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JP3986766B2 - 石油ストーブの操作ボタン取付構造 - Google Patents
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JP3986766B2 - 石油ストーブの操作ボタン取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、操作ボタンの取付構造に関するもので、特に石油ストーブの点火や消火を行う操作ボタンの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のものとして、例えば図6に示すように、101はしん式放射形の石油ストーブで、底板102と、天板103と、側板104と、前板105と、該前板105の上方に設けたガード106と、背面板(図示せず)とによりストーブ本体107が形成され、前記ガード106の内側には、前板105上部に水平方向に設けられた覆板108に取り付けられたしん式の燃焼筒109が設けられると共に、該燃焼筒109のまわりを覆うように反射板110が設けられている。
【0003】
又前板105には、燃油の残量を表示する表示窓111と、燃焼筒109内のしん(図示せず)を上下させる調整つまみ112と、点火動作を行うために前板105の裏側に取り付けられた点火ボタン113と、該点火ボタン113を押すために前板105に開口された点火ボタン用開口部114と、消火動作を行うために前板105の裏側に取り付けられた消火ボタン115と、該消火ボタン115を押すために前板105に開口された消火ボタン用開口部116とが設けられているものである。
【0004】
次にこのしん式放射形石油ストーブ101の操作について説明する。
まず着火する場合は、調整つまみ112を一番下まで押し下げて、燃焼筒109内のしんを点火位置まで上昇させて露出させ、次に点火ボタン113を押すと、ストーブ本体107内に設けた点火手段(図示せず)が動作して燃焼筒109内に露出しているしんに点火動作を行い、それによりしんが着火するもので、消火する場合は、消火ボタン115を押すと、消火ボタン115がストーブ本体107内に設けた耐震自動消火装置(図示せず)のおもり(図示せず)を倒し、それにより消火装置(図示せず)が動作して瞬時に消火を行うものである。
【0005】
次に操作ボタンである点火ボタン113及び消火ボタン115の構造について説明する。
図7のように、操作ボタンの点火ボタン113及び消火ボタン115は背面が開口された略箱状で、ポリプロピレン等の合成樹脂よりなり、操作する際に指で押すための凸部117が形成されると共に、その凸部117を指で押した時に下端がストーブ本体107内に設けた停止片118に当接するボタン正面部119と、該ボタン正面部119の上部に位置し、上面に取り付け部120が形成されたボタン上部121と、前記ボタン正面部119とボタン上部121との境に形成された肉薄状の屈曲部122と、前記ボタン正面部119の左右両端に設けられ、屈曲部122の位置に切り欠き部123を形成すると共に、該切り欠き部123の下側の端で切り欠き部123の上側と当接する部分を傾斜して形成した当接部124を設けたボタン側面部125と、前記ボタン正面部119の下部に位置し、ボタン正面部119の凸部117を指で押した時、点火ボタン113なら点火装置に当接し、消火ボタン115なら耐震自動消火装置のおもりに当接して倒す作動片126が背面方向に形成されているボタン下部127とからなるものである。
【0006】
前記ボタン上部121の取り付け部120は、正面から見て両端奥に形成されている係止片128と、正面から見て略中央に係止片128に対して前板105の板厚分だけ前方の位置に設けられている支持片129とからなり、又前記屈曲部122は、他の部分の厚さが約1.5mmに対して0.2mmと極めて薄く形成されているものである。
【0007】
次に操作ボタンである点火ボタン113及び消火ボタン115の取り付け構造について、消火ボタン115を例に説明する。
図7、図8のように、前板105上部の折り曲げ部分に先端が折り曲げられて逆L字状に形成した折り曲げ部130を設け、この折り曲げ部130にボタン上部121の取り付け部120を差し込んで、係止片128と支持片129とが取り付け部120を挟持して前板105の背面側に取り付けられるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの従来の操作ボタンでは、操作をするためボタン正面部の凸部を指で押すと、図9のように屈曲部がつぶれるように曲がってボタン正面部が傾斜し、それにより点火ボタンなら点火装置にボタン下部の作動片が当接して点火装置を作動させ、消火ボタンなら耐震自動消火装置のおもりに当接して倒すことにより消火装置を作動させるが、通常のボタン操作ではボタン側面部の当接部が切り欠き部の上側と当接すると共に、ボタン下部の下端がストーブ本体内に設けた停止片に当接することにより、それ以上ボタン正面部が傾斜しないようになっていた。
【0009】
しかし、ボタン側面部の当接部が切り欠き部の上側と当接すると共に、ボタン下部の下端が停止片に当接している状態で、更にボタン正面部の凸部を強く指で押すと、当接部が切り欠き部の上側を押し上げ、それにより係止片と支持片とにより取り付け部を挟持していたのがゆるんで、操作ボタンが抜けて外れてしまったり、又ボタン上部が前板の折り曲げ部を曲げて当初の折り曲げ角度を変えてしまい、又屈曲部もつぶれた状態のままになるため、ボタン正面部から指を離しても図10のように操作ボタンが当初の位置まで戻らないという問題があった。
【0010】
本発明はこのような問題に鑑み、 操作ボタンを必要以上の力で押しても、操作ボタンが外れてしまうのを防止すると共に、指を離すと同時に当初の位置まで戻る操作ボタンの取付構造を提供することを解決すべき課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明はこの点に着目し上記欠点を解決するため、特にその構成を、請求項1では、底板と、天板と、側板と、上部の折り曲げ部分に操作ボタンを取り付ける取付片を形成した前板と、該前板の上方に設けたガードと、背面板とによりストーブ本体が形成され、前記前板上部に水平方向に設けられ、先端部分を断面略コの字状に形成して前板上部と接する接合部を設けた覆板とを有する石油ストーブの操作ボタン取付構造に於いて、前記取付片の上面に重なる舌状の変形防止片を接合部に形成したものである。
【0012】
又本発明の請求項2に係る石油ストーブの操作ボタン取付構造では、特にその構成を、請求項1に於いて、前記操作ボタン上部には、略L字状の短係合片と、該短係合片と対向する位置に先端が略くさび形の長係合片とを立設すると共に、前記取付片は、短係合片を差し込む短係合片用孔と、長係合片を差し込む長係合片用孔とを形成すると共に、前記長係合片用孔に長係合片の先端のくさび形の部分が係合する立設片を設けたものである。
【0013】
又本発明の請求項3に係る石油ストーブの操作ボタン取付構造では、特にその構成を、請求項2に於いて、前記変形防止片は、短係合片と長係合片との間隔よりも若干小さい幅に形成されると共に、短係合片と長係合片との間隔に位置するように設けられたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
前記構成による請求項1記載の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、石油ストーブの前板に操作ボタンを取り付ける取付片を設け、前記前板上部に水平方向に設けられ、先端部分を断面略コの字状に形成して前板上部と接するように設けた覆板の接合部に、前記取付片の上面に重なる舌状の変形防止片を形成したものである。
【0015】
これにより、操作ボタンを操作した時、操作ボタンを押す力を強くして操作ボタンが取付片を押し上げようとしても、取付片と重なっている変形防止片が、取付片が押し上がるのを防止し、それにより取付片が変形するのを防止できるものである。
【0016】
前記構成による請求項2記載の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、請求項1の石油ストーブの操作ボタン取付構造において、操作ボタン上部に略L字状の短係合片と、先端が略くさび形の長係合片とを対向させて立設し、取付片には短係合片用孔と、長係合片の先端のくさび形の部分が係合する立設片を設けた長係合片用孔とを形成したものである。
【0017】
これにより、操作ボタンを強く押しても、取付片の立設片と長係合片先端のくさび形の部分との係合が容易に外れないので、操作ボタンを過度に操作しても操作ボタンが外れるのを防止できるものである。
【0018】
前記構成による請求項3記載の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、請求項2の石油ストーブの操作ボタン取付構造において、前記変形防止片を短係合片と長係合片との間隔よりも若干小さい幅に形成して短係合片と長係合片との間隔に位置するように設けたものである。
【0019】
これにより、短係合片と長係合片とが外れる方向に動く、つまり内側に傾くのを変形防止片が規制するため、操作ボタンをまっすぐ押すのではなく、操作ボタンが外れるような斜めの方向に強く押しても、操作ボタンが外れるのを防止できるものである。
【0020】
【実施例】
次に、この発明に係る操作ボタンを図面に示された一実施例で説明する。
なお、従来例と同じものは説明を省略するものとする。
1は操作ボタンで、ポリプロピレン等の合成樹脂よりなり、背面が開口された略箱状のボタン本体2と、操作ボタンを取り付ける取付部3と、前記ボタン本体2と取付部3との間に設けられ、側面から見てU字状に形成されて強い弾性を有するバネ部4とからなるものである。
【0021】
前記ボタン本体2は、操作する際に指で押すための凸部5が形成されると共に、その凸部5を指で押した時に下端がストーブ本体内に設けた停止片6に当接するボタン正面部7と、該ボタン正面部7の上部に位置し、バネ部4のU字状の一端と一体化しているボタン上部8と、前記ボタン正面部7の左右両端に設けられたボタン側面部9と、ボタン正面部7の凸部5を指で押した時、点火ボタンなら点火装置に当接し、消火ボタンなら耐震自動消火装置のおもりに当接して倒す作動片10が背面方向に形成されているボタン下部11とからなるものである。
【0022】
前記取付部3は、バネ部4のU字状の他端と一体化している取付部本体12と、該取付部本体12の上面の一端に立設した略L字状の短係合片13と、取付部本体12の上面の他端で前記短係合片13と対向する位置に立設し先端が略半くさび形の長係合片14とを立設すると共に、前記取付部本体12の上面は前下がりで約5度の傾斜がつけられており、又前記短係合片13の係合面15及び長係合片14の係合面16にも前下がりで約5度の傾斜がつけられているものである。
【0023】
前記バネ部4は、U字状の端部分の厚さが操作ボタン1の他の部分と同じ約1.5mmであるのに対して、U字状の曲がり部分の厚さを約1mmとし、更に正面から見て中央部分を抜いた状態に形成してあるので、バネ部4の強度を確保しつつ適切な弾性力を有すると共に、強い力で押しても押しつぶれることを防止でき、又ボタン本体2のボタン上部8とU字状の下部分に補強部17を形成して、バネ部4の下部分とボタン上部8が常に平行になるようになっていて、押した力がバネ部4にかかるようになっているものである。
【0024】
次に前記操作ボタン1の取り付け構造について説明する。
18はしん式放射形石油ストーブの前板で、石油ストーブのストーブ本体は、前板18と、底板と、天板と、側板と、該前板の上方に設けたガードと、背面板とにより形成され、前記前板18の正面には取り付けた操作ボタン1の凸部5を指で押せるように開口部19が形成され、又前板18上部の折り曲げ部分に舌状に設けた取付片20が形成されており、更に取付片20には操作ボタン1の短係合片13と長係合片14とを差し込んで係合するための短係合片用孔21と長係合片用孔22とが対向して形成されており、前記長係合片用孔22には長係合片14の略半くさび形の先端が係合する立設片23が設けられているものである。
【0025】
そしてこの前板18の取付片20に操作ボタン1を取り付ける場合は、まず操作ボタン1を傾けて、短係合片用孔21に操作ボタン1の短係合片13を差し込んで短係合片13の係合面15を係合させ、次に操作ボタン1の傾いている方を押し上げるようにして、長係合片用孔22に長係合片14を差し込むと、長係合片14先端の略半くさび形の部分が長係合片用孔22の立設片23と当接して押され、長係合片14が内側に傾斜した状態となり、その状態で更に長係合片14を差し込むと、立設片23の先端が長係合片14先端の略半くさび形の首部分に達した時、内側に傾斜した状態の長係合片14が元の状態に戻って、長係合片14の係合面16と立設片23の先端が係合するもので、これにより、操作ボタン1を取り付ける時は、立設片23に長係合片14先端が案内されてスムーズに取り付けることができ、操作ボタン1を強く押しても、取付片20の立設片23と長係合片14先端のくさび形の部分との係合が外れないので、操作ボタン1を過度に操作しても操作ボタンが取付片20から外れるのを防止できるものである。
【0026】
又取付部本体12の上面が前下がりで、係合面15及び係合面16も前下がりの傾斜がつけられているので、バネ部4の先端が取付片20の下面に当接するような状態で取り付き、ボタン正面部7が常に前板18の開口部19に押しつけられるようになるものである。
【0027】
そして前板18に操作ボタン1を取り付けた状態で石油ストーブを組み立てた時、前板18上部と接する接合部24を先端部分を断面略コの字状に形成することにより形成した覆板25が、前板18上部に水平方向に設けられ、更にこの時、短係合片13と長係合片14との間隔よりも若干小さい幅の変形防止片26が、短係合片13と長係合片14との間隔に位置して取付部3と重なるように、接合部24に舌状に設けているものである。
【0028】
次にこの操作ボタン1の動作について説明する。
図3の状態から指で操作ボタン1の凸部5を押すと、図4のようにバネ部4が前下がりのような状態で縮み、その時ボタン下部11の作動片10が点火ボタンなら点火装置に当接して点火動作させ、消火ボタンなら耐震自動消火装置のおもりに当接して倒して消火動作させるものである。
【0029】
この時、この状態ですでに操作ボタン1には従来の操作ボタンを押すのに比べて強い力をかけている状態となって、操作ボタン1には強い反発力が発生しており、操作ボタン1を押している感触は従来よりも押しがいのあるものとなっており、従来の操作ボタンに比べて大きな力をバネ部4で吸収して取付片20に力がかかるのを防止できるものである。
【0030】
この状態から更に指で操作ボタン1を押した場合、バネ部4のU字状の開放部分が閉じて接する状態になり、それによりボタン上部7が取付部3を押し上げようとし、更にその取付部3が取付片20を押し上げようとするが、取付片20上面に重なっている変形防止片26が、取付片20が押し上がるのを防止し、それにより取付片20が変形するのを防止できるものである。
【0031】
又操作ボタン1が取付片20から外れるためには、まず操作ボタン1が傾いて長係合片14先端の略半くさび形の首部分が長係合片用孔22の立設片23からはずれないと操作ボタン1が取付片20から外れないが、短係合片13及び長係合片14が内側に傾くのを変形防止片26が規制するため、変形防止片26が操作ボタン1が取付片20から外れるのを防止しているものである。
【0032】
そしてこの状態から操作ボタン1から指を離すと、押しつぶれることなくたわんでいるバネ部4に発生している強い反発力により、ボタン本体2は指で押す前の状態に戻り、更に取付部本体12の上面は前下がりで約5度の傾斜がつけられていることからボタン正面部7が前板18の開口部19に押しつけられるような状態になるものである。
【0033】
以上のように合成樹脂からなり、石油ストーブの前板18の取付片20に取り付けられる操作ボタン1に於いて、取り付けた時に前記前板18の開口部19に位置し、操作した時下方が石油ストーブ内の停止片6と当接するボタン正面部7と、該ボタン正面部7の上方に形成したボタン上部8と、前記ボタン正面部7の左右に形成したボタン側面部9と、操作した時に当接して石油ストーブを作動させる作動片10を形成したボタン下部11とからなる略箱状のボタン本体2と、前記取付片20に形成した短係合片用孔21に係合する短係合片13と、取付片20に形成した長係合片用孔22に係合する長係合片14と、前記短係合片13と長係合片14とを対向して立設した取付部本体12からなる取付部3と、弾性を有し一端がボタン上部8の後端と一体に設けられ、他端が取付部本体12前端と一体に設けられた略U字状のバネ部4とからなるので、操作ボタン1を操作した時、操作ボタン1にかかる押圧によりバネ部4がたわみ、押す力を強くしてもそれをバネ部4で蓄えて吸収し、操作ボタン1の操作を終了した時、バネ部4に蓄えられていた力により操作ボタン1を元の位置まで復旧させることができるものである。
【0034】
又取付部本体12上面からバネ部4にかけて前下がりに傾斜して形成すると共に、前記短係合片13の係合面15及び長係合片14の係合面16を前下がりに傾斜して形成したことにより、バネ部4の先端が取付片20の下面に当接するような状態で取り付き、それによりバネ部4に押圧がかかった時の反発力を強めると共に、操作ボタン1を操作しない時も、前板18の開口部19に操作ボタン1が常に押しつけられるようになるものである。
【0035】
又バネ部4はU字状の曲がり部分の厚さを薄くすると共に、ボタン上部8とバネ部4との間に補強部17を形成したことにより、操作ボタン1を操作した時、操作ボタン1にかかる押圧によりバネ部4のU字状の開放部分が閉じると共に、U字状の先端部分が下がるようにしてたわむので、それにより操作ボタン1を押す力を強くしてもそれをバネ部4で蓄えて吸収することができ、更に補強部17によりボタン上部8とバネ部4との間は押圧によりたわむ等の変形がなく、押圧が全てバネ部4にかかり、バネ部4が操作ボタン1を押す力をすべてが蓄えて吸収することができるもので、操作ボタン1の操作を終了した時、バネ部4に蓄えられていた力により操作ボタン1を元の位置まで復旧させることができるものである。
【0036】
又前板18の操作ボタン1を取り付ける取付片20の上面に重なる舌状の変形防止片26を、前板18上部と接する覆板25の接合部24に形成したので、操作ボタン1を操作した時、操作ボタン1を押す力を強くして操作ボタン1が取付片20を押し上げようとしても、取付片20と重なっている変形防止片26が、取付片20が押し上がるのを防止し、それにより取付片20が変形するのを防止できるものである。
【0037】
又操作ボタン1上部に略L字状の短係合片13と、先端が略くさび形の長係合片14とを対向させて立設し、取付片20には短係合片用孔21と、長係合片14の先端のくさび形の部分が係合する立設片23を設けた長係合片用孔22とを形成したので、操作ボタン1を強く押しても、取付片20の立設片23と長係合片14先端のくさび形の部分との係合が容易に外れないので、操作ボタン1を過度に操作しても操作ボタン1が外れるのを防止できるものである。
【0038】
又短係合片13と長係合片14との間隔よりも若干小さい幅の変形防止片26を、短係合片13と長係合片14との間隔に位置するように設けたので、短係合片13と長係合片14とが外れる方向に動く、つまり内側に傾くのを変形防止片26が規制するため、操作ボタン1をまっすぐ押すのではなく、操作ボタン1が外れるような斜めの方向に強く押しても、操作ボタン1が外れるのを防止できるものである。
【0039】
【発明の効果】
以上のように請求項1の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、前板の操作ボタンを取り付ける取付片の上面に重なる舌状の変形防止片を、前板上部と接する覆板の接合部に形成したので、操作ボタンを操作した時、操作ボタンを押す力を強くして操作ボタンが取付片を押し上げようとしても、取付片と重なっている変形防止片が、取付片が押し上がるのを防止し、それにより取付片が変形するのを防止できるものである。
【0040】
又請求項2の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、操作ボタン上部に略L字状の短係合片と、先端が略くさび形の長係合片とを対向させて立設し、取付片には短係合片用孔と、長係合片の先端のくさび形の部分が係合する立設片を設けた長係合片用孔とを形成したので、操作ボタンを強く押しても、取付片の立設片と長係合片先端のくさび形の部分との係合が容易に外れないので、操作ボタンを過度に操作しても操作ボタンが外れるのを防止できるものである。
【0041】
又請求項3の石油ストーブの操作ボタン取付構造によれば、短係合片と長係合片との間隔よりも若干小さい幅の変形防止片を、短係合片と長係合片との間隔に位置するように設けたので、短係合片と長係合片とが外れる方向に動く、つまり内側に傾くのを変形防止片が規制するため、操作ボタンをまっすぐ押すのではなく、操作ボタンが外れるような斜めの方向に強く押しても、操作ボタンが外れるのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を付した操作ボタンの斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】同操作していない時の要部断面図。
【図4】同操作している時の要部断面図。
【図5】同操作ボタンを取り付けた時の取り付け部分の平面図。
【図6】従来例の石油ストーブの全体構成図。
【図7】同操作ボタンの斜視図。
【図8】同操作していない時の要部断面図。
【図9】同操作している時の要部断面図。
【図10】同過度に操作した後の要部断面図。
【符号の説明】
1 操作ボタン
18 前板
20 取付片
24 接合部
25 覆板
26 変形防止片

Claims (3)

  1. 底板と、天板と、側板と、上部の折り曲げ部分に操作ボタンを取り付ける取付片を形成した前板と、該前板の上方に設けたガードと、背面板とによりストーブ本体が形成され、前記前板上部に水平方向に設けられ、先端部分を断面略コの字状に形成して前板上部と接する接合部を設けた覆板とを有する石油ストーブの操作ボタン取付構造に於いて、前記取付片の上面に重なる舌状の変形防止片を接合部に形成したことを特徴とする石油ストーブの操作ボタン取付構造。
  2. 前記操作ボタン上部には、略L字状の短係合片と、該短係合片と対向する位置に先端が略くさび形の長係合片とを立設すると共に、前記取付片は、短係合片を差し込む短係合片用孔と、長係合片を差し込む長係合片用孔とを形成すると共に、前記長係合片用孔に長係合片の先端のくさび形の部分が係合する立設片を設けたことを特徴とする請求項1記載の石油ストーブの操作ボタン取付構造。
  3. 前記変形防止片は、短係合片と長係合片との間隔よりも若干小さい幅に形成されると共に、短係合片と長係合片との間隔に位置するように設けられたことを特徴とする請求項2記載の石油ストーブの操作ボタン取付構造。
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