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JP4012187B2 - ジョイントブーツ - Google Patents
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Description

本発明は、主として自動車のトリポートタイプの等速ジョイントなどに用いられる蛇腹状のジョイントブーツに関するものである。
車両のドライブシャフト等に用いられる等速ジョイントの一つとして、トリポートタイプのジョイントが知られている。
トリポートタイプの等速ジョイントは、例として、図9,10に示すように、入力側と出力側の一方のシャフト1に、ローラ2を持つ3本のトラニオン3を軸直角方向に突設して構成したトリポート4と、他方のシャフト5の端部に設けたアウターケース6とからなる。アウターケース6は、その内周にトリポート4に対応する軸方向の3本の摺動溝6aを有する。等速ジョイントは、トリポート4のローラ2を摺動溝6aに対して軸方向に摺動可能に嵌め合わせることにより、両シャフト1,5の角度付けを可能にしながら、回転トルクを伝達できるように構成されている。
このような等速ジョイントにおいては、ジョイント内部への塵埃や異物の侵入防止のため、あるいはまた封入されているグリースを保持するために、一般に、アウターケース6からトリポート4側のシャフト1の部分を覆うように適度に伸縮や曲げ変形が可能な蛇腹状をなすジョイントブーツ100が装着されている。ジョイントブーツ100は、軸方向の一端部がアウターケース6の外周に嵌着されてリング状バンド等の締付部材7により固定される大径側取付部101として形成され、他端部がトリポート4側のシャフト1の外周にリング状バンド等の締付部材8により固定される小径側取付部102として形成され、両者101,102が蛇腹部103により一体に連結されて構成されている。
図10に示すように、アウターケース6は、内周の摺動溝6aの配置に対応して、外周には周方向に3つの均等配置された凹状部6bを備え、従って、アウターケース6の外周形状は周方向に凹凸形状をなす非円形状に形成されている。そのため、アウターケース6に取り付けられるジョイントブーツ100の大径側取付部101は、その内周形状がアウターケース6の外周形状に対応した非円形状をなしている。すなわち、大径側取付部101の内周は、アウターケース6の凹状部6bに対応して周方向の3箇所において内方に凸状に張り出し形成されている。
このような大径側取付部101の内方への張り出し部104を図10に示すような中実な厚肉部とした場合、大径側取付部101の周方向において厚肉部と薄肉部が交互に形成されることから、アウターケース6との間で十分なシール性を確保しにくいという問題がある。かかる問題を解決するため、下記特許文献1には、大径側取付部における内方への張り出し部を、内方に湾曲状に張り出す内側壁部と、外周側における円弧状の外側壁部と、これら内側壁部と外側壁部を連結する支持壁であって、周方向に等間隔に配置されかつ互いに平行に延びる複数の支持壁とで構成した例が開示されている。また、下記特許文献2には、上記内側壁部と外側壁部とを、両者の周方向中央において単一の支持壁で連結した例が開示されている。また、下記特許文献3には、大径側取付部における内方への張り出し部の外周面に周方向に延びる溝(スロット)を設けた例が開示されている。
欧州特許出願公開第0915264号 特開2003−329057公報 特開2002−122237公報
上記特許文献1及び特許文献2に開示された技術では、大径側取付部における内方への張り出し部には、大径側取付部の端面から軸方向に延びる肉抜き穴が設けられ、これにより上記シール性を改善しようとしている。しかしながら、軸方向に延びる肉抜き穴では、大径側取付部の軸方向寸法が大きい場合に、それに伴って肉抜き穴も軸方向寸法を大きくする必要がある。このように肉抜き穴の軸方向寸法が大きくなると、これを成形するための中子が長くなり、そのため大径側取付部の成型時に中子が抜けにくく、従って成形性を損なうという問題がある。
一方、上記特許文献3に開示された技術では、リング状バンド等の締付部材が配される大径側取付部の外周面上に周方向に延びる複数の溝が並設されているが、このようなバンド等による締付領域は、安定した締め付けを行う上で、溝のない平坦な円柱面であることが望まれる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、トリポートタイプの等速ジョイントのように非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられるジョイントブーツにおいて、成形性を損なうことなく、締付部材による安定した締め付けを可能としてシール性に優れるジョイントブーツを提供することを目的とする。
本発明に係るジョイントブーツは、周方向に複数の凹状部を有する外周形状のアウターケースに締付部材を用いて外嵌固定される大径側取付部と、シャフトに取り付けられる小径側取付部と、両者を一体に連結する蛇腹部とを備えるジョイントブーツであって、前記大径側取付部は、外周形状が円形状をなす一方、内周形状が周方向の複数箇所において径方向内方に張り出しており、該張り出し部には前記大径側取付部の端面から軸方向に延びる1又は複数の肉抜き穴が設けられ、前記大径側取付部における前記締付部材による締付領域よりも蛇腹部側の領域において外周面が前記張り出し部にて半径方向内方に落ち込むことで当該張り出し部における前記蛇腹部側の領域が薄肉状に形成され、前記張り出し部の前記半径方向内方への落ち込み部が弦方向に延びる直線状の落ち込み部であり、その両端部において2つの張り出し部間に介在する円弧状の壁部に接続され、かつ、前記落ち込み部の両端部が前記張り出し部を越えて半径方向内方に突出したものである。
このように張り出し部にその端面から軸方向に延びる肉抜き穴を設けることにより、張り出し部を中実な厚肉部で形成する場合に比べて、成形後の収縮に起因するヒケの発生を防止することができ、成形性及びシール性を改善することができる。また、軸方向に延びる肉抜き穴であるため、締付部材により締め付けられる締付領域は平坦な円柱面状にすることができ、そのため安定した締め付けを可能とする。そして、このような軸方向に延びる肉抜き穴を設ける一方で、締付領域より蛇腹部側の領域では外周面を張り出し部において半径方向内方に陥没させることで薄肉状にしているため、締付領域よりも蛇腹部側の領域でも張り出し部での厚肉形状を解消することができる。そのため、大径側取付部の軸方向寸法が大きくなった場合でも、上記肉抜き穴の軸方向寸法を大きくする必要がなくなるので、成形性不良の問題も生じない。
また、湾曲面状に張り出す張り出し部に対して上記直線状の落ち込み部であると、その両端部が張り出し部を越えて内方に突出することになる。そのため、この突出部をアウターケースの先端面に当接させるようにすることで、アウターケースへの組付け時におけるブーツの軸方向での位置決めが可能となり、組付け作業性を向上することができる。
本発明のジョイントブーツでは、前記張り出し部において大径側取付部が、径方向内方に湾曲状に張り出す内側壁部と、大径側取付部の外周面の一部を構成する円弧状の外側壁部と、これら内側壁部と外側壁部を両者の周方向中央で連結する径方向に延びる中央支持壁と、該中央支持壁の両側において前記内側壁部と外側壁部を連結する左右のサイド支持壁とを備えてなり、これにより上記肉抜き穴が形成されており、更に前記サイド支持壁が外方ほど前記中央支持壁に近づくように傾斜していることが好ましい。
このようにサイド支持壁を外方ほど中央支持壁に近づくように傾斜して設けたことにより、肉抜き穴を成形するための中子の脱型性を確保することができる。また、内側壁部の外側面を支持するサイド支持壁を内側壁部に対して垂直に近い角度で結合することができ、内側壁部がアウターケースに及ぼす面圧を周方向で均一化することができる。
本発明のジョイントブーツにおいては、前記サイド支持壁が、内側壁部における中央支持壁との連結部と外側壁部への付け根部との中間位置において、内側壁部に結合されていることが好ましい。内側壁部における中央支持壁との連結部の両側において最も弱い部分は、該連結部と外側壁部への付け根部との中間点であるため、この位置において内側壁部がサイド支持壁により支持されるように補強すれば、内側壁部によるアウターケースへの面圧の均一化に一層有効である。
本発明によれば、トリポートタイプの等速ジョイントのように非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられるジョイントブーツにおいて、成形性を損なうことなく、締付部材による安定した締め付けを行うことができ、高いシール性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るジョイントブーツ10の斜視図であり、図2はその半断面半側面図、図3はその大径側の正面図、図4はその小径側の正面図である。このジョイントブーツ10は、上記した図9,10に示す自動車用のトリポートタイプの等速ジョイントに装着される熱可塑性エラストマー樹脂製ブーツであり、一端側の小径側取付部12と、該小径側取付部12と離間して同軸的に配置された他端側の大径側取付部14と、これら小径側取付部12と大径側取付部14を一体に連結する中空状の蛇腹部16とからなり、インジェクションブロー成形などの公知の成形方法により一体に形成されている。
小径側取付部12は、トリポート4側のシャフト1に外嵌固定される短円筒状をなしており、外周面にリング状の締付部材8を受け入れるための周方向に延びる固定用凹部18が設けられている。
大径側取付部14は、アウターケース6に外嵌固定される短円筒状をなしており、小径側取付部12と同軸的に、即ち共通の中心線Lを持つように配置されている。大径側取付部14にも、外周面にはリング状の締付部材7を受け入れるための周方向に延びる固定用凹部20が設けられている。
蛇腹部16は、両端に口径差のある断面円形の蛇腹体であり、その内部にグリース封入空間を形成する。蛇腹部16は、大径側取付部14から小径側取付部12へと順次に小さくなるようにテーパ状に形成されている。
図3に示すように、大径側取付部14は、外周形状が円形状をなしている。一方、内周形状は、周方向に複数(この実施形態では3つ)の凹状部6bが均等配置されたアウターケース6の外周形状に対応して、周方向の複数箇所(この実施形態では3箇所)において内方に湾曲面状に張り出した非円形状をなしている。これにより、大径側取付部14は、アウターケース6の円弧状の外周面に配される円弧状部22と、アウターケース6の凹状部6bに嵌合される張り出し部24とが周方向に交互に配されてなる。
そして、上記張り出し部24は、内方に張り出す内側壁部26と、円弧状をなす外周側の外側壁部28とを備えてなり、これら内側壁部26と外側壁部28との間の空洞部に、両壁部26,28を周方向中央で連結する中央支持壁30と、その左右両側において両壁部26,28を連結する左右一対のサイド支持壁32,32とが設けられている。
外側壁部28は、周方向に略一定の肉厚を持つ円弧状の壁部であって、上記円弧状部22と略同じ肉厚を持ち、該円弧状部22と一体になって単一の円筒体をなすように構成されている。内側壁部26は、この円筒体の内周面から半径方向内側に向かって湾曲面状に突出形成されており、外側壁部28と略同じ肉厚であって周方向に略一定の肉厚に形成されている。
図6に示すように、中央支持壁30は、内側壁部26を外側壁部28に対して支持する半径方向に延びる壁部であり、内側壁部26と略同じ肉厚に形成されている。中央支持壁部30は、内側壁部26の内方への突出高さの最も大きい周方向中央に設けられている。
サイド支持壁32は、内側壁部26を外側壁部28に対して支持する壁部であり、内側壁部26と略同じ肉厚に形成されている。サイド支持壁32は、大径側取付部14の中心Oから放射状に設けられた中央支持壁30に対して平行ではなく、外方ほど中央支持壁30に近づくよう傾斜して形成されている。そして、これにより、左右のサイド支持壁32,32と中央支持壁30との計3つの支持壁は、中央支持壁30の外側壁部28への結合部30a、即ち外側壁部28の周方向中央を中心として、そこから内側壁部26に向かって放射状に延びている。
より詳細には、サイド支持壁32は、内側壁部26が周方向において均等な間隔で中央支持壁30とサイド支持壁32,32とにより支持されるように、内側壁部26における外側壁部への付け根部26aと中央支持壁との連結部26bとの中間位置において内側壁部26を支持しており、即ち該中間位置において内側壁部26と連結されている。また、この連結部において内側壁部26に対して略垂直に交差するように、当該連結部から外方に行くほど中央寄りに、即ち中央支持壁30に近づくよう傾斜して設けられている。ここで、サイド支持壁32の内側壁部26に対する結合角度θは略垂直であることが好ましく、詳細には該結合角度θが70°〜110°(即ち90°±20°)の範囲内であることが好ましく、より好ましくは80°〜100°の範囲内である。この結合角度θは、サイド支持壁32の中心線Nと、該中心線Nに交差する内側壁部26の内周面での接線Pとのなす角度である。
このように構成したことにより、張り出し部24には、周方向に並ぶ複数(この例では4個)の空洞部である肉抜き穴34,36,36,34が設けられている。これらの肉抜き穴34,36,36,34は、張り出し部24の周方向中心線Mに関して左右対称に設けられており、図5に示すように大径側取付部14の端面(蛇腹部16と反対側の端面)からブーツ10の軸方向に陥没して形成されている。そして、中央支持壁30により仕切られた内側の一対の肉抜き穴36,36は、径方向外方に向いた頂角を持つ断面三角形状をなしており、その外側の一対の肉抜き穴34,34は、径方向内方に向いた頂角を持つ断面三角形状をなしている。
図2に示すように、肉抜き穴34,36,36,34は、張り出し部24における締付部材7による締付領域38に設けられている。ここで、締付領域38は、締付部材7が外嵌される固定用凹部20を外周に持つ領域である。そして、この締付領域38よりも蛇腹部16側の領域40において、大径側取付部14の外周面は、張り出し部24に相当する周方向部分が半径方向内方に落ち込んでおり、これにより張り出し部24における上記蛇腹部側の領域40が薄肉状に形成されている。すなわち、張り出し部24は、上記締付領域38ではブーツ端面から軸方向に延びる肉抜き穴34,36を備え、それよりも蛇腹部側の領域40では半径方向内方への落ち込み部42による側方からの肉盗み部を備える。
この実施形態では、落ち込み部42は、図1,2に示すように、張り出し部24における蛇腹部16に隣接する肩部が半径方向内方に陥没することで形成されている。また、図1,3,4に示すように、落ち込み部42は、上記肩部を張り出し部24に相当する周方向の3箇所で断面弓形に切除した形態をなしており、従って、落ち込み部42は、大径側取付部14の弦方向に延びる直線状の落ち込み部であって、その両端部において2つの隣接する張り出し部24,24間に介在する円弧状の壁部44に接続されている。図3に示すように、この直線状の落ち込み部42は、張り出し部24の周方向中心線Mに関して左右対称に形成されており、この中心線Mにおいて落ち込み部42と張り出し部24の内面高さが一致している。
なお、落ち込み部42での肉厚は、上記円弧状の壁部44と略同じ肉厚に設定されており、更に、これらの肉厚は上記した内側壁部26と略同じ肉厚に設定されている。これにより、大径側取付部14は、肉抜き穴の底壁を構成する縦壁部46も含めて張り出し部24における各部の肉厚が全て薄肉状とされている。
以上よりなる本実施形態の樹脂製ジョイントブーツ10であると、大径側取付部14の張り出し部24に肉抜き穴34,36を設けたので、張り出し部を中実な厚肉部で形成する場合に比べて、成形後の収縮に起因するヒケの発生を防止することができる。
また、これら肉抜き穴34,36が軸方向に延びる肉抜き穴であるため、締付領域38における固定用凹部20内を平坦な円柱面状にすることができ、そのため安定した締め付けが可能となる。
また、締付領域38よりも蛇腹部側の領域40では、側方からの落ち込み部42により薄肉状としているため、肉抜き穴34,36の軸方向寸法小さく抑えながら、張り出し部24の軸方向全体でのヒケの発生を防止することができる。
また、上記のように直線状の落ち込み部42であるため、図3に示すように、湾曲面状の張り出し部24に対して、落ち込み部42の両端部が内方に突出した形態となる。そのため、この突出部42aをアウターケース6の先端面6cに当接させるようにして組付ければ、大径側取付部14の軸方向での位置決めが可能となるため、組付け作業性を向上することができる。また、落ち込み部42が直線状であるため、成形後の脱型性にも優れる。
更に、締付領域38における肉抜き形状として、上記のようにサイド支持壁32を中央支持壁30に対して傾斜させたことにより、次の作用効果が奏される。すなわち、サイド支持壁32が中央支持壁30に対して平行に配されている場合、サイド支持壁32の外側の肉抜き穴34の断面積が小さくなって、該肉抜き穴34を成形するための中子を脱型しにくくなるが、上記のように中央支持壁30側に傾斜させることにより、外側の肉抜き穴34の断面積を、内側の肉抜き穴36の断面積と同程度にすることができ、そのため、これら肉抜き穴を成形するための中子の脱型性を確保して、成形性を向上することができる。
また、上記傾斜により、内側壁部26の外側面を支持するサイド支持壁32を内側壁部26に対して垂直に近い角度で結合することができる。そのため、大径側取付部14を締付部材7を用いて締め付け固定する際に、内側壁部26がアウターケース6に及ぼす面圧を周方向で均一化することができ、張り出し部24におけるシール性を向上することができる。
図7は、他の実施形態に係るジョイントブーツの大径側取付部14a側から見た正面図であり、図8はその要部拡大断面図である。この実施形態は、大径側取付部14aの張り出し部24における左右のサイド支持壁32,32の傾斜角度が上記した実施形態とは異なる。
すなわち、この実施形態では、サイド支持壁32の内側壁部26に対する結合角度θが、上記実施形態よりも90°に近い角度となるように設定されている。そして、これにより、本実施形態では張り出し部24に設けられた4つの肉抜き穴34,36,36,34のうち、中央支持壁30により仕切られた内側の一対の肉抜き穴36,36の断面形状が上記実施形態とは異なる。すなわち、この実施形態において、該内側の一対の肉抜き穴36,36は、大径側取付部14aの外周面側が窄まった断面台形状をなしている。なお、その外側の一対の肉抜き穴34,34は、上記実施形態と同様の断面三角形状をなしている。その他の構成は上記実施形態と同様であり、本実施形態でも上記実施形態と同様の作用効果が奏される。特に、本実施形態では、サイド支持壁32の内側壁部26に対する結合角度θが、上記実施形態よりも更に90°に近い角度に設定されているので、大径側取付部14の締め付け固定時に、内側壁部26での面圧を一層均一化することができ、張り出し部24におけるシール性を高めることができる。
本発明のジョイントブーツは、成形性を損なうことなく高いシール性を確保することができるので、主として自動車のトリポートタイプの等速ジョイントなどに用いられるジョイントブーツとして好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係る樹脂製ジョイントブーツの斜視図である。 同ジョイントブーツの半断面半側面図である。 同ジョイントブーツを大径側取付部側から見た正面図である。 同ジョイントブーツを小径側取付部側から見た正面図である。 同ジョイントブーツの要部拡大断面図である。 図2のVI−VI線断面図である。 他の実施形態に係る樹脂製ジョイントブーツを大径側取付部側から見た正面図である。 図7のジョイントブーツの要部拡大断面図である。 従来の樹脂製ジョイントブーツを取り付けたトリポートタイプの等速ジョイントを示す断面図である。 同等速ジョイントの側面図である。
符号の説明
10…樹脂製ジョイントブーツ、12…小径側取付部、14,14a…大径側取付部、16…蛇腹部、24…張り出し部、26…内側壁部、26a…内側壁部の外側壁部への付け根部、26b…内側壁部の中央支持壁との連結部、28…外側壁部、30…中央支持壁、32…サイド支持壁、34,36…肉抜き穴、38…締付領域、40…蛇腹部側の領域、42…落ち込み部、44…円弧状の壁部

Claims (4)

  1. 周方向に複数の凹状部を有する外周形状のアウターケースに締付部材を用いて外嵌固定される大径側取付部と、シャフトに取り付けられる小径側取付部と、両者を一体に連結する蛇腹部とを備えるジョイントブーツであって、
    前記大径側取付部は、外周形状が円形状をなす一方、内周形状が周方向の複数箇所において径方向内方に張り出しており、該張り出し部には前記大径側取付部の端面から軸方向に延びる1又は複数の肉抜き穴が設けられ、前記大径側取付部における前記締付部材による締付領域よりも蛇腹部側の領域において外周面が前記張り出し部にて半径方向内方に落ち込むことで当該張り出し部における前記蛇腹部側の領域が薄肉状に形成され
    前記張り出し部の前記半径方向内方への落ち込み部が弦方向に延びる直線状の落ち込み部であり、その両端部において2つの張り出し部間に介在する円弧状の壁部に接続され、かつ、前記落ち込み部の両端部が前記張り出し部を越えて半径方向内方に突出した
    ことを特徴とするジョイントブーツ。
  2. 前記張り出し部において大径側取付部は、径方向内方に湾曲状に張り出す内側壁部と、大径側取付部の外周面の一部を構成する円弧状の外側壁部と、これら内側壁部と外側壁部を両者の周方向中央で連結する径方向に延びる中央支持壁と、該中央支持壁の両側において前記内側壁部と外側壁部を連結する左右のサイド支持壁とを備えてなり、該サイド支持壁が外方ほど前記中央支持壁に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項記載のジョイントブーツ。
  3. 前記サイド支持壁が、前記内側壁部における前記中央支持壁との連結部と前記外側壁部への付け根部との中間位置において、前記内側壁部に結合されていることを特徴とする請求項記載のジョイントブーツ。
  4. 前記サイド支持壁の前記内側壁部に対する結合角度が垂直に設定されたことを特徴とする請求項3記載のジョイントブーツ。
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