JP4020186B2 - ラジオリンクコントロール階層を有する無線通信システム及びこの無線通信システムでデータを処理する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はラジオリンクコントロール(RLC)階層を有する無線通信システム及びこの無線通信システムでデータを処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近来は、マルチメディアの時空的な制約のないアクセスを許容する通信技術の研究や、その研究の可視的成果を望む努力が活発に行われている。
【0003】
このような現実から見て、デジタルデータ処理及び伝送技術の発達は、有線無線通信を統合し、人工衛星を用いた実時間グローバルデータ通信システムの実現を目前にしている。
【0004】
また、このようなデジタルデータの処理や伝送技術の発達に覆って、既存の音声通話は勿論、ネットワーク基盤の静止画像、動画のリアルタイム伝送が可能となり、有線無線に関わらず、どこでも自由な情報のアクセスを可能としており、IMT−2000はその一つになるだろう。
【0005】
本発明におけるラジオリンクコントロール(RLC)階層は3GPPの第2階層であって、データリンクを制御するプロトコル階層としてOSI7階層モデルの第2階層に当たり、現在3GPPで用いられるRLCエンティティの種類として、RLCヘッダが付いてないTrモード(Transparent Mode)と、ヘッダが付いてあるNTrモード(Non−transparent Mode)との二つに分けられる。
【0006】
従って、結局、現在使用されているRLCのモードは、Tr、UM、AMの3つがあり、そのうちAMエンティティの構造が図1に示されている。
【0007】
図1を参照すると、送信端のAMエンティティ(Transmitting Side)では、上位階層から下降するサービスデータユニット(SDU)を一定の大きさのプロトコルデータユニット(PDU)に作るために、ブロック101を介してセグメンテーション及び連続化を行い、ブロック102を介して前記PDUにシーケンスナンバー(SN)を含むヘッダをつける。
【0008】
前記ヘッダが付加されたPDUは下へ伝送されると同時に、以後の再伝送のために再送信バッファ103に格納する。次いで、マルチプレクサー104を経て下降した前記PDUは、データの保護のために、ブロック105を介して暗号化の過程を経て、一旦送信バッファ106に格納された後、フィールドセッティングブロック107へ伝送される。
【0009】
前記フィールドセッティングブロック107では、RLCヘッダのシーケンスナンバーSNを除いた他のフィールド(D/C及びポールフィールドなど)を適正値でセッティングして、受信側に当たる他のAMエンティティに向けて伝送する。
【0010】
このように、前記上位階層から下降したデータを載せたPDUをAMD(AMデータ)PDUと云い、その構造は図2に示されている。
【0011】
ここで、前記AMD PDUのフォーマットは、図2に示すように、ヘッダとLIグループ(Length Indicator group)、データ、PAD又はピギーバックタイプの状態PDUからなる。
【0012】
前記ヘッダは各AMD PDUの順序番号を示すフィールドのシーケンスナンバー、該AMD PDUがデータ情報を載せているか、あるいはコントロール情報を載せているかを知らせる1ビットのD/Cフィールド、受信側に状態リポートを要求する1ビットのポーリングフィールド(Pフィールド)、次のフィールドがデータであるか、それともLIとEビットであるかを知らせる2ビットのHEフィールド、そして、その次のフィールドがデータであるか、それともLIとEビットであるかを知らせるためのEフィールド1ビットを含んで構成される。
【0013】
前記AMD PDUでLI部分はLIとEビットから構成されるが、LIはそのPDUが複数個のSDUを含む場合、各SDUの境界を示すフィールドである。
【0014】
各LIはデータ部分の最初のオクテットから各SDUの最後のオクテットまでのオクテットの数を示し、一PDUに含まれたSDUに対する各々のLIをLIグループという。
【0015】
前記データ部分は上位階層から下降したSDUに当たるフィールドとして、一つ又は複数個のSDUを含み、このようなデータ部分はその大きさが可変的であって、全体PDUのサイズをオクテット−アラインするためにパッディングを行う。
【0016】
上述の暗号化は前記AMD PDUに対して行われるが、このとき、ヘッダ部分の最初の二つのオクテット(シーケンスナンバーを含む部分)は暗号化されず、その後の部分のみ暗号化される。
【0017】
前記AMエンティティには前記AMD PDUの他にも、コントロール情報を載せたコントロールPDUも存在する。そのコントロールPDUは状態情報を載せた状態PDU、AMエンティティのリセットのためのリセットPDU、そして、前記リセットPDUのアクノレッジ(ACK)を知らせるためのリセットアクノレッジPDUを含む。
【0018】
これらは各々図3と図4に示されている。
【0019】
前記コントロールPDUは、前記RLCコントロールユニットで生成され、暗号化を経ず直ぐにフィールドセッティングブロックへ伝送され、ここで、D/C及びPDUタイプフィールドをセッティングした後、受信側に当たるRLC AMエンティティへ伝送される。
【0020】
即ち、前記フィールドセッティングブロック107では、前記AMD PDUに対してはD/Cフィールを1にセッティングし、前記コントロールPDUに対しては0にセッティングする。もし、前記AMD PDUにデータが全部満たされず、空所がある場合はパッディングを行う。
【0021】
前記フィールドセッティングブロック107では、前記AMD PDUにこのようなPADがある時には、データ伝送の効率を高めるために、状態PDUをPADの代わりに満たして伝送することができ、この時の状態PDUをピギーバック状態PDUという。
【0022】
上述したように、前記送信側に当たるRLC AMエンティティから伝送された前記AMエンティティのPDUを受けた受信側に当たるRLC AMエンティティは、次のように前記AMD PDUを処理する。
【0023】
まず、デマルチプレックス/ルーティング部108では前記D/Cフィールドを確認する。前記D/Cフィールドを確認した結果、前記D/Cフィールド値が0であれば、0は前記コントロールPDUに当たるので、前記コントロールPDUは直ぐにRLCコントロールユニット100へ送り上げ、前記D/Cフィールド値が1であれば、1は前記AMDPDUに当たるので、前記AMD PDUは前記受信バッファ109へ送り上げられる。
【0024】
前記RLC AMエンティティは、一つのラジオベアラセットアップに対して一つ又は二つの論理的チャネルを使用することができる。
【0025】
図1で実線は一つの論理的チャネルを使用した場合を、点線は二つの論理的チャネルを使用した場合を例示する。
【0026】
図1に示すように、二つの論理的チャネルを使用した時は、データチャネルとコントロールチャネルが定められているため、前記AMD PDUは直ぐに前記受信バッファ109へ伝送され、コントロールPDUはデマルチプレックス/ルーティング部108を経てRLCコントロールユニット100へ伝送される。
【0027】
前記受信バッファ109では、各PDUの受信状態を確認して、受信していないAMD PUDがある時は前記送信端へNACK信号を送り、前記受信していないAMD PDUに対して再伝送を要求する。
【0028】
前記受信バッファ109に格納されたPDUは、一つの完全なSDUを構成するPDUが全て受信されるまで格納されてから、該PDUの受信が全部終わると、これらをSDU単位で送り上げる。
【0029】
その後、これらは復号化部110で復号化され、ブロック111では各PDUからRLCヘッダとピギーバック情報が除去され、データのみが抽出される。従って、前記ブロック111を介して前記純粋データのみでSDUが構成される。
【0030】
次いで、前記SDUはリアセンブリ部112を経て上位階層へ送り上げられる。
【0031】
ところが、上記の従来技術によれば、前記AMD PDUを伝送することにおいて次のような問題点を有する。
【0032】
まず、前記送信端において、前記ピギーバック状態のPDUを伝送するためには、前記フィールドセッティングブロックで前記AMD PDU内に前記ピギーバック状態のPDUが入るPADがあるか否かを検査し、前記AMD PDUに前記ピギーバック状態PDUが入るPADがある場合に、前記PADを前記ピギーバック状態PDUに置換すべきである。
【0033】
一方、前記AMD PDUは既に暗号化されているので、前記PADがあるか否か、および前記PADの正確な位置を知るためには、前記フィールドセッティングブロックで前記暗号化したAMD PDUを再び復号化しなければならない。
【0034】
また、前記AMD PDUを伝送するためには、前記暗号化したAMD PDUを再び暗号化すべきであって、結局、前記フィールドセッティングブロックでは不必要に復号化及び暗号化を行わなければならない短所がある。
【0035】
尚、上述したように、前記受信側に当たるRLC AMエンティティは、前記受信バッファから前記上位階層に前記PDUを送り上げるとき、SDU単位で行うべきである。このとき、前記受信バッファに格納されている前記PDUは、既に送信端によって全て暗号化されている状態であるので、一PDUがあるSDUに属するかを知るためには、必ず前記PDUを復号化しなければならない。
【0036】
従って、前記受信バッファでも不必要に前記PDUを復号化するための機能が必要となるという短所がある。
【0037】
上述したように、暗号化及び復号化の繰り返しは、前記AMD PDUデータの処理速度および効率を減じるような原因となり、ひいては、システムの性能を低下させる要因となる。
【0038】
また、前記RLCの機能のうち、バッファのオーバーフローを防止するために用いられるSDUディスカード機能がある。
【0039】
この機能を使用する場合、前記送信バッファ及び前記受信バッファでディスカードするSDUに当たるPDUを全てディスカードすべきであるが、前記送信バッファ及び前記受信バッファ共に暗号化されたPDUが格納されているので、前記SDUをディスカードするためには、前記送信バッファ及び受信バッファ共に復号化の機能が必要であるという短所がある。
【0040】
図5は従来RLC UMエンティティの構成を示すダイアグラムである。
【0041】
図5に示すように、送信側に当たるRLC UMエンティティのブロック122は、UM−SAPを経て上位階層から下降するサービスデータユニットSDUを一定の大きさのプロトコルデータユニットに作るために、セグメンテーション及び連続化を行う。
【0042】
次いで、暗号化部123はデータの保護のために前記PDUを暗号化する。
【0043】
次いで、RLCヘッダ部124は前記PDUにシーケンスナンバーを含むヘッダを付け、UMD PDUを構成する。
【0044】
送信バッファ125は前記UMD PDUを格納してから、受信側に当たるRLC UMエンティティへ伝送する。
【0045】
一方、前記ラジオリンクコントロール階層内には、前記受信側でPDUを受信するとき、前記送信側へのアクノレッジ信号が必要ない場合に用いられるUMDPDUと、前記アクノレッジ信号が必要な場合に用いられるAMD PDUが存在する。
【0046】
図6に示すように、前記UMD PDUのフォーマットは、ヘッダとLI部分、データ、PADからなっている。前記ヘッダは各PDUの順番を示すフィールドのシーケンスナンバーと、次のフィールドがデータであるかそれとも前記LI部分であるか、又は拡張ビットであるかを知らせるための1ビットのE(Extension)フィールドビットからなっている。
【0047】
前記データ部分は前記上位階層から下降した前記SDUに当たるフィールドとして、一つ又は複数個のSDUを含む。この種のデータ部分はその大きさが可変的であるから、全体のPDUサイズをオクテット−アラインするためにパッディングを行う。
【0048】
前記UMD PDUは前記AMD PDUと同様に、LI部分はLIとEビットとから構成されるが、LIはそのPDUが複数個のSDUを含む場合、各SDUの境界を示すフィールドである。各LIはデータ部分の最初のオクテットから各SDUの最後のオクテットまでのオクテットの数を示し、一PDUに含まれたSDUに対する各々のLIをLIグループという。
【0049】
上述したように、前記UMD PDUの構造は図6と同様であり、その中で、最初のオクテットはシーケンスナンバーSNを含むヘッダであり、このヘッダ部分は暗号化されず、その以下の部分のみ暗号化される。
【0050】
前記伝送されたUMD PDUを受信したRLC UMエンティティは、一旦これを受信バッファ130に格納して置き、一つの完全なSDUを構成するPDUの受信が全て終わると、前記格納したPDUをSDU単位でブロック129へ伝送する。
【0051】
次いで、前記PDUの前記ヘッダは前記ブロック129から除去され、前記PDUは復号化部128を介して復号化される。前記復号化したPDUはSDU単位で再びリアセンブリ部126を経て上位階層へ伝送される。
【0052】
前記従来RLC UMエンティティを用いて前記UMD PDUを伝送することにおいて、次のような問題点がある。
【0053】
上述したように、受信バッファから上位階層へPDUを送り上げるとき、SDU単位で行うが、受信バッファに格納されているPDUは全て暗号化されている状態である。一方、一PDUがあるSDUに属するかを知るためには、復号化を行わなければならない。
【0054】
従って、受信バッファに不必要に復号化の機能が必要となる短所があった。
【0055】
また、RLC UMエンティティの機能中、バッファのオーバーフローを防止するために用いるSDUディスカードファンクションがある。このディスカードファンクションを使用する場合、伝送及び受信バッファでディスカードするSDUに当たるPDUを全てディスカードしなければならない。
【0056】
結局、二つのバッファには共に暗号化したPDUが格納されているので、SDUをディスカードするためには、送信バッファ及び受信バッファ共に復号化機能が必要となるという短所がある。
【0057】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、PDUの送信及び受信を更に効率よく行うことのできるRLCエンティティ無線通信システムを提供することにある。
【0058】
本発明の他の目的は、RLCエンティティでPDUを迅速に処理できる、RLCエンティティを有する無線通信システムでデータを処理する方法を提供することにある。
【0059】
【課題を解決するための手段】
本発明による無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、上位階層からサービスデータ単位を受けて、無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位に再構成する送信データ再構成モジュールと、前記送信データ再構成モジュールで再構成された前記プロトコルデータ単位に前記無線リンク制御階層のヘッダを付加するヘッダ付加モジュールと、前記ヘッダ付加モジュールで前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を送信するために格納する送信データ格納モジュールと、前記送信データ格納モジュールに格納された前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位を暗号化して、下位階層へ伝達する暗号化モジュールとを含み、それにより上記目的が達成される。
【0060】
本発明の1つの局面によれば、前記SDUは、前記上位階層からUM−SAPを介して前記送信モジュールへ伝送され、前記暗号化したPDUは、前記送信モジュールからチャネルDCTH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側に当たる無線通信システムのRLCエンティティに向けて伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0061】
本発明の1つの局面によれば、前記送信データ再構成モジュールは、前記上位階層から伝送された前記SDUをセグメンテーション及び連続化させる、セグメント及び連続化モジュールを含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0062】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダは前記RLCのシーケンスナンバー(SN)を含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0063】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダ付加モジュールで前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を再伝送のために格納し、再伝送を制御するデータ再伝送制御モジュールを更に含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0064】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダ付加モジュール及び前記データ再伝送モジュールの出力信号のうちいずれか一つを前記送信データ格納モジュールに出力させるマルチプレクサーを更に備えることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0065】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、前記送信データ格納モジュールに格納された前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位に前記ヘッダのフィールドをセッティングして、前記暗号化モジュールへ伝達するヘッダフィールドセッティングモジュールを更に含むことを特徴とする。
【0066】
本発明の1つの局面によれば、前記SDUは、前記上位階層からアクノレッジモード(AM)−SAPを介して前記送信モジュールへ伝送され、前記暗号化したPDUは、前記送信モジュールからチャネルDCTH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側に当たる無線通信システムのRLCエンティティに向けて伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0067】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化モジュールは、暗号化を行う前に前記PDUのヘッダ内のD/Cフィールドを検査し、前記D/Cフィールド値に応じて、ピギーバック状態のPDUを含む一般のPDUに対してのみ暗号化を行い、コントロールPDPに対しては暗号化を行えず、RLC制御モジュールへ伝送することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0068】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化モジュールは、前記PDUをチェックして、前記PDU内にPADが存在すると、前記PDUをピギーバック状態のPDUに対置することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0069】
本発明による無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置は、下位階層を介して送信側から伝達された暗号化した無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位を復号化する復号化モジュールと、前記復号化モジュールで復号した前記プロトコルデータ単位を受信のために格納する受信データ格納モジュールと、前記受信データ格納モジュールに格納された前記プロトコルデータ単位に付加されている前記無線リンク制御階層のヘッダを除去するヘッダ除去モジュールと、前記ヘッダ除去モジュールから前記ヘッダが除去された前記無線リンク制御階層の前記プロトコルデータ単位を、上位階層へ伝達するサービスデータ単位に再構成してから、前記上位階層へ伝達する受信データ再構成モジュールとを含み、それにより上記目的が達成される。
【0070】
本発明の1つの局面によれば、前記送信側から前記暗号化されたPDUは、チャネルDCCH、DTCH、CCCH、SHCCH、そして、CTCHを介して前記データ受信装置へ入り、そして、前記リアセンブリングされたSDUは非アクノレッジモード(UM)−SAPを介して前記上位階層へ伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0071】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダは前記RLC階層のシーケンスナンバーを含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0072】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置は、前記受信データ格納モジュールに格納された前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位と連関したデータの再伝送を制御するデータ再伝送制御モジュールを更に備えることを特徴とする。
【0073】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置は、前記ヘッダ除去モジュールから除去される前記ヘッダの情報を判読するヘッダ情報判読モジュールを更に備えることを特徴とする。
【0074】
本発明の1つの局面によれば、前記復号化モジュールは、前記送信側から伝送された前記暗号化したプロトコルデータ単位(PDU)のうち、制御PDUはRLC制御モジュールへ伝送し、アクノレッジ(AMD)PDUのみを復号化することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0075】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化モジュールは、暗号化を行う前に、前記アクノレッジ(AMD)PDUに含まれた前記ヘッダ内のD/Cフィールドの検査を行い、前記D/Cフィールド値に応じて、ピギーバック状態のPDUを含む前記アクノレッジ(AMD)PDUに対してのみ暗号化を行い、コントロールPDUに対しては暗号化を行えずに前記RLC制御モジュールへ伝送することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0076】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化したPDUは、前記チャネルDCCH及びDTCHを介して前記データ受信装置へ入り、そして、前記リアセンブリングされたSDUは、前記アクノレッジモード(AM)−SAPを介して前記上位階層へ伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0077】
本発明の1つの局面によれば、前記復号化モジュールは、復号化ブロックと、前記送信側から受信した前記アクノレッジ(AMD)PDUのうちコントロールPDUとはRLC制御モジュールへ伝送し、前記受信したアクノレッジ(AMD)PDUは復号化ブロックへ伝送するデマルチプレックス/ラウティングブロックを含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0078】
本発明の1つの局面によれば、前記デマルチプレックス/ルーティングブロックは、前記アクノレッジ(AMD)PDU内に位置したD/Cフィールドの検査を通じて、前記伝送したアクノレッジ(AMD)PDUが前記コントロールPDUであるか、あるいは前記アクノレッジ(AMD)PDUであるかを判別することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0079】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダ除去モジュールは前記受信データ格納モジュールから伝送された前記アクノレッジ(AMD)PDUから、前記RLC階層のヘッダは勿論、ピギーバック情報を除去することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ受信装置である。
【0080】
本発明による無線リンク階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、上位階層からサービスデータ単位を受けて、送信のために格納する送信データ格納モジュールと、前記格納したサービスデータ単位を前記無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位に再構成する送信データ再構成モジュールと、前記送信データ再構成モジュールで再構成された前記プロトコルデータ単位に前記無線リンク制御階層のヘッダを付加するヘッダ付加モジュールと、前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位を暗号化して下位階層へ伝達する暗号化モジュールとを含み、それにより上記目的が達成される。
【0081】
本発明の1つの局面によれば、前記SDUは前記上位階層からUM−SAPを介して前記送信モジュールへ伝送され、前記暗号化したPDUは前記通信モジュールからチャネルDCTH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側に当たる無線通信システムのRLCエンティティに向けて伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0082】
本発明の1つの局面によれば、前記送信データ再構成モジュールは前記上位階層から伝送された前記SDUをセグメンテーション及び連続化させるセグメント及び連続化モジュールを含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0083】
本発明の1つの局面によれば、前記ヘッダは前記RLCのシーケンスナンバー(SN)を含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0084】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、前記ヘッダ付加モジュールで前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を再伝送のために格納し、再伝送を制御するデータ再伝送制御モジュールを更に含むことを特徴とする。
【0085】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、前記ヘッダ付加モジュール及び前記データ再伝送モジュールの出力信号のうちいずれか一つを前記送信データ格納モジュールへ出力させるマルチプレクサーを更に備えることを特徴とする。
【0086】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置は、前記送信データ格納モジュールに格納された前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位に前記ヘッダのフィールドをセッティングして、前記暗号化モジュールへ伝達するヘッダフィールドセッティングモジュールを更に含むことを特徴とする。
【0087】
本発明の1つの局面によれば、前記SDUは前記上位階層からアクノレッジモード(AM)−SAPを介して前記送信モジュールへ伝送され、前記暗号化したPDUは前記送信モジュールからチャネルDCTH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側に当たる無線通信システムのRLCエンティティに向けて伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0088】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化モジュールは、暗号化を行う前に前記PDUのヘッダ内のD/Cフィールドを検査し、前記D/Cフィールドの値に応じて、ピギーバック状態のPDUを含む一般PDUに対してのみ暗号化を行い、コントロールPDUに対しては暗号化を行えず、RLC制御モジュールへ伝送することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0089】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化モジュールは、前記PDUをチェックして、前記PDU内にPADが存在すると、前記PDUをピギーバック状態のPDUに対置することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムのデータ送信装置である。
【0090】
本発明による無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法は、上位階層から伝送されたサービスデータ単位を受け、無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位に再構成するステップと、前記プロトコルデータ単位に前記無線リンク制御階層のヘッダを付加するステップと、前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を、送信のために送信データ格納用バッファに格納するステップと、前記送信データ格納用バッファに格納した前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位を暗号化するステップと、前記暗号化したプロトコルデータ単位を下位階層へ伝達するステップとを備え、それにより上記目的が達成される。
【0091】
本発明の1つの局面によれば、前記SDUは前記上位階層からUM−SAPを介して入り、前記暗号化したPDUはチャネルDCTH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側へ伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法である。
【0092】
本発明の1つの局面によれば、前記サービスデータ単位を前記プロトコルデータ単位に再構成するステップは、前記上位階層から伝送された前記SDUをセグメンテーション及び連続化させるステップを含むことを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法である。
【0093】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法は、前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を再伝送のために格納し、前記格納したプロトコルデータ単位の再伝送を制御するステップを更に備えることを特徴とする。
【0094】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法は、前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位と、前記再伝送のために格納した前記プロトコルデータ単位とをマルチプレクシングして、前記送信データ格納用バッファに提供するステップが更に備えられることを特徴とする。
【0095】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを送信する方法は、前記暗号化の前に、前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位に前記ヘッダのフィールドをセッティングするステップを更に備えることを特徴とする。
【0096】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法は、下位階層を介して送信側から伝達された暗号化した無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位を復号化するステップと、前記復号化した前記プロトコルデータ単位を受信のために格納する受信データ格納用バッファに格納するステップと、前記受信データ格納モジュールに格納した前記プロトコルデータ単位に付加されている前記無線リンク制御階層のヘッダを除去するステップと、前記ヘッダが除去された前記無線リンク制御階層の前記プロトコルデータ単位を、上位階層へ伝達するサービスデータ単位に再構成するステップと、前記再構成したサービスデータ単位を上位階層へ伝達するステップとを備え、それにより上記目的が達成される。
【0097】
本発明の1つの局面によれば、前記送信側から伝送された前記暗号化したPDUはチャネルDCCH、DTCH、CCCH、SHCCH、そして、CTCHを介してデータ受信装置へ入り、そして、前記リアセンブリングしたSDUは、非アクノレッジモード(UM)−SAPを介して前記上位階層へ伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法である。
【0098】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法は、前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位と連関したデータの再伝送を制御するステップを更に備えることを特徴とする。
【0099】
無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法は、前記ヘッダ除去モジュールで除去される前記ヘッダの情報を判読するステップを更に備えることを特徴とする。
【0100】
本発明の1つの局面によれば、前記復号化ステップは前記送信側から伝送された前記暗号化したプロトコルデータ単位(PDU)のうち、制御PDUはRLC制御モジュールへ伝送し、アクノレッジ(AMD)PDUのみを復号化することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法である。
【0101】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化ステップは、前記暗号化を行う前に前記アクノレッジ(AMD)PDUに含まれた前記ヘッダ内のD/Cフィールドを検査し、そのD/Cフィールド値に応じて、ピギーバック状態のPDUを含む前記アクノレッジ(AMD)PDUに対してのみ暗号化を行い、コントロールPDUに対しては暗号化を行えず、RLC制御モジュールへ伝送することを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法である。
【0102】
本発明の1つの局面によれば、前記暗号化したPDUは前記チャネルDCCH及びDTCHを介して前記データ受信装置へ入り、そして、前記リアセンブリングしたSDUは前記アクノレッジモード(AM)−SAPを介して前記上位階層へ伝送されることを特徴とする上記に記載の無線リンク制御階層を有する無線通信システムでデータを受信する方法である。
【0103】
上記目的を達成するために、本発明によるRLCエンティティを有する無線通信システムのデータ送信装置は、暗号化段階を送信バッファ以後に位置した最終処理段階として行う。一方、前記RLCエンティティを有する無線通信システムのデータ受信装置は、復号化の段階を受信バッファ以前の最初の処理段階として行う。
【0104】
前記本発明によるRLCエンティティはRLCAMエンティティ及びRLC UMエンティティを含む。
【0105】
上記目的を達成するための本発明の一形態によれば、データ送信装置は第1上位階層から伝送されたSDUをPDUへ変換する第1データ処理モジュール、前記変換したPDUを格納する送信データ格納モジュール、前記送信データ格納モジュールに格納した前記PDUを暗号化させ、第2RLCエンティティへ伝送する暗号化モジュールを有する。データ受信装置は、第1RLCエンティティから伝送された暗号化したPDUを受信して復号化させる復号化モジュール、前記復号化したPDUを格納する受信データ格納モジュール、そして、前記受信データ格納モジュールに格納された前記PDUをSDU単位でリアセンブリングしてから、第2上位階層へ伝送する第2データ処理モジュールを含む。
【0106】
上記目的を達成するための本発明の他の形態によれば、送信バッファを有するRLCエンティティにおいて、第1上位階層から下降するSDUを一定の大きさのPDUに作るステップと、前記PDUを送信バッファに格納してから、前記PDU単位で暗号化させるステップとが備えられる。
【0107】
一方、受信バッファを有するRLCエンティティにおいて、前記暗号化したPDUを受信側に当たる第2RLCエンティティへ伝送するステップと、送信側に当たる第1RLCエンティティから受信されるPDUを受信して復号化するステップと、前記復号化したPDUを前記受信バッファに格納するステップと、前記受信バッファに格納されたPDUをリアセンブリングしてから、第2上位階層へ伝送するステップとを備えていることを特徴とする。
【0108】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態を添付の図7a及び図7bを参照して詳細に説明する。
【0109】
本発明の主要な特徴によれば、データ送信装置のうち、送信データ再構成モジュールは上位階層からサービスデータ単位を受けて、無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位に再構成する。
【0110】
ヘッダ付加モジュールは、前記送信データ再構成モジュールで再構成された前記プロトコルデータ単位に前記無線リンク制御階層のヘッダを付加する。
【0111】
送信データ格納モジュールは、前記ヘッダ付加モジュールで前記ヘッダが付加された前記プロトコルデータ単位を送信するために格納する。
【0112】
そして、暗号化モジュールは、前記送信データ格納モジュールに格納された前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位を暗号化して、下位階層へ伝達する。
【0113】
本発明の他の主要な特徴によれば、データ受信装置のうち復号化モジュールは、下位階層を介して送信側から伝達された暗号化した無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位を復号化する。
【0114】
データ格納モジュールは、前記復号化モジュールで復号した前記プロトコルデータ単位を受信するために格納する。
【0115】
ヘッダ除去モジュールは、前記受信データ格納モジュールに格納された前記プロトコルデータ単位に付加されている前記無線リンク制御階層のヘッダを除去する。
【0116】
そして、受信データ再構成モジュールは、前記ヘッダ除去モジュールから前記ヘッダが除去された前記無線リンク制御階層の前記プロトコルデータ単位を、上位階層へ伝達するサービスデータ単位に再構成してから、前記上位階層へ伝達する。
【0117】
前記第1の実施形態はRLC AMエンティティに関するもので、図7a及び図7bは前記RLC AMエンティティの構成を示すダイアグラムである。
【0118】
図7aによれば、前記第1実施形態はRLC AMエンティティは大きく送信モジュール210、受信モジュール220、そして、RLC制御モジュール230から構成される。
【0119】
図7aによれば、送信側に当たる前記RLC AMエンティティの伝送モジュール210は、AM−SAP207を介して上位階層から伝送されたSDUをPDUに変換する第1のデータ処理モジュール201、前記AMD PDUを格納する送信データ格納モジュール(又は送信バッファ)202、そして、前記送信バッファ202に格納された前記PDUをRLC制御モジュール230の制御下に所定のフィールドでセッティングしてから、暗号化させる暗号化モジュール203を含む。前記暗号化したPDUは、チャネルDTCH及びDCCHを介して受信側に当たるRLC AMエンティティに向けて伝送される。
【0120】
一方、図7aによれば、前記ラジオリンクコントロールRLC AMエンティティの受信モジュール220は、前記送信側に当たるRLC AMエンティティからチャネルDCCH及びDTCHを介して伝送された、暗号化したAM用PDUのうち、制御PDUは前記RLC制御モジュール230へ伝送し、AMD PDUのみを復号化する復号化モジュール204、前記復号化したAMD PDUを格納する受信データ格納モジュール(又は受信バッファ205)、そして、前記受信データ格納モジュール(又は受信バッファ)205に格納された前記AMD PDUをSDU単位でリアセンブリングしてから、前記AM−SAP207を介して前記上位階層へ伝送する第2のデータ処理モジュール206を含む。
【0121】
好ましくは、前記ラジオリンクコントロールRLCアクノレッジモードAM用エンティティで、前記送信バッファ202は前記データを前記SDU単位で処理する。
【0122】
好ましくは、前記ラジオリンクコントロールRLCアクノレッジモードAM用エンティティの前記暗号化モジュール203は、前記PDUが暗号化する前にD/Cフィールドを検査する。前記D/Cフィールド検査に従って、前記PDUのうちコントロールPDUは暗号化されず、AMD PDUのみ暗号化される。
【0123】
好ましくは、前記ラジオリンクコントロールRLCアクノレッジモードAM用エンティティで前記AMD PDUがピギーバック状態PDUを含む場合、前記ピギーバック状態のPDUは暗号化され、状態PDUは暗号化されずに伝送される。
【0124】
好ましくは、前記ラジオリンクコントロールRLCのアクノレッジモードAM用エンティティの前記受信バッファにはSDU単位で前記データを処理する。
【0125】
図7bは図7aの詳細構成を示すブロックダイアグラムである。
【0126】
図7bによれば、前記ラジオリンクコントロールRLCのアクノレッジモードAM用エンティティの前記送信モジュール210は、上位階層から下降するSDUをセグメンテーション及び連続化させるセグメント化及び連続化モジュール211、前記セグメンテーション及び連続化したSDUにシーケンスナンバーSNを含むヘッダを付加することにより、PDUを形成するRLCヘッダモジュール212、前記ヘッダが付加されたPDUを再送信及び管理のために格納する再送信バッファ及び管理モジュール213、前記RLCヘッダモジュール212及び前記再送信バッファ及び管理モジュール213の出力信号のうち、何れか一つを出力させるマルチプレクサー(又は多重化モジュール)214、前記マルチプレクサー214から出力された前記PDUを暗号化されてない状態で格納する送信バッファ(又は格納モジュール)215、D/Cフィールドを始め、他のフィールドを適正値にセッティングするフィールドセッティングブロック(又はフィールドセッティングモジュール)216、そして、前記フィールドセッティングブロック216から出力された前記PDUを暗号化させてから、前記暗号化したPDUを受信側に向けて伝送する暗号化モジュール217を備える。
【0127】
好ましくは、前記暗号化モジュール217は前記暗号化を行う前に前記AMDPDUのヘッダD/Cフィールドを検査し、前記D/Cフィールド値に応じて、ピギーバック状態のPDUを含むAMD PDUに対してのみ暗号化を行い、コントロールPDUに対しては暗号化を行わない。
【0128】
好ましくは、前記暗号化モジュール217は前記AMD PDUをチェックして、前記AMD PDU内にPADが存在すると、前記AMD PDUをピギーバック状態のPDUに置換する。
【0129】
図7bによれば、前記RLC AMエンティティの受信モジュール220は、他のエンティティの送信モジュール210から受信したPDUのうち、コントロールPDUは前記RLCコントロールユニット230へ伝送し、前記受信したPDUのうち、AMD PDUは復号化モジュール222へ伝送するデマルチプレックス/ルーティングモジュール221、前記AMD PDUを復号化する復号化モジュール222、前記復号化したAMD PDUを格納し、SDU単位で前記格納したPDUを出力する受信バッファ223、前記SDU単位で受信した前記PDUから前記RLCヘッダと前記ピギーバック情報を除去するヘッダ及びピギーバック情報除去モジュール224、そして、前記データのみから構成された前記SDUをリアセンブリしてから、上位階層へ伝送するリアセンブリモジュール225で構成されている。
【0130】
好ましくは、前記受信モジュール220の前記デマルチプレックス/ルーティングモジュール221は、前記D/Cフィールドの検査を通じて、前記伝送されたPDUが前記コントロールPDUであるか、あるいは前記AMD PDUであるかを判別する。
【0131】
好ましくは、前記受信バッファ223は、前記格納したPDUを前記SDU単位で前記上位階層へ伝送する。
【0132】
上述のように、前記第1の実施形態は、従来の暗号化及び復号化の問題を解決するための新たなRLCAM用のエンティティを示す。
【0133】
前記第1の実施形態によるRLC AMエンティティの構造によれば、前記エンティティの送信モジュール210は、前記暗号化ステップを前記フィールドセッティングブロックの後に最終ステージとして行い、前記エンティティの受信モジュール220は前記復号化ステップを前記受信バッファの前に最初のステージとして行う。
【0134】
以下に、前記第1の実施形態によるRLC AM用エンティティで前記AMDPDUを処理する過程を図7a及び図7bを参照して詳述する。
【0135】
まず、図7a及び図7bに示すように、前記RLC AMエンティティとして一つの論理チャネル又は二つの論理チャネルが適用され得る。
【0136】
前記二つの論理チャネルが適用される場合において、UTRANは、第1の論理チャネルがデータPDUのために使用され、第2の論理チャネルが制御PDUのために使用され得るように指示できる。その指示が前記UTRANから与えられない場合、前記データ及び制御PDUは前記二つのチャネルのいずれかによっても送られ得る。
【0137】
前記論理チャネルマッピングの指示はRRCによりシグナリングされる。
【0138】
前記送信モジュール210を調べると、前記上位階層から下降するSDUはセグメンテーション及び連続化モジュール211を介してセグメント化され且つ連結される。即ち、前記SDUは固定した長さのPDUを形成するために、セグメント化され連結される。前記PDUの長さはベアラセットアップ内で決定され、但し、RRCによる無線ベアラ再構成によって変更が可能なセミ−スタティック値である。
【0139】
次いで、前記SDUは前記RLCヘッダモジュール212に入力され、ここで、シーケンスナンバーSNを含むヘッダが前記SDUに付加されることによりPDUが形成される。前記ヘッダが付加された前記PDUは直ちにマルチプレクサー214へ伝送されると共に、前記再送信バッファ及び管理モジュール213に格納される。
【0140】
連結化及びパッディング目的のために、前記長さインジケーターと拡張子に関する情報のビットは、SDU境界の発生時ごとに、その境界の属したPDUのスタート部分に挿入される。
【0141】
前記マルチプレクサー214は、前記RLCヘッダモジュール212と前記再送信バッファ及び管理モジュール213の出力信号のうち何れかを出力させる。
【0142】
即ち、前記マルチプレクサー214はどのPDUを選択するかを決定し、また、前記PDUがいつ前記MACへ伝送されるのかを決定する。前記PDUは前記RLC PDUヘッダを完了し、前記パッディングを前記ピギーバック状態情報を有して置換する機能を経て伝送される。
【0143】
前記マルチプレクサー214を経て伝送した前記PDUは、暗号化されてない状態で前記送信バッファ215に格納され、その送信バッファ215に格納した前記PDUは、続いて前記フィールドセッティングブロック216へ伝送される。
【0144】
前記フィールドセッティングブロック216では、前記D/Cフィールドを始め、他のフィールドを適正値でセッティングし、前記AMD PDUをチェックして、前記AMD PDU内にPADがあれば、上述のように前記AMD PDUをピギーバック状態のPDUに置換する。
【0145】
一方、前記暗号化モジュール217は、前記フィールドセッティングブロック216から出力された前記AMD PDUを暗号化してから、前記暗号化したAMD PDUを前記受信側に当たるまた他のRLC AMエンティティに向いて伝送する。
【0146】
このとき、前記暗号化を行う前に前記AMD PDUのヘッダD/Cフィールドを検査して、前記D/Cフィールド値に従って、前記ピギーバック状態のPDUを含む前記AMD PDUに対してのみ前記暗号化を行い、ステータス、リセット、リセットアクノレッジPDUのような前記コントロールPDUに対しては前記暗号化を行わない。
【0147】
前記ピギーバックメカニズムの適用時、前記パッティングは伝送の効率を高め、前記ピア対ピアエンティティの間でより迅速なメッセージ交換を可能にするために、前記制御情報によって置換される。前記ピギーバック制御情報は再伝送バッファによってセーブされることはない。
【0148】
前記ピギーバック制御情報は前記ピギーバックされた状態PDU内に含まれ、それは続いて前記AMD PDU内に含まれる。前記ピギーバックされた状態PDUは前記AMD PDU内の自由空間の総量と一致するために、可変のサイズを有する。
【0149】
前記再伝送バッファ213は前記受信側からアクノレッジ信号を受信し、前記PDUの再伝送を指示し且つ、いつ前記再伝送バッファ213からのPDUを削除するかを指示するために用いられる。
【0150】
次いで、前記受信モジュールを説明すると、前記受信モジュールは前記MACサブ層から前記論理チャネルのうち何れか一つを介して前記AMD PDUを受信する。
【0151】
前記RLC PDUは分離されたPDUへ拡張され、潜在ピギーバック状態の情報は抽出される。前記PDUは完全なSDUが受信されるまで前記受信バッファ205内に位置する。前記受信バッファ205は前記ピアエンティティ(又は送信側に当たるRLCエンティティ)にネガティブアクノレッジ信号を送ることにより該PDUの再伝送を要求する。
【0152】
即ち、また他のエンティティの送信モジュール210から、上述の過程を経て前記PDUが受信されると、前記受信モジュール210の前記デマルチプレックス/ルーティングモジュール221は、前記D/Cフィールドの検査を通じて、前記伝送されたPDUが前記コントロールPDUであるか、あるいは前記AMDPDUであるかを判別する。
【0153】
前記デマルチプレックス/ルーティングモジュール221は、前記受信したPDUが前記コントロールPDUであればその受信したPDUを前記RLCコントロールモジュール230へ伝送し、前記受信したPDUが前記AMD PDUであれば、それらを前記復号化モジュール222へ伝送する。
【0154】
ここで、前記復号化したAMD PDUは前記受信バッファ及び再伝送管理モジュール223へ格納される。前記受信バッファ及び再伝送管理モジュール223は前記受信したPDUを前記SDU単位で上位モジュールへ伝送する。
【0155】
即ち、前記ヘッダ及びピギーバック情報除去モジュール224は、前記SDU単位で受信された前記PDUから前記RLCヘッダと前記ピギーバック情報を除去することにより、純粋データのみで構成された前記SDUを構成する。
【0156】
前記ヘッダが前記PDUから除去され、前記PDUが一つのSDUにリアセンブリングされた後に、前記SDUは前記上位階層へ伝送される。
【0157】
即ち、前記リアセンブリングモジュール225は前記純粋データのみから構成された前記PDUを前記SDUにリアセンブリしてから、前記AM−SAP207を介して前記上位階層へ伝送する。
【0158】
一方、前記アクノレッジ信号は前記送信側に当たるRLCエンティティの送信モジュールにパスされる。
【0159】
上述のように、本発明のAMエンティティは前記送信モジュールの前記最終ステージで前記PDUの暗号化が行われ、前記受信モジュールの前記初期ステージで前記PDUが復号化される。従って、前記送信バッファと前記受信バッファには前記PDUが暗号化されてない状態で格納される。従って、前記送信バッファと前記受信バッファは、前記PDUの格納時に復号化の機能が必要ない。
【0160】
前記送信バッファ、前記フィールドセッティングブロック、そして、前記受信バッファで暗号化及び復号化の機能が必要ないことから、前記RLC階層で前記PDUを処理する時間を短縮させることができる。
【0161】
また、処理し難い前記ピギーバック状態PDUを本発明では簡単に処理することができる。
【0162】
また、前記受信バッファには暗号化されない、即ち、復号化したPDUが格納されているので、前記SDU単位で処理する前記RLCの他の機能を十分に活用できるようになる。従って、前記RLCでのデータ処理速度が増加し、前記AMエンティティは更に安定的な動作が可能となる。
【0163】
また、前記PDUの暗号化時に前記D/Cフィールドを検査することにより、前記コントロールPDUは暗号化されず、前記AMD PDUのみを暗号化するから、前記PDUの処理時間を短縮することができる。
【0164】
(第2の実施形態)
以下に、図8a及び図8bを参照して本発明の第2の実施形態によるラジオリンクコントロール(RLC)用の非アクノレッジモード(UM:Unacknowledged Mode)エンティティ及びその動作を説明する。
【0165】
図8aは本発明の第2の実施形態によるRLC UMエンティティの構成を示すダイアグラムである。図8bは本発明の第2の実施形態によるRLC UMエンティティの詳細構成を示すダイアグラムである。
【0166】
図8a及び図8bに示すRLC UMエンティティの特徴は、暗号化段階を送信バッファの次に行う送信モジュール、そして、復号化段階を受信バッファの前段階で行う受信モジュールを含むということにある。
【0167】
図8aのRLC UMエンティティの送信モジュール310は上位階層から下降するSDUを送信可能なPDUに変換する第1のデータ処理モジュール301、前記PDUを格納する送信データ格納モジュール(又は送信バッファ302)、そして、前記送信データ格納モジュール302に格納された前記PDUを暗号化し、受信側に当たるRLC UMエンティティへ伝送する暗号化モジュール303を含む。
【0168】
図8aのRLC UMエンティティの受信モジュール320は、伝送側に当たるRLCUMエンティティから伝送されたPDUを復号化する復号化モジュール304、前記復号化したPDUを格納する受信データ格納モジュール(又は受信バッファ305)、そして、前記受信データ格納モジュール305に格納されたPDUをSDU単位でUM−SAP307を介して上位階層へ伝送する第2のデータ処理モジュール306を含む。
【0169】
まず、前記UMエンティティの送信モジュール310を説明すると、受信信号処理モジュールは上位階層から下降するSDUをPDUより構成し、前記PDUにヘッダを付加する。送信バッファは前記UMD PDUを格納する。暗号化モジュールは前記送信バッファに格納された前記UMD PDUを暗号化する。
【0170】
前記暗号化したUMD PDUはチャネルCCCH、DCCH、DTCH、SHCCH、そして、CTCHを介して受信側に当たる他のUMモードエンティティに向けて伝送する。ここで、前記RLCエンティティは前記UMD PDUを前記チャネルを介してMACへ伝達する。前記チャネルCCCH及びSHCCHは前記非アクノレッジモードUMDに使用されるが、但し、ダウンリンクにのみ使用される。
【0171】
前記チャネルのうちどのチャネルが使用され得るかは、前記上位階層が制御平面内に位置するか又はユーザ平面内に位置するかによる。
【0172】
即ち、前記制御平面に前記上位階層が位置すると、前記チャネルCCCH、DCCH、SHCCHが使用され、前記ユーザ平面に前記上位階層が位置すると、前記チャネルCTCH、DTCHが使用される。
【0173】
一方、前記送信バッファでは前記SDU単位でデータを処理する。
【0174】
一方、前記ラジオリンクコントロールRLC用の非アクノレッジモードUMエンティティの受信モジュールを説明すると、まず、送信側に当たる他のUMモードエンティティから、前記論理チャネルのうちいずれかを介して暗号化したUMD PDUが受信されると、復号部335は前記受信したUMD PDUを復号化し、受信バッファ337は前記復号化したUMD PDUを格納する。
【0175】
RLCヘッダ除去部336は前記受信バッファ337に格納された前記UMDPDUからRLCヘッダを除去する。リアセンブリング部338は前記RLCヘッダ除去部336から出力される前記UMD PDUを前記RLC SDUにリアセンブリングし、そのリアセンブリングしたUMD−SDUを前記UM−SAPを経て上位階層へ伝送する。
【0176】
また、前記ラジオリンクコントロールRLC用非アクノレッジモードUMエンティティの上記受信バッファは前記SDU単位でデータを処理する。
【0177】
図8bは図8aの詳細構成ブロック図である。
【0178】
図8bによれば、前記送信モジュール310は前記上位階層から前記UM−SAP307を介して伝送された前記SDUをセグメンテーション及び連続化させるセグメント及び連続化モジュール331、前記セグメント及び連続化モジュール331から出力されるセグメントデータにRLCシーケンスナンバーSNを含むヘッダを付けることにより、PDUを形成するRLCヘッダモジュール332、前記PDUを格納する送信データ格納モジュール(又は伝送バッファ)333、そして、前記送信データ格納モジュール333に格納された前記PDUを暗号化し、受信側に当たるRLC UMエンティティへ伝送する暗号化モジュール334を含む。
【0179】
図8bで前記セグメント及び連続化モジュール331、そして、前記RLCヘッダモジュール332は図8aの前記第1のデータ処理モジュール301に当たる。
【0180】
図8bによれば、前記受信モジュール320は、伝送側に当たるRLC UMエンティティから伝送されたPDUを復号化する復号化モジュール335、前記復号化したPDUを格納する受信データ格納モジュール(又は受信バッファ)337、前記PDUから前記RLCヘッダを除去するRLCヘッダ除去モジュール336、そして、前記RLCヘッダ除去モジュール336から出力される前記PDUをリアセンブルして前記SDUを作り、前記UM−SAP307を介して前記上位階層へ伝送するリアセンブリモジュール338を含む。
【0181】
図8bで前記RLCヘッダ除去モジュール336、そして、前記リアセンブリモジュール338は図8aで前記第2のデータ処理モジュール306に当たる。
【0182】
以下で、図8bを参照して前記第2の実施形態によるRLC UMエンティティで前記UMD PDUを伝送及び受信する一連の過程を説明する。
【0183】
前記上位階層から前記UM−SAP307を介して伝送される前記SDUは、前記セグメンテーション及び連続化モジュール331でセグメンテーション及び連続化されてから、前記RLCヘッダモジュール332へ入力される。
【0184】
前記RLCヘッダモジュール332は、前記セグメンテーション及び連続化モジュール331からの前記セグメントデータにシーケンスナンバーSNを含むヘッダを付け、前記PDUを形成する。
【0185】
前記送信バッファ333は前記格納したPDUを格納し、前記PDU単位で出力する。一方、前記暗号化モジュール334は前記送信バッファ333に格納された前記PDUを暗号化し、その暗号化したPDUを前記受信側に当たる前記RLCUMエンティティへ伝送する。
【0186】
一方、前記受信側に当たるRLC UMエンティティの前記復号化モジュール335は、前記チャネルを介して伝送された前記PDUを復号化し、前記受信バッファ337は前記復号化したPDUを格納する。前記受信バッファ337は前記PDUを前記SDU単位で出力し、その前に、前記RLCヘッダ除去モジュール336は前記PDUから前記ヘッダを除去する。
【0187】
前記リアセンブリモジュール338は前記RLCヘッダ除去モジュール336から出力された前記PDUをリアセンブリして前記SDUを形成してから、前記SDUを前記上位階層へ伝送する。
【0188】
図8cはUMモード用RLCエンティティのまた他の適用例を示すダイアグラムである。図8cによれば、図8aの前記第1のデータ処理モジュール301と、前記送信データ格納モジュール302との順序が入れ替っている。
【0189】
図8cによるRLC UMエンティティの送信モジュール310は、上位階層から下降するSDUを格納する受信データ格納モジュール302、その受信データ格納モジュール302に格納したSDUをUMD PDUに変換する第1データ処理モジュール301、そして、前記送信データ格納モジュール302に格納した前記UMD PDUを暗号化し、受信側に当たるRLC UMエンティティへ伝送する暗号化モジュールを含む。
【0190】
図8dは図8cの詳細構成を示すブロックダイアグラムである。
【0191】
図8dでデータ送信装置は、上位階層からサービスデータ単位を受け、送信のために格納する送信データ格納モジュール333、前記格納したサービスデータ単位を前記無線リンク制御階層のプロトコルデータ単位に再構成する、送信データ再構成モジュールとしてのセグメンテーション及び連続化モジュール331、前記送信データ再構成モジュールのセグメンテーション及び連続化モジュール331で再構成された前記プロトコルデータ単位のPDUに、前記無線リンク制御階層のヘッダを付加するRLCヘッダ付加モジュール332、そして、前記ヘッダが付加されたプロトコルデータ単位を暗号化して、下位階層へ伝達する暗号化モジュール334から構成されている。図8b及び図8dは、前記送信バッファの送信データ格納モジュール333と、前記セグメンテーション及び連続化モジュール331との位置が互いに取り替えられていることを除いては同様である。
【0192】
従って、図8dの詳細な説明は省略する。
【0193】
以下、受信モジュール320は図8aの構成と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0194】
また、図8cで図8aの場合と同様に、前記SDUは前記上位階層からUM−SAPを介して前記送信モジュールへ伝送され、前記暗号化したPDUは前記送信モジュールからチャネルDTCH、DCCH、CCCH、SHCCH、CTCHを介して受信側に当たるRLC UMエンティティに向けて伝送され、前記送信側に当たるRLC UMエンティティから伝送された前記暗号化したPDUは、前記チャネルDCCH、DTCH、CCCH、CTCHを介して前記受信モジュールへ入り、そして、前記第2のデータ処理モジュールから出力されたPDUは前記UM−SAPを介して前記上位階層へ伝送される。
【0195】
また、図8aの場合と同様に、図8cで前記第1のデータ処理モジュールは前記送信データ格納モジュールから出力された前記SDUをセグメンテーション及び連続化させるセグメント及び連続モジュール331、そして、前記セグメント及び連続化ブロックから出力されるセグメントデータにRLCシーケンスナンバーSNを含むヘッダを付けることにより、PDUを形成するRLCヘッダモジュール332を含む。
【0196】
上述のように、前記第2の実施形態による前記RLC UMエンティティは、前記暗号化及び前記復号化の実行段階において、前記送信バッファ333には暗号化されてないSDUが、前記受信バッファ336には暗号化されてないPDUが格納されるように配置する。
【0197】
前記暗号化されてないSDU又はPDUが前記送信バッファ333と前記受信バッファ336に格納されるため、前記送信バッファ333と前記受信バッファ336は復号化の機能が必要ない。
【0198】
したがって本発明によれば、PDUの送受信を更に効率よく行えると共に、RLCエンティティでPDUを迅速に処理できるようにしたRLCエンティティを有する無線通信システムでデータを処理する方法を提供することができる。
【0199】
前記エンティティは送信モジュールと受信モジュールを含む。前記送信モジュールはAM−SAP又はUM−SAPを介して上位階層から伝送されたデータを最終段階で暗号化させる。一方、前記受信モジュールはチャネルを介して、送信側に当たる他のエンティティから受信したデータを最初の段階で復号化する。従って、前記送信バッファと前記受信バッファは、復号機能を使用する必要がなく、更にデータの処理時間を短縮させることができる。
【0200】
【発明の効果】
本発明の実施形態によるRLC UMエンティティは次のような効果を奏する。
【0201】
第一に、エンティティの送信モジュールでは最終の処理段階として暗号化段階を備え、受信モジュールでは最初の処理段階として復号化段階を備える。従って、PDUの送受信を更に効率よく行うことができる。
【0202】
第二に、受信バッファには既に復号化されたPDUが格納されるので、UMD
PDUを上位階層に向けてより効率的且つ迅速に伝送することができる。
【0203】
第三に、送信バッファと受信バッファは復号化の機能を使用する必要がないので、SDUディスカードファンクションのようにSDU単位でデータを処理するRLCの他の機能を使用するとき、データ処理時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のRLC AMエンティティを有する無線通信システムの構成を示す図面。
【図2】AMD PDUの構造を説明するための図面。
【図3】状態PDUの構造を説明するための図面。
【図4】リセット及びリセットアクノレッジPDUの構造を説明するための図面。
【図5】従来のRLC UMエンティティを有する無線通信システムの構成を示す図面。
【図6】UMD PDUの構造を説明するための図面。
【図7a】本発明の第1の実施形態によるRLC AMエンティティの構成を示す図面。
【図7b】図7aの詳細な構成を示すダイアグラム。
【図8a】本発明の第2の実施形態によるRLC UMエンティティを有する無線通信システムを示す図面。
【図8b】図8aの詳細な構成を示すダイアグラム。
【図8c】図8aの他の適用例を示すダイアグラム。
【図8d】図8cの詳細な構成を示すダイアグラム。
【符号の説明】
100、230、331 RLCコントロールユニット
101、211 セグメント化および連続化モジュール
102、212、332 RLCヘッダモジュール
103、213 再送信バッファおよび管理モジュール
104、214 マルチプレクサー
105、217、334 暗号化モジュール
106、215、333 送信バッファ
107、216 フィールドセッティングブロック
335 復号化モジュール
336 RLCヘッダ除去モジュール
337 受信バッファ
338 リアセンブリモジュール
Claims (39)
- 無線リンク制御階層に無線リンク制御エンティティを有する無線通信システムの送信装置であって、
少なくとも1つのプロトコルデータ単位(PDU)を形成するために、上位階層からアクセスポイント(AP)を介して受けたサービスデータ単位(SDU)をセグメント化および/または連続化させるセグメント化および/または連続化モジュールと、
該少なくとも1つのPDUの順序番号を表すシーケンスナンバー(SN)を含む少なくとも1つのヘッダを該セグメント化および/または連続化されたSDUに付加して少なくとも1つのPDUを形成する、ヘッダ付加モジュールと、
該少なくとも1つのヘッダが付加された該少なくとも1つのPDUを格納するデータ格納モジュールと、
前記無線リンク制御エンティティの最終段階で、該データ格納モジュールから伝達された少なくとも1つのPDUを暗号化して、複数の伝送チャネルのうちの少なくとも1つを介して下位階層に伝送する、暗号化モジュールと
を備える、送信装置。 - 前記APはUM−SAPであり、前記複数のチャネルのうちの少なくとも1つはDTCH、DCCH、CCCH、SHCCHおよびCTCHのうち少なくとも1つであり、前記暗号化されたPDUは、前記送信装置から少なくとも1つの下位階層を介して、受信側に対応する前記無線通信システムのRLCエンティティに伝送される、請求項1に記載の送信装置。
- 前記複数のチャネルのうちの少なくとも1つは論理チャネルである、請求項1に記載の送信装置。
- 前記ヘッダ付加モジュールによって前記少なくとも1つのヘッダが付加された前記少なくとも1つのPDUが再伝送のために格納されており、再伝送を制御するデータ再伝送制御モジュールをさらに備えた、請求項1に記載の送信装置。
- 前記ヘッダ付加モジュールおよび前記データ再送信制御モジュールの出力信号のうちの1つを前記データ格納モジュールへ出力するマルチプレクサーをさらに備えた、請求項4に記載の送信装置。
- 前記少なくとも1つのヘッダの少なくとも1つのフィールドを、前記データ格納モジュールから受けた前記少なくとも1つのPDUにおいてセットし、かつ、該少なくとも1つのPDUを前記暗号化モジュールに伝送する、ヘッダーフィールドセットモジュールをさらに備えた、請求項4に記載の送信装置。
- 前記アクセスポイントはAM−SAPであり、前記少なくとも1つの暗号化されたPDUは受信側に対応する前記通信システムの無線リンク制御エンティティに伝送され、前記チャンネルの少なくとも1つは、DTCHまたはDCCHのうちの少なくとも1つである、請求項4に記載の送信装置。
- 前記暗号化モジュールは、前記暗号化を行う前に前記少なくとも1つのPDUの前記少なくとも1つのヘッダ内のD/Cフィールドをチェックし、
該暗号化モジュールは、制御PDUを暗号化しないが、ピギーバック状態PDUを含むデータPDUを該D/Cフィールドの値に従って暗号化する、請求項4に記載の送信装置。 - 前記暗号化モジュールは前記少なくとも1つのPDUをチェックし、その後、前記少なくとも1つのPDUにパッディングが存在する場合、該少なくとも1つのPDU内のパッディングを少なくとも1つのピギーバック状態PDUに置換する、請求項4に記載の送信装置。
- 無線リンク制御階層に無線リンク制御エンティティを有する無線通信システムの受信装置であって、
前記無線リンク制御エンティティの最初段階で、該受信装置の下位階層から複数のチャネルのうちの少なくとも1つを介して受けた無線リンク制御階層の暗号化されたプロトコルデータ単位(PDU)を復号化する復号化モジュールと、
該復号化されたPDUを格納するデータ格納モジュールと、
該PDUから該PDUのシーケンスナンバー(SN)を含むヘッダを除去するヘッダ除去モジュールと、
該ヘッダ除去モジュールから出力された該PDUをサービスデータ単位(SDU)に再構成し、その後、アクセスポイントを介して上位階層にそれらを伝送する、再構成モジュールと
を備える、受信装置。 - 前記複数のチャネルのうちの前記少なくとも1つは、DTCH、DCCH、CCCHまたはSHCCHのうちの少なくとも1つであり、前記暗号化されたPDUは伝送側から受けられ、前記アクセスポイントはUM−SAPである、請求項10に記載の受信装置。
- 前記データ格納モジュールに格納された前記ヘッダーに付加される前記PDUに関連したデータの再伝送を制御するデータ再伝送モジュールをさらに備えた、請求項10に記載の受信装置。
- 前記複数のチャネルのうちの前記少なくとも1つは、DCCHまたはDTCHのうちの少なくとも1つであり、前記アクセスポイントはAM−SAPである、請求項12に記載の受信装置。
- 前記復号化モジュールは復号化ブロックと、前記下位階層から受けた制御PDUをRLC制御モジュールに伝送し、かつ、データPDUを該復号化ブロックに伝送するデマルチプレックス/ルーティングブロックを含む、請求項13に記載の受信装置。
- 前記デマルチプレックス/ルーティングブロックは前記PDU内のD/Cフィールドをチェックして、該PDUが制御PDUであるか、またはデータPDUであるかを判別する、請求項14に記載の受信装置。
- 前記ヘッダ除去モジュールは、前記データPDUからピギーバック情報を抽出する、請求項15に記載のデータ受信装置。
- 無線リンク制御(RLC)階層に無線リンク制御エンティティを有する無線通信システムの送信装置であって、
上位階層からアクセスポイントを介して受けたサービスデータ単位(SDU)を格納するデータ格納モジュールと、
少なくとも1つのプロトコルデータ単位(PDU)を形成するために、前記データ格納モジュールから出力されたSDUをセグメント化および/または連続化させるセグメント化および/または連続化モジュールと、
前記セグメント化および/または連続化されたSDUに該少なくとも1つのPDUのシーケンスナンバー(SN)を含む少なくとも1つのヘッダを付加して、プロトコルデータ単位(PDU)を形成するヘッダ付加モジュールと、
該無線リンク制御エンティティの最終段階で、前記データ格納モジュールから伝送された少なくとも1つのPDUを暗号化して、複数の伝送チャネルのうちの少なくとも1つを介して下位階層に伝送する、暗号化モジュールと
を備える、送信装置。 - 前記アクセスポイントはUM−SAPであり、前記結果は、受信側に対応する前記無線通信システムの無線リンク制御エンティティに伝送され、前記複数のチャネルのうちの少なくとも1つはDTCH、DCCH、CCCH、SHCCH、またはCTCHのうちの少なくとも1つである、請求項17に記載の送信装置。
- 無線リンク制御(RLC)階層に無線リンク制御エンティティを有する無線通信システムにおいてデータを伝送するための方法であって、
上位階層からアクセスポイントを介して受けたサービスデータ単位(SDU)をセグメント化および/または連続化させるステップと、
シーケンスナンバー(SN)を含む少なくとも1つのヘッダを該セグメント化および/または連続化されたSDUに付加して、該少なくとも1つのPDUを形成するステップと、
該少なくとも1つのヘッダが付加された該少なくとも1つのPDUをデータ格納モジュールに格納するステップと、
該無線リンク制御エンティティの最終段階で、該データ格納モジュールから伝達された少なくとも1つのPDUを暗号化するステップと、
該暗号化されたPDUを複数の伝送チャネルのうちの少なくとも1つを介して下位階層に伝送するステップと
を包含する、方法。 - 前記アクセスポイントはUM−SAPであり、前記結果は、受信側に対応する前記無線通信システムの無線リンク制御エンティティに伝送され、前記複数のチャネルのうちの少なくとも1つはDTCH、DCCH、CCCH、SHCCH、またはCTCHのうちの少なくとも1つである、請求項19に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのヘッダが付加された前記少なくとも1つのPDUを再伝送するために格納するステップをさらに包含する、請求項19に記載の方法。
- 前記ヘッダが付加された前記PDUおよび再伝送のために格納されているPDUをマルチプレキシングするステップと、それらを前記データ格納モジュールに伝送するステップとをさらに包含する、請求項21に記載の方法。
- 前記暗号化ステップの前に、前記少なくとも1つのPDUにある前記少なくとも1つのヘッダの少なくとも1つのフィールドをセッティングするステップをさらに包含する、請求項21に記載の方法。
- 無線リンク制御階層に無線リンク制御エンティティを有する無線通信システムにおいてデータを受信するための方法であって、
前記無線リンク制御エンティティの最初段階で、受信装置の下位階層から複数のチャネルのうちの少なくとも1つを介して受けた無線リンク制御階層の暗号化されたプロトコルデータ単位(PDU)を復号化するステップと、
該復号化されたPDUをデータ格納バッファに格納するステップと、
該PDUから該PDUのシーケンスナンバー(SN)を含むヘッダを除去するステップと、
該ヘッダが除去された該PDUをサービスデータ単位(SDU)に再構成するステップと、
アクセスポイントを介して上位階層に該再構成されたSDUを伝送するステップと
を包含する、方法。 - 前記複数のチャネルのうちの前記少なくとも1つは、DTCH、DCCH、CCCH、SHCCH、またはCTCHのうちの少なくとも1つであり、前記暗号化されたPDUは伝送側から送信され、前記アクセスポイントはUM−SAPである、請求項24に記載の方法。
- 前記ヘッダを除去するステップにおいて除去された前記ヘッダデータ
を判読するステップをさらに包含する、請求項24に記載の方法。 - 前記復号化するステップは、RLC制御モジュールに制御PDUを伝送するステップと、データPDUのみを復号化するステップとを含む、請求項26に記載の方法。
- 前記複数のチャネルのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのDCCHおよびDTCHであり、前記アクセスポイントはAM−SAPである、請求項24に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのPDUは、前記少なくとも1つのヘッダおよびデータを備え、該少なくとも1つのヘッダはさらに、オプション的な長さインジケータを含む、請求項1に記載の送信装置。
- 前記SNを暗号化することは、前記暗号化モジュールでは行われない請求項29に記載の送信装置。
- 前記SNは、前記暗号化モジュールによって暗号化されない、請求項1に記載の送信装置。
- 前記暗号化されたPDUは、ヘッダおよびデータを備え、該ヘッダはさらに、シーケンスナンバーおよびオプション的な長さインジケータを含む、請求項10に記載の受信装置。
- 前記シーケンスナンバーは、暗号化されず、前記データおよび前記オプション的な長さインジケータは、暗号化される、請求項32に記載の受信装置。
- 前記少なくとも1つのPDUは、前記少なくとも1つのヘッダおよびデータを備え、該少なくとも1つのヘッダはさらに、オプション的な長さインジケータを含む、請求項17に記載の送信装置。
- 前記SNを暗号化することは、前記暗号化モジュールでは行われない請求項34に記載の送信装置。
- 前記少なくとも1つのPDUは、前記少なくとも1つのヘッダおよびデータを備え、該少なくとも1つのヘッダはさらに、オプション的な長さインジケータを含む、請求項19に記載の方法。
- 前記SNの暗号化は、前記暗号化ステップ中には行われない、請求項36に記載の方法。
- 前記暗号化されたPDUは、ヘッダおよびデータを備え、該ヘッダはさらに、シーケンスナンバーおよびオプション的な長さインジケータを含む、請求項24に記載の方法。
- 前記シーケンスナンバーは、暗号化されず、前記データおよび前記オプション的な長さインジケータは、暗号化される、請求項38に記載の方法。
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