JP3985199B2 - 搬送装置の吊下げ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の衣服等を吊下げた状態で運搬する搬送装置の吊下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の搬送装置における吊下げ装置として、図4に示すように、支持体aの両端部(片側のみ図示)に2本の脚部bを連結し、この脚部bにローラーcを移動可能に嵌合させている。そして、ローラーcを脚部bに取着したばねdにより脚部bの上端部に位置させ、これらローラーcを搬送レールeに載置させている。
支持体aにはハンガーに掛けた多数の衣服を吊下げて搬送レールe上を移動させている。衣服は工程に応じて異なる搬送レールeに移載する必要があり、その都度、吊下げ装置を搬送レールeから取外している。
吊下げ装置を搬送レールeから取外す場合は、衣服及び支持体aを支えながら両手で両側のローラーcを矢印方向に押し下げてローラーcの間隔を広げ、この間隔から搬送レールeを通している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記した吊下げ装置においては、支持体aを支えながら両手でローラーcを押し下げなければならないので、作業が甚だ煩雑であるという問題がある。
さらに、ローラーcは搬送レールeを移動するので油で汚れ易い。このローラーcを手で操作すると、必然的に両手が油で汚れる。従って、吊下げ装置を取外すときに衣服を汚すという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、取扱いが簡単であり、吊下げ装置を操作しても、両手が油で汚されることがない搬送装置の吊下げ装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、支持体の両端部に、上端にローラーを取着した二股状の脚部を有する吊下げ装置を設け、このローラーを搬送レール上に載置して該搬送レール上を移動するようにした搬送装置において、前記吊下げ装置の一方の脚部を、他方の脚部と一体に設けられた下部脚と、この下部脚に対してぴんを介して前記ローラーの間隔を広げる方向に回動可能に設けられた上部脚と、これら下部脚及び上部脚の外周に摺動可能に嵌合された固定管とを備え、前記固定管は、常時は脚部の下端に位置し前記ぴんを覆って下部脚及び上部脚に嵌合しこれら下部脚及び上部脚を回動不能に固定するとともに上方へ移動したとき前記ぴんよりも上方に位置して前記下部脚から脱出して上記上部脚を回動させるように構成したところに特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を搬送装置1に適用した一実施例につき図1〜図3を参照して説明する。
図1において、支持体11は、長尺の管材から形成されており、両端部に支持体11を上下に貫通する孔12が形成され、この孔12に、上方からばね13が挿入されている。このばね13には、下端部にナット14がねじ込まれ、上端部にはフック15がねじ込まれている。そして、孔12の下方からワシヤ16及びボルト17が挿入され、ボルト17がナット14に螺着して支持体11に取着されている。
【0007】
吊下げ装置21は、図2に示すように、フック15の孔19に挿入された基部22と、基部22の両端から上方へ二股状に設けられた「く字状」の一方の脚部たる第1の脚部23及び他方の脚部たる第2の脚部24とから構成されており、上端部にローラー25が回転可能に取着されている。
第1の脚部23は、基部22に一体に接続された下部脚23aと、下部脚23aに対してぴん26を介して回動可能に連結された「く字状」の上部脚23bとから構成されており、下部脚23a及び上部脚23bの外周に固定管27が摺動可能に嵌合されている。
【0008】
この固定管27は、常時は、第1の脚部23の下端に位置しその上端部はぴん26を覆って上部脚23bに嵌合しており、上部脚23bが下部脚23aに対して回動不能に拘束している。また、上方へ摺動されたとき、その下端部がぴん26よりも上方に位置して下部脚23aから脱出し、上部脚23bが二点鎖線で示すように下部脚23aに対して回動可能にされる。
【0009】
連結部材31は、剛性を有する部材例えば金属製の板材から構成されており、支持体11の両端面部に取付けられている。
この連結部材31は、図3にも示すように、支持体11の端面部に取付けられた基板部32と、基板部32の一方の端部32a(例えば支持体11の軸端に向かって右側の端部)から斜め前方へ突出した支持部33と、支持部33の先端から斜め後方に向けて設けられ支持体11の中心線11aを横切る平板状の係合部34と、基板部11の他方の端部32b(例えば支持体11の軸端に向かって左側の端部)に突設され支持部33とほぼ平行なガイド部35から構成されている。
搬送装置1は、2個の係合部34が図3に示すように相互に係合することにより、隣接する2個の搬送装置1が相互に連結されて一体に移動する。
【0010】
搬送装置1は、吊下げ装置21が搬送レール2を跨ぐように配置され、ローラー25が図2に示すように、搬送レール2の上面に載置される。そして、支持体11に吊下げられた衣服は、搬送装置1とともに搬送レール2に沿って移動する。
【0011】
吊下げ装置21を搬送レール2から取外す場合は、支持体11を片手で支え、図2に示すように、固定管27を上方へ摺動させるとともに上部脚23bを矢印A方向へ倒せば、2個のローラー25間の間隔が広くなるので、支持体11を支えながら全体を下方へ移動すれば、搬送装置1を搬送レール2から取外すことができる。
尚、この作業は、搬送装置1が前後の搬送装置1に連結された状態においても、実施できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、支持体の両端部に、上端にローラーを取着した二股状の脚部を有する吊下げ装置を設け、このローラーを搬送レール上に載置して該搬送レール上を移動するようにした搬送装置において、
前記吊下げ装置の一方の脚部を、
他方の脚部と一体に設けられた下部脚と、
この下部脚に対してぴんを介して前記ローラーの間隔を広げる方向に回動可能に設けられた上部脚と、
これら下部脚及び上部脚の外周に摺動可能に嵌合された固定管とを備え、
前記固定管は、常時は脚部の下端に位置し前記ぴんを覆って下部脚及び上部脚に嵌合しこれら下部脚及び上部脚を回動不能に固定するとともに上方へ移動したとき前記ぴんよりも上方に位置して前記下部脚から脱出して上記上部脚を回動させるように構成したので、片手で支持体を支え、片手で上部脚を回動させてローラーの間隔を広げることができるので、操作が著しく簡単にでき、しかも、手がローラーに触れることもないので、両手を汚すことがない。従って、ハンガーに掛けた衣服を汚すことがないという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 搬送装置の斜視図である。
【図2】 吊下げ装置において固定管を破断した状態を示す斜視図である。
【図3】 2個の連結部材を連結した状態を示す平面図である。
【図4】 従来の吊下げ装置の正面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置
2 搬送レール
11 支持体
21 吊下げ装置
22 基部
23 第1の脚部(一方の脚部)
23a下部脚
23b上部脚
24 第2の脚部(他方の脚部)
25 ローラー
26 ピン
27 固定管
Claims (1)
- 支持体の両端部に、上端にローラーを取着した二股状の脚部を有する吊下げ装置を設け、このローラーを搬送レール上に載置して該搬送レール上を移動するようにした搬送装置において、
前記吊下げ装置の一方の脚部を、
他方の脚部と一体に設けられた下部脚と、
この下部脚に対してぴんを介して前記ローラーの間隔を広げる方向に回動可能に設けられた上部脚と、
これら下部脚及び上部脚の外周に摺動可能に嵌合された固定管とを備え、
前記固定管は、常時は脚部の下端に位置し前記ぴんを覆って下部脚及び上部脚に嵌合しこれら下部脚及び上部脚を回動不能に固定するとともに上方へ移動したとき前記ぴんよりも上方に位置して前記下部脚から脱出して上記上部脚を回動させるように構成したことを特徴とする搬送装置の吊下げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28509496A JP3985199B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 搬送装置の吊下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28509496A JP3985199B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 搬送装置の吊下げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10129470A JPH10129470A (ja) | 1998-05-19 |
| JP3985199B2 true JP3985199B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=17687059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28509496A Expired - Fee Related JP3985199B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 搬送装置の吊下げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3985199B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP28509496A patent/JP3985199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10129470A (ja) | 1998-05-19 |
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