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JP4020439B2 - 変形可能な眼内レンズを移植するための変形可能なノズル先端を有する移植装置 - Google Patents
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JP4020439B2 - 変形可能な眼内レンズを移植するための変形可能なノズル先端を有する移植装置 - Google Patents

変形可能な眼内レンズを移植するための変形可能なノズル先端を有する移植装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、変形可能な眼内レンズの眼内への移植において外科手術装置と共に用いるための改良されたノズル先端に関する。
発明の背景
眼胞内に眼内レンズを移植するのに必要な眼球組織内の切開部の寸法は、眼内レンズの変形技術の進歩に伴って減少し続けている。この進歩の1つの反面は、移植処置の間に一段と高い応力が眼内レンズの材料内に生じることである。変形可能な眼内レンズは、一般に、弾性特性を有する材料から製造されているため、レンズの変形が増すことは、レンズが変形状態から回復する比較的強い傾向、すなわちレンズの変形と関連する応力の解放と対立する。これらの応力は適切な移植のために除去されなければならないが、もしレンズが、眼内で変形状態から「跳ね」返ることが簡単に許容されるのであれば、例えば、眼が傷つけられることがあり、レンズが損傷され、あるいはレンズが眼内で不適切な方向に向けられるかも知れない。したがって、眼内レンズ移植処置の分野においては、変形された眼内レンズを眼胞内に放出することを制御するという新しい問題が生じている。本発明はこの問題を解決する。
発明の概要
本発明の第1の目的は、変形可能な眼内レンズを眼内に移植するための変形可能な眼内レンズ移植装置のための改良されたノズル先端を提供することにある。
本発明の第2の目的は、変形された眼内レンズをコントロールしつつ開放して眼内に入れる変形可能なノズル先端を提供することにある。
本発明の第3の目的は、眼組織の切開部に正確に配置されるように機能する変形可能なノズル先端を提供することにある。
本発明の第4の目的は、眼組織を損傷せずに眼組織を容易に通過する変形可能なノズル先端部を提供することにある。
本発明の第5の目的は、変形可能なノズル先端であって、眼内レンズを、ノズル先端から排出される前に、変形した形態から部分的にまたは完全に回復させるように変形する変形可能なノズル先端を提供することにある。
本発明の第6の目的は、変形可能なノズル先端であって、眼内レンズをノズル先端から眼胞内に排出した時に、変形した形態から実質的に回復して眼から容易に脱離される変形可能なノズル先端を提供することにある。
本発明の第7の目的は、眼胞内へのレンズの移動を加速しない変形可能なノズル先端を提供することにある。
本発明の第8の目的は、変形可能な眼内レンズを眼内に移植するための変形可能な眼内レンズ移植装置を提供することにあり、この装置は、収容部を有するホルダと、前記ホルダに対して移動可能に配置され、プランジャ先端を有するプランジャと、前記収容部内に配置された、レンズ受容部を含むマイクロカートリッジと、前記レンズ受容部に連結されたノズル部であって、内部を通じるレンズ配送通路を有し、かつ、ノズル先端レンズ配送通路部を画成している壁部を有する変形可能なノズル先端部を含み、前記壁部が、眼内レンズが前記ノズル先端レンズ配送通路部を通じて前進されるときに変形する変形可能な横断形状(横断面プロフィール)を有するノズル部とを含む。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に従う変形可能なノズル先端を含む変形可能な眼内レンズの移植装置の好ましい具体例の側面図である。
図2は、図1に示したレンズ移植装置の分解側面図である。
図3は、本発明に従う変形可能なノズル先端を含む、変形可能な眼内レンズの移植装置の別の具体例の側面図である。
図4は、図1〜3に示した変形可能なノズル先端の斜視図である。
図5は、図4に示した変形可能なノズル先端の側面図である
図6は、図4に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図7は、図5に示した変形可能なノズル先端の実質的に圧縮された形態の横断面図である。
図8は、図4に示したノズル先端の、線8−8に沿った断面図である。
図9は、図4に示したノズル先端の実質的に変形された形態の、線9−9に沿った断面図である。
図10は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第2具体例の斜視図である。
図11は、図10に示した変形可能なノズル先端の側面図である。
図12は、図10に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図13は、図11に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図14は、図12に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図15は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第3の具体例の斜視図である。
図16は、図15に示した変形可能なノズル先端の側面図である。
図17は、図16に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図18は、図16に示した変形可能なノズル先端の線18−18に沿った断面図である。
図19は、図17に実質的に変形された状態で示された変形可能なノズル先端の線19−19に沿った断面図である。
図20は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第4の具体例の側面図である。
図21は、図20に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図22は、図20に示した変形可能なノズル先端の線22−22に沿った断面図である。
図23は、図21に実質的に変形された状態で示した変形可能なノズル先端の、線23−23に沿った断面図である。
図24は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第5具体例の側面図である。
図25は、図24に示した変形可能なノズル先端の線25−25に沿った断面図である。
図26は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第6具体例の側面図である。
図27は、図26に示した変形可能なノズル先端の線27−27に沿った断面図である。
図28は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第7具体例の側面図である。
図29は、図28に示したノズル先端の端面図である。
図30は、図28に示したノズル先端の実質的に変形された形態の端面図である。
図31は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第8具体例の側面図である。
図32は、図31に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図33は、変形されていない状態で図31に示された変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図34は、図31に示された変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の端面図である。
図35は、図31に示した変形可能なノズル先端の端面の部分図である。
図36は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第9具体例の側面図である。
図37は、図36に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図38は、図36に示した変形可能なノズル先端の端面の部分図である。
図39は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第10具体例の側面図である。
図40は、図39に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図41は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第11具体例の側面図である。
図42は、図41に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図43は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第12具体例の側面図である。
図44は、図43に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図45は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第13具体例の斜視図である。
図46は、図45に示したノズル先端の側面図である。
図47は、図45に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図48は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第14具体例の斜視図である。
図49は、図48に示したノズル先端の側面図である。
図50は、図48に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図51は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第15具体例の斜視図である。
図52は、図51に示したノズル先端の側面図である。
図53は、図51に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図54は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第16具体例の斜視図である。
図55は、図54に示したノズル先端の端面図である。
図56は、図54に示したノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図57は、図54に示したノズル先端の壁部の別の具体例の末端側の端面図である。
図58は、図54に示したノズル先端の壁部の別の具体例の末端部の図である。
図59は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第17具体例の側面図である。
図60は、図59に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図61は、本発明に従う変形可能なノズル部の第18具体例の末端側の端面図である。
図62は、図61に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図63は、図61に示した変形可能なノズル先端の別の具体例の末端側の端面図である。
図64は、図63に示した変形可能なノズル部の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図65は、本発明に従う変形可能なノズル部の第19具体例の末端側の端面図である。
図66は、図65に示した変形可能なノズル部の実質的に伸張された形態の末端側の端面図である。
図67は、図65に示したノズル部の実質的に変形していない形態の末端側の端面図である。
図68は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第20具体例の斜視図である。
図69は、図68に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図70は、図69に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図71は、図68に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面の部分図である。
図72は、図68に示した変形可能なノズル先端とは別の具体例の末端側の端面の部分図である。
図73は、本発明に従うノズル先端の第21具体例の斜視図である。
図74は、図73に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図75は、図73に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図76は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第22具体例の斜視図である。
図77は、図75に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図78は、図76に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図79は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第23具体例の斜視図である。
図80は、図79に示したノズル先端の側面図である。
図81は、図79に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図82は、図79に示したノズル先端の実質的に変形された形態の側面図である。
図83は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第24具体例の斜視図である。
図84は、図83に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図85は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第25具体例の斜視図である。
図86は、図85に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図87は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第26具体例の斜視図である。
図88は、図87に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図89は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第27具体例の斜視図である。
図90は、図89に示した変形可能なノズル先端の末端側の端面図である。
図91は、図89に示したノズル部の実質的に変形された形態の側面図である。
図92は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第28具体例の斜視図である。
図93は、図92に示したノズル先端の実質的に圧縮された形態の末端側の端面図である。
図94は、図92に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図95は、図94に示したノズル先端の部分的に変形された形態の末端側の端面図である。
図96は、図92に示したノズル先端の実質的に変形された形態の末端側の端面図である。
図97は、図92に示した変形可能なノズル先端の別の具体例の斜視図である。
図98は、図97に示したノズル先端の末端側の端面図である。
図99は、図97に示したノズル先端の部分的に変形した形態の末端側の端面図である。
図100は、図97に示したノズル先端の実質的に変形した形態の末端側の端面図である。
図101は、本発明に従う変形可能なノズル先端の第29具体例の斜視図である。
図102は、図99に示した変形可能なノズル先端の部分的に変形した形態の末端側の端面図である。
図103は、図99に示した変形可能なノズル先端の実質的に変形した形態の末端側の端面図である。
好ましい具体例の説明
本発明は、変形可能な眼内レンズ構造物を眼内に移植するための装置に関する。
本発明に従う変形可能な眼内レンズの移植装置の好ましい具体例210が図1および2に示されている。移植装置は、収容部215を有するホルダ胴部214を含むホルダ213と、ホルダ213内に配置されるマイクロカートリッジ212と、移動可能なプランジャ216とを含む。
移動可能なプランジャ216は、基部側の端部にて端部キャップ218と嵌合し、末端側の部にてプランジャ先端220と嵌合している。端部キャップ218は凹状の端面222を備えて、人間が指先に端部キャップ218を確実に係合させることを可能にしている。プランジャ216は、プランジャがホルダ213内で往復運動されるようにホルダ213内に設置されている。図示した具体例において、プランジャ216は、ホルダ213内で滑り移動するようにガイド226により支持されている。
図2に示すように、マイクロカートリッジ212は、レンズ受容部224、延長部228、ノズル部16および変形可能なノズル先端14を含む。マイクロカートリッジ212のレンズ受容部224およびノズル部16は、レンズ配送通路部230を画成しており、レンズ配送通路部230は、変形可能なノズル先端部14を通じるノズル先端のレンズ配送通路部22と連絡している。プランジャ先端220は、レンズ配送通路部230とノズル先端のレンズ配送通路部22とを通じて変形可能な眼内レンズ(図示せず)を前進させるように構成されている。
使用において、変形可能な眼内レンズは、外科的に適合性のある潤滑剤を予め塗布されたマイクロカートリッジ212のレンズ受容部224の基部側の端部から装填される。移動可能なプランジャ216が基部側の引き込み位置に移動され、マイクロカートリッジ212が収容部215に装填される。図1および2に示すように、収容部215は、延長部228と係合し、それにより、装填されたマイクロカートリッジ212の回転移動または軸方向の移動を防止するように構成されている。
次いで、移動可能なプランジャ216は、装填された変形可能な眼内レンズにプランジャ先端220が接触するまでホルダ213に対して末端方向に移動される。次いで、マイクロカートリッジ212の変形可能なノズル先端14とノズル部16の一部とが、眼の切開部に配置されかつ切開部内にガイドされる。次いで、移動可能なプランジャ216は、さらに、ホルダ213に対して末端方向に移動されて、プランジャ先端220と、それにより変形可能な眼内レンズとを、レンズ配送通路部230とノズル先端レンズ配送通路部22とを通じて前進させて眼内に入れる。プランジャ先端220が、眼内レンズを眼内で配置するために用いられ得る。
本発明に従う変形可能な眼内レンズの移植装置の別の具体例である210’が図3に示されている。移植装置210’は、ホルダ胴部214’および胴部一体型カートリッジ部232’を含むホルダ213’と、移動可能なプランジャ216’とを含む。
移動可能なプランジャ216’は、その一端に端部キャップ218’が取り付けられ、反対端にプランジャ先端220’が取り付けられている。端部キャップ218’は凹状の端面222’を備えて、人間が指先に端部キャップ218’を確実に係合させることを可能にしている。プランジャ216’はプランジャがホルダ213’内で往復運動されるようにホルダ213’内に設置されている。図示された具体例において、プランジャ216’はホルダ213’内で滑り移動するようにガイド226’により支持されている。
一体型のカートリッジ部232’は、レンズ受容口234’、ノズル部16’および変形可能なノズル先端部14’を含む。一体型のカートリッジ部232’はまた、レンズ配送通路部230’を画成しており、レンズ配送通路部230’は、基部側にてレンズ受容口234’と連絡し、端部側にて、変形可能なノズル先端部14’を通るノズル先端レンズ配送通路部22’と連絡している。プランジャ先端220’は、レンズ受容口234’内で変形可能な眼内レンズ(図示せず)と係合し、かつレンズをレンズ配送通路部230’およびノズル先端レンズ配送通路部22’を通じて前進させるように構成されている。
使用において、移動可能なプランジャ216’が基部側の引き込み位置に移動され、レンズ受容口234’に外科的に適合性のある潤滑剤が塗布される。次いで変形可能な眼内レンズがレンズ受容口234’に装填される。次いで移動可能なプランジャ216’は、装填された変形可能な眼内レンズにプランジャ先端220’が接触するまでホルダ213’に対して末端方向に移動される。次いで一体型カートリッジ232’の変形可能なノズル先端14’とノズル部16’の一部とが、眼の切開部に配置されかつ切開部内にガイドされる。次いで、移動可能なプランジャ216’は、さらに、ホルダ213’に対して末端方向に移動されて、プランジャ先端220’と、それにより変形可能な眼内レンズとを、レンズ配送通路部230’とノズル先端レンズ配送通路部22’とを通じて前進させて眼内に入れる。プランジャ先端220’が、眼内レンズを眼内で配置するために用いられ得る。
変形可能なノズル先端14とノズル部16の一部分とが図4〜8に示されている。変形可能なノズル先端14は、ノズル部16から末端方向に延在する連続的な壁部18を含み、壁部18は、末端方向に先細状のノズル先端レンズ配送通路部22を画成している。ノズル先端レンズ配送通路部22は、入口24および出口26を有し変形可能な眼内レンズの移植装置210のレンズ配送通路部230と連絡している。連続壁部18の厚みは変化し得る。あるいは、変形可能なノズル先端部は、円錐状のレンズ配送通路部を有するノズル部16の末端部によって画成され得る。
変形可能なノズル先端14の壁部18と一体の、直径方向に対向する1組のヒンジ32が図4〜8に示されている。各ヒンジ32は、ほぼ平坦な2つのヒンジ部34を含む。好ましくは、ヒンジ32は壁部18と一体であり、かつ、低減された壁厚を有し得る。
さらに、図4〜8に示された各ヒンジ32は、2つの基部ジョイント(base joint)36および1つの尖端ジョイント(peak joint)38を画成している。各ヒンジ32の基部ジョイント36および尖端ジョイント38は、壁部18内で収束点42から直線的にかつ末端方向に延びている。図7に示すように、各ヒンジ部34の幅Wは、変形可能なノズル先端部14の末端に向かって増大する。したがって、図4に示すように、各尖端ジョイント38は、末端方向に、ノズル先端レンズ配送通路部22の長手方向軸に対して角度Aを成して延びる。角度Aは、図4〜9に示す好ましい具体例においては、図5に示された壁部18のテーパー部の角度Tよりも大きい。
操作において、変形可能なノズル先端14は、図4、5および8に示された変形していない形態で、ノズル先端レンズ配送通路部22の出口26が眼胞内で適切に方向付けられるように眼の組織内の小切開部を通じてガイドされる。壁部18の、出口26においてほぼ円形でかつ縮小された横断形状が、眼の切開部に容易に配置される変形可能なノズル先端部14をもたらすことに留意されたい。また、図7に示したように、本発明に従うノズル先端が眼の切開部内にガイドされるときに圧縮し得ることにも留意されたい。出口26を超えて延在し、かつ、眼の組織を外科的に切開するのに使用される鋭い点および/またはエッジを画成するヒンジ部34を設けることが考えられる。
変形可能なノズル先端14が眼内で適切に方向付けられたならば、変形可能な眼内レンズはノズル先端レンズ配送通路部22内に前進される。レンズが前進されると、レンズは、変形可能なノズル先端14の先細形壁部18に対して半径方向外向きの力を加える。レンズに対する反力がレンズを変形させ得る。または、レンズが既に変形されている装置210の具体例においては、レンズはさらに変形され得る。
図6および9に示すように、レンズが壁部18に対して加える力は、各ヒンジの基部ジョイント36間の角度を増大させ、その結果、尖端ジョイント38と、各ヒンジ32の基部ジョイント36により画成される面との距離を減少させる。つまり、レンズの力が、壁部18の横断形状の最初の変形を生じさせる。重要なことは、この最初の変形が、前進するレンズとヒンジ32との接触が生じる前にヒンジ32を実質的により滑らかにし、それにより、変形可能なレンズの保全性をさらに保護する変形可能なレンズ配送処理を提供することである。
変形可能なノズル先端部14を変形させるのに必要な力を減少させるために、基部ジョイント36および尖端ジョイント38を画成している材料の厚みが減少され得る。あるいは、変形可能なノズル先端部14の基部ジョイント36および/または尖端ジョイント38は穿孔され、またはより柔軟に製造され得る。
レンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じてさらに前進するときに、レンズは半径方向外向きの力を壁部18に対して加え続ける。レンズは、また、ヒンジ32、特にヒンジ32の尖端ジョイント38と接触する。重要なことは、変形可能なノズル先端14の最初の変形が、尖端ジョイント38が収束点42からノズル先端レンズ配送通路部22の長手方向軸に向かって延在する角度を緩やかにすることである。これは、レンズを一層容易に、ヒンジ32、特に尖端ジョイント38を滑らせて通過させる。変形可能な眼内レンズがノズル先端レンズ配送通路部22内で前進することをさらに容易にするために、尖端ジョイント38には丸みをつけても良い。
レンズがヒンジ32に加える力は、壁部18の横断形状をさらに変形させる。図8と9を比較して、壁部18の変形がノズル先端レンズ配送通路部22の横断面積を増大させることに留意されたい。詳細には、ノズル先端レンズ配送通路部の横断形状は、図9に示すように伸張される。
各ヒンジ32の尖端ジョイント38が、各ヒンジ32の基部ジョイント36により画成される面と実質的に一致したときに壁部18の変形が限界に達する。図4〜9に示された変形可能なノズル先端14においては、ノズル先端レンズ配送通路部22の最大横断面積は、変形可能なノズル先端14の出口26にて生じることに留意されたい。
重要なことは、レンズがノズル先端レンズ配送通路部22の出口26に向かって末端方向に前進されるときに、変形しているノズル先端部14がレンズを変形していない状態に戻す(すなわち、レンズを伸張させ、それによりレンズ内に貯蔵されたエネルギーを低減する)ことである。レンズは、出口26から排出される時に、変形された状態から部分的にまたは完全に復元され得る。変形処理によりレンズ内で生じる弾性応力が、レンズを眼内に挿入する前に実質的に解消されるため、レンズが眼内で「跳ね」返り、または変形された形態から変形される前の状態に迅速に戻ることを簡単に許容するであろう場合よりも、眼の損傷率は少なくなる。かかるレンズの「跳ね」は、例えば嚢袋を損傷し得るのである。また、レンズに対する損傷が生じる可能性、またはレンズが眼内で不適切に方向付けられる可能性が少なくなる。つまり、移植処置が改善される。
レンズを眼内に移植した後、変形可能なノズル先端14は、実質的に、図4,5および8に示された変形していない状態に戻る。変形可能なノズル先端14は、ノズル先端を引き込む時に周囲の組織によって図7に示すように圧縮され得る。または、例えば、ノズル部16を容易に眼から引き出すための、ノズル部16に配置された鉗子または外科医の手によりノズル部16に圧縮力が伝達されることによって圧縮され得る。ヒンジ32は、変形可能なノズル先端14を非変形の形態に付勢するように構成され得る。例えば、ヒンジ部34は、凸状または凹状のいずれでもよい。
変形可能なノズル先端14は、レンズをノズル先端14から排出した後に、図6および9に示す変形した形状に一時的に維持されるように構成され得る。レンズの排出後にノズル先端14が実質的に変形した形態を一時的に維持するように構成することにより、ノズル先端14が末端方向の力を眼内レンズに加えることが防止される。すなわち、変形可能なノズル先端14がレンズを眼内に「噴出」させることが防止される。例えば、変形可能なノズル先端部14は、変形前の形状を徐々に回復する材料、例えば所定の記憶特性を有する材料から構成され得る。あるいは、変形可能なノズル先端部14は、ノズル先端14が眼から離されるときに周囲の組織が壁部18に加える力によって非変形の形態に戻るように構成され得る。
第2の具体例における変形可能なノズル先端部141が図10〜14に示されている。変形可能なノズル先端141の壁部18は、ノズル先端141の周囲全体に沿ってヒンジ32を含む。図13〜14に示すように、壁部18の横断形状は、レンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進するにしたがいノズル先端レンズ配送通路部22の長手方向軸を中心として均等に変形する傾向を有する。
第3具体例における変形可能なノズル先端部142が図15〜19に示されている。変形可能なノズル先端142の壁部18は、直径方向に対向する1組のヒンジ322を含む。図15に示すように、各ヒンジ322は、3つの尖端ジョイント38および2つの基部ジョイント36を画成している4つのヒンジ部34からつくられている。各ヒンジ322の尖端ジョイント38および基部ジョイント36は、変形可能なノズル先端部141の壁部18内の共通の収束点42から延在している。図9と図19を比較して、ヒンジ32(322)内のヒンジ部の数を増大させることにより壁部18の横断形状が伸張する度合いが増大されることに留意されたい。
第4具体例における変形可能なノズル先端部143が図20〜23に示されている。壁部18は4つのヒンジ323を含む。各ヒンジ323の曲線状の基部ジョイント363および直線状の尖端ジョイント383が、壁部18内の収束点423から延在している。各ヒンジ323の基部ジョイント363の末端部は実質的に互いに平行である。
第5具体例における変形可能なノズル先端部144が図24および25に示されている。図24に示すように、ヒンジ32が先細状でない壁部184に含まれ得る。図24にさらに示すように、ヒンジ32はまた、面を画成している出口264を有する壁部184内に含まれ得る。前記面の法線はノズル先端レンズ配送通路22の長手方向軸と一致せずに、該軸に対してある角度を成す。図26および27の変形可能なノズル先端部の第6具体例145に示されているように、ヒンジ32はまた、先細状でありかつ出口265を有する壁部185内に含まれ得る。出口265は面を画成しており、該面の法線はノズル先端レンズ配送通路22の長手方向軸に対してある角度を成す。
第7具体例における変形可能なノズル先端部1414が図28〜30に示されている。壁部18の横断形状はほぼ正方形であり、先細状のノズル先端レンズ配送通路部22を画成している。図28〜30を参照し、壁部18の横断形状が変形する間に角部62は静止したままであることに留意されたい。
第8具体例における変形可能なノズル先端部146が図31〜35に示されている。図31,33および35に示されているように、ノズル先端部146の壁部18は、直径方向に対向する1組の伸張区画46を含む。好ましくは、図31〜35に示されているように、伸張区画46は、壁部18内の、壁厚が低減されたほぼ三角形の領域である。伸張区画46は、好ましくは、変形可能なレンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されるときに弾性変形および/または塑性変形を行い、それにより壁部18の横断形状を変形させるように構成されている。
直径方向に対向する1組の伸張区画461を含む、変形可能なノズル先端部の第9具体例147が、図36〜38に示されている。図36〜38に示すように、伸張区画461は、壁部18内の、壁厚が低減された領域であり、区画461は、ノズル先端レンズ配送通路部22を通じてレンズが前進されるときに、好ましくは各伸張区画461内の予め決められた位置48にて引裂することにより破断するように構成されている。各伸張区画461は、破断する前に弾性変形および/または塑性変形を行うように構成され得る。
ほぼ矩形の1組の伸張区画462を含む、変形可能なノズル先端部の第10具体例148が、図39〜40に示されている。図41に示された、第11具体例における変形可能なノズル先端部149において、伸張区画463は壁部18内の細溝48と同一空間にある。図41〜42に示された細溝48は、ノズル先端レンズ配送通路部22の出口26から伸張区画463の湾曲した末端側縁部まで延在する。図43〜44に示された変形可能なノズル先端部の第12具体例1410は、それぞれ独立した細溝481および伸張区画464を壁部18内に含む。
変形可能なノズル先端部の考えられる別の具体例において、伸張区画46は、化学的に、例えばエッチング加工され、または機械的に、例えば予め伸張されて弱化された壁部18内の領域であり得る。さらに、伸張区画46は壁部18の残りの部分の壁厚と同一の厚みを有し得る。
第13具体例における変形可能なノズル先端部1411が、図45〜47に示されている。壁部18は、接触フラップ54および付属の長手方向の溝52を画成している。変形可能なレンズがノズル先端レンズ配送通路22を通じて前進すると、変形可能な眼内レンズの一部が、レンズをガイドしてフラップ54と接触させる溝52と係合する。前進するレンズはフラップ54を枢動させ、それにより壁部18の横断形状を変形させる。レンズがノズル先端レンズ配送通路部22の角度付き出口26を通って前進しているときに、フラップ54が、レンズの非変形形態への戻りの勢いを低下させることに留意されたい。このようにして、レンズが変形可能なノズル先端部1411から「跳ね」出すことが防止される。
第14具体例における変形可能なノズル先端部1412が、図48〜50に示されている。ノズル先端部1412の壁部18が、末端方向に延在する柔軟な花弁状部76を画成している。ほぼ半球状のノズル先端部1412が、より容易に眼の切開部に配置されかつ切開部を通してガイドされるほぼ閉鎖された出口26をもたらすことに留意されたい。柔軟な花弁状部が、前進している変形可能な眼内レンズに接触されると、花弁状部が外側に開いて壁部18の横断形状を変形させる。
第15具体例における変形可能なノズル先端部1413が、図51〜53に示されている。壁部18は、ノズル先端レンズ配送通路部22の角部62に沿って長手方向に延在する半剛性のフィンガー部58を含む。変形可能な眼内レンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されるときに、壁部18の横断形状が変形する。半剛性のフィンガー部58は、変形可能なノズル先端1413のノズル先端レンズ配送通路部22がノズル部16のノズルレンズ配送通路102の長手方向軸から過剰に偏向することを防止する。
第16具体例における変形可能なノズル先端部1415が、図54〜56に示されている。壁部18は、基部側の先細状のノズル先端レンズ配送通路部2211と末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212を画成している。壁部18の、基部側の先細状のノズル先端レンズ配送通路部2211に沿った横断形状は、硬く、変形しない。壁部18の、末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212に沿ったほぼ矩形の横断形状は、図56に示すように変形する。
壁部18の、末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212に沿った厚みを変えて、壁部18の、末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212に沿った横断形状の変形のしかたを変化させ得る。例えば、図57に示された、壁部18’の、末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212に沿ったほぼ矩形の横断形状の短い側は、矩形の長い側よりも厚い。あるいは、図58に示された、壁部18’’の、末端側のノズル先端レンズ配送通路部2212に沿ったほぼ矩形の横断形状の長い側は、矩形の短い側よりも厚い。
第17具体例における変形可能なノズル先端部1416が、図59〜60に示されている。壁部18の横断形状は実質的に管状でありかつ弾性である。図59に示すように、壁部18の横断形状は、前進する眼内レンズの外形と一致している。
変形可能なノズル先端部の第18具体例1417が、図61〜62に示されている。壁部18のほぼ三日月形の横断形状は、第1のアーチ状部64を画成しており、第1アーチ状部64は、第2のアーチ状部66よりも大きい湾曲半径を有する。変形可能な眼内レンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されると、壁部18の横断形状は図62に示すように変形する。第1アーチ状部64および第2アーチ状部66の両方が、第2アーチ状部66の半径方向外向きの変形に抗して付勢していることを理解することが重要である。図63および64に示された変形可能なノズル先端1417’内の細溝72が、第2アーチ状部66を変形させるために必要な力を低減させている。
変形可能なノズル先端部の第19具体例1418が、図65〜67に示されている。壁部18の横断形状は、アーチ状部74、第1アーム部76および第2アーム部78を画成している。好ましくは、第1アーム部76と第2アーム部778は長さが等しく、かつアーチ部74の湾曲半径よりも長い。しかし、第1および第2アーム部76,78を合わせた全体の長さがアーチ状部74の湾曲半径の2倍よりも長い限りにおいて、第1アーム部76と第2アーム部78は異なる長さを有し得る。
レンズが変形可能なノズル先端部1418のノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されるにしたがい、第1および第2アーム部76,78は、アーチ状部74から離れる方向に撓む。アーム部76,78の撓みが、アーチ状部74に誘導される応力を生じる。アーチ状部74における応力がアーム76,78を図64に示される形態に付勢する。アーチ状部74における応力は、撓んでいるアーム76,78がアーチ状部74の両端の間に真直な線の径路を画成するときに最大になる。アーム76,78がアーチ状部74から離れる方向にさら撓むと、アーチ状部74に誘導された応力はアーム76,78を図66に示された形態に付勢する。変形可能な壁部18が前進するレンズに加える力は、壁部18の横断形状が図66に示された形態に変形するときに実質的に解消されることを理解することが重要である。ノズル先端部1418は、ノズル先端部1418を眼から取り外す間に、眼組織が壁部18に加える力により、図67に示された非伸張形態に戻る。
第20具体例における変形可能なノズル先端の1419が、図68〜72に示されている。壁部18は4つの伸張部分84を含む。伸張部分84は、壁部18の一部であり、隣接する壁部18の部分に実質的な応力を発生させずに撓む。壁部18の横断形状は、図71〜72に示されているように変形する。図71に示すように、伸張部分84の各々は、好ましくは、例えば壁部18から材料を除去することにより実質的に弱化された壁部18の一部である。別の例として、図72に示す伸張部分84’は、壁部18の一部を連続塑性変形することにより壁部18内に創成され得る。
変形可能なノズル先端の第21具体例1420が、図73〜75に示されている。壁部18はオーバーラップ部86を含む。レンズがノズル先端レンズ配送通路22を通じて前進されるとき、レンズが壁部18に加える力が、オーバーラップ部86の内面を、隣接する壁部18の外面上で滑らせる。それにより、図74〜75に示すように、壁部18の横断形状が変形される。オーバーラップ部86の縁部88が壁部18の縁部92を超えた位置に滑り出さないように、縁部88と92の間にバーブアンドキャッチ(barb and catch)部品(図示せず)が含まれ得る。
変形可能なノズル先端の第22具体例1421が、図76〜78に示されている。図76に示すように、壁部18の横断形状はほぼ正方形である。さらに、壁部18の角部88および88’における厚みは、側92に沿った壁部の厚みよりも実質的に小さい。レンズがノズル先端部1421を通じて前進されると、側92は角部88および88’を中心として枢動させられる。例えば、図78に示すように、角部88’は互いに遠ざかる方向に離され、角部88は互いに近づけられる。角部88’間の距離により画定される、壁部18の横断形状の増大された寸法は、変形された眼内レンズが、レンズの変形と関連する応力の一部を解除することを可能にする。
第23具体例における変形可能なノズル先端1422が、図79〜81に示されている。壁部18は、第1のジョー94、第2のジョー96、および直径方向に対向する溝孔98を含む。レンズがノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されると、第1ジョー94および第2ジョー96は枢動し、それにより壁部18の横断形状を変形させる。重要なことは、溝孔98が十分な寸法を有して、第1ジョー部94および第2ジョー部96が枢動する間にノズル部16が崩壊または変形することを防止することである。
第24具体例における変形可能なノズル先端1423が、図83〜84に示されている。図84に示されているように、壁部18の横断形状は、溝孔106を有する第1アーチ状部102と第2アーチ状部104とを画成している。
第25具体例における変形可能なノズル先端1424が、図85〜86に示されている。図86に示すように、壁部18の横断形状は、溝孔106’を有する第1アーチ状部102’と、溝孔106’’を有する第2アーチ状部104’とを画成している。
第26具体例における変形可能なノズル先端1425が、図87〜88に示されている。図88に示すように、壁部18の横断形状は、第1のアーチ状部108および第2のアーチ状部112を含む外側部を画成している。第1アーチ状部108と第2アーチ状部112とは、対向する外側部の溝孔114により分割されている。壁部18の横断形状は、また、第1ジョー部116および第2ジョー部118を含む内側部を画成している。第1ジョー部116と第2ジョー部118とは、対向する内側部溝孔122により分割されている。重要なことは、内側部溝孔122が外側部溝孔114に対して垂直であることである。変形可能なノズル先端1425内の溝孔の配置は、前進しているレンズがノズル部レンズ配送通路22から外れることを防止する。さらに、外側部のアーチ状部108および112が、各々、内側部のジョー116および118の各々の外方向の撓みに対抗して付勢することに留意されたい。
第27具体例における変形可能なノズル先端1426が、図89〜91に示されている。壁部18の横断形状は、第1アーチ状部124と第2アーチ状部126を画成している。第1アーチ状部124と第2アーチ状部126とは、対向する溝孔128により分割されている。図91に示すように、壁部18は、また、プランジャ先端と係合する1組の対向する長手方向の傾斜部132を含む。傾斜部132がノズル先端レンズ配送通路部22の出口26よりも実質的に基部寄りの位置を終端としていることに留意されたい。図91に示すように、プランジャ先端202および変形可能な眼内レンズ(図示せず)がノズル先端レンズ配送通路部22を通じて前進されると、プランジャ先端202が傾斜部132と係合し、それにより第1アーチ状部124および第2アーチ状部126をそれぞれ外方向に撓ませる。プランジャ先端202が壁部18の横断形状を変形させることを理解することが重要である。また、変形可能なレンズ(図示せず)がノズル先端レンズ配送通路部22の出口を通過する前にプランジャ先端202が傾斜部132と係合することに留意されたい。このように、レンズに加えられた変形に関する応力は、レンズが眼内に入る前にレンズから実質的に除去される。
別の具体例(図示せず)において、ノズル先端レンズ配送通路22の出口26の基部寄りを終端とする長手方向の溝が壁部18内に設けられ得る。壁部18内の溝と係合するための、半径方向の突起を含むプランジャ先端が設けられ得る。プランジャ先端が壁部18内の溝の終端を通過して前進するときに、プランジャ先端の突起が壁部18の横断形状を変形させることになる。
第28具体例における変形可能なノズル先端1427が、図92〜96に示されている。図92に示すように、壁部18の横断形状は、好ましくは、付勢角部134および側方部136を各々が含む1組の4つのスポーク部を画成している。図93における変形可能なノズル先端1427の圧縮性に留意されたい。図95に示すように、隣接するスポーク部の側方部136に挟まれた部分の壁部18の壁厚は、好ましくは、壁部18の横断形状を変形させるのに必要な力の量を低減させるための、厚み低減部138である。しかし、図97の伸張可能なノズル先端の別の具体例1427’に示されているように、壁部18の横断形状内に厚み低減部136が含まれる必要はない。図98に示すように、付勢角部134が、壁部18の横断形状を、図94の実質的に閉鎖された形態になるように付勢する。
変形可能なノズル先端部14の第29の具体例が図101〜103に示されている。壁部18の横断形状は襞142を含む。レンズがノズル先端レンズ配送通路22および通路22の出口26を通って前進されると、壁部18の横断形状は図102〜103に示すように変形する。襞142が壁部18の横断形状を、図101に示す非変形の形態に付勢する。

Claims (15)

  1. 形可能な眼内レンズを眼内に移植するための変形可能な眼内レンズ移植装置であって、
    収容部を含むホルダと、
    前記ホルダに対して移動可能に配置されたプランジャであって、プランジャ先端を含むプランジャと、
    前記収容部内に配置されたマイクロカートリッジであって、レンズ受容部を含むマイクロカートリッジと、
    前記レンズ受容部に連結されたノズル部であって、ノズル部を通じて延在するレンズ配送通路を有し、かつ、ノズル先端レンズ配送通路部を画成している壁部を有する変形可能なノズル先端部を含み、前記壁部が、眼内レンズが前記ノズル先端レンズ配送通路部を通じて前進されるときに変形する変形可能な横断形状を有するように構成されているノズル部とを含み、
    前記壁部が少なくとも2つのヒンジを含み、前記少なくとも2つのヒンジの各々の幅が末端方向に増大する眼内レンズ移植装置。
  2. 記壁部が少なくとも2つの対向するヒンジを含む請求項1に記載の装置。
  3. 記少なくとも2つのヒンジが、各々、少なくとも2つの基部ジョイントおよび少なくとも1つの尖端ジョイントを画成する少なくとも2つのヒンジ部を含む請求項1に記載の装置。
  4. 記少なくとも2つのヒンジの各々が、前記少なくとも2つの基部ジョイントおよび前記少なくとも1つの尖端ジョイントが、前記壁部における収束点から末端方向に延在する請求項3に記載の装置。
  5. 記壁部の前記変形可能な横断形状が実質的に正方形である請求項1に記載の装置。
  6. 記壁部の前記横断形状の前記変形が弾性である請求項1に記載の装置。
  7. 記壁部が、第1アーチ状部を画成する横断形状を有し、前記第1アーチ状部が、前記壁部の前記横断形状の第2アーチ状部の湾曲半径よりも大きい湾曲半径を有する請求項1に記載の装置。
  8. 記少なくとも2つのヒンジ部は末端部を有し、これら少なくとも2つのヒンジ部の末端部の各々の幅が等しい請求項1に記載の装置。
  9. 記少なくとも2つのヒンジ部の各々の幅が直線的に増大する請求項1に記載の装置。
  10. 形可能な眼内レンズを眼内に移植するための変形可能な眼内レンズ移植装置であって、
    収容部を含むホルダと、
    前記ホルダに対して移動可能に配置されたプランジャであって、プランジャ先端を含むプランジャと、
    前記収容部内に配置されたマイクロカートリッジであって、レンズ受容部を含むマイクロカートリッジと、
    前記レンズ受容部に連結されたノズル部であって、前記ノズル部を通じて延在するレンズ配送通路を有し、かつ、ノズル先端レンズ配送通路部を画成している弱化された壁部を有する変形可能なノズル先端部を含み、前記壁部が、眼内レンズが前記ノズル先端レンズ配送通路部を通じて前進されるときに伸張し次いで引裂するように構成されているノズル部とを含む眼内レンズ移植装置。
  11. 記弱化された壁部が、低減された壁厚を有する少なくとも1つの弱化された伸張区画を含む請求項10に記載の装置。
  12. 記弱化された伸張区画が前記ノズル先端の末端部まで延在する請求項11に記載の装置。
  13. 記弱化された伸張区画が、変形可能な眼内レンズがノズル先端レンズ配送通路を移動する方向に沿って延在する請求項11に記載の装置。
  14. 記弱化された伸張区画は、該弱化された伸張区画が伸張される前に一定の幅を有する請求項11に記載の装置。
  15. 記弱化された壁部が、対向する2つの弱化された伸張区画を含む請求項11に記載の装置。
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