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JP4012000B2 - 封筒型感圧複写帳票セット - Google Patents
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JP4012000B2 - 封筒型感圧複写帳票セット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記入した内容を複写できる複写用紙において、例えば金額等の記入内容に対して、複写された金額が不正に改ざんされるのを防止した封筒型感圧複写用紙セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数枚を重合させた複写用紙を用いて、領収金額や請求金額などを記入して、それらの1部の用紙を控え用紙とし、他の用紙を相手方に渡すなどして、情報の伝達を行うことが一般的に行われている。
通常、これらの複写用紙では、最上位の用紙に記入した記載内容が、下位の用紙上に複写されるので、複写された内容が最上位の用紙に記入した内容と同じ内容と間違いないものとして、記入内容に基づく各種の処理が行われる。
【0003】
しかしながら、例えば、複写用紙に複写記入された金額に基づいて、第三者に対して代金の請求を行うなどの場合において、用紙の記入者と受取人とが共謀して第三者から代金をごまかして不正に高額な代金の請求を行うことも考えられる。
このような不正行為の一例としては、複写される下位の複写用紙の金額複写欄を、最上位の複写用紙の金額複写欄に対して、金額複写欄の数字の位を1桁分の記入マスだけ横方向にずらすことで、複写された用紙に大きな数字の位を複写記入し、更に複写されていない桁の記入マスの上に、別の複写可能な用紙を重ねて適当な数字を記入することで、下位の複写用紙の金額複写欄の複写数字を簡単に改ざんするなどして、不正行為が行われる危険性がある。
そして、下位の複写用紙を支払い金額として、第三者に対して更に請求すれば、支払った金額分との差額を不正に騙し取ることができ、簡単に詐欺行為などが行われてしまうという危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、複写用紙に複写記入された金額などの内容が簡単に改ざんできないようにして、不正行為の防止を図ることができる封筒型感圧複写帳票セットを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の封筒型感圧複写帳票セットは、封筒下紙の上方に、複写用紙と、仮止め用の用紙と、封筒上紙とが順に重ね合わされ、前記封筒下紙と前記封筒上紙とにより前記複写用紙と、前記仮止め用の用紙とをその間に挟んだ状態で、三辺縁の所定部分で接着され、他の一辺縁に開口部が設けられた封筒型感圧複写帳票セットであって、前記複写用紙には、接着されている三方周縁に沿って切り込みが形成され、更に、切り込まれた一部分を切り取るための切り取りミシンが形成され、
前記仮止め用の用紙には、接着されている三方周縁に沿って切り込みが形成され、該切り込みの内側裏面に、前記複写用紙の前記切り取りミシンで切り取られる一部分の上面の所定部分と接着する接着部が設けられ、前記封筒下紙と、前記複写用紙と、前記仮止め用の用紙と、前記封筒上紙とには、前記開口部側に切り取りミシンが形成され、前記封筒上紙と前記複写用紙には、上下方向に重なり合う位置に金額記入欄が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の封筒型感圧複写帳票セットについて、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットの斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、図1のB−B線断面図、図4は、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットの分解斜視図、図5は、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットにおいて、開口部から封筒内部に設けられた複写用紙を引き抜く状態を説明する断面図、図6は、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットにおいて、開口部から封筒内部に設けられた複写用紙を引き取る状態を説明する断面図、図7は、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットに使用方法を説明する斜視図である。
【0010】
本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セット1は、図1に示すように、封筒下紙2の上方に、2枚の複写用紙3,4と、仮止め用の用紙5と、封筒上紙6と、控え用用紙7とが順に重ね合わされ、封筒下紙2と封筒上紙6とにより2枚の複写用紙3,4と、仮止め用の用紙5とをその間に挟んだ状態で、三辺縁の所定部分で接着剤13でそれぞれ接着され、他の一辺縁に開口部12が設けられた構成を有している。
そして、控え用用紙7は、封筒上紙6の一辺縁で接着され、切り取り可能とするための切り取りミシン9が形成されている。
尚、この控え用用紙7は、必要に応じて設ければよく、本発明の構成上必ずしも必要なものではない。
【0011】
控え用用紙7と封筒上紙6と2枚の複写用紙3,4の表面には、例えば、領収金額を記入または記入複写される金額記入欄8がそれぞれ表示されている。
そして、利用者が、控え用用紙7の金額記入欄8に筆記具で金額を書き込むと封筒上紙6と2枚の複写用紙3,4の金額記入欄8にもそれらの金額が複写されるように、自己発色剤や発色剤及び顕色剤等による公知技術からなる複写機能が備えられている。
【0012】
また、図2に示すように、少なくとも仮止め用の用紙5だけは、その他の用紙に比べて横幅寸法が短く形成されている。
そして、仮止め用の用紙5は、その裏面の所定部分において、複写用紙4の上面の一部と接着部10により接着され、更に図4に示すように、この接着部10を囲んだ四方周縁の内、開口部12側の一方を除く三方周縁に切り込み11が形成されている。
複写用紙3の上面にも、複写用紙4に設けた接着部10と同位置に、複写用紙3の上面と複写用紙4の裏面の所定位置とを接着する接着部15が設けられている。
【0013】
また、重ね合わされた2枚の複写用紙3、4には、開口部12側を除く三方周縁にそれぞれ切り込み14が形成されている。
但し、仮止め用の用紙5と複写用紙4の所定部分を接着する接着部10は、複写用紙3の切り込み14の内側に設けられている。
また、複写用紙3、4には、それぞれ接着部10又は接着部15に沿って切り取りミシン16、17が形成され、更に、2枚の複写用紙3、4と封筒上紙6と封筒下紙2とには、開口部12側の端辺に沿って切り取りミシン18、19、20、21が形成されている。
【0014】
尚、複写用紙3、4に形成する切り取りミシン18、19は、切り込み14と交わる部分の間において、他のミシン目と比べてアンカット部を長めにして形成することが好ましい。
これにより、封筒上紙6と2枚の複写用紙3、4と封筒下紙2の右端部分を摘まんで、右方向に引き抜こうとした際に、複写用紙3、4に形成した切り込み14内の部分だけが同時に引き抜くことができる。
そして、引き抜いた後に、切り取りミシン18、19で切り取ることで不要な部分だけを破棄することができる。
【0015】
2枚の複写用紙3、4と仮止め用の用紙5のそれぞれの長辺縁には、図4に示すように所定の間隔をおいて切り欠き部22が設けられている。
こららの切り欠き部22は、2枚の複写用紙3、4と仮止め用の用紙5が重なった状態で上下方向において同位置となるように設けられている。
これにより、図1に示すように、封筒下紙2に設けた接着剤13により、2枚の複写用紙3、4と仮止め用の用紙5に設けられた各切り欠き部22を通して、封筒下紙2の上面の所定部分と封筒上紙6の裏面の所定部分とで接着され、一辺開口型封筒が形成されている。
【0016】
次に、本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットを使用する手順を、図5乃至図7に基づいて説明する。
利用者が封筒型感圧複写帳票セット1を使用する場合には、控え用用紙7上から金額記入欄8に筆記具で所望の金額を記入したり、その他の必要事項の記入を行う。
そして、控え用用紙7を切り取りミシン9から切り取り、記入者側へ控え伝票などとして渡した後に、封筒下紙2と封筒上紙6の左端部分と、封筒下紙2と封筒上紙6の右端部分2a,6aとを指で上下方向から摘まんで、左右方向に引っ張る。
これにより、図5に示すように、封筒上紙6と封筒下紙2とに形成された切り取りミシン20,21が切り取られと共に、重ね合わされた2枚の複写用紙3、4が開口部12側に移動する。
【0017】
この際に、封筒上紙6の上面の一部が接着部10で仮止め用の用紙5の裏面に接着されているので、仮止め用の用紙5に形成された切り込み11に応じてその一部分が開口部方向に移動する。
しかし、仮止め用の用紙5に形成された切り込み11により、仮止め用の用紙5の一部が封筒上紙6と共に移動可能な長さが限られているので、その限定された移動可能な長さ分を超えた場合には、切り取りミシン16、17が切り取られて、図6に示すように、2枚の複写用紙3、4が開口部12側から引き抜かれる。
この場合、封筒上紙6の上面の一部が接着部10の接着力を弱くしておき、その接着部10が離れるようにしてもよい。
【0018】
また、もし複写用紙3、4の金額欄8を他の用紙の金額欄に対して1桁分だけ横方向にずらした状態で、金額の記入を行うために、図5のように複写用紙3、4を少しだけ開口部12側にずらして移動させた場合に、仮止め用の用紙5の一部が既に折れ曲がった状態にあり、仮に複写用紙3、4をずらして記入しても、その後に簡単に複写用紙3、4を元の状態に戻すことができないようにしてある。
したがって、複写用紙3、4の金額欄8を他の用紙の金額欄とずらして不正な金額を複写記入することが防止できるようにしたある。
そして、図7に示すように、開口部12から複写用紙3、4が完全に引き抜かれて、その後の事務処理を行うことができる状態になる。
【0019】
尚、上記の実施形態においては、仮止め用の用紙5の接着部10を囲んだ四方周縁の内、開口部12側の一方を除く三方周縁に切り込み11が形成されているが、この切り込み11を形成しない場合でもよい。
この場合には、複写用紙3,4を開口部12方向に引き抜こうとすると、複写用紙3,4が接着部10から切り取られるか、又は切り取りミシン16,17から切り取られ、元に戻すことができ難くなるので改ざん防止の目的を達成できる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の封筒型感圧複写帳票セットは、複写用紙を操作して、複写記入される金額表示を不正に改ざんしようとしても、簡単に改ざんできないので、不正行為の防止を図ることができるという効果がある。
また、特に仮止め用の用紙に、接着部を囲んだ四方周縁の内、三方周縁に切り込みを形成することで、複写用紙を元の状態にすることが難しくなり、不正行為の防止を図ることができるという効果がある。
また、複写用紙に、三方周縁に切り込みを形成することで、簡単に複写用紙を引き抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットの分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットにおいて、開口部から封筒内部に設けられた複写用紙を引き抜く状態を説明する断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットにおいて、開口部から封筒内部に設けられた複写用紙を引き取る状態を説明する断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る封筒型感圧複写帳票セットに使用方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 封筒型感圧複写帳票セット
2 封筒下紙
2a 封筒下紙の右端部分
3,4 複写用紙
5 仮止め用の用紙
6 封筒上紙
6a 封筒上紙の右端部分
7 控え用用紙
8 金額記入欄
9,11,16,17,18,19,20,21 切り取りミシン9
10 接着部
11,14 切り込み
12 開口部
13,15 接着剤
22 切り欠き部

Claims (1)

  1. 封筒下紙の上方に、複写用紙と、仮止め用の用紙と、封筒上紙とが順に重ね合わされ、前記封筒下紙と前記封筒上紙とにより前記複写用紙と、前記仮止め用の用紙とをその間に挟んだ状態で、三辺縁の所定部分で接着され、他の一辺縁に開口部が設けられた封筒型感圧複写帳票セットであって、
    前記複写用紙には、接着されている三方周縁に沿って切り込みが形成され、更に、切り込まれた一部分を切り取るための切り取りミシンが形成され、
    前記仮止め用の用紙には、接着されている三方周縁に沿って切り込みが形成され、該切り込みの内側裏面に、前記複写用紙の前記切り取りミシンで切り取られる一部分の上面の所定部分と接着する接着部が設けられ、
    前記封筒下紙と、前記複写用紙と、前記仮止め用の用紙と、前記封筒上紙とには、前記開口部側に切り取りミシンが形成され、
    前記封筒上紙と前記複写用紙には、上下方向に重なり合う位置に金額記入欄が設けられていることを特徴とする封筒型感圧複写帳票セット。
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