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JP4023009B2 - 端末網制御装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は端末網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に従来の端末網制御装置のブロック図を示す。図において、1は端末網制御装置であり端子L1、L2を介して電話回線2に接続され、その入力は電話回線2との接続制御、モデム通信等を行う通信処理部3に接続される。また、端子L1,L2は電話機4が接続される端子T1,T2との接続・切断を行うリレー部5に接続され、このリレー部5は図示はしないが周知の機械的なラッチングリレーを使用している。また、端子L1,L2はガスメータなどのメータ端末を接続する端子であり、メータインタフェース部8を介して制御部7と通信を行う。また、制御部7はリレー部5のコイルの通電制御や、電話回線2の極性反転を検出すると通信処理部3を制御し、図示はしないが通信処理部3に備えられているモデム回路等を動作させ、ノーリンギング信号(以後、NRS信号と称する。)の受信処理やその後のデータ通信を行うノーリンギング通信とメータ端末からの発呼する端末発呼通信動作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、従来の端末網制御装置ではリレー部5に機械的なラッチングリレーを使用しているため、外部からの衝撃などによりこのラッチングリレーが反転し、電話回線と電話機が切離されてしまい、電話機が使用できなくなるという課題がある。 本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、電話機が使用できなくなることを防止する端末網制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、リレーの誤動作で電話回線と電話機とが切断された場合にこの状態を検出し、即座に電話回線と電話機が接続されるようにラッチングリレーをリセットする手段を設けたものである。上記リセット手段により電話回線と電話機が切離されてしまい電話機が使用できなくなるようなことがなくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】
上記の課題を解決するために、電話回線との回線接続制御や通信制御を行う通信処理部と、メータ端末との通信を行うメータインタフェース部と、前記電話回線と外部に接続される電話機との接続・切断を行うリレー部と、前記リレー部の電話回線と電話機との接続状態を検出する接点状態検出部と、前記通信処理部と前記メータインタフェース部と前記リレー部とを制御すると共に前記接点状態検知部の状態を検知する制御部と備え、前記リレー部の切断制御を行っていないにもかかわらず前記接点状態検出部が切断状態を検出したときに、前記制御部は前記リレー部を接続状態に動作させることにより、リレー部の誤動作で電話機が電話回線より切離されてしまい電話機が使用できなくなる状態を低減することが可能となる。
【0006】
また、接点状態検出部の出力を制御部を構成するマイクロコンピュータの割り込み入力で検出することにより、リレーの誤動作発生からリレーをリセットするまでの時間を短縮することが可能となる。
【0007】
また、接点状態検出部を電話回線の電力で動作させるように構成することにより、電話回線に接続されない場合に接点状態検出部が動作しなくなり、端末網制御装置を電話回線に接続する設置までの電力の無駄な消費を防止することが可能となる。
【0008】
また、通信動作中に接点状態検出部がリレーの誤動作を検出した場合に通信動作を中止させる制御部を設けることにより、通信の誤動作を防止することが可能となる。
【0009】
更に、定期的にに接点状態検出部の出力を確認するよう制御部を構成することにより、リレーの誤動作に対して確実に対処することが可能となる。
【0010】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
(実施例1)
図1において、1は端末網制御装置であり端子L1、L2を介して電話回線2に接続され、その入力は電話回線2との接続制御、モデム通信等を行う通信処理部3に接続される。また、端子L1,L2は電話機4が接続される端子T1,T2との接続・切断を行うリレー部5に接続され、このリレー部5は図示はしないが周知の機械的なラッチングリレーを使用している。このラッチングリレーは図示はしないがセットコイルとリセットコイルが備えられており制御部7の出力端子7a,7bにパルスを出力させることにより、内臓された接点を切断・接続状態に制御することができる。
【0012】
また、リレー部5にはリレーの接点が電話回線2と電話機4とが接続されているかどうかを検出する接点状態検出部6が接続されておりその出力は制御部7の入力端子7cに入力される。また、端子M1,M2はガスメータなどのメータ端末を接続する端子であり、メータインタフェース部8を介して制御部7と通信を行う。
【0013】
また、制御部7は周知のマイクロコンピュータ(以後、マイコンと称する)により構成されており、リレー部5のコイルの通電制御、接点状態検出部6の出力の監視や、電話回線2の極性反転を検出すると通信処理部3を制御し、図示はしないが通信処理部3に備えられているモデム回路等を動作させ、NRS信号の受信処理やその後のデータ通信を行うノーリンギング通信と前記メータ端末から発呼する端末発呼通信動作を行う。
【0014】
図2は上記動作を説明するための要部個所の波形である。波形(2−1)は端子T1,T2の電圧波形でありV1は通常48Vである。波形(2−2)は接点状態検出部6の出力波形である。また、波形(2−3)は制御部7の出力端子7aの電圧波形である。通常電話回線から回線電圧V1が端子T1,T2に印加されているが、時刻t1で衝撃などでリレー部5の接点が反転し端子T1,T2が端子L1,L2と切離されると、端子T1,T2に電圧が印加されなくなる。
【0015】
この状態を接点状態検出部6が検出し波形(2−2)で示すような波形が出力され、制御部7の入力端子7cに入力される。制御部7は時間T2後にこの接点状態検出部6からの信号を検出すると、出力端子7bに波形(2−3)に示すリセットパルスを出力する。このリセットパルスによりリレー部5の接点は端子L1,L2と端子T1,T2を接続するように動作する。
【0016】
(実施例2)
図3は制御部7の入力端子7cをマイコンの割込入力として処理する場合のマイコンの処理を示すフローチャート(a)、(b)である。フローチャート(a)は割込処理の動作であり、リレー部5が誤動作した信号が制御部7の入力端子7cに入力されると割込処理9が処理され、ステップ10でリレー部5をリセット状態にするかどうかを示すリレーリセットフラグRFを1にセットし、ステップ11でその他端末網制御装置としての必要な処理を行い割込処理を終える。フローチャート(b)はメイン処理の動作であり、ステップ12においてリレーリセットフラグRFを確認し、リレーリセットフラグRFが立っていなければステップ15で端末網制御装置としての通信動作などの処理を行う。ステップ12でリレーリセットフラグRFが立っていることを確認した場合は、ステップ13でリレーリセットフラグRFを0に戻し、ステップ14で制御部7の出力端子7bからリセットパルスを出力するリレーリセット処理を行うように動作する。
【0017】
(実施例3)
図4において、通信処理部3にはダイオードブリッジ3aが備えられており電話回線2の極性を無極性にするよう動作する。また、リレー部5は接点5a〜5fで構成される接点と、図示はしないが接点を破線状態にするセットコイルと接点を実線で示す接続状態にするリセットコイルが備えられており、それぞれ制御部7の出力端子7a,7bから出力されるパルスにより制御される。
【0018】
また、接点状態検出部6はリレー部5の接点5c、5fから接続され、ダイオード6a,6b、保護抵抗6c、バイアス抵抗6d、トランジスタ6eを備えている。リレー部5の接点が誤動作により点線で示す状態に切替わると端子L1,L2の何れか正電位の方からリレー接点を通り、ダイオード6a,6bの一方、抵抗6cを介してトランジスタ6eにベース電流が流れ、トランジスタ6eがオン状態になり制御部7の入力端子7cにその状態が入力される。トランジスタ6eは端子L1,L2に印加された電圧で動作するため、電話回線2が端子L1,L2に接続されていない場合には、リレー部5の接点が破線の状態であってもトランジスタ6eは動作しない。従って、端子L1,L2が電話回線2に接続されていない状態では制御部7、リレー部5は動作しないため回路に供給している電源の電力消費を抑えることが可能となる。
【0019】
(実施例4)
図5は端末網制御装置1の要部波形図を示す。波形(5−1)は端子T1,T2の電圧波形、波形(5−2)は通信処理部3の通信状態を示す図、波形(5−3)は制御部7の出力端子7bの出力波形を示す。時刻t1で衝撃などによりリレー部5の接点が切替わり端子T1,T2に電話回線2の電圧が発生しなくなると、接点状態検出部6がその状態を検出し通信処理部3が通信中であれば時刻t2でその処理を停止させる。その後、制御部7は時刻t3で出力端子7bにリセットパルスを出力し、リレー部5をリセット状態に復帰させる。
【0020】
(実施例5)
図6は制御部7の入力端子7cをマイコンの割込入力として処理する場合のマイコンの処理を示すフローチャート(a)、(b)である。フローチャート(a)は割込処理の動作であり、リレー部5が誤動作した信号が制御部7の入力端子7cに入力されると割込処理9が処理され、ステップ10でリレー部5をリセット状態にするかどうかを示すリレーリセットフラグRFを1にセットし、ステップ11でその他端末網制御装置としての必要な処理を行い割込処理を終える。フローチャート(b)はメイン処理の動作であり、ステップ12においてリレーリセットフラグRFを確認し、リレーリセットフラグRFが立っていなければステップ15で端末網制御装置としての通信動作などの処理を行う。ステップ12でリレーリセットフラグRFが立っていることを確認した場合は、ステップ13でリレーリセットフラグRFを0に戻し、ステップ14で制御部7の出力端子7bからリセットパルスを出力するリレーリセット処理を行うように動作する。
【0021】
また、ステップ16では所定時間をカウントしているタイマーを監視し、所定時間が経過するとステップ17が処理される。ステップ17では制御部7の入力端子7cのレベルを確認し、リレー部5の接点が誤動作状態であることを検出した場合にはステップ18においてリレーリセットフラクRFを1に設定する。このリレーリセットフラグが1に設定されると、ステップ12に前記同様にリレー部5がリセット動作されるように構成されている。
【0022】
【発明の効果】
このように本発明によれば、リレー部により電話回線と電話機が接続されている状態で前記制御部からのリレー切断制御を行わないにもかかわらず前記接点状態検出部が切断状態を検出することによりリレーを接続状態に動作させる制御部とを備えることにより、リレーの誤動作で電話機が電話回線より切離されてしまい電話機が使用できなくなる状態を低減することが可能となる。
【0023】
また、接点状態検出部の出力を制御部を構成するマイクロコンピュータの割り込み入力で検出することにより、リレーの誤動作発生からリレーをリセットするまでの時間を短縮することが可能となる。
【0024】
また、接点状態検出部を電話回線の電力で動作させるように構成することにより、電話回線に接続されない場合に接点状態検出部が動作しなくなり、端末網制御装置を電話回線に接続する設置までの電力の無駄な消費を防止することが可能となる。
【0025】
また、通信動作中に接点状態検出部がリレーの誤動作を検出した場合に通信動作を中止させる制御部を設けることにより、通信の誤動作を防止することが可能となる。
【0026】
更に、定期的に接点状態検出部の出力を確認するよう制御部を構成することにより、リレーの誤動作に対して確実に対処することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における端末網制御装置のブロック図
【図2】同装置のタイミングチャート
【図3】(a)本発明の実施例2における端末網制御装置のマイコンの外部入力割込処理のフローチャート
(b)同マイコンのメイン処理のフローチャート
【図4】本発明の実施例3における端末網制御装置のブロック図
【図5】本発明の実施例4における端末網制御装置のタイミングチャート
【図6】(a)本発明の実施例5における端末網制御装置のマイコンの外部入力割込処理のフローチャート
(b)同マイコンのメイン処理のフローチャート
【図7】従来の端末網制御装置のブロック図
【符号の説明】
1 端末網制御装置
2 電話回線
3 通信処理部
4 電話機
5 リレー部
6 接点状態検出部
7 制御部
8 メータインタフェース部

Claims (5)

  1. 電話回線との回線接続制御や通信制御を行う通信処理部と、メータ端末との通信を行うメータインタフェース部と、前記電話回線と外部に接続される電話機との接続・切断を行うリレー部と、前記リレー部の電話回線と電話機との接続状態を検出する接点状態検出部と、前記通信処理部と前記メータインタフェース部と前記リレー部とを制御すると共に前記接点状態検知部の状態を検知する制御部と備え、前記リレー部の切断制御を行っていないにもかかわらず前記接点状態検出部が切断状態を検出したときに、前記制御部は前記リレー部を接続状態に動作させる端末網制御装置。
  2. 制御部をマイクロコンピュータで構成し、接点検出部からの出力を前記マイクロコンピュータの割り込み入力に接続する請求項1記載の端末網制御装置。
  3. 接点状態検出部は電話回線から供給される電力で動作する請求項1記載の端末網制御装置。
  4. 制御部はリレーを切断状態に制御した状態において、接点状態検出部が接続状態を検出することにより通信処理部による通信動作を停止させる請求項1記載の端末網制御装置。
  5. 制御部は予め設定された時間間隔で定期的に接点状態検出部の出力を確認し、接点反転状態時にリレー部を接続状態に動作させる請求項2記載の端末網制御装置。
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