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JP4004464B2 - 第3級アミノアルキルアミド触媒を使用してポリウレタンフォームの物理的特性を改善する方法 - Google Patents
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JP4004464B2 - 第3級アミノアルキルアミド触媒を使用してポリウレタンフォームの物理的特性を改善する方法 - Google Patents

第3級アミノアルキルアミド触媒を使用してポリウレタンフォームの物理的特性を改善する方法 Download PDF

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Description

本発明はポリウレタンフォームを製造するために触媒として第3級アミノアルキルアミドを使用することに関する。
本発明はポリウレタンフォームを製造するための第3級アミノアルキルアミド触媒に関する。ポリウレタンフォームは広く知られておりまた自動車、住宅建設および他の産業で使用される。このようなフォームは様々な添加剤の存在でポリイソシアネートとポリオールとの反応によって製造される。このような1つの添加剤は、反応発熱の結果、蒸発して重合性物質をしてフォームを生成させるクロロフルオロカーボン(CFC)である。CFCが成層圏内でオゾンを減損するという発見の結果、CFCの使用を低減する法令が生まれた。従って、水とポリイソシアネートとの反応によって発生される二酸化炭素(CO2)によって発泡が行われる水発泡フォームの製造は、ますます重要になっている。発泡(CO2を発生するための水とポリイソシアネートとの反応)およびゲル化(ポリオールとイソシアネートとの反応)を加速するため、典型的に第3級アミン触媒が使用される。
発泡またはゲル化のいずれかを選択的に促進する第3級アミン触媒の能力は、特定のポリウレタンフォームを製造するための触媒を選択する際の重要な考慮事項である。触媒が発泡反応をあまりにも著しく促進する場合、イソシアネートとポリオールとの反応が十分に起きる前に、CO2の多くが発生し、そしてCO2が処方物から泡となって出ていって、フォームの崩壊にいたるであろう。品質の劣るフォームが生成するであろう。対照的に触媒がゲル化反応をあまりにも強く促進する場合、重合が顕著な程度まで起きた後、CO2のかなりの部分が発生するであろう。またも、品質劣悪なフォームが生成するであろうが、この場合は、高密度で、壊れたまたは輪郭の劣るセル、そして好ましくない他の形状が特徴である。
第3級アミン触媒には一般に悪臭および不快感があり、その分子量が低いため揮発性が高い。フォームの加工に際しての第3級アミンの放出は、安全および毒性に重大な問題をもたらし、また顧客用製品からの残留アミンの放出は一般に好ましくない。
長鎖アルキル基(C6またはそれより高級)を有するカルボン酸および脂肪酸から誘導されアミド官能基を有するアミン触媒は、この官能基を欠いた関連構造の物質と比較するとき、分子量および水素結合能力が増大しまた揮発度および臭気が減少している。さらに、アミド官能基を含む触媒は、反応に際してポリウレタンポリマーへと化学的に結合し、また仕上げられた製品から放出されない。この考え方を具体化する触媒構造は、活性が典型的に低位から中位であり、また発泡(水−イソシアネート)およびゲル化(ポリオール−イソシアネート)の双方の反応を様々な程度まで促進する。
米国特許第4,242,467号には、ポリウレタンフォームを製造するための触媒としてモルホリノ置換およびピペラジノ置換された尿素の使用が開示されている。
米国特許第4,644,017号には、周囲の物質を変色しないまたはその構成を変化しないポリイソシアネートの付加生成物を製造する際に、第3級アミノ基を有する拡散に対して安定ないくつかのアミノアルキル尿素を使用することが開示されている。特に教示されているのは、ジメチルアミノ−プロピルアミンと尿素との反応生成物である触媒Aおよび触媒Dである。
米国特許第4,007,140号には、ポリウレタンの製造のための臭気の小さいN,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)尿素の使用が開示されている。N−(3−ジメチルアミノプロピル)ホルムアミドの使用は、ポリウレタンフォームを製造するための触媒としても記載されている。
米国特許第4,012,445号には、ポリウレタンフォームの製造のための触媒としてベータ−アミノカルボニル化合物の使用が開示されている。この触媒では、ベータ−アミノ部分は、ジアルキルアミノまたはN−モルホリノもしくはN,N′−ピペラジノ複素環として存在し、またカルボニル部分はアミドまたはエステル基として存在する。
米国特許第4,735,970号には、特別なアミン−CO2付加物およびこの付加物の均一な混合物を使用するセル状のポリウレタンを製造する方法が開示されている。ポリウレタンフォームを製造するための触媒としてのN−(3−ジメチルアミノプロピル)−ホルムアミドの使用もまた記載されている。
米国特許第5,200,434号には、アルキレンオキサイドポリエーテルのアミド誘導体の使用およびポリウレタンフォーム処方物中でのこれの使用が開示されている。
米国特許第5,302,303号、第5374,486,号および第5,124,367号には、難燃剤を含有するイソシアネート組成物の安定化のために必要な成分としての脂肪族アミドアミンの使用が開示されている。イソシアネート反応性組成物の保存安定性はしばしば、難燃剤、特にリン、亜鉛、アンチモニー、およびアルミニウムをベースとするものの添加によって悪影響をうける。脂肪族アミノアミドの使用はこのイソシアネート混合物の貯蔵安定性を改善する。
本発明は、発泡剤としての水、セル安定剤、ゲル化触媒、および第3級アミンアミド触媒組成物の存在で有機ポリイソシアネートとポリオールとを反応させることからなるポリウレタンフォームの製造方法に関する。この触媒組成物は式:
Figure 0004004464
(式中、AはCHまたはNを表し、
1は水素または
Figure 0004004464
を表し、
nは1から3の整数を表し、
2およびR3はそれぞれ水素またはC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表し、
AがNを表すときR4およびR5はそれぞれC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表わすか、AがNを表すときはR4およびR5は一緒にC2〜C5のアルキレン基を表わすか、またはAがCHもしくはNを表わすときは、R4およびR5は一緒にNR7を含むC2〜C5のアルキレン基であってよく、ここでR7は水素、C1〜C4の線状もしくは分枝状のアルキル基および
Figure 0004004464
からなる群から選択され、
そしてR6はC5〜C35の線状もしくは分枝状のアルキル、アルケニルまたはアリール基を表す)
によって表される。
本発明は水で発泡された可撓性ポリウレタンフォームを製造するための反応性の触媒組成物を提供する。この反応性触媒はアミド官能基に由来する反応性N−H基を有してよく、このアミド官能基は触媒をポリウレタン基質内へと反応させ、仕上げられた製品からそれが放出するのを回避することを可能にする。
ゲル化または発泡の共触媒とともにこの触媒を使用すると、フォームの物理的特性が改善されそして加工性が強化される。ゲル化触媒として、発泡共触媒を伴うこのアミド触媒は、フォームの空気流通を改良する。空気流通の改良は、フォームの多孔度および開放度の改善を意味し、これはフォームの寸法安定性の改善の指標である。ゲル化触媒として、発泡性の共触媒を伴うこのアミド触媒は、フォームの破壊に至るまでの力を改善する。つまりこれを減少する。破壊に至るまでの力の減少は、フォームが一層容易に圧縮されることを意味し、このことは、加工に際してフォームが収縮するのを最小にするのに重要な利点である。発泡性触媒として、ゲル化共触媒を伴うこのアミド触媒は、フォームの荷重支持特性を改善する。このような高分子量の化合物は、先行技術では混合時に反応しまたポリウレタンプロセスの早い段階でポリマー基質内に取り込まれ、従って、化合物の易動性を制限することが示唆されているので、この化合物がポリウレタンの製造に際して良好な触媒活性を有することは驚くべきことである。
本発明のもう一つの実施態様は、遅延作用触媒を生成させるために、異なった酸でブロックされた本発明の反応性触媒を提供するものである。このような酸でブロックされた触媒は、本発明の組成物の固有の利点に加えて、可撓性の鋳込み成型されそして硬質のポリウレタンフォームにおける利点となる、遅延された作用をもたらすことが期待される。
本発明は、第3級アミノアルキルアミドを含む反応性触媒組成物を使用してポリウレタンフォームを製造する方法を提供する。このアミドは、R6がC5〜C35の線状もしくは分枝状のアルキル、アルケニル、またはアリール基であるとしてR6−CO2Hの種類であるカルボン酸から誘導される。反応性触媒組成物は、モノ−および/またはビス(第3級アミノアルキル)尿素であるゲル化触媒の存在で典型的に使用される。この触媒はアミド官能基に由来する反応性のN−H基を含んでよく、このアミド官能基は触媒をポリウレタン基質と反応させ、そしてこれの中へと不動化させることを可能にし、この基質はアミン臭またはアミン放散物のないポリウレタンフォームを生成する。
本発明の方法は、本出願者によって本特許出願と同時に出願され、また本出願人に譲渡された、“Tertiary Amino Alkyl Amide Catalysts Derived From Long Chain Alkyl And
Fatty Carboxylic Acid”および“Tertiary Amino Alkyl Amide Catalysts For Improving The Physical Properties Of Polyurethane Foams”と題する同時係属する特許出願中に一層完全に記載されており、これらは参照によって本記載に加入されている。
本発明の反応性触媒組成物は、3つの部分、つまり第3級アミンの部分、アミドの部分、および長鎖アルキルの部分(R6)によって表される。第3級アミンの部分は、ポリウレタンフォームを生成するための触媒作用を付与する。アミド部分は、得られるポリウレタンフォームにアミン臭またはアミン放散物がないように触媒をポリウレタン基質内へと反応させることができる官能基を提供する。長鎖アルキル部分は触媒がイソシアネートと水との間の反応を促進することを可能とし、重合体を充分な程度に発泡させて、最適の物理的性質を持つポリウレタンフォームを提供するのである。
実施例7は、アミド部分がギ酸または酢酸のような単純なカルボン酸から誘導される慣用のジアルキルアミノアミドは、その、長鎖のアルキル鎖または脂肪酸の対応物と同様には機能しないことを示す。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ホルムアミドまたはN−(3−ジメチルアミノプロピル)アセタミドのようなアミノアミド触媒は、現在の工業的な標準物(DABCO(登録商標)BLV触媒)によるときそれだけでは機能しない。これらの化合物の性能上の限界は、技術上極めてよく認識されておりまた関連構造の物質に関して類似の限界が予想される。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−2−エチルヘキサミドまたはN−(3−ジメチルアミノプロピル)−ラウラミドのような化合物は、より大きな分子量を有することの結果、使用量の水準が高いという追加的な制限を伴いつつも、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ホルムアミドおよびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−アセタミドと同様に機能することが期待されよう。
本明細書で開示される実施例は、長鎖のアルキル鎖のおよび脂肪酸の誘導体は、分子量のより小さいそれらの対応物より驚くべきことに良好に機能することを明らかに示すが、これは、上昇速度のプロフィル(rate of rise profiles)がほとんどの場合、逃散性(fugitive)の現用の工業的な標準物(DABCO(登録商標)BLV触媒)に重なることができるからである。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ホルムアミド中のおよびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−アセタミド中のMe2N−部分は、例えばN−(3−ジメチルアミノプロピル)−ラウラミド中のMe2N−部分より触媒としての活性がより小さいと思われる。そのうえ、脂肪酸触媒の分子量が標準物の分子量より著しく大きいにせよ、触媒の使用量は中程度のままである。本触媒組成物の活性がより大きいことは、その使用量水準が中程度であることの説明となりうるが、活性がこのように増大する理由は明らかでなくまた明瞭に理解されない。加えてこの利益は動的速度の均衡に限定されず、空気流通値によって認められるようなフォームの品質のシステム的改善の利益もある。このことは、DABCO(登録商標)NE1060触媒をDMAP−ココアミドと組合わせたものを用いたときに物理特性に改善があるのを、同様のレベルのDABCO(登録商標)NE1060触媒とTEXACAT(登録商標)ZF−10触媒を組合わせたものを用いるものと比較する、実施例11から明らかに見られるところである。
本発明の触媒組成物はイソシアネート官能基と、活性水素を含む化合物、つまりアルコール、ポリオール、アミンまたは水との間の反応を触媒する。触媒組成物は、ポリウレタンフォームを生成するポリオールのヒドロキシル基のイソシアネートとのウレタン(ゲル化)反応を、そして、発泡したポリウレタンを生成するために二酸化炭素を放出する水のイソシアネートとの発泡反応をやはり触媒する。
可撓性のポリウレタンフォーム製品は、例えばヘキサメチレンディスカーネート(hexamethylene discarnate)、フェニレンディスカーネート、トルエンディスカーネート(TDI)および4,4’−ジフェニルメタンディスカーネート(MDI)を含めて技術上知られた好適な任意の有機ポリイソシアネートを使用して製造される。特に好適なのは、個別的なまたは市販で入手できる混合物として一緒になった2,4−および2,6−TDIである。好適な他のイソシアネートはDow ChemicalsによってPAPIとして市販されている『粗MDI』として商業的に知られているジイソシアネートの混合物であり、これは約60%の4,4’−ジフェニルメタンディスカーネートを他の異性体および類縁体のより高級なポリイソシアネートとともに含有する。やはり好適であるのは、ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールまたはポリエステルポリオールとの予め部分的に反応された混合物からなるこれらのポリイソシアネートの『プレポリマー』である。
ポリウレタン組成物の成分として好適なポリオールの例示的な実例はポリアルキレンエーテルポリオールおよびポリエステルポリオールである。ポリアルキレンエーテルポリオールには、ポリ(エチレンオキサイド)ポリマーおよびポリ(プロピレンオキサイド)ポリマーのようなポリ(アルキレンオキサイド)ポリマーおよび、ジオールおよびトリオールを含めての多価水酸基化合物、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタングリコール、1,4−ブタングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンタエリスリトール、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパンおよび類似の低分子量のポリオールから誘導される末端ヒドロキシル基を有するコポリマーがある。
本発明を実施する際、単一の高分子量ポリエーテルポリオールが使用されてよい。また、高分子量のポリエーテルポリオールの混合物例えば、2−官能性および3−官能性物質の混合物および/または分子量の異なるまたは化学組成の異なる物質の混合物が使用されてよい。
有用なポリエステルポリオールには、ジカルボン酸を過剰なジオールと反応させる、例えばアジピン酸をエチレングリコールまたはブタンジオールと反応させることにより、またはラクトンを過剰なジオールと反応させる、例えばカプロラクトンをプロピレングリコールと反応させることにより製造されるものが含まれる。
ポリエステルポリオールおよびポリエーテルポリオールに加えて、主バッチ、または予備混合組成物は、ポリマーポリオールをしばしば含有する。ポリマーポリオールは、フォームの変形するまでの抵抗力を増大するために、つまりフォームの荷重支持特性を向上するためにポリウレタンフォーム中で使用される。荷重支持を改善するために、現在、異なる2種類のポリマーポリオールが使用される。グラフトポリオールとして示される第1の種類はビニルモノマーがグラフト共重合されるトリオールからなる。スチレンおよびアクリロニトリルは通常選択されるモノマーである。第2の種類のポリ尿素で変性されたポリオールは、ジアミンとTDIとの反応によって生成されるポリ尿素分散体を含むポリオールである。TDIは過剰に使用されるので、TDIのいくらかはポリオールおよびポリ尿素の双方と反応するであろう。この第2の種類のポリマーポリオールには、PIPAポリオールと称される変種があり、これはポリオール中でのTDIとアルカノールアミンとのその場での重合によって生成される。必要とされる荷重支持に応じて、ポリマーポリオールは主バッチのポリオール部分の20〜80%を占めてよい。
ポリウレタンフォーム処方物中にある典型的な他の添加剤には、エチレングリコールおよびブタンジオールのような鎖延長剤;ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリエタノールアミンおよびトリプロパノールアミンのような交叉結合剤;水、CFC類、HCFC類、HFC類、ペンタンなどのような発泡剤;およびシリコーン界面活性剤のようなセル安定剤がある。
本発明のゲル化および発泡の触媒を含有するポリウレタンの可撓性フォームの一般の処
方物は、重量部(pbw)単位で以下の成分を含有するであろう。
ポリオール 20〜100
ポリマーポリオール 80〜0
シリコーン界面活性剤 1〜2.5
発泡剤 2〜4.5
架橋剤 0.5〜2
触媒 0.25〜2
イソシアネート指数 70〜115
触媒組成物は、式I:
Figure 0004004464
(式中、AはCHまたはNを表し、
1は水素または
Figure 0004004464
を表し、
nは1から3の整数を表し、
2およびR3はそれぞれ水素またはC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表し、
AがNを表すときR4およびR5はそれぞれC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表わすか、AがNを表すときはR4およびR5は一緒にC2〜C5のアルキレン基を表わすか、またはAがCHもしくはNを表わすときは、R4およびR5は一緒にNR7を含むC2〜C5のアルキレン基であってよく、ここでR7は水素、C1〜C4の線状もしくは分枝状のアルキル基および
Figure 0004004464
からなる群から選択され、
そしてR6はC5〜C35の線状もしくは分枝状のアルキル、アルケニルまたはアリール基を表す)
によって表される第3級アミノアルキルアミド組成物を含む。
1、R2、およびR3は、水素をそれぞれ表し、またAがNを表すときR4およびR5はメチル基をそれぞれ表すのが好ましい。AがCHを表すとき、R4およびR5は一緒になって−CH2CH2N(CH3)CH2−を表してよい。nは2または3であるのが好ましい。
より高級なアルキルおよび脂肪酸から誘導されるジアルキルアミノアミドの例示的な例は、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−アミド、N−(2−ジメチルアミノエチル)−アミド、N−メチル−3−アミノエチルピロリジンアミド、4,10−ジアザ−4,10,10−トリメチル−7−オキサ−デカアミンアミドおよび、2−エチルヘキサン酸、ココナツ油脂肪酸、トール油脂肪酸、カプロン酸、ヘプチル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ヘンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、ノナデカン酸、アラキジン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、トリコサン酸、リグノセリン酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、ノナコサン酸、メリシック酸、ヘントリアコンタン酸、ドトリアコンタン酸、トリトリアコンタン酸、テトラコンタン酸、ヘキサトリアコンタン酸、またはこれらの脂肪族もしくは芳香族の置換誘導体例えば9−フェニルステアリン酸および10−フェニルステアリン酸および関連構造の物質から誘導される任意のジメチルアミノ−アルキルアミドもしくはジアルキルアミノ−アルキルアミド、またはアルキル置換アミドである。
好ましいアミドはN−(3−ジメチルアミノプロピル)−アミドである。好ましい酸は2−エチルヘキサン酸、ココナッツ油脂肪酸、およびトール油脂肪酸からなる群から選択される。
アミドは、80〜300℃、好ましくは100〜200℃の高められた温度でカルボン酸を適切なモル比の対応する第3級アルキルアミンと反応させ、水を追い出すことにより製造される。アミドは技術上知られたように蒸留またはクロマトグラフィーによってさらに精製されることができる。
アミドは、処理の上で所望の有利性に応じて、ゲル化触媒例えば第3級アミンまたは好適な遷移金属触媒、および/または発泡触媒とともに使用することができる。
好適な第3級アミンゲル化触媒の例には、Air Products and Chemicals Inc.によってDABCO 33LV(登録商標)触媒として市販で供給されるジアザビシクロオクタン(トリエチレンジアミン)、キヌクリジンおよび置換されたキヌクリジン、置換されたピロリジンおよびピロリジジンがあるが、これらに限定されない。好適な第3級アミン発泡触媒の例には、Air Products and Chemicals Inc.によってDABCO(登録商標)BL11触媒として市販で供給されるビス−ジメチルアミノエチルエーテル、ペンタメチルジエチレントリアミンおよび関連する組成物、より高級な過メチル化ポリアミン、2−[N−(ジメチルアミノエトキシエチル)−N−メチルアミノ]エタノールおよび関連構造のもの、アルコキシル化ポリアミン、イミダゾール−ホウ素組成物およびアミノプロピル−ビス(アミノエチル)エーテル組成物があるが、これらに限定されない。
本発明のもう一つの実施態様は、本発明の反応性触媒は異なった酸でブロックして遅延作用触媒を生成させうることである。このような酸でブロックされた触媒は、本発明の組成物の固有の利点に加えて、可撓性の鋳込み成型されそして硬質のポリウレタンフォームにおける利点となる、遅延された作用をもたらすことが期待される。この酸でブロックされた触媒は、この触媒組成物を、ギ酸、酢酸、2−エチルヘキサン酸、グルコン酸、N−(2−ヒドロキシエチル)−イミノ二酢酸およびこの技術分野でよく知られた類似物のようなカルボン酸と、反応させることによって単純に得ることができる。得られた塩は触媒的に活性ではなく、従ってポリウレタン/発泡反応を、温度が十分に高くなって塩の分解が起こり始めるまで、活性化しない。本発明の酸−ブロック触媒は、遅延された反応の開始が望まれる鋳込み成型された可撓性で硬質のポリウレタンフォームにその主たる用途が
見出される。この遅延は粘度の増加をゆるやかにするので、鋳型への適切な充填がなされ、全体の鋳込み成型の時間をできる限り短かくしながら最大の生産性を維持することを可能とする。
アミンおよび第3級アミンのゲル化または発泡の触媒を含む触媒組成物は、触媒として効果的な量が、ポリウレタン処方物中で使用されてよい。触媒組成物の一層特定的に好適な量は、ポリウレタン処方物中でポリオール100重量部あたり約0.01〜10部(pphp)、好ましくは0.05〜2pphpの範囲にある。
触媒組成物は、ウレタン技術において周知の他の第3級アミン、有機錫またはカルボキシレートのウレタン触媒とともに使用されてよい。
本発明が可撓性のポリウレタンフォームを製造するために有用であることを述べてきたが、本発明は半可撓性のおよび硬質フォームを製造するためにも使用されてよい。硬質のポリウレタンフォームは、堅いフォーム中にイソシアニュレートがより高い水準で存在することで、可撓性ポリウレタンフォームとは区別されることができる。可撓性のフォームでは、フォーム組成物中の全ポリマーポリオール含有物の一部分として、ポリマーポリオールが重量平均分子量(Mw)が4000〜5000でありまたヒドロキシル数(OH#)が28〜35である慣用のトリオールとともに典型的に使用される。対照的に、硬質ポリウレタンフォーム組成物では、ヒドロキシル官能基3〜9個を有しOH#が160〜700でありMwが500〜1000のポリオールが使用される。硬質フォームは、フォーム組成物のイソシアネート(NCO)指数によって可撓性フォームとはやはり区別されうる。硬質フォーム組成物では、100〜300のNCO指数が採用されるが、一方可撓性フォーム組成物では典型的には70〜115のNCO指数が必要である。
本発明の触媒組成物を含有するポリウレタンの一般の硬質絶縁フォーム処方物は、重量部(pbw)単位で以下の成分を含有するであろう。
ポリオール 100
シリコーン界面活性剤 1〜3
発泡剤 0〜50
水 0〜8
触媒 0.5〜15
イソシアネート指数 80〜300
積層物(絶縁ボード)用および器具用のフォームを製造するために、NCO指数は典型的に100〜300であり、開放セルのフォームを製造するために、NCO指数は典型的に100〜120であり、また通常フォームはすべて水で発泡される。
半可撓性の成型されたフォームは、自動車の領域での多くの応用のために利用されている。主要な応用は、計器パネルおよび内装である。本発明の触媒組成物を含有する典型的な半可撓性のフォーム処方物は、重量部(pbw)単位で以下の成分を含有する。
SPECFLEX NC630 ポリオール 80.0
SPECFLEX NC710 コポリマー 20.0
架橋剤 1.5
水 2.2
触媒 0.5〜10
黒色着色剤 0.3
接着促進剤 2.0
セル開放剤 1.0
ポリマーMDI、指数 105
主要な2つの成分は、ベースポリオールおよびコポリマーポリオール(CPP)である。ベースポリオールは70〜100%の水準で利用される。ベースポリオールの分子量はトリオールの場合4500〜6000でありまたジオールの場合2000〜4000の範囲にある。ベースポリオールとしてエチレン−オキサイドでキャップされたポリエーテルポリオールはほとんどのポリエステルポリオールを代替している。主たるヒドロキシル含有率は通常75%を越えまたキャッピングの範囲は典型的に10〜20%である。他の主要な成分はCPPであり、これは0〜20%の水準で使用される。硬度を増大しまた鋳型外しをより迅速にするために、ベースポリオールおよびCPPは、低分子量の架橋剤と配合される。架橋剤の水準は仕上げられる部分の硬度要求に応じて変化する。3〜6ポンドの自由膨張密度を付与するように水の水準が選定される。半可撓性フォームでは、硬化サイクルに際してフォームの内部圧力を低下し、従って圧力開放空孔および『分割線』を減少させるために、セル開放剤もまた利用される。ポリウレタンフォームとビニル皮膜との間の接着を改善するために、ビニル皮膜の性質に応じて接着促進剤が添加されてよい。アミン官能基のN−H基が、イソシアネートと反応してポリウレタンポリマーと共有結合を形成できるので、本発明の触媒組成物を使用すると、慣用のアミン触媒について典型的に認められるビニル皮膜の変色が低減する。
本発明は以下の実施例によってさらに例示されるが、これらの実施例は本発明の化合物および組成物の製造を例証するために示されるが、これに限定されない。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−アセタミド(DMAPA−アセタミド)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、3−ジメチルアミノプロピルアミン(DMAPA)83.3gを入れた。熱電対で温度をモニターしつつ、反応混合物に過剰の酢酸(210g)をゆっくり添加した。添加終了時に、還流するまで液体を5時間加熱し、また反応の進行をGCによってモニターした。蒸留によって過剰の酢酸を除去し、淡黄色の液体としてN,N−ジメチルアミノプロピルアミノ−アセタミド118gを得た。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ホルムアミド(DMAPA−ホルムアミド)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、DMAPA80gを入れた。熱電対で温度をモニターしつつ、反応混合物に過剰のギ酸(160g)をゆっくり添加した。添加終了時に、還流するまで液体を2時間加熱し、また反応の進行をGCによってモニターした。減圧下で生成物を留出し、透明で無色の液体としてN,N−ジメチルアミノプロピルアミノ−ホルムアミド93.4gを得た。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−2−エチル−ヘキサミド(DMAPA−2−エチル−ヘキサミド)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、DMAPA100gを入れた。2−エチル−ヘキサン酸(120g)の添加を熱電対でモニターした。添加終了時に、還流するまで液体を加熱し、また反応の進行をGCによってモニターした。反応終了時に減圧下でDMAPAを除去し、透明な黄色液体として3−(N,N−ジメチルアミノ)−1−(2−エチルヘキサノイル)プロピロンアミド190gを得た。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ラウラミド(DMAPA−ラウラミド)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、DMAPA88gを入れた。熱電対で温度をモニターしつつ、反応混合物にラウリン酸(100g)をゆっくり添加した。添加終了時に、還流するまで液体を加熱し、また反応の進行とともに水を除去した。反応が一旦完結すると減圧下で過剰のDMAPAを除去し、黄色の固形物として3−(N,N−ジメチルアミノ)−1−(ラウロイル)プロピオンアミド141gを得た。触媒としてDPG(ジプロピレングリコール)中の52%を触媒として使用した。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ココアミド(DMAPA−ココアミド)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、DMAPA88gを入れた。熱電対で温度をモニターしつつ、反応混合物にココナツ油脂肪酸(100g)をゆっくり添加しそして添加終了時に、還流するまで液体を加熱した。反応の進行に従って水を周期的に除去した。一旦仕上がった時、過剰のDMAPAを減圧下で除去し、台の上に置いておくとゆっくり固化する淡黄色の液体としてアミド生成物147gを得た。
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−トール油アミド(DMAPA−TOFA)の合成
テフロン(登録商標)でコートされた磁気撹拌棒および均圧滴下漏斗を備えた500mlの3つ首丸底フラスコ内に、DMAPA26gを入れた。熱電対で温度をモニターしつつ、反応混合物にトール油脂肪酸(61g)をゆっくり添加しそして添加終了時に、還流するまで液体を加熱した。反応の進行に従って水を周期的に除去した。一旦仕上がった時、過剰のDMAPAを減圧下で除去し、琥珀色の液体としてアミド生成物74gを得た。
フォームの上昇速度(rate of rise):DMAPA−ホルムアミドおよびDMAPA−アセタミド対工業的な標準物
本実施例では、慣用の方法でポリウレタンフォームを製造した。重量部単位のポリウレタン処方物は、以下の通りであった。
Figure 0004004464
作ったそれぞれのフォームに対して、32オンス(951ml)の紙コップ内の上記の予備混合物158gに触媒を添加し、そして直径2インチ(5.1cm)の撹拌用櫂状物を具備したオーバーヘッド撹拌機を使用して処方物を6,000RPMで10秒間混合した。指数100のフォーム[指数=(モルNCO/モル活性水素)×100]を作るために十分なTDI180を添加し、そして処方物を同じ撹拌機を使用して6,000RPMで6秒間十分に混合した。台の上にある128オンス(3804ml)の紙コップの底の孔を通じて、32オンス(951ml)のコップを落とした。この孔には32オンス(951ml)のコップの縁を捕捉する寸法が与えられている。フォームの容器の全体積は160オンス(4755ml)であった。フォームはその成形過程の終わりにこの体積に近づいた。最大のフォーム高さを記録した。
以下のデータは、DMAPA−アセタミドとTEXACAT(登録商標)ZF−10触媒との組み合わせの、工業的な標準物(DABCO 33−LV(登録商標)およびDABCO(登録商標)BL−11触媒)との、そして市場で入手できる非逃散性(non−fugitive)の標準的触媒(NE1060およびTEXACAT(登録商標)ZF−10の両触媒)との比較を示す。
Figure 0004004464
以上から、DABCO(登録商標)33−LVまたはDABCO(登録商標)NE1060触媒に代えてゲル化触媒としてDMAPA−アセタミドを使用すると、フォームの過早な崩壊が惹起される。この崩壊は、おそらくはこの処方に対して試験するときのDMAPA−アセタミドのゲル化能力が劣ることによるものであろう。別な試みとして、類似する手順を用いてDMAPA−ホルムアミドを試験し、そしてデータを下表に要約できた。
Figure 0004004464
結果は、得られたフォームの品質は極めて劣悪であり、また1つの例ではフォームが崩壊することを示した。完全上昇時間がいくつかの場合に180秒を越えることにより、極端に緩慢なフォーム上昇が明示された。多量の触媒を使用するときでさえ、触媒の劣悪な挙動は、是正することができなかった。
フォームの上昇速度:DMAPA−2−エチル−ヘキサミドおよびDMAPA−ラウラミド対工業的な標準物
この実施例では、DMAPA−2−エチル−ヘキサミドおよびDMAPA−ラウラミド
を前例に記載するように工業的な標準物と比較した。得られたデータは以下の表に要約することができる。
Figure 0004004464
得られた結果は、DMAPA−アセタミドおよびDMAPA−ホルムアミドとは対照的に、DMAPA−2−エチル−ヘキサミドは工業的標準物と肩を並べる上昇速度を有する安定なフォームを与えることを明らかに示す。処方物中での触媒使用量を増加することは、ホルムアミドおよびアセタミドとは顕著な対照をなして完全上昇時間に影響を与えることもまた明らかである。
Figure 0004004464
この結果は、DMAPA−ラウラミドは工業的標準物とほとんど同じな上昇速度曲線を有する安定なフォームをやはり与えることを示す。データは、DMAPA−ラウラミドは単独なアミン触媒としてそれ自体で機能できず、TEXACAT(登録商標)ZF−10
触媒のような発泡触媒の存在を必要とすることも示す。
フォームの上昇速度:TEXACAT(登録商標)ZF−10発泡触媒が使用されない、DMAPA−アミドおよびアルキル置換尿素
この例では、TEXACAT(登録商標)ZF−10発泡触媒を存在させないで、DMAPA−2−エチルヘキサミドおよびDMAPA−ココアミドをDABCO(登録商標)NE1060触媒とともに使用した。これらのフォームの上昇速度を前記諸例に記載した工業的標準物と比較した。得られたデータを以下に要約する。
Figure 0004004464
この結果は、標準物によく匹敵する上昇速度のプロフィールを与えるように、発泡触媒のTEXACAT(登録商標)ZF−10触媒を、DABCO(登録商標)NE1060触媒とDMAPA−アミド触媒との組み合わせによって置き換えうることを示す。換言すると、DMAPA−ココアミドおよびDMAPA−2−エチル−ヘキサミドは、発泡触媒として作用できまたZF−10を置き換えることができる。
DMAPA−ココアミド発泡触媒によって製造された自動車のクッションの物理的特性
この例では、主な発泡触媒としてDMAPA−ココアミドを、そしてDABCO(登録商標)NE1060ゲル化触媒を使用することにより自動車のクッションを製造した。フォームは加熱された試験用のブロック鋳型内で160°F(71℃)で製造した。すべての場合、フォームの反応性を、反応の進行を計測し、また硬化の程度に関するある指標を与える押し出し時間とマッチさせた。
破壊するまでの力に関する結果は、50平方インチ(322.6cm2)の円板と駆動軸との間に取り付けられた、能力1000ポンド(453.6Kg)の圧力変換器を備えた機械的手段を使用して得た。Daytonモーターの仕様書、モデル4Z528には、1/6馬力(124.3J/秒)とあり、F/Lrpmは1800またF/Lトルクは5.63インチ−ポンド(6.36×104Nm)であった。実際の圧力はデジタルディスプレイ上に示された。フォームパッドはその元の厚さの50%まで圧縮し、そして圧縮を行うのに必要な力を総ポンド(ニュートン)単位で記録した。1サイクルが終了するには24秒かかり、またフォームの実際の破壊は7〜8秒以内に起きた。この機械的手段は、ASTM D−3574,Indentation Force Deflection Testに倣い、また鋳型取り出し後1分の初期の硬度または柔らかさに関する数値を与えた。
Figure 0004004464
TEXACAT(登録商標)ZF−10触媒の代わりに発泡触媒としてDMAPA−ココアミドを使用すると、測定した破壊するまでの力の値が、ZF−10によって得た値より顕著に小さかった。従って、より高級のアルキルまたは脂肪酸から誘導されるDMAPA−アミドは、発泡触媒として作用しそしてZF−10のような慣用の触媒にとってかわりうるのみならず、破壊するまでの力のようないくつかの物理的特性を改善することもできる。
DMAPA−ココアミド発泡触媒によって製造された自動車のクッションの物理的特性
この例では、反応性のこの触媒組成物の追加的な利点を知るための他の物理的特性を測定した。上記に説明したように自動車のクッションを製造した。物理的特性を以下に示す。
Figure 0004004464
上記の表は、CからEへと進むにつれてDABCO(登録商標)NE1060触媒はいくらかのDMAPA−ココアミドによって逐次また部分的に置き換えられたこと、そしてこのような変化の効果によって、フォームの物理的特性が工業的標準物Aへの一貫した近接が起されたことを示す。このことは、フォームの物理的特性が改善され、また今日の工業的標準物である逃散性の触媒によって製造されるフォームに近づくように計画的に変更されうることを実証する。
他の物理的特性は類似の傾向を示した。これらを以下の表に簡潔に要約する。
Figure 0004004464

Claims (9)

  1. 発泡剤としての水、セル安定剤、ゲル化触媒、および式I:
    Figure 0004004464
    (式中、AはCHまたはNを表し、
    1は水素または
    Figure 0004004464
    を表し、
    nは1から3の整数を表し、
    2およびR3はそれぞれ水素またはC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表し、
    AがNを表すときはR4およびR5はそれぞれC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表わすか、AがNを表すときはR4およびR5は一緒にC2〜C5のアルキレン基を表わすか、またはAがCHもしくはNを表わすときは、R4およびR5は一緒にNR7を含むC2〜C5のアルキレン基であり、ここでR7は水素、C1〜C4の線状もしくは分枝状のアルキル基および
    Figure 0004004464
    からなる群から選択され、
    そしてR6はC5〜C35の線状もしくは分枝状のアルキル、アルケニルまたはアリール基を表す)
    によって表される第3級アミンアミド触媒を含有する触媒組成物、またはこの第3級アミンアミド触媒が酸でブロックされた触媒組成物の存在で有機ポリイソシアネートとポリオールとを反応させることからなるポリウレタンフォームの製造方法。
  2. 第3級アミンアミド触媒が、2−エチルヘキサン酸、ココナツ油脂肪酸、トール油脂肪酸、カプロン酸、ヘプチル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ヘンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、ノナデカン酸、アラキジン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、トリコサン酸、リグノセリン酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、ノナコサン酸、メリシック酸、ヘントリアコンタン酸、ドトリアコンタン酸、トリトリアコンタン酸、テトラコンタン酸、ヘキサトリアコンタン酸、9−フェニルステアリン酸、および10−フェニルステアリン酸からなる群から選択される酸から誘導されるN−(3−ジメチルアミノプロピル)−アミド、N−(2−ジメチルアミノエチル)−アミド、N−メチル−3−アミノエチルピロリジンアミド、または4,10−ジアザ−4,10,10−トリメチル−7−オキサ−デカアミンアミドである請求項1に記載の方法。
  3. 酸が、2−エチルヘキサン酸、ココナツ油脂肪酸、およびトール油脂肪酸からなる群から選択される請求項2に記載の方法。
  4. 第3級アミンアミド触媒がN−(3−ジメチルアミノプロピル)−2−エチル−ヘキサミド、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−ココアミド、またはN−(3−ジメチルアミノプロピル)−トール油アミドである請求項1に記載の方法。
  5. ゲル化触媒が、ジアザビシクロオクタン(トリエチレンジアミン)、キヌクリジン、置換キヌクリジン、置換ピロリジンおよび置換ピロリジジンからなる群から選択されるモノ−および/またはビス−(第3級アミノアルキル)尿素である請求項1に記載の方法。
  6. 重量部(pbw)単位の以下の成分:
    ポリオール 20〜100
    ポリマーポリオール 80〜0
    シリコーン界面活性剤 1〜2.5
    発泡剤 2〜4.5
    架橋剤 0.5〜2
    触媒 0.25〜2
    イソシアネート指数 70〜115
    を反応させることからなる請求項1に記載の方法。
  7. 触媒組成物がカルボン酸で酸ブロックされたものである、請求項1に記載の方法。
  8. カルボン酸がギ酸、酢酸、2−エチル−ヘキサン酸、グルコン酸またはN−(2−ヒドロキシエチル)−イミノ二酢酸である、請求項7に記載の方法。
  9. 発泡剤としての水、セル安定剤、ゲル化触媒および触媒組成物の存在で有機ポリイソシアネートとポリオールとを反応させることからなるポリウレタンフォームの製造方法において、式I:
    Figure 0004004464
    (式中、AはCHまたはNを表し、
    1は水素または
    Figure 0004004464
    を表し、
    nは1から3の整数を表し、
    2およびR3はそれぞれ水素またはC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表し、
    AがNを表すときはR4およびR5はそれぞれC1〜C6の線状もしくは分枝状のアルキル基を表わすか、AがNを表すときはR4およびR5は一緒にC2〜C5のアルキレン基を表わすか、またはAがCHまたはNを表わすときは、R4およびR5は一緒にNR7を含むC2〜C5のアルキレン基であり、ここでR7は水素、C1〜C4の線状もしくは分枝状のアルキル基および
    Figure 0004004464
    からなる群から選択され、
    そしてR6はC5〜C35の線状もしくは分枝状のアルキル、アルケニルまたはアリール基を表す)
    によって表される第3級アミノアルキルアミド触媒を含有する触媒組成物、またはこの第3級アミノアルキルアミド触媒がカルボン酸で酸ブロックされた触媒組成物を使用し、フォームの物理的性質を保ち、そして制御しながら、水とイソシアネートとの反応でフォームの発泡を可能にすることを改良点とする上記の方法。
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