く棚装置部分の本発明のオープンショーケースの拡大断面図である。
【図4】棚装置部分の本発明のオープンショーケースの縦断正面図である。
【図5】棚板を除く棚装置部分の本発明のオープンショーケースの平断面図である。
【図6】本発明のオープンショーケースの押さえ具の斜視図である。
【図7】押さえ具の挿入時における補強板などを除く棚装置部分の本発明のオープンショーケースの拡大断面図である。
【図8】補強板などを除く棚装置部分の本発明のオープンショーケースの拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース
2 棚装置
3 棚板
5 押さえ具
6 断熱壁
8 仕切板
9 貯蔵室
11 ダクト
14 冷却器
16 送風機
22 ブラケット
24 スライドレール
26 棚支柱
27 係止孔
28 爪
42 本体
44 挿入片
46 押さえ片

Claims (1)

  1. 前面に開口する貯蔵室内に棚装置を設けてなるオープンショーケースにおいて、前記棚装置は、支柱の係止孔に係止された左右のブラケットと、これらブラケットに支持された棚板とから構成されると共に、前記支柱の係止孔に係止される押さえ具を設け、この押さえ具は、前記係止孔に挿脱自在に挿入係合された挿入片と、この挿入片の後部に挿入時に落下するのを防止するための落下防止部を形成すると共に、前記挿入片を前記ブラケットが係止された係止孔の直上の係止孔に落下防止部の前端を中心に回動して挿入し、挿入した状態で、当該ブラケットの上面に近接、若しくは、当接する押さえ片とを備えたことを特徴とするオープンショーケース。
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