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JP3983682B2 - クレジットカードのためのシステム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、店舗の種類に応じてポイントの蓄積および使用が異なる形態に適合されたクレジットカードを利用するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ある会社によって発行されたクレジットカードは、該会社に関連する店舗で商品またはサービスの購入に利用されると、購入代金に応じたポイントが該クレジットカードに付与される。
【0003】
ポイントに関する情報および提携会社のID情報等を格納するクレジットカードが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。顧客がクレジットカードを利用するとき、加盟店の端末によって該クレジットカードに記憶された提携会社のID情報が読み出され、該端末が正規の加盟店端末であるかどうかが判断される。商品の購入によって発生したポイントは、クレジットカードに記憶されたポイントに加算される。商品の購入に使用されたポイントは、クレジットカードに記憶されたポイントから減算される。
【0004】
また、複数の企業間におけるポイント交換システムが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。管理センターには、企業ごとに発行ポイントを集計する発行ポイント集計ファイルと、企業ごとに利用ポイントを集計する利用ポイント集計ファイルが設けられている。これらのファイルに基づいて、企業ごとにポイントの収支を算出し、各企業に対して回収または支払いを行う。
【0005】
【特許文献1】
特開2002―157430号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2002−42251号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ある会社によって発行されたクレジットカードが、該会社の直営店だけでなく、該会社と提携している提携店で利用される形態が普及している。このように異なる種類の店舗でのクレジットカードの使用を可能にすることにより、顧客の該クレジットカードの利用を促進している。
【0008】
しかしながら、このようなクレジットカードの使用形態であっても、従来、クレジットカードに付与されるポイントは一種類のみであり、通常、直営店でのみ使用可能なポイントとして蓄積される。提携店用のポイントが設けられていないので、提携店による顧客獲得が困難となっている。また、店舗(または店舗の種類)に応じてポイントの蓄積および使用が異なる形態に適合したシステムが確立されていないので、店舗(または店舗の種類)ごとに、ポイントによってサービスを差別化することも困難となっている。
【0009】
ポイントは、顧客のクレジットカードの利用状況の指標となりうるものである。従来の手法では、クレジットカードからポイントの累計を参照することはできるが、各店舗における顧客のクレジットカードの利用状況までを把握することはできなかった。特に、提携店は、クレジットカード会社に設けられたシステムへのアクセス制限を受けることが多く、よって該店舗における顧客のクレジットカードの詳細な利用状況を簡単に参照することが困難となっている。
【0010】
したがって、ポイントの蓄積および使用が店舗の種類に応じて異なる形態に適合されたクレジットカードを利用するシステムが必要とされている。また、各店舗において、クレジットカードに記憶されたポイントに関する情報から、顧客のクレジットカードの利用状況を容易に把握することのできるシステムが必要とされている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の一つの側面によると、第1のグループに属する店舗用に割り当てられた第1のメモリ領域と、第2のグループに属する店舗用に割り当てられた第2のメモリ領域とを有するクレジットカードを利用したシステムが提供される。該システムは、第1のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第1の端末および第2のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第2の端末とネットワークを介して通信するサーバを備える。第1の端末および第2の端末は、クレジットカードを読み書きする機能を備えている。サーバは、第1のグループに属する店舗用の第1のポイントプログラムと、第2のグループに属する店舗用の第2のポイントプログラムを備えている。第1のポイントプログラムは、(a)第1の端末にクレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして、第1のメモリ領域に記憶されたポイントと第2のメモリ領域に記憶されたポイントの合計を顧客に提示するステップと、(b)第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、第1のメモリ領域および第2のメモリ領域に記憶されたポイントを書き換えるステップと、を第1の端末装置に実行させるよう構成される。第2のポイントプログラムは、(c)第2の端末にクレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第2のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして、第2のメモリ領域に記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、(d)第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、第2のメモリ領域に記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第2の端末装置に実行させるよう構成される。
【0012】
この発明によれば、第1のグループの店舗および第2のグループの店舗で、ポイントの蓄積および使用形態を変えることができる。これにより、第1と第2のグループの店舗の両方にポイントによる特典を与えつつ、第1と第2のグループの店舗間でサービスの差別化を図ることができる。また、クレジットカードから、顧客および店員は、第1と第2のグループの店舗で使用可能なポイントを知ることができる。
【0013】
この発明の一実施形態によると、クレジットカードは、第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントして、第1のメモリ領域に記憶されたポイントと第2のメモリ領域に記憶されたポイントの合計を記憶する第3のメモリ領域をさらに有する。この発明によれば、演算を要することなく、第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントをクレジットカードから取得することができる。
【0014】
この発明の他の側面によれば、第1のメモリ領域は、第1のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドとポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含む。第2のメモリ領域は、第2のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドとポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含む。第1のポイントプログラムは、(a)第1の端末にクレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、第1のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第1の合計と、第2のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第2の合計との和を顧客に提示するステップと、(b)第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、第1のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントおよび第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を第1の端末に実行させるよう構成される。第2のポイントプログラムは、(c)第2の端末にクレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該店舗で使用可能なポイントとして、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、(d)第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を第2の端末装置に実行させるよう構成される。この発明によれば、各店舗ごとにポイントの蓄積および使用形態を変化させることができる。クレジットカードから、顧客および店員は、第1のグループの任意の店舗で使用可能なポイント、および第2のグループの店舗のそれぞれで使用可能なポイントを知ることができる。
【0015】
この発明の一実施形態によると、第1および第2のメモリ領域のレコードは、該レコードの店舗コードに対応する店舗で顧客が購入した商品またはサービスの実績を示すデータを格納するフィールドをさらに有する。これにより、店舗のそれぞれにおいて、顧客のクレジットカードの利用状況を該カードから取得することができる。
【0016】
この発明の他の実施形態によると、第1のメモリ領域は、上記第1の合計を記憶するフィールドを含み、第2のメモリ領域は、上記第2の合計を記憶するフィールドを含む。さらに、クレジットカードは、第1の合計と第2の合計の和を記憶する第3のメモリ領域を含むことができる。第3のメモリ領域によって示されるポイントは、第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントである。これらのフィールドを設けることにより、クレジットカードから、速やかに第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントを取得することができる。
【0017】
この発明の他の実施形態によれば、第1のポイントプログラムによって実行される上記ステップ(b)は、(b1)店舗における商品またはサービスの購入がクレジット決済される指示が第1の端末に発行されたとき、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントに、該クレジット決済される金額に対応するポイントを加算するステップと、(b2)店舗における商品またはサービスがポイントを使用することによって購入される指示が第1の端末に発行されたとき、(b21)第1の合計が使用ポイント以上ならば、該第1の合計から該使用するポイント数を減算することによって得られたポイントを、第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、(b22)第1の合計が使用ポイントより小さければ、第1のメモリ領域のレコードのポイントフィールドをゼロに更新し、該第1の合計と該使用ポイントの差を第2の合計から減算することによって得られるポイントを、第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、を含む。この発明によると、第1のグループに属する店舗でのポイント使用は、第1のグループの店舗で蓄積されたポイントから優先して使用される。これにより、第2のグループの店舗で蓄積されたポイントが保存されやすくなる。
【0018】
この発明の他の実施形態によれば、第1のポイントプログラムによって実行される上記ステップ(b21)は、第2の合計が使用ポイント以上ならば、該第2の合計から該使用するポイント数を減算することによって得られたポイントを、第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップであり、上記ステップ(b22)は、第2の合計が使用ポイントより小さければ、第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドをゼロに更新し、該第2の合計と該使用ポイントの差を第1の合計から減算することによって得られるポイントを、第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップである。この発明によると、第1のグループに属する店舗でのポイント使用は、第2のグループの店舗で蓄積されたポイントから優先して使用される。これにより、第1のグループの店舗で蓄積されたポイントが保存されやすくなり、第1のグループの店舗への顧客の誘導をより強めることができる。
【0019】
この発明の他の側面によると、クレジットカードは、少なくとも第1のグループに属する店舗および第2のグループに属する店舗で使用可能なキャッシュ金額を記憶する第4のメモリ領域をさらに有する。クレジットカードが電子マネー機能を有するので、該カードの汎用性を向上させることができる。一実施形態では、上記ステップ(b)は、さらに、購入代金から、使用ポイントに対応する金額を減算して、該カードで決済される金額を算出するステップと、該カード決済額の所定の割合を、第4のメモリ領域に記憶されたキャッシュ金額に加算するステップとを含む。該所定の割合は、第1および第2のグループに属する店舗のそれぞれについて異なるように設定可能である。カード決済額の一部が電子マネーとしてキャッシュバックされるので、カードの利便性を高めることができる。
【0020】
この発明の他の側面によると、第1および第2のポイントプログラムは、第1および第2の端末にそれぞれ設けられる。書き換えられたクレジットカードの第1および第2のメモリ領域の内容は、サーバに送信される。この発明によれば、サーバとの通信に要するコストを節約することができる。
【0021】
この発明の他の側面によると、上記のクレジットカードシステムで使用されるクレジットカードは、ICカードである。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施例に従うクレジットカード・コンピュータ・システムの全体的なブロック図である。クレジットカードを発行する会社Xのサーバ2は、ネットワーク1に接続されている。クレジットカードは、ICカードによって実現される。
【0023】
サーバ2の記憶装置(外部記憶装置でもよいし、メモリでもよい)上には、顧客データベース4および店舗データベース5が設けられている。顧客データベース4は、それぞれの顧客についての基本情報(名前、年齢、住所等)と、クレジットカードに関する信用情報および利用実績情報を記憶する。顧客データベース4は、クレジットカードに格納されている情報のマスター・データベースである。
【0024】
店舗データベース5は、会社Xの直営店に関する情報および会社Xと提携している提携店に関する情報を含む。直営店および提携店に関する情報は、それぞれの店舗について、該店舗を識別する店舗コード、該店舗が位置する地域を識別する地域コード、該店舗に適用される換算係数を含む。
【0025】
換算係数は、ポイントを金額に換算するための第1の係数と、金額をポイントに換算するための第2の係数を含む。本実施例では、すべての直営店について、直営店用の第1および第2の換算計数が適用され、すべての提携店について、提携店用の第1および第の換算係数が適用される。直営店用の第1および第2の換算係数は、提携店用の第1および第2の換算係数とはそれぞれ異なるように設定されている。代替的に、店舗ごとに異なる換算係数を設定してもよい。
【0026】
ネットワーク1には、直営店に設置された端末装置7および提携店に設置された端末装置9が接続されている。端末装置7および9は、ICカードであるクレジットカードを読み書きすることのできる機能を備える。端末装置7および9は、CPUおよびメモリを備えた、パーソナルコンピュータ、POS端末、ICカード専用のリードライト装置等を含む任意の端末装置であることができる。
【0027】
直営端末装置7には、該直営店におけるクレジットカードの利用に関連する処理を実施する直営店エンジン8が搭載されている。提携端末装置9には、該提携店でのクレジットカードの利用に関連する処理を実施する提携店エンジン10が搭載されている。これらのエンジンは、典型的にはコンピュータプログラムによって実現される。これらのエンジンを、クレジットサーバ2からダウンロードすることができる。代替的に、これらのエンジンをサーバ2に設けてもよい。
【0028】
図2の(a)は、クレジットカード11の概略的な構造を示す。クレジットカード11には、磁気ストライプ12が設けられている。磁気ストライプ12には、クレジットカードの利用に必要な情報(カード番号および有効期限等)が記憶されている。
【0029】
クレジットカード11には、さらに、ICチップ13が内蔵されている。図2の(b)に、ICチップ13の概略的な構造を示す。ICチップ13は、典型的にはマイクロプロセッサ14およびメモリ15を備える。メモリ15は、たとえば書き込み可能なEEPROMによって実現される。
【0030】
上記のクレジットカードの利用に必要な情報を、ICチップ13内のメモリに設けてもよい。
【0031】
クレジットカード11には、接点(図示せず)が設けられている。クレジットカード11を、ICカードの読み書き機能を備えた端末7または9に挿入すると、クレジットカード11は、該接点を介して該端末7または9と通信する。
【0032】
代替的に、上記のような接触式ICカードに代えて、非接触式ICカードを用いてもよい。非接触式ICカードはアンテナを内蔵しており、端末7または9が発生する電波を利用してデータを送受信する。非接触式ICカードの場合、端末にカードを提示することにより、該カードは端末7または9と通信することができる。
【0033】
図3は、本発明の第1の実施例に従う、ICチップ13内のメモリ15に記憶されるデータ構造を概念的に示す。図3は、データの物理的な構造を示したものではなく、データの論理的な構造を示したものであることに注意されたい(このことは、図4、図5および図15にもあてはまる)。
【0034】
メモリ15は、第1のメモリ領域16と第2のメモリ領域17とを含む。第1および第2の領域16および17は、物理的なメモリ領域の分離を示すものではなく、論理的な分離を示すにすぎないことに注意されたい(このことは、図4、図5および図15にもあてはまる)。
【0035】
第1のメモリ領域16は直営店合計フィールドを含み、第2のメモリ領域17は、提携店合計フィールドを含む。ある直営店において、商品またはサービスの購入がクレジット決済されると、該クレジット決済に応じたポイントが直営店合計フィールドの値(以下、直営店合計ポイントと呼ぶ)に加算される。一方、ある提携店において、商品またはサービスの購入がクレジット決済されると、該クレジット決済に応じたポイントが提携店合計フィールドの値(以下、提携店合計ポイントと呼ぶ)に加算される。
【0036】
さらに、メモリ15は、第3のメモリ領域18に総計フィールドを含む。総計フィールドには、直営店合計ポイントと提携店合計ポイントの和(以下、総計ポイントと呼ぶ)が記憶される。総計フィールドを設ける代わりに、必要に応じて、直営店合計ポイントおよび提携店合計ポイントの和を算出するようにしてもよい。算出は、ICカードに内蔵されたマイクロプロセッサ14または他のプロセッサ(たとえば、端末7、9またはサーバ2)によって実施されることができる。
【0037】
任意の直営店で使用可能なポイントは、総計ポイントによって示される。ある直営店において商品またはサービスの購入にポイントが使用されるとき、直営店合計ポイントから使用される。直営店合計ポイントでは足りない場合には、不足するポイントが、提携店合計ポイントから使用される。
【0038】
任意の提携店で使用可能なポイントは、提携店合計ポイントによって示される。ある提携店において、商品またはサービスの購入にポイントが使用されるとき、提携店合計ポイントから使用される。
【0039】
このように、本実施例においては、直営店でのクレジットカードの利用が提携店での利用よりも有利になるように、提携店で取得されたポイントは、直営店でも使用することができる。
【0040】
代替的に、直営店でのポイントの使用を、まず提携店合計ポイントから使用し、不足した場合に直営店合計ポイントから使用してもよい。この場合には、直営店への顧客の誘導がより強化される。
【0041】
このように、店舗の種類に応じてポイントの蓄積および使用が異なる形態に適合したクレジットカードが実現される。
【0042】
図4は、本発明の第2の実施例に従う、メモリ15に記憶される概略的なデータ構造を示す。第1のメモリ領域16は、直営店合計フィールドを有し、これは、図3の直営店合計フィールドと同じものである。
【0043】
第2のメモリ領域17は、それぞれの提携店について1つのレコードを有する。レコードは、店舗コード、地域コード、現ポイント、累積ポイントおよび評価のフィールドを含む。店舗コードフィールドは、提携店を識別するためのコードを記憶する。地域コードフィールドは、該提携店が位置する地域を識別するコードを記憶する。代替的に、店舗コードに地域を識別するコードを含めてもよい。
【0044】
現ポイントフィールドは、該提携店で使用可能なポイントを記憶する。現ポイントは、クレジット決済の金額に応じて加算され、使用ポイントに応じて減算される。累積ポイントフィールドは、該提携店で過去に取得されたポイントの累計を記憶する。累積ポイントは、該提携店での顧客の過去の購入実績を示すものであり、ポイントが使用されても減算されない。
【0045】
評価フィールドは、該提携店の顧客に対する評価を記憶する。評価は、該提携店の担当者によって設定される。たとえば、累積ポイントが所定値以上の場合には、頻繁に該店舗の商品またはサービスを購入する顧客であることを示す。この場合、評価フィールドには、高い評価を示す「A」が設定される。代替的に、累積ポイントフィールドおよび評価フィールドのいずれか一方のみをレコードに設けて、顧客の利用状況を把握するようにしてもよい。
【0046】
提携店合計フィールドは、図3の提携店合計フィールドと同じものである。提携店合計フィールドには、第2のメモリ領域のすべてのレコードの現ポイントフィールドに記憶された値の合計が記憶される。提携店合計フィールドを設ける代わりに、必要に応じて、該すべてのレコードの現ポイントフィールドに記憶された値の合計を算出するようにしてもよい。第3のメモリ領域18に含まれる総計フィールドは、図3の総計フィールドと同じものである。
【0047】
任意の直営店で使用可能なポイントは、総計ポイントによって示される。ある直営店において、商品またはサービスの購入にポイントが使用されるとき、直営店合計ポイントから使用される。直営店合計ポイントでは足りない場合には、不足するポイントが、提携店合計ポイントから使用される。提携店合計ポイントが使用された場合には、残った提携店合計ポイントが提携店間に再分配される。該再分配に応じて、各提携店レコードの現ポイントフィールド値が更新される。
【0048】
再分配には、任意の手法を採用することができる。本実施例では、ポイントを有していた(すなわち、現ポイントフィールドが0より大きい値を有していた)提携店間で、該現ポイントの値に応じて再分配される。具体的な手法は、後述される。代替的に、提携店間で平均的に分配する手法を用いてもよい。
【0049】
この第2の実施例においては、ある特定の提携店で使用可能なポイントは、該提携店レコードの現ポイントフィールドの値によって示される。すなわち、ある特定の提携店で使用可能なポイントは、該提携店で取得されたポイントに制限される。代替的に、第1の実施例のように、提携店合計ポイントを、任意の提携店で使用可能なようにしてもよい。
【0050】
このクレジットカードは、直営店については複数の店舗についてのポイントがまとめてカウントされ、提携店については店舗ごとにポイントがカウントされる形態に適用されることができる。また、このクレジットカードから、各提携店または所定の地域における顧客の利用状況を、累積ポイントフィールドおよび(または)評価フィールドから取得することができる。
【0051】
図5は、本発明の第3の実施例に従う、ICチップ13内のメモリ15に記憶される概略的なデータ構造を示す。第2の実施例と異なる点は、第1のメモリ領域16に示されるように、直営店についてのデータ構造が、提携店と同様の形態を有していることである。第1のメモリ領域16は、それぞれの直営店について1つのレコードを有する。レコードの構成は、図4を参照して説明した提携店レコードと同じである。
【0052】
直営店合計フィールドは、図3の直営店合計フィールドと同じものである。直営店合計フィールドには、第1のメモリ領域のすべてのレコードの現ポイントフィールドに記憶された値の合計が記憶される。直営店合計フィールドを設ける代わりに、必要に応じて、該すべてのレコードの現ポイントフィールドに記憶された値の合計を算出するようにしてもよい。第3のメモリ領域18に含まれる総計フィールドは、図3の総計フィールドと同じものである。
【0053】
任意の直営店で使用可能なポイントは、総計ポイントによって示される。ある直営店において、商品またはサービスの購入にポイントが使用されるとき、直営店合計ポイントから使用される。その結果、直営店合計ポイントが残った場合には、該残った直営店合計ポイントが直営店間で再分配される。一方、使用するポイントが直営店合計ポイントでは足りない場合には、不足するポイントが、提携店合計ポイントから使用される。その結果、提携店合計ポイントが残った場合には、該残った提携点合計ポイントが提携店間で再分配される。これらの再分配の手法は、第2の実施例で説明した再分配の手法と同様であり、詳細は後述される。
【0054】
第2の実施例と同様に、ある特定の提携店で使用可能なポイントは、該提携店の現ポイントフィールドの値によって示される。
【0055】
このクレジットカードは、直営店および提携について店舗ごとにポイントがカウントされる形態に適用されることができる。また、このクレジットカードからは、各店舗における顧客の利用状況を、累積ポイントフィールドおよび(または)評価フィールドから取得することができる。
【0056】
図4および図5において、顧客にクレジットカードが発行されるとき、第1および第2のメモリ領域に予めレコードを格納しておくことができる。たとえば、該顧客の住所および(または)勤務先が属する地域の直営店および提携店のレコードを予め記憶しておくことができる。
【0057】
ある店舗においてクレジットカードが利用されたとき、該店舗についてのレコードがメモリ15に含まれない場合には、該レコードをサーバ2の店舗データベース5からメモリ15にロードすることができる。このロード時にメモリ15が満杯ならば、該カードが利用されていない店舗についてのレコードを該メモリ15から削除することができる。ロードおよび削除は、カード11のマイクロプロセッサ14によって実行されてもよいし、端末7、9またはサーバ2によって実行されてもよい。
【0058】
図6は、本発明の一実施形態に従う、ポイントの蓄積および使用を具体的に説明するための図である。図5に示されるメモリ形態が採用される。上記の「現ポイント」フィールドには、初期値としてゼロがセットされていると仮定する。
【0059】
取引1において、顧客は、直営店Aにおいて20ポイントに相当する商品を購入する。これにより、第1のメモリ領域の直営店A(店舗コード=0001)の現ポイントフィールドに「20」が記憶される。直営店合計フィールドには「20」が記憶され、提携店合計フィールドはゼロのままである。総計フィールドには、直営店合計ポイントと提携店合計ポイントの和(20=20+0)が記憶される。
【0060】
取引2において、顧客は、提携店Bにおいて30ポイントに相当する商品を購入する。これにより、第2のメモリ領域の提携店B(店舗コード=1001)の現ポイントフィールドに「30」が記憶される。提携店合計フィールドには「30」が記憶される。総計フィールドは「50」に更新される。
【0061】
取引3において、顧客は、提携店Cにおいて20ポイントに相当するサービスを購入する。これにより、第2のメモリ領域の提携店C(店舗コード=2001)の現ポイントフィールドに「20」が記憶される。提携店合計フィールドは「50」に更新される。総計フィールドは「70」に更新される。
【0062】
取引4において、顧客は、直営店Dにおいて商品の購入に30ポイントを使用する。前述したように、総計フィールドによって示される70ポイントが、任意の直営店で使用可能である。顧客は、そのうちの30ポイントを使用する。
【0063】
まず、直営店合計ポイントから使用されるので、直営店合計フィールドはゼロに更新される。不足する10ポイントは、提携店合計ポイントから使用される。その結果、提携店合計フィールドは「40」に更新される。その後、提携店合計ポイント「40」が、提携店間で再配分される。取引4の開始時点において、提携店Bと提携店Cの現ポイントの割合は3:2である。したがって、24ポイントを提携店Bに分配し、16ポイントを提携店Cに分配する。
【0064】
取引5に進み、顧客は、提携店Cにおいて商品の購入に5ポイントを使用する。前述したように、顧客が提携店Cにおいて使用できるポイントは、店舗コード2001の現ポイントフィールドによって示される16ポイントに制限される。5ポイントを使用した結果、該現ポイントフィールドは「11」に更新される。提携店合計フィールドは「35」に更新され、総計フィールドは「35」に更新される。
【0065】
図7〜図10は、直営店でクレジットカード11により商品またはサービスを購入するときに実施される処理のフローチャートである。該処理は、直営店端末7の直営店エンジン8によって実施される。ここで、上記の第3の実施例のクレジットカードが用いられる。
【0066】
該ルーチンは、直営店端末7においてカード決済リクエストが発行されたときに開始する(S11)。該リクエストの発行は、例えば、直営店端末7にカードが挿入または提示されたことに応答して、または直営店の店員によるキー操作またはメニュー選択に応答して発行されることができる。
【0067】
ステップS12において、店員による操作(キー、商品のバーコード読み取り等)により、購入商品(またはサービス、以下同じ)の情報および金額が読み込まれる。購入商品の情報は、例えば、商品名、商品の種類等を含むことができる。
【0068】
ステップS13において、クレジットカード11の磁気ストライプ12(またはメモリ15)に記憶されているカード情報を、直営店端末7のメモリにロードする。ステップS14において、該ロードしたカード情報に基づいて、該購入商品のクレジット決済が可能かどうかを判断する。該判断は、必要に応じて、サーバ2にアクセスすることを含んでもよい。該判断は、カードの有効性および与信限度額のチェックを含む。
【0069】
クレジット決済が不可能と判断されたならば、カード決済が拒否される旨を表示する(S15)。クレジット決済が可能と判断されたならば、ステップS16に進む。
【0070】
ステップS16において、直営店端末7の記憶装置(メモリまたは外部記憶装置)から、または店員の操作により、該直営店の店舗コードと地域コードを読み込む。ステップS17において、カード11のメモリ15に記憶された店舗コードと地域コードを、直営店端末7のメモリにロードする。
【0071】
ステップS18において、ステップS16で読み込まれた店舗コードと地域コードが、ステップS17でロードされた店舗コードと地域コードに含まれるかどうかを判断する。含まれなければ、該直営店の店舗コードおよび地域コードを店舗データベース5からダウンロードし、カード11のメモリ15に書き込む(S19)。これは、第1のメモリ領域に1つのレコードが追加されることを示す。
【0072】
図8のステップS21およびS22に進み、店舗データベース5から、直営店用の第1および第2の換算係数と、提携店用の第1および第2の換算係数を、直営店端末7のメモリにダウンロードする。代替的に、直営店エンジン8において、これらの換算係数を予め設定しておいてもよい。ステップS23において、カード11の第1〜第3のメモリ領域16〜18に記憶されたデータを、直営店端末7のメモリにロードする。
【0073】
ステップS24において、直営店合計フィールドの値に直営店用の第1の換算係数を乗算して、直営店合計ポイントの換算金額を算出する。
【0074】
代替的に、各直営店レコードの「現ポイント」フィールドの値に、該直営店の第1の換算係数を乗算することにより、該現ポイントに対応する金額を算出してもよい。この場合、直営店合計ポイントの換算金額は、各レコードについて算出された金額の合計である。
【0075】
ステップS25において、提携店合計フィールドの値に提携店用の第1の換算係数を乗算して、提携店合計ポイントの換算金額を算出する。
【0076】
代替的に、各提携店レコードの「現ポイント」フィールドの値に、該提携店の第1の換算係数を乗算することにより、該現ポイントに対応する金額を算出してもよい。この場合、提携店合計ポイントの換算金額は、各レコードについて算出された金額の合計である。
【0077】
ステップS26において、ステップS24で算出された直営店合計ポイントの換算金額とステップS25で算出された提携店合計ポイントの換算金額とを合計する。算出された直営店用金額は、任意の直営店で使用可能なポイント数に対応する金額を示す。
【0078】
ステップS27において、総計フィールドによって示される総計ポイントと、ステップS26において算出された直営店用金額を、直営店端末7のディスプレイに表示する。これにより、顧客と店員は、該直営店で使用可能なポイント数と、該ポイントに対応する金額を知ることができる。
【0079】
ステップS27では、直営店合計ポイントおよび提携店合計ポイントをそれぞれ表示してもよい。また、各直営店の現ポイントとその換算金額、および各提携店の現ポイントとその換算金額を表示してもよい。
【0080】
さらに、ステップS27では、それぞれの直営店およびそれぞれの提携店の累積ポイントフィールおよび(または)評価フィールドの値を、直営店端末7のディスプレイに表示することができる。これにより、直営店の店員は、該顧客のカードの詳細な利用状況を知ることができる。
【0081】
図9のステップS31に進み、顧客からの指示に従い、直営店の店員によって、決済にポイントを使用するかどうかが直営店端末7に指示される。例えば、使用するポイント数をキー入力することにより、該指示を端末7に与えることができる。ポイントを使用する指示が発行されなければ、カード決済額に、購入した商品の代金(以下、購入代金と呼ぶ)をセットし(S32)、使用ポイントにゼロをセットする(S33)。
【0082】
ステップS34に進み、カード決済額を求める。ポイントを使用しないので、カード決済額は購入代金と同じである。ステップS35において、カード決済額に直営店用の第2の換算係数を乗算することにより、加算されるべきポイントを求める。ステップS36において、該直営店の店舗コードを有するレコードの現ポイントと累積ポイントに、それぞれ、算出された加算ポイントを加算する。これに応じて、直営店合計ポイントおよび総計ポイントにも、それぞれ加算ポイントが加えられる。
【0083】
ステップS31において、ポイントを使用する場合にはステップS51に進み、使用するポイント数を読み込む。顧客の指示に従い、店員は、使用ポイント数を直営店端末7に入力することができる。使用するポイント数に対応する金額を直営店端末7上で計算して顧客に呈示できるようにするのが好ましい。ステップS52において、使用するポイント数を、図8のステップS24〜S26と同様の手法で、金額に換算する。
【0084】
本実施例では、図6を参照して説明したように、直営店合計ポイントが優先して使用される。直営店合計ポイントでは不足する場合に、提携店合計ポイントが使用される。代替的に、顧客が、使用する直営店合計ポイントと提携店合計ポイントをそれぞれ決定するようにしてもよい。
【0085】
ステップS53において、ステップS52で算出された使用ポイントの換算金額と購入代金を比較する。使用ポイントの換算金額が購入代金より少なければ、顧客は、不足している金額を支払う必要がある。ステップS34において、購入代金から、使用ポイントの換算金額を減算して、カード決済額を算出する。その後、ステップS35およびS36が、前述したように実施される。
【0086】
ステップS5において、使用ポイントの換算金額が購入代金以上ならば、カード決済額はゼロである(図10のS61)。ステップS62において、直営店合計ポイントと使用ポイントを比較する。直営店合計ポイントが使用ポイント以上ならば、該直営店合計ポイントから使用ポイントを減算する(S63)。提携店合計ポイントは変化しない。総計ポイントは、更新された直営店合計ポイントと提携店合計ポイントの和に更新される(S64)。
【0087】
ステップS65において、ステップS63で算出された直営店合計ポイントを、直営店間で再分配する。前述したように、今回の取引の開始時の現ポイントの比率に応じて、該直営店合計ポイントを直営店間に分配することができる。各直営店の現ポイントは、分配されたポイントに更新される。
【0088】
直営店合計ポイントが使用ポイントより少なければ、使用ポイントから直営店合計ポイントを減算する。結果として得られる不足ポイント数は、提携店合計ポイントによって補う必要がある。該不足ポイント数を、提携店合計ポイントから減算する(S67)。
【0089】
ステップS68において、直営店合計ポイントはゼロに更新される。総計ポイントは、更新された直営店合計ポイントと更新された提携店合計ポイントとの和に更新される(S69)。ステップS70において、ステップS67で算出された提携店合計ポイントを、提携店間で再分配する。前述したように、今回の取引の開始時の現ポイントの比率に応じて、提携店合計ポイントを提携店間に分配することができる。各提携店の現ポイントは、分配されたポイントに更新される。
【0090】
ステップS71において、上記のようにして更新されたフィールド値で、カード11のメモリ15を更新する。また、これらのフィールド値は、サーバ2に送信され、顧客データベース4を更新する(S72)。ステップS73において、従来のクレジットカードの決済処理が実施される。決済処理では、カード決済額およびその明細(店舗名、商品名等)がサーバ2に送信される。
【0091】
ステップS74において、店員によるキー操作またはメニュー選択により、カード11のメモリ15の更新された内容を、直営店端末7の記憶装置に格納することができる。格納されたカード11のメモリ15の内容は、その後の顧客の分析に用いることができる。
【0092】
図11〜図14は、提携店においてクレジットカード11により商品またはサービスを購入するときに実施される処理のフローチャートである。該処理は、提携店端末9の提携店エンジン10によって実施される。提携店ルーチンは、図7〜図10に示される直営店ルーチンとほぼ同じ処理を実行するので、異なる部分についてのみ説明する。
【0093】
図11に示されるステップS111〜S119は、図7に示されるステップS11〜S19と同じである。図12のステップS122に進み、店舗データベース5から、該提携店用の第1および第2の換算係数を読み出す。代替的に、該提携店用の第1および第2の換算係数を、提携店エンジン10に設定しておいてもよい。ステップS123において、第2のメモリ領域に記憶された該提携店のレコードに含まれるデータを、提携店端末9のメモリにロードする。
【0094】
ステップS125において、該提携店レコードの現ポイントに、該提携店用の第1の換算係数を乗算することにより、該現ポイントの換算金額を算出する。ステップS127において、該提携店の現ポイントとその換算金額を、提携店端末9のディスプレイに表示する。これにより、顧客と店員は、該提携店で使用可能なポイント数と、該ポイントで購入できる商品およびサービスを知ることができる。
【0095】
ステップS127では、さらに、該提携店レコードの累積ポイントおよび(または)評価の値を、提携店端末9のディスプレイに表示することができる。これにより、提携店の店員は、該顧客のカードの詳細な利用状況を把握することができる。
【0096】
本実施例では、提携店の店員は、該提携店に関する情報のみを取得できる。代替的に、他の提携店または直営店に関する情報もクレジットカード11から読み出して表示できるようにしてもよい。
【0097】
図13に示される処理は、図9に示される処理と同様である。ポイントを使用しない場合、カード決済額に相当するポイント数が、該提携店の現ポイントおよび累積ポイントに加算される(S136)。それに応じて、提携店合計ポイントおよび総計ポイントも更新される。
【0098】
ポイントを使用する場合、使用ポイントの換算金額が購入代金より少なければ(S153)、該使用ポイントの換算金額と購入代金の差額に相当するポイント数が、加算ポイントとして算出される(S134、S135)。加算ポイントは、該提携店レコードの現ポイントおよび累積ポイントに加算される。それに応じて、提携店合計ポイントおよび総計ポイントも更新される。
【0099】
ステップS153において、使用ポイントの換算金額が購入代金以上ならば、カード決済額はゼロである(図14のS161)。ステップS163において、提携店の現ポイントから、使用ポイントが減算される。該現ポイントの更新に応じて、提携店合計ポイントおよび総計ポイントが更新される(S164)。
【0100】
ステップS171において、上記のようにして更新された提携店レコードのフィールド値で、カード11のメモリ15を更新する。また、これらのフィールド値は、サーバ2に送信され、顧客データベース4を更新する(S172)。ステップS173において、クレジットカードの決済処理が実施される。ステップS174において、店員によるキー操作またはメニュー選択により、提携店レコードの更新された内容を、提携店端末9の記憶装置に格納することができる。格納された提携店レコードの内容は、その後の顧客の分析に用いることができる。
【0101】
図15は、本発明の第4の実施例に従う、ICチップ13内のメモリ15に記憶される概略的なデータ構造を示す。第3の実施例(図5)と異なる点は、第4のメモリ領域19に電子マネーフィールドが設けられていることである。電子マネーフィールドは、汎用的に使用できるキャッシュ金額を格納する。該キャッシュ金額は、直営店、提携店、および指定された他の店舗で使用されることができる。カードの所有者は、所望の金額を支払うことにより、該金額を電子マネーフィールドに登録することができる。この作業は、所定の端末装置(任意の店舗および駅等に配置されることができる)を介して実施されることができる。
【0102】
顧客が直営店または提携店で該クレジットカードにより決済すると、該決済された金額の所定の割合(以下、キャッシュバック率と呼ぶ)が、キャッシュとして電子マネーフィールドに加算される。本実施例では、キャッシュバック率に関し、直営店用の値と提携店用の値が準備されており、直営店用の値の方が提携店用の値よりも高いように設定されている。代替的に、キャッシュバック率を店舗ごとに設定してもよい。各店舗に適用されるキャッシュバック率は、店舗データベース5に格納される。
【0103】
図15に示されるクレジットカードを用いて、直営店において商品またはサービスを購入するときに実施される処理のフローチャートは、図9が図16に置き換えられる点を除き、前述した直営店ルーチンとほぼ同じである。しかしながら、図8のステップS21に、直営店用のキャッシュバック率をダウンロードすることが追加される点、およびステップS23に、第4のメモリ領域のデータをロードすることが追加される点に注意されたい。
【0104】
図16を参照すると、ステップS231〜S234は、ステップS31〜S34と同じである。ステップS251〜S253は、ステップS51〜S53と同じである。ステップS235において、電子マネーを使用するかどうかを判断する。使用しなければ、ステップS238に進む。使用するならば、使用する電子マネー金額を減算することによって、カード決済額を算出する(S236)。ステップS237において、電子マネーフィールドから、使用する電子マネー金額を減算する。
【0105】
ステップS238およびS239において、カード決済額に対応するポイントの所定の割合が、キャッシュ金額に換算され、該キャッシュ金額が電子マネーフィールドに加算される。ステップS240およびS241において、カード決済額に対応するポイントの残りの割合が加算ポイントとして算出され、該直営店の現ポイントおよび累積ポイントフィールドに加算される。
【0106】
たとえば、キャッシュバック率を20%とし、カード決済額に対応するポイント数が100ならば、20ポイントがキャッシュに変換され、変換されたキャッシュ金額が電子マネーフィールドに加算される。残りの80ポイントは、加算ポイントとして算出される。
【0107】
図15に示されるクレジットカードを用いて、提携店において商品またはサービスを購入するときに実施される処理のフローチャートは、図13が図17に置き換えられる点を除き、ほぼ同じである。しかしながら、図12のステップS122に、提携店用のキャッシュバック率をダウンロードすることが追加される点、およびステップS123に、第4のメモリ領域のデータをロードすることが追加される点に注意されたい。
【0108】
ステップS331〜S334は、ステップS131〜S134と同じである。ステップS351〜S353は、ステップS151〜S153と同じである。ステップS335において、電子マネーを使用するかどうかを判断する。使用しなければ、ステップS338に進む。使用するならば、使用する電子マネー金額を減算することによって、カード決済額を算出する(S336)。ステップS337において、電子マネーフィールドから、使用する電子マネー金額を減算する。
【0109】
ステップS338およびS339において、カード決済額に対応するポイントの所定の割合が、キャッシュ金額に換算され、該キャッシュ金額が電子マネーフィールドに加算される。ステップS340およびS341において、カード決済額に対応するポイントの残りの割合が加算ポイントとして算出され、該提携店の現ポイントおよび累積ポイントフィールドに加算される。
【0110】
たとえば、キャッシュバック率を10%とし、カード決済額に対応するポイント数が100ならば、10ポイントがキャッシュに変換され、変換されたキャッシュ金額が電子マネーフィールドに加算される。残りの90ポイントは、加算ポイントとして算出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のシステムの全体的な構成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例における、クレジットカードの構造を示す図。
【図3】この発明の第1の実施例における、ICメモリのデータ構造を示す図。
【図4】この発明の第2の実施例における、ICメモリのデータ構造を示す図。
【図5】この発明の第3の実施例における、ICメモリのデータ構造を示す図。
【図6】この発明の一実施例における、ポイント付与の一例を示す図。
【図7】この発明の一実施例における、直営店ルーチンを示す図。
【図8】この発明の一実施例における、直営店ルーチンを示す図。
【図9】この発明の一実施例における、直営店ルーチンを示す図。
【図10】この発明の一実施例における、直営店ルーチンを示す図。
【図11】この発明の一実施例における、提携店ルーチンを示す図。
【図12】この発明の一実施例における、提携店ルーチンを示す図。
【図13】この発明の一実施例における、提携店ルーチンを示す図。
【図14】この発明の一実施例における、提携店ルーチンを示す図。
【図15】この発明の第4の実施例における、ICメモリのデータ構造を示す図。
【図16】この発明の第4の実施例のカードを用いた場合の直営店ルーチンを示す図。
【図17】この発明の第4の実施例のカードを用いた場合の提携店ルーチンを示す図。
【符号の説明】
2 クレジットサーバ
4 顧客データベース
5 店舗データベース
7 直営店端末
8 直営店エンジン
9 提携店端末
10 提携店エンジン

Claims (21)

  1. 第1のグループに属する店舗用に割り当てられた第1のメモリ領域と、第2のグループに属する店舗用に割り当てられた第2のメモリ領域とを有するクレジットカードを利用したシステムであって、
    該システムは、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第1の端末および前記第2のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第2の端末とネットワークを介して通信するサーバを備えており、
    前記第1の端末および第2の端末は、前記クレジットカードを読み書きする機能を備えており、
    前記第2のメモリ領域は、前記第2のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    商品またはサービスの購入代金の支払いは、ポイントを使用することなくクレジット決済により支払われる第1の形態、および、ポイントを使用して支払われる第2の形態のいずれかで行われ、
    前記サーバは、前記第1のグループに属する店舗用の第1のポイントプログラムと、前記第2のグループに属する店舗用の第2のポイントプログラムを備えており、
    前記第1のポイントプログラムは、
    (a)前記第1の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントと、前記第2のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第2の合計との和を顧客に提示するステップと、
    (b)前記第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントおよび前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第1の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第2のポイントプログラムは、
    (c)前記第2の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該店舗で使用可能なポイントとして該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、
    (d)前記第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第2の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第1のポイントプログラムによって実行される前記ステップ(b)は、さらに、
    (b1)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第1の形態で行う指示が該第1の端末に入力されたとき、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントに、前記クレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントを加算するステップと、
    (b2)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第2の形態で行う指示が前記第1の端末に入力されたとき、
    (b21)前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントが前記使用ポイント以上ならば、該第1のメモリ領域に記憶されたポイントから該使用ポイントを減算するステップと、
    (b22)前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントが前記使用ポイントより小さければ、前記第1のメモリ領域のポイントをゼロに更新し、該第1のメモリ領域のポイントと該使用ポイントの差を前記第2の合計から減算することによって得られるポイントを、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    を前記第1の端末装置に実行させるよう構成される、クレジットカードシステム。
  2. さらに、前記ステップ(b22)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われる、請求項1に記載のクレジットカードシステム。
  3. 第1のグループに属する店舗用に割り当てられた第1のメモリ領域と、第2のグループに属する店舗用に割り当てられた第2のメモリ領域とを有するクレジットカードを利用したシステムであって、
    該システムは、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第1の端末および前記第2のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第2の端末とネットワークを介して通信するサーバを備えており、
    前記第1の端末および第2の端末は、前記クレジットカードを読み書きする機能を備えており、
    前記第2のメモリ領域は、前記第2のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    商品またはサービスの購入代金の支払いは、ポイントを使用することなくクレジット決済により支払われる第1の形態、および、ポイントを使用して支払われる第2の形態のいずれかで行われ、
    前記サーバは、前記第1のグループに属する店舗用の第1のポイントプログラムと、前記第2のグループに属する店舗用の第2のポイントプログラムを備えており、
    前記第1のポイントプログラムは、
    (a)前記第1の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントと、前記第2のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第2の合計との和を顧客に提示するステップと、
    (b)前記第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントおよび前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第1の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第2のポイントプログラムは、
    (c)前記第2の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該店舗で使用可能なポイントとして該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、
    (d)前記第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第2の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第1のポイントプログラムによって実行される前記ステップ(b)は、さらに、
    (b1)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第1の形態で行う指示が該第1の端末に入力されたとき、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントに、前記クレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントを加算するステップと、
    (b2)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第2の形態で行う指示が前記第1の端末に入力されたとき、
    (b21)前記第2の合計が前記使用ポイント以上ならば、該第2の合計から該使用ポイントを減算することによって得られるポイントを、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    (b22)前記第2の合計が前記使用ポイントより小さければ、前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドをゼロに更新し、該第2の合計と該使用ポイントの差を前記第1の合計から減算することによって得られるポイントを、前記第1のメモリ領域に記憶するステップと、
    を前記第1の端末装置に実行させるよう構成される、クレジットカードシステム。
  4. さらに、前記ステップ(b21)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われる、請求項3に記載のクレジットカードシステム。
  5. 前記クレジットカードは、前記第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントと前記第2の合計との合計を記憶する第3のメモリ領域をさらに有する、請求項1または3に記載のクレジットカードシステム。
  6. 前記クレジットカードは、少なくとも前記第1のグループに属する店舗および前記第2のグループに属する店舗で使用可能なキャッシュ金額を記憶する第4のメモリ領域をさらに有する、請求項1または請求項3に記載のクレジットカードシステム。
  7. 前記ステップ(b)は、さらに、
    前記購入代金から、前記使用ポイントに対応する金額を減算して、前記クレジットカードで決済される金額を算出するステップと、
    前記カード決済額の所定の割合を、前記第4のメモリ領域に記憶されたキャッシュ金額に加算するステップと、
    を含む、請求項6に記載のクレジットカードシステム。
  8. 前記第1および第2のポイントプログラムは、前記第1および第2の端末にそれぞれ設けられ、
    前記ステップ(b)および(d)で書き換えられたクレジットカードの前記第1および第2のメモリ領域の内容は、前記サーバに送信される、請求項1から請求項7のいずれかに記載のクレジットカードシステム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のクレジットカードシステムで使用されるクレジットカードであって、ICカードであるクレジットカード。
  10. 第1のグループに属する店舗用に割り当てられた第1のメモリ領域と、第2のグループに属する店舗用に割り当てられた第2のメモリ領域とを有するクレジットカードを利用したシステムであって、
    該システムは、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第1の端末および前記第2のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第2の端末とネットワークを介して通信するサーバを備えており、
    前記第1の端末および第2の端末は、前記クレジットカードを読み書きする機能を備えており、
    前記第1のメモリ領域は、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    前記第2のメモリ領域は、前記第2のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    商品またはサービスの購入代金の支払いは、ポイントを使用することなくクレジット決済により支払われる第1の形態、および、ポイントを使用して支払われる第2の形態のいずれかで行われ、
    前記サーバは、前記第1のグループに属する店舗用の第1のポイントプログラムと、前記第2のグループに属する店舗用の第2のポイントプログラムを備えており、
    前記第1のポイントプログラムは、
    (a)前記第1の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして、前記第1のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第1の合計と、前記第2のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第2の合計との和を顧客に提示するステップと、
    (b)前記第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、前記第1のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントおよび前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第1の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第2のポイントプログラムは、
    (c)前記第2の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該店舗で使用可能なポイントとして、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、
    (d)前記第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第2の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第1のポイントプログラムによって実行される前記ステップ(b)は、さらに、
    (b1)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第1の形態で行う指示が該第1の端末に入力されたとき、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントに、前記クレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントを加算するステップと、
    (b2)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第2の形態で行う指示が前記第1の端末に入力されたとき、
    (b21)前記第1の合計が前記使用ポイント以上ならば、該第1の合計から該使用ポイントを減算することによって得られるポイントを、前記第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    (b22)前記第1の合計が前記使用ポイントより小さければ、前記第1のメモリ領域のレコードのポイントフィールドをゼロに更新し、該第1の合計と該使用ポイントの差を前記第2の合計から減算することによって得られるポイントを、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    を前記第1の端末装置に実行させるよう構成される、クレジットカードシステム。
  11. さらに、前記ステップ(b21)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に、前記第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われ、前記ステップ(b22)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われる、請求項10に記載のクレジットカードシステム。
  12. 第1のグループに属する店舗用に割り当てられた第1のメモリ領域と、第2のグループに属する店舗用に割り当てられた第2のメモリ領域とを有するクレジットカードを利用したシステムであって、
    該システムは、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第1の端末および前記第2のグループに属する店舗のそれぞれに設置された第2の端末とネットワークを介して通信するサーバを備えており、
    前記第1の端末および第2の端末は、前記クレジットカードを読み書きする機能を備えており、
    前記第1のメモリ領域は、前記第1のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    前記第2のメモリ領域は、前記第2のグループに属する店舗のそれぞれについて、店舗コードを格納する店舗コードフィールドおよびポイントを格納するポイントフィールドを有するレコードを含んでおり、
    商品またはサービスの購入代金の支払いは、ポイントを使用することなくクレジット決済により支払われる第1の形態、および、ポイントを使用して支払われる第2の形態のいずれかで行われ、
    前記サーバは、前記第1のグループに属する店舗用の第1のポイントプログラムと、前記第2のグループに属する店舗用の第2のポイントプログラムを備えており、
    前記第1のポイントプログラムは、
    (a)前記第1の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントとして、前記第1のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第1の合計と、前記第2のメモリ領域のすべてのレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントの第2の合計との和を顧客に提示するステップと、
    (b)前記第1の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、前記第1のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントおよび前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第1の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第2のポイントプログラムは、
    (c)前記第2の端末に前記クレジットカードが挿入または提示されたことに応答して、該店舗で使用可能なポイントとして、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを顧客に提示するステップと、
    (d)前記第2の端末に入力された購入代金および使用ポイントに応じて、ポイントを使用することなくクレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントの加算および該使用ポイントに応じたポイントの減算となるように、該店舗の店舗コードを持つレコードのポイントフィールドに記憶されたポイントを書き換えるステップと、を前記第2の端末装置に実行させるよう構成され、
    前記第1のポイントプログラムによって実行される前記ステップ(b)は、さらに、
    (b1)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第1の形態で行う指示が該第1の端末に入力されたとき、前記第1のメモリ領域に記憶されたポイントに、前記クレジット決済される該購入代金の金額に応じたポイントを加算するステップと、
    (b2)該店舗における商品またはサービスの購入代金の支払いを前記第2の形態で行う指示が前記第1の端末に入力されたとき、
    (b21)前記第2の合計が前記使用ポイント以上ならば、該第2の合計から該使用ポイントを減算することによって得られるポイントを、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    (b22)前記第2の合計が前記使用ポイントより小さければ、前記第2のメモリ領域のレコードのポイントフィールドをゼロに更新し、該第2の合計と該使用ポイントの差を前記第1の合計から減算することによって得られるポイントを、前記第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに分配するステップと、
    を前記第1の端末装置に実行させるよう構成される、クレジットカードシステム。
  13. さらに、前記ステップ(b21)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に、前記第2のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われ、前記ステップ(b22)の分配は、該店舗におけるポイントの使用の際に、前記第1のメモリ領域に含まれるレコードのポイントフィールドに記憶されていたポイントの比率に従って行われる、請求項11に記載のクレジットカードシステム。
  14. 前記第1および第2のメモリ領域のレコードは、該レコードの店舗コードに対応する店舗で顧客が購入した商品またはサービスの実績を示すデータを格納するフィールドをさらに有する、請求項10または請求項12に記載のクレジットカードシステム。
  15. 前記第1のメモリ領域は、前記第1の合計を記憶する第1の合計フィールドをさらに含み、前記第2のメモリ領域は、前記第2の合計を記憶する第2の合計フィールドをさらに含む、
    請求項10または請求項12に記載のクレジットカードシステム。
  16. 前記クレジットカードは、前記第1のグループに属する店舗で使用可能なポイントして、前記第1の合計フィールドに記憶されたポイントと前記第2の合計フィールドに記憶されたポイントとの和を記憶する第3のメモリ領域をさらに有する、
    請求項15に記載のクレジットカードシステム。
  17. 前記クレジットカードは、少なくとも前記第1のグループに属する店舗および前記第2のグループに属する店舗で使用可能なキャッシュ金額を記憶する第4のメモリ領域をさらに有する、
    請求項10または請求項11のいずれかに記載のクレジットカードシステム。
  18. 前記ステップ(b)は、さらに、前記購入代金から、前記使用ポイントに対応する金額を減算して、前記クレジットカードで決済される金額を算出するステップと、
    前記カード決済額の所定の割合を、前記第4のメモリ領域に記憶されたキャッシュ金額に加算するステップと、
    を含む、請求項17に記載のクレジットカードシステム。
  19. 前記所定の割合は、前記第1および第2のグループに属する店舗のそれぞれについて異なるように設定可能である、
    請求項18に記載のクレジットカードシステム。
  20. 前記第1および第2のポイントプログラムは、前記第1および第2の端末にそれぞれ設けられ、
    前記ステップ(b)および(d)で書き換えられたクレジットカードの前記第1および第2のメモリ領域の内容は、前記サーバに送信される、
    請求項10または請求項12に記載のクレジットカードシステム。
  21. 請求項10から請求項20のいずれかに記載のクレジットカードシステムで使用されるクレジットカードであって、ICカードであるクレジットカード。
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