Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4002172B2 - シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4002172B2 - シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー - Google Patents

シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー Download PDF

Info

Publication number
JP4002172B2
JP4002172B2 JP2002359691A JP2002359691A JP4002172B2 JP 4002172 B2 JP4002172 B2 JP 4002172B2 JP 2002359691 A JP2002359691 A JP 2002359691A JP 2002359691 A JP2002359691 A JP 2002359691A JP 4002172 B2 JP4002172 B2 JP 4002172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
bonded hydrogen
aliphatic
carbon
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002359691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003226840A (ja
Inventor
ヘルツィヒ クリスティアン
ラウテンシュラーガー ハンス
ブレヒル マルティーナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacker Chemie AG filed Critical Wacker Chemie AG
Publication of JP2003226840A publication Critical patent/JP2003226840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4002172B2 publication Critical patent/JP4002172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/50Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms by carbon linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31652Of asbestos
    • Y10T428/31663As siloxane, silicone or silane

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は架橋性シリコーン塗料組成物中にエーロゾル形成を減少させるための曇り防止添加剤の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリコーン塗料産業における趨勢は、生産性の上昇のための機械的速度の上昇である。基材上にシリコーン塗料を高速、例えば300m/分を越える速度で担持する場合、シリコーン塗料系の微細な噴霧が形成される。このエーロゾルはシリコーン担持装置で生じる。この噴霧形成は塗装速度を更に上昇させる際に重大な問題である。
【0003】
噴霧形成はシリコーン塗料系へのいわゆる曇り防止添加剤(Antimisting Additiven)の添加により減少される。
【0004】
EP−A716115(Dow Corning Corp.)中には、有機ケイ素化合物、オキシアルキレン基含有化合物および触媒の反応により得られる曇り防止添加剤が記載されている。架橋性のシリコーン塗料系にオキシアルキレン基含有反応生成物を添加することにより迅速な塗装工程でのエーロゾルの形成は減少する。
【0005】
US−A6265497(Wacker-Chemie GmbH)中には、分枝状であり、かつその中でオルガノポリシロキサンブロックが炭化水素架橋を介して結合している、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーが記載されている。
【0006】
【特許文献1】
EP−A716115
【特許文献2】
US−A6265497
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、迅速な塗布工程においてエーロゾル形成を減少させ、シリコーン塗料組成物と良好に混和性でありかつシリコーン塗料組成物に影響を与えない、シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤を製造することからなる。この課題は本発明により解決する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の対象はエーロゾル形成を減少させるための、架橋性のシリコーン塗料組成物中への曇り防止添加剤の使用であり、曇り防止添加剤として、
第1の工程において、
一般式
(CR=CH (I)
[式中、Rは有利には基あたり炭素原子1〜25個を有し、酸素、ケイ素およびチタンの群から選択されたヘテロ原子1個以上を相互に分離して有していてよい三価または四価の炭化水素基を表し、
は水素原子または有利に基あたり炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表し、
xは3または4を表す]の少なくとも3つの脂肪族二重結合を有する化合物(1)と、末端位にSi−結合水素原子を有するオルガノシロキサン(2)とを、脂肪族二重結合へのSi−結合水素の付加を促進する触媒(3)の存在下に反応させ、その際有機化合物(1)中の脂肪族二重結合に対するオルガノシロキサン(2)中のSi−結合水素の使用する比は1.3〜10である、
第2の工程において、
このように得られたSi−結合水素原子を有する炭化水素−シロキサンコポリマーとα,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)とを、脂肪族二重結合へのSi−結合水素原子の付加を促進する触媒(3)の存在下に反応させ、この際シロキサンコポリマー中のSi−結合水素に対するα、ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)中の脂肪族二重結合の使用する比は1.2〜10であり、かつ場合により第3の工程において、
そのように得られたアルケニル基を有するシロキサンコポリマーと、末端位にトリオルガノシロキシ基を有する線状オルガノポリシロキサン、末端位にヒドロキシ基を有する線状オルガノポリシロキサン、ヒドロキシ基を有するかまたは有しない分枝状オルガノポリシロキサン、環状オルガノポリシロキサンおよびジオルガノシロキサン単位およびモノオルガノシロキサン単位からなるコポリマーからなる群から選択されたオルガノポリシロキサン(5)とを平衡にする、
ことにより製造可能である、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーを使用する。
【0009】
アルケニル基を有するシロキサンコポリマーおよびその製法は冒頭部に記載したUS−A6265497中に記載されており、US−A6265497(参考文献)は従って本願の開示の内容に包含される。
【0010】
本発明による曇り防止添加剤であるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーはこれが迅速な塗料系中の架橋性シリコーン塗料組成物のエーロゾル形成を減少させるだけでなく、冒頭に記載したEP−A716115によるポリグリコール基を有する曇り防止添加剤と異なり、特に任意の量比で架橋性シリコーン塗料組成物と均質に混和性であるという利点を有する。
【0011】
更に、本発明による曇り防止添加剤は全く阻止作用を有していない。
【0012】
本発明による、アルケニル基を有するシロキサンコポリマー中にはシロキサンブロックが有利に炭化水素架橋を介して相互に結合しており、これから炭化水素−シロキサン−ブロック構造が生じる。本発明によるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーは有利に25℃で0.05〜500000Pa.s、有利に25℃で0.1〜100000Pa.s、特に有利に25℃で0.2〜10000Pa.sを有する。
【0013】
非常に粘性のシロキサンコポリマーにおける有利な実施形においては、本発明によるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーの製造は溶剤、有利に150℃未満の沸点を有する炭化水素、例えばトルエン、キシレン、n−ヘキサン、n−オクタン、イソオクタンおよびベンジン留分中で、有利にシロキサン含量20〜60質量%の濃度で実施する、この際本発明の範囲においてはより高い濃度またはより低い濃度も含まれている。
【0014】
第1の工程においては1種類の化合物(1)または種々の種類の化合物(1)を使用することができる。
【0015】
化合物(1)としては、第1の工程において有利に、Rが有利にそれぞれの基あたり炭素原子1〜25個を有し、かつxが3の値を意味する三価の炭化水素基を表す化合物を使用するのが有利である。
【0016】
第1の方法工程において使用したオルガノシロキサン(2)は有利に各分子当たりSi−結合水素原子2個を有する。
【0017】
第1の工程においては、1種類のオルガノシロキサン(2)または種々の種類のオルガノシロキサン(2)を使用することができる。
【0018】
第1の工程においては、オルガノシロキサン(2)としては有利に一般式
【0019】
【化3】
Figure 0004002172
【0020】
[式中、Rは有利に同一または異なっており、場合によりハロゲン化されていてよい炭素原子1〜6個を有する炭化水素基を表し、かつ
nは0または整数、特に有利には7〜2000の整数を表し、その際0〜2000の全ての整数は明確に表示されたものとして扱われる]のものを使用する。
【0021】
α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)としては第2の工程において、有利に一般式
【0022】
【化4】
Figure 0004002172
【0023】
[式中、Rは前記のものを表し、
は二価の炭化水素基、有利に基あたり炭素原子2〜10個を有するアルキレン基を表すか、または二価のシラン基またはシロキサン基を表し、有利にはSi−単位2〜10個を有し、
は炭素原子2〜10個を有する末端位オレフィン系不飽和基を表し、かつ
aは同一または異なっていてよく、0または1を表し、平均して0.7〜1.0であり、
mは0または1〜10の整数であり、有利には0であり、
kは0または1〜1000の整数であり、有利には20〜1000、特に有利には50〜500である]のものを使用する。
【0024】
第2の工程においては1種類のα,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)または種々の種類のα,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)を使用することができる。
【0025】
基Rの例は有利にアルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−アミル基およびn−ヘキシル基である。特に有利であるのはメチル基である。
【0026】
ハロゲン化された基Rの例は、ハロゲンアルキル基、例えば有利に、3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′−ヘキサフルオロイソプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基である。
【0027】
アルキル基Rの例は、有利にメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基およびヘキシル基、例えばn−ヘキシル基である。特に有利であるのはRが水素原子である。
【0028】
基Rに関する例は、アルケニル基、例えばビニル基、5−ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、1−プロペニル基、アリル基、3−ブテニル基、4−ペンテニル基および7−オクテニル基、およびアルキニル基、例えばエチニル基、プロパルギル基および1−プロピニル基である。基Rがアルケニル基であるのが有利であり、その際ビニル基は特に有利である。
【0029】
本発明によるアルケニルを有するシロキサンコポリマーを製造可能な化合物(1)の例は以下のものである:
1,2,4−トリビニルシクロヘキサン、
1,3,5−トリビニルシクロヘキサン、
3,5−ジメチル−4−ビニル−1,6−ヘプタジエン、
1,2,3,4−テトラビニルシクロブタン、
メチルトリビニルシラン、
テトラビニルシラン、
1,1,2,2−テトラアリルオキシエタン、
この際1,2,4−トリビニルシクロヘキサンが有利である。
【0030】
基Rに関する例は、有利に以下の式のものである:
【0031】
【化5】
Figure 0004002172
【0032】
本発明によるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーを製造可能な、α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)の例は以下のものである:
α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン、
α,ω−ジアリルポリジメチルシロキサン、
α,ω−ジヘキセニルポリジメチルシロキサン、
α,ω−ジオクテニルポリジメチルシロキサン、
並びにオルガノシロキサン(2)とジエン、例えば1,5−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン、1,9−デカジエン、1,11−ドデカジエン、1,13−テトラデカジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエン、3,5−ジメチル−1,6−ヘプタジエン、1,3−ジビニルベンゼン、1,4−ジビニルベンゼン、1,3−ジイソプロペニルベンゼン、ジビニルジメチルシラン、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとからのポリ付加生成物。この際α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサンおよびα,ω−ジヘキセニルポリジメチルシロキサンが有利である。
【0033】
基Rの例は、以下のものである:
【0034】
【化6】
Figure 0004002172
【0035】
この際、式−(CH−の基が有利である。
【0036】
オルガノシロキサン(2)を第1の工程において、化合物(1)中の脂肪族二重結合に対するオルガノシロキサン(2)中のSi−結合水素の比が1.3〜10、有利に1.5〜4.0、特に有利に1.8〜3.0である様な量で使用する。
【0037】
オルガノシロキサン(2)を過剰に使用するので、従って第1の工程においては有利に化合物(1)中の全ての脂肪族二重結合が反応し、かつSi−結合水素原子を有するシロキサンコポリマーが得られる。
【0038】
第1の工程においては、化合物(1)、例えば1,2,4−トリビニルシクロヘキサンとオルガノシロキサン(2)、例えば1,3−ジヒドロ−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、とを過剰で、触媒(3)の存在下に以下の反応工程(1)に従って示すことができる:
【0039】
【化7】
Figure 0004002172
【0040】
その際、得られたシロキサンコポリマー混合物は、有利に個々の化合物TおよびTおよびより高度に分枝したポリマーの部分を、有利に50%を越えて有する。
【0041】
それぞれ化学量論比H−Si/C=Cにより、シロキサンコポリマー混合物は変動する量のオルガノシロキサン(2)を含有し、これは低い分子量において真空下に除去することができ、そうでなければ活性水素を有する成分として生成物混合物中に留まる。
【0042】
脂肪族二重結合へのSi−結合水素の付加を促進する触媒(3)としては、本発明方法においては従来脂肪族二重結合へのSi−結合水素の付加を促進するために使用することができた触媒と同じ触媒を使用することもできる。触媒(3)とは有利に白金金属の群からの金属または白金金属の群からの化合物または錯体である。そのような触媒の例は、金属白金または担体、例えば二酸化ケイ素、酸化アルミニウムまたは活性炭上に存在していてよい微細に粉砕された白金、白金の化合物または錯体、例えば、白金ハロゲン化物、例えばPtCl、HPtCl・6HO、NaPtCl・4HO、白金−オレフィン−錯体、白金−アルコール−錯体、白金−アルコラート−錯体、白金−エーテル−錯体、白金−アルデヒド−錯体、白金−ケトン−錯体、並びにHPtCl・6HOとシクロヘキサノンとからの反応生成物、白金ビニルシロキサン錯体、例えば検出可能な無機結合するハロゲンを含有するか、または含有しない白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体、ビス−(ガンマ−ピコリン)−白金ジクロリド、トリメチレンジピリジン白金ジクロリド、ジシクロペンタジエン白金ジクロリド、ジメチルスルホキシドエチレン白金(II)−ジクロリド、シクロオクタジエン−白金ジクロリド、ノルボルナジエン−白金ジクロリド、γ−ピコリン−白金ジクロリド、シクロペンタジエン−白金ジクロリドである。
【0043】
触媒(3)は第1の工程において、それぞれ化合物(1)およびオルガノシロキサン(2)の総量に対して、白金元素として計算して、有利に0.5〜100質量ppm(100万質量部あたりの質量部)の量で、有利に2〜10質量ppmの量で使用する。
【0044】
第1の工程は有利に周囲大気圧で、すなわち約1020hPa(絶対)で実施するが、より高い圧力またはより低い圧力でも実施可能である。更に、第1の工程においては有利に温度20℃〜150℃、有利に20℃〜120℃、特に有利に20〜100℃で実施する。
【0045】
少なくとも3個の脂肪族二重結合を有する化合物(1)、例えば1,2,4−トリビニルシクロヘキサンは高温で重合しやすいので、第1の工程においては有利にラジカルインヒビター、例えば4−メトキシフェニル、2,6−ビス(t−ブチル)−4−メチルフェノール、フェノチアジン、ハイドロキノンまたはベンズカテキンを一緒に使用することができる。この際、ラジカルインヒビターを化合物(1)およびオルガノシロキサン(2)の総量に対して、有利に10〜500質量ppmの量で使用する。
【0046】
第1工程においても、第2工程においても有利に不活性有機溶剤を一緒に使用することができる。不活性有機溶剤の例は、トルエン、キシレン、オクタンイソマー、ヘプタンイソマー、酢酸ブチル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンである。
【0047】
場合により一緒に使用する不活性有機溶剤は第1および第2工程の後、蒸留により除去するか、または反応混合物中に留まる。
【0048】
α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)を第2工程において、第1工程で得られた炭化水素−シロキサンコポリマー中のSi−結合水素に対するα,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)中の脂肪族二重結合の比が1.2〜10、有利に1.5〜5.0、特に有利に2.0〜4.0であるような量で使用する。
【0049】
α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)を過剰に使用するので、従って第2の工程で有利に第1の工程で得られた炭化水素−シロキサンコポリマーの全てのSi−結合水素原子が反応し、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーが得られる。
【0050】
第2の工程において、触媒(3)を、それぞれ元素白金として計算し、かつα,ω−ジアルケニレンシロキサンポリマー(4)および第1の工程で得られたSi−結合水素を有する炭化水素シロキサンコポリマーの総量に対して、有利に0.5〜100質量ppm(100万質量部あたりの質量部)の量で、有利に2〜10質量ppmの量で使用する。
【0051】
第2の工程は有利に周囲大気圧の圧力で、すなわちほぼ1020hPa(絶対)で実施し、しかしこれより高いかまたは低い圧力で実施することができる。更に第2の工程を有利に20〜150℃の温度で、有利に20〜120℃の温度で実施する。
【0052】
第2の工程で得られるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーは第3の工程においてオルガノポリシロキサン(5)と平衡にすることができる。
【0053】
場合による第3の工程、すなわち平衡は使用した成分(2)および(4)の平均鎖長を長くする。
【0054】
第3の工程においてもより高く分枝したシロキサンコポリマーが得られる。この平衡においては官能基なしのシクレンの形成(これは専門家には公知であり、かつ8〜15質量%の量で存在する)は回避できないが、これは妨害しない。所望の場合、その揮発性部分(Si−原子3〜9個を有するシクレン)は真空および高温により生成物混合物から除去することができる。シクレンと同様に平衡の際にその他の不所望なしかし妨害はしない副生成物が少量得られる。
【0055】
オルガノポリシロキサン(5)としては、有利に末端位にトリオルガノシロキシ基を有する式:
SiO(SiRO)SiR
[式中、Rはこれに関して前記のものを表し、rは0または有利に1〜1500、特に有利に10〜300の値の整数である]の線状オルガノポリシロキサン、末端位にヒドロキシ基を有する式
HO(SiRO)H、
[式中、Rはこれに関して前記のものを表し、sは有利に1〜1500、特に有利に10〜300の値の整数である]の線状オルガノポリシロキサン、
場合によりヒドロキシ基を有する式
SiO1/2、RSiOおよびRSiO3/2
[式中、Rはこれに関して前記のものを表す]の単位からなる分枝状オルガノポリシロキサン、

(RSiO)
[式中Rはこれに関して前記のものを表し、tは3〜12の整数を表す]の環状オルガノポリシロキサン、および

SiOおよびRSiO3/2
[式中、Rはこれに関して前記のものを表す]の単位からなるコポリマー、からなる群から選択されたものを使用する。
【0056】
有利なオルガノポリシロキサン(5)は有利に式RSiO(SiRO)SiR、HO(SiRO)Hおよび(RSiO)であるが、その際特に式RSiO(SiRO)SiRが有利である。
【0057】
場合により実施する平衡において使用するオルガノポリシロキサン(5)およびアルケニル基を有するシロキサンコポリマーの量比は単に場合により実施する平衡において生じるシロキサンコポリマー中のアルケニル基の所望の割合によりおよび所望の平均鎖長により決まる。
【0058】
所望の場合に実施する平衡において平衡を促進する有利な塩基性および酸性触媒を使用する。そのような触媒の例は、有利にアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、および水酸化セシウム、トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシドおよびテトラメチルベンジルアンモニウムヒドロキシドである。アルカリ金属水酸化物が有利である。アルカリ金属水酸化物は有利に使用したアルケニル基を有するシロキサンコポリマーおよび使用したオルガノポリシロキサン(5)の総量に対して、50〜10000質量ppm(=100万部あたりの部)、特に500〜2000質量ppmを使用する。
【0059】
酸性触媒の例は有利に硫酸、リン酸、トリフルオロメタン酸、窒化塩化リンおよび反応条件下に固体で酸性の触媒、例えば酸活性化酸性白土、酸性ゼオライト、スルホン化炭素、およびスルホン化スチレン−ジビニルベンゼン−コポリマーである。有利であるのは窒化塩化リンである。窒化塩化リンはそれぞれ使用した有機ケイ素化合物の総量に対して、有利に5〜1000質量ppm(100万部あたりの1部)、特に50〜200質量ppmの量で使用する。
【0060】
場合により実施する平衡は有利に100℃〜150℃でおよび周囲大気圧の圧力で、すなわち約1020hPa(絶対)で実施する。しかし所望の場合には、より高い圧力または低い圧力を使用することもできる。平衡はそれぞれ使用したアルケニル基を有するシロキサンコポリマーおよび使用したオルガノポリシロキサン(5)の総質量に対して、有利に5〜20質量%で、水と非混和性の溶剤、例えばトルエン、中で実施する。平衡で得られた混合物の後処理の前に触媒を不活性化することができる。
【0061】
本発明による方法は、バッチ式でも、半連続的にも、または完全に連続的にも実施することができる。
【0062】
アルケニル基を有する炭化水素−シロキサンコポリマーの製造のための工程の記載した順序に対して選択的に、所望の場合には、第1工程で得られる活性水素を含有する炭化水素−シロキサンコポリマーの平衡による平均的な分子量の上昇もしくは鎖長の延長を第1工程に続けて、直接第2工程において行うこともできる。このために同じオルガノポリシロキサン(5)を使用し、そこに記載された条件下に反応させる。有利なオルガノシロキサン(5)は式RSiO(SiRO)SiR、HO(SiRO)Hおよび(RSiO)のポリシロキサンであるが、この際式RSiO(SiRO)SiRのものが特に有利であり、Rは前記と同じ意味を有する。
【0063】
この方法工程の選択的な順序においては、平衡により得られた活性水素を有する炭化水素−シロキサンコポリマーをα,ω−ジアルケニレンシロキサンポリマー(4)と第3工程において反応させ、その際これを有利に前もって得られたコポリマー中のSi−結合水素に対する(4)中の脂肪族二重結合の比が、有利に1.5〜5.0、特に有利に2.0〜4.0であるような量で使用するのが有利である。
【0064】
方法工程のこの選択的な順序においては、こうして冒頭に記載した工程の順序を交換し、こうして工程3を工程2の前に実施したにすぎない。
【0065】
曇り防止添加剤としては有利に、更なる平衡工程なしに製造されかつ特に高い分枝を示すような、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーを使用する。有利な添加剤は記載した特に有利な化学量論的な範囲で作業するときに得られる。このシロキサンコポリマーは多くの場合高い粘性を有するので、容易な操作性のためにその製造後に、更なるシロキサン(4)と混合することができる。
【0066】
本発明による曇り防止添加剤は架橋性のシリコーン塗料組成物にエーロゾル形成を減少させるために添加する。
【0067】
本発明による曇り防止添加剤である、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーは、架橋性シリコーン塗料組成物中にこの組成物の総量に対して有利に0.5〜10質量%、有利に1〜5質量%の量で使用する。
【0068】
架橋性のシリコーン塗料組成物としては有利に、
(A)脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有する有機ケイ素化合物、
(B)Si−結合水素原子を有する有機ケイ素化合物、
(C)脂肪族多重結合にSi−結合水素の付加を促進する触媒、
および場合により
(D)インヒビター
を含有するものを使用する。
【0069】
更に本発明の対象は、
(X)本発明記載の曇り防止添加剤、
(A)脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有する有機ケイ素化合物、
(B)Si−結合水素原子を有する有機ケイ素化合物、
(C)脂肪族多重結合にSi−結合水素の付加を促進する触媒、
および場合により
(D)インヒビター
を含有する、エーロゾル形成が減少した架橋性シリコーン塗料組成物である。
【0070】
架橋性シリコーン塗料組成物においては、1種類の本発明による曇り防止添加剤(X)または種々の種類の本発明による曇り防止添加剤(X)を使用することができる。
【0071】
脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有するオルガノポリシロキサン(A)としては、有利に一般式IV
【0072】
【化8】
Figure 0004002172
【0073】
[この際、Rは、場合により置換された、脂肪族炭素−炭素−多重結合不含の、それぞれの基あたり炭素原子数1〜18個を有する一価の炭化水素基を表し、Rはそれぞれの基あたり炭素原子2〜8個を有する末端位脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する一価の炭化水素基を表し、
zは0、1、2または3であり、
yは0、1または2であり、かつz+yの合計は0、1、2または3であり、
但し、基Rが平均して少なくとも1.5個存在し、有利には平均して少なくとも2個の基Rが存在する]の単位からなる直鎖または分枝鎖のオルガノポリシロキサンを使用する。
【0074】
有機ケイ素化合物(A)として有利であるのは、一般式
【0075】
【化9】
Figure 0004002172
【0076】
[式中、RおよびRはこれに関して前記のものを表し、
gは0、1または2であり、
vは0または1〜1500の整数であり、
wは0または1〜200の整数であり、
但し、基Rが平均して少なくとも1.5個存在し、有利には平均して少なくとも2個を含有している]のオルガノポリシロキサンである。
【0077】
本発明の範囲において、式(V)は、v個の単位−(SiR O)−およびw個の単位−(SiRO)−が任意の方法でオルガノポリシロキサン分子中に分布していると理解すべきである。
【0078】
有機ケイ素化合物(A)としては、末端位にω−アルケニル基、有利にSi−結合したビニル基、を有する分枝鎖ポリマーも使用することができ、これはUS6034225(引用により本願に包含される)、特に第1欄第43行〜第2欄第13行、およびUS6258913(引用により本願に包含される)、特に第1欄第62行〜第2欄第35行に記載されている。有機ケイ素化合物(A)としては直鎖のオルガノポリシロキサンも使用することができ、例えばこれはUS6274692(引用により本願に包含される)、特に第2欄、第3〜27行に記載されており、これは両方の末端にそれぞれ1つの脂肪族不飽和炭化水素基、例えばSi結合ビニル基を有さず、末端に脂肪族飽和炭化水素基、例えばSi−結合メチル基を有する。
【0079】
有機ケイ素化合物(A)としては、US−A5241034(引用により本願に包含される)、特に第16欄第23行〜第17欄第35行、DE−A19522144(引用により本願に包含される)、特に第2頁第44行〜67行、DE−A19629053(引用により本願に包含される)、特に第2頁第51行〜第3頁第29行およびUS−A5760145(引用により本願に包含される)、特に第2欄第46行〜第4欄第23行に記載されているものも使用することができる。
【0080】
オルガノポリシロキサン(A)は有利に平均して25℃で100〜10000mPa・sの粘度を有する。
【0081】
炭化水素基Rに関する例は、アルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn−オクチル基およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基;オクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチル基、アントリル基およびフェナントリル基;アルカリール基、例えばo−、m−、p−トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基;およびアラルキル基、例えばベンジル基、α−およびβ−フェニルエチル基である。
【0082】
基Rの例はアルケニル基、例えばビニル基、5−ヘキセニル基、アリル基、3−ブテニル基および4−ペンテニル基;およびアルキニル基、例えばエチニル基、プロパルギル基および1−プロピン基である。
【0083】
Si−結合水素原子を有する有機ケイ素化合物(B)としては有利に直鎖状、環状または分枝状のオルガノポリシロキサンを使用し、これは一般式VI
【0084】
【化10】
Figure 0004002172
【0085】
[式中、Rはこれに関して前記のものを表し、
eは0、1、2または3であり、
fは0、1または2であり、
e+fの合計は0、1、2または3である、
但し平均してSi−結合水素原子少なくとも2個が存在する]の単位からなる。
【0086】
有利に有機ケイ素化合物(B)はSi結合水素原子を少なくとも3個含有する。
【0087】
有機ケイ素化合物(B)として、一般式
【0088】
【化11】
Figure 0004002172
【0089】
[式中、Rはこれに関して前記のものを表し、
hは0、1または2であり、
oは0または1〜1500の整数であり、
pは0または1〜200の整数である、
但しSi−結合水素原子は平均して少なくとも2個存在する]のオルガノポリシロキサンを使用する。
【0090】
本発明の範囲においては、式VIIは、o個の単位−(SiR O)−およびp個の単位−(SiRHO)−が任意の方法でオルガノポリシロキサン分子中に分布していると理解すべきである。
【0091】
そのようなオルガノポリシロキサの例は、特にジメチルハイドロジェンシロキサン−、メチルハイドロジェンシロキサン−、ジメチルシロキサン−およびトリメチルシロキサン単位からなるコポリマー、トリメチルシロキサン−、ジメチルハイドロジェンシロキサン−およびメチルハイドロジェンシロキサン単位からなるコポリマー、トリメチルシロキサン−、ジメチルシロキサン−およびメチルハイドロジェンシロキサン単位からなるコポリマー、メチルハイドロジェンシロキサン−およびトリメチルシロキサン単位からなるコポリマー、メチルハイドロジェンシロキサン−、ジフェニルシロキサン−およびトリメチルシロキサン単位からなるコポリマー、メチルハイドロジェンシロキサン−、ジメチルハイドロジェンシロキサン−およびジフェニルシロキサン単位からなるコポリマー、メチルハイドロジェンシロキサン−、フェニルメチルシロキサン−、トリメチルシロキサンおよび/またはジメチルハイドロジェンシロキサン単位からなるコポリマー、メチルハイドロジェンシロキサン−、ジメチルシロキサン−、ジフェニルシロキサン−、トリメチルシロキサン−および/またはジメチルハイドロジェンシロキサン単位からなるコポリマー、並びにジメチルハイドロジェンシロキサン−、トリメチルシロキサン−、フェニルハイドロジェンシロキサン−、ジメチルシロキサン−および/またはフェニルメチルシロキサン単位からなるコポリマーである。
【0092】
有機ケイ素化合物(B)としては、US−A5691435(引用により本願に包含される)、特に第3欄第45行〜第4欄第29行中に記載されているものも、使用することができる。
【0093】
オルガノポリシロキサン(B)は有利に25℃で平均的に10〜1000mPa・sの粘度を有する。
【0094】
有機ケイ素化合物(B)を、有機ケイ素化合物(A)中の脂肪族炭素−炭素−多重結合を有するSi−結合基1モルあたりSi−結合水素0.5〜3.5、有利に1.0〜3.0グラム原子の量で使用するのが有利である。
【0095】
Si−結合水素の脂肪族多重結合への付加を促進する触媒は架橋性シリコーン塗料組成物においても、従来Si−結合水素の脂肪族多重結合への付加を促進するために使用することのできたと同じ触媒を使用することができる。成分(C)としては有利に前記の触媒(3)を使用する。
【0096】
触媒(C)はそれぞれ元素白金として計算して、かつ有機ケイ素化合物(A)および(B)の総質量に対して、有利に10〜1000質量ppm(100万質量部あたりの質量部)、特に有利に50〜200質量ppmの量で使用する。
【0097】
架橋性のシリコーン塗料組成物は室温でのSi−結合水素の脂肪族多重結合への付加を押さえる薬剤、いわゆるインヒビター(D)を含有する。
【0098】
インヒビター(D)としては架橋性のシリコーン塗料組成物において、従来同じ目的のために使用することのできた、全てのインヒビターを使用することができる。
【0099】
インヒビター(D)に関する例は、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ベンゾトリアゾール、ジアルキルホルムアミド、アルキルチオ尿素、メチルエチルケトオキシム、1012ミリバール(絶対)で少なくとも沸点25℃を有し、かつ少なくとも1つの脂肪族三重結合を有する有機または有機ケイ素化合物、例えば1−エチニルシクロヘキサン−1−オール、2−メチル−3−ブチン−2−オール、3−メチル−1−ペンチン−3−オール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオールおよび3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、3,7−ジメチル−オクチ−1−イン−6−エン−3−オール、マレイン酸ジアリルおよび酢酸ビニルからなる混合物、マレイン酸モノエステル、および式
HC≡C−C(CH)(OH)−CH−CH−CH=C(CH
の化合物のようなインヒビターである、これはBASF社において“Dehydrolinalool”という市販名で購入可能である。
【0100】
インヒビター(D)を使用する場合、有機ケイ素化合物(A)および(B)の総質量に対して、有利に0.01〜10質量%、殊に0.01〜3質量%の量で使用するのが有利である。
【0101】
架橋性シリコーン塗料組成物において一緒に使用することのできる、その他の成分の例は、分離力を調節するための有機溶剤、接着助剤および顔料である。
【0102】
本発明による組成物で製造した粘着性物質に対して剥離性の被覆の分離力を調節するための薬剤の例は、式
SiO1/2およびSiO
の単位からなるシリコーン樹脂であり、いわゆるMQ−樹脂であり、この際、Rは水素原子、炭化水素基R、例えばメチル基、アルケニル基R、例えばビニル基、であり、かつRおよびRは前記のものを表し、式R SiO1/2の単位は同一または異なっていてよい。式SiOの単位に対する式R SiO1/2の単位の比は有利に0.6〜2である。シリコーン樹脂は有利に有機ケイ素化合物(A)および(B)の総質量に対して5〜80質量%の量で使用する。
【0103】
有機溶剤の例は、ベンジン、例えば70〜180℃の沸点範囲を有するアルカン混合物、n−ヘプタン、ベンゼン、トルエンおよびキシレン、ハロゲン化された炭素原子1〜6個のアルカン、例えば塩化メチレン、トリクロロエチレンおよびペルクロロエチレン、エーテル、例えばジ−n−ブチル−エーテル、エステル、例えば酢酸エチル、およびケトン、例えばメチルエチルケトンおよびシクロヘキサノンである。
【0104】
有機溶剤を使用する場合、有機ケイ素化合物(A)および(B)の総質量に対して、有利に10〜90質量%、特に10〜70質量%の量で使用する。
【0105】
成分(X)、(A)、(B)、(C)および場合により(D)の混合の際の順序は、確かに重大なものではない、しかしながら実地においては成分(C)、すなわち触媒を他の成分の混合物に添加するように選択する。
【0106】
本発明による組成物の架橋は有利に70〜180℃で行われる。加温による架橋に関してのエネルギー源としては、有利に炉、例えば空気循環乾燥棚、加熱管、加熱したロール、加熱したプレート、赤外線領域の熱線を使用する。
【0107】
本発明による組成物は加熱による以外に、紫外線での照射により、またはUV−およびIR−光で照射することにより架橋することができる。紫外線光としては通常、253.7nmの波長のものを使用する。200〜400nmの波長を有する紫外線を放出する多数のランプが市販されており、波長253.7nmを有する紫外線光が有利である。
【0108】
更に、本発明の対象は本発明による組成物の架橋により製造される成形体でもある。
【0109】
成形体とは有利に塗膜、有利に粘着性物質に剥離性の被覆である。
【0110】
更に、本発明の対象は被覆すべき表面上に本発明による架橋性組成物を塗布し、引き続き組成物を架橋することにより塗膜を製造する方法である。
【0111】
本発明による架橋性の組成物は有利に粘着性物質に剥離性の被覆の製造のために、例えば剥離紙の製造のために有利に使用される。粘着性物質に剥離性の被覆は粘着性物質に対して剥離性にすべき表面上に本発明による架橋性組成物を塗布し、引き続き組成物の架橋をすることにより製造される。
【0112】
被覆すべき表面上、有利には粘着性物質に対して剥離性にすべき表面上への本発明による組成物の担持は、任意の、液体物質から塗膜を製造するために好適な種々の公知法により行われ、例えば浸漬、刷毛塗布、流し込み、スプレー、圧延、プリント、例えばオフセットグラビア塗布装置、ナイフまたはドクター塗布により、またはエアブラシにより行うことができる。
【0113】
被覆すべき表面上への層厚は有利に0.3〜6μm、特に有利に0.5〜2.0μmである。
【0114】
本発明の範囲において処理される、被覆すべき表面、有利には粘着性物質に剥離性にすべき表面に室温でかつ1012ミリバール(絶対)で固体である任意の物質の表面であってよい。この種の表面に関する例は紙、木材、コルクおよびプラスチックフォイル、例えばポリエチレンフォイルまたはポリプロピレンフォイル、天然または合成繊維からなる織布および不織布、セラミック製品、ガラスファイバーを含むガラス、金属、ポリエチレンで被覆した紙の表面、およびアスベストからなるものも包含する厚紙の表面である。前記のポリエチレンはそれぞれ高圧ポリエチレン、中圧ポリエチレンまたは低圧ポリエチレンであってよい。紙は低品質の紙の種類、例えば、吸収性の紙、これは粗の、すなわち化学薬品および/またはポリマー天然物質で前処理されていない60〜150g/mの質量を有するクラフト紙を含む、にじみ止め加工をしていない紙、低い粉砕度の紙、木材含有紙、つや出し加工またはカレンダ加工を行っていない紙、その製造の際に乾燥平坦シリンダの使用により、しかしそれ以上の費用のかかる処置を行っていない片面のみ平坦であり、従って“片面機械平坦紙”とも呼ばれる紙、未コート紙、または紙くずから製造された紙、いわゆる再生紙であってよい。しかしながら、本発明により処理すべき紙はもちろん高価値の紙、例えば吸収性の低い紙、にじみ止め加工を行った紙、高い粉砕度の紙、木材不含紙、つや出し加工またはカレンダ加工を行った紙、硫酸紙、硫酸処理した紙または前コートした紙であってよい。厚紙も高価値であっても、低価値であってもよい。
【0115】
本発明による組成物は例えば、剥離紙、カバー紙、付随紙(Mitlaeuferpapier)、これは流し込みフォイル(Giessfolie)または化粧フォイル(Dekorfolie)の、またはフォーム、これはポリウレタンからのものも包含する、の製造の際に使用する付随紙を包含する、の製造の際に好適である。更に、本発明による組成物は粘着性テープ、または粘着性フォイルの裏側の加工のための、または粘着性ラベルの文字を記載した側の加工のための、剥離−、カバー−および付随厚紙、−フォイルおよび−布の製造のためにも好適である。本発明による組成物は接着性の製品、例えば接着剤、接着性の食品、例えばケーキ、蜂蜜、ボンボンおよび肉;ビツメン、アスファルト、脂肪分の多い材料およびゴム原料の貯蔵および/または搬送のために決められている、包装材料、例えば紙、厚紙箱、金属フォイルおよび容器、例えば紙、プラスチック、木材または鉄からなるものの加工に好適である。本発明による組成物の適用のためのその他の例は、いわゆる“転写法”の際の接着層の転写のための担体の加工である。
【0116】
本発明による曇り防止添加剤を含有する架橋性のシリコーン塗料組成物は特に、塗布速度が有利に300〜1500m/分、有利に400〜1000m/分の迅速な塗布装置に使用するために好適であり、ここでは本発明による組成物は高い速度で被覆すべき表面上に担持される。
【0117】
本発明による組成物はオフライン法によりまたはインライン法により、剥離紙と結合する粘着性材料を製造するために好適である。
【0118】
オフライン法においてはシリコーン組成物を紙上に塗布し、架橋し、次いで引き続く工程で、常法で剥離紙をロール上に巻き付けかつこのロールをはめ込んだ後、接着剤フィルム、例えばラベルフェイス紙上に塗布した接着剤フィルムをコートされた紙上に塗布し、この複合体をプレスする。インライン法においてはシリコーン組成物を紙上に塗布し、架橋し、シリコーン被覆を接着剤で被覆しラベルフェイス紙を接着剤上に担持し、この複合体をプレスする。オフライン法においては巻き取り速度はシリコーン被覆の粘着性がなくなるために必要な時間により決まる。インライン法においては工程速度はシリコーン被覆の移行がなくなるのに必要な時間により決まる。オフライン法およびインライン法は、本発明による組成物を使用して、300〜1500m/分、有利に400〜1000m/分で作動することができる。
【0119】
1. アルケニル基を有するシロキサンコポリマーの製法
実施例1
50℃に加温した、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン503g中に、1,2,4−トリビニルシクロヘキサン全部で162gをゆっくりと配量し、この中には25℃で1000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン中の白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン−錯体の1質量%(元素白金に対して)溶液、いわゆるカルステッド(Karstedt)触媒(製法はUS3775452中に記載されている)の溶液が溶けており、こうしてこの溶液は白金40ppmを含有する。配量の後、80℃で完全に反応させ、99%を越えるC=C−変換(H−NMR)が達せられる。過剰のジシロキサンを留去し、その際に粘度60mm/s(25℃)、およびSi−結合水素の含量(活性水素含量)0.43質量%を有するハイドロジェンシロキサンポリマーが得られる。
【0120】
この中間生成物の50gを25℃で鎖長100Si−原子(Si100)を有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン3120g中に均質に混合し、前記の白金含量1質量%のカルステッド触媒溶液3.2gで活性化する。強力に攪拌した混合物は著しく粘性であり、80分後には粘度6700mm/s(25℃)が達せられる。使用物質により、ビニル−Si−末端基を有し、Si−結合ビニル基の含量(ビニル含量)0.20モル当量(mequ.)/gを有する高く分枝したシロキサンポリマーが得られる。このポリマーは無色透明であり、粘度500mP・s(25℃)のα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサンと全ての割合で混合可能である。
【0121】
実施例2:
1,2,4−トリビニルシクロヘキサン90.2gおよび活性水素含量0.214質量%を有するα,ω−ジハイドロジェンジメチルポリシロキサン1869gからなる混合物を25℃で、白金含量1質量%を有するカルステッド触媒溶液(実施例1中に記載)0.34gの添加により、活性化する。数分間の間での70℃への温度上昇はヒドロシリル化の開始を示し、15分後には変換率は99%より越える。HSi−末端基を有する分枝状のシロキサンポリマーは活性水素含量1.19モル当量/gおよび粘度27mm/s(25℃)を有する。
【0122】
分枝ビニルポリマーを製造するために、前に得られたハイドロジェンポリマー126gをビニル含量0.67モル当量/gを有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン392gと混合し、47℃に加温する。カルステッド触媒溶液(例1に記載)の形の白金10ppmの添加は68℃への急激な温度上昇に導き、30分後には、粘度4840mm/s(25℃)およびビニル含量0.22モル当量/gを有する無色透明なビニルポリマーに導く。
【0123】
実施例3:
例2の方法を繰り返すが、ビニル含量0.67モル当量/gを有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン392gの代わりに、鎖長100Si−原子(Si100)を有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン1089gを使用する。粘度7510mm/s(25℃)および僅か0.12モル当量/gのビニル含量を有する分枝ビニルポリマーが無色透明の油状物質として得られる。
【0124】
実施例4:
例2の方法を繰り返すが、ビニル含量0.67モル当量/gを有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン392gの代わりに、鎖長163Si−原子(Si163)を有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン2040gを使用する。使用したα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサンの鎖長の上昇により、分枝ビニルポリマーのアームの長さが更に上昇する。粘度11100mm/s(25℃)および0.087モル当量/gのビニル含量を有する無色透明の油状物質が得られる。
【0125】
実施例5
1,2,4−トリビニルシクロヘキサン75.2gおよび活性水素含量0.185質量%を有するα,ω−ジハイドロジェンジメチルポリシロキサン1242gからなる混合物を25℃で、白金含量1質量%を有するカルステッド触媒溶液(実施例1中に記載)0.26gの添加により、活性化した。急速な発熱反応は配合物を82℃に加温し、その際C=C−基の変換は99%より越えて達成される(H−NMR)。生じた分枝状のハイドロジェン官能性シロキサンポリマーは粘度159mm/s(25℃)および活性水素含量0.70モル当量/gを有する。
【0126】
この前工程から分枝ビニルポリマーが製造され、この際この生成物を100Si−原子(Si100)の鎖長のα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン647gと均質に混合し、カルステッド触媒溶液(例1に記載)の形の白金10ppmで活性化する。僅かに加温することにより、この混合物は著しく粘性となり、最終的に粘度3570mm/s(25℃)に達する。ビニルジメチルシロキシ基の含有量は0.182モル当量/gである。このポリマーは粘度500mPa・sを有する線状α,ω−ジビニルジメチルポリシロキサンと全ての割合で透明に混合可能である。
【0127】
実施例6
高粘性を有する分枝状ビニルの製造のために、有利に溶剤を使用する。こうして、実施例5からのハイドロジェン官能性シロキサンポリマー前駆物質40gを粘度490mm/s(25℃)のα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン454gおよびトルエン494gと十分に混合し、この重付加を1質量%の白金含量のカルステッド触媒溶液(例1に記載)0.49gの添加により開始した。約2時間にわたって、温度は僅かに上昇したに過ぎない。鎖長100Si−原子(Si100)のα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン170gを配量し、全てのトルエンを真空下に100℃で除去する。線状のビニルポリマー中の分枝したビニルポリマーの非常に粘性の溶液、10400mm/s(25℃)、が得られる。ビニル含量は0.14モル当量/gである。
【0128】
実施例7:
実施例5を減少した量の1,2,4−トリビニルシクロヘキサンを用いて繰り返す。1,2,4−トリビニルシクロヘキサン75.2gの代わりに、僅かに70.7gを使用し、より高度に分枝したハイドロジェン官能性シロキサンポリマーを得る。C=C−基の完全な変換の後、粘度416mm/s(25℃)で、かつ活性水素含量0.061質量%の僅かに帯黄色の油状物質が得られる。
【0129】
この前駆物質は末端位にビニル基を有する非常に高度に分枝したシロキサンの製造のために使用することができ、その際この前駆物質の99gを鎖長100Si−原子(Si100)のα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン762gと混合し、トルエン415gを添加する。Pt含量1質量%を有するカルステッド触媒溶液(例1に記載と同様)0.7gの添加後、溶液の粘度はゆっくりと上昇し、最後に1640mm/s(25℃)に達する。次いで、使用したα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン1000gを供給し、トルエンを100℃で減圧下に除去する。線状シロキサンポリマー中の高度に分枝したシロキサンコポリマーの無色透明溶液が生じ、これは粘度5450mm/s(25℃)およびビニルジメチル基の濃度0.23モル当量/gを有する。
【0130】
実施例8:
実施例5を繰り返すが、その際第2工程において分枝状ハイドロジェン官能性シロキサンポリマーは同じ量で、しかし鎖長100Si−原子(Si100)を有する線状α,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン647gの代わりに僅かに540gを使用する。改良された粘度調節のために、活性化の前にトルエン406gを添加し、均質に攪拌する。610mm/s(25℃)の粘度が達せられる。
【0131】
溶剤不含の分枝状シロキサンコポリマーの製造のために鎖長Si100の同じ線状α,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン227gを添加混合し、減圧下に100℃でトルエンを除去する。ビニルジメチルシロキシ単位0.195モル当量/gを有する、粘度5400mm/s(25℃)の無色透明油状物質が得られる。
【0132】
2. アルケニル基を有するシロキサンコポリマーの曇り防止添加剤としての使用:
実施例9
高い担持質量および一定の塗布形においては、エーロゾル形成がすでに明らかに500m/分を下回る機械速度で生じる。本発明により分枝したシロキサンコポリマーのエーロゾル形成の減少のための適用はそのような塗布工程への使用のための架橋性シリコーン塗料系における添加物として行った。
【0133】
標準組成物としては、
粘度420mPa・s(25℃)およびヨウ素価8.0を有し、かつUS6034225の実施例3により製造されるビニルジメチルシロキシ末端基を有する分枝鎖ポリシロキサン100質量部、
モル比24:1でハイドロジェンメチルシロキサン単位およびトリメチルシロキサン単位からなる線状ポリシロキサン3.6質量部、
25℃で粘度1000mPa・sを有するα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン中の白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチル−ジシロキサン−錯体の1質量%溶液(元素白金に対して)1.04質量部、および
1−エチニルシクロヘキサノール0.3質量部
からなる混合物を使用する。
【0134】
第1表に記載された製造例による本発明による添加物を、第1表に記載した量により標準組成物に添加した。比較として標準組成物を本発明による添加物なしに使用した。これらの混合物を紙塗布のために使用した。
【0135】
基材としては、62g/mを有するGlassine Larice Tipo 325という商品名のAhlstrom社の紙を使用した。塗布はDixon社のモデル番号1060の5ロール塗布装置を有するパイロット塗布装置(Pilotbeschichtungsanlage)上で行う。その際、塗布ロールを紙速度の95%で運転する。塗布は長さ3mの乾燥炉中で140℃で硬化した。
【0136】
エーロゾル形成はダストトラック・エーロゾル・モニター・モデル(Dusttrak Aerosol Monitor Model)8520で測定した。試料採取はシリコーン担持ロールとロール間隙との間でシリコーン担持ロールに対して12cmの間隔で行った。更に、エーロゾル形成を視覚的に評価し、数値1〜3で表した:
1 可視のエーロゾル形成なし
2 僅かに可視のエーロゾル形成
3 強いエーロゾル形成。
【0137】
塗布工程の間、最高に示されたエーロゾル値を記録した。塗膜質量は蛍光X線分析により好適な標準に対して測定し、2.5g/mであった。結果を第1表中にまとめた。
【0138】
【表1】
Figure 0004002172
【0139】
比較実験は、本発明による分枝した、ビニル官能性シロキサンコポリマーの曇り防止添加剤としての添加が架橋性シリコーン塗料系のエーロゾル形成を迅速な塗布工程において、明らかに減少させる。
【0140】
実施例10:
エーロゾル形成の減少のための本発明によるアルケニル基を有するシロキサンコポリマーの使用は、迅速な塗布工程における使用のための架橋性シリコーン塗料系における添加物として実施される。
【0141】
標準組成物としては、
粘度300mPa・s(25℃)を有する線状α,β−ジビニルジメチルポリシロキサン100質量部、
トリメチルシロキサン末端単位および粘度34mPa・s(25℃)を有する、モル比2:1でハイドロジェンメチルシロキサン単位およびジメチルシロキサン単位からなる線状ポリシロキサン3.1質量部、
粘度1000mPa’s(25℃)を有する、α,ω−ジビニルジメチルポリシロキサン中の白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチル−ジシロキサン−錯体の1質量%(元素白金に対して)溶液1.25質量部、および
1−エチニルシクロヘキサノール0.3質量部
からなる混合物を使用した。
【0142】
第2表に記載した製造例による本発明による添加物を第2表に記載した量により標準組成物中に添加した。比較としては本発明による添加物を含まない標準組成物を使用した。この混合物を紙塗布に使用した。
【0143】
基材としては、62g/mを有するGlassine Larice Tipo 325という商品名のAhlstrom社の紙を使用した。塗布はBachofen & Meier AG社の5ロール塗布装置を備える塗布装置“BMB Pilotplant”上で、550m/分で行った。その際、塗布ロールを紙速度の95%で運転する。塗膜を長さ18mの乾燥炉中で160℃で硬化させた。これは架橋時間1.96秒に相当する。
【0144】
エーロゾル形成はダストトラック・エーロゾル・モニター・モデル(Dusttrak Aerosol Monitor Model)8520で測定した。試料採取はシリコーン担持ロールとロール間隙との間でシリコーン担持ロールに対して12cmの間隔で行った。塗布実験の前のエーロゾルに関する盲検値は0.028〜0.031mg/mにあった。塗布実験の際に、最少および最高を示すエーロゾル値を記録し、平均を算出した。塗布実験の間、平均した測定エーロゾル値を盲検値0.03mg/mだけ補正し、本発明による曇り防止添加物の純粋な効果を調べた。
【0145】
塗膜質量は蛍光X線分析により好適な標準に対して測定した。
【0146】
エーロゾル形成の強度は、特に塗布速度に依存するので、より良好な比較可能性のために、1g/mの塗膜質量に規格化した。
【0147】
塗料系の硬化に対する本発明による曇り防止添加剤への影響は即座に移行テストにより測定され、並行してMIBK(メチルイソブチルケトン)中への未架橋の部分の抽出により測定される。
【0148】
本発明による曇り防止添加剤の基材への塗料系の接着に対する影響を摩擦落ちテストで測定する。
【0149】
テスト法はWacker-Chemie GmbH社のBroschuere DEHESIVE(R)シリコーンテスト法中に記載されている。結果を第2表中にまとめる。
【0150】
【表2】
Figure 0004002172
【0151】
添加物を含有しない比較実験に比較して実験例は、本発明による曇り防止添加剤の添加が、架橋性シリコーン塗料系のエーロゾル形成を迅速な塗布工程において明らかに減少させるということを示す。
【0152】
移行および基材接着(摩擦落ち)におけるマイナスの効果は観察されない;抽出可能な量の割合は測定可能な範囲においては上昇しない。
【0153】
実施例11およびEP−B716115による比較実験:
硬化性の組成物中への曇り防止添加剤の簡単な使用可能性に関する重要な評価はこの組成物との混和性である。塗布装置上での硬化の際に再現性のある結果を得るために、大きな労力なしに、所望の量で、添加物を硬化性の組成物中に均質に分配することができ、透明な組成物を形成することができるということは利点である。このためには、実施例10による標準組成物104.4gを製造例1〜8による添加物それぞれ10gとガラス棒を使用して、適度な撹拌下に混合し、こうして数分間で、使用可能な組成物が生じる。全ての組成物は均質で、透明であり、条痕を有さない。
【0154】
比較のために、EP−B716115による曇り防止添加剤を公知技術により製造した:
2−メチル−3−ブテン−2−オール34gおよび式CH=CH−CHO(CO)9,4Hのアリルポリエーテル190gからなる混合物をトリメチルシロキシ末端基を有する、ハイドロジェンメチルシロキサン単位およびジメチルシロキサン単位からなるシロキサン(活性水素0.30%、粘度25℃で37mm/s)200gと混合し、50℃に加温し、実施例10中に記載した白金触媒(カルステッド触媒)の形で白金20ppmで活性化した。発熱反応は2時間後に0.002質量%より少量の活性水素を有する透明な僅かに帯褐色の生成物を供給する。実施例10による標準組成物104.4g中に、この生成物10gを攪拌混入すると、乳状の混合物が得られ、これは4時間の貯蔵後に強い相分離を示した。この添加物を僅かに5gTurrax(R)−装置を用いて強力な剪断下に混入しても、透明な組成物は得られなかった。

Claims (13)

  1. 架橋性のシリコーン塗料組成物中に曇り防止添加剤を使用することによりにエーロゾル形成を減少させる方法において、曇り防止添加剤として、
    第1の工程において、
    一般式
    (CR=CH (I)
    [式中、Rは有利には基あたり炭素原子1〜25個を有し、酸素、ケイ素およびチタンの群から選択されたヘテロ原子1個以上を相互に分離して有していてよい三価または四価の炭化水素基を表し、
    は水素原子または有利に基あたり炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表し、
    xは3または4を表す]の少なくとも3つの脂肪族二重結合を有する化合物(1)と、末端位にSi−結合水素原子を有するオルガノシロキサン(2)とを、脂肪族二重結合へのSi−結合水素の付加を促進する触媒(3)の存在下に反応させ、その際有機化合物(1)中の脂肪族二重結合に対するオルガノシロキサン(2)中のSi−結合水素の使用する比は1.3〜10である、
    第2の工程において、
    このように得られたSi−結合水素原子を有する炭化水素−シロキサンコポリマーとα,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)とを、脂肪族二重結合へのSi−結合水素原子の付加を促進する触媒(3)の存在下に反応させ、この際シロキサンコポリマー中のSi−結合水素に対するα、ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)中の脂肪族二重結合の使用する比は1.2〜10であり、かつ場合により第3の工程において、
    そのように得られたアルケニル基を有するシロキサンコポリマーと、末端位にトリオルガノシロキシ基を有する線状オルガノポリシロキサン、末端位にヒドロキシ基を有する線状オルガノポリシロキサン、ヒドロキシ基を有するかまたは有しない分枝状オルガノポリシロキサン、環状オルガノポリシロキサンおよびジオルガノシロキサン単位およびモノオルガノシロキサン単位からなるコポリマーからなる群から選択されたオルガノポリシロキサン(5)とを平衡にする、
    ことにより製造可能である、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーを使用することを特徴とする、エーロゾル形成を減少させる方法。
  2. オルガノシロキサン(2)として、一般式
    Figure 0004002172
    [式中、Rは同一または異なっていてよい、ハロゲン化していてよい、それぞれの基あたり炭素原子1〜6個を有する炭化水素を表し、かつnは0または整数を表す]のものを使用する、請求項1記載の方法。
  3. 有機化合物(1)として、Rがそれぞれの基あたり炭素原子1〜25個を有する三価の炭化水素基であり、xが3である化合物を使用する、請求項1または2記載の方法。
  4. 有機化合物(1)として1,2,4−トリビニルシクロヘキサンを使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)として、一般式
    Figure 0004002172
    [式中、Rは前記のものを表し、
    は基あたり炭素原子2〜10個を有するアルキレン基または二価のシラン基またはシロキサン基を表し、
    は炭素原子2〜10個を有する末端位オレフィン系不飽和基を表し、かつ
    aは同一または異なっていてよく、0または1を表し、平均して0.7〜1.0であり、
    mは0または1〜10の整数であり、
    kは0または1〜1000の整数である]のものを使用する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. α,ω−ジアルケニルシロキサンポリマー(4)としてα,ω−ジビニルポリジメチルシロキサンを使用する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 架橋可能なシリコーン塗料組成物として、
    (A)脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有する有機ケイ素化合物、
    (B)Si−結合水素原子を有する有機ケイ素化合物、
    (C)脂肪族多重結合にSi−結合水素の付加を促進する触媒、
    および場合により
    (D)インヒビター
    を含有するものを使用する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. (X)架橋性シリコーン塗料組成物の全量に対して0 . 5〜10質量%の量の、請求項1から6までのいずれか1項記載の曇り防止添加剤、
    (A)脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有する、一般式
    Figure 0004002172
    [式中、R は、置換または非置換の、脂肪族炭素−炭素−多重結合不含の、それぞれの基あたり炭素原子1〜18個を有する一価の炭化水素基を表し、
    はそれぞれの基あたり炭素原子2〜8個を有する末端位脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する一価の炭化水素基を表し、
    gは0、1または2であり、
    vは0または1〜1500の整数であり、
    wは0または1〜200の整数であり、
    但し、基R を平均して少なくとも1 . 5個含有している]のオルガノポリシロキサン、
    (B)Si−結合水素原子を有する有機ケイ素化合物、
    (C)脂肪族多重結合にSi−結合水素の付加を促進する触媒、
    および場合により
    (D)インヒビター
    を含有する、エーロゾル形成が減少した架橋性シリコーン塗料組成物。
  9. 請求項8記載の組成物の架橋により製造された成形体。
  10. 塗膜である請求項9記載の成形体。
  11. 粘着性の物質に剥離性の被覆である、請求項9記載の成形体。
  12. 被覆すべき表面上に請求項8記載の架橋性組成物を塗布し、引き続き組成物を架橋する、塗膜の製法。
  13. 粘着性物質に対して剥離性にすべき表面上に請求項8記載の架橋性組成物を塗布し、引き続き組成物を架橋することによる、粘着性の物質に剥離性の被覆の製法。
JP2002359691A 2001-12-13 2002-12-11 シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー Expired - Fee Related JP4002172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10161334A DE10161334A1 (de) 2001-12-13 2001-12-13 Alkenylgruppen aufweisende Siloxancopolymere als Antimisting Additive für Siliconbeschichtungszusammensetzungen
DE10161334.2 2001-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003226840A JP2003226840A (ja) 2003-08-15
JP4002172B2 true JP4002172B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=7709122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002359691A Expired - Fee Related JP4002172B2 (ja) 2001-12-13 2002-12-11 シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6764717B2 (ja)
EP (1) EP1323768B1 (ja)
JP (1) JP4002172B2 (ja)
CN (1) CN1228400C (ja)
DE (2) DE10161334A1 (ja)
PL (1) PL357489A1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10210014A1 (de) * 2002-03-07 2003-09-25 Wacker Chemie Gmbh Si-gebundene Wasserstoffatome aufweisende Siloxancopolymere als Antimisting Additive für Siliconbeschichtungszusammensetzungen
DE10232668A1 (de) * 2002-07-18 2004-02-05 Wacker-Chemie Gmbh Verzweigte Alkenylgruppen aufweisende Siloxanpolymere als Antimisting Additive für Siliconbeschichtungszusammensetzungen
US6727338B1 (en) * 2002-11-15 2004-04-27 General Electric Company Star-branched silicone polymers as anti-mist additives for coating applications
US6887949B2 (en) * 2002-11-15 2005-05-03 General Electric Company Star-branched silicone polymers as anti-mist additives for coating applications
US6774201B2 (en) * 2002-11-15 2004-08-10 General Electric Company Star-branched silicone polymers as anti-mist additives for coating applications
US7517929B2 (en) 2004-12-03 2009-04-14 Momentive Performance Materials Inc. Star-branched silicone polymers as anti-mist additives for coating applications
US7560167B2 (en) * 2006-09-01 2009-07-14 Momentive Performance Materials Inc. Composition containing anti-misting component
US7649071B2 (en) * 2006-09-01 2010-01-19 Momentive Performance Materials Inc. Branched polysiloxane composition
JP4519869B2 (ja) * 2007-03-05 2010-08-04 株式会社東芝 半導体装置
US20080281055A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-13 Momentive Performance Materials Inc. Branched polysiloxane of reduced molecular weight and viscosity
US20080276836A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-13 Momentive Performance Materials Inc. Composition containing anti-misting component of reduced molecular weight and viscosity
DE102007023934A1 (de) * 2007-05-23 2008-11-27 Wacker Chemie Ag Verfahren zur Herstellung von ß-Ketocarbonyl-funktionellen Organosiliciumverbindungen
CN102186935B (zh) * 2007-06-21 2015-02-11 蓝星有机硅法国公司 防止在辊式装置中用可交联液体有机硅组合物涂布柔性载体时起雾的方法
DE102007055844A1 (de) * 2007-12-17 2009-06-25 Wacker Chemie Ag Vernetzbare Siliconbeschichtungszusammensetzungen
EP2145912A1 (en) 2008-07-19 2010-01-20 Momentive Performance Materials GmbH Method of coating substrates
US20110287267A1 (en) * 2008-11-26 2011-11-24 Seiji Hori Solventless Cured Release Coating-Forming Organopolysiloxane Composition And Sheet-Form Substrate Having A Cured Release Coating
DE102009003275A1 (de) * 2009-05-20 2010-11-25 Evonik Goldschmidt Gmbh Verzweigte Polydimethylsiloxan-Polyoxyalkylen Copolymere, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Anti-Vernebelungsadditiv in UV-härtenden Silikonen
TWI435914B (zh) * 2010-12-31 2014-05-01 Eternal Chemical Co Ltd 可固化之有機聚矽氧烷組合物及其製法
CN102120884B (zh) * 2011-04-29 2013-02-13 常州天马集团有限公司 有机硅组合物及其制备方法和用途
US20130052356A1 (en) 2011-08-31 2013-02-28 Wacker Chemical Corporation Paper Coating Compositions For Grease and Water Resistance
TW201602174A (zh) * 2014-05-23 2016-01-16 大賽璐股份有限公司 分枝鏈狀聚有機矽烷氧基矽烷基烯、其製造方法、硬化性樹脂組成物及半導體裝置
FR3052784A1 (fr) * 2016-06-21 2017-12-22 Bluestar Silicones France Procede de lutte contre l'apparition de brouillard dans un dispositif a cylindres lors de l'enduction de supports flexibles avec une composition silicone liquide reticulable
JP6966411B2 (ja) * 2018-11-02 2021-11-17 信越化学工業株式会社 付加硬化型シリコーン樹脂組成物、その硬化物、及び光半導体装置
WO2021113318A1 (en) 2019-12-02 2021-06-10 Dow Silicones Corporation Composition for preparing a release coating
WO2021113058A1 (en) 2019-12-02 2021-06-10 Dow Silicones Corporation Composition for preparing a release coating
KR102863653B1 (ko) 2019-12-02 2025-09-24 다우 실리콘즈 코포레이션 이형 코팅 제조용 조성물
WO2021113317A1 (en) 2019-12-02 2021-06-10 Dow Silicones Corporation Composition for preparing a release coating
CN117377717A (zh) * 2021-04-14 2024-01-09 3M创新有限公司 反应产物、其制备方法以及包含该反应产物的可固化组合物
WO2023227714A1 (en) 2022-05-25 2023-11-30 Momentive Performance Materials Gmbh New substituted phosphite transition metal compounds
WO2025104108A1 (en) 2023-11-15 2025-05-22 Momentive Performance Materials Gmbh Addition-crosslinkable liquid silicone rubber composition with low total volatile content

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3775452A (en) * 1971-04-28 1973-11-27 Gen Electric Platinum complexes of unsaturated siloxanes and platinum containing organopolysiloxanes
DE4123423A1 (de) 1991-07-15 1993-01-21 Wacker Chemie Gmbh Alkenylgruppen aufweisende siloxancopolymere, deren herstellung und verwendung
US5625023A (en) 1994-12-09 1997-04-29 Dow Corning Corporation Aerosol suppressant compositions for silicone coatings
DE19522144A1 (de) 1995-06-19 1997-01-02 Wacker Chemie Gmbh Alkenylgruppen aufweisende Siloxancopolymere
DE19548474A1 (de) * 1995-12-22 1997-06-26 Wacker Chemie Gmbh Aliphatisch ungesättigte Reste aufweisende Organopolysiloxane, deren Herstellung und deren Verwendung in vernetzbaren Massen
US5691435A (en) * 1996-01-25 1997-11-25 Wacker-Chemie Gmbh Crosslinkable compositions
DE19627022A1 (de) * 1996-07-04 1998-01-08 Wacker Chemie Gmbh Aliphatisch ungesättigte Kohlenwasserstoffreste aufweisende Organopolysiloxane, deren Herstellung und Verwendung
DE19629053A1 (de) 1996-07-17 1998-01-22 Wacker Chemie Gmbh Aliphatisch ungesättigte Kohlenwasserstoffgruppen aufweisende Organosiliciumverbindungen
DE19701393A1 (de) * 1997-01-16 1998-07-23 Wacker Chemie Gmbh Polymere Organosiliciumverbindungen, deren Herstellung und Verwendung
TW406113B (en) * 1997-03-20 2000-09-21 Wacker Chemie Gmbh Crosslinkable compositions possibly comprising MQ silicone resins
FR2771416A1 (fr) * 1997-11-25 1999-05-28 Rhodia Chimie Sa Utilisation de polysiloxanes comprenant des motifs polyethers et/ou des motifs amines comme agents anti-buee et formulations les comprenant
DE19856115A1 (de) * 1998-12-04 2000-06-21 Wacker Chemie Gmbh Alkenylgruppen aufweisende Siloxancopolymere
US6586535B1 (en) 2000-06-22 2003-07-01 Dow Corning Corporation Coatings containing silicone mist suppressant compositions
US6489407B1 (en) * 2000-06-22 2002-12-03 Dow Corning Corporation Silicone coatings containing silicone mist suppressant compositions
EP1277786B1 (de) * 2001-07-19 2004-09-29 Wacker-Chemie GmbH Verzweigte Organosiloxan(co)polymere und deren Verwendung als Antimisting Additive für Siliconbeschichtungszusammensetzungen
DE10210026A1 (de) * 2002-03-07 2003-09-25 Wacker Chemie Gmbh Verzweigte Organosiliciumverbindungen als Antimisting Additive für Siliconbeschichtungszusammensetzungen

Also Published As

Publication number Publication date
DE10161334A1 (de) 2003-07-17
CN1228400C (zh) 2005-11-23
US6956096B2 (en) 2005-10-18
CN1425724A (zh) 2003-06-25
PL357489A1 (en) 2003-06-16
DE50202106D1 (de) 2005-03-03
JP2003226840A (ja) 2003-08-15
EP1323768A1 (de) 2003-07-02
EP1323768B1 (de) 2005-01-26
US6764717B2 (en) 2004-07-20
US20040170845A1 (en) 2004-09-02
US20030134043A1 (en) 2003-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4002172B2 (ja) シリコーン塗料組成物のための曇り防止添加剤としてのアルケニル基を有するシロキサンコポリマー
FI57121C (fi) Aemne foer framstaellning av klibbande material avvisande belaeggningar
US5691435A (en) Crosslinkable compositions
JP2983610B2 (ja) 硬化性有機ケイ素組成物及びその使用方法
US6265497B1 (en) Siloxane copolymers containing alkenyl groups
US6093782A (en) Crosslinkable compositions
US5985462A (en) Organosilicon compounds having Si-bonded hydrogen atoms in crosslinkable compositions
JPH07157744A (ja) ポリマー有機ケイ素化合物の組成物及び粘着性物質剥離被覆
US5760145A (en) Crosslinkable compositions comprising organopolysiloxanes containing aliphatically unsaturated hydrocarbon radicals
US6258913B1 (en) Polymeric organosilicon compounds, their production and use
KR101037999B1 (ko) 가교결합 가능한 실리콘 코팅 조성물
US7238755B2 (en) Branched siloxane polymers comprising alkenyl groups and used as antimisting additives for silicone coating compositions
US7153913B2 (en) Siloxane polymers containing Si-bound hydrogen atoms as antimisting additives for silicone coating compositons
US7135513B2 (en) Branched organosilicon compounds as antimisting additives for silicone coating compositions
CN101029176B (zh) 可交联的聚硅氧烷组合物
US6274692B1 (en) Cross-linkable compounds, optionally containing MQ silicon resins
US20080227930A1 (en) Cross-Linkable Compositions Containing Allylorganopolysiloxanes
JP4065852B2 (ja) 架橋可能なシリコーン被覆組成物中の霧化防止添加物としての、アルケニル基を有するシロキサンコポリマーの使用
CA2184544A1 (en) Crosslinkable compositions
JP3342875B2 (ja) 場合によりmq−シリコーン樹脂を含有する架橋結合可能な組成物
US11236232B2 (en) Crosslinkable compositions
JP3821856B6 (ja) ポリマー有機珪素化合物、その製法及びその使用

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050316

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050613

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees