JP3987758B2 - 一つのサービス事業者に対し複数の加盟店コードを持つことができる課金・決済システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上、もしくは他のネットワーク上あるいは現実世界での有料サービスの課金・決済に関するシステム関し、特にサービスを提供するサービス事業者が決済を行うクレジットカード会社もしくは決済代行会社との間で複数の加盟店契約を締結している場合に、加盟店コードを効率的に管理する方法、加えてサービス事業者がサービス利用者を会員管理する場合にこれを管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
サービス事業者がクレジットカード決済を利用する場合、クレジットカード会社もしくは決済代行会社と加盟店契約を行う必要がある。(ここで、サービス事業者とは、物理的な店舗を持っているサービス事業者、オンラインで展開する仮想の店舗を持つサービス事業者の両方を含む。)
この契約において、サービス事業者の販売対象が会員のみなのか、広く一般に販売するのか、サービス事業者が扱う商品の価格帯や、月額料金のように定期的に課金が発生するかどうか、など取り扱う商品や販売対象の制約において、クレジットカード会社もしくは決済代行会社との加盟店契約に違いが生じることになる。
このように加盟店契約に違いが生じた場合に、課金・売上データの取り扱いと処理フローにも違いが生じることになる。
一方、一つのサービス事業者が例えば通信販売の物販と月定額のデジタルコンテンツの両方を販売するなど一つのサービス事業者が多様な商品を販売する場合、これらの課金や売上の処理フローのパターンの異なる商品毎に別々にクレジットカード会社もしくは決済代行会社との間で加盟店契約を締結し、クレジットカード会社や決済代行会社から見た場合に別の種類の商品を販売する仮想的な事業者のように扱うのが一般的である。
【0003】
従来の課金システムや決済システムでは、1つのサービス事業者が1つのクレジットカード会社もしくは決済代行会社に対して管理できる加盟店コードは1つであるという前提で作成されており、上記のように1つのサービス事業者が複数の種類の加盟店コードを扱うような事は想定されていなかった。
このため、サービス事業者が会員管理を行っている場合に会員に対して加盟店コードが異なる商品の両方を提供するためには、課金・決済システムにおいて複数の仮想的なサービス事業者のデータ間で会員データの同期をとる必要があり、その課金・決済システムを利用するアプリケーションが、加盟店コードの異なる二つの仮想事業者(実体は一つのサービス事業者)に同じデータを登録したり、または課金・決済システム側で何らかの方法で二つの仮想事業者間で会員データの同期を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
利用者を会員管理しているサービス事業者が複合的なサービスを利用者に提供するために、クレジットカード会社もしくは決済代行会社との間で複数の加盟店契約を結んだ場合に、加盟店コードが異なるようなサービスを全ての会員に対して区別なく提供したい場合には、会員の情報を各々の加盟店契約に対応する会員のデータベースへ登録する必要があり、また会員の情報に変更が生じた場合にも同様に、各々の加盟店契約に対応する会員のデータベースに対して更新を行う必要がある。
その理由は、従来の課金・決済システムでは、サービス事業者に対して会員の管理ができるようになっていたとしても、サービス事業者と加盟店が1対1に対応しているために、一つのサービス事業者に対して一つの加盟店コードしか管理できず、会員の管理も各々の加盟店毎に行うことしかできないためである。
本発明の目的は、このように利用者を会員管理している一つのサービス事業者が複数の加盟店契約を行っている場合に、会員管理を無駄なくできる課金・決済システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1の発明は、サービス事業者識別情報と販売金額を含む商品情報と異なる課金や売上の処理フローのパターンを識別する商品種別の商品情報テーブルと、複数の商品種別に対応する一つのサービス事業者の複数の加盟店コードの事業者情報テーブルと、利用者識別情報とクレジットカード番号の会員情報テーブルを備え、利用者から利用者識別情報と購入商品情報を受取る手段と、利用者購入商品情報を元に商品情報テーブルを用いて販売額と商品種別を取り出し、取り出した商品種別を元に事業者情報テーブルを用いて加盟店コードを取り出し、利用者識別情報を元に会員情報テーブルを用いて利用者のクレジットカード番号を取り出す手段と、利用者のクレジットカード番号と加盟店コードと販売額からなる課金・決済情報を決済会社に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、サービス事業者識別情報と販売金額を含む商品情報と異なる課金や売上の処理フローのパターンを識別する商品種別の商品情報テーブルと、利用者識別情報とクレジットカード番号の会員情報テーブルと、複数の商品種別に対応する一つのサービス事業者の複数の加盟店コードの事業者情報テーブルを備え、利用者購入商品情報を元に商品情報テーブルを用いて販売額と商品種別を取り出し、利用者識別情報を元に会員情報テーブルを用いて利用者のクレジットカード番号を取り出す手段と、取り出した商品種別を元に事業者情報テーブルを用いて加盟店コードを取り出し、一つのサービス事業者に対応する加盟店コードの課金・決済情報をまとめてサービス事業者ごとの課金・決済情報を作成する手段と、サービス事業者ごとの利用者のクレジットカード番号と販売額からなる課金・決済情報を決済会社に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の課金・決済システムは、購入フロントエンドサブシステムと課金サブシステムと決済サブシステムから構成される。購入フロントエンドサブシステムは利用者が購入を行うためのインタフェース部分を受け持つ。課金サブシステムは、購入フロントエンドサブシステムから渡された情報を元に利用者毎に課金処理を行う。また、決済サブシステムは、課金サブシステムから渡された情報を元に適切な決済機関へ売上情報を振り分ける。
【0009】
(実施例1)
図1に実施例1の課金・決済システムの構成を示す。
購入フロントエンドサブシステム10は、購入制御部11、商品管理部12、商品情報テーブル13を有する。商品情報テーブル13はサービス事業者識別(サービス事業者ごとに付与された識別)、商品識別(商品に付与されている識別)、商品名、商品種別(異なる課金や売上の処理フローのパターンを識別するための種別)、単価等をテーブルとして保持している。
利用者(会員識別:M1)が月定額のデジタルコンテンツの配信サービス(商品識別:G1)の利用を申し込む場合について説明する。
【0010】
購入フロントエンドサブシステム10
(1)利用者は会員識別(M1)と購入したい商品の商品識別(G1)を課金・決済システムに送信する。
(2)購入制御部11で受信した商品識別番号(G1)を元に商品管理部12は、商品情報テーブル13を検索し、商品識別番号(G1)に対応する事業者識別(S1)、商品名(月会費)、商品種別(T1)、単価(300円)を取り出して購入制御部11に送信する。
(3)購入制御部11は、利用者購入情報(会員識別(M1),事業者識別(S1),商品識別(G1),商品名(月会費),商品種別(T1),単価(300円),数量(1))を作成して、(4)課金サブシステム20に出力する。
また、購入フロントエンドサブシステムとして、サービス事業者ごとに購入フロントエンドサブシステムを設け、利用者は購入商品を販売するサービス事業者の購入フロントエンドサブシステムにアクセスするようにしてもよい。
【0011】
課金サブシステム20
課金サブシステム20は、事業者識別(S1,S2,・・・)ごとの加盟店コード1,2,・・・(例えば商品種別T1の場合には加盟店コード1、商品種別T2の場合には加盟店コード2を用いる。)の事業者情報テーブル26、及び、会員識別とクレジットカード番号を対応させた会員情報テーブル22を備える。
(5)イベント制御部23は、利用者購入情報の商品種別(T1)を元に事業者情報テーブル26を参照して加盟店コード(A11111001)を取り出す。また、(6)会員管理部21はイベント制御部23から利用者購入情報の会員識別(M1)を受け取り会員情報テーブル22を参照して会員(M1)のクレジットカード番号(CN1111)を取り出す。
(7)イベント制御部23は、利用者購入情報の商品種別を元に処理を行う。この場合、商品種別はT1(月会費)であるので定期課金イベントテーブル24にこの情報(すなわち、月会費引き落とし情報)を保持する。次に利用者課金情報(事業者種別(S1),利用者のクレジットカード番号(CN1111),加盟店コード(A11111001),商品売上日(2000.5.5),売上額(300円))を作成して内部課金情報蓄積部25に保持し、期間締め処理部27により一定期間(例えば1ケ月)この情報を蓄積する。
(9)内部課金情報蓄積部25に蓄積された利用者課金情報を決済サブシステム30に出力する。
【0012】
決済サブシステム30
(10)(11)決済会社振分け部31は利用者課金情報を受け取り、利用者のクレジットカード番号を元に指定の決済会社に課金・決済情報(カード番号(CN1111),加盟店コード(A11111001),商品売上日(2000.5.5),売上額(300円))を送信する。
課金サブシステムではサービス事業者毎の情報として、事業者識別と複数の加盟店コードを管理でき、前記購入フロントエンドサブシステムの商品種別情報と対応がとれるようになっているものとする。サービス事業者の情報としては、他に事業者名や、住所など必要なデータを管理できるようにしてもよい。
また、課金サブシステムでは利用者の会員管理を行うことができ、会員情報として会員識別、決済に必要なクレジットカード番号やクレジットカードの有効期限などの情報を管理する。会員情報として会員名や住所などの情報も必要であれば管理してもよい。
決済サブシステムは、前記課金サブシステムが持つサービス事業者毎の情報の事業者識別に従って適切な決済期間へ売上データを振り分ける処理を行うものとするが、詳細な方法までは本発明では定めない。
【0013】
(実施例2)
図2に実施例2の課金・決済システムの構成を示す。
図1の課金・決済システムとの違いは、加盟店コードの管理を課金サブシステムで行なうのではなく、決済サブシステムで行い、サービス事業者ごとに任意の決済機関(クレジット会社等)にて決済ができるように課金・決済情報を振り分ける。
利用者がボールペン2本を購入する場合について説明する。
(1)利用者は会員識別(M1)、商品識別(G2)、数量(2)を課金・決済システムに送信する。
(2)〜(4)実施例1と同様に購入制御部11、商品管理部12は商品情報テーブル13を用いて利用者購入情報(会員識別(M1),事業者識別(S1),商品識別(G2),商品名(ボールペン),商品種別(T2),単価(120円),数量(2))を作成して課金サブシステム20に出力する。
(6)〜(9)課金サブシステム20は実施例1と同様に利用者課金情報(クレジットカード番号(CN1111),事業者種別(S1),商品種別(T2),売上日(2002.5.5),売上額(240円))を作成して決済サブシステム30に出力する。なお、この場合においては、月会費(すなわち自動引き落とし)ではないので定期課金イベントテーブル24は用いない。
【0014】
決済サブシステム30
決済サブシステム30は、各事業者識別に対応する加盟店コード1,2,・・・からなる加盟店コード変換テーブル33を備える。
(10)加盟店コード管理部32は利用者課金情報を受け取り、(11)商品種別(T2)を元に加盟店コード変換テーブル33を参照して加盟店コード2(A11111002)を取り出す。そして、課金・決済情報(カード番号(CN1111),加盟店コード(A11111002),売上日(2002.5.5),売上額(240円))を作成して、決済会社振分け部31はクレジットカード番号を元に決済会社に送信する。この際、加盟店コード管理部32では一つのサービス事業者の加盟店コードの課金・決済情報をまとめてサービス事業者ごとの課金・決済情報を作成する。
【0015】
(実施例3)
図3に実施例3の課金・決済システムの構成を示す。
実施例1との違いは、加盟店コードの管理を課金サブシステムで行うのではなく、購入フロントエンドサブシステムの商品情報の一部として加盟店コードを扱う点である。
購入フロントエンドサブシステム10は商品識別、商品名、加盟店コード、単価の商品情報テーブル13を備える。
利用者がボールペン2本を購入する場合について説明する。
(1)利用者は会員識別(M1)、商品識別(G2)、数量(2)を課金・決済システムに送信する。
(2)購入制御部11はこれを受け取り、商品管理部12は商品識別(G2)を元に商品情報テーブル13を参照して商品識別(G2)、商品名(ボールペン)、加盟店コード(A11111002)、単価(120円)を取り出し購入制御部11に送信する。(3)購入制御部11は利用者購入情報(会員識別(M1),加盟店コード(A11111002),商品識別(G2),商品名(ボールペン),単価(120円),数量(2))を作成して課金サブシステムに送信する(4)。
【0016】
(5)〜(8)イベント制御部23は、利用者購入情報を受け取り、会員管理部21は、会員情報テーブル22から会員種別(M1)を元にクレジットカード番号(CN1111)を取り出し、イベント制御部23は、利用者購入情報を元に課金・決済情報(カード番号(CN1111),加盟店コード(A11111002),売上日(2000.5.5),売上額(240円))を作成して、内部課金情報蓄積部25と期間締め処理部27とにより一定期間(例えば1ケ月)の利用者課金情報を決済サブシステム30に出力する。
(9),(10)決済サブシステム30はクレジットカード番号を元に決められた決済会社に利用者課金情報(カード番号(CN1111),加盟店コード(A11111002),売上日(2002.5.5),売上額(240円)を送信する。
【0017】
【発明の効果】
第1の効果は、一つのサービス事業者が、カード決済時に加盟店コードが複数になってしまうような多様な商品やサービスを提供できることにある。その理由は、本発明を用いることにより、複数の加盟店コードを商品の種別によって使い分けることができるためである。
第2の効果は、一つのサービス事業者が、カード決済時に加盟店コードが複数になってしまうような多様な商品やサービスを提供しつつ、サービスの利用者を会員管理する場合にその会員の管理を一元化できることにある。その理由は、従来であれば加盟店コード毎に会員管理を行う必要があったものが、本発明を用いることにより、サービス事業者は複数の加盟店コードを利用でき、会員管理を別々に行う必要がなくなるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の課金・決済システムの機能構成図。
【図2】実施例2の課金・決済システムの機能構成図。
【図3】実施例3の課金・決済システムの機能構成図。
【符号の説明】
10・・・購入フロントエンドサブシステム
11・・・購入制御部、12・・・商品管理部、13・・・商品情報テーブル
20・・・課金サブシステム
21・・・会員管理部、22・・・会員情報テーブル、23・・・イベント制御部、
24・・・定期課金イベントテーブル、25・・・内部課金情報蓄積部
26・・・事業者情報テーブル、27・・・期間締め処理部
30・・・決済サブシステム
31・・・決済会社振分け部、32・・・加盟店コード管理部、33・・・加盟店コード変換テーブル
Claims (2)
- サービス事業者がクレジットカード会社や決済代行会社と複数の加盟店契約をして、サービス事業者が自己の会員に提供した有料サービスの課金・決済システムであり、
上記サービス事業者に対する事業者識別(以下、事業者識別という)と、単価と、商品名と、商品に付された商品識別と、異なる課金や売上の処理フローのパターンを識別する商品種別の商品情報テーブルと、複数の商品種別に対応する一つのサービス事業者の複数の加盟店コードの事業者情報テーブルと、会員識別とクレジットカード番号の会員情報テーブルとを備え、
利用者から利用者識別情報と商品識別情報を受取る手段と、
受け取った上記商品識別情報を元に上記商品情報テーブルを用いて販売額と商品種別と事業者識別を取り出し、上記受け取った利用者識別情報と上記取り出した販売額と商品種別と事業者識別を含む利用者購入情報を作成する手段と、
上記利用者購入情報に含まれた商品種別を元に上記事業者情報テーブルを用いて加盟店コードを取り出し、上記利用者購入情報に含まれた利用者識別情報を元に上記会員情報テーブルを用いて利用者のクレジットカード番号を取り出し、取り出した利用者のクレジットカード番号と加盟店コードと販売額からなる利用者課金情報を作成する手段と、
上記利用者課金情報から取り出した利用者のクレジットカード番号と加盟店コードと販売額からなる課金・決済情報を決済会社に送信する手段と、
を備えたことを特徴とする一つのサービス事業者に対し複数の加盟店コードを持つことができる課金・決済システム。 - サービス事業者がクレジットカード会社や決済代行会社と複数の加盟店契約をして、サービス事業者が自己の会員に提供した有料サービスの課金・決済システムであり、
上記サービス事業者に対する事業者識別(以下、事業者識別という)と、単価と、商品名と、商品に付された商品識別と、その商品識別に対応して異なる課金や売上の処理フローのパターンを識別する商品種別の商品情報テーブルと、利用者識別情報とクレジットカード番号の会員情報テーブルと、複数の商品種別に対応する一つのサービス事業者の複数の加盟店コードの事業者情報テーブルとを備え、
利用者から利用者識別情報と商品識別情報と数量を受取る手段と、
受取った商品識別情報を元に上記商品情報テーブルを用いて販売額と商品種別を取り出し、上記受取った利用者識別情報と上記取り出した販売額と商品種別を含む利用者購入情報を作成する手段と、
上記利用者購入情報に含まれた利用者識別情報を元に上記会員情報テーブルを用いて利用者のクレジットカード番号を取り出し、取り出した利用者のクレジットカード番号と上記利用者購入情報に含まれた事業者識別と商品種別と販売額とを含む利用者課金情報を作成する手段と、
上記利用者課金情報から取り出した商品種別を元に上記事業者情報テーブルを用いて加盟店コードを取り出し、取り出した加盟店コードと上記利用者課金情報から取り出したクレジットカード番号と販売額を含む課金・決済情報を作成する手段と、
一つのサービス事業者に対応する加盟店コードの課金・決済情報をまとめてサービス事業者ごとの課金・決済情報を作成する手段と、
サービス事業者ごとの利用者のクレジットカード番号と販売額からなる課金・決済情報を決済会社に送信する手段と、
を備えたことを特徴とする一つのサービス事業者に対し複数の加盟店コードを持つことができる課金・決済システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002135448A Expired - Lifetime JP3987758B2 (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 一つのサービス事業者に対し複数の加盟店コードを持つことができる課金・決済システム |
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