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JP3976151B2 - ホース巻取り装置 - Google Patents
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JP3976151B2 - ホース巻取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消防用ホース、排水用ホースなどのホースを巻き取るためのホース巻取り装置に関する。
例えば、消防用ホースを巻き取るためのホース巻取り装置として、装置本体に回転自在に支持された回転軸と、この回転軸と一体的に回転する円板と、回転軸に着脱自在に装着される中心棒と、円板に取り付けられた巻取りピンと、回転軸とともに円板を回転させるためのハンドルとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このホース巻取り装置を用いて消防用ホースを巻き取るには、二つ折りした消防ホースのほぼ中心部を中心棒と巻取りピンとの間に差し込み、この状態にてハンドルを所定方向に回動させればよい。かくハンドルを回転させると、回転軸及び円板が一体的に回動し、回転軸に装着された中心棒及び巻取りピンの外周囲に二つ折りされた消防用ホースが巻き取られる。そして、このように巻き取った消防用ホースを取り外すには、回転軸から中心棒を外し、かかる状態にて巻き取ったホースを外側(円板から離れる方向)に引っ張って回転軸及び巻取りピンから外せばよい。
実用新案登録第3042299号公報
しかしながら、このようなホース巻取り装置には、次の通りの解決すべき問題がある。第1に、二つ折りされた消防用ホースを巻き取るときには、回転軸に中心棒を取り付け、巻き取ったこのホースを取り外すときは、回転軸からこの中心棒を取り外す必要があり、それ故に、ホースの巻取り作業が幾分煩雑であるとともに、取り外したときに中心棒を紛失するおそれがある。第2に、二つ折りされたホースを巻き取るときには、ホースの一端側は装置本体の下部に設けられた下ガイド部(又は装置本体から片側の斜め上方に延びる斜め上方ガイド部)に案内されるように、またホースの他端側は装置本体から他側の斜め上方に延びる斜め上ガイド部に案内されるように構成されており、それ故に、装置全体が大型化するとともに、二つ折りされたホースを所要の通りにきれいに堅く巻き取ることが困難である。
本発明の目的は、部品取付け、取外しを行うことなく、二つ折りされたホースを簡単に且つきれいに巻き取ることができるホース巻取り装置を提供することである。
本発明の他の目的は、二つ折りされたホースを堅くきれいに巻き取ることができるホース巻取り装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載のホース巻取り装置は、二つ折りされたホースを巻き取るためのホース巻取り部を備えたホース巻取り装置において、
前記ホース巻取り部は、巻取りハウジングに回転自在に支持された第1回転軸と、前記第1回転軸に相対的に回転自在に支持された第2回転軸と、前記第1回転軸と一体的に回動する主巻取り軸と、前記第2回転軸と一体的に回動する副巻取り軸と、前記第1回転軸と一体的に回動するように設けられ、前記副巻取り軸が当接する第1及び第2当接部を有する当接部材と、前記第1回転軸を回転駆動させるための回転操作ハンドルと、を備えており、
前記副巻取り軸が前記第1当接部に当接する第1状態においては、前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は大きくなるように構成され、前記副巻取り軸が前記第2当接部に当接する第2状態においては、前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は小さくなるように構成されており、
また装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された旋回アームを更に備え、前記旋回アームに前記ホース巻取り部の前記巻取りハウジングが設けられているとともに、前記旋回アーム又は前記巻取りハウジングに押圧アームが設けられ、また前記装置本体の一端部には、前記ホースの両側部を案内するための一対の上流側案内ローラが回転自在に設けられ、またその他端部には、前記ホースを案内するための案内支持ローラ及びその両側部を案内するための一対の下流側案内ローラが回転自在に設けられており、
前記ホースを巻き取るときには、前記ホースを二つ折りしてその中央部を前記一対の上流側案内ローラの間を通り、更に前記一対の下流側案内ローラの間を通り、前記案内支持ローラの上を通して前記副巻取り軸に差し込んで前記主巻取り軸に巻き掛けた状態にて、前記押圧アームを下方に押圧させて前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸間に巻き取られる前記ホースの所定部位を前記案内支持ローラに接触乃至押圧させながら前記回転操作ハンドルが所定方向に回動され、前記ホースの両側部は前記一対の上流側案内ローラ及び前記一対の下流側案内ローラに案内され、前記副巻取り軸に対して前記主巻取り軸が前記所定方向に相対的に回動され、前記当接部材の前記第1当接部が前記副巻取り軸に当接された後は前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸が一体的に回動して前記ホースを巻き取り、また巻き取った前記ホースを取り外すときには、前記回転操作ハンドルが前記所定方向と反対方向に回動され、前記主巻取り軸が前記副巻取り軸に対して相対的に回動され、前記当接部材の前記第2当接部が前記副巻取り軸に当接されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のホース巻取り装置では、前記主巻取り軸は、その縦断面形状が半円乃至三日月状で、片側に円弧状に突出しており、前記第1状態においては、前記円弧状突部が前記副巻取り軸から離隔する離隔位置に位置し、これにより前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は大きくなり、また前記第2状態においては、前記円弧状突部が前記副巻取り軸に近接する近接位置に位置し、これにより前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は小さくなることを特徴とする。
本発明の請求項1の記載のホース巻取り装置によれば、巻取りハウジングに回転自在に装着された第1回転軸と、この第1回転軸に回転自在に装着された第2回転軸と、第1回転軸を回転させるための回転操作ハンドルとを備え、第1回転軸に主巻取り軸が設けられ、第2回転軸に副巻取り軸が設けられている。また、装置本体に旋回アームが旋回自在に装着され、この旋回アームにホース巻取り部の巻取りハウジングが設けられているとともに、旋回アーム又は巻取りハウジングに押圧アームが設けられている。ホースを巻取ときには、二つ折りした状態のホースの中央部を一対の上流側案内ローラの間を通り、更に一対の下流側案内ローラの間を通り、案内支持ローラの上を通して副巻取り軸に差し込んで主巻取り軸に巻き掛け、かかる状態にて、押圧アームを下方に押圧させて主巻取り軸及び副巻取り軸間に巻き取られるホースの所定部位を案内支持ローラに接触乃至押圧させながら回転操作ハンドルを所定方向に回動する。かく回転操作ハンドルを回転操作すると、副巻取り軸に対して主巻取り軸が所定方向に相対的に回動され、当接部材の第1当接部が副巻取り軸に当接した後は主巻取り軸及び副巻取り軸が一体的に回動してホースを巻き取り、このようにしてホースを主巻取り軸及び副巻取り軸に堅くきれいに巻き取ることができる。また、ホースの両側部は、一対の上流側案内ローラ及び一対の下流側案内ローラに案内され、これによって、ホースをきれいに巻き取ることができる。このよう巻き取ったホースを取り外すときには、回転操作ハンドルを所定方向と反対方向に回動し、当接部材の第2当接部を副巻取り軸に当接させる。このように所定方向と反対方向に回動すると、主巻取り軸及び副巻取り軸の位置関係が第1状態から第2状態となり、巻き取ったホースの中心部が幾分緩められ、これによって、巻き取ったホースを主巻取り軸及び副巻取り軸から容易に取り外すことができる。尚、ホースを二つ折りする場合、両端部に接続用金具が設けられているものでは略中央部にて二つ折りするようになるが、このような金具がないものでは、巻き始めの部分(一端部)を二つ折りするようになる。
また、本発明の請求項2に記載のホース巻取り装置によれば、主巻取り軸の縦断面形状が半円乃至三日月状で片側に円弧状に突出し、第1状態においては主巻取り軸の円弧状突部が副巻取り軸から離隔する位置に位置し、第2状態においては主巻取り軸の円弧状突部が副巻取り軸に近接する位置に位置するので、第1状態から第2状態になると、主巻取り軸及び副巻取り軸の外周円が小さくなって巻き取ったホースの中央部に空隙が生じて幾分緩むようになり、これによって、主巻取り軸及び副巻取り軸に巻き取られたホースを容易に取り外すことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うホース巻取り装置の実施形態について説明する。まず、図1〜7を参照して、本発明に従うホース巻取り装置の第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態のホース巻取り装置を示す側面図であり、図2は、図1のホース巻取り装置の平面図であり、図3は、図1のホース巻取り装置のホース巻取り部及びそれに関連する構成を示す断面図であり、図4は、図3のホース巻取り部に二つ折りしたホースを掛けた状態を説明するための図であり、図5は、図1のホース巻取り装置にホースを巻き取っている状態を示す図であり、図6は、図3のホース巻取り部にホースを巻き取った状態を示す図であり、図7は、図3のホース巻取り部に巻き取ったホースを取り外すときの状態を示す図である。
図1及び図2において、図示のホース巻取り装置2は、地面4などに設置される装置本体6を備えている。この装置本体6は基台8を備え、基台8は一対の主フレーム10,12と、一対の主フレーム10,12の両端部を接続する接続フレーム14,16とから構成されている。この基台の一端部(図1及び図2において左端部であって、この実施形態では一対の主フレーム10,12の両端部)に一対の支持プレート18,20が装着され、かかる支持プレート18,20に、幅方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において上下方向)内側に延びる第1支持軸22,24を介して第1案内ローラ26,28が回転自在に支持されている。この基台8の一端部には、また、L字状の第1支持部材30が装着され、この第1支持部材30には上記幅方向に間隔をおいて一対の第2支持軸32,34が設けられている。第2支持軸32,34は上方に延び、かかる第2支持軸32,34に第2案内ローラ36,38(上流側案内ローラを構成する)が回転自在に装着されている。
この装置本体6の他端部近傍には一対の支持脚部40,42が設けられ、かかる一対の支持脚部40,42の上端部間に第3支持軸46が取り付けられ、この第3支持軸46に第3案内ローラ44(案内支持ローラを構成する)が回転自在に支持されている。また、一対の支持脚部40,42にはL字状の第2支持部材48が取り付けられ、第2支持部材48には上記幅方向に間隔をおいて一対の第4支持軸50,52が取り付けられ、かかる一対の第4支持軸50,52に第4案内ローラ54,56(下流側案内ローラを構成する)が回転自在に装着されている。
この実施形態においては、装置本体の一端部、具体的には一方の接続フレーム14に、支持プレート20及びスペーサ58を貫通して接続フレーム14に装着された旋回支持軸60(所定方向に、この実施形態では幅方向に延びる旋回軸線を構成する)を介して旋回アーム62の一端部が旋回自在に装着されている。この旋回アーム62の他端側は図1及び図2において右方に第3案内ローラ44の上方に延びている。この実施形態では、第2支持部材48の第3案内ローラ56側の端部は、この旋回アーム62を越えて更に外方に延びており(図2参照)、従って、この旋回アーム62は、第2支持部材48のこの端部に当接することによって図1及び図2に示す状態に保持され、かかる状態から更に図1において時計方向に下方に旋回するのが阻止される。
旋回アーム62の先端部には、二つ折りされたホース、例えば消防用ホース64を巻き取るためのホース巻取り部66が設けられている。図3をも参照して、このホース巻取り部66は、旋回アーム62の先端部に固定された円筒スリーブ状の巻取りハウジング68を備え、この巻取りハウジング68内に一対の軸受70を介して第1回転軸72が回転自在に支持されている。この第1回転軸72の一端部(図3において左端部)外周には第2回転軸74が回転自在に支持され、第2回転軸74は第1回転軸72に対して相対的に回動可能に構成されている。尚、第1回転軸72は中空軸から構成されているが、中実軸から構成するようにしてもよい。
第1回転軸72の一端部には、略半円状の当接部材76と、この当接部材76から軸線方向外方(図3において左方)に延びる主巻取り軸78とが設けられ、これら当接部材76及び主巻取り軸78は第1回転軸72と一体的に回転する。当接部材76の一端部には第1当接部80が設けられ、その他端部には第2当接部82が設けられている(図6、図7参照)。また、主巻取り軸78は、その縦断面形状が半円乃至三日月状であり、片側に円弧状に突出する円弧状突部84を有している(図4,図6、図7参照)。更に、第2回転軸74には、主巻取り軸78と協働して消防用ホース64を巻き取るための副巻取り軸86が設けられている。この副巻取り軸86は主巻取り軸78とほぼ平行に上記軸線方向外方に延び、第2回転軸74と一体的に回動する。副巻取り軸86が当接部材76の第1当接部80と当接する第1の状態においては、図4及び図6に示すように、主巻取り軸78の円弧状突部84が副巻取り軸86と離隔する離隔位置(この位置においては、主巻取り軸78の凹状面が副巻取り軸86と対向する)に位置し、主巻取り軸78及び副巻取り軸86を結ぶ外周円(即ち、消防用ホース64が巻き取られる面)は大きくなる。一方、副巻取り軸86が当接部材76の第2当接部82と当接する第2の状態においては、図7に示すように、主巻取り軸78の円弧状突部84が副巻取り軸86と近接する近接位置(この位置においては、主巻取り軸78の円弧状突部84が副巻取り軸86と対向する)に位置し、主巻取り軸78及び副巻取り軸86を結ぶ外周円は小さくなる。
ホース巻取り部66は、更に、消防用ホース64を巻き取るための回転操作ハンドル90を備えている。回転操作ハンドル90は第1回転軸72に例えば固定ボルト92により固定され、その先端部にはハンドル部94が回転自在に装着されている。また、旋回アーム62の先端部には押圧アーム96が固定され、この押圧アーム96の先端部には押圧部98が設けられている。この押圧アーム96は旋回アーム62の先端部から斜め上方(図1において右上方)に延びている。この押圧アーム96は、巻取りハウジング68に固定するようにしてもよく、より強固に固定するために旋回アーム62及び巻取りハウジング68に固定するようにしてもよい。
次に、主として図1及び図3〜図7を参照して、上述したホース巻取り装置によるホースの巻取り操作について説明する。消防用ホース64を巻き取るときには、このホース64の長手方向中央部付近で二つ折りして上下方向に重ねる。このとき、二つ折りされた消防用ホース64の雌金具95と雄金具97は幾分ずれた状態となる。消防用ホース64の如く両端部に金具が設けられているものでは長手方向略中央部で二つ折りするようになるが、このような金具がないものでは巻き始めの部分を二つ折りするようになる。
次いで、消防用ホース64の二つ折りした中央部を一対の第2案内ローラ36,38の間を通り、一対の第1案内ローラ26,28の上を通り、更に一対の第4案内ローラ54,56の間を通り、第3案内ローラ44の上を通してホース巻取り部66に導き、この二つ折りした中央部をホース巻取り部66の上側から副巻取り軸86に差し込む。かく差し込むと、図4に示す状態になり、巻き取るべきホース64は、二つ折りした状態にて主巻取り軸76及び副巻取り軸86に巻かれた状態となる。
このように掛けた状態にて、押圧アーム96の押圧部98を軽く押圧しながら回転操作ハンドル90を所定方向に回動させて図5に示すようにして二つ折りした消防用ホース64をホース巻取り部66に巻き取る。この巻き取りの初期においては、副巻取り軸86にホース64が掛かって負荷が作用しているので、副巻取り軸86(第2回転軸74)に対して巻取り軸78(第1回転軸72)が相対的に回転され、主巻取り軸78と一体的に回転する当接部材76の第1当接部80が副巻取り軸86に当接する第1の状態になった(図6参照)後は、主巻取り軸78と副巻取り軸86とが一体的に回転してホース64を巻き取る。この巻取り時、消防用ホース64の両側部は、一対の第2案内ローラ36,38及び一対の第4案内ローラ54,56に案内され、これによって、消防用ホース64をきれいに巻き取ることができる。また、押圧アーム96を下方に軽く押圧するので、ホース巻取り部66に巻き取られたホース64が、第3案内ローラ44上を移動するホース64の所定部位に接触乃至押圧し、これによって、巻き取るべきホース64に引っ張りを加えながら巻き取ることができ、かくして、二つ折りしたホース64を堅く巻き取ることができる。尚、ホースの巻き取る堅さは、押圧アーム96の押圧力によって調整することができ、堅く巻き取る場合には、押圧アーム96の押圧力を大きくしてホース64に加わる引張力を大きくすればよい。このようにして二つ折りした消防用ホース64を所要の通りにホース巻取り部66に巻き取ることができ。巻き終えると、例えば図6に示す状態となる。
このように巻き取った消防用ホース64を、ホース巻取り部66から取り外すには、回転操作ハンドル90を所定方向と反対方向に半回転させ(180度回転させる)、かかる状態にて巻き取られたホース64を引っ張って外せばよい。回転操作ハンドル90をこのように回転させると、副巻取り軸86にホース64の中央部が掛けられて負荷が作用しているので、この副巻取り軸86(第2回転軸74)に対して主巻取り軸78(第1回転軸72)及び当接部材76が相対的に回動され、図7に示すように、当接部材76の第2当接部82が副巻取り軸86に当接する第2の状態となる。この第2の状態においては、図6と対比することによって容易に理解される如く、主巻取り軸78及び副巻取り軸86の外周円が第1の状態の時よりも小さくなり、従って、巻き取られたホース64の中心部において間隙が生成されて幾分か緩むようになり、かくして、巻き取ったホース64を主巻取り軸78及び副巻取り軸86から容易に外すことができる。
次に、図8〜図11を参照して、ホース巻取り装置の他の実施形態について説明する。図8は、他の実施形態のホース巻取り装置を示す側面図であり、図9は、図8のホース巻取り装置の平面図であり、図10は、図8のホース巻取り装置のホース巻取り部及びそれに関連する構成を示す断面図であり、図11は、図10のホース巻取り部の巻取り部材が取外し角度位置にあるときの状態を示す断面図である。
図8及び図9において、この実施形態のホース巻取り装置102は、地面104などに設置される置本体106を備え、この装置本体106はプレート状の基台108から構成されている。この基台108の一端部(図8において右端部)にL字状の支持部材110が装着され、この支持部材110は基台108から幅方向(図8において紙面に垂直な方向、図9において上下方向)片側に突出して延びている。支持部材110には、上記幅方向に間隔をおいて一対の第1支持軸112,114が取り付けられ、かかる一対の第1支持軸112,114に第1案内ローラ116,118が回転自在に装着されている
また、基台108の他端部近傍には支持脚120が設けられ、かかる支持脚120の上端部にホース巻取り部122が設けられている。また、支持脚120の基部には取付支持部材124が取り付けられ、この取付支持部材124も、支持部材110と同様に、基台108から上記幅方向片側に突出して延びている。取付支持部材124の両端部にはブラケット126,128が取り付けられ、かかるブラケット126,128間に第2支持軸130が固定され、この第2支持軸130に第2案内ローラ132が回転自在に装着されている。また、取付支持部材124の下面には、上記幅方向に間隔をおいて一対の第3支持軸134,136が設けられ、かかる第3支持軸134,136に第3案内ローラ138,140が回転自在に装着されている。
次に、図8及び図9とともに図10及び図11を参照して、ホース巻取り部122について説明すると、図示のホース巻取り部122は支持脚120の上端部に取り付けられた円筒スリーブ状の巻取りハウジング142を備え、この巻取りハウジング142内に一対の軸受144を介して回転軸146が回転自在に支持されている。この回転軸146の一端部(図10において左端部)外周部には、周方向に間隔をおいて複数(この実施形態では三つ)の取付部148が設けられ、これらの各取付部148に連結ピン150を介して巻取り部材152の基部が揺動自在に連結されている。各巻取り部材152は回転軸146の一端部から幅方向片側外方に延びており、その内側部には、基部から先端側に向けて順に、直線状に延びる取外し角度保持部158が設けられている。
複数の巻取り部材152の内側に、これらを図10に示す巻取り角度位置に保持するための保持手段160が配設されている。保持手段160は、回転軸146に設けられた貫通孔162を貫通して相対的に回転自在に支持された保持部材164を備えている。保持部材164の一端部には大径部166が設けられ、この大径部166の先端部に球状の保持部168が設けられ、この保持部168が後述するように巻取り部材152の巻取り角度保持部154と取外し角度保持部158との間を移動することができるように構成されている。また、回転軸146の他端面には、この回転軸を回転するための回転操作ハンドル170が設けられ、この回転操作ハンドル170の先端部にハンドル部172が回転自在に装着されている。保持部材164の他端部は回転操作ハンドル170を貫通し、巻取りハウジング142を越えて外方に突出しており、この突出端部に球状の操作部174が設けられている。
また、この操作部174と回転操作ハンドル170との間には、保持部材164を被嵌してコイルばね176が介在されている。このコイルばね176は操作部174に作用して保持部材164を図10において右方に弾性的に偏倚し、この保持部材164を図10に示す第1の位置に保持する。この第1の位置においては、保持手段160の保持部168が複数の巻取り部材152の巻取り角度保持部154に作用してこれらを径方向外方に幾分拡げ、複数の巻取り部材152は巻取り角度位置に保持され、それらの外側面(巻取り角度保持部154などが設けられた側面と反対側の側面)は円筒状の巻取り面を規定する。尚、この第1の位置においては、持部材164の大径部166が回転軸146の端面に当接し、第1の位置を越える移動が阻止される。また、コイルばね176の弾性作用に抗して操作部174を矢印178で示す方向に押すと、巻取り角度保持部154からテーパ部156を経て図11に示す第2の位置に移動させることができる。この第2の位置においては、保持手段160の保持部168が複数の巻取り部材152の取外し角度保持部158に位置して巻取り部材152の径方向内方への旋回動を許容し、それらの取外し角度保持部158が保持部168に当接することによって、巻取り部材152は図11に示す取外し角度位置に保持され、それらの外側部は、先端に向けて径方向内方に幾分傾斜して延びる。
この他の実施形態では、更に、例えば排水用ホース180の巻き初めを容易とするために、特定の巻取り部材152間に差込みロッド182が配設され、かかる差込みロッド182が回転軸146の外周部に固定されている。この差込みロッド182は巻取り部材152に対してほぼ平行に延びており、それ自体幾分弾性を有するのが望ましい。更に、持ち運びの際などに回転操作ハンドル170が振れるのを防止するために、回転操作ハンドル170が鉄など磁性材料から形成されているとともに、支持脚120の所定部位に永久磁石184が設けられており、従って、図10に示すように、回転操作ハンドル170は、永久磁石184の磁気的吸引作用によって下方に垂れ下がった角度位置に保持される。更に、巻取りハウジング142の外周面の上部には、押圧アーム188(図9〜図11においては省略して示している)の基部が固定されている。この押圧アーム188の先端部には押圧部190が設けられ、ホース180を巻き取るときには、この押圧アーム188を押圧することによって、装置本体106の安定性を保つことができるとともに、回転操作ハンドル170の回転操作を容易に行うことができる。
次に、図10及び図11も参照して、上述したホース巻取り装置102によるホース180の巻取り操作について説明する。排水用ホース180を巻き取るときには、このホース180の巻き始め部分(例えば、一端部)を二つ折りの状態とする。
次いで、このホース180の二つ折りした巻き始め部分を一対の第1案内ローラ116,118及び一対の第3案内ローラ138,140の間を通り(図9参照)、更に第2案内ローラ132に巻き掛けてホース巻取り部122に導き、ホース巻取り部122の上側から差込みロッド182に差し込む。かく差し込むと、巻き取るべきホース180は、複数の巻取り部材152の周面の一部に巻かれた状態となる。
このように掛けた状態にて、押圧アーム188の押圧部190を軽く押圧しながら回転操作ハンドル170を所定方向に回動させて排水用ホース180をホース巻取り部122に巻き取る。この巻取り時においては、図10に示すように、保持手段160は第1の位置に保持され、その保持部168は複数の巻取り部材152の巻取り角度保持部154に作用するので、ホース180は、巻取り角度位置に保持された巻取り部材152に巻き取られる。また、この巻取り時、巻き取るべきホース180の両側部は、一対の第1案内ローラ116,118及び一対の第3案内ローラ138,140に案内され、これによって、排水用ホース180をきれいに巻き取ることができる。
このように巻き取った排水用ホース180を、ホース巻取り部122から取り外すには、保持手段160を矢印178(図10参照)で示すように押して第2の位置に位置付け、かかる状態にて巻き取られたホース180を引っ張って外せばよい。保持手段160を第2の位置に移動させると、図11に示すように、保持手段160の保持部168が巻取り部材152の巻取り角度保持部154からテーパ部156を通って取外し角度保持部158に移動し、複数の巻取り部材152の取外し角度位置への揺動が許容される。従って、巻かれたホース180を引っ張って外そうとすると、これら巻取り部材152が巻取り角度位置から径方向内方に取外し角度位置に揺動し、従って、巻き取られたホース180の中心部において間隙が生成されて幾分か緩むようになり、かくして、巻き取ったホース180を巻取り部材152から容易に外すことができる。
上述した実施形態では、保持手段160を押圧して第1の位置から第2の位置に位置付けているが、これとは反対に、保持手段を引いて第1の位置から第2の位置に位置付けるように構成してもよい。この場合、複数の巻取り部材の各々の内側部には、基部から先端側に向けて順に、取外し角度保持部、この取外し角度保持部の先端部から先端側に向けて径方向内方に傾斜するテーパ部と、テーパ部の先端部から直線状に延びる巻取り角度保持部が設けられ、第1の位置にあるときには、保持手段の保持部が巻取り角度保持部に位置して巻取り保持部材を巻取り角度位置に保持し、保持手段の操作部を引いて第2の位置に移動させたときには、この保持部が取外し位置保持部に位置して巻取り部材の取外し角度位置への揺動を許容するように構成することができ、このように構成しても同様の作用効果が達成される。
以上、本発明に従うホース巻取り装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
第1の実施形態のホース巻取り装置を示す側面図。 図1のホース巻取り装置の平面図。 図1のホース巻取り装置のホース巻取り部及びそれに関連する構成を示す断面図。 図3のホース巻取り部にホースを掛けた状態を説明するための図。 図1のホース巻取り装置にホースを巻き取っている状態を示す図。 図3のホース巻取り部にホースを巻き取った状態を示す図。 図3のホース巻取り部に巻き取ったホースを取り外すときの状態を示す図。 他の実施形態のホース巻取り装置を示す側面図。 図8のホース巻取り装置の平面図 図8のホース巻取り装置のホース巻取り部及びそれに関連する構成を示す断面図。 図10のホース巻取り部の巻取り部材が取外し角度位置にあるときの状態を示す断面図。
符号の説明
2,102 ホース巻取り装置
6,106 装置本体
44 第3案内ローラ
62 旋回アーム
64,180 ホース
66,122 ホース巻取り部
72 第1回転軸
74 第2回転軸
76 当接部材
78 主巻取り軸
80,82 当接部
86 副巻取り軸
90,170 回転操作ハンドル
96,188 押圧アーム
146 回転軸
152 巻取り部材
154 巻取り角度保持部
158 取外し角度保持部
160 保持手段
182 差込みロッド

Claims (2)

  1. 二つ折りされたホースを巻き取るためのホース巻取り部を備えたホース巻取り装置において、
    前記ホース巻取り部は、巻取りハウジングに回転自在に支持された第1回転軸と、前記第1回転軸に相対的に回転自在に支持された第2回転軸と、前記第1回転軸と一体的に回動する主巻取り軸と、前記第2回転軸と一体的に回動する副巻取り軸と、前記第1回転軸と一体的に回動するように設けられ、前記副巻取り軸が当接する第1及び第2当接部を有する当接部材と、前記第1回転軸を回転駆動させるための回転操作ハンドルと、を備えており、
    前記副巻取り軸が前記第1当接部に当接する第1状態においては、前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は大きくなるように構成され、前記副巻取り軸が前記第2当接部に当接する第2状態においては、前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は小さくなるように構成されており、
    また装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された旋回アームを更に備え、前記旋回アームに前記ホース巻取り部の前記巻取りハウジングが設けられているとともに、前記旋回アーム又は前記巻取りハウジングに押圧アームが設けられ、また前記装置本体の一端部には、前記ホースの両側部を案内するための一対の上流側案内ローラが回転自在に設けられ、またその他端部には、前記ホースを案内するための案内支持ローラ及びその両側部を案内するための一対の下流側案内ローラが回転自在に設けられており、
    前記ホースを巻き取るときには、前記ホースを二つ折りしてその中央部を前記一対の上流側案内ローラの間を通り、更に前記一対の下流側案内ローラの間を通り、前記案内支持ローラの上を通して前記副巻取り軸に差し込んで前記主巻取り軸に巻き掛けた状態にて、前記押圧アームを下方に押圧させて前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸間に巻き取られる前記ホースの所定部位を前記案内支持ローラに接触乃至押圧させながら前記回転操作ハンドルが所定方向に回動され、前記ホースの両側部は前記一対の上流側案内ローラ及び前記一対の下流側案内ローラに案内され、前記副巻取り軸に対して前記主巻取り軸が前記所定方向に相対的に回動され、前記当接部材の前記第1当接部が前記副巻取り軸に当接された後は前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸が一体的に回動して前記ホースを巻き取り、また巻き取った前記ホースを取り外すときには、前記回転操作ハンドルが前記所定方向と反対方向に回動され、前記主巻取り軸が前記副巻取り軸に対して相対的に回動され、前記当接部材の前記第2当接部が前記副巻取り軸に当接されることを特徴とするホース巻取り装置。
  2. 前記主巻取り軸は、その縦断面形状が半円乃至三日月状で、片側に円弧状に突出しており、前記第1状態においては、前記円弧状突部が前記副巻取り軸から離隔する離隔位置に位置し、これにより前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は大きくなり、また前記第2状態においては、前記円弧状突部が前記副巻取り軸に近接する近接位置に位置し、これにより前記主巻取り軸及び前記副巻取り軸を結ぶ外周円は小さくなることを特徴とする請求項1に記載のホース巻取り装置。
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