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JP4003110B2 - 熱電デバイス - Google Patents
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JP4003110B2 - 熱電デバイス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は熱電材料を主要成分とする熱電素子を備えた熱電デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
熱電材料を主要成分とする熱電素子を備えた熱電デバイスが提供されている。
熱電デバイスはその用途により、給電されると冷却及び加熱を行うことができる冷却・加熱タイプと、冷却及び加熱されると発電する発電タイプとがある。
【0003】
このような熱電デバイスとしては、熱電材料を主要成分とする熱電素子と、熱電素子に接合される相手材と、熱電素子と相手材との間に介在し熱電素子と相手材とを接合する半田層と、熱電素子と半田層との間に介在するニッケルメッキ層とを具備するものが提供されている(熱電変換システム技術総覧:リアライズ社,発行日 平成7年6月30日,24〜25頁)。
【0004】
ニッケルメッキ層は、半田層を構成する半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制するためのものであり、単一層で構成されている。上記した熱電デバイスによれば、半田層を構成する半田成分が熱電素子の内部に拡散することは、ニッケルメッキ層により抑制される。このため熱電素子の劣化が抑制され、長期にわたり熱電デバイスの性能を維持するのに有利となる。
【0005】
また、熱電材料で形成された熱電素子は、一般的に、半田付け性が充分でないことが多い。上記したニッケルメッキ層は、半田層を構成している半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制できる効果の他に、組付けの際に熱電素子の半田付け性を改善できる利点をもつ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
産業界では、拡散抑制機能の更なる向上、半田付け性の更なる向上が要請されている。しかしながら、上記した単一層で形成されている従来のニッケルメッキ層は、拡散抑制機能の更なる向上、半田付け性の更なる向上の両立については、改善の余地があった。すなわち、ニッケルメッキ層は、拡散抑制機能が高い組成を用いると、半田層の半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制するのに有利であるものの、半田濡れ性の向上については必ずしも充分ではない場合がある。また、半田濡れ性が優れた組成を用いると、半田付け性が改善されるものの、拡散抑制機能ついては必ずしも充分ではない場合がある。
【0007】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、半田付け性の改善及び拡散抑制機能の確保の双方を両立させるのに有利な熱電デバイスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明の熱電デバイスによれば、電気エネルギと熱エネルギとの間の変換を行う熱電材料を主要成分とする熱電素子と、熱電素子に接合される相手材と、熱電素子と相手材との間に介在し熱電素子と相手材とを接合する半田層と、熱電素子と半田層との間に介在し、半田層を構成する半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制する拡散抑制層とを具備する熱電デバイスにおいて、
拡散抑制層は、
半田層の半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制するニッケル−リン系の無電解メッキ層からなる第1層と、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成され前記半田層に接触するニッケル−ボロン系の無電解メッキ層で形成された第2層とを備え
第1層の平均厚みは第2層の平均厚みよりも厚くなるように、
第1層の平均厚みは0.5〜10.0μmの範囲、前記第2層の平均厚みは0.1〜0.5μmの範囲から選択されることを特徴とするものである。
第2発明の熱電デバイスによれば、電気エネルギと熱エネルギとの間の変換を行う熱電材料を主要成分とする熱電素子と、
熱電素子に接合される相手材と、
熱電素子と相手材との間に介在し熱電素子と相手材とを接合する半田層と、
熱電素子と半田層との間に介在し、半田層を構成する半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制する拡散抑制層とを具備する熱電デバイスにおいて、
拡散抑制層は、
半田層の半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制するニッケル−リン系の無電解メッキ層からなる第1層と、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成され前記半田層に接触するニッケル−ボロン系の無電解メッキ層で形成された第2層とを備え、
第1層の平均厚みは第2層の平均厚みよりも厚くなるように、
第1層の平均厚みは0.5〜10.0μmの範囲、第2層の平均厚みは0.5〜1.0μmの範囲から選択されることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の熱電デバイスによれば、半田層を形成する半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制する効果は、主として拡散抑制層の第1層により維持される。従って使用期間が長期化しても、半田成分が熱電素子の内部に拡散することは抑制され、熱電素子の劣化は防止される。
【0010】
本発明の熱電デバイスによれば、拡散抑制層は、半田層の半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制する第1層と、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成された第2層とを備えている。このように第2層は、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成されているため、熱電素子と相手材とを半田付けで接合する際に、半田付け性が良好に確保される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の熱電デバイスによれば、熱電素子を構成する熱電材料としては、例えば、ビスマス−テルル系、ビスマス−セレン系、アンチモン−テルル系、アンチモン−セレン系、ビスマス−テルル−アンチモン系、ビスマス−テルル−セレン系の少なくとも1種があげられる。具体的には、Bi2 Te3 、Bi2 Se3 、Sb2 Te3 、Sb2 Se3 の少なくとも1種があげられる。P(positive)型の熱電デバイスとしては例えば、ビスマス−テルル−アンチモン系があげられる。N(negative)型の熱電デバイスとしては例えば、ビスマス−テルル系、ビスマス−テルル−セレン系があげられる。
【0012】
本発明の熱電デバイスによれば、熱電素子に接合される相手材としては、電極を備えた基板があげられる。基板としてはセラミックス基板を採用することができる。セラミックスとしては例えばアルミナ系、窒化アルミニウム系、ベリリア(BeO)系、炭化珪素系等があげられる。半田層を構成する半田としては、例えばビスマス−スズ系、スズ−アンチモン系、鉛−スズ系、鉛−スズ−ビスマス系、スズ系、鉛系等を採用することができるが、これに限定されるものではない。
【0013】
本発明の熱電デバイスによれば、拡散抑制層は、半田層の半田成分が熱電素子の内部に拡散することを抑制する第1層と、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成された第2層とを備えている。第1層はニッケル−リン系の無電解メッキ層で構成する。第2層は、拡散抑制機能と半田濡れ性改善効果とを併有していることが好ましい。第2層はニッケル−ボロン系の無電解メッキ層で構成する。ニッケル−ボロン系の無電解メッキ層は、ニッケル−リン系の無電解メッキ層よりも、メッキ速度が遅く、製造コストが高いものの、半田付けの際に半田濡れ性が良好であり、熱電素子の半田付け性が改善される。
【0014】
ニッケル−リン系の無電解メッキ層は、ニッケル−ボロン系の無電解メッキ層よりも、半田濡れ性はやや低下するものの、メッキ速度が速く、製造コストも低廉である。
【0015】
ニッケル−リン系の無電解メッキ層は、ニッケルの塩化物または硫酸塩を含むと共に、還元剤として次亜リン酸ナトリウムを含むメッキ浴により形成することができるが、これに限定されるものではない。ニッケル−ボロン系の無電解メッキ層は、ニッケルの塩化物または硫酸塩を含むと共に、還元剤として水素化ホウ素化合物を含むメッキ浴により形成することができるが、これに限定されるものではない。
【0017】
本発明の熱電デバイスによれば、より短時間の処理で安価に拡散抑制効果を高めるべく、第1層の平均厚みは、第2層の平均厚みよりも厚く設定する。第1層の平均厚み及び第2層の平均厚みの比率としては、使用環境により拡散抑制効果をどれだけもたせるか、製造速度や製造コストを重視するか等によって相違する。
【0018】
また第1層の平均厚み及び第2層の平均厚みの絶対値としては、前述同様に、使用環境により拡散抑制効果をどれだけもたせるか、製造コストを重視するか、あるいは、第1層や第2層の材質等によっても相違する。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0020】
図1は熱電デバイスの全体構成を示し、図2は熱電デバイスの要部構成を示す。図1に示すように、本実施例に係る熱電デバイスは熱電モジュールを構成するものであり、熱電材料を主要成分とする小片チップ形状をなす熱電素子1と、互いに対向する相手材3と、熱電素子1と相手材3とを互いに接合する半田層5とで構成されている。
【0021】
相手材3は、電気絶縁性をもつセラミックス製(材質:アルミナ)の互いに対向する素子取付面30c,31cを備えた2個1対の基板30,31と、基板30,31の素子取付面30c,31cと半田層5との間に介在する導電性をもつ電極35(材質:銅)とで構成されている。
【0022】
半田層5は導電性をもち、低融点金属で形成されている。半田層5の組成はスズ−アンチモン合金である。
【0023】
熱電素子1を構成する熱電材料は電気エネルギと熱エネルギとの間の変換を行うものであり、ビスマス−テルル系、ビスマス−セレン系、アンチモン−テルル系、アンチモン−セレン系から選ばれた合金で構成されている。このような熱電材料は半田付けの際に本来的に半田に対する濡れ性が乏しいものであり、従って熱電素子1は半田付け性が充分ではない。また熱伝デバイスとして使用する際に、半田層5を構成する半田成分が熱影響により熱電素子1の内部に拡散していく傾向がある。熱電デバイスの使用が長期化すると、導通不良や半田成分の拡散による熱電素子1の劣化を誘発する。
【0024】
そこで本実施例では、半田付け性を改善するため、および、半田成分の拡散に起因する熱電素子1の劣化を防止するため、図2に示すように、熱電素子1と半田層5との間には、半田層5を構成する半田成分が熱電素子1の内部に拡散することを抑制する拡散抑制層7が介在している。
【0025】
本実施例に係る拡散抑制層7は、第1層71と、第2層72との二層構造とされている。第1層71は導電性をもち、半田層5の半田成分が熱電素子1の内部に拡散することを抑制することを主眼とするものであり、拡散現象から保護する保護対象物である熱電素子1の平坦な端面1aに直接的に対面するように、熱電素子1の端面1aと第2層72との間に設けられている。具体的には、第1層71はニッケル−リンの無電解メッキ層で形成されている。第1層71の平均厚みは第2層72の平均厚みよりも厚くされている。
【0026】
第2層72は導電性をもち、第1層71よりも、半田付けの際における半田に対する濡れ性を良好とすることを主眼としており、従って半田層5に直接対面するように、半田層5と第1層71との間に設けられている。従って、第2層72は、第1層71を構成する材料よりも半田濡れ性が良好な材料で形成されており、具体的には第2層72はニッケル−ボロンの無電解メッキ層で形成されている。
【0027】
図1において、各熱電素子1のP型及びN型の区別については、『P』『N』の符号を付する。そして使用の際には、端側の電極35A(35)を電源の正極につなぐと共に、電極35B(35)を含む複数個の熱電素子を経由してつながった他の端側電極(図示せず)を電源の負極につなぎ、正極及び負極間で給電する。これにより各熱電素子1の熱電作用により、一方の基板30は低温側となると共に、他方の基板31は高温側となる。また、給電側の正極、負極を逆転することにより、低温側、高温側を逆転することもできる。
【0028】
(試験例)
この試験例では、図1及び図2に示す構造をもつ熱電デバイスを試験片とした。そして、第1無電解メッキ処理により、ニッケルーリンの無電解メッキ層(wt%でリンが2〜8%)である第1層71を熱電素子1の両端面1aに積層して形成した。更に、第2無電解メッキ処理により、ニッケルーボロンの無電解メッキ層(wt%でボロンが1%)である第2層72を第1層71の上に積層して形成した。
【0029】
この試験例では、第1層71の厚みは0.5〜1.0μm、1.0〜5.0μm、5.0〜10.0μmの3種類に設定した。第2層72の厚みは、0.1〜0.5μm、0.5〜1.0μmの2種類に設定した。
【0030】
そして、半田付け不良を判定するため、2[A]の電流を各試験片に通電する通電試験を実施し、その後、−40℃で15分間及び80℃で15分間、試験片を保持する冷熱試験とを実施した。この通電・冷熱試験の前後での試験片の内部抵抗の変化率を求めた。内部抵抗の変化率が0.5%以下のときその試験片を合格品として判定すると共に、内部抵抗の変化率が0.5%を超えるとき試験片を不良品として判定した。この試験では試験片の数はそれぞれ30個とし、30個のうちの不良品の発生率を求めた。
【0031】
また、別の試験片を150℃の温度に保持する高温放置試験を行い、熱電デバイスの信頼性を評価した。即ち、高温放置試験の前後での試験片の内部抵抗の変化を測定し、その変化率が10%以下のものを高温放置試験における合格品として判定すると共に、10%を越えるものを高温放置試験における不良品として判定した。高温放置試験では試験片の数はそれぞれ22個とし、22個のうちの不良品の発生率を求めた。
【0032】
表1に評価結果を示す。
【0033】
【表1】
Figure 0004003110
【0034】
同様に、比較例1に係る試験片として、熱電素子1の端面に1.0〜5.0μmのニッケルーリンの無電解メッキ層からなる第1層71を形成し、前記同様の方法で熱電デバイスを作製し、前記した試験例と同様に評価した。また比較例2として、熱電素子1の端面に0.5〜1.0μmの無電解ニッケルーリンの無電解メッキ層を形成し、前記同様の方法で熱電デバイスを作製し、前記した試験例と同様に評価した。比較例1,比較例2に係る試験片では、前記したようにニッケルーリンの無電解メッキ層である第1層71は形成されているものの、ニッケルーボロンの無電解メッキ層である第2層72は形成されていない。
【0035】
比較例1,2についての評価結果も表1に示す。
【0036】
実施例に係る試験片では、拡散抑制効果が高いニッケル−リンの無電解メッキ層からなる第1層71の上に、半田濡れ性が良好なニッケル−ボロンの無電解メッキ層の第2層72が形成されている。このため、半田成分が熱電素子1の内部に拡散することを抑える拡散抑制効果が高く、しかも電極35と熱電素子1とを半田付けする際の半田付け性も向上しており、各試験後における劣化が抑えられていた。したがって表1から理解できるように、実施例に係る試験片では、各試験後における不良品の発生率は0であるか、極めて少なかった。
【0037】
上記した試験条件のときには、第1層71の厚みが0.5〜1.0μmの場合には、表1に示すように、高温放置試験後には不良品の発生率は3/22であった。これを考慮すれば、上記した試験条件のときには、第1層71の厚みは1.0μを越えることが好ましいといえる。なお、熱電デバイスの使用条件を緩和すれば、第1層71の厚みは1.0μ以下でも足りる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の熱電デバイスによれば、拡散抑制層は、半田層の半田成分が熱電素子に拡散することを抑制する第1層と、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成された第2層とを備えている。このように第1層は半田層の半田成分が熱電素子に拡散することを効果的に抑制することができるため、半田成分の熱電素子への拡散は抑制される。また第2層は、第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成されているため、熱電素子と相手材とを半田付けで接合する際に、半田付け性が良好に確保される。
【0039】
本発明の熱電デバイスによれば、第1層がニッケル−リン系の無電解メッキ層であり、第2層がニッケル−ボロン系の無電解メッキ層であるため、上記した効果を良好に達成することができる。
【0040】
本発明の熱電デバイスによれば、第1層の平均厚みが第2層の平均厚みよりも厚く設定されており、半田成分の熱電素子への拡散は効果的に抑制される。殊に、ニッケル−リン系の無電解メッキ層である第1層の平均厚みが、ニッケル−ボロン系の無電解メッキ層である第2層の平均厚みよりも厚く設定されており、拡散防止効果を効果的に発揮することができ、しかもメッキ速度が遅く且つ製造コストが高いニッケル−ボロン系の無電解メッキ層は薄いため、生産性の向上、製造コストの低廉化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱電デバイスの正面図である。
【図2】熱電デバイスの要部の断面図である。
【符号の説明】
図中、1は熱電素子、3は相手材、30,31は基板、35は電極、5は半田層、7は拡散抑制層、71は第1層、72は第2層を示す。

Claims (3)

  1. 電気エネルギと熱エネルギとの間の変換を行う熱電材料を主要成分とする熱電素子と、
    前記熱電素子に接合される相手材と、
    前記熱電素子と前記相手材との間に介在し前記熱電素子と前記相手材とを接合する半田層と、
    前記熱電素子と前記半田層との間に介在し、前記半田層を構成する半田成分が前記熱電素子の内部に拡散することを抑制する拡散抑制層とを具備する熱電デバイスにおいて、
    前記拡散抑制層は、
    前記半田層の半田成分が前記熱電素子の内部に拡散することを抑制するニッケル−リン系の無電解メッキ層からなる第1層と、前記第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成され前記半田層に接触するニッケル−ボロン系の無電解メッキ層で形成された第2層とを備え
    前記第1層の平均厚みは前記第2層の平均厚みよりも厚くなるように、
    前記第1層の平均厚みは0.5〜10.0μmの範囲、前記第2層の平均厚みは0.1〜0.5μmの範囲から選択されることを特徴とする熱電デバイス。
  2. 電気エネルギと熱エネルギとの間の変換を行う熱電材料を主要成分とする熱電素子と、
    前記熱電素子に接合される相手材と、
    前記熱電素子と前記相手材との間に介在し前記熱電素子と前記相手材とを接合する半田層と、
    前記熱電素子と前記半田層との間に介在し、前記半田層を構成する半田成分が前記熱電素子の内部に拡散することを抑制する拡散抑制層とを具備する熱電デバイスにおいて、
    前記拡散抑制層は、
    前記半田層の半田成分が前記熱電素子の内部に拡散することを抑制するニッケル−リン系の無電解メッキ層からなる第1層と、前記第1層よりも半田に対する濡れ性が良好な材料で形成され前記半田層に接触するニッケル−ボロン系の無電解メッキ層で形成された第2層とを備え、
    前記第1層の平均厚みは前記第2層の平均厚みよりも厚くなるように、
    前記第1層の平均厚みは0.5〜10.0μmの範囲、前記第2層の平均厚みは0.5〜1.0μmの範囲から選択されることを特徴とする熱電デバイス。
  3. 請求項1または2において、前記熱電素子はP型およびN型であり、前記相手材は、互いに対向する素子搭載面をもつ2個の基板と、前記基板の前記素子搭載面と前記半田層との間に介在する導電性をもつ電極とを備えており、一方の基板は低温側となり、他方の基板は高温側となることを特徴とする熱電デバイス。
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