JP4011234B2 - アクチュエータ作動装置 - Google Patents
アクチュエータ作動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4011234B2 JP4011234B2 JP16397099A JP16397099A JP4011234B2 JP 4011234 B2 JP4011234 B2 JP 4011234B2 JP 16397099 A JP16397099 A JP 16397099A JP 16397099 A JP16397099 A JP 16397099A JP 4011234 B2 JP4011234 B2 JP 4011234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- valve
- port
- valve mechanism
- introduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims 1
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクチュエータ作動装置に関し、特に、パワーショベルやクレーンなどの建設作業機械のアクチュエータを作動させるアクチュエータ作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パワーショベルやクレーンなどの建設作業機械等に設けられた油圧作動のアクチュエータは、例えば、アクチュエータヘの圧油の流れを制御するスプールバルブ(以下、単に制御弁という)が操作レバーの操作に伴うパイロット圧によって切換えられることにより、その動作が制御される。
【0003】
ところで、慣性負荷の大きい動作が行なわれている場合において、その動作が急に停止された際には、大きな衝撃が発生する。すなわち、例えば、操作レバーの操作によってアクチュエータが速い速度で動作している状態で、不用意に操作レバーを急にニュートラル位置に戻してしまった場合には、制御弁のスプールも急激にニュートラル位置に戻るため、アクチュエータに供給される圧油が急激に遮断されて、慣性体が急激に停止するが、その際に、機体が大きく振動したり、騒音が発生したりする。これは、機械の寿命を低下させ、操縦者に不快感を与える等の不具合を生じさせる。
【0004】
このような不都合を解決する手段が実開平1−24117号公報により開示されている。これによれば、図12に示すように、アクチュエータの動作を制御する油圧回路301に、パイロット操作方式のコントロールバルブ303と、このコントロールバルブ303を制御する制御用パイロットバルブ305と、コントロールバルブ303と制御用パイロットバルブ305との間のパイロットライン307に設けられた、ショック低減用絞り付チェック弁回路309と開閉自在のバイパス回路311とが並設された切換弁313と、このバイパス回路311の開閉を行う電磁切換弁315とを備えて構成されている。
【0005】
これによれば、電磁切換弁315がホの位置からニの位置にオンされ、バイパス回路311が閉じた状態ではパイロットライン307に絞り付チェック弁が挿入された状態となり、起動時や停止時の急激なショックが低減される。また、寒冷地や作業内容によりアクチュエータの応答性を優先する場合には、電磁切換弁315をオフし、バイパス回路311を開くことにより、パイロットライン307に絞りのない状態とすることで、応答性を得られるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来例によれば、電磁切換弁がオンかオフの何れかであるため、応答性を重視した運転かショックのない操縦性を重視した運転の何れかしか対応できず、これらの中間の設定が不可能であるため、操縦者の好みにより応答性と操縦性の中間を採った操縦ができないという不都合が生じている。
さらに、応答性と操縦性の中間の操縦を必要とする作業ができないという問題を生じている。
【0007】
また、一般的に、油圧機器の操作性は油温(作動油の粘性)の影響を受け易く、気温の変化により操作性が変化する。上記従来例によれば、作動油温度の影響が何ら考慮されていないため、気温が変化すると操作性がまるで異なるものとなり、特に、ショック低減用絞り付チェック弁回路が設けられたパイロット圧回路を使用している場合にはその影響が大きく、作業に支障をきたすという不都合を生じている。
【0008】
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、作業内容または運転者の好みに応じて応答性または操縦性を無段階に設定可能であると共に、気温が変化しても安定した操縦が可能なアクチュエータ作動装置を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、所定の油圧式アクチュエータに対する作動油の導入出を切換制御するパイロット操作方式の方向制御弁と、この方向切換弁へパイロット圧油を供給する操作弁と、この操作弁と前述した方向制御弁との相互間に配設されて前述したパイロット圧油の流量を制御する弁機構とを備え、前述した弁機構が、ハウジングと、ハウジング内に摺動可能に配置された第1のポペットと、第1のポペット内に摺動可能に配置された第2のポペットとからなり、
前記ハウジングは、操作弁側から延びるパイロット管路の管部に接続される第1のポートと、方向制御弁側から延びるパイロット圧導入管路の管部に接続される第2のポートと、導入される所定のパイロット圧を第1のポペットに作用させる第3のポートとを有し、
前記第1のポペットは、第1のポートと第2のポートとを接続する流通孔を有し、バネによって第1のポートの弁座に向けて常時当接され、
前記第2のポペットは、絞りを有し、他のバネによって前記流通孔の弁座に向けて常時付勢され、
前記第3のポートに作用する弁機構導入圧力に応じて絞り効果を変化させる油圧パイロット操作方式の流量制御弁であって、この弁機構に加圧される弁機構導入圧力に応じて前記パイロット圧油の流量を少なくとも3種類に設定しうる流量調整機能を有すると共に、前述した弁機構に管路を介して少なくとも3種類の前述した弁機構導入圧力を設定しうる比例弁を接続したという構成を採っている。
【0010】
このように構成したことで、操縦者が操作弁を操作すると、方向制御弁内部に設けられたスプールにパイロット圧油が供給され、スプールを移動させる。また、操作弁をニュートラル位置に戻せば、パイロット圧油は操作弁を介して排出され、スプールもニュートラル位置に戻る。
このスプールの移動により、アクチュエータに対する作動油の導入出を制御する。このため、スプールに供給・排出されるパイロット圧油の流量が多い場合には、スプールが迅速に切り替わり、反対に、パイロット圧油の流量が少ない場合には、スプールが緩やかに切り替わる。
そして、このスプールに供給・排出されるパイロット圧油の流量は弁機構に加圧される弁機構導入圧力に応じて変化する。例えば、弁機構導入圧力を小さくすると、大きい流量のパイロット圧油が弁機構を流れ、反対に、弁機構導入圧力を大きくすると、小さい流量のパイロット圧油が弁機構を流れる。
さらに、この弁機構導入圧力は、比例弁により連続的に変化させる。
このため、比例弁により弁機構導入圧力を小さくすると、弁機構を流れる流量が大きくまり、スプールが迅速に切り替わり、また、比例弁により弁機構導入圧力を大きくすると、弁機構を流れる流量が小さくなり、スプールが緩やかに切り替わる。
そして、スプールが迅速に切り替わると、方向制御弁を作動油が応答性良く流れ、アクチュエータに作用する。このため、操作弁の一定の操作量に対してアクチュエータが応答良く反応する。この状態は、アクチュエータが急激な圧力の変化により振動及びショックを生ずることとなるが、これに適した作業で使用される。また、このような状態を好む作業者に使用される。
一方、スプールがゆっくり切り替わると、方向制御弁を圧油が緩やかに流れ、アクチュエータに作用する。このため、操作弁の一定の操作量に対してアクチュエータが緩やかに反応する。この状態では、アクチュエータに急激な圧力変化が生じないため、アクチュエータに振動及びショックを生ずることがなく、これに適した作業で使用される。また、このような状態を好む作業者に使用される。
さらに、弁機構を流れるパイロット圧油の流量を流量調整機能により連続的に変化させることで、スプールの移動速度を連続的に変化させることが可能である。このため、操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性を連続的に変化させることが可能となる。
【0011】
請求項2記載の発明は、前述した請求項1記載のアクチュエータ作動装置であって、前述した比例弁を制御する圧力制御手段を備え、この圧力制御手段が、前述した弁機構導入圧力を異なる所定圧力に設定しうる圧力選択機能を有すると共に、この圧力選択機能で設定された前述した所定圧力を微調整する圧力調整機能を有するという構成を採っている。
【0012】
このように構成しても、前述した請求項1記載の発明と同等に機能する他、更に、圧力選択機能により弁機構導入圧力が異なる所定圧力に設定され、圧力制御手段から比例弁に圧力指令が出力される。
この圧力指令に応じて比例弁から弁機構に弁機構導入圧力が作用し、この弁機構導入圧力に応じて弁機構を流れるパイロット圧油の流量が変化する。このため、圧力選択機能により、操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性が決定される。
また、圧力選択機能で設定されたアクチュエータの応答性及び操縦性が作業者の好みに合わない場合には、圧力調整機能で弁機構導入圧力を微調整することが可能となる。即ち、応答性と操縦性を好みに応じて設定変更することが可能となる。
【0013】
請求項3記載の発明は、前述した請求項2記載のアクチュエータ作動装置であって、前述した圧力制御手段に対して前述した弁機構導入圧力を変化させる弁機構導入圧力制御信号を出力する入力手段と、前述した操作弁を操作する操作手段とを備え、前述した操作手段の近傍に操作パネルを設けると共に、この操作パネルに前述した入力手段を設けたという構成を採っている。
【0014】
このように構成しても、請求項2記載の発明と同等に機能する他、更に、入力手段により、弁機構導入圧力を異なる所定圧力に設定することが可能となる。また、操作手段の近傍に入力手段があるため、操作弁を操作しながら、弁機構導入圧力の設定が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1乃至図11を用いて説明する。
まず、図2において符号1は、アクチュエータ作動装置1を示し、このアクチュエータ作動装置1は、所定の油圧式アクチュエータに対する作動油の導入出を切換制御するパイロット操作方式の方向制御弁2と、この方向切換弁2へパイロット圧油を供給する操作弁6と、この操作弁6と前述した方向制御弁2との相互間に配設されて前記パイロット圧油の流量を制御する弁機構10とを備え、この弁機構10が、前述したパイロット圧油の流量を少なくとも3種類に設定しうる流量調整機能を有している。
【0016】
さらに詳細に説明すると、このアクチュエータ作動装置1は、アクチュエータへのパイロット圧油の流れを制御するパイロット操作方式の方向制御弁2と、この方向制御弁2にパイロット圧油を導入して方向制御弁2を切換制御するパイロット圧回路Aとを備えている。さらにこのパイロット圧回路Aは、前述した方向制御弁2のパイロットポート2a,2bに接続されたパイロット圧導入管路4,5と、このパイロット圧導入管路4,5に対するパイロット圧油の導入出を制御する操作弁6と、この操作弁6と前述した方向制御弁2との相互間に配設されてパイロット圧油の流量を制御する弁機構10とを備えている。さらにアクチュエータ作動装置1は、この弁機構10にパイロット管路35で接続されて、パイロット圧油の流量を少なくとも3種類に設定しうる比例弁36と、この比例弁36を制御する圧力制御手段110と、この圧力制御手段110に対して弁機構導入圧力を変化させる弁機構導入圧力制御信号を出力する入力手段120とを備えている。
【0017】
[方向制御弁]
まず、方向制御弁2は、図3に示すように、油圧モータや油圧シリンダ等のアクチェエータAcヘの圧油の流れを制御する。このアクチュエータAcは、例えばパワーショベルやクレーンなどの建設作業機械に設けられた旋回体やブーム等の慣性体Wを動作させる。また、方向制御弁2は、2方向3位置のスプール弁であり、パイロットポート2a,2bにパイロット圧油が供給されると、ニュートラルであるハの位置から切換位置イ,ロに切換えられように形成されている。
【0018】
[パイロット圧回路]
この、方向制御弁2には、図2に示すように、パイロット圧回路Aが設けられている。このパイロット圧回路Aは、リザーバタングTから油圧ポンプP1を介して圧送されるパイロット圧油を流すパイロット圧供給管路3と、パイロット圧供給管路3を通して圧送されるパイロット圧油を方向制御弁2の2つのパイロットポート2a,2bに個別に導入する2つのパイロット圧導入管路4,5と、このパイロット圧導入管路4,5からの戻り油をタンクTに戻す戻し管路9と、各管路3,4,5,9の連通状態を切り換える操作弁6とを有している。
【0019】
[操作弁]
この操作弁6は、この操作弁6を操作する操作手段(操作レバー)6aが一方向に操作されると、パイロット圧供給管路3をパイロット圧導入管路4に連通させるとともに、パイロット圧導入管路5を戻し管路9を介してタンクTに連通させる。
また、操作弁6は、操作レバー6aが他方向に操作されると、パイロット圧導入管路3をパイロット圧導入管路5に連通させるとともに、パイロット圧導入管路4を戻し管路9を介してタンクTに連通させる。さらに、操作弁6は、操作レバー6aがニュートラル位置にある時には、パイロット圧導入管路4,5の両者を戻し管路9を介してタンクTに連通させる。また、管路3,4(5),9同志の連通度合いは、操作レバー6aの操作量によって制御される。
【0020】
[弁機構]
次に、各パイロット圧導入管路4,5の途中には、それぞれ弁機構10が設けられている。弁機構10は、開口形状が円形の3つのポートa,b,cを有するハウジング12と、ハウジング12内に摺動可能に配置された筒状の第1のポペット13と、第1のポペット13内にこれと略同心的に配置され且つ第1のポペット13に対して摺動可能な筒状の第2のポペット14とにより形成されている。
【0021】
ハウジング12の第1のポートaには、操作弁6から延びるパイロット圧導入管路4(5)の管部4a(5a)が接続され、ハウジングの第2のポートbには、方向制御弁2から延びるパイロット圧導入管路4(5)の管部4b(5b)が接続され、ハウジング12の第3のポートcには、後述する比例弁36から延びるパイロット圧導入管路35の管部35aが接続されている。
そして、この弁機構10は、第3のポートcに加圧される弁機構導入圧力に応じて方向切換弁2に供給されるパイロット圧油の流量を少なくとも3種類に設定しうる流量調整機能を備えている。この弁機構10を以下に詳述する。
【0022】
第1のポペット13は、図4に示すように、ハウジング12の第1のポートaと対向する円形の端壁13aと、ハウジング12の第2のポートbと対向する周壁13bとを有し、端壁13aと反対側に位置する開口部が閉塞部材22によって閉じられている。端壁13aには、第1のポートaに向けて開口する円形の第1の流通孔25が形成され、周壁13bには、第2のポートbに向けて開口する円形の第2の流通孔26が形成されている。また、端壁13aの周縁部には、テーパ状に切り欠かれたテーパ面27が形成されている。
【0023】
第1のポペット13は、ハウジング12内に設けられたバネ20(図2参照)によって第1のポートa側に向けて付勢されており、その端壁13aのテーパ面27が第1のポートaの弁座を形成するハウジング12の内側縁部12aに常時突き当てられている。したがって、この通常の状態において、第1のポ一トaと第2のポートbとの連通は流通孔25および流通孔26を介してのみ果たされ、また、テーパ面27は第1のポートaと第2のポートbの両者に臨んでいる。
【0024】
一方、第1のポペット13内に配置された第2のポペット14は、第1のポペット13の第1の流通孔25と対向する端壁14aと、第1のポペット13の第2の流通孔26と対向する段付きの周壁14bとを有している。端壁14aには、第1の流通孔25に向けて開口する絞り28が形成され、周壁14bには、第2の流通孔26に向けて開口する通孔29が形成されている。また、端壁14aの周縁部には、テーパ状に切り欠かれたテーパ面30が形成されている。
【0025】
この第2のポペット14は、第1のポペット13の閉塞部材22との間に介設されたバネ31によって第1の流通孔25側に向けて付勢されており、そのテーパ面30が第1の流通孔25の弁座を形成する端壁13aの内側縁部32に常時突き当てられている。したがって、この通常の状態において、第1の流通孔25と第2の流通孔26との連通は絞り28および通孔29を介してのみ果たされ、テーパ面30は第1の流通孔25と第2の流通孔26の両者に臨んでいる。
【0026】
なお、本実施形態では、バネ31のバネ定数かバネ20のそれよりも大きく設定されている(無論、このように設定されている必要はない)。また、第1の流通孔25の直径がd1に設定され、第1のポペット13の内径がd2に設定され、第1のポートaの直径がd3に設定され、第1のポペット13の外径(第3のポートcの直径)がd4(>d3)に設定されている。
【0027】
[比例弁]
比例弁36は、電磁式比例弁で構成されている。この電磁式比例弁は、圧力制御手段110から出力される電流値に応じて一次側(図2の油圧ポンプP2側)の圧力を所定の二次側(弁機構10側)の圧力に変化させる。
この電磁式比例弁は圧力制御手段110からの出力が0%、即ち、出力される電流値がゼロで二次側の圧力が0[Pa]となり、電流値が大きくなるとこれに比例して二次側の圧力が大きくなり、圧力制御手段110からの出力が100%、即ち、出力される電流値が最大で二次側の圧力が最大の圧力となる構造とされている。
この比例弁36は、所謂、サーボバルブを使用することも可能である。サーボバルブを使用することにより、弁機構10に加圧する弁機構導入圧力をより細かく制御することが可能である。
【0028】
この比例弁36の二次側は、ハウジング12の第3のポートcに接続されたパイロット圧管路35に接続されている。また、比例弁36の一次側は油圧ポンプP2およびタンクTに接続されている。
したがって、油圧ポンプP2からのパイロット圧が比例弁36で所定圧にされた後、管路35を通して第3のポートcに作用する。
【0029】
[入力手段]
入力手段120は、図9(a)に示すように、操作パネル160に設けられている。この操作パネル160は、アクチュエータAcを操縦するキャビン150内部に設けられている。例えば、パワーショベルの場合には、バケットを操縦する操作弁6の操作レバー6a近傍に設けられている。このため、容易に設定変更ができるようにされている。
この入力手段120は、図1及び図9(b)(c)に示すように、圧力設定部(作業モード選択部)122と、圧力調整部124とで構成されている。
この内、作業モード選択部122は、重掘削スイッチ122a,掘削スイッチ122b,仕上げスイッチ122c,微操作スイッチ122dが設けられており、各々圧力制御手段110に入力されている。
この選択された作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dに応じて、圧力制御手段110に対して、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧を変化させる弁機構導入圧力制御信号が出力される。
ここで、各作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dが選択された場合の弁機構導入圧力の一例を説明すると、重掘削スイッチ122aが選択された場合には弁機構導入圧が0%設定される。また、掘削スイッチ122bが選択された場合には弁機構導入圧が30%設定される。さらに、仕上げスイッチ122cが選択された場合に弁機構導入圧が70%設定される。さらにまた、微操作スイッチ122dが選択された場合には弁機構導入圧が100%設定される。
【0030】
また、各作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dの端部には、パイロットランプ123が設けられており、選択さている作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dには、パイロットランプ123が点灯するように形成されている。
なお、これらの各作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dは作業内容に応じて選択することも可能であるが、操縦者の好みに応じても選択される。
【0031】
また、圧力設定部122が設けられた操作パネル160の端部には、各種情報表示する情報表示パネル162が設けられている。この情報表示パネル162には、選択されている各作業モードスイッチ122a,122b,122c,122d毎に設定された弁機構導入圧(%)が表示される。例えば、重掘削スイッチ122aが選択された場合には0%表示、掘削スイッチ122bが選択された場合には30%表示、仕上げスイッチ122cが選択された場合には70%表示、微操作スイッチ122dが選択された場合には100%表示される。
【0032】
次に、圧力調整部124は、圧力設定部122の近傍に設けられている。この圧力調整部124は、プラス側設定スイッチ124aとマイナス側設定スイッチ124bとで構成され、各々圧力制御手段110に入力されている。
そして、プラス側設定スイッチ124aを押した場合には、圧力設定部122により設定された弁機構導入圧力(%)を大きくし、マイナス側設定スイッチ124bを押した場合には、圧力設定部122により設定された弁機構導入圧力(%)を小さくする弁機構導入圧力制御信号が圧力制御手段110に対して出力される。
この各設定スイッチ124a,124bの端部には、パイロットランプ125が設けられており、選択されている設定スイッチには、パイロットランプ125が点灯するように形成されている。
【0033】
この圧力調整部124で行える弁機構導入圧力(%)の調整範囲は、圧力設定部122で選択されたスイッチに係わらず、0〜100(%)の範囲で設定変更可能とされている。
これに対し、この圧力調整部124で行える弁機構導入圧力(%)の調整範囲を、選択されたスイッチに応じて差異を設けることも可能である。
例えば、重掘削スイッチ122aが選択されている場合には、弁機構導入圧が0%設定されている。これに対して圧力調整部124では、掘削スイッチ122bが選択された場合の30%を越えない範囲、即ち、0〜29%迄の範囲で調整可能とされている。
また、掘削スイッチ122bが選択されている場合には、弁機構導入圧が30%設定されている。これに対して圧力調整部124では、仕上スイッチ122cが選択された場合の70%を越えない範囲、即ち、30〜69%迄の範囲で調整可能とされている。
さらに、仕上げスイッチ122cが選択されている場合には、弁機構導入圧が70%設定されている。これに対して、圧力調整部124では、微操作スイッチ122dが選択された場合の100%を越えない範囲、即ち、70〜99%の範囲で設定可能とされている。
【0034】
この圧力調整部124での調整内容は、前述した情報表示パネル162の作業モード選択部122で設定された弁機構導入圧の表示を書き換えて表示される。例えば、重掘削スイッチ122aが選択されている場合には、情報表示パネル162に0%表示されているが、プラス側スイッチ124aでプラス2%した場合には、情報表示パネル162に2%表示される。
【0035】
また、この圧力調整部124は、つまみを回転させる所謂、ボリュームつまみとすることも可能である。この場合に、左側に回転させた場合にはマイナス設定、右側に回転させた場合にはプラス設定とすることができる。
【0036】
[圧力制御手段]
圧力制御手段110は、入力手段120及び作動油温度センサ130の信号が入力される入力部112と、この入力部112からの情報を処理判断する演算部114と、比例弁36に信号を出力する出力部116と、各種情報を記憶する記憶部118とを備えて構成されている。この圧力制御手段110はボードコンピュータ等が使用され、このボードコンピュータには、各種情報を判断処理する所謂、中央演算処理装置(CPU)や各種情報を記憶するメモリー(ROM,RAM)等を備えて構成されている。
【0037】
この内、入力部112は、圧力設定信号入力部112aと、圧力調整信号入力部112bと、作動油温度センサ信号入力部112cとで構成されている。
圧力設定信号入力部112a及び圧力調整信号入力部112bには、各々圧力設定部122及び圧力調整部124からの弁機構導入圧力制御信号が入力されている。
また、作動油温度センサ信号入力部112cには、アクチュエータ作動油圧回路に設けられた作動油温度センサ130からの作動油温度信号が入力されている。
【0038】
次に、演算部114は、圧力選択機能114aと、圧力調整機能114bと、作動油温度補正機能114cとを備えている。
圧力選択機能114aは、圧力設定部122で選択された作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dから、記憶部118に保存された作業モード−弁機構導入圧力テーブルにより弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧を算出し、出力部118(後述する)に出力する。この作業モード−弁機構導入圧力テーブルを書き換えることにより、各々の作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dに対する弁機構導入圧を容易に変更することが可能である。
例えば、作業モード−弁機構導入圧力テーブルを重掘削スイッチ122a,掘削スイッチ122b,仕上げスイッチ122c,微操作スイッチ122dに対して各々0%,30%,70%,100%とする。
この場合に、重掘削モードスイッチ122aが選択された場合には、弁機構導入圧が0%設定される。このため、絞り効果が無い状態となり、方向制御弁2内部のスプールの移動速度が迅速な状態となる。このため、操作弁6の操作に対する応答性は良好となるが、ショックの大きい状態となる。そして、この重掘削モードは、作業量が大きい時に使用される。
【0039】
また、掘削スイッチ122bが選択された場合には、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧が30%設定される。このため、絞り効果が前述した重掘削モードより効いた状態となり、方向制御弁2内部のスプールの移動速度がやや緩やかになる。このため、操作弁6の操作に対する応答性は良好で、ショックがやや押さえられた状態となる。そして、この掘削モードは、一般作業や積込み作業時に使用される。
【0040】
さらに、仕上げスイッチ122cが選択された場合には、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧が70%設定される。このため、絞り効果が前述した掘削モードより効いた状態となり、方向制御弁2内部のスプールの移動速度が遅くなる。このため、操作弁6の操作に対する応答性はやや緩慢となるが、ショックがかなり押さえられた状態となる。この仕上げ作業モードは、法面作業や地ならし作業に使用される。
【0041】
さらにまた、微操作スイッチ122dが選択された場合には、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧が100%設定される。このため、絞り効果が一番効いた状態となり、方向制御弁2内部のスプールの移動速度が一番遅くなる。このため、操作弁6の操作に対する応答性は緩慢となるが、ショックレスの状態となる。そして、この微操作モードは、位置合わせ作業等に使用される。
【0042】
また、このモード−弁機構導入圧力テーブルは、4段階の作業モード選択としたが、これに限定されるものではなく、増減することが可能である。作業モード選択を増加した場合には、前述した圧力設定部122のスイッチの数を増加する必要がある。圧力設定部122のスイッチを増加することにより、多くの作業モードがワンタッチで設定が可能となる。
【0043】
圧力調整機能114bは、圧力設定部122で設定された弁機構導入圧力を圧力調整部124の調整に応じて微調整する。この微調整は圧力設定部122で各々の作業モードスイッチ122a,122b,122c,122dが選択された場合の弁機構導入圧力の所定間隔より小さい所定間隔で増減することができる。この小さい所定間隔は例えば1%又は2%等である。
【0044】
作動油温度補正機能114cは、前述したアクチュエータAcの作動油圧回路に設けられた作動油温度センサ130からの作動油温度信号と予め設定された作動油温度補正データ(作動油温度−弁機構導入圧力テーブルD1)とを比較し、前記弁機構導入圧力を補正する。
さらに詳細には、作動油温度センサ130により入力された作動油温度信号に対して、図10に示すような作動油温度−弁機構導入圧力テーブルD1と比較補正し、弁機構導入圧力を比例弁36に出力部116から出力する。
この作動油温度−弁機構導入圧力テーブルD1は、作動油温度が低い場合には、作動油の粘度が高くなるため、比例弁36への出力電流値を小さくする。
これに対し、作動油温度が高い場合には、作動油の粘度が低くなるため、電磁式比例弁への電流値を大きくし、二次側の圧力を大きくする。
【0045】
次に、出力部116には、比例弁36をコントロールするドライバ等が使用されている。この出力部116には、比例弁36が接続されている。
さらに、記憶部118には、前述した作業モード−弁機構導入圧力テーブル及び前述した作動油温度−弁機構導入圧力テーブルD1等が保存されている。
【0046】
[暖機回路]
また、アクチュエータ作動装置1は、パイロット圧回路Aを暖める暖機回路Bを有している、この暖機回路Bは、圧力源50と、圧力源50から延びる圧油供給管路51と、圧油供給管路51から分岐して各パイロット圧導入管路4,5に接続する接続管路52,53とから成る。
圧力源50は、油圧ポンプP3と、油圧ポンプP3の吐出側に接続された圧油供給管路51の途中に介挿される絞り56とから構成される。また、各接続管路52,53の途中には、パイロット圧導入管路4,5に向けて開の逆止弁55が設けられている。
【0047】
[アクチュエータ作動装置の作用]
ます、重掘削スイッチ122aが選択された状態、すなわち、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧力がが0%の場合は、第3のポートcに弁機構導入圧力が作用しない状態となる。この状態で操作弁6の操作レバー6aを一方向に操作すると、油圧ポンプP1からパイロット圧供給管路3を通して圧送されるパイロット圧油がパイロット圧導入管路4の管部4aを介して弁機構10の第1のポートaに導入される。
第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、バネ20の付勢力に抗して第1のポペット13を移動させ、ポペット13の端壁13aを第1のポートaから離間させる(テーパ面27とハウジング12の内側縁部12aとの当接状態を解除する)。その状態が図5の(a)に示されている。この状態では、第1のポートaと第2のポートbとが、第1のポペット13の流通孔25,26を介することなく、直接に連通される。
したがって、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、第2のポートbを通してパイロット圧導入管路4の管部4bに流れ込み、方向制御弁2のパイロットポート2aに導入される。これにより、方向制御弁2のスプールが一方向に移動され、弁位置がイ(図3参照)に切換えられて、アクチュエータAcか動作される。また、この時、パイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5の管部5bを通して、パイロット圧導入管路5側の弁機構10の第2のポートbへと流れ、第1のポペット13のテーパ面27に作用する.したがって、第1のポペット13は、その端壁13aか第1のポートaから離間し、第1のポートaへの戻り油の流入を許容する。
【0048】
すなわち、パイロット圧導入管路4を流れるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路4に介挿された弁機構10の第2のポペット14の絞り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2aに作用するとともに、方向制御弁2のパイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10の第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクT側に流される。
その結果、方向制御弁2のスプールはタイムラグを生じることなく移動され、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。
【0049】
また、図5の(a)の状態から操作レバー6aをニュートラル位置に戻すと、パイロット圧導入管路4がタンクTに連通されるため、方向制御弁2のスプールはリターンスプリングによって中立位置へと移動される。この時、バネ20の作用によって第1のポペット13が初期位置(図4の位置)に戻ろうとするが、パイロットポート2aから管部4bを通して第2のポートbに戻される戻り油が第1のポペット13のテーパ面27に作用するため、第1のポペット13は、その端壁13aが第1のポートaから離間した図5の(a)の状態を維持しつつ、第1のポートaへの戻り油の流入を許容する。したがって、方向制御弁2のスプールはその中立位置に迅速に戻ることができる。
すなわち、この場合も、パイロットポート2aからの戻り油が第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクTに戻されるため、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。
【0050】
次に、重掘削スイッチ122a以外が選択された状態、すなわち、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧力が0%以外の場合に、操作弁6の操作レバー6aを操作する場合について説明する。
ここで、掘削スイッチ122bまたは仕上げスイッチ122cが選択されている場合には、第1のポートaに導入されたパイロット圧油により開度が変化する。 また、第3のポートcに作用される弁機構導入圧力は、微操作スイッチ122dが選択されている場合、即ち、第3のポートcに100%の弁機構導入圧力が作用している場合には、第1のポートaに導入されたパイロット圧油によって第1のポペット13が移動されないような値に設定される。この状態を以下に説明する。
【0051】
操作弁6の操作レバー6aを一方向に操作すると、油圧ポンプP1からパイロット圧供給管路3を通して圧送されるパイロット圧油がパイロット圧導入管路4の管部4aを介して弁機捕10の第1のポートaに導入される。この時、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、バネ20の付勢力と第3のポートcに作用する力とに抗して第1のポペット13を移動させることができない。したがって、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、バネ31の付勢力に抗して第2のポペット14を移動させ、ポペット14の端壁14aを第1の流通孔25から離隔させる(テーパ面30と第1のポペット13の内側縁部32との当接状態を解除する)。その状態が図5の(b)に示されている。
この状態では、第lのポートaと第2のポートbとが第1のポペット13の流通孔25,26を介して互いに連通される。したがって、第1のポートaに導入された圧抽は、流通孔25,26を介して第2のポートbに流れ、パイロット圧導入管路4の管部4bを通して方向制御弁2のパイロットポート2aに導入される。すなわち、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、第2のポペット14の絞り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2aに作用する。これにより、方向制御弁2のスプールが一方向に移動され、弁位置がイに切換えられて、アクチュエータAcが動作される。
なお、この場合、パイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5の管部5bを通してパイロット圧導入管路5側の弁機構10の第2のポートbへと流れ、第1のポペット13のテーパ面27に作用するが、バネ20の付勢力と第3のポートcに作用する力とに抗して第1のポペット13を移動させることができない。すなわち、戻り油は第2のポペット14の絞り28を介してタンクT側に流される。
【0052】
また、図5の(b)の状態から操作レバー6aをニュートラル位置に戻すと、パイロット圧導入管路4がタンクTに連通されるため、方向制御弁2のスプールはリターンスプリングによって中立位置へと移動される。この時、図5の(c)に示されるように、第2のポペット14はバネ31の付勢力によって押し戻されるが、第1のポペット13は第3のポートcに作用される圧力Pによって第1のポートaに押し付けられた状態を維持しているため、パイロットポート2aから管部4bを通して第2のポートbに戻される戻り油は、第2の流通孔26から絞り28を介して第1の流通孔25および第1のポートaへと流れ出る。
したがって、操作レバー6aを急操作しても、方向制御弁2のスプールの急激な動作が規制され(制御弁2のスプールはゆっくりと中立位置に戻ることができ)、アクチュエータAcに流れる圧油の急激な変化が規制されて、停止時のショックが低減される。
【0053】
また、アクチュエータ作動装置1では、暖機回路によってパイロット圧回路Aを暖めることができる。すなわち、常時もしくは必要に応じて圧力源50から圧油を供給すれば、絞り56によって絞られてその抵抗によって暖められた圧油が、接続管路52,53を通してパイロット圧導入管路4,5に導入され、操作弁6を介してタングT側に流れる。これにより、バイロット管路Aが暖まり、気温の低い冬場における応答遅れ(操作性の悪化)を防止し得る。
【0054】
なお、アクチュエータ作動装置1では、第1のポペット13かバネ20の付勢力によって第1のポートa側に押し付けられているが、第1のポペット13をその自重によって第1のポートa側に押し付けても良い。
【0055】
以上説明したように、本実施形態のアクチュエータ作動装置1は、入力手段120の操作により(第3のポートcに作用させる圧力を変化させることによって)、絞り28の全くない回路状態から絞り28をきかせた回路状態まで無段階に切り換えられる。したがって、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性を良好にでき、また、操作レバー6aの急操作に伴うアクチュエータAcの急停止を抑制することもできる。すなわち、急激なレバー操作に伴うアクチュエ一夕の停止時のショックを防止する必要がある場合には、絞り28をきかせた回路状態にセットすることができ、逆に、ショック低減よりも操作上の応答性を重視したい場合には、絞り28のない回路状態にセットすることができる。また、アクチュエータAcの応答性とショックレスの中間の設定も可能となる。
【0056】
また、アクチュエータ作動回路1は、作動油に殆ど流れがなく、暖まりにくいパイロット圧回路Aを暖機回路Bによって積極的に暖めることができるため、気温の低い冬場における応答遅れを防止して操作牲を良好に保つことができる。
【0057】
[他の弁機構]
前述した弁機構は、図6及び図7のように構成することも可能である。この弁機構を使用したアクチュエータ作動装置1’は、前述した実施形態の変形例であるため、以下、前述した実施形態と異なる部分のみ説明し、同一の構成部分については同一打号を付してその説明を省略する。
【0058】
図6に示すように、本実施形態のアクチュエータ作動装置1’の弁機構10’において、ハウジング12は、第1、第3のポートa,b,c以外に、第4のポートdを有している。
また、パイロット圧導入管路4の途中からは分岐管路60が分岐しており、この分岐管路60はパイロット圧導入管路5に介押された弁機構10’の第4のポートdに接続されている。同様に、パイロソト圧導入管路5の途中からも分岐管路61が分岐しており、この分岐管路61はパイロット圧導入管路4に介挿された弁機構10’の第4のポートdに接続されている,また、図7に詳しく示すように、第3のポートcの直径(第1のポペット13の底部の外径)d5は、第1のポペット13の外径(第1のポペット13の本体の外径)d4(>d3)よりも大きく設定されている。
【0059】
また、油圧ポンプP2を介して圧送されるパイロット圧油を流すパイロット圧供給管路3と、パイロット圧導入管路4,5からの戻り油をタンクTに戻す戻し管路9とが操作弁6に接続されている。また、パイロット圧回路Aを暖める暖機回路は、油圧ポンプP2から延びる圧油供給管路51と、圧油供給管路51から分岐して各パイロット圧導入管路4,5に接続する接続管路52,53とから成る。圧油供給管路51の途中には絞り56が介挿されている。また、各接続管路52,53の途中には、パイロット圧導入管路4,5に向けて開の逆止弁55が設けられている。なお、それ以外の構成は前述した弁機構のものと同一である。
【0060】
[他の弁機構によるアクチュエータ作動装置の作用]
次に、重掘削スイッチ122aが選択された状態、すなわち、弁機構10の第3のポートcへの弁機構導入圧力がが0%の場合は、第3のポートcに弁機構導入圧力が作用しない状態となる。この状態で、操作弁6の操作レハ一6aを一方向に操作すると、油圧ポンプP2からパイロット圧供給管路3を介して圧送されるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路4の管部4aを介して弁機構10’の第1のポートaに導入される。この場合、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、バネ20の付勢力に抗して第1のポペット13を移動させ、ポペット13の瑞壁13aを第1のポートaから離隔させる。その状態が図8の(a)に示されている。この状態では、第1のポートaと第2のポートbとが、第1のポペット13の流通孔25,26を介することなく、直接に連通される。したがって、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、第2のポートbを通してパイロット圧導入管路4の管部4bに流れ込み、方向制御弁2のパイロットポート2aに導入される。また、この時、パイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5の管部5bを通して、パイロット圧導入管路5側の弁機構10の第2のポ一トbへと流れ、第1のポペット13のテーパ面27に作用する。また、第2のポートbを通してパイロット圧導入管路4の管部4bに流れ込んだパイロット圧油の一部は、分岐管路60を介してパイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10’の第4のポートdに導入され、第1のポペット13に力F(={(d5/2)2×π−(d4/2)2×π}×(ポートdに作用する圧力))を作用させる。
したがって、第1のポペット13は、第2および第4のポートb,dに作用する力によって、その端壁13aか第1のポートaから離間し、第1のポートaへの戻り油の流入を許容する。
【0061】
すなわち、パイロット圧導入管路4を流れる圧油は、パイロット圧導入管路4に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2aに作用するとともに、方向制御弁2のパイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクT側に流される。その結果、方向制御弁2のスプールはタイムラグを生じることなく移動され、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答牲が良好となる,特に、起動時の応答性は、ショック低減用絞り付チェック弁回路を設けたものに比べて、格段に向上される。
【0062】
また、図8の(a)の状態から操作レバー6aをニュートラル位置に戻すと、パイロット圧導入管路4がタンクTに連通されるため、方向制御弁2のスプールはリターンスプリングによって中立位置へと移動される。この時、バネ20の作用によって第1のポペット13が初期位置(図7の位置)に戻ろうとするが、パイロットポート2aから管部4bを介して第2のポートbに戻される戻り油が第1のポペット13のテーパ面27に作用するため、第1のポペット13は、その端壁13aか第1のポートaから離間した図8の(a)の状態を維持しつつ、第1のポートaへの戻り油の流入を許容する。したがって、方向制御弁2のスプールはその中立位置に迅速に戻ることができる。すなわち、この場合も、パイロットポート2aからの戻り油が第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクTに戻されるため、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。
【0063】
したがって、機械操作に必要な急レバー操作時にアクチュエータAcをシャープに動かすことができる。なお、操作弁6の操作レバー6aを他方向に操作した場合にあっても、弁機構10’の動作およびパイロット圧油の流れは同様である。
【0064】
また、操作レバー6aを一方向に操作してアクチュエータAcを作動させている状態(図8の(a)の状態)から、操作レバー6aをニュートラル位置を介して逆方向に操作すると、パイロット圧導入管路4がタンクTに連通されるとともに、油圧ポンプP2からパイロット圧供給管路3を通してパイロット圧導入管路5にパイロット圧油が圧送される。この時、パイロット圧導入管路4側の第1のポペット13は第1のポートa側に向かって戻ろうとするか、パイロット圧導入管路5から分岐する分岐管路61を通して第4のポートdにパイロット圧油が導入されるとともに、パイロットポート2aから管部4bを通して第2のポートbに戻される戻り油が第1のポペット13のテーパ面27に作用するため、第1のポペット13は、その端壁13aが第1のポートaから離間した図8の(a)の状態を維持する。
【0065】
したがって、パイロット圧導入管路5を流れるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞交り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2bに導入されるとともに、方向制御弁2のパイロットポート2aからの戻り油は、パイロット圧導入管路4に介揮された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクT側に流れる。
つまり、アクチュエータAcの作動方向を変換する場合(操作レバー6aを一方向からニュートラル位置を介して逆方向に操作する場合)においても、タイムラグが生しることなく、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。
【0066】
次に、重掘削スイッチ122a以外が選択された状態、すなわち、弁機構10’の第3のポートcへの弁機構導入圧力が0%以外の場合に、操作弁6の操作レバー6aを操作する場合について説明する。
ここで、掘削スイッチ122bまたは仕上げスイッチ122cが選択されている場合には、第1のポートaに導入されたパイロット圧油により開度が変化する。 また、第3のポートcに作用される弁機構導入圧力は、微操作スイッチ122dが選択されている場合、即ち、第3のポートcに100%の弁機構導入圧力が作用している場合には、第1のポートaに導入されたパイロット圧油によって第1のポペット13が移動されないような値に設定される。
【0067】
なお、第3のポートcに作用される圧力P’を第3のポートcに作用させた状態で、操作弁6の操作レバ一6aを一方向に操作すると、油圧ポンプP2からパイロット圧供給管路3を通して圧送されるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路4の管部4aを介して弁機構10の第1のポートaに導入される。この時、例えば、第1のポートaに作用するパイロット圧油の力がバネ20の付勢力と第3のポートcに作用する力との和よりも小さい場合には、第2のポペット14が第1のポートaに導入されたパイロット圧油によって移動される(図8の(b)参照)。そして、操作レバー6aの操作量が大きくなって第lのポートaに作用するパイロット圧油の力がバネ20の付勢力と第3のポートcに作用する力との和よりも大きくなると、第1のポペット13が第1のポートaに導入されたパイロット圧油によって移動される(図8の(a)参照)。いずれにしても、第1のポートaに導入されたパイロット圧油は、絞り28を介すことなく第2のポートbに流れ、パイロット圧導入管路4の管部4bを通して方向制御弁2のパイロットポート2aに導入される。無論、第2のポートbを通してパイロット圧導入管路4の管部4bに流れ込んだパイロット圧油の一部は、分岐管路60を介してパイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10’の第4のポートdに導入され、この弁機構10’の第1のポペット13を移動させる(後述する式(1)参照)。すなわち、パイロット圧導入管路4を流れるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路4に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2aに作用するとともに、方向制御弁2のパイロットポート2bからの戻り油は、パイロット圧導入管路5に介挿された弁機楕10の第2のポペット14の絞り28を介すことなくタンクT側に流される。
その結果、方向制御弁2のスプールはタイムラグを生しることなく移動され、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答牲が良好となる。
特に、起動特の応答性は、ショック低減用絞り付チェック弁回路を設けた従来に比べて、格段に向上される。
【0068】
また、図8の(a)(b)の状態から操作レバー6aをニュートラル位置に戻すと、パイロット圧導入管路4がタンクTに違通されるため、方向制御弁2のスプールはリターンスプリングによって中立位置へと移動される。
この時、第1のポペット13が図8の(a)に示されるように移動されている場合には、第1のポペット13がバネ20の付勢力と第3のポートcに作用する力とによって図8の(c)に示されるように初期位置に戻される。また、第2のポペット14が図8の(b)に示されるように移動されている場合には、第2のポペット14がバネ31の付勢力によって図8の(c)に示されるように初期位置に戻される。そして、この状態は、後述する式(1)を満たす力関係によって維持されるため、パイロットポート2aから管部4bを通して第2のポートbに戻される戻り油は、第2の流通孔26から絞り28を介して第1の流通孔25および第1のポートaへと流れ出る。
したがって、操作レバー6aを急操作しても、方向制御弁2のスプールの急激な動作が規制され(制御弁2のスプールはゆっくりと中立位置に戻ることができ)、アクチュエータAcに流れる圧油の急激な変化か規制されて、停止時のショックが低減される。
【0069】
また、操作レバー6aを一方向に操作してアクチュエータを作動させている状態(図8の(a)(b)の状態)から、操作レバー6aをニュートラル位置を介して逆方向に操作すると、パイロット圧導入管路4がタンクTに連通されるとともに、ポンプP2からパイロット圧供給管路3を通してパイロット圧導入管路5に圧油が圧送される。この時、パイロット圧導入管路4側の第1のポペット13および第2のポペット14は前述したように第1のポートa側に向かって戻ろうとするが、パイロット圧導入管路5から分岐する分岐管路61を通して第4のポートdに圧油が導入されるため、第4のポートdには力F(={(d5/2)2×π−(d4/2)2×π}×(ポートdに作用する圧力))が作用し、第1のポペット13はその端壁13aか第1のポートaから離間した状態(図8の(a)の状態)に維持される。これは、以下の式(1)の力関係が成立するためである。
{(d4/2)2×π−(d3/2)2×π}×(ポートbに作用する最大圧)+F>(d5/2)2×π×P’ ・・・・・式(1)
したがって、パイロット圧導入管路5を流れるパイロット圧油は、パイロット圧導入管路5に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなく方向制御弁2のパイロットポート2bに導入されるとともに、方向制御弁2のパイロットポート2aからの戻り油は、パイロット圧導入管路4に介挿された弁機構10’の第2のポペット14の絞り28を介すことなくタングT側に流れる。
つまり、アクチュエ一夕の作動方向を変換する場合(操作レバー6aを一方向からニュートラル位置を介して逆方向に操作する場合)においても、タイムラグが生じることなく、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。
【0070】
以上説明したように、アクチュエータ作動装置1’は、前述した弁機構1を使用したアクチュエータ作動装置1と同様、入力手段120の操作により(第3のポートcに作用させる弁機構導入圧力を変化させることによって)、絞り28の全くない回路状態から絞り28をきかせた回路状態まで無段階に切り換えられる。
したがって、操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答牲を良好にでき、また、操作レバー6aの急操作に伴うアクチュエータAcの急停止を抑制することもできる。特に、本実施形態の場合は、絞り28をきかせた回路状態であっても、アクチュエータAcの動き始めや方向転換時などにおいてタイムラグを生じることがないため、前述した実施形態に比べて操作レバー6aの操作に対するアクチュエータAcの応答性が良好となる。また、アクチュエータAcの応答性とショックレスの中間の設定も可能となる。
【0071】
[圧力制御手段による制御]
圧力制御手段による制御を図11のフローチャートを用いて順に説明する。この図11のフローチャートはサブルーチンのフローチャートであり、タイマ割り込み等を使用してメインプログラムに割り込んで使用される。
【0072】
まず、運転席内部の操作パネルに設けられたキースイッチをオンすることにより、エンジンを始動状態とする(ステップS200)。
【0073】
キースイッチをオンすることにより各フラグA,B,C,Dがクリアーされる。 ここでフラグAは重掘削フラグ,フラグBは掘削フラグ,フラグCは仕上げフラグ,フラグDは微操作フラグである。
【0074】
メインルーチンにより各スイッチの状態、即ち、重掘削スイッチ122a,掘削スイッチ122b,仕上げスイッチ122c,微操作スイッチ122dの状態が常に読み込まれている。
【0075】
そして、キャビン150内部の操作パネル160の重掘削スイッチ122aがオンされた場合(ステップ204)には、フラグAがオンされているか否かを判断し、オンされていない場合には、弁機構導入圧力を0%に設定し、フラグをオンにする。
また、フラグAがオンされている場合には、圧力調整部124がプラス側に設定されているかマイナス側に設定されているかの判断を行う。(ステップS236,ステップS242)。
【0076】
そして、圧力調整部124がプラス側に設定されている場合(ステップS236)には、圧力の設定が100%であるか否かの判断を行う(ステップS238)。そして、圧力の設定が100%の場合には、ステップS250に進み、そうでない場合には、弁機構導入圧力の設定をインクリメントする(ステップS240)。
一方、圧力調整部124がマイナス側に設定されている場合(ステップS242)には、圧力の設定が0%であるか否かの判断を行う(ステップS244)。そして、圧力の設定が0%の場合には、ステップS250に進み、そうでない場合には、圧力の設定をデクリメントする(ステップS246)。
その後に、ステップS250へと進む。
【0077】
次に、キャビン150内部の操作パネル160の掘削スイッチ122bがオンされた場合(ステップ212)には、フラグBがオンされているか否かを判断し、フラグBがオンされていない場合には、圧力を30%に設定し、フラグBをオンにする。
また、フラグBがオンされている場合には、圧力調整部124がプラス側に設定されているかマイナス側に設定されているかの判断を行う。(ステップS236,ステップS242)。
そして、前述した処理と同様に処理し、その後にステップS250へと進む。
【0078】
次に、操作パネル160の仕上げスイッチ122cがオンされた場合(ステップ220)には、フラグCがオンされているか否かを判断し、フラグCがオンされていない場合には、圧力を70%に設定し、フラグCをオンに設定する。
また、フラグCがオンされている場合には、圧力調整部124がプラス側に設定されているかマイナス側に設定されているかの判断を行う。(ステップS236,ステップS242)。
そして、前述した処理と同様に処理し、その後にステップS250へと進む。
【0079】
次に、操作パネル160の微操作スイッチ122dがオンされた場合(ステップ228)には、フラグDがオンされているか否かを判断し、フラグDがオンされていない場合には、圧力を100%に設定し、フラグDをオンに設定する。
また、フラグDがオンされている場合には、圧力調整部124がプラス側に設定されているかマイナス側に設定されているかの判断を行う。(ステップS236,ステップS242)。
そして、前述した処理と同様に処理し、その後にステップS250へと進む。
【0080】
そして、S250では、設定された弁機構導入圧力が比例弁36に出力される。
【0081】
また、通常何れかのモードが選択されているが、何れのモードも選択されていない場合には、50%の弁機構導入圧が選択され(ステップS248)、比例弁36に出力される(ステップS250)。
【0082】
以上のように、各モードスイッチを行う作業又は操縦者の好みに応じて選択し、さらに圧力調整部124によりさらに微調整することにより、快適に作業が可能となる。
【0083】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、以上のように構成され機能するため、弁機構の流量調整機能により、弁機構を流れるパイロット圧油の流量を連続的に変化させることで、操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性を連続的に変化させることが可能となる。このため、従来のように、応答性か操縦性かのどちらかの選択だけでなく、その中間も設定可能となり、作業状態や操縦者の好みに応じて操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性を変化させることができる。
また、比例弁により、弁機構導入圧力を連続的に変化させることにより、操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性を連続的に変化させることができる。
【0084】
請求項2記載の発明によれば、圧力選択機能により、容易に操作弁に対するアクチュエータの応答性及び操縦性が決定される。
また、圧力調整機能により、圧力選択機能で設定されたアクチュエータの応答性及び操縦性が作業者の好みに合わない場合には、応答性及び操縦性を微調整することが可能となる。即ち、応答性と操縦性を好みに応じて設定変更することが可能となる。
【0085】
請求項3記載の発明によれば、入力手段により、弁機構導入圧力を異なる所定圧力に設定することで、容易にアクチュエータの応答性及び操縦性を異なる設定とすることが可能となる。また、操作手段の近傍に入力手段があるため、操作弁を操作しながら、弁機構導入圧力の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のブロック図である。
【図2】図1のアクチュエータ作動装置を示す図である。
【図3】図1の方向制御弁により制御されるアクチュエータ作動回路である。
【図4】図2の弁機構の縦断面図である。
【図5】図2の弁機構の動作状態を示す図で、図5(a)は第1のポートと第2のポートとがポペットの流通孔を介することなく連通する状態で、図5(b)は第1のポートと第2のポートとが第1のポペットの流通孔を介して連通する状態で、図5(c)は第1のポートと第2のポートとが第2のポペットの絞りを介して連通する状態である。
【図6】他の弁機構を用いたアクチュエータ作動装置を示す図である。
【図7】図6の弁機構の縦断面図である。
【図8】図6の弁機構の動作状態を示す図で、図8(a)は第1のポートと第2のポートとがポペットの流通孔を介することなく連通する状態で、図8(b)は第1のポートと第2のポートとが第1のポペットの流通孔を介して連通する状態で、図8(c)は第1のポートと第2のポートとが第2のポペットの絞りを介して連通する状態である。
【図9】図1の圧力設定部を示す図で、図9(a)は圧力設定部が設けられたキャビン内部を示す図で、図9(b)は圧力設定部を示す図で、図9(c)は圧力調整部を示す図である。
【図10】図1の記憶部の作動油温度補正データを示す図である。
【図11】図1のアクチュエータ作動装置の制御フローチャートを示す図である。
【図12】従来例に係るアクチュエータ作動回路を示す図である。
【符号の説明】
2 方向制御弁
6 操作弁
10 弁機構
36 比例弁(電磁式比例弁)
110 圧力制御手段
114a 圧力選択機能
114b 圧力調整機能
120 入力手段
160 操作パネル
Claims (3)
- 所定の油圧式アクチュエータに対する作動油の導入出を切換制御するパイロット操作方式の方向制御弁と、この方向切換弁へパイロット圧油を供給する操作弁と、この操作弁と前記方向制御弁との相互間に配設されて前記パイロット圧油の流量を制御する弁機構とを備え、
前記弁機構が、ハウジングと、ハウジング内に摺動可能に配置された第1のポペットと、第1のポペット内に摺動可能に配置された第2のポペットとからなり、
前記ハウジングは、操作弁側から延びるパイロット管路の管部に接続される第1のポートと、方向制御弁側から延びるパイロット圧導入管路の管部に接続される第2のポートと、導入される所定のパイロット圧を第1のポペットに作用させる第3のポートとを有し、
前記第1のポペットは、第1のポートと第2のポートとを接続する流通孔を有し、バネによって第1のポートの弁座に向けて常時付勢され、
前記第2のポペットは、絞りを有し、他のバネによって前記流通孔の弁座に向けて常時付勢され、
前記第3のポートに作用する弁機構導入圧力に応じて絞り効果を変化させる油圧パイロット操作方式の流量制御弁であって、
この弁機構に加圧される弁機構導入圧力に応じて前記パイロット圧油の流量を少なくとも3種類に設定しうる流量調整機能を有すると共に、
前記弁機構に管路を介して少なくとも3種類の前記弁機構導入圧力を設定しうる比例弁を接続したことを特徴とするアクチュエータ作動装置。 - 前記比例弁を制御する圧力制御手段を備え、この圧力制御手段が、前記弁機構導入圧力を異なる所定圧力に設定しうる圧力選択機能を有すると共に、この圧力選択機能で設定された所定圧力を微調整する圧力調整機能を有することを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ作動装置。
- 前記圧力制御手段に対して前記弁機構導入圧力を変化させる弁機構導入圧力制御信号を出力する入力手段と、前記操作弁を操作する操作手段とを備え、
前記操作手段の近傍に操作パネルを設けると共に、この操作パネルに前記入力手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のアクチュエータ作動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16397099A JP4011234B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | アクチュエータ作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16397099A JP4011234B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | アクチュエータ作動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000352403A JP2000352403A (ja) | 2000-12-19 |
| JP4011234B2 true JP4011234B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=15784287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16397099A Expired - Lifetime JP4011234B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | アクチュエータ作動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4011234B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4220328B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2009-02-04 | 日立建機株式会社 | 建設機械の運転室干渉防止装置 |
| WO2014068973A1 (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-08 | 川崎重工業株式会社 | 液圧制御装置 |
| JP6830725B2 (ja) * | 2015-10-22 | 2021-02-17 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| JP7113599B2 (ja) * | 2017-02-16 | 2022-08-05 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| JP6683640B2 (ja) * | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP16397099A patent/JP4011234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000352403A (ja) | 2000-12-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3549989B2 (ja) | 油圧作業機の油圧回路装置 | |
| CA2457980C (en) | Hydraulic control circuit for a hydraulic lifting cylinder | |
| JP6134263B2 (ja) | 油圧駆動システム | |
| JP2008180287A (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
| US10393151B2 (en) | Hydraulic drive system for working machine | |
| JPWO1997003292A1 (ja) | 油圧駆動装置 | |
| JPH09235756A (ja) | 油圧リモコン回路 | |
| JP2003194006A (ja) | 建設重装備用油量制御装置 | |
| JP4011234B2 (ja) | アクチュエータ作動装置 | |
| WO2018021288A1 (ja) | ショベル、ショベル用コントロールバルブ | |
| JP3562657B2 (ja) | 可変容量油圧ポンプの容量制御装置 | |
| JP2000227104A (ja) | 作動油の供給制御方法およびその供給制御装置 | |
| JP2002120990A (ja) | 建設機械の旋回制御装置 | |
| JP2017180809A (ja) | 作業機の油圧システム | |
| JP3142170B2 (ja) | 油圧回路における圧抜き装置 | |
| KR101324894B1 (ko) | 굴삭기 선회장치 | |
| JPH068641B2 (ja) | 油圧回路 | |
| JP2007162387A (ja) | 作業車両の液圧制御装置 | |
| JP3594637B2 (ja) | 油圧作業機の油圧駆動装置 | |
| JP2000309953A (ja) | 作業車両用制御装置 | |
| JP6836487B2 (ja) | 制御弁 | |
| JP2000240604A (ja) | 建設機械における旋回制御装置 | |
| JP4266932B2 (ja) | 油圧駆動装置 | |
| JP3805877B2 (ja) | アクチュエータ作動回路 | |
| JPH04171301A (ja) | 油圧作業回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070427 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070604 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070904 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070905 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4011234 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914 Year of fee payment: 5 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |