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JP4024021B2 - 電源装置 - Google Patents
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JP4024021B2 - 電源装置 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーターに電力を供給して電動機器を駆動する電源装置に関し、とくに、ハイブリッドカーや電気自動車等の自動車のように、大電流で駆動されるモーターの電源用に使用される大電流用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車走行用のモーターを駆動する電源に使用される大電流、大出力用の電源装置は、複数の電池を直列に連結した電源モジュールをさらに直列に接続して出力電圧を高くしている。駆動モーターの出力を大きくするためである。この種の用途に使用される電源装置は、極めて大きな電流が流れる。たとえば、ハイブリッド自動車等では、スタートするときや加速するときに、電池の出力で自動車を加速するので、100A以上と極めて大きな電流が流れる。さらに、短時間で急速に充電するときにも大きな電流が流れる。
【0003】
大電流を流して使用される電源装置は、電池の温度が上昇したときに、強制的に冷却する必要がある。とくに、多数の電源モジュールを、縦横の行と列に並べてホルダー框体に入れている電源装置は、各々の電源モジュールを均等に冷却することが大切である。冷却される電池の温度にむらができると、温度が高くなる電池の性能が低下するからである。
【0004】
ホルダー框体に複数の電源モジュールを収納して、各々の電源モジュールをより均等に冷却する構造は、たとえば、特開平10−270095号公報と特開平11−329518号公報に記載される。前者の公報に記載される電源装置は、図1の断面図に示すように、ホルダー框体22の下部を空気の流入口23として上部を排出口24とし、下部の流入口23から上部の排出口24に空気を流動させて、内部に収納している電源モジュール21を冷却する。ホルダー框体22の内部には、電源モジュール21の表面に流す空気の流速を調整するための冷却調整フィン25を配設している。
【0005】
この構造のホルダー框体22は、上部に配設される電源モジュール21の表面を流れる空気の流速を、下部の電源モジュール21の表面を流れる空気の流速よりも速くしている。上部と下部の電源モジュール21の表面を流れる空気の流速を同じにすると、下部の電源モジュール21の表面を通過する空気温度が低いために、下部の電源モジュール21が上部よりも効果的に冷却されて、上部と下部で電源モジュール21に温度差ができるからである。
【0006】
冷却調整フィン25は、上部の電源モジュール21の表面の空気の流速を下部よりも速くするために、冷却調整フィン25と電源モジュール21との間の空気の流動隙間を、上方に向かって次第に狭くしている。流動隙間が狭くなると、空気の流速は速くなるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この構造の電源装置は、下部の電源モジュールを冷たい空気で冷却し、上部の電源モジュールを速い流速で冷却して、上下の電源モジュールをより均一な環境で冷却する。しかしながら、この構造では、上下の電源モジュールを均一な条件で冷却するのが極めて難しい。それは、下部の電源モジュールを冷却する空気温度が低く、上部の電源モジュールを冷却する空気温度が高くなるからである。高温の空気で冷却される上部の電源モジュールは、表面を流れる空気の流速を速くしても、下部の電源モジュールと同じように効率よく冷却するのが難しい。このため、空気の流入口の近傍に配設される電源モジュールは効率よく冷却されるが、空気の排出口の近傍に配設される電源モジュールを効率よく冷却するのが難しく、ホルダー框体に収納している電源モジュールに温度差ができる欠点がある。排出口の近傍にあって、効率よく冷却するのが極めて難しい電源モジュールは、高温になって劣化しやすい弊害がある。
【0008】
さらに、後者の公報に記載される電源装置は、図2の断面図に示すように、ホルダー框体22の途中から冷却用の空気を流入させる。ホルダー框体22の途中に流入される空気は、空気の出口近傍に冷たい空気を供給して、ホルダー框体22の内部温度を均一にする。この構造は、ホルダー框体内部の温度差を少なくできるが、途中から吸入される空気によって、ホルダー框体内を流動する空気の流速が低下してしまう。電源モジュール21を効率よく冷却するためには、冷却する空気の温度を低くすることも大切であるが、電源モジュール21の表面を流動する空気の流速を速くすることも大切である。空気温度が低下しても、流速が遅くなると電源モジュール表面に直接に接触している部分の空気の温度が高くなる。電源モジュール21は、表面に直接に接触している空気で冷却されるので、この部分の空気温度が高くなると、効率よく冷却できなくなる。
【0009】
本発明は、このような従来の電源装置の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、框体に収納している複数の電源モジュール全体をより均一に冷却して、温度差に起因する電池性能の低下を有効に防止できる電源装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の電源装置は、複数本の電池モジュール1と、この電池モジュール1を収納する框体2と、電池モジュール1を冷却する強制送風器3とを備える。框体2は中央部分に細長い中心ダクト4を有すると共に、この中心ダクト4の周囲に、複数本の電池モジュール1を放射状に、且つ中心ダクト4と平行に配設すると共に、電池モジュール1間に中心ダクト4と連通する空気通過隙間5を設けている。電源装置は、強制送風器3でもって、中心ダクト4から空気通過隙間5に、あるいは空気通過隙間5から中心ダクト4に冷却空気を強制的に送風して電池モジュール1を冷却し、框体2の外部に排気する。
【0011】
電源装置は、中心ダクト4に強制送風器3を連結して、あるいは中心ダクト4に強制送風器3を配設して、冷却空気を強制的に送風することができる。さらに電源装置は、中心ダクト4の周囲に配設された電池モジュール1の外側に外ダクト9を設け、この外ダクト9に強制送風器3を連結して、冷却空気を強制的に送風することができる。
【0012】
さらに、本発明の請求項5の電源装置は、複数本の電池モジュール1と、複数本の電池モジュール1を収納している電池ケース6と、複数の電池ケース6を収納する框体2と、電池モジュール1に冷却空気を送風して冷却する強制送風器3とを備える。そして、複数本の電池モジュール1を空気通過隙間5を設けて電池ケース6に収納し、電池ケース6は、底プレート部6Aと、この底プレート部6Aの外側に配設される外側プレート部6Bとから構成される。また、框体2の中央に、隣接する電池ケース6の底プレート部6Aと、この底プレート部6Aと連結した隔壁8とで細長い中心ダクト4を形成して、複数本の電池モジュール1を中心ダクト4の周囲に放射状に、且つ中心ダクト4と平行に配設し、更に、底プレート部6Aと外側プレート部6Bに中心ダクト4と連通する透過隙間7A、7Bを形成している。この電源装置は、強制送風器3が、中心ダクト4、底プレート部6Aの透過隙間7A、空気通過隙間5、外側プレート6Bの透過隙間7Bの順に、あるいは外側プレート6Bの透過隙間7B、空気通過隙間5、底プレート部6Aの透過隙間7A、中心ダクト4の順に冷却空気を強制的に送風して、電池ケース6に収納している電池モジュール1を冷却し、框体2の外部に排気する。
【0013】
この電源装置は、好ましくは、3つの電池ケース6は、同じ形状で同じ数の電池モジュール1を収納することができる。電池ケース6は、2段に電池モジュール1を配設することができる。この電池ケース6は、好ましくは、3列の電池モジュール1と2列の電池モジュール1を2段に配設する。さらに、電源装置は、中心ダクト4に強制送風器3を配設することができる。強制送風器3は、シロッコファンとすることができる。さらにまた、電源装置は、複数の框体2を縦一列に並べて配設することができる。2つの框体2を並べる電源装置は、框体2の間に位置して、各々の中心ダクト4に冷却空気を供給する吸気口16を配設すると共に、両側に排気口17を配設することできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置を例示するものであって、本発明は電源装置を以下のものに特定しない。
【0015】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】
以下、大電流用の電源装置として、ハイブリッドカーや電気自動車等の自動車の電源用に使用する電源装置を詳述する。ただし、本発明は、電源装置の使用用途を自動車に特定しない。本発明の電源装置は、大電流で駆動される種々の電動機器、たとえば、電動カート、モノレール等の電動車両、遊園地で使用される乗り物、耕耘機やリフト等の作業用機器、さらにはロボット等に搭載して電源として使用できる。
【0017】
図3に示す電源装置は、複数本の電池モジュール1と、電池モジュール1を収納している框体2と、框体2に収納している電池モジュール1を冷却する強制送風器3とを備える。框体2は、縦方向に細長い中心ダクト4を中央部分に設けている。中心ダクト4の周囲に、複数本の電池モジュール1を配設している。電池モジュール1は、図4に示すように、その間に空気通過隙間5ができるように、中心ダクト4の周囲に、中心ダクト4と平行な姿勢で配設される。框体2は、電池モジュール1を保持するリブ(図示せず)を内面に突出して設けている。このリブは、電池モジュール1と直交すると共に、電池モジュール1を挿入して保持する保持穴を貫通して設けている。電池モジュール1は、保持穴に入れられて框体2の定位置に保持される。リブは、冷却空気を送風する方向にあって、冷却空気の送風の邪魔にならない。この図の電源装置は、中心ダクト4の周囲に6本の電池モジュール1を放射状に配設している。本発明は、框体2に収納する電池モジュール1の本数を6本に特定しない。框体2には、3本以上の電池モジュールを収納することができる。
【0018】
強制送風器3は、中心ダクト4に強制的に送風して電池モジュール1を冷却する。冷却空気は、中心ダクト4から電池モジュール1の空気通過隙間5を通過して框体2の外部に排気され、あるいは電池モジュール1の空気通過隙間5から中心ダクト4に送風されて電池モジュール1を冷却する。図3と図4に示す電源装置は、中心ダクト4に強制送風器3を設けている。この強制送風器3はシロッコファンで、細長いシロッコファンを中心ダクト4に配設している。シロッコファンは、モーターで回転されて、中心に吸入する空気を周囲に送風する。シロッコファンから強制送風される冷却空気は、中心ダクト4の周囲に配設している電池モジュール1の空気通過隙間5を通過して冷却する。
【0019】
図5と図6の断面図に示す電源装置は、電池ケース6を介して電池モジュール1を框体2に収納する。したがって、この電源装置は、框体2に3組の電池ケース6を収納している。電池ケース6は、框体中央に設けている中心ダクト4の周囲に配設される。電池ケース6は、3列の電池モジュール1と2列の電池モジュール1を2段に収納して、合計5本の電池モジュール1を平行な姿勢で収納している。電池モジュール1は、空気通過隙間5ができるように電池ケース6に収納される。図の電池ケース6は、5本の電池モジュール1を収納するが、4本以下あるいは6本以上の電池モジュール1を収納することもできる。
【0020】
図の電源装置は、同じ形状の電池ケース6を框体2に収納する。ふたつの電池ケース6は中心ダクト4の両側に、残りひとつの電池ケース6は中心ダクト4の上に配置される。中心ダクト4の周囲に配置される各々の電池ケース6は、3列に並ぶ電池モジュール1が中心ダクト4側に位置するように框体2に収納される。この電源装置は、同じ電池ケース6を多数に製作して安価に能率よく多量生産できる特長がある。
【0021】
電池ケース6は、プラスチックを成形して製作される。この電池ケース6は、収納する電池モジュール1を冷却するために、空気の透過隙間7を開口している。図5の電池ケース6は、3列の電池モジュール1と対向する底プレート部6Aに3列に第1の透過隙間7Aを開口し、さらに、底プレート部6Aの外側に配設される外側プレート部6Bに第2の透過隙間7Bを開口している。第2の透過隙間7Bは、2段に配設している電池モジュール1の間の空気通過隙間5に対向して開口している。すなわち、電池ケース6は、底プレート部6Aに第1の透過隙間7Aを、外側プレート部6Bに第2の透過隙間7Bをそれぞれ開口している。この電源装置は、電池ケース6の底プレート部6Aを中心ダクト4を形成するダクトに併用する。3組の電池ケース6の底プレート部6Aが中心ダクト4を形成するように、隣接する電池ケース6の底プレート部6Aを隔壁8で空気漏れしないように連結している。この電源装置は、底プレート部6Aと隔壁8で中心ダクト4を形成する。中心ダクト4を通過する冷却空気は、底プレート部6Aに設けている第1の透過隙間7Aを通過して電池モジュール1を冷却する。さらに、電池モジュール1を冷却した空気は、第2の透過隙間7Bを通過して外部に排気される。図7に示す電池ケース6は、外側プレート6Bの中央部に位置して第2の透過隙間7Bを開口している。この位置に第2の透過隙間7Bが開口される電池ケース6は、電池モジュール1の温度が高くなりやすい中央部を、より効果的に冷却できる特長がある。
【0022】
図5と図6の電源装置は、電池ケース6と框体2の間に外ダクト9を設けている。外ダクト9は、図6の断面図に示すように強制送風器3の吸入側に連結される。これらの図に示す電源装置は、冷却空気を以下のように送風して電池モジュール1を冷却する。
中心ダクト4→第1の透過隙間7A→電池モジュール1の間の空気通過隙間5→第2の透過隙間7B→外ダクト9→強制送風器3
この状態で冷却空気が通過する状態を図7に示している。ただし、この図は、電池ケース6の底プレート部を除去する状態を示している。この図に示すように、中心ダクト4に流入する冷却空気は、3列と2列に並べている電池モジュール1の間を通過して電池モジュール1を冷却し、その後、電池ケース6に設けている空気の透過隙間である第2の透過隙間7Bから電池ケース6の外部に排気される。電池ケース6の外部に排気された冷却空気は、外ダクト9から強制送風器3に吸入されて強制的に排気される。電源装置は、強制送風器の排出側を中心ダクトに連結して、冷却空気を同じように電池ケースに送風して電池モジュールを冷却することができる。
【0023】
また、冷却空気は、図の矢印で示す方向とは逆に送風して電池モジュール1を冷却することもできる。この電源装置は、中心ダクトに強制送風器の吸入側を連結し、あるいは外ダクトに強制送風器の排出側を連結して、冷却空気を以下のように送風する。
外ダクト→第2の透過隙間→電池モジュール間の空気通過隙間→第1の透過隙間→中心ダクト
【0024】
さらに、電源装置は、図示しないが、中心ダクトに、シロッコファン等の強制送風器を配設して強制的に送風することもできる。
【0025】
框体2は、横断面形状を三角形に近い形状として、3組の電池ケース6を収納している。すなわち、底部に2列、上部に1列の電池ケース6を収納して、三角形に近い形状としている。図8に示す電源装置は、この形状をしている2つの框体2を縦一列に配置している。2つの框体2は、三角形である端面を互いに接近して配設している。この電源装置は、2つの框体2の間に、各々の中心ダクトに冷却空気を吸入する吸気口16を配設し、両側の端面に強制送風器3を配設して、電源装置の両側に排気口17を配設している。この構造の電源装置は、中央部の吸気口16から両側の排気口17に、理想的に冷却空気を通過させて電池モジュール1を冷却できる特長がある。さらに、この形状の電源装置は、図9に示すように、自動車の後部座席10の背もたれ11の背面に配置するのに適している。後部座席10の背面が傾斜面となっているからである。
【0026】
電池モジュール1は、複数の素電池12を直線状に直列に連結して製作される。電池ケース6に収納される複数の電池モジュール1は、互いに直列に接続されて出力電圧を高くしている。さらに、框体2に収納される複数の電池ケース6の出力も互いに直列に接続される。したがって、框体2に収納される全ての素電池12は互いに直列に接続されて出力電圧を高くしている。電源装置の出力電圧は、素電池12の数、いいかえると電池モジュール1の本数で出力電圧を調整する。電源装置の出力電圧は、自動車に要求される出力により最適電圧に設定され、たとえば100〜300Vの範囲に設定される。素電池12は、5〜7Ahのニッケル−水素電池である。ただ、素電池12の容量をこの値に特定せず、これよりも大きくあるいは小さくすることができる。また、素電池12には、リチウムイオン電池やニッケル−カドミウム電池等の全ての二次電池を使用できる。
【0027】
電池モジュール1は、たとえば、6本の素電池12を直線状に直列に連結している。電池モジュール1は、円筒型の素電池12を、金属板で製作している皿状接続体13を介して直線状に連結される。ただし、電池モジュールは、角型の素電池を直列に接続して製作することもできる。電池モジュール1の両端には、正極端子14Aと負極端子14Bからなる電極端子14を連結している。この電極端子14が金属プレートで接続されて、全ての電池モジュール1は直列に接続される。
【0028】
皿状接続体13が二次電池12を直線状に連結する構造を、図10と図11に示している。この構造の電池モジュール1は、皿状接続体13の円盤部13Aを、円筒型の二次電池12の正極に溶接して接続している。皿状接続体13の円盤部13Aは、二次電池12の正極に溶接するプロジェクション13aを設けている。皿状接続体13のプロジェクション13aが正極に溶接されるとき、プロジェクション13aの上面に溶接用電極棒が押圧される。皿状接続体13と二次電池12とのショートを阻止するために、皿状接続体13と二次電池12との間に、リング状に絶縁体15が挟着される。
【0029】
さらに、皿状接続体13は、フランジ部13Bの内側に二次電池12を挿入して、フランジ部13Bを二次電池12の負極である外装缶12Aに溶接する。フランジ部13Bも、円盤部13Aと同じように、内面に設けたプロジェクション13aを外装缶12Aに溶接する。このとき、フランジ部13Bには、プロジェクション13aの外側に溶接用電極棒が押圧される。
【0030】
直列に連結される二次電池は、図示しないが、皿状接続体を使用することなく、U曲したリード板の対向面を互いに溶接して連結することもできる。この電池モジュールは、二次電池を放電させる方向に、大電流をパルス通電して、U曲したリード板の対向面を溶着する。さらに、電池モジュールは、二次電池の+−の電極の間に金属板を挟着する状態で、二次電池を放電させる方向に大電流パルス通電処理をして、金属板を二次電池の電極に溶着することもできる。
【0031】
さらにまた、二次電池の間に金属板を挟着することなく、二次電池の+−の電極を直接に溶着することもできる。この二次電池は、正極端子である封口板の上部表面に円錐状の突起を設け、この突起を隣接する二次電池の負極端子に大電流パルス通電して溶接する。
【0032】
【発明の効果】
本発明の請求項1の電源装置は、框体に収納している複数の電源モジュール全体をより均一に冷却して、温度差に起因する電池性能の低下を有効に防止できる特長がある。それは、本発明の電源装置が、框体の中央部分に中心ダクトを設けると共に、この中心ダクトの周囲に電池モジュールを放射状に配設しているからである。中心ダクトの周囲に放射状に配設している電池モジュールは、中心ダクトから送風される冷却空気を同じように空気通過隙間に送風でき、あるいは空気通過隙間から中心ダクトに同じように送風して、電池モジュールを均一に冷却できる。
【0033】
さらに、本発明の請求項5の電源装置は、電池モジュールを収納する複数の電池ケースを、框体の中央部分に設けている中心ダクトの周囲に放射状に配設しているので、中心ダクトから各々の電池ケースに同じように冷却空気を送風でき、また各々の電池ケースから同じように冷却空気を中心ダクトに送風できる。このため、電池ケースに収納している電池モジュールを均一に冷却できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源装置の断面図
【図2】従来の他の電源装置の断面図
【図3】本発明の一実施例にかかる電源装置の概略構成図
【図4】図3に示す電源装置の概略斜視図
【図5】本発明の他の実施例にかかる電源装置の横断面図
【図6】図5に示す電源装置の縦断面図
【図7】図5に示す電源装置の分解斜視図
【図8】本発明の他の実施例にかかる電源装置の斜視図
【図9】図8に示す電源装置を自動車に搭載する状態を示す概略断面図
【図10】電源装置に内蔵される電池モジュールの側面図
【図11】図10に示す電池モジュールの分解断面図
【符号の説明】
1…電池モジュール
2…框体
3…強制送風器
4…中心ダクト
5…空気通過隙間
6…電池ケース 6A…底プレート部 6B…外側プレート部
7…透過隙間 7A…第1の透過隙間 7B…第2の透過隙間
8…隔壁
9…外ダクト
10…後部座席
11…背もたれ
12…電池 12A…外装缶
13…皿状接続体 13A…円盤部 13B…フランジ部
13a…プロジェクション
14…電極端子 14A…正極端子 14B…負極端子
15…絶縁体
16…吸気口
17…排気口
21…電源モジュール
22…ホルダー框体
23…流入口
24…排出口
25…冷却調整フィン

Claims (12)

  1. 複数本の電池モジュール(1)と、この電池モジュール(1)を収納する框体(2)と、電池モジュール(1)を冷却する強制送風器(3)とを備え、
    框体(2)は中央部分に細長い中心ダクト(4)を有すると共に、この中心ダクト(4)の周囲に、複数本の電池モジュール(1)を放射状に、且つ中心ダクト (4) と平行に配設すると共に、電池モジュール(1)間に中心ダクト (4) と連通する空気通過隙間(5)を設けており、
    強制送風器(3)でもって、中心ダクト(4)から空気通過隙間(5)に、あるいは空気通過隙間(5)から中心ダクト(4)に冷却空気を強制的に送風して電池モジュール(1)を冷却し、框体 (2) の外部に排気するようにしてなる電源装置。
  2. 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を連結して、冷却空気を強制的に送風する請求項1に記載される電源装置。
  3. 中心ダクト(4)の周囲に配設された電池モジュール(1)の外側に外ダクト(9)を設け、この外ダクト(9)に強制送風器(3)を連結して、冷却空気を強制的に送風する請求項1に記載される電源装置。
  4. 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を配設して、冷却空気を強制的に送風する請求項1に記載される電源装置。
  5. 複数本の電池モジュール(1)と、複数本の電池モジュール(1)を収納している電池ケース(6)と、複数の電池ケース(6)を収納する框体(2)と、電池モジュール(1)に冷却空気を送風して冷却する強制送風器(3)とを備え、
    複数本の電池モジュール (1) を空気通過隙間 (5) を設けて電池ケース (6) に収納し、
    電池ケース (6) は、底プレート部 (6A) と、この底プレート部 (6A) の外側に配設される外側プレート部 (6B) とから構成され、
    框体 (2) の中央に、隣接する電池ケース (6) の底プレート部 (6A) と、この底プレート部 (6A) と連結した隔壁 (8) とで細長い中心ダクト (4) を形成して、複数本の電池モジュール (1) を中心ダクト (4) の周囲に放射状に、且つ中心ダクト (4) と平行に配設し、
    更に、底プレート部 (6A) と外側プレート部 (6B) に中心ダクト (4) と連通する透過隙間 (7A,7B) を形成し、
    強制送風器(3)が、中心ダクト (4) 、底プレート部 (6A) の透過隙間 (7A) 、空気通過隙間 (5) 、外側プレート (6B) の透過隙間 (7B) の順に、あるいは外側プレート (6B) の透過隙間 (7B) 、空気通過隙間 (5) 、底プレート部 (6A) の透過隙間 (7A) 、中心ダクト (4) の順に冷却空気を強制的に送風して、電池ケース(6)に収納している電池モジュール(1)を冷却し、框体 (2) の外部に排気するようにしてなる電源装置。
  6. 3つの電池ケース(6)が同じ形状で、同じ数の電池モジュール(1)を収納している請求項に記載される電源装置。
  7. 電池ケース(6)に2段に電池モジュール(1)を配設している請求項5に記載される電源装置。
  8. 電池ケース(6)に、3列の電池モジュール(1)と2列の電池モジュール(1)を2段に配設して収納している請求項に記載される電源装置。
  9. 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を配設している請求項5に記載される電源装置。
  10. 強制送風器(3)がシロッコファンである請求項4またはに記載される電源装置。
  11. 複数の框体(2)を縦一列に並べている請求項1または5に記載される電源装置。
  12. 2つの框体(2)を縦一列に並べており、これらの框体(2)の間に位置して各々の中心ダクト(4)に冷却空気を供給する吸気口(16)を配設すると共に、両側に排気口(17)を配設している請求項11に記載される電源装置。
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