JP4015469B2 - 遊技機及び遊技機用プログラム及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ストップスイッチを操作した位置ステップに応じて、当選に関する抽選の抽選確率を変更可能としたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、入賞の抽選を行い、抽選結果に基づいて制御装置により回転リールの停止制御を行っているスロットマシンにおいては、ステッピングモータを用いてスタートインデックスを有する回転リールを回転させ、スタートインデックスをセンサーが感知してからの回転ステップ数により、図柄の現在位置を検出し、所定の図柄を所定の位置に停止させる制御を行っていた。
【0003】
具体的には、スタートスイッチの操作を契機に、制御装置のパルス発信装置がパルス信号を発信し、ステッピングモータが回転を開始する。そして、回転リールのスタートインデックスをセンサーが感知すると、当該スタートインデックスを感知した時を基準として、前記パルス発信器の発信するパルス信号をカウントする。また、制御装置には、1パルスで回転する回転リールの回転距離を1ステップとして、図柄ごとに対応するステップ数の範囲、すなわち、基準から何ステップ目だと何の図柄かというデータが記憶されている。そして、ストップスイッチが操作された時点でのステップ位置を記憶し、当該ステップ位置の属する図柄を特定できるようになっているものである。
【0004】
一方、上記遊技機は、所定条件により、当選に関する抽選の抽選確率を変更可能に形成されてはいるものの、当選の有無に関わらず単にストップスイッチの操作との関連において、抽選確率を変更するような制御をしているものは無かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、従来にない新しい遊技性を有する遊技機を提供すべく考案されたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1又は2)
すなわち、請求項1又は2記載の発明は、当選確率を、ストップスイッチ操作時のステップ位置に応じて変化させることができ、結果として入賞の機会を変化させて、新たなゲーム性を作り出すことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
(請求項3又は4)
請求項3又は4記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3又は4記載の発明は、抽選テーブルを変更することにより抽選確率を変更可能にしようとするものである。
【0007】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、遊技者に対する目押しの補助機能を有するスロットマシンを提供しようとするものである。
【0008】
(請求項6又は7)
請求項6又は7記載の発明は、上記した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明の目的を達成することが可能な遊技機用プログラムを提供し、又は、その遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0010】
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
【0011】
すなわち、請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄61が表示された回転リール40と、前記回転リール40を回転させるためのステッピングモータと、前記回転リール40の回転を開始させるためのスタートスイッチ30と、前記回転リール40の回転を停止させるためのストップスイッチ50と、前記回転リール40、前記スタートスイッチ30及び前記ストップスイッチ50を制御するための制御装置20とを備え、複数の前記回転リール40が停止した状態で、正面側から視認可能な複数の図柄61が、予め定められた態様に表示されることを条件に入賞となる遊技機であって、前記制御装置20は、前記ステッピングモータの回転ステップ数を、前記回転リール40の所定位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定するステップ位置測定手段123と、所定の確率で当選に関する抽選を行うための当選抽選手段110とを少なくとも有するとともに、前記回転リール 40 が一回転するあいだの前記ステッピングモータの総ステップ数を、前記回転リール 40 に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が、一図柄に対応する数値範囲となっており、当該範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブルを備え、前記ステップ位置測定手段 123 の測定値と前記図柄対応ステップ単位テーブル 122 とを対比して、前記ストップスイッチ 50 の操作時の図柄位置を特定するようにした遊技機において、前記ストップスイッチ50の操作時における前記ステップ位置測定手段123の測定値が、特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選に関する抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段130を設け、前記特定の数値範囲は、前記図柄対応ステップ単位テーブル 122 に規定されている一図柄に対応する数値範囲とは合致しない範囲に設定されていることを特徴とする。
【0012】
本発明は、駆動モータにより回転する複数の回転リール40をストップスイッチ50により停止させ、所定の図柄が揃うと入賞となる遊技機、例えばスロットマシンに適している。
ここで、「図柄61が、予め定められた態様に表示」されるとは、図柄61が所定の位置態様に停止することを含むものである。
【0013】
また、「ステップ数」とは、ステッピングモータが回転するためのパルス発信回数のことであり、「ステップ」は1パルスで回転リール40が回転する角度を意味する。具体的には、「1ステップ」は、ステッピングモータの全ステップ数を360で除した角度に対応する。そして「ステップ位置」とは、ステップ数に対応する回転リール40の位置のことである。
【0014】
前記「ステップ位置」は、ステッピングモータの発進パルス数をカウントする手段を設け、例えば回転リール40に設けられたスタートインデックスをインデックスセンサーが感知するたびに、カウントをクリアーすることにより、回転リール40に対応する所定のステップ数を認識可能である。
前記ステップ位置測定手段123は、ステップ数に対応する前記回転リール40の位置を認識し記憶するものであり、ストップスイッチ50操作時のステップ位置を認識可能なのもである。すなわち、ストップスイッチ50の操作信号を受信したときのステップ数を記憶し、当該ステップ数に対応する前記回転リール40の位置をストップスイッチ50の操作位置として把握する。
【0015】
前記抽選確率変更手段130は、当選に関する抽選の抽選確率を変更するためのものである。抽選確率の変更とは、抽選結果の「あたり」(あるいは特定の当選役についての「あたり」)と「ハズレ」の比率を変えることである。
そして、本発明においては、ストップスイッチ50操作時のステップ位置に基づいて、抽選確率が変更可能に形成されている。例えば、前記ステップ単位に対応する複数の抽選確率を設定したデータを設け、ストップスイッチ50操作時のステップ位置が属するステップ単位に対応した抽選確率データが選択されるようにすることができる。例えば、回転リール40の一回転分の総ステップ数を全領域として、所定の数値範囲からなる所定の抽選確率データ領域を規定した確率変更判定テーブル132を設けることができる。
【0016】
そして、当該選択されたデータに基づいて、抽選が行われるようにすることができる。
(作用)
本発明によれば、ある特定のステップ単位でストップスイッチ50が操作されると、当選役が当選する確率(以下当選確率という)が高くなり、入賞の機会が増え、結果として遊技者に有利となるという遊技状況を作り出すことができ、逆に、当選確率が低くなり、入賞の機会が減り、結果として遊技者に不利となるという遊技状況を作り出すこともできる。あるいは、特定の当選役についての当選確率が高くなり、特殊な遊技区間を作り出すこともできる。
【0017】
そして、抽選確率を特定するための数値範囲であるステップ単位は、図柄61と対応しているとは限らないので、どこを狙ってストップスイッチ50を押下すればよいかという攻略性も深まる。一方、前記ステップ単位を図柄61の位置と関連づけて設定すれば、遊技者の目押しの状況、例えば一の図柄の中央部分で目押しできたか、端の方で目押しを行ったのかに合わせて、抽選確率を選択することも可能である。
【0018】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記遊技機は、当選に関する抽選について、それぞれ抽選確率の異なる複数段階の設定が可能に形成されており、前記抽選確率変更手段130は、遊技機の設定を変更可能に形成されていることを特徴とする。
【0019】
ここで、遊技機の設定について、スロットマシンを例に説明すると、設定は、設定値1から設定値6までにランク分けされていて、通常は、スロットマシン内部に設けられた設定変更装置を操作することにより、どの設定にするかを決定する。そして、この設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。
【0020】
具体的には、各々の設定毎に、それぞれ抽選確率の異なる複数の当選判定テーブル113が設けられていて、これらの当選判定テーブル113の当選確率を平均したものが、各設定の当選確率となる。当選確率が高ければ、当然入賞の可能性も増えるので、設定値を調整することにより、その遊技機の相対的払い出しメダルの量が変わってくる。
【0021】
本発明は、前記遊技機の設定を異なる段階に変更することにより、当選に関する抽選確率を変更可能としたものである。
本発明ににおいては、前記抽選確率変更手段130は、設定変更装置を操作して手動により行われた設定値を、手動によらず変更させる手段として機能する。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0022】
すなわち、請求項3記載の発明は、前記当選抽選手段110は、抽選テーブルを用いて当選に関する抽選を行うものであり、抽選テーブルとして、それぞれ抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを有し、前記抽選確率変更手段130は、同一設定値の中で前記抽選テーブルを変更可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、抽選テーブルとは、乱数抽選を行う場合に乱数値と比較するためのメモリであって、全領域中に所定の抽選領域、例えば「当たり」のデータ又は「ハズレ」のデータを記憶した領域を有するものである。抽選テーブルは、例えば当選判定テーブル113とすることができる。
【0023】
そして、抽選テーブルは、例えばスロットマシンを例にするとメダルの投入枚数や、ボーナスゲームに入賞したときなど、遊技状況に応じて予められた抽選テーブルを設けることができる。また、同一の遊技状況であっても、所定条件に応じて当選確率の異なる複数の抽選テーブルを設けることができる。さらに、特定の当選役について当選確率の異なる複数の抽選テーブルを設けることができる。
【0024】
本発明においては、抽選確率変更手段130は、抽選テーブルを変更させる手段として機能する。
そして、本発明によれば、例えば、遊技状況に応じて抽選に用いられる抽選テーブルが予め定められている場合であっても、本来用いられるべき抽選テーブルとは抽選確率の異なる他の抽選テーブルへと変更することができる。また、同一の遊技状況であっても、抽選確率変更手段130の作動により、当選確率の異なる抽選テーブルが用いられる場合を作り出すことができる。さらに、抽選確率変更手段130の作動により、特定の当選役の当選確率が高く、あるいは低くなる遊技期間を開始させることが可能となる。
【0025】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記遊技機は、遊技媒体の投入により遊技を開始する遊技機であって、前記抽選テーブルとして、遊技媒体の投入量に対応してそれぞれ抽選確率の異なる複数の投入量対応抽選テーブルを有し、前記抽選確率変更手段130は、特定のステップ位置でストップスイッチ操作が行われた場合には、前記投入量対応抽選テーブルを変更可能に形成されていることを特徴とする。
【0026】
ここで、「遊技媒体」には、硬貨、スロットマシンのメダル、パチンコの玉等のように一定のレートで賞品又は商品と交換可能な価値を有する対価の他、遊技場の遊技メダルのように一般市場にて価値を有しないものも含まれる。また、所定の記録媒体、例えばプリペイドカードやポイントカード、クレジットカードなどに記録された情報媒体も含まれる。
【0027】
本発明に係る遊技機は、投入遊技媒体量により当選に関する抽選の抽選確率が異なるように形成されている。例えば、スロットマシンを例にすると、投入するメダルの枚数に応じて、抽選確率が異なるように形成されている。すなわち、メダル一枚投入の場合には、一枚投入用の抽選テーブルを用いて当選抽選を行い、メダル二枚投入の場合には二枚投入用、メダル三枚投入の場合には三枚投入用の抽選テーブルが用いられる。
【0028】
本発明にによれば、例えば上述の例で、メダル一枚投入の場合でも三枚投入用の抽選テーブルが用いられることもある。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0029】
すなわち、請求項5記載の発明は、前記ステップ位置測定手段130がステップ数を測定する基準点を、遊技者に報知可能に形成したことを特徴とする。
本発明は、ステップ数測定の基準点の位置を、遊技者が認識できるように形成したものである。
ここで、基準点は、例えば回転リール40に設けられたスタートインデックスとすることができるが、これに限られない。
【0030】
本発明においては、遊技者が基準点を認識可能な態様であれば、視覚によるものと聴覚によるものとを問わない。例えば、回転リール40上の基準点に対応する部分に印を付けたり、当該部分が所定の位置を通過したらランプを点滅させたり報知音を発生させたりするものでもよい。
本発明によれば、基準点を目印にしてストップスイッチ50操作のタイミングを測ることが可能であり、遊技者の目押しの補助に役立つものである。
【0031】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、遊技機を、複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、前記図柄表示手段を変動表示させるためのパルス発信手段、前記図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、変動表示されている図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段、所定確率で当選役の抽選を行うための当選抽選手段110、前記複数の図柄が予め定められた態様に表示されることを条件に入賞として扱うための入賞手段、前記パルス発信手段のパルス発信回数を、前記図柄表示手段の所定表示位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定し、前記図柄表示手段の図柄変動が一回転するあいだの前記パルス発信手段の総パルス発信回数を前記図柄表示手段に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が一図柄に対応する数値範囲となっており当該数値範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブル 122 と、前記測定値とを対比して、前記図柄変動停止手段の作動時における前記図柄表示手段上の位置を認識するための位置測定手段、及び、前記位置測定手段の測定値が、前記図柄表示手段に表示されている図柄の位置を特定するための図柄に対応した数値範囲と合致しない範囲に設定された特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選役の抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段130として機能させるための遊技機用プログラムである。
【0032】
ここで、遊技機としては、スロットマシンなどの現実の遊技機でもよく、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に表示させた擬似的な遊技機であってもよい。
また、前記図柄表示手段を、周囲に複数の図柄61を表示した回転リール40とし、この回転リール40の回転を制御するように形成することができる。この場合、前記図柄変動開始手段は、回転リール40の回転を開始させるためのスタートスイッチ30とすることができ、前記図柄変動停止手段は、回転リール40の回転を停止させるためのストップスイッチ50とすることができる。
【0033】
あるいは、前記図柄表示手段を、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置とし、これに複数の図柄を変動表示又は停止表示させるように形成してもよい。
前記入賞手段は、この遊技機用プログラムを用いて現実の遊技機を制御しようとする場合には、ホッパーユニット65を作動させて遊技者に対してメダル等対価の払い出しを行うように形成することができる。一方、この遊技機用プログラムを用いて業務用、家庭用のテレビゲーム機等を制御しようとする場合には、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に、入賞時にメダルの払い出しがなされるような画像や、手持ちの遊技メダル数が増加するような表示や、所定の得点が加算されるような表示を行うように形成することができる。
【0034】
前記位置測定手段は、この遊技機用プログラムを用いて現実の遊技機を制御しようとする場合には、ストップスイッチ50操作時の回転リール40上の位置を認識し記憶するステップ位置測定手段123とすることができる。一方、この遊技機用プログラムを用いて業務用、家庭用のテレビゲーム機等を制御しようとする場合には、変動表示されている図柄表示手段の、どの位置で図柄変動停止手段が作動したかを、図柄との関係において把握可能に形成することができる。
【0035】
このように、本発明は、現実の遊技機を制御するためのプログラムと、業務用、家庭用のテレビゲーム機等に読み込まれることによりそれらを遊技機として機能させるためのプログラムとの双方を含むものである。
(作用)
本発明によれば、ある特定の位置で図柄変動停止手段が操作されると、当選役が当選する確率(以下当選確率という)が高くなり、入賞の機会が増え、結果として遊技者に有利となるという遊技状況を作り出すことができ、逆に、当選確率が低くなり、入賞の機会が減り、結果として遊技者に不利となるという遊技状況を作り出すこともできる。あるいは、特定の当選役についての当選確率が高くなり、特殊な遊技区間を作り出すこともできる。
【0036】
そして、前記位置測定手段が測定する抽選確率を特定するための位置は、図柄と対応しているとは限らないので、どこを狙って図柄変動停止手段を操作すればよいかという攻略性も深まる。一方、前記位置測定手段が測定する抽選確率を特定するための位置を、図柄の位置と関連づけて設定すれば、遊技者の目押しの状況、例えば一の図柄の中央部分で目押しできたか、端の方で目押しを行ったのかに合わせて、抽選確率を選択することも可能である。
【0037】
ところで、本発明に係る遊技機を、当選に関する抽選について、それぞれ抽選確率の異なる複数段階の設定可能に形成し、前記抽選確率変更手段130は、遊技機の設定を変更可能に形成することができる。このように形成することにより、前記抽選確率変更手段130は、例えば設定変更装置を操作して手動により行われた設定値を、手動によらず変更させる手段として機能する。
【0038】
また、前記当選抽選手段110は、抽選テーブルを用いて当選に関する抽選を行うものとし、抽選テーブルとして、それぞれ抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを設け、前記抽選確率変更手段130は、同一設定値の中で前記抽選テーブルを変更可能に形成することができる。このように形成することにより、抽選確率変更手段130は、抽選テーブルを変更させる手段として機能する。
【0039】
そして、前記遊技機を、遊技媒体の投入により遊技を開始するように形成し、前記抽選テーブルとして、遊技媒体の投入量に対応してそれぞれ抽選確率の異なる複数の投入量対応抽選テーブルを設け、前記抽選確率変更手段130は、投入された遊技媒体量に関わらず、前記投入量対応抽選テーブルを変更可能に形成することができる。
【0040】
さらに、前記ステップ位置測定手段130がステップ数を測定する基準点を、遊技者に報知可能に形成することができる。このように形成することにより、遊技者の目押しの補助に役立てることができる。
(請求項7)
請求項7記載の発明は、次の点を特徴とする。
【0041】
すなわち、請求項7記載の発明は、遊技機を、複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、前記図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、変動表示されている図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段、所定確率で当選役の抽選を行うための当選抽選手段110、前記複数の図柄が予め定められた態様に表示されることを条件に入賞として扱うための入賞手段、前記パルス発信手段のパルス発信回数を、前記図柄表示手段の所定表示位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定し、前記図柄表示手段の図柄変動が一回転するあいだの前記パルス発信手段の総パルス発信回数を前記図柄表示手段に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が一図柄に対 応する数値範囲となっており当該数値範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブル 122 と、前記測定値とを対比して、前記図柄変動停止手段の作動時における前記図柄表示手段上の位置を認識するための位置測定手段、及び、前記位置測定手段の測定値が、前記図柄表示手段に表示されている図柄の位置を特定するための図柄に対応した数値範囲と合致しない範囲に設定された特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選役の抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段130として機能させるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0042】
本発明は、請求項6記載の遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(作用)
本発明によれば、ある特定の位置で図柄変動停止手段が操作されると、当選役が当選する確率(以下当選確率という)が高くなり、入賞の機会が増え、結果として遊技者に有利となるという遊技状況を作り出すことができ、逆に、当選確率が低くなり、入賞の機会が減り、結果として遊技者に不利となるという遊技状況を作り出すこともできる。あるいは、特定の当選役についての当選確率が高くなり、特殊な遊技区間を作り出すこともできる。
【0043】
そして、前記位置測定手段が測定する抽選確率を特定するための位置は、図柄と対応しているとは限らないので、どこを狙って図柄変動停止手段を操作すればよいかという攻略性も深まる。一方、前記位置測定手段が測定する抽選確率を特定するための位置を、図柄の位置と関連づけて設定すれば、遊技者の目押しの状況、例えば一の図柄の中央部分で目押しできたか、端の方で目押しを行ったのかに合わせて、抽選確率を選択することも可能である。
【0044】
ところで、本発明に係る遊技機を、当選に関する抽選について、それぞれ抽選確率の異なる複数段階の設定可能に形成し、前記抽選確率変更手段130は、遊技機の設定を変更可能に形成することができる。このように形成することにより、前記抽選確率変更手段130は、例えば設定変更装置を操作して手動により行われた設定値を、手動によらず変更させる手段として機能する。
【0045】
また、前記当選抽選手段110は、抽選テーブルを用いて当選に関する抽選を行うものとし、抽選テーブルとして、それぞれ抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを設け、前記抽選確率変更手段130は、同一設定値の中で前記抽選テーブルを変更可能に形成することができる。このように形成することにより、抽選確率変更手段130は、抽選テーブルを変更させる手段として機能する。
【0046】
そして、前記遊技機を、遊技媒体の投入により遊技を開始するように形成し、前記抽選テーブルとして、遊技媒体の投入量に対応してそれぞれ抽選確率の異なる複数の投入量対応抽選テーブルを設け、前記抽選確率変更手段130は、投入された遊技媒体量に関わらず、前記投入量対応抽選テーブルを変更可能に形成することができる。
【0047】
さらに、前記ステップ位置測定手段130がステップ数を測定する基準点を、遊技者に報知可能に形成することができる。このように形成することにより、遊技者の目押しの補助に役立てることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】
本発明を表す好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
【0049】
図1はスロットマシンの入力、制御及び出力のブロック図、図2はスロットマシンの外観正面図、図3、図4、図7及乃至図9はスロットマシンの動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。また図5は、ステップ単位テーブルの模式図であり、図6は当選判定テーブルの模式図である。
(スロットマシン10)
スロットマシン10は、図2に示すように、四角箱状の筐体11を有する。この筐体11には、遊技者側に向かって臨む表示窓12が形成されており、さらに表示窓12には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、スロットマシン10の略中央端部には、メダル投入口14が設けられている。
【0050】
スロットマシン10の内部には、図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20(図1参照)が内蔵されている。
(制御装置20)
上記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を構成する。
【0051】
(1)遊技制御装置21
(2)演出制御装置22
遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。なお、遊技制御装置21の詳細については後述する。
【0052】
演出制御装置22は、ランプやスピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。具体的には、演出制御装置22は、遊技制御装置21からの種々の信号に基づき、遊技の進行状況に合わせてスピーカ69から音声を出力させたり、ランプ68の点滅を行わせたり、演出表示部67に表示を行わせるなど、遊技に関する演出を行わせるものである。
【0053】
ところで、制御装置20を主制御装置と副制御装置とから構成し、上記遊技制御装置21を主制御装置に、上記演出制御装置22を副制御装置に、それぞれ配置するようにしてもよい。このようにすることにより、遊技制御装置21のメモリ容量を変更することなく多様な演出を行うことができる。また、副制御装置のみを交換することにより、同一の機種であっても全く異なる演出を行うことが可能である。
【0054】
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ30
(5)ストップスイッチ50
なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパーツに限定されるものではない。
【0055】
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、図2に示すように、メダル投入口14の下方に内蔵されたスイッチであって、投入された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、図2に示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのものである。
【0056】
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、図2に示すように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すためのものである。
(スタートスイッチ30)
スタートスイッチ30は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
【0057】
なお、ここで、「再遊技(Replay)」とは、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50)
ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示すように、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
【0058】
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット60
(2)ホッパーユニット65
(3)表示装置66
(4)基準点表示部140
なお、出力段としては、上記した(1)乃至(4)のパーツに限定されるものではない。
【0059】
(リールユニット60)
リールユニット60は、特に図示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
【0060】
(ホッパーユニット65)
ホッパーユニット65は、図示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。
(表示装置66)
表示装置66は、演出制御装置22の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出を行うものである。具体的には、表示装置66は、演出表示部67及びランプ68及びスピーカ69から構成されている。
【0061】
演出表示部67は、回転リール40の上方及び右側に設けられた窓部であり、LED、ドットマトリックス、液晶画面等を用いて、当選の報知その他の演出を表示するためのものである。なお、演出表示部67としては上記のものに限られず、特に図示しないが、例えば演出専用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を表示するようにしても良い。
【0062】
ランプ68及びスピーカ69は、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
(基準点表示部140)
基準点表示部140は、図2に示すように、各回転リール40に付された印であって、回転リール40の回転ステップ数を測定する際の基準点が、回転リール40上のどの位置にあるのかを報知するものである。
【0063】
ここで、基準点は、スタートインデックスの位置を示すものとすることができるが、これに限られない。例えば特定の図柄61の中心位置など、回転リール40上の特定の位置を基準点としてもよい。
前記印は、リールテープ42に印刷等により付されたものとしてもよいし、リールテープ42に透明部分を形成し、回転リール40内部に設けられたランプ等の照明装置が発光することにより基準点を表示可能にしたものでもよい。
【0064】
また、基準点表示部140としては、上記以外にも、例えば図柄表示窓13の近傍にランプを設け、基準点が所定位置を通過する度に、当該ランプが点滅するように形成したものであってもよい。
この基準点表示部140は、遊技者がストップスイッチ50の操作タイミングを量るのに利用することができるものであり、報知装置の一種として位置づけることができる。
【0065】
(遊技制御装置21)
次に、遊技制御装置21について詳述する。
遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(5)の手段として機能する。
【0066】
(1)通常遊技制御手段70
(2)特別遊技制御手段80
(3)当選抽選手段110
(4)回転停止制御手段120
(5)抽選確率変更手段130
なお、遊技制御装置21としては、上記した(1)乃至(5)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
【0067】
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
【0068】
その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
【0069】
当選には、遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立し、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図柄61(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。一方、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わせが特別当選図柄61と一致していない場合には、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
【0070】
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄61を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する当選図柄61が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は入賞有効ライン上にその当選図柄61を引き込んで停止する。一方、かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する当選図柄61が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄61を引き込んで停止することができない。
【0071】
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(BBゲーム)
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定入賞遊技(JACゲーム)
なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、上記特定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。例えば、所定期間にわたり、「再遊技」の当選確率を高く設定したリプレイタイム遊技を設けてもよい。
【0072】
特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲーム制御手段90)
(2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100)
(特定導入遊技制御手段91)
特定導入遊技制御手段91は、BBゲームを制御するためのものである。
【0073】
具体的には、通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄61が入賞有効ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。
【0074】
したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。
【0075】
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了により、BBゲームは終了するものである。
(特定遊技制御手段101)
特定遊技制御手段101は、RBゲームを制御するためのものである。
【0076】
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
【0077】
(当選抽選手段110)
当選抽選手段110は、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110による抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
【0078】
上記当選抽選手段110は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段111
(2)乱数抽出手段112
(3)当選判定テーブル113
(4)判定手段114
なお、当選抽選手段110としては、上記した(1)乃至(4)に限定されるものではない。
【0079】
(乱数発生手段111)
乱数発生手段111は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段112)
乱数抽出手段112は、乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
【0080】
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1づつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜16383の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイッチを押したタイミングでカウンタの数字を読みとることなる。
【0081】
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
【0082】
(当選判定テーブル113)
当選判定テーブル113は、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
ここで、当選判定テーブル113としては、スロットマシン10の設定及びメダルの投入枚数等に応じて複数組設けられている。その一例を、図6に示す。
【0083】
図6は、設定毎に設けられた当選判定テーブル113を模式的に示したものである。
スロットマシン10の設定は、設定値1から設定値6までにランク分けされていて、通常は、スロットマシン内部に設けられた設定変更装置を操作することにより、どの設定にするかを決定する。そして、この設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。
【0084】
具体的には、図示したように、各々の設定毎に、通常遊技用と特別遊技用に複数の当選判定テーブル113が設けられていて、これらの当選判定テーブル113の当選確率を平均したものが、各設定の当選確率となる。当選確率が高ければ、当然入賞の可能性も増えるので、設定値を調整することにより、その遊技機の相対的払い出しメダルの量が変わってくる。
【0085】
通常遊技用の当選判定テーブル113は、通常遊技時に用いられる当選判定テーブル113である。これは、メダルの投入枚数に応じて、それぞれ当選確率を低く設定した低確率テーブルと、当選確率を高く設定した高確率テーブルとが設けられている。なお、「低確率」と「高確率」は相対的なものであって、「低確率」は「高確率」よりも低く、「高確率」は「低確率」よりも高いという意味合いである。具体的には、高確率テーブルは、低確率テーブルよりも「ハズレ」の領域の少ない当選判定テーブルである。
【0086】
投入枚数に対応した当選判定テーブル113は、一枚投入した場合よりも三枚投入した場合の方が当選確率が高くなるように設定されている。これは、投入枚数が多いほど有効入賞ラインの数が増え、当選の場合に当選図柄を揃えられる可能性が高くなっているものである。
そして、投入メダルが一枚の場合には一枚がけ用の当選判定テーブル113を、投入メダルが三枚の場合には三枚がけ用の当選判定テーブル113を用いて当選に関する抽選を行う。なお、高確率テーブルとするか、低確率テーブルとするかは、後述する抽選確率変更手段130の決定に基づく。
【0087】
また、特別遊技用の当選判定テーブル113は、特別遊技時に用いられる当選判定テーブル113である。これは、遊技の種類毎に、当選領域の種別の異なる当選判定テーブル113が設けられている。例えば、RBゲーム時には、特定の図柄、例えば「再遊技」図柄について、「あたり」か「ハズレ」かの領域しかないテーブル構成となっている。また、RTゲーム、すなわちリプレイタイム遊技時には、「再遊技」の領域が広く設定されたテーブル構成となっている。
【0088】
なお、当選判定テーブル113としては、上述したものに限られず、他の構成の当選判定テーブル113を有していてもかまわない。例えばBB当選の領域が広く設定されたものや、低確率テーブルと高確率テーブルの中間の当選確率に設定したテーブルなどを設けても良い。
(判定手段114)
判定手段114は、乱数抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル113の抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
【0089】
(回転停止制御装置120)
回転停止制御装置120は、回転リール40の停止制御をするためのものである。そして、この回転停止制御装置120は、図1に示すように、次の(1)乃至(4)の手段を有している。
(1)停止テーブル121
(2)ステップ単位テーブル122
(3)ステップ位置測定手段123
(4)回転停止実行手段124
なお、回転停止制御装置120としては、上記した(1)乃至(4)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
【0090】
(停止テーブル121)
停止テーブル121は、所定の図柄から何コマ回転させて回転リール40を停止させるかを、所定条件に応じ各図柄毎に規定したものである。
具体的には、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄が入賞有効ライン上に揃うように、かつ、他の当選図柄が入賞有効ライン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み設定の一種を備えているものである。また、当選フラグが成立していないときには、いかなる当選図柄も入賞有効ライン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備えているものである。
【0091】
なお、停止テーブルを、各図柄についてすべての位置でストップスイッチ50を操作した場合を想定して作成してもよいが、各図柄毎にすべての組み合わせを作らなければならないのでテーブル数が膨大になってしまう。そこで、停止テーブルに従って停止位置候補を決定し、候補の妥当性を判断しながら停止図柄を決定するようにしてもよい。この場合の停止制御は、当選図柄に対応したビットを、停止させるべき当選図柄と停止させてはいけない図柄とにわけてそれぞれ設け、ビットに記憶されているデータに基づいて、停止位置候補が妥当な場合にはその位置で停止させ、妥当でない場合には他の妥当な位置を決定して停止させるようにするものである。
【0092】
(ステップ単位テーブル122)
ステップ単位テーブル122は、ステッピングモータの総ステップ数を全領域として、所定のステップ単位を規定したものである。ステップ単位テーブル122は、ストップスイッチ50操作時のステップ位置に対応した図柄を特定するためのものである。
【0093】
ここで、ステップ単位テーブル122の具体例について、図5に基づき説明する。なお、図中アルファベットは図柄を表し、数字はステップ位置を表したものである。また、基準点はスタートインデックスの位置を示す。
図5(A)は、回転リール40の図柄61とステップ位置との関係を示した図である。すなわち、リールテープ42を展開したものを模式的に示す図であって、各図柄61が、基準点からのステップ数が何ステップから何ステップまでの範囲に位置しているかを図示したものである。例えば、図柄Aはステップ位置492からステップ位置12の間に位置しているということを示す。
【0094】
そして、図5(B)は、ステップ単位テーブル122を模式的に表したものである。ステップ単位テーブル122は、回転リール40が一回転するあいだのステッピングモータの総ステップ数(例えば504ステップ)を、図柄61の個数(例えば21個)で割った数が、一のステップ単位を構成するステップ数となっていて、基準点からのステップ数に応じて、所定の図柄61に対応するステップ単位(図柄対応ステップ単位という。以下同じ。)が特定されるようになっているものである。例えば、基準点から120乃至144ステップの範囲は、「図柄Q」に対応するステップ単位となってといる。
【0095】
なお、図5(B)に示すステップ単位テーブル122に規定されている図柄対応ステップ単位が、図5(A)に示す実際の回転リール40上の図柄位置に対して、回転方向と逆方向にステップ数をずらして設けてあるのは、ストップスイッチ50を操作してから、回転リール40の慣性を含めて図柄が正面を向いて停止するまでの時間を考慮したものである。
【0096】
(ステップ位置測定手段123)
ステップ位置測定手段123は、基準点からのステッピングモータの回転ステップ数をカウントし、当該カウント値により、ストップスイッチ50操作時のステップ位置を認識するとともに、当該ステップ位置に対応する図柄を特定するためのものである。
【0097】
具体的には、ステップ位置測定手段123は、特に図示しないが、カウント手段及び記憶手段及び判定手段を有している。
カウント手段は、制御装置20内のパルス発信装置の発信するパルス信号をカウントするものである。具体的には、回転リール40が回転を開始し、インデックスセンサーが最初にスタートインデックスを感知したところで検出信号を発する。その信号を受信したカウント手段は、当該信号受信時のステップ位置を基準点として、ステップ数のカウントを開始するものである。そして、回転リール40が一回転するたびに、すなわちスタートインデックスが検出されるたびにカウント値をクリアーし、再び1から繰り返してカウントを行う。
【0098】
記憶手段は、各回転リール40について、ストップスイッチ50の操作信号を受信したときのカウント値を記憶するためのものである。
判定手段は、各回転リール40について、記憶手段の記憶したカウント値をステップ位置として認識し、前記ステップ単位テーブル122と対比して、当該ステップ位置の属する図柄対応ステップ単位を特定するものである。例えば、図5(B)におけるステップ位置12のところでストップスイッチ50が操作された場合には、「図柄A」に対応するステップ単位が特定される。
【0099】
ステップ位置測定手段123は、上記のようにして特定した各回転リール40の図柄対応ステップ単位の情報を、以下に述べる回転停止実行手段124に送出すると共に、ストップスイッチ50の操作信号受信時のステップ位置の情報を、後述する当選確率変更手段130に送出する。
(回転停止実行手段124)
回転停止実行手段124は、当選抽選手段110の抽選結果及びストップスイッチ50操作時の図柄に基づいて、所定の停止テーブル121に基づいて回転リール40を停止させるためのものである。
【0100】
具体的には、回転停止実行手段124は、前記ステップ位置測定手段123から受信した図柄対応ステップ単位の情報を、ストップスイッチ50操作時の図柄として特定し、当選抽選手段110により選択された停止テーブル121に基づいて、ステッピングモータを回転させ回転リール40の図柄61を所定のコマ数移動させたり、あるいはその位置で停止させたりするものである。
【0101】
(抽選確率変更手段130)
抽選確率変更手段130は、ストップスイッチ50が操作されたステップ位置(以下ストップスイッチ50の操作位置という)に基づいて、当選抽選手段110の行う当選に関する抽選の確率を変更するためのものである。
そして、抽選確率変更手段130は、図1に示すように、次の(1)乃至(4)の手段を有している。
【0102】
(1)ステップ位置記憶手段131
(2)確率変更判定テーブル132
(3)設定変更手段133
(4)当選判定テーブル変更手段134
なお、抽選確率変更手段130としては、上記(1)乃至(4)の手段に限られず、他の手段を有していてもかまわない。
【0103】
(ステップ位置記憶手段131)
ステップ位置記憶手段131は、前記回転停止制御手段120のステップ位置測定手段123から出力されたストップスイッチ50の操作信号受信時のステップ位置の情報を入力し、記憶するためのものである。
ここで、ステップ位置記憶手段131は、三個の回転リール40のうち、いずれか一の回転リール40についてのストップスイッチ50の操作位置を記憶するものとしてもよいし、複数の回転リール40についてのストップスイッチ50の操作位置を記憶するものとしてもよい。
【0104】
いずれか一の回転リール40についてのストップスイッチ50の操作位置を記憶する場合には、その回転リール40は予め定められていてもよいし、例えば遊技毎に抽選により決定してもよい。複数の回転リール40についてのストップスイッチ50の操作位置を記憶する場合には、例えば、当該記憶した複数の位置(ステップ数)の平均値を算出して記憶するものとすることができる。
【0105】
(確率変更判定テーブル132)
確率変更判定テーブル132は、ステッピングモータの総ステップ数(例えば504ステップ)を全領域として、抽選確率を変更するためのデータ領域を規定したものである。そして、確率変更判定テーブル132は、ストップスイッチ50操作時のステップ位置に対応したスロットマシン10の設定又は当選判定テーブル113を特定するためのものである。
【0106】
ここで、確率変更判定テーブル132の具体例について、図5に基づき説明する。
図5(C)は、確率変更判定テーブル132を模式的に表したものである。図中丸数字 [1] 、丸数字 [2] 、丸数字 [3]は、抽選確率を変更するためのデータの種類(インデックス)を表す。
確率変更判定テーブル132は、回転リール40が一回転するあいだのステッピングモータの総ステップ数を示す全領域中に、抽選確率を変更するためのデータ領域が規定されており、基準点からのステップ数に応じて、所定の設定又は当選判定テーブル113が特定されるようになっているものである。
【0107】
例えば、図5(C)において、ステップ位置504からステップ位置24までは、データ[1]の領域となっている。これは、回転リール40の図柄位置との関係では、図柄Aに対応する部分である。そして、このステップ単位の範囲内においてストップスイッチ50が操作された場合には、データ[1]に対応する確率変更が行われる。
【0108】
また、[2]で示した領域は、回転リール40の図柄位置との関係では、図柄Oと図柄Pの間の部分となる(図5(A)及び(C)参照)。そして、このステップ単位の範囲内においてストップスイッチ50が操作された場合には、データ[2]に対応する確率変更が行われる
また、[3]で示した領域は、回転リール40の図柄位置との関係では、図柄Dの中心部分となる。そして、このステップ単位の範囲内においてストップスイッチ50が操作された場合には、データ[3]に対応する確率変更が行われる。
【0109】
このように、図柄対応のステップ単位と合致しない範囲のステップ単位に対応させて、抽選確率を変更可能に形成することにより、同じ図柄6が同じ位置に停止した場合でも、確率変更が起こる場合もあり、起こらない場合もあるので、遊技に意外性をもたせることができる。
さらに、空白の部分は、確率変更に関する何のデータも記憶されていないので、この範囲でストップスイッチ50が操作された場合には、確率変更は行われない。この場合、当該遊技に用いた当選確率が次遊技にも持ち越されるように形成してもよいし、初期設定に戻るように形成してもよい。
【0110】
抽選確率変更手段130には、特に図示しないが、判定手段が設けてあり、前記ステップ位置記憶手段131が記憶したステップ位置の情報と、前記確率変更判定テーブル132とを対比して、確率変更データを特定する。そして、そのデータに基づいて、確率変更処理が行われるものである。
例えば、確率変更が「設定を変更する」という態様のものであれば、後述する設定変更手段133が作動を開始し、所定の設定変更を実行させる。また、確率変更が「当選判定テーブルを変更する」という態様のものであれば、後述する当選判定テーブル変更手段134が作動を開始し、所定の当選判定テーブル変更を実行させる。なお、データが特定できなかった場合には、確率変更は行われない。
【0111】
なお、確率変更判定テーブル132は、上述した構成のものに限られない。さらに、それぞれ構成の異なる確率変更判定テーブル132を複数設けてもよい。そして、抽選により若しくは所定条件に応じて確率変更判定テーブル132を使い分けることにより、同じステップ位置でストップスイッチ50が操作されでも、確率変更の有無及び態様が異なるように形成することができる。
【0112】
(設定変更手段133)
設定変更手段133は、ステップ位置記憶手段131の記憶したステップ位置の情報に基づいて、スロットマシン10の設定を変更するためのものである。
具体的には、ストップスイッチ50操作時のステップ位置が、前記確率変更判定テーブル132「設定変更」の領域に属している場合に、スロットマシン10の設定変更装置の操作による現在の設定値に関わらず、設定変更がされたように扱うものである。そして、これは、図6に示す、設定値毎に設けられた当選判定テーブル113のグループを、丸ごと変更することにより行われる。例えば、スロットマシン10の設定変更装置の設定が設定値3の場合でも、抽選時、設定値3に対応して設けられている当選判定テーブル113を用いずに、例えば設定値4に対応して設けられている当選判定テーブル113を用いるようにするものである。
【0113】
そして、この設定変更は、以下のように行うことができる。
(1)現在の設定値を確率の高い方に変更する。
設定ランクをいくつ上げるかは、例えば1ランクと予め定めておいてもよいし、xランクとしておいてx値を抽選により若しくは所定条件により決定するようにしてもよい。
【0114】
なお、現在の設定値が最高の場合には、設定値変更は行わない。
(2)現在の設定値を確率の低い方に変更する。
設定ランクをいくつ下げるかは、上記(1)と同様である。また、現在の設定値が最低の場合には、設定値変更は行わない。
(3)現在の設定値の確率を高くするか低くするか、抽選により決定する。
【0115】
設定ランクをいくつ上げるか又は下げるかは、上記(1)と同様にしてもよいし、設定値1乃至6の中からランダムに抽選により決定してもよい。
現在のランクが最低の場合及び最高の場合には、上記(1)(2)と同様にしてもよいし、1から6までの数字を循環させて設定値を決めてもよい。例えば、現在の設定値が「6」で抽選の結果「2ランクアップ」となったら、6−1−2で設定値2に変更するようなものである。
【0116】
ところで、以上のようにして変更した設定は、例えばその設定により行われる所定回数(1〜m回)の遊技が終了したら、元の設定に戻すように形成するのが望ましい。所定回数は、予め定めておいてもよいし、抽選により決定してもよい。
(当選判定テーブル変更手段134)
当選判定テーブル変更手段134は、同一の設定値の中で、当選に関する抽選に用いる当選判定テーブル113を、当選確率の異なる他の当選判定テーブル113に変更するためのものである。
【0117】
すなわち、ストップスイッチ50操作時のステップ位置が、前記確率変更判定テーブル132「当選判定テーブル変更」の領域に属している場合に、当選判定テーブル113を変更するものである。そして、これは、図6に示す、設定値毎に設けられた当選判定テーブル113のグループ内において、当選判定テーブル113を変更することにより行われる。
【0118】
そして、この当選判定テーブル変更は、以下のように行うことができる。
(1)高確率テーブルに変更する。
なお、現在の高確率テーブルを用いている場合には、当選判定テーブル113の変更は行わない。
(2)低確率テーブルに変更する。
【0119】
なお、現在の高確率テーブルを用いている場合には、当選判定テーブル113の変更は行わない。
(3)特定の当選役について当選確率の高い当選判定テーブルに変更する。
例えば、「再遊技」の領域が広く形成された当選判定テーブル113に変更する。この場合、所定の遊技期間にわたり、当該当選判定テーブル113を用いて当選に関する抽選を行えば、いわゆるリプレイタイム遊技が行われるものとなる。
【0120】
(4)投入枚数対応の当選判定テーブル113を、他の投入枚数に対応した当選判定テーブル113に変更する。
これは、当選判定テーブル113が変更される遊技において投入されたメダル数に関わらず、一枚がけ用のテーブル、二枚がけ用のテーブル、三枚がけ用のテーブル、あるいはその中から抽選により決定したテーブルに変更するものである。
【0121】
例えば、通常遊技において、メダル三枚投入の場合に、一枚がけ用の当選判定テーブル113が用いられると、実質的に当選確率が低くなる。逆に、メダル一枚投入の場合に三枚がけ用の当選判定テーブル113が用いられると、実質的に当選確率が高くなる。
(5)いずれの当選判定テーブル113を選択するか抽選により決定する。
【0122】
ところで、以上のようにして変更した当選判定テーブル113は、例えばその当選判定テーブル113を用いて行われる所定回数(1〜m回)の遊技が終了したら、元の当選判定テーブル113に戻すように形成するのが望ましい。所定回数は、予め定めておいてもよいし、抽選により決定してもよい。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシンの動作の概略について、図3及び図4に示したフローを用いて説明する。
先ず、図3に示すステップ100において、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ101に進む。
【0123】
ステップ101において、当選抽選手段110により抽選処理が行われる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ストップスイッチ50が操作されることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そして、次のステップ104に進む。
【0124】
ステップ104において、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、抽選確率変更処理が行われる。すなわち、抽選確率変更手段130が、所定の回転リール40についてのストップスイッチ50操作位置に基づいて、抽選確率変更の有無及び態様を判定する。そして、次のステップ106に進む。
【0125】
ステップ106において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップ107に進む。
ステップ107において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、次のステップ108に進む。
【0126】
ステップ108において、当選図柄に相当するメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ106において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われていないと判定された場合、ステップ103に戻る。
前記ステップ107において、入賞していないと判定された場合、ステップ108を飛び越して、遊技が終了する。
【0127】
上述したステップ101の抽選処理について、図4のフローを用いて説明する。
ステップ200において、当選抽選手段110の乱数発生手段111により発生された乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、次のステップ201に進む。
【0128】
ステップ201において、抽出された乱数が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、判定手段114により、抽出された乱数と、当選判定テーブル113の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ203に進む。
【0129】
ステップ203において、判定手段114により、抽出された乱数が、当選判定テーブル113のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、評価に応じた停止テーブル121が選択される。すなわち、抽選結果が当選の場合には当選図柄用の停止テーブルを、ハズレの場合にはハズレ用の停止テーブルを選択する。そして、抽選処理が終了する。
【0130】
なお、回転停止制御手段120は、決定された停止テーブル121を取得し、その停止テーブル121に基づいて、回転リール40の回転停止処理を行う。
(停止制御に関する他の実施の形態)
ところで、上記停止制御は、停止テーブルを用いて行うものであったが、停止制御は停止テーブルを用いることなく行うこともできる。これは、抽選において何らかの当選役が当選したときには、その当選に対応した図柄(当選図柄)が極力所定位置に停止するように、それ以外の図柄が停止しないように制御を行うものである。
【0131】
具体的には、当選図柄に対応したビットを、停止させるべき当選図柄と停止させてはいけない図柄とにわけてそれぞれ設ける。そして、まず、停止させてはいけない図柄を停止させないように制御をし、ついで停止させるべき図柄を停止させるような制御を行う。これらの制御は、前述したビットに記憶されているデータに基づいて行われるものである。
【0132】
この制御方法の場合は、図4で説明したステップ204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定されることとなる。
そして、図3に示すステップ104のリール回転停止処理は、図9のフローに示すようになる。
ステップ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合、次のステップ301に進む。
【0133】
ステップ301において、1個の図柄分だけ、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、上述した1個の図柄分だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップスイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0134】
ステップ303において、回転リール40の回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了する。
前記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のステップ304に進む。
【0135】
ステップ304において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合、次のステップ305に進む。
ステップ305において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成されたと判定された場合、次のステップ303に進む。
【0136】
前記ステップ304において、いずれの図柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合、ステップ303に進む。
前記ステップ305において、引き込み設定が達成されていないと判定された場合、ステップ301に進む。
前記ステップ302において、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステップ300に戻る。
【0137】
なお、上述した実施の形態において、回転リール40の停止処理に関してステップ301〜ステップ305で説明している例は、いわゆる最小引き込み停止制御の例であり、逆に最大引き込み停止制御としてもよい。
(抽選確率変更手段130による抽選確率変更処理)
次に、図3におけるステップ104の抽選確率変更処理について、図7のフローに基づき説明する。この実施の形態では、予め定められた若しくは抽選により決定された回転リール40におけるストップスイッチ50の操作位置に基づいて、確率変更の有無及び態様を決定するものである。
【0138】
まず、図7におけるステップ400において、ストップスイッチ50が操作された回転リール40が、ストップスイッチ操作位置測定に係るリールかどうかを判断する。ストップスイッチ操作位置測定に係るリールでない場合には、抽選確率変更処理は終了する。一方、ストップスイッチ操作位置測定に係るリールである場合には、次のステップ401に進む。
【0139】
ステップ401において、ストップスイッチ操作時のステップ位置を記憶する。すなわち、ステップ位置記憶手段131が、ステップ位置測定手段123の測定した前記回転リール40についてのストップスイッチ操作時のステップ位置情報を入力して記憶する。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、確率変更判定テーブル132との比較を行う。すなわち、判定手段が、前記ステップ401において記憶したステップ位置と、確率変更に関わる領域との比較が行われる。そして、次のステップ403に進む。
【0140】
ステップ403において、記憶したステップ位置が、確率変更判定テーブル132のどの領域に含まれるか決定され、確率変更処理の評価が決定される。そして、次のステップ404に進む。
ステップ404において、評価の結果抽選確率の変更があるかどうかを判断する。具体的には、スロットマシン10の設定変更を行うか否か、当選判定テーブル113の変更を行うか否かを判断する。抽選確率変更なしの場合には、次のステップ405に進む。
【0141】
ステップ405において、抽選確率に関する設定を初期設定に戻す。すなわち、抽選確率変更手段130により変更されているスロットマシン10の設定値を元の値に戻し、抽選確率変更手段130により変更されている当選判定テーブル113を元の当選判定テーブル113に戻す。なお、前遊技において、スロットマシン10の設定値又は当選判定テーブル113が抽選確率変更手段130により変更されていない場合には、設定値又は当選判定テーブル113は変更されず、そのままとなる。そして、抽選確率変更処理を終了する。
【0142】
前記ステップ404において、抽選確率変更ありの場合には、ステップ406に進む。
ステップ406において、所定の抽選確率変更処理を行う。すなわち、スロットマシン10設定を変更したり、当選判定テーブル113を変更したりする。そして抽選確率変更処理を終了する。
【0143】
(抽選確率変更処理に関する他の実施の形態)
ところで、図7に示した例は、遊技毎に抽選確率変更処理を行うか否かを判断するものであったが、一旦変更された抽選確率がいつ元に戻るかが特定されない。従って、一旦変更された抽選確率を所定期間にわたり維持させることができない。
【0144】
そこで、例えば抽選確率変更処理により、特殊遊技、例えばリプレイタイム遊技を開始させるような場合には、図8のフローに示す制御を行う。
ここで、図中nは抽選確率変更後の遊技を行った遊技回数、mは、当該変更後の遊技の最大可能実行回数(1以上)をそれぞれ表す。なお、前記n値の測定は、制御装置内に設けられた遊技回数測定手段(図示せず)が行い、m値は、抽選確率変更態様に応じて予め定めておいてもよいし、抽選確率変更手段130に遊技回数決定手段(図示せず)を設け、この遊技回数決定手段が抽選その他所定の方法によりm値を決定するようにすることもできる。
【0145】
まず、ストップスイッチ50の操作により抽選確率変更手段130が作動を開始する。そして、図8におけるステップ500において、ストップスイッチ操作時のステップ位置を記憶する。この場合には、予め定められたあるいは抽選により決定されたいずれか一の回転リール40に対応するステップ位置を記憶するものとしてもよいし、複数の回転リール40に対応するストップスイッチ操作時のステップ数の平均値を前記ステップ位置として記憶するようにしてもよい。そして、次のステップ501に進む。
【0146】
ステップ501において、確率変更判定テーブル132との比較を行う。そして、次のステップ502に進む。
ステップ502において、記憶したステップ位置が、確率変更判定テーブル132のどの領域に含まれるか決定され、確率変更処理の評価が決定される。そして、次のステップ503に進む。
【0147】
ステップ503において、評価の結果、抽選確率の変更があるかどうかを判断する。抽選確率変更ありの場合には、次のステップ504に進む。
ステップ504において、当選確率変更処理が行われる。同時に、m値が決定され、n値をゼロクリアーする。そして、次のステップ505に進む。
ステップ505において、n=mかどうかを判断する。n=mでない場合には、次のステップ506に進む。
【0148】
ステップ506において、n=n+1を行う。すなわち、遊技回数測定手段が、メダル投入、ベットスイッチ16の押下又はスタートスイッチ30の押下信号受信を契機に、遊技回数のカウントをする。そして、ステップ505に戻る。
前記ステップ503において、評価の結果抽選確率の変更なしと判断した場合、及び前記ステップ505において、n=mの場合には、ステップ507に進む。
【0149】
ステップ507において、抽選確率に関する設定を初期設定に戻す。前記ステップ503の判断が抽選確率変更なしの場合には、現状のままとなる。そして、抽選確率変更処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、停止図柄ではなくストップスイッチ50の操作位置に基づいて抽選確率の変更が行われるため、遊技者はいつ確率が変更されるかを判断し難く、遊技に意外性を与えることができる。さらに、回転リール40に所定の基準点表示部140を設けることにより、目押しのタイミングを測って抽選確率の変更が行われるポイントを探すという、新たなゲーム性を作り出すことも可能となるのである。
【0150】
ところで、本実施の形態は、以上のように構成されているものであるが、このスロットマシンは、遊技機を、複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、前記図柄表示手段を変動表示させるためのパルス発信手段、前記図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、変動表示されている図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段、所定確率で当選役の抽選を行うための当選抽選手段、前記複数の図柄が予め定められた態様に表示されることを条件に入賞として扱うための入賞手段、前記パルス発信手段のパルス発信回数を、前記図柄表示手段の所定表示位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定し、前記図柄表示手段の図柄変動が一回転するあいだの前記パルス発信手段の総パルス発信回数を前記図柄表示手段に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が一図柄に対応する数値範囲となっており当該数値範囲が図柄の順に規定 されている図柄対応ステップ単位テーブル 122 と、前記測定値とを対比して、前記図柄変動停止手段の作動時における前記図柄表示手段上の位置を認識するための位置測定手段、及び、前記位置測定手段の測定値が、前記図柄表示手段に表示されている図柄の位置を特定するための図柄に対応した数値範囲と合致しない範囲に設定された特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選役の抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段130として機能させるための遊技機用プログラムによって制御することができる。
【0151】
さらに、前記遊技用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を用いて制御することができる。
ここで、前記図柄表示手段とは、複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための手段であって、回転リール40を用いたものでもよいし、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に複数の図柄を順次表示させるようにしたものでもよい。
【0152】
また、入賞手段としては、前記遊技機用プログラムを用いてスロットマシンを制御する場合には、ホッパーユニット65を介して遊技者にメダルを払い出すように形成することができる。一方、前記遊技機用プログラムを用いて、業務用若しくは家庭用のテレビゲーム機を制御しようとする場合には、現実の遊技メダルの払い出しは行えないので、例えば液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に、獲得メダル数の枚数表示をしたり、メダルの増減がわかるような絵(動画でも静止画でもよい)を表示するように形成することができる。
【0153】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1又は2)
請求項1又は2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0154】
すなわち、請求項1又は2記載の発明によれば、当選確率を、ストップスイッチ操作時のステップ位置に応じて変化させることができ、結果として入賞の機会を変化させて、新たなゲーム性を作り出すことができる遊技機を提供することができる。
(請求項3又は4)
請求項3又は4記載の発明によれば、上記した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0155】
すなわち、請求項3又は4記載の発明によれば、抽選テーブルを変更することにより抽選確率を変更可能にすることができる。
(請求項5)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0156】
すなわち、請求項5記載の発明によれば、遊技者に対する目押しの補助機能を有するスロットマシンを提供することができる。
(請求項6又は7)
請求項6又は7記載の発明によれば、上記した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明の目的を達成することが可能な遊技機用プログラムを提供し、又は、その遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。
【図4】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図5】 本発明の実施の形態であって、ステップ単位テーブルを示す概略図である。
【図6】 本発明の実施の形態であって、当選判定テーブルを示す概念図である。
【図7】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選確率変更処理の概略を示すフローである。
【図8】 本発明の他の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選確率変更処理の概略を示すフローである。
【図9】 本発明の他の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示すフローである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 筺体
12 表示窓 13 図柄表示窓
15 投入スイッチ 16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ 20 制御装置
21 遊技制御装置 22 演出制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
42 リールテープ 50 ストップスイッチ
60 リールユニット 65 ホッパーユニット
66 表示装置 70 通常遊技制御手段
80 特別遊技制御手段 91 特定導入遊技制御手段
101 特定遊技制御手段 110 入賞抽選手段
111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段
113 入賞判定テーブル 114 判定手段
120 回転停止制御手段 130 抽選確率変更手段
140 基準点表示部
Claims (7)
- 周囲に複数の図柄が表示された回転リールと、
前記回転リールを回転させるためのステッピングモータと、
前記回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
前記回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
前記回転リール、前記スタートスイッチ及び前記ストップスイッチを制御するための制御装置とを備え、
複数の前記回転リールが停止した状態で、正面側から視認可能な複数の図柄が、
予め定められた態様に表示されることを条件に入賞となる遊技機であって、
前記制御装置は、
前記ステッピングモータの回転ステップ数を、前記回転リールの所定位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定するステップ位置測定手段と、
所定の確率で当選に関する抽選を行うための当選抽選手段とを少なくとも有するとともに、
前記回転リールが一回転するあいだの前記ステッピングモータの総ステップ数を、前記回転リールに表示されている図柄の個数で除した数値範囲が、一図柄に対応する数値範囲となっており、当該範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブルを備え、
前記ステップ位置測定手段の測定値と前記図柄対応ステップ単位テーブルとを対比して、前記ストップスイッチの操作時の図柄位置を特定するようにした遊技機において、
前記ストップスイッチの操作時における前記ステップ位置測定手段の測定値が、特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選に関する抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段を設け、
前記特定の数値範囲は、前記図柄対応ステップ単位テーブルに規定されている一図柄に対応する数値範囲とは合致しない範囲に設定されていることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技機は、当選に関する抽選について、それぞれ抽選確率の異なる複数段階の設定が可能に形成されており、
前記抽選確率変更手段は、遊技機の設定を変更可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記当選抽選手段は、抽選テーブルを用いて当選に関する抽選を行うものであり、抽選テーブルとして、それぞれ抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを有し、
前記抽選確率変更手段は、同一設定値の中で前記抽選テーブルを変更可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記遊技機は、遊技媒体の投入により遊技を開始する遊技機であって、
前記抽選テーブルとして、遊技媒体の投入量に対応してそれぞれ抽選確率の異なる複数の投入量対応抽選テーブルを有し、
前記抽選確率変更手段は、特定のステップ位置でストップスイッチ操作が行われた場合には、前記投入量対応抽選テーブルを変更可能に形成されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。 - 前記ステップ位置測定手段がステップ数を測定する基準点を、遊技者に報知可能に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
- 遊技機を、
複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、
前記図柄表示手段を変動表示させるためのパルス発信手段、
前記図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、
変動表示されている図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段、
所定確率で当選役の抽選を行うための当選抽選手段、
前記複数の図柄が予め定められた態様に表示されることを条件に入賞として扱うための入賞手段、
前記パルス発信手段のパルス発信回数を、前記図柄表示手段の所定表示位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定し、前記図柄表示手段の図柄変動が一回転するあいだの前記パルス発信手段の総パルス発信回数を前記図柄表示手段に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が一図柄に対応する数値範囲となっており当該数値範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブルと、前記測定値とを対比して、前記図柄変動停止手段の作動時における前記図柄表示手段上の位置を認識するための位置測定手段、及び、
前記位置測定手段の測定値が、前記図柄表示手段に表示されている図柄の位置を特定するための図柄に対応した数値範囲と合致しない範囲に設定された特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選役の抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段として機能させるための遊技機用プログラム。 - 遊技機を、
複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、
前記図柄表示手段を変動表示させるためのパルス発信手段、
前記図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、
変動表示されている図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段、
所定確率で当選役の抽選を行うための当選抽選手段、
前記複数の図柄が予め定められた態様に表示されることを条件に入賞として扱うための入賞手段、
前記パルス発信手段のパルス発信回数を、前記図柄表示手段の所定表示位置が所定の基準点を通過するたびに測定値をクリアーしつつ測定し、前記図柄表示手段の図柄変動が一回転するあいだの前記パルス発信手段の総パルス発信回数を前記図柄表示手段に表示されている図柄の個数で除した数値範囲が一図柄に対応する数値範囲となっており当該数値範囲が図柄の順に規定されている図柄対応ステップ単位テーブルと、前記測定値とを対比して、前記図柄変動停止手段の作動時における前記図柄表示手段上の位置を認識するための位置測定手段、及び、
前記位置測定手段の測定値が、前記図柄表示手段に表示されている図柄の位置を特定するための図柄に対応した数値範囲と合致しない範囲に設定された特定の数値範囲に含まれる場合に、少なくとも次遊技における当選役の抽選の抽選確率を変更するための抽選確率変更手段として機能させるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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