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JP4015876B2 - 水中コンクリート打設装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明が属する分野】
本発明は、水中コンクリートを打設する際に使用するコンクリートの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
海洋土木工事において、海洋コンクリート構造物を建設する場合には可能な限り陸上で製作したものを設置しているが、水上からコンクリートの供給配管を水中の打設位置まで垂下させて水中コンクリートを打設することも多く行われている。
【0003】
しかしながら、水中コンクリートを打設する場合には、周囲の水によってコンクリートが洗われて分離を起こし、セメント分が流出した欠陥を有するコンクリートができてしまい、強度や密度の均一性など品質の信頼性が著しく低下する。
【0004】
このために、分離を起こしたコンクリートは強度部材として使用できず、水中において多くの無駄なコンクリートが発生し、不経済であると共に、水中の汚染原因となるなど環境面でも問題があった。
【0005】
この様な問題を解消するために、これまで、トレミー工法、コンクリートポンプ工法が開発されてきた。その一例として、図8に示すような、コンクリート供給管101の先端に開閉自在な片開き扇形ゲート102を設け、ゲートの開閉によって水中でのコンクリート打設が行われている。
【0006】
しかし、片開き扇形ゲート102では、ゲート102におけるコンクリートの吐出方向が一方向にのみ限定されるため、コンクリート打設の拡がりに偏りが生じて均等なコンクリートの打設が困難である。
【0007】
また、一方向にのみ流れが発生するためゲート102の下側に水流や渦が生じるキャビテーション現象が起き、コンクリート内に泡が多数発生してコンクリート密度の斑の原因となる。
【0008】
さらに、コンクリートポンプ工法においては、特に吐出時に供給管101の筒先に大きな吐出反力が作用し、供給管101をコンクリート吐出方向とは反対側に移動させる力が働いてしまう。
【0009】
ところで、水中コンクリートを打設する場合は、図5に示すように、最初に水底から20〜30cm上方でコンクリートの吐出を開始し、吐出が進むにつれコンクリートの塊が大きく成長し、それにあわせて吐出口を常にコンクリートに埋没させた状態を保持してコンクリートが水中で分離するのを防ぎながら供給管を上へ徐々に引き上げて打設を行う。
【0010】
このとき、鉄筋を有する鉄筋コンクリート構造物を水中で施工する場合、図5bに示すように、コンクリートの打設が行われる箇所に鉄筋が立体格子状に組まれた鉄筋籠が設置されており、その中に供給管を入れて打設を行う必要がある。
【0011】
ところが、従来から使用されている片開き扇形ゲート102では、コンクリート供給管101の先端部に取り付けたゲート102を開閉するシリンダー103が、コンクリート供給管101の側面に、支持部材を介して取り付けられているため、立体格子状に組んで設置された鉄筋籠の升目に通すことが難しく、設置された鉄筋籠の中にコンクリート供給管101を入れることが困難であった。
【0012】
しかも、水中で鉄筋コンクリート構造物を施工する場合、コンクリートの重量のみが強度上の大きな要素となる無筋コンクリート構造物と異なり、コンクリートの強度や密度などの品質やその均一性が特に重要となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、水中でコンクリート打設を行うコンクリート供給装置が、適正な位置へ偏りなく正確にコンクリート打設が行える装置として提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、水中コンクリート打設用の供給装置における供給管の下端に設けた吐出口に、コンクリートの吐出と吐出停止を行う開閉弁を取り付けたもので、その具体的手段は以下に示すとおりである。
【0015】
具体的手段の1は、コンクリート供給管の下端に設けた吐出口の下方に、コンクリートの吐出と吐出停止を行う上下方向へ移動する弁体を設け、コンクリート供給管の上方側面に弁体を作動する動力源を取り付、該動力源と弁体とを伝達部材で連結し、吐出口と弁体との間からコンクリートが全周方向に均等に放出可能な弁体に形成して成る水中コンクリート打設装置において、該弁体は、半球部又は円錐台形部からなる部材と該半球部又は円錐台形部の基端部から突出したフランジとから成り、該フランジを中心として反転させた対称となる位置にも半球部又は円錐台形部を形成し、該フランジにより相互を接合し、そのいずれかの半球部又は円錐台形部を該吐出口側に配置して成ることを特徴とする水中コンクリート打設装置である。
【0016】
具体的手段の2は、コンクリート供給管を垂下させた上部供給管、中間供給管、曲り供給管、水平供給管、曲り供給管及び鉛直な下部供給管を順次接続することにより打設予定場所がブーム先端の垂下位置にない施工位置でのコンクリート打設を可能としたことを特徴とする水中コンクリート打設装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0018】
【実施例】
図1は本発明の実施例の概略図である。
コンクリートプラント船S上で製造されたコンクリートは、コンクリートポンプPによってブームBで支えられたコンクリート輸送管Dへ送り込まれる。ブームBは水中にある打設位置の上空まで延長されており、ブームBの先端部から水中へ吊り下げるように、コンクリート輸送管Dに接続されたコンクリート供給管11,1を水中の打設位置へ入水させている。
【0019】
例えば、水深20mの水底へ打設する場合には、水中部20mと水上部5mの全長25mから成るコンクリート供給管11,1を、水底に設置され立体格子状に組み立てられた鉄筋籠Rの打設位置へ設置する。
コンクリート供給管11,1は、一本5mの長さのものを、コンクリート供給管両端部に形成されたフランジ12,12相互の連結によって、工事に必要な全長長さに組み合わせて構成される。
【0020】
図面に示す実施例は、鉄筋コンクリート構造物を施工する例で、所定の間隔で上下左右に立体的に組まれた立体格子状の鉄筋籠Rが予め水底Gに設置されており、その周囲に型枠Fが設けられている。
【0021】
図2,3は、一実施例におけるコンクリート供給管、弁体、動力源および伝達部材の関係を示す一部破断立面図で、図2は、弁体2を開いた状態、図3は弁体2を閉じた状態を示している。
【0022】
各図において、コンクリートの打設位置へ配置されるコンクリート供給管1の吐出口6の下方には、コンクリートの吐出を制御する弁体2が備えられており、コンクリート供給管1の上方で、水没しない位置に、弁体2を開閉するための動力源であるシリンダ4が取り付けられている。
【0023】
弁体2とシリンダ4とは、シリンダ4の作用力を伝える鋼棒3からなる伝達部材で連結されており、この鋼棒3も、所定の長さのものを適宜の連結手段により接続することで形成することができる。
【0024】
鋼棒3は、コンクリート供給管1を連結するフランジ12に設けた穴13に挿通して支持される構造となっているが、必要に応じて、コンクリート供給管1のフランジ12の外に、コンクリート供給管1に設けた鋼棒保持部材14により鋼棒3を支持させる構造にしてもよい。
【0025】
また、剛性の高い鋼棒3を使用する場合には、上記したようなフランジ12に設けた穴13に代えて、コンクリート供給管1の中心から外周方向に向けて開放するU字状の切り欠き部を設けたものでもよく、それにより組立及び解体作業が容易となる。
【0026】
図2及び図3に示す実施例の弁体2は、上下の表面7は球面を形成し、吐出口6の内周縁と弁体2の表面7が圧着して密閉する構造となっていて、鋼棒3を介して伝えられるシリンダ4の作用力により、弁体2を上下動させることによって、吐出口の開閉が行われる。
【0027】
水上からコンクリート供給管1を水中に垂下させる場合、図3に示すように、シリンダ4の作動により、コンクリート供給管1の吐出口6を弁体2で閉じた状態にし、次いでコンクリート供給管1内にコンクリートを充填して、打設位置へ設置する。
【0028】
図4は、水底Gに設置された立体格子状の鉄筋籠Rの中にコンクリート供給管1を挿入した状態を示す水平断面図であり、
図5は、水中に配置されたコンクリート供給管1の吐出口から、コンクリートが打設される状態を示す立面図である。
【0029】
図5bに示すように、鉄筋コンクリート構造物を構築する位置に立体格子状の鉄筋籠Rが設置されており、その格子状に組まれた鉄筋籠Rの升目の中に、吐出口6を弁体2で閉じた状態にしたコンクリート供給管1を挿入し、吐出部5が、水底Gから20〜30cmの位置にして配置する。
【0030】
次いで、シリンダ4を作動させて伝達部材である鋼材3を伸ばすことにより、吐出口6の弁体2を開き、同時に圧送ポンプPを作動させることによりコンクリートの打設が開始される。
【0031】
例えば、図4に示すように、鉄筋籠Rの升目が500mm角である場合は、コンクリート供給管1に設けたフランジ12の最大直径を250mmとすることにより、コンクリート供給管1を、鉄筋籠Rの升目の中に挿通することができる。
【0032】
図5aに示すコンクリート供給管1から打設されたコンクリート状態から、図5bに示すように、打設が進むにつれてコンクリートの塊が大きく成長し、それに合わせてコンクリート供給管1の吐出部5を常にコンクリートに埋没させた状態に保持して、コンクリートが水中で分離するのを防ぎながらコンクリート供給管1を上へ徐々に引き上げて打設が続けられる。
【0033】
本発明の供給装置の作動について、図2及び図3を用いて以下説明する。
図3は、コンクリート供給管1の吐出口6に設けた弁体2が閉じられている状態を示している。シリンダ4を作動させて、伝達部材である鋼棒3を介して弁体2を上方に引き上げることにより、コンクリート供給管1の吐出口6と、表面が球面形状の弁体2の圧着面(上面)7とが圧着してコンクリートの吐出が停止されている。
【0034】
一方、図2は、コンクリート供給管1の吐出口6に設けた弁体2が開いている状態を示している。シリンダ4が作動させて、伝達部材である鋼棒3を介して弁体2を下方に押し下げることにより、コンクリート供給管1の吐出口6と、弁体2の圧着面7が離れてコンクリートが吐出される。
【0035】
このように、弁体2を、コンクリート供給管1の吐出口6に対して上下方向に移動させることにより、吐出口6の開閉を行なう構造となっており、吐出口6と弁体2とで構成される吐出部5は、360度全周において、等高の隙間を形成する全周放出構造と成っている。したがって、この吐出部5から吐出されるコンクリートは、コンクリート供給管1の周囲に均等に吐出されることになる。
【0036】
上記実施例では弁体2の圧着面7が球面形状に成っており、コンクリート供給管の吐出口6から吐出されるコンクリートは、弁体2の球面に沿って全周へ極めてスムーズに吐出される。
【0037】
また、弁体2の圧着面7が球面であるために、圧着面7のズレ、すなわち、一対の伝達部材である鋼棒3の上下移動距離が若干相違し、弁体2が多少傾いて吐出口6に当接しても隙間が生じることも無く、シール性の優れた弁体2となっている。
【0038】
図6に、弁体2の他の実施例を示す。
(a)は、それぞれフランジ22、円筒部23、半球部24から成る一対の部材を、そのフランジ22で接合した弁体である。
(b)は、それぞれフランジ22と円錐台形部25とからなる一対の部材を、そのフランジ22で接合した弁体である。
(c)は、フランジ22と中実の円錐体26とからなる部材と、偏平な円板状部材27とを接合した弁体である。
(d)は、中実な球体28に、フランジ21を設けた弁体である。
【0039】
何れも、図2,3に示されている弁体と同様に、コンクリート供給管1の吐出口6からコンクリートが吐出され、吐出部を中心に吐出の方向に偏り無く均等に広がるように打設を行うことができる。
【0040】
特に、図6a、図6dに示す弁体は、図2,3に示す弁体と同様に、弁体が多少傾いても優れたシール性を発揮することができる。
また、図6a、図6b、図6dに示す弁体は、圧着面7が摩耗した場合、弁体2を反転させて取り付け直すことにより、使用していない反対側の面を圧着面7として使用できるので、1つの弁体2を再利用できる上、交換作業も比較的短時間で行うことできるので、施工の効率が向上するものである。
【0041】
図2、図3、及び図6a、bに示すコンクリート供給管1の先端部にフランジ12が設けられているので、物が当たった際の吐出口の変形を防止することができ、更に、このフランジ12は、シリンダ4の作動を伝える伝達部材である鋼棒の案内や保持機能も備えている。
【0042】
図6cに示すコンクリート供給管は、吐出口外周を肉厚部15として形成すると共に、その上方に、鋼棒3の案内と保持するための環状リング16が一体に設けられている。
【0043】
また、図6dに示すコンクリート供給管は、吐出口外周を肉厚部15として形成すると共に、その上方に、鋼棒3の案内と保持するための支持片17を一体に設けたものである。
【0044】
コンクリート打設中に徐々に盛り上がっていくコンクリートの表面にこれらの環状リング16や支持片17を位置させれば、吐出口が常に一定長さコンクリート中に存在することになり、打設状況を容易に把握できるものである。
【0045】
本発明では、シリンダ4の作用力を伝える鋼棒3を備えることにより、コンクリート供給管1の吐出部5から離れた位置にシリンダ4を設置して水中の弁体2を作動させることができ、弁体2の開閉量を制御してコンクリートの吐出量を任意に調整することができる。
【0046】
この様な構造とすることにより、シリンダ4を水没させずに水面上に設置することが可能であり、シリンダ4の動作を制御するリードスイッチ等の電気機器を容易に取り付けることができるが、シリンダ4を水中に設けてもよい。
その場合、水底Gに設置した鉄筋組体Rの高さより上方にシリンダ4を備えていれば、鉄筋籠Rの升目を通してコンクリート供給管1の吐出部を水底Gに配置することができ、コンクリートの打設に支障は生じない。
【0047】
上記した実施例では、伝達部材に鋼棒3を使用してシリンダ4からの圧縮力と引張力を弁体に伝達するようにしているが、伝達部材としてワイヤなどの引張力のみを伝える部材を用いることもできる。
その場合、シリンダ4の引張力をワイヤで伝えて弁体2を閉じ、或いは、シリンダ4の引張力を緩めて弁体2の自重、及び、コンクリートの吐出圧力で弁体2を開くことができる。
【0048】
次に、本発明の他の実施例を、図7に基づいて説明する。
この実施例は、打設予定場所の上方に何らかの障害物があり、図示しないブームの先端から鉛直に垂下させた供給装置では、打設できない場合に使用するものである。
【0049】
ブームから垂下させた上部供給管91に、スイベルジョイント8を介して中間のコンクリート供給管92が、各コンクリート供給管91,92の軸を中心に回動可能に接続されている。
【0050】
そして中間供給管92の下端に、曲り供給管93を介して水平ないしコンクリートの流下方向に若干傾斜した水平供給管94が接続され、更にその端部には、曲り供給管95を介して、下端部に吐出部5を備えた鉛直な下部供給管96が接続されている。
なお、各供給管はそれぞれ所望の長さとするため、複数の単位供給管を接続したものが使用できる。
【0051】
中間供給管92にはその側面に一対のシリンダ4が設けられ、シリンダ4の作動により、弁体2を開閉させる伝達部材であるワイヤ31が取付けられている。そして、各曲り供給管93,95の両側面には、その曲りに沿うように案内パイプ97,97が添設されており、ワイヤ31はその案内パイプ97内に挿通されている。
なお、伝達部材として、曲り供給管93,95に対応する部分以外には鋼棒を使用することも可能である。
【0052】
以上、好適な実施例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
動力源であるシリンダは、エアシリンダや油圧シリンダなど一般に知られているものを使用されるが、動力源はシリンダに限定されるものではなく、鋼棒やワイヤなどの伝達部材を、弁体の開閉に必要な距離だけ移動可能なものであればよい。
【0053】
図示の例では、鋼棒3の端部に、弁体2が、一対のナットにより移動不能に固定されているが、上側のナットを省略し、弁体を鋼棒に対して上方への動きを許容するように設けてもよい。
【0054】
実施例では、シリンダの作動力を伝達する伝達部材を2本(一対)の鋼棒やワイヤで形成したが、3本又は4本から成る伝達部材を、コンクリート供給管の周囲に等間隔に配置してもよい。
【0055】
このような構造とすることにより、コンクリートの打設を停止する際に、万一1つのシリンダ或いは伝達部材が作動しなくても、他の2本或いは3本の伝達部材の作動により弁体を上昇させ、吐出口を閉鎖することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、水中へコンクリートを打設するに際して、コンクリートの吐出方向が吐出部を中心に偏りなく均等に広がるように打設することができるので、打設されたコンクリートの密度に斑のない高品質の水中コンクリート構築物を施工することできる。
【0057】
また、立体格子状に組まれた鉄筋組体の升目を通し、コンクリート供給管を所望の位置に配置してコンクリートの打設を行うことができるので、強度や密度の安定した、品質が均等のコンクリートの施工が可能となる。
【0058】
更に、本発明は、シリンダの引張力により弁体をコンクリト供給管の吐出口に圧着させて閉じる構造であるから、シール性が向上し、コンクリートの漏れや水の侵入を防ぐことができる。
【0059】
また、コンクリート供給管の吐出口に圧着される弁体の接触面が摩耗した場合には、弁体を反転させて取り付け直すことにより、使用していない反対側の面を圧着面として使用できるので、1つの弁体2を再利用できる上、交換作業も比較的短時間で行うことできるので、施工の効率が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略図である。
【図2】本発明のコンクリト供給管の吐出部を開放した状態を示す一部破断立面図である。
【図3】同上の吐出部を閉鎖した状態を示す一部破断立面図である。
【図4】本発明のコンクリート供給管と鉄筋組体との関係を示す水平断面図である。
【図5】本発明の水中コンクリートの打設状況を示す立面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す弁体と供給管の一部破断立面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図8】従来例の吐出部を示す立面図である。
【符号の説明】
S コンクリートプラント船
P 圧送ポンプ
B ブーム
D コンクリート輸送管
G 水底
R 鉄筋籠
F 型枠
1 供給管
11 供給管
2 弁体
3 鋼棒(伝達部材)
31 ワイヤ(伝達部材)
4 シリンダ(動力源)
5 吐出部
6 吐出口
7 圧着面
8 スイベルジョイント
91〜96 供給管
97 案内パイプ

Claims (5)

  1. コンクリート供給管の下端に設けた吐出口の下方に、コンクリートの吐出と吐出停止を行う上下方向へ移動する弁体を設け、コンクリート供給管の上方側面に弁体を作動する動力源を取り付、該動力源と弁体とを伝達部材で連結し、吐出口と弁体との間からコンクリートが全周方向に均等に放出可能な弁体に形成して成る水中コンクリート打設装置において、該弁体は、半球部又は円錐台形部からなる部材と該半球部又は円錐台形部の基端部から突出したフランジとから成り、該フランジを中心として反転させた対称となる位置にも半球部又は円錐台形部を形成し、該フランジにより相互を接合し、そのいずれかの半球部又は円錐台形部を該吐出口側に配置して成ることを特徴とする水中コンクリート打設装置。
  2. コンクリート供給管の下端に設けた吐出口の下方に、コンクリートの吐出と吐出停止を行う上下方向へ移動する弁体を設け、コンクリート供給管の上方側面に該弁体を作動する動力源を取り付け、該動力源と弁体とを伝達部材で連結し、吐出口と弁体との間からコンクリートが全周方向に均等に放出可能な弁体に形成して成る水中コンクリート打設装置において、該弁体は、中実な球体と該中実球体の中心部から突出したフランジとから成り、該フランジを中心として中実な半球体を対称となる位置に形成し、そのいずれかの中実半球体を該吐出口側に配置して成ることを特徴とする水中コンクリート打設装置。
  3. コンクリート供給管を垂下させた上部供給管、中間供給管、曲り供給管、水平供給管、曲り供給管及び鉛直な下部供給管を順次接続することにより打設予定場所がブーム先端の垂下位置にない施工位置でのコンクリート打設を可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の水中コンクリート打設装置。
  4. 中間供給管の側面に一対のシリンダを設け、該シリンダと弁体とをワイヤよりなる伝達部材により連結することにより弁体を開閉させて成ることを特徴とする請求項記載の水中コンクリート打設装置。
  5. 中間供給管の側面に一対のシリンダを設け、該シリンダと弁体との連結を、曲り供給管となる位置ではワイヤを、その他の直線状供給管となる位置では鋼棒とした連続した伝達部材により連結して成ることを特徴とする請求項3記載の水中コンクリート打設装置。
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