JP4024052B2 - 端末、通信システムおよび端末の通信方法を実現するためのプログラム - Google Patents
端末、通信システムおよび端末の通信方法を実現するためのプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置と、その通信装置との間でデータ通信する携帯端末と、それら通信装置と携帯端末との間における通信のセキュリティを確保する認証装置とを含むシステムに関し、特に、通信装置と携帯端末との間で無線通信を行ない、通信装置が携帯端末の情報を予め保持していない場合であっても、セキュリティを確保してデータ通信を実現できる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のインターネットを始めとするネットワークの発達に伴い、様々な装置の間でデータ通信が行なわれている。このようなデータ通信により対象であるデータには、プライバシー保護の観点から、他人への漏洩を避けなければならない個人情報が含まれる。このような個人情報の漏洩を防止するために、データ通信の対象者を特定して通信する必要がある。
【0003】
特開平10−336345号公報は、セキュリティレベルの高い発信者認証方法を開示する。この公報に開示された認証方法は、ネットワークに接続された情報提供装置に対して、アクセスポイントを介してアクセス要求する携帯電話の発信者認証方法である。この発信者認証方法は、携帯電話が、アクセスポイントにおける制御装置を介して情報提供装置に回線の接続を要求するステップと、回線が接続された後、携帯電話が制御装置を経由して情報提供装置に携帯電話の電話番号を送信するステップと、情報提供装置が、受信した電話番号が予め登録されている契約ユーザの電話番号であるか否かを認証するステップと、情報提供装置が、認証結果を制御装置に送信するステップと、制御装置が、その認証に基づいて、携帯電話と情報提供装置の間の論理パスを形成するステップと含む。
【0004】
この認証方法によると、ネットワークへの通信アクセスを要求する発信者の認証を、携帯電話の電話番号に基づいて行うこととしている。これにより、ユーザIDとパスワードとに基づく認証方法に比較して、携帯電話の発信者番号通知により通知される電話番号により認証ができるため、発信者認証のセキュリティレベルが大きく向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この公報に記載された認証方法は、予め情報提供装置に契約ユーザの電話番号を登録しておく必要がある。さらに、アクセスポイントの制御装置と情報提供装置とが通信できなければならない。すなわち、上述の公報に開示された認証方法を実現しようとすると、アクセスポイントの制御装置と発信者が契約ユーザであることを認証する情報提供装置とが接続され、かつ情報提供装置に携帯電話やPDAの電話番号が認証情報として予め登録されていなければならない。最近では、Bluetoothなどの近距離無線通信デバイスを実装した携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)を用いて、街中のアクセスポイントに設置された制御装置から様々な情報の提供を受ける場合がある。このような場合、予め携帯電話やPDAを認証するための情報を、すべての制御装置に登録することは困難である。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、無線通信が行なわれる携帯端末と無線装置との間において、無線装置が接続を要求してきた携帯端末に関する情報を有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる、無線通信認証システム、そのシステムに用いられるサーバ装置、携帯端末、通信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る無線通信認証システムは、複数の第1の通信装置と、第2の通信装置と、各第1の通信装置と無線通信する携帯端末とを含む無線通信認証システムである。第1の通信装置は、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、携帯端末に識別情報を送信するための送信手段とを含む。携帯端末は、第1の通信装置から識別情報を受信するための第1の受信手段と、識別情報を第2の通信装置に送信するための第1の送信手段とを含む。第2の通信装置は、携帯端末から識別情報を受信するための受信手段と、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とを登録するための第1の登録手段と、受信手段と第1の登録手段とに接続され、携帯端末から受信した識別情報に基づいて、登録された認証情報を検索するための検索手段と、検索手段に接続され、検索された認証情報を携帯端末に送信するための送信手段とを含む。携帯端末は、第2の通信装置から、検索された認証情報を受信するための第2の受信手段と、携帯端末と第1の通信装置との接続を要求する情報を、第1の通信装置に送信するための第2の送信手段とをさらに含む。第1の通信装置は、携帯端末から、検索された認証情報と接続を要求する情報とを受信するための受信手段と、受信手段と記憶手段とに接続され、記憶された認証情報に基づいて、携帯端末と第1の通信装置との接続の可否を判断するための判断手段とをさらに含む。
【0008】
第1の発明によると、携帯端末は、第1の通信装置から受信した、第1の通信装置の識別番号を、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の第1の登録手段には、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とが登録されている。第2の通信装置の検索手段は、携帯端末から受信した識別情報と一致する識別情報に対応して登録された認証情報を検索する。第2の通信装置は、検索された認証情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、第2の通信装置から受信した認証情報をもとに、第1の装置との接続を要求する情報を送信する。第1の通信装置は、携帯端末からの接続要求時に、記憶手段に記憶された認証情報を使って認証処理を行ない、成功すると、携帯端末との通信を可能と判断する。これにより、第1の通信装置と携帯端末との間で無線通信を行なうにあたり、接続を要求してきた携帯端末に関する情報を第1の通信装置が有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムを提供することができる。
【0009】
第2の発明に係る無線通信認証システムは、第1の発明の構成に加えて、携帯端末は、自己を識別するための識別データを記憶するための記憶手段をさらに含む。第1の送信手段は、識別データとともに、識別情報を第2の通信装置に送信するための手段を含む。第2の通信装置は、予め定められた条件を満足する携帯端末の識別データを登録するための第2の登録手段をさらに含む。第2の通信装置の送信手段は、携帯端末から受信した識別データが第2の登録手段に登録されていると、検索された認証情報を携帯端末に送信するための手段を含む。
【0010】
第2の発明によると、携帯端末は、自己の識別データ(たとえば、携帯端末が携帯電話である場合、識別データは電話番号)を第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の第2の登録手段には、予め定められた条件を満足する携帯電話(たとえば、予め申込みがあった携帯電話)の電話番号を登録しておく。第2の通信装置は、携帯電話から受信した電話番号が第2の登録手段に登録されていると、検索された認証情報を携帯電話に送信する。このようにすると、予め申込まれた携帯電話に対してのみ、第1の通信装置との接続が可能になる。
【0011】
第3の発明に係る無線通信認証システムは、第2の発明の構成に加えて、携帯端末は携帯電話であり、識別データは、携帯電話の電話番号であるものである。
【0012】
第3の発明によると、携帯電話を用いて、第1の通信装置が接続を要求してき携帯電話に関する情報を有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムを提供することができる。
【0013】
第4の発明に係る無線通信認証システムは、第1の発明の構成に加えて、第1の通信装置は、第2の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。第2の通信装置は、第1の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。記憶手段は、予め定められた条件が満足されると通信手段を用いて第2の通信装置から第1の通信装置へ送信される情報に基づいて、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶するための手段を含む。
【0014】
第4の発明によると、予め定められた条件が満足されると(たとえば、第1の登録手段に登録された情報の作成時期になると)、第2の通信装置から第1の通信装置に認証情報が送信される。第1の通信装置は、第2の通信装置から送信された認証情報を記憶手段に記憶する。これにより、第2の通信装置が、予め定められた間隔で認証情報を作成して、セキュリティレベルをさらに上げることができる。
【0015】
第5の発明に係る無線通信認証システムは、第1の発明の構成に加えて、第1の通信装置は、第2の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。第2の通信装置は、第1の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。第1の登録手段は、予め定められた条件が満足されると通信手段を用いて第1の通信装置から第2の通信装置へ送信される情報に基づいて、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とを登録するための手段を含む。
【0016】
第5の発明によると、予め定められた条件が満足されると(たとえば、記憶手段に記憶された認証情報の更新時期になると)、第1の通信装置から第2の通信装置に認証情報が送信される。第2の通信装置は、第1の通信装置から送信された認証情報を第1の登録手段に登録する。これにより、第1の通信装置が、予め定められた間隔で認証情報を更新して、セキュリティレベルをさらに上げることができる。
【0017】
第6の発明に係る無線通信認証システムは、第1の発明の構成に加えて、第1の通信装置は、第2の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。第2の通信装置は、第1の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。携帯端末は、自己を識別するための識別データと、認証データとを記憶するための記憶手段をさらに含む。第1の送信手段は、識別データと認証データとともに、識別情報を第2の通信装置に送信するための手段を含む。第2の通信装置は、認証データが有効であるか否かを判断するための判断手段と、判断手段による判断に基づいて、識別データ、認証データおよび認証情報のいずれかを、携帯端末および第1の通信装置に送信するように、第2の通信装置の送信手段および通信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。
【0018】
第6の発明によると、携帯端末は、自己を識別する識別データ(たとえば、携帯電話の電話番号)と、認証データ(携帯電話側で設定されたパスワード)とを、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の判断手段は、携帯端末から送信された認証データが有効であると判断されるとその認証データを、有効でないと判断されると認証情報を、携帯端末と第1の通信装置とに送信する。これにより、より安全性の高い認証を行なうことができる。
【0019】
第7の発明に係る無線通信認証システムは、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、携帯端末は、携帯端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するための作成手段と、作成手段に接続され、課金情報を第2の通信装置に送信するように、第1の送信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。第2の通信装置は、携帯端末から受信した課金情報を記憶するための記憶手段と、携帯端末からの要求情報に応答して、記憶手段に記憶された課金情報を、携帯端末に送信するように、送信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。携帯端末は、要求情報に応答して第2の通信装置から送信された課金情報を出力するための出力手段とをさらに含む。
【0020】
第7の発明によると、携帯端末は、自己と第1の通信装置との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、携帯端末ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。携帯電話が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置の記憶手段で記憶された積算課金情報が、携帯端末に送信されて出力される。
【0021】
第8の発明に係る無線通信認証システムは、第4〜6のいずれかの発明の構成に加えて、第1の通信装置は、携帯端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するための作成手段と、作成手段に接続され、課金情報を第2の通信装置に送信するように、第1の通信装置の通信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。第2の通信装置は、第1の通信装置から受信した課金情報を記憶するための記憶手段と、第1の通信装置からの要求情報に応答して、記憶手段に記憶された課金情報を第1の通信装置に送信するように、第2の通信装置の通信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。第1の通信装置は、要求情報に応答して第2の通信装置から送信された課金情報を出力するための出力手段をさらに含む。
【0022】
第8の発明によると、第1の通信装置は、自己と携帯端末との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、第1の通信装置ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。第1の通信装置が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置の記憶手段で記憶された積算課金情報が、第1の通信装置に送信されて出力される。
【0023】
第9の発明に係る通信装置は、複数の第1の通信装置と、第2の通信装置と、各第1の通信装置と無線通信する携帯端末とを含む無線通信認証システムに用いられる第1の通信装置である。携帯端末は、第1の通信装置から識別情報を受信して、識別情報を第2の通信装置に送信する。第2の通信装置は、携帯端末から識別情報を受信して、各第1の通信装置に対応して登録された識別情報と認証情報とから、携帯端末から受信した識別情報に対応して登録された認証情報を検索して、検索された認証情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、第2の通信装置から、検索された認証情報を受信して、携帯端末と第1の通信装置との接続を要求する情報を、第1の通信装置に送信する。第1の通信装置は、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶するための記憶手段と、記憶手段に接続され、携帯端末に識別情報を送信するための送信手段と、携帯端末から、検索された認証情報と接続を要求する情報とを受信するための受信手段と、受信手段と記憶手段とに接続され、記憶された認証情報に基づいて、携帯端末と第1の通信装置との接続の可否を判断するための判断手段とを含む。
【0024】
第9の発明によると、携帯端末は、第1の通信装置から受信した、第1の通信装置の識別番号を、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置には、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とが登録されている。第2の通信装置は、携帯端末から受信した識別情報と一致する識別情報に対応して登録された認証情報を検索する。第2の通信装置は、検索された認証情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、第2の通信装置から受信した認証情報をもとに、第1の装置との接続を要求する情報を送信する。第1の通信装置は、携帯端末からの接続要求時に記憶手段に記憶された認証情報を使って認証処理を行ない、成功すると、携帯端末との通信を可能と判断する。これにより、第1の通信装置と携帯端末との間で無線通信を行なうにあたり、接続を要求してきた携帯端末に関する情報を第1の通信装置が有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムにおいて用いられる第1の通信装置を提供することができる。
【0025】
第10の発明に係る通信装置は、第9の発明の構成に加えて、第2の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。記憶手段は、予め定められた条件が満足されると通信手段を用いて第2の通信装置から第1の通信装置へ送信される情報に基づいて、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶するための手段を含む。
【0026】
第10の発明によると、予め定められた条件が満足されると(たとえば、第2の通信装置に登録された情報の作成時期になると)、第2の通信装置から第1の通信装置に認証情報が送信される。第1の通信装置は、第2の通信装置から送信された認証情報を記憶手段に記憶する。これにより、第2の通信装置が、予め定められた間隔で認証情報を作成して、セキュリティレベルをさらに上げることができる。
【0027】
第11の発明に係る通信装置は、第9の発明の構成に加えて、第2の通信装置と通信するための通信手段と、携帯端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するための作成手段と、作成手段に接続され、課金情報を第2の通信装置に送信するように、通信手段を制御するための制御手段と、要求情報に応答して第2の通信装置から送信された課金情報を出力するための出力手段とをさらに含む。
【0028】
第11の発明によると、第1の通信装置は、自己と携帯端末との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、第1の通信装置ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。第1の通信装置が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置で記憶された積算課金情報が、第1の通信手段に送信されて出力される。
【0029】
第12の発明に係る通信装置は、複数の第1の通信装置と、第2の通信装置と、各第1の通信装置と無線通信する携帯端末とを含む無線通信認証システムに用いられる第2の通信装置である。第1の通信装置は、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶し、携帯端末に識別情報を送信する。携帯端末は、第1の通信装置から受信した識別情報を第2の通信装置に送信し、第2の通信装置から、検索された認証情報を受信し、携帯端末と第1の通信装置との接続を要求する情報を、第1の通信装置に送信する。第1の通信装置は、携帯端末から、接続を要求する情報を受信し、検索された認証情報と記憶された認証情報とに基づいて、携帯端末と第1の通信装置との接続の可否を判断する。第2の通信装置は、携帯端末から識別情報を受信するための受信手段と、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とを登録するための第1の登録手段と、受信手段と第1の登録手段とに接続され、携帯端末から受信した識別情報に基づいて、登録された認証情報を検索するための検索手段と、検索手段に接続され、検索された認証情報を携帯端末に送信するための送信手段とを含む。
【0030】
第12の発明によると、携帯端末は、第1の通信装置から受信した、第1の通信装置の識別番号を、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の第1の登録手段には、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とが登録されている。第2の通信装置の検索手段は、携帯端末から受信した識別情報と一致する識別情報に対応して登録された認証情報を検索する。第2の通信装置は、検索された認証情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、第2の通信装置から受信した認証情報をもとに、第1の装置との接続を要求する情報を送信する。第1の通信装置は、携帯端末からの接続要求時に記憶手段に記憶された認証情報を使って認証処理を行ない、成功すると、携帯端末との通信を可能と判断する。これにより、第1の通信装置と携帯端末との間で無線通信を行なうにあたり、接続を要求してきた携帯端末に関する情報を第1の通信装置が有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムにおいて用いられる第2の通信装置を提供することができる。
【0031】
第13の発明に係る通信装置は、第12の発明の構成に加えて、予め定められた条件を満足する携帯端末の識別データを登録するための第2の登録手段をさらに含む。送信手段は、携帯端末から受信した識別データが第2の登録手段に登録されていると、検索された認証情報を携帯端末に送信するための手段を含む。
【0032】
第13の発明によると、携帯端末は、自己の識別データ(たとえば、携帯端末が携帯電話である場合、識別データは電話番号)を第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の第2の登録手段には、予め定められた条件を満足する携帯電話(たとえば、予め申込みがあった携帯電話)の電話番号を登録しておく。第2の通信装置は、携帯電話から受信した電話番号が第2の登録手段に登録されていると、検索された認証情報を携帯電話に送信する。このようにすると、予め申込まれた携帯電話に対してのみ、第1の通信装置との接続が可能になる。
【0033】
第14の発明に係る通信装置は、第12の発明の構成に加えて、第1の通信装置と通信するための通信手段をさらに含む。第1の登録手段は、予め定められた条件が満足されると通信手段を用いて第1の通信装置から第2の通信装置へ送信される情報に基づいて、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とを登録するための手段を含む。
【0034】
第14の発明によると、予め定められた条件が満足されると(たとえば、記憶手段に記憶された認証情報の更新時期になると)、第1の通信装置から第2の通信装置に認証情報が送信される。第2の通信装置は、第1の通信装置から送信された認証情報を第1の登録手段に登録する。これにより、第1の通信装置が、予め定められた間隔で認証情報を更新して、セキュリティレベルをさらに上げることができる。
【0035】
第15の発明に係る通信装置は、第12の発明の構成に加えて、第1の通信装置と通信するための通信手段と、認証データが有効であるか否かを判断するための判断手段と、判断手段による判断に基づいて、識別データ、認証データおよび認証情報のいずれかを、携帯端末および第1の通信装置に送信するように、送信手段および通信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。
【0036】
第15の発明によると、携帯端末は、自己を識別する識別データ(たとえば、携帯電話の電話番号)と、認証データ(携帯電話側で設定されたパスワード)とを、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の判断手段は、携帯端末から送信された認証データが有効であると判断されるとその認証データを、有効でないと判断されると認証情報を、携帯端末と第1の通信装置とに送信する。これにより、より安全性の高い認証を行なうことができる。
【0037】
第16の発明に係る通信装置は、第12または13の発明の構成に加えて、携帯端末から受信した課金情報を記憶するための記憶手段と、携帯端末からの要求情報に応答して、記憶手段に記憶された課金情報を、携帯端末に送信するように、送信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。
【0038】
第16の発明によると、携帯端末は、自己と第1の通信装置との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、携帯端末ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。携帯電話が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置の記憶手段で記憶された積算課金情報が、携帯端末に送信されて出力される。
【0039】
第17の発明に係る通信装置は、第14または15の発明の構成に加えて、第1の通信装置から受信した課金情報を記憶するための記憶手段と、第1の通信装置からの要求情報に応答して、記憶手段に記憶された課金情報を第1の通信装置に送信するように、通信手段を制御するための制御手段とをさらに含む。
【0040】
第17の発明によると、第1の通信装置は、自己と携帯端末との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、第1の通信装置ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。第1の通信装置が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置の記憶手段で記憶された積算課金情報が、第1の通信装置に送信されて出力される。
【0041】
第18の発明に係る携帯端末は、複数の第1の通信装置と、第2の通信装置と、各第1の通信装置と無線通信する携帯端末とを含む無線通信認証システムに用いられる携帯端末である。第1の通信装置は、自己を識別するための識別情報と、識別情報に対応した認証情報とを記憶し、携帯端末に識別情報を送信する。第2の通信装置は、携帯端末から識別情報を受信し、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とを登録し、携帯端末から受信した識別情報に基づいて、登録された認証情報を検索し、検索された認証情報を携帯端末に送信する。第1の通信装置は、携帯端末から、接続を要求する情報を受信し、記憶された認証情報に基づいて、携帯端末と第1の通信装置との接続の可否を判断する。携帯端末は、第1の通信装置から識別情報を受信するための第1の受信手段と、識別情報を第2の通信装置に送信するための第1の送信手段と,第2の通信装置から、検索された認証情報を受信するための第2の受信手段と、携帯端末と第1の通信装置との接続を要求する情報を、第1の通信装置に送信するための第2の送信手段とを含む。
【0042】
第18の発明によると、携帯端末は、第1の通信装置から受信した、第1の通信装置の識別番号を、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置には、各第1の通信装置に対応して、識別情報と認証情報とが登録されている。第2の通信装置は、携帯端末から受信した識別情報と一致する識別情報に対応して登録された認証情報を検索する。第2の通信装置は、検索された認証情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、第2の通信装置から受信した認証情報をもとに、第1の装置との接続を要求する情報を送信する。第1の通信装置は、携帯端末からの接続要求時に、記憶手段に記憶された認証情報を使って認証処理を行ない、成功すると、通信を可能と判断する。これにより、第1の通信装置と携帯端末との間で無線通信を行なうにあたり、接続を要求してきた携帯端末に関する情報を第1の通信装置が有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムにおいて用いられる携帯端末を提供することができる。
【0043】
第19の発明に係る携帯端末は、第18の発明の構成に加えて、自己を識別するための識別データを記憶するための記憶手段をさらに含む。第1の送信手段は、識別データとともに、識別情報を第2の通信装置に送信するための手段を含む。
【0044】
第19の発明によると、携帯端末は、自己の識別データ(たとえば、携帯端末が携帯電話である場合、識別データは電話番号)を第2の通信装置に送信する。第2の通信装置の第2の登録手段には、予め定められた条件を満足する携帯電話(たとえば、予め申込みがあった携帯電話)の電話番号を登録しておく。第2の通信装置は、携帯電話から受信した電話番号が第2の登録手段に登録されていると、検索された認証情報を携帯電話に送信する。このようにすると、予め申込まれた携帯電話に対してのみ、第1の通信装置との接続が可能になる。
【0045】
第20の発明に係る携帯端末は、第19の発明の構成に加えて、携帯電話であり、識別データは、携帯電話の電話番号であるものである。
【0046】
第20の発明によると、携帯電話を用いて、第1の通信装置が接続を要求してき携帯電話に関する情報を有しなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムを提供することができる。
【0047】
第21の発明に係る携帯端末は、第18の発明の構成に加えて、自己を識別するための識別データと、認証データとを記憶するための記憶手段をさらに含む。第1の送信手段は、識別データと認証データとともに、識別情報を第2の通信装置に送信するための手段を含む。
【0048】
第21の発明によると、携帯端末は、自己を識別する識別データ(たとえば、携帯電話の電話番号)と、認証データ(携帯電話側で設定されたパスワード)とを、第2の通信装置に送信する。第2の通信装置は、携帯端末から送信された認証データが有効であると判断されるとその認証データを、有効でないと判断されると認証情報を、携帯端末と第1の通信装置とに送信する。これにより、より安全性の高い認証を行なうことができる。
【0049】
第22の発明に係る携帯端末は、第18〜20のいずれかの発明の構成に加えて、携帯端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するための作成手段と、作成手段に接続され、課金情報を第2の通信装置に送信するように、第1の送信手段を制御するための制御手段と、要求情報に応答して第2の通信装置から送信された課金情報を出力するための出力手段とをさらに含む。
【0050】
第22の発明によると、携帯端末は、自己と第1の通信装置との間の通信に関する課金情報を作成する。作成された課金情報は、第2の通信装置に送信され、携帯端末ごとに予め定められた期間(たとえば、1ヶ月)積算される。携帯電話が課金情報の閲覧を要求すると、第2の通信装置の記憶手段で記憶された積算課金情報が、携帯端末に送信されて出力される。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0052】
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本実施の形態に係る無線通信認証システムの全体構成を説明する。なお、以下の説明では、携帯端末として携帯電話を例に、第1の通信装置として街中のホットスポットに設置されたホットスポットコンピュータを例に、第2の通信装置として携帯電話と携帯電話網で接続されたサーバ装置を例に説明する。図1に示すように、このシステムは、街中に設置されたホットスポットコンピュータ200と、ホットスポットコンピュータ200と近距離無線通信を行なう携帯電話300と、携帯電話300と携帯電話網で接続されたサーバ装置100とを含む。ホットスポット200と携帯電話300との間は、Bluetoothと呼ばれる近距離無線通信でデータ通信が実現される。サーバ装置100と携帯電話300との間は、携帯電話基地局400と携帯電話網ネットワーク500とを介してデータ通信が実現される。なお、サーバ装置100と携帯電話300との間は、有線で接続されるものであってもよい。なお、第1の通信装置により実現される第1の通信手段と、第2の通信装置により実現される第2の通信手段とが、同じであってもよい。
【0053】
図2に、サーバ装置100の一例であるコンピュータシステムの制御ブロックを示す。図2を参照してこのコンピュータシステムは、FD(Flexible Disk)駆動装置106およびCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)駆動装置108を備えたコンピュータ102と、モニタ104と、キーボード110と、マウス112とを含む。さらに、このコンピュータ102は、上記したFD駆動装置106およびCD−ROM駆動装置108に加えて、相互にバスで接続されたCPU(Central Processing Unit)120と、メモリ122と、固定ディスク124と、携帯電話網通信部126とを含む。FD駆動装置106にはFD116が装着される。CD−ROM駆動装置108にはCD−ROM118が装着される。
【0054】
このサーバ装置100における処理は、コンピュータハードウェアとCPU120により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、FD116、CD−ROM118などの記録媒体に格納されて流通し、FD駆動装置106またはCD−ROM駆動装置108などにより記録媒体から読取られて固定ディスク124に一旦格納される。さらに固定ディスク124からメモリ122に読出されて、CPU120により実行される。図2に示したコンピュータのハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、FD116、CD−ROM118、固定ディスク124などの記録媒体に記録されたソフトウェアである。
【0055】
なお、図2に示したコンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0056】
図3に、ホットスポットコンピュータ200の一例であるコンピュータシステムの制御ブロックを示す。図3を参照してこのコンピュータシステムは、図2を用いて説明したサーバ装置100と異なるプログラムを実行するCPU220と、異なる情報を記憶する固定ディスク224と、携帯電話300との間で近距離無線通信を行なうBluetooth通信部226とを含む。
【0057】
このホットスポットコンピュータ200における処理も、サーバ装置100と同様、コンピュータハードウェアとCPU220により実行されるソフトウェアとにより実現される。図3に示したコンピュータのハードウェア自体は一般的なものであって、本発明の最も本質的な部分は、FD116、CD−ROM118、固定ディスク224などの記録媒体に記録されたソフトウェアである。
【0058】
なお、図3に示したコンピュータ自体の動作も周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0059】
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300の制御ブロックについて説明する。図4に示すように、携帯電話300は、ユーザとのインターフェイスである入出力部110と、この携帯電話300の全体を制御する制御部320と、サーバ装置100と通信するための携帯電話網通信部330と、ホットスポットコンピュータ200と通信するためのBluetooth通信部340と、制御部102において実行されるプログラム、そのプログラムの中間データおよび他の装置から受信したデータを記憶する記憶部350とを含む。入出力部310は、テンキーなどにより、この携帯電話のユーザが他の電話装置の電話番号を入力したり、受信した電子メールを検索するための項目を入力したり、受信した電子メールの表示要求を入力したりする操作部312と、ユーザに情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部314と、音声を入力するマイクからなる音声入力部316と、音声を出力するスピーカからなる音声出力部318とを含む。
【0060】
本実施の形態に係る携帯電話300において、ユーザがホットスポットコンピュータ200との通信のための認証をサーバ装置100で行わせる処理も、携帯電話300のハードウェアと制御部320により実行されるソフトウェアとにより実現される。図4に示した携帯電話300のハードウェア自体は一般的なものであって、本発明の最も本質的な部分は、記憶部350などに記録されたソフトウェアである。
【0061】
なお、図4に示した携帯電話自体の動作も周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0062】
図5を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置100の固定ディスク124に記憶される管理テーブルについて説明する。図5に示すように、この管理テーブルは、ホットスポットID(Identification)ごとに認証情報であるパスワードを記憶する。たとえば、ホットスポットIDが「ADDR_A(1)」の場合には、認証情報としてのパスワードは「AUTH_A(1)」である。このようなホットスポットIDとパスワードとを組にした情報が、ホットスポットコンピュータの数であるn個分記憶されている。
【0063】
図6に、本実施の形態に係る携帯電話300からホットスポットコンピュータ200へ送信される検索要求コマンドを、図7に、ホットスポットコンピュータ200から携帯電話300に送信される検索応答コマンドを、図8に、携帯電話300からサーバ装置100へ送信される識別情報通知コマンドを、図9に、サーバ装置100から携帯電話300に送信される認証情報通知コマンドを示す。図6に示す検索要求コマンドは、携帯電話300からホットスポットコンピュータ200に対して、ブロードキャスト送信される。このとき携帯電話300は、ホットスポットコンピュータ200を個々に識別する情報を有しない。図7および図8に示すように、検索応答コマンドおよび識別情報通知コマンドは、それぞれホットスポットIDを含む。図9に示すように、認証情報通知コマンドは、ホットスポットIDとパスワードとを含む。このホットスポットIDとパスワードとは、前述の図5に示す管理テーブルに記憶されたものである。ここで、ホットスポットIDは、ホットスポットコンピュータのBluetooth通信部のユニークな物理アドレスであっても、位置情報であってもよい。
【0064】
図10を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0065】
ステップ(以下、ステップをSと略す。)300にて、携帯電話300の制御部320は、携帯電話300の操作部312から入力された情報に基づいて、検索要求を検知したか否かを判断する。検索要求を検知すると(S300にてYES)、処理はS302へ移される。もしそうでないと(S300にてNO)、処理はS300に戻され、携帯電話300のユーザが検索要求を入力するまで待つ。
【0066】
S302にて、制御部320は、Bluetooth通信部340を用いて、検索要求コマンド(図6)をブロードキャスト送信する。S304にて、制御部320は、検索応答コマンド(図7)を受信したか否かを判断する。この検索応答コマンドは、Bluetooth通信部340を介して、ホットスポットコンピュータ200から受信する。検索応答コマンドを受信すると(S304にてYES)、処理はS306へ移される。もしそうでないと(S304にてNO)、処理はS300へ戻され、ホットスポットコンピュータ200から検索応答コマンドを受信するまで待つ。
【0067】
S306にて、制御部320は、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(図8)をサーバ装置100に送信する。S308にて、制御部320は、認証情報通知コマンド(図9)をサーバ装置100から受信したか否かを判断する。認証情報通知コマンドをサーバ装置100から受信すると(S308にてYES)、処理はS310へ移される。もしそうでないと(S308にてNO)、処理はS308へ戻され、サーバ装置100から認証情報通知コマンドを受信するまで待つ。
【0068】
S310にて、制御部320は、認証情報通知コマンド(図9)のパスワードをBluetooth通信部340に設定する。S312にて、制御部320は、Bluetooth通信部340を用いて、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でデータ通信を行なう。
【0069】
S314にて、制御部320は、データ通信が終了するか否かを判断する。この判断は、たとえば、携帯電話300の操作部312から入力された情報に基づいて行なわれる。データ通信を終了する場合には(S314にてYES)、処理はS316に移される。もしそうでないと(S314にてNO)、処理はS312へ戻され、Bluetooth通信部340を用いて、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でのデータ通信が継続される。
【0070】
S316にて、制御部320は、Bluetooth通信部340を用いたデータ通信の切断処理を行なう。
【0071】
図11を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ200で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0072】
S200にて、ホットスポットコンピュータ200のCPU220は、検索要求コマンド(図6)を受信したか否かを判断する。この検索要求コマンドは携帯電話300からBluetooth通信部226を介して受信する。検索要求コマンドを受信すると(S200にてYES)、処理はS202へ移される。もしそうでないと(S200にてNO)、処理はS200へ戻され、携帯電話300から検索要求コマンドを受信するまで待つ。
【0073】
S202にて、CPU220は、Bluetooth通信部226を用いて、検索応答コマンド(図7)を携帯電話300に送信する。S204にて、CPU220は、データ通信接続要求を受信したか否かを判断する。この判断は、携帯電話300からBluetooth通信部226を介して受信した情報に基づいて行なわれる。データ通信接続要求を受信すると(S204にてYES)、処理はS206へ移される。もしそうでないと(S204にてNO)、処理はS200へ戻され、携帯電話300からデータ通信接続要求を受信するまで待つ。
【0074】
S206にて、CPU220は、メモリ122からパスワードを読出す。なお、ホットスポットコンピュータ200のメモリ122には、それぞれのホットスポットコンピュータ200に対応するホットスポットIDとパスワードとが記憶されている。S208にて、CPU220は、メモリ122から読出したパスワードをBluetooth通信部226に設定する。
【0075】
S210にて、CPU220は、Bluetooth通信部226を用いて、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でデータ通信を行なう。S212にて、CPU220は、データ通信を終了するか否かを判断する。この判断は、ホットスポットコンピュータ200のキーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。データ通信を終了する場合には(S212にてYES)、処理はS214へ移される。もしそうでないと(S212にてNO)、処理はS210へ戻され、Bluetooth通信部226を用いた携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間のデータ通信が継続される。
【0076】
S214にて、CPU220は、Bluetooth通信部226を用いたデータ通信の切断処理を行なう。
【0077】
図12を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置100で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0078】
S100にて、サーバ装置100のCPU120は、携帯電話300から識別情報通知コマンド(図8)を受信したか否かを判断する。この判断は、携帯電話300から携帯電話網通信部126を介して受信した情報に基づいて行なわれる。識別情報通知コマンドを受信すると(S100にてYES)、処理はS102へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS100へ戻され、携帯電話300から識別情報通知コマンドを受信するまで待つ。
【0079】
S102にて、CPU120は、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)から識別情報通知コマンド(図8)に含まれるホットスポットIDに対応するパスワードを読出す。S104にて、CPU120は、携帯電話網通信部126を用いて、パスワードを含む認証情報通知コマンド(図9)を携帯電話302に送信する。
【0080】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。
【0081】
携帯電話300のユーザが、携帯電話300の操作部312からホットスポットコンピュータの検索要求を入力すると(S300にてYES)、Bluetooth通信部340を用いて、検索要求コマンド(図6)が、ブロードキャスト送信される(S302)。
【0082】
携帯電話300のBluetooth通信部340の通信範囲内にあるホットスポットコンピュータ200は、検索要求コマンド(図6)を受信する(S200にてYES)。ホットスポットコンピュータ200は、Bluetooth通信部226を用いて、検索応答コマンド(図7)を検索要求コマンドを送信してきた携帯電話300に送信する(S202)。
【0083】
携帯電話300は、ホットスポットコンピュータ200から送信された検索応答コマンド(図7)を受信する(S304にてYES)。携帯電話300は、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(図8)をサーバ装置100に送信する(S306)。サーバ装置100は、識別情報通知コマンド(図8)を受信すると(S100にてYES)、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)から、識別情報通知コマンド(図8)に含まれるホットスポットIDに対応するパスワードを読出す(S102)。サーバ装置100は、携帯電話網通信部126を用いて、パスワードを含む認証情報通知コマンド(図9)を携帯電話300に送信する(S104)。
【0084】
携帯電話300は認証情報通知コマンド(図9)を受信すると(S308にてYES)、認証情報通知コマンドのパスワードをBluetooth通信部340に設定する(S310)。携帯電話300は、Bluetooth通信部340を用いて、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でデータ通信が開始される(S312)。このとき、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間で、Bluetooth通信部340に設定されたパスワードをもとに認証処置が行なわれる。
【0085】
ホットスポットコンピュータ200は、データ通信接続要求を受信すると(S204にてYES)、メモリ122からパスワードを読出す(S206)。読出されたパスワードがBluetooth通信部226に設定され(S208)、Bluetooth通信部226を用いて、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でデータ通信が開始される(S210)。このとき、携帯電話300のBluetooth通信部340に設定されたパスワードと、ホットスポットコンピュータ200のBluetooth通信部226に設定されたパスワードにて認証処理が行なわれ、成功した場合にのみ通信が可能となる。
【0086】
データ通信中において携帯電話300のユーザがデータ通信終了を要求する(S314にてYES)、またはホットスポットコンピュータ200がデータ通信終了を要求する(S212にてYES)、携帯電話300およびホットスポットコンピュータ200においてそれぞれデータ通信の切断処理が行なわれる(S316、S214)。
【0087】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、ホットスポットコンピュータには、通信相手である携帯電話の識別情報および認証情報を記憶する必要なく、ホットスポットコンピュータのメモリに記憶されたパスワードと、携帯電話がサーバ装置から入手したパスワードとが一致する場合にのみデータ通信を実行することができる。これにより、ホットスポットコンピュータとサーバ装置とが接続されていなくてもかつホットスポットコンピュータに通信相手先である携帯電話の識別情報および認証情報が記憶されていなくても、高いセキュリティレベルでの認証を実現できる無線通信認証システムを提供することができる。
【0088】
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。なお、本実施の形態に係る無線通信認証システムは、前述の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムと同じハードウェア構成を有する。そのため、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0089】
図13を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置100の固定ディスク124に記憶される携帯電話管理テーブルについて説明する。図13に示すように、携帯電話管理テーブルは、登録IDごとに、携帯電話の電話番号を記憶する。この携帯電話管理テーブルは、予め携帯電話300のユーザがホットスポットコンピュータ200との通信を要求する場合に、予めサーバ装置100に登録する情報である。
【0090】
図14を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300からサーバ装置100へ送信される識別情報通知コマンドについて説明する。図14に示すように、識別情報通知コマンドは、ホットスポットIDと携帯電話300の電話番号とを含む。
【0091】
図15を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図15に示すフローチャートの中で、前述の図10に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
【0092】
S320にて、携帯電話300の制御部320は、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(携帯電話の電話番号を含むものであって、図14に示すもの)をサーバ装置100に送信する。
【0093】
図16を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置100で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図16に示すフローチャートの中で、前述の図12に示したフローチャートと同じ処理については、同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0094】
S110にて、CPU120は、識別情報通知コマンド(図14)に含まれる携帯電話の電話番号が、携帯電話管理テーブル(図13)に登録されているか否かを判断する。S112にて、携帯電話管理テーブルに、電話番号が登録されていると(S112にてYES)、処理はS102へ移される。もしそうでないと(S112にてNO)、処理はS114へ移される。
【0095】
S114にて、CPU120は、エラー処理を行なう。このS114におけるエラー処理において、サーバ装置100のCPU120は、携帯電話網通信部126を用いて、携帯電話300に、携帯電話管理テーブルに電話番号が登録されていない旨を通知する。
【0096】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。なお、以下の動作の説明の中で前述の第1の実施の形態と同じ動作については、ここでは繰返さない。
【0097】
携帯電話300のユーザが携帯電話300を用いて検索要求コマンドをブロードキャスト送信して(S302)検索応答コマンドを受信すると(S304にてYES)、携帯電話300は、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(図4)をサーバ装置100に送信する。
【0098】
サーバ装置100は、識別情報通知コマンド(図14)を受信すると(S100にてYES)、識別情報通知コマンドに含まれる携帯電話の電話番号が、携帯電話管理テーブル(図13)に登録されているか否かを判断する(S110)。登録されている場合には(S112にてYES)、固定ディスク124に記憶された管理テーブルから、識別情報通知コマンドに含まれるホットスポットIDに対応するパスワードが読出され(S102)、携帯電話網通信部126を用いて、パスワードを含む認証情報通知コマンドが携帯電話300に送信される。
【0099】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、予め登録された携帯電話の電話番号に対してのみ、携帯電話とホットスポットコンピュータとの間の通信において必要となるパスワードが送信される。これにより、さらに高いセキュリティレベルを確保することができる。
【0100】
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。
【0101】
図17に、本実施の形態に係る無線通信認証システムの全体構成について説明する。なお、図17に示す全体構成の中で前述の図1に示した全体構成と同じ構成については同じ参照符号を付してある。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。図17に示すように、本実施の形態に係る無線通信認証システムは、前述の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムとは機能が異なるサーバ装置1000とホットスポットコンピュータ2000とを含む。サーバ装置1000とホットスポットコンピュータ2000とは、ネットワーク510を介して接続されている。なお、図10に示すように携帯電話網ネットワーク500とネットワーク510とは別体のものであってもよいし、同じものであってもよい。また、第1の通信装置により実現される第1の通信手段と、第3の通信装置により実現される第3の通信手段とが、同じであってもよい。
【0102】
図18を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置1000の制御ブロックについて説明する。なお、図18に示す制御ブロックの中で、前述の図2に示した制御ブロックと同じ構成については同じ参照符号を付してある。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。サーバ装置1000は、前述の第1の実施の形態に係るサーバ装置100に加えて、ネットワーク通信部128を含む。ネットワーク通信部128は、サーバ装置1000とホットスポットコンピュータ2000とを、ネットワーク510を介して通信するためのものである。
【0103】
図19を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータの制御ブロックについて説明する。なお、このホットスポットコンピュータの制御ブロックについても、サーバ装置1000の制御ブロックと同様、前述の第1の実施の形態に係るホットスポットコンピュータ200に、ネットワーク通信部228を加えたものである。それ以外の構成は、前述の第1の実施の形態の図3に示した制御ブロックと同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0104】
図20に、本実施の形態に係るサーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される識別情報登録コマンドを、図21に、本実施の形態に係るサーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される認証情報登録コマンドを示す。図20に示すように、識別情報登録コマンドは、ホットスポットIDを、図21に示すように、認証情報登録コマンドは、パスワードを含む。
【0105】
図22を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置1000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0106】
S120にて、サーバ装置1000のCPU120は、前回の登録コマンドの送信から予め定められた時間が経過したか否かを判断する。前回の登録コマンドの送信から予め定められた時間が経過すると(S120にてYES)、処理はS122へ移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS120へ戻され、前回の登録コマンドの送信から予め定められた時間が経過するまで待つ。
【0107】
S122にて、CPU120は、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)のパスワードを変更する。S124にて、CPU120は、ネットワーク通信部128を用いて、識別情報登録コマンド(図20)と認証情報登録コマンド(図21)とをホットスポットコンピュータ2000に送信する。
【0108】
図23を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ2000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0109】
S220にて、ホットスポットコンピュータ2000のCPU220は、識別情報登録コマンド(図20)を受信したか否かを判断する。識別情報登録コマンドを受信すると(S220にてYES)、処理はS222へ移される。もしそうでないと(S220にてNO)、処理はS224へ移される。
【0110】
S222にて、CPU220は、メモリ122に、受信した識別情報を記憶する。
【0111】
S224にて、CPU220は、認証情報登録コマンド(図21)を受信したか否かを判断する。認証情報登録コマンドを受信すると(S224にてYES)、処理はS226へ移される。もしそうでないと(S224にてNO)、処理はS220へ戻される。
【0112】
S226にて、CPU220は、メモリ122に受信した認証情報を記憶する。その後、処理はS220へ戻される。なお、サーバ装置100からホットスポットコンピュータ200に送信される識別情報登録コマンドと認証情報登録コマンドとは、図5に示す管理テーブルにおいてそれぞれ対応する組合せで送信される。
【0113】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。サーバ装置1000において、前回登録コマンドの送信から予め定められた時間が経過すると(S120にてYES)、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)のパスワードを変更する。このとき、サーバ装置1000のCPU120は、管理テーブル(図5)のパスワードを任意の文字列等に変更する。サーバ装置1000は、ネットワーク通信部128を用いて、識別情報登録コマンド(図20)と認証情報登録コマンド(図21)とを、ホットスポットコンピュータ2000に送信する(S124)。
【0114】
ホットスポットコンピュータ2000は、サーバ装置1000から識別情報登録コマンド(図20)を受信すると(S220にてYES)、受信した識別情報登録コマンドのホットスポットIDをメモリ122に記憶する(S222)。ホットスポットコンピュータ2000はサーバ装置1000から認証情報登録コマンド(図21)を受信すると(S224にてYES)、受信した認証情報登録コマンドのパスワードをメモリ122に記憶する(S226)。
【0115】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、サーバ装置において予め定められた条件が満足されると(予め定められた時間が経過)管理テーブルに記憶されたパスワードが変更される。これにより、パスワードが時間の経過に伴って変更され、パスワードの漏洩を防ぐことができる。
【0116】
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。なお、本実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成は、前述の第3の実施の形態のハードウェア構成と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0117】
図24に、本実施の形態に係るサーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される識別情報要求コマンドを、図25に、サーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される認証情報要求コマンドを、図26に、ホットスポットコンピュータ2000からサーバ装置1000に送信される識別情報登録コマンドを、図27に、ホットスポットコンピュータ2000からサーバ装置1000に送信される認証情報登録コマンドを示す。図24に示す識別情報要求コマンドおよび図25に示す認証情報要求コマンドは、サーバ装置1000において管理テーブル(図5)を作成する場合または更新する場合に、ホットスポットコンピュータ2000に対して送信される。図26に示す識別情報登録コマンドは、ホットスポットIDを、図27に示す認証情報登録コマンドは、パスワードをそれぞれ含む。
【0118】
図28を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置1000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0119】
S130にて、サーバ装置1000のCPU120は、管理テーブル作成タイミングに到達したか否かを判断する。管理テーブル作成タイミングに到達すると(S130にてYES)、処理はS132へ移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はS134へ移される。
【0120】
S132にて、CPU120は、ネットワーク通信部128を用いて、識別情報要求コマンド(図24)と認証情報要求コマンド(図25)とをホットスポットコンピュータ2000に送信する。
【0121】
S134にて、CPU120は、識別情報登録コマンド(図26)を受信したか否かを判断する。識別情報登録コマンドを受信すると(S134にてYES)、処理はS136へ移される。もしそうでないと(S134にてNO)、処理はS138へ移される。S136にて、CPU120は、メモリに、受信した識別情報登録コマンドに含まれる識別情報を記憶する。S138にて、CPU120は、認証情報登録コマンド(図27)を受信したか否かを判断する。認証情報登録コマンドを受信すると(S138にてYES)、処理はS140へ移される。もしそうでないと(S138にてNO)、処理はS130へ戻される。S140にて、CPU120は、メモリ122に、受信した認証情報登録コマンドに含まれる認証情報を記憶する。
【0122】
図29を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ2000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0123】
S230にて、ホットスポットコンピュータ2000のCPU220は、前回のパスワードの変更から予め定められた時間が経過したか否かを判断する。前回のパスワードの変更から予め定められた時間が経過すると(S230にてYES)、処理はS232へ移される。もしそうでないと(S230にてNO)、処理はS234へ移される。S232にて、CPU220は、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)のパスワードを変更する。
【0124】
S234にて、CPU220は、識別情報要求コマンド(図24)を受信したか否かを判断する。識別情報要求コマンドを受信すると(S234にてYES)、処理はS236へ移される。もしそうでないと(S234にてNO)、処理はS238へ移される。S236にて、CPU220は、ネットワーク通信部228を用いて、識別情報登録コマンド(図26)をサーバ装置1000に送信する。
【0125】
S238にて、CPU220は、サーバ装置1000から認証情報要求コマンド(図25)を受信したか否かを判断する。認証情報要求コマンドを受信すると(S238にてYES)、処理はS240へ移される。もしそうでないと(S238にてNO)、処理はS230へ移される。S240にて、CPU220は、ネットワーク通信部228を用いて、認証情報登録コマンド(図27)を、サーバ装置1000に送信する。その後、処理はS230へ戻される。
【0126】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。
【0127】
サーバ装置1000において管理テーブル(図5)の作成タイミングに到達すると(S130にてYES)、サーバ装置1000は、ネットワーク通信部128を用いて、識別情報要求コマンド(図24)と認証情報要求コマンド(図25)とをホットスポットコンピュータ2000に送信する(S132)。
【0128】
ホットスポットコンピュータ2000は、識別情報要求コマンドを受信すると(S234にてYES)、ネットワーク通信部228を用いて、識別情報登録コマンド(図26)をサーバ装置1000に送信する(S236)。ホットスポットコンピュータ2000はサーバ装置1000から認証情報要求コマンドを受信すると(S238にてYES)、ネットワーク通信部228を用いて、認証情報登録コマンド(図27)をサーバ装置1000に送信する(S240)。
【0129】
サーバ装置1000において、ホットスポットコンピュータ2000から識別情報登録コマンド(図26)を受信すると(S134にてYES)、サーバ装置1000はメモリ122に識別情報を記憶する(S136)。サーバ装置1000において、ホットスポットコンピュータ2000から認証情報登録コマンド(図27)を受信すると(S138にてYES)、サーバ装置1000はメモリ122に認証情報を記憶する(S140)。
【0130】
また、ホットスポットコンピュータ2000において、前回のパスワードの変更から予め定められた時間が経過すると(S230にてYES)、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)のパスワードを変更する(S232)。
【0131】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、ホットスポットコンピュータ側で、パスワードの変更から予め定められた時間が経過すると自動的にパスワードをさらに変更する。これにより、パスワードの漏洩を防ぐことができる。
【0132】
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。なお本実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成は、前述の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0133】
図30に、本実施の形態に係る携帯電話300からサーバ装置1000に送信される識別情報通知コマンドを、図31に、サーバ装置1000から携帯電話300に送信される認証情報通知コマンドを、図32に、サーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される端末情報通知コマンドを示す。図30に示すように、識別情報通知コマンドは、ホットスポットIDと携帯電話の電話番号と携帯電話のパスワードと携帯電話の通信アドレスとを含む。図31に示すように、認証情報通知コマンドは、ホットスポットIDと、携帯電話またはホットスポットコンピュータのパスワードとを含む。図32に示すように、端末情報通知コマンドは、携帯電話の通信アドレスと、携帯電話またはホットスポットコンピュータのパスワードとを含む。
【0134】
図33を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図33に示すフローチャートの中で、前述の図10に示したフローチャートと同じ種類については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0135】
S330にて、携帯電話300の制御部320は、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(図30)をサーバ装置1000に送信する。このとき送信される識別情報通知コマンドは、携帯電話の電話番号および携帯電話のパスワードを含む。
【0136】
S332にて、制御部320は、S308にて受信した認証情報通知コマンド(図31)に含まれるパスワード(携帯電話またはホットスポットコンピュータのパスワード)をBluetooth通信部340に設定する。
【0137】
図34を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置1000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図34に示すフローチャートの中で、前述の図12に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0138】
S150にて、サーバ装置1000のCPU120は、識別情報通知コマンド(図30)に含まれる携帯電話のパスワードが有効であるか否かを判断する。S152にて、CPU120は、携帯電話のパスワードが有効であると判断すると(S152にてYES)、処理はS160へ移される。もしそうでないと(S152にてNO)、処理はS154へ移される。
【0139】
S154にて、CPU120は、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)から、識別情報通知コマンド(図30)に含まれるホットスポットIDに対応するホットスポットコンピュータのパスワードを読出す。
【0140】
S156にて、CPU120は、携帯電話網通信部126を用いて、ホットスポットコンピュータのパスワードを含む認証情報通知コマンド(図31)を携帯電話300に送信する。
【0141】
S158にて、CPU120は、ネットワーク通信部128を用いて、ホットスポットコンピュータのパスワードを含む端末情報通知コマンド(図32)をホットスポットコンピュータ2000に送信する。
【0142】
S160にて、CPU120は、携帯電話網通信部126を用いて、携帯電話のパスワードを含む認証情報通知コマンド(図31)を携帯電話300に送信する。
【0143】
S162にて、CPU120は、ネットワーク通信部128を用いて、携帯電話のパスワードを含む端末情報通知コマンド(図32)をホットスポットコンピュータ2000に送信する。
【0144】
図35を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ2000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図35に示すフローチャートの中で、前述の図11に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はこここでは繰返さない。
【0145】
S250にて、ホットスポットコンピュータ2000のCPU220は、端末情報通知コマンド(図32)を受信したか否かを判断する。端末情報通知コマンドを受信すると(S250にてYES)、処理はS252へ移される。もしそうでない(S250にてNO)、処理はS250へ戻され、サーバ装置1000から端末情報通知コマンド(図32)を受信するまで待つ。
【0146】
S252にて、CPU220は、端末情報通知コマンド(図32)に含まれるパスワードと通信アドレスとをメモリ122に記憶する。S254にて、CPU220は、メモリ122から通信アドレスを読出す。S256にて、CPU220は、データ通信接続要求時に送信されてきた携帯電話の通信アドレスと、メモリ122から読み出された通信アドレスとを比較して一致したか否かを判断する。通信アドレスが一致すると(S256にてYES)、処理は、S206へ移される(S256にてYES)。もしそうでないと(S256にてNO)、処理は、S204へ移される。
【0147】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。
【0148】
携帯電話300において、検索要求コマンドをブロードキャスト送信(S302)した結果、検索応答コマンドをホットスポットコンピュータ2000から受信すると(S134にてYES)、携帯電話網通信部330を用いて、識別情報通知コマンド(図30)がサーバ装置1000に送信される。このとき、サーバ装置1000に送信される識別情報通知コマンドには、携帯電話の電話番号および携帯電話のパスワードが含まれている。
【0149】
サーバ装置1000においては、識別情報通知コマンド(図30)を受信すると(S100にてYES)、識別情報通知コマンド(図30)に含まれる携帯電話のパスワードが有効であるか否かが判断される(S150)。携帯電話のパスワードが有効である場合には(S152にてYES)、サーバ装置1000は、携帯電話のパスワードを含む認証情報通知コマンド(図31)を携帯電話300に送信し、携帯電話のパスワードを含む端末情報通知コマンド(図32)をホットスポットコンピュータ2000に送信する。一方、携帯電話のパスワードが有効でない場合には(S152にてNO)、固定ディスク124に記憶された管理テーブル(図5)から、識別情報通知コマンド(図30)に含まれるホットスポットIDに対応するホットスポットコンピュータのパスワードが読出される(S154)。サーバ装置1000は、読出したホットスポットコンピュータのパスワードを含む認証情報通知コマンド(図31)を携帯電話300に送信し(S156)、ホットスポットコンピュータのパスワードを含む端末情報通知コマンド(図32)をホットスポットコンピュータ2000に送信する(S158)。
【0150】
携帯電話300においては、サーバ装置1000から認証情報通知コマンド(図31)を受信すると(S308にてYES)、認証情報通知コマンドのパスワード(携帯電話のパスワードまたはホットスポットコンピュータのパスワード)をBluetooth通信部330に設定する(S332)。
【0151】
ホットスポットコンピュータ2000においては、サーバ装置1000から端末情報通知コマンド(図32)を受信すると(S250にてYES)、端末情報通知コマンドに含まれるパスワードをメモリに記憶する(S252)。
【0152】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、携帯電話のパスワードが携帯電話からサーバ装置に送信され、サーバ装置においてその有効性が確認される。携帯電話のパスワードが有効である場合にはその携帯電話のパスワードがホットスポットコンピュータに送信され、携帯電話とホットスポットコンピュータとの間の通信において必要となるパスワードの設定される。一方携帯電話のパスワードが有効でないと判断されると、サーバ装置は固定ディスクに記憶された管理テーブルからホットスポットコンピュータのパスワードを読出し、そのパスワードを携帯電話に送信する。このようにして、有効なパスワードが携帯電話およびホットスポットコンピュータに設定される。
【0153】
<第6の実施の形態>
以下、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお本実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成は、前述の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成と同じである。すなわち、図1に示すようにサーバ装置100とホットスポットコンピュータ200とは接続されていないものである。
【0154】
図36に、サーバ装置100の固定ディスク124に記憶される携帯電話ごとの課金管理テーブルを、図37にサーバ装置100の固定ディスク124に記憶されるホットスポットコンピュータごとの課金管理テーブルを示す。図36に示すように、課金テーブルは携帯電話300の電話番号ごとに課金情報と統計情報とを含む。図37に示すように、課金管理テーブルはホットスポットIDごとに課金情報と統計情報とを含む。図36および図37に示す課金情報は、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間で実行された通信における通信に対する課金情報を示す。統計情報とは、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間で実行された通信の日時、頻度および通信時間などの情報である。
【0155】
図38に、本実施の形態に係る携帯電話300からサーバ装置100に送信される課金情報通知コマンドを、図39に、携帯電話300からサーバ装置100に送信される課金情報要求コマンドを、図40にサーバ装置100から携帯電話300に送信される集計課金情報通知コマンドを示す。図38に示すように、課金情報通知コマンドは、ホットスポットIDと携帯電話の電話番号と通信時間と通信データ量とを含む。図39に示すように、課金情報要求コマンドは、携帯電話の電話番号を含む。図40に示すように集計課金情報通知コマンドは、集計された通信料金と集計された通信時間と集計された通信データ量とを含む。
【0156】
図41を参照して、本実施の形態に係る携帯電話300で実行されるプログラムは以下のような制御構造を有する。なお、図41に示すフローチャートの中で、前述の図10に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0157】
S340にて、携帯電話300の制御部320は、データ通信時間および通信データ量の計測を開始する。S342にて、制御部320は、データ通信時間および通信データ量の計測を終了する。
【0158】
S344にて、制御部320は、携帯電話網通信部330を用いて、データ通信時間および通信データ量を含む課金情報通知コマンド(図38)をサーバ装置100に送信する。
【0159】
図42を参照して、本実施の形態に係る携帯電話で実行されるプログラムは、課金情報要求処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0160】
S350にて、携帯電話300の制御部320は、課金情報の要求を検知したか否かを判断する。この課金情報の要求は、携帯電話300の操作部312に入力された情報に基づいて行なわれる。課金情報の要求を検知すると(S350にてYES)、処理はS352へ移される。もしそうでないと(S350にてNO)、処理はS350に戻され、携帯電話300のユーザが課金情報の要求を入力するまで待つ。
【0161】
S352にて、制御部320は、携帯電話網通信部330を用いて、課金情報要求コマンド(図39)をサーバ装置1000に送信する。
【0162】
S354にて、制御部320は、集計課金情報通知コマンド(図40)を受信したか否かを判断する。集計課金情報通知コマンド(図40)をサーバ装置100から受信すると(S354にてYES)、処理はS356へ移される。もしそうでないと(S354にてNO)、処理はS354へ戻され、サーバ装置100から集計課金情報通知コマンド(図40)を受信するまで待つ。
【0163】
S356にて、制御部320は、受信した課金情報を表示部314に表示する。
【0164】
図43を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置100で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。
【0165】
S170にて、サーバ装置100のCPU120は、携帯電話300から課金情報通知コマンド(図38)を受信したか否かを判断する。携帯電話300から課金情報通知コマンドを受信すると(S170にてYES)、処理はS172へ移される。もしそうでないと(S170にてNO)、処理はS176へ移される。
【0166】
S172にて、CPU120は、固定ディスク124に記憶された携帯電話別の課金管理テーブル(図36)の課金情報を更新する。このとき、予め定められた時間を経過するまで積算処理が行なわれる。また、通信時間および通信データ量から課金額が算出される。
【0167】
S174にて、CPU120は、固定ディスク124に記憶されたホットスポットコンピュータ別の課金管理テーブル(図37)の課金情報を更新する。このとき、予め定められた時間を経過するまで積算処理が行なわれる。また前述のS172における処理と同様にして、通信時間と通信データ量とに基づいて課金額が算出される。
【0168】
S176にて、CPU120は、携帯電話300から課金情報要求コマンド(図39)を受信したか否かを判断する。携帯電話300から課金情報要求コマンドを受信すると(S176にてYES)、処理はS178へ移される。もしそうでないと(S176にてNO)、処理はS170へ戻される。
【0169】
S178にて、CPU120は、携帯電話網通信部126を用いて、固定ディスク124に記憶された携帯電話別の課金管理テーブル(図36)の課金情報を携帯電話300に送信する。
【0170】
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。
【0171】
携帯電話300は、携帯電話300とホットスポットコンピュータ200との間でデータ通信が開始されるとデータ通信時間および通信データ量の計測を開始する(S340)。データ通信が終了すると(S314にてYES)、携帯電話300は、データ通信時間および通信データ量の計測を終了し(S342)、携帯電話網通信部330を用いて、データ通信時間および通信データ量を含む課金情報通知コマンド(図38)をサーバ装置100に送信する(S344)。
【0172】
サーバ装置100においては、携帯電話300から課金情報通知コマンド(図38)を受信すると(S170にてYES)、固定ディスク124に記憶された携帯電話別の課金管理テーブル(図36)およびホットスポットコンピュータ別の課金管理テーブル(図37)の課金情報を更新する(S172、S174)。
【0173】
携帯電話300において、携帯電話300のユーザが課金情報の要求を入力すると(S350にてYES)、携帯電話網通信部330を用いて、課金情報要求コマンド(図39)がサーバ装置100に送信される(S352)。
【0174】
サーバ装置100においては携帯電話300から課金情報要求コマンド(図39)を受信すると(S176にてYES)、携帯電話網通信部126を用いて、固定ディスク124に記憶された携帯電話別の課金管理テーブル(図36)の課金情報を携帯電話300に送信する(S178)。携帯電話300においては、サーバ装置100から集計課金情報通知コマンド(図40)を受信すると(S354にてYES)、課金情報を表示部314に表示する(S356)。なお、上述の説明では、携帯電話300には携帯電話別の課金情報のみを送信することとしたが、これに限定されるものではなく、携帯電話300にホットスポットコンピュータ別の課金情報を送信するものであってもよい。
【0175】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、携帯電話とホットスポットコンピュータの間における通信に対する課金情報を携帯電話で出力させることができる。
【0176】
<第7の実施の形態>
以下、本発明の第7の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。なお、本発明の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成は、前述の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成と同じである。すなわち、サーバ装置1000とホットスポットコンピュータ2000とはネットワーク510を介してデータ通信を行なう。
【0177】
図44に、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ2000からサーバ装置1000に送信される課金情報通知コマンドを、図45に、ホットスポットコンピュータ2000からサーバ装置1000に送信される課金情報要求コマンドを、図46に、サーバ装置1000からホットスポットコンピュータ2000に送信される集計課金情報通知コマンドを示す。図44に示すように、課金情報通知コマンドは、ホットスポットIDと携帯電話の電話番号と通信時間と通信データ量とを含む。図45に示すように課金情報要求コマンドは、ホットスポットIDを含む。図46に示すように集計課金情報通知コマンドは、集計された通信料金と集計された通信時間と集計された通信データ量とを含む。
【0178】
図47を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータ2000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図47に示すフローチャートの中で、前述の図11に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがってそれらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0179】
S260にて、ホットスポットコンピュータ2000のCPU220は、データ通信時間および通信データ量の計測を開始する。S262にて、CPU220は、データ通信時間および通信データ量の計測を終了する。
【0180】
S264にて、CPU220は、ネットワーク通信部228を用いて、データ通信時間および通信データ量を含む課金情報通知コマンド(図44)をサーバ装置1000に送信する。
【0181】
図48を参照して、本実施の形態に係るホットスポットコンピュータで実行されるプログラムは、課金情報要求処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0182】
S270にて、ホットスポットコンピュータ2000のCPU220は、課金情報の要求を検知したか否かを判断する。この判断は、ホットスポットコンピュータ2000のキーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。課金情報の要求を検知すると(S270にてYES)、処理はS272へ移される。もしそうでないと(S270にてNO)、処理はS270へ戻され、ホットスポットコンピュータ2000のキーボード110またはマウス112から課金情報の要求が入力されるまで待つ。
【0183】
S272にて、CPU220は、ネットワーク通信部228から課金情報要求コマンド(図45)をサーバ装置1000に送信する。S274にて、CPU220は、集計課金情報通知コマンド(図46)を受信したか否かを判断する。集計課金情報通知コマンド(図46)を受信すると(S274にてYES)、処理はS276へ移される。もしそうでないと(S274にてNO)、処理はS274へ戻され、サーバ装置1000から集計課金情報通知コマンド(図46)を受信するまで待つ。
【0184】
S276にて、CPU220は、受信した課金情報をモニタ104に表示する。
【0185】
図49を参照して、本実施の形態に係るサーバ装置1000で実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有する。なお、図49に示すフローチャートの中で、前述の図43に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0186】
S180にて、サーバ装置1000のCPU120は、ホットスポットコンピュータ2000から課金情報通知コマンド(図44)を受信したか否かを判断する。ホットスポットコンピュータ2000から課金情報通知コマンド(図44)を受信すると(S180にてYES)、処理はS172へ移される。もしそうでないと(S180にてNO)、処理はS182へ移される。
【0187】
S182にて、CPU120は、ホットスポットコンピュータ2000から課金情報要求コマンド(図45)を受信したか否かを判断する。ホットスポットコンピュータ2000から課金情報要求コマンド(図45)を受信すると(S282にてYES)、処理はS184へ移される。もしそうでないと(S182にてNO)、処理はS180へ戻される。
【0188】
S184にて、CPU120は、ネットワーク通信部128を用いて、固定ディスク124に記憶されたホットスポット別の課金管理テーブル(図37)の課金情報をホットスポットコンピュータ2000に送信する。なお、上述の説明においては、ホットスポットコンピュータ2000にはホットスポットコンピュータ別の課金管理テーブルの課金情報を送信するものとしたが、これに限定されるものではなく、携帯電話別の課金管理テーブルの課金情報を送信するようにしてもよい。
【0189】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無線通信認証システムの動作について説明する。
【0190】
ホットスポットコンピュータ2000においては、携帯電話300とホットスポットコンピュータ2000との間でデータ通信が始まるとデータ通信時間および通信データ量の計測を開始する(S260)。データ通信が終了すると(S212にてYES)、データ通信時間および通信データ量の計測が終了し(S262)、ホットスポットコンピュータ2000は、ネットワーク通信部228を用いて、データ通信時間および通信データ量を含む課金情報通知コマンド(図44)をサーバ装置1000に送信する(S264)。
【0191】
サーバ装置1000においては、ホットスポットコンピュータ2000から課金情報通知コマンド(図44)を受信すると(S180にてYES)、固定ディスク124に記憶された携帯電話別の課金管理テーブル(図36)の課金情報を更新し、ホットスポットコンピュータ別の課金管理テーブル(図37)の課金情報を更新する(S172、S174)。
【0192】
ホットスポットコンピュータ2000において、キーボード110またはマウス112を用いて課金情報の要求を入力すると(S270にてYES)、ネットワーク通信部228から課金情報要求コマンド(図45)がサーバ装置1000に送信される(S272)。
【0193】
サーバ装置1000においては、ホットスポットコンピュータ2000から課金情報要求コマンド(図45)を受信すると(S182にてYES)、ネットワーク通信128を用いて、固定ディスクに記憶されたホットスポットコンピュータ別の課金管理テーブル(図37)の課金情報がホットスポットコンピュータ2000に送信される(S184)。
【0194】
ホットスポットコンピュータ2000においては、集計課金情報通知コマンド(図46)を受信すると(S274にてYES)、受信した課金情報をモニタ104に表示する。
【0195】
以上のようにして、本実施の形態に係る無線通信認証システムによると、ホットスポットコンピュータは、ホットスポットコンピュータと携帯電話との間の通信時間および非通信データ量を計測し、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、ホットスポットコンピュータ2000から受信した通信時間およびデータ通信量に基づいて課金情報を記憶する。ホットスポットコンピュータはサーバ装置に課金情報を要求すると、サーバ装置から送信される課金情報を出力することができる。
【0196】
<第8の実施の形態>
以下、本発明の第8の実施の形態に係る無線通信認証システムについて説明する。なお、本発明の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成は、前述の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムのハードウェア構成と同じである。すなわち、サーバ装置1000とホットスポットコンピュータ2000とはネットワーク510を介してデータ通信を行なう。
【0197】
サーバ装置1000は、課金処理および問合せ回数などの統計情報を処理する処理部を含む。サーバ装置1000と携帯電話300との間で送受信される課金情報通知コマンドは、課金情報と統計情報とを含む。
【0198】
携帯電話300は、ホットスポットコンピュータ2000からホットスポットIDを取得後、サーバ装置1000にホットスポットIDを通知する。識別情報通知コマンドを受信したサーバ装置1000は、コマンドに含まれる携帯電話300の電話番号を抽出し、処理部にて携帯電話300毎の問合せに対する課金処理または問合せ回数のカウントを行ない、記憶する。さらに、携帯電話300宛てに課金情報および統計情報を含む課金情報通知コマンドを送信する。携帯電話300は、受信した課金情報通知コマンドに基づいて、課金情報および統計情報を抽出して記憶したり、表示したりする。ここで、課金処理および統計情報を更新する単位を、携帯電話300の電話番号別に管理する場合は、携帯電話300のユーザ単位で課金情報を保持し、ユーザが課金情報に基づいて料金を支払うようにしてもよい。また、ホットスポットコンピュータ2000を接地する店舗などの単位で課金情報を保持し、店舗などが課金情報に基づいて料金を支払うようにしてもよい。
【0199】
このようにすると、サーバ装置に課金処理および統計情報を更新する処理部を設けることにより、携帯電話毎やホットスポットコンピュータ毎に、その接続状況に応じて課金が可能になる。すなわち、携帯電話からサーバ装置への問合せに基づいて、サーバ装置で課金処理することが可能になる。
【0200】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示す無線通信認証システムのサーバ装置の制御ブロック図である。
【図3】 図1に示す無線通信認証システムのホットスポットコンピュータの制御ブロック図である。
【図4】 図1に示す無線通信認証システムの携帯電話の制御ブロック図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係るサーバ装置の固定ディスクに記憶される管理テーブルを示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話からホットスポットコンピュータに送信される検索要求コマンドを示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係るホットスポットコンピュータから携帯電話に送信される検索応答コマンドを示す図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話からサーバ装置に送信される識別情報通知コマンドを示す図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態に係るサーバ装置から携帯電話に送信される認証情報通知コマンドを示す図である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムの携帯電話で実行されるおける処理のフローチャートである。
【図11】 本発明の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行される処理のフローチャートである。
【図12】 本発明の第1の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係るサーバ装置の固定ディスクに記憶される携帯電話管理テーブルを示す図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話からサーバ装置に送信される識別情報通知コマンドを示す図である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態に係る無線通信認証システムの携帯電話で実行されるおける処理のフローチャートである。
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【図17】 本発明の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムの構成を示す図である。
【図18】 図17に示す無線通信認証システムのサーバ装置の制御ブロック図である。
【図19】 図17に示す無線通信認証システムのホットスポットコンピュータの制御ブロック図である。
【図20】 本発明の第3の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される識別情報登録コマンドを示す図である。
【図21】 本発明の第3の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される認証情報登録コマンドを示す図である。
【図22】 本発明の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【図23】 本発明の第3の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行される処理のフローチャートである。
【図24】 本発明の第4の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される識別情報要求コマンドを示す図である。
【図25】 本発明の第4の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される認証情報要求コマンドを示す図である。
【図26】 本発明の第4の実施の形態に係るホットスポットコンピュータからサーバ装置に送信される識別情報通知コマンドを示す図である。
【図27】 本発明の第4の実施の形態に係るホットスポットコンピュータからサーバ装置に送信される認証情報通知コマンドを示す図である。
【図28】 本発明の第4の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行されるおける処理のフローチャートである。
【図29】 本発明の第4の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行される処理のフローチャートである。
【図30】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯電話からサーバ装置に送信される識別情報通知コマンドを示す図である。
【図31】 本発明の第5の実施の形態に係るサーバ装置から携帯電話に送信される認証情報通知コマンドを示す図である。
【図32】 本発明の第5の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される端末情報通知コマンドを示す図である。
【図33】 本発明の第5の実施の形態に係る無線通信認証システムの携帯電話で実行されるおける処理のフローチャートである。
【図34】 本発明の第5の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【図35】 本発明の第5の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行される処理のフローチャートである。
【図36】 本発明の第6の実施の形態に係るサーバ装置の固定ディスクに記憶される、携帯電話別の課金情報データベースを示す図である。
【図37】 本発明の第6の実施の形態に係るサーバ装置の固定ディスクに記憶される、ホットスポットコンピュータ別の課金情報データベースを示す図である。
【図38】 本発明の第6の実施の形態に係る携帯電話からサーバ装置に送信される課金情報通知コマンドを示す図である。
【図39】 本発明の第6の実施の形態に係る携帯電話からサーバ装置に送信される課金情報要求コマンドを示す図である。
【図40】 本発明の第6の実施の形態に係るサーバ装置から携帯電話に送信される集計課金情報通知コマンドを示す図である。
【図41】 本発明の第6の実施の形態に係る無線通信認証システムの携帯電話で実行されるおける処理のフローチャート(その1)である。
【図42】 本発明の第6の実施の形態に係る無線通信認証システムの携帯電話で実行されるおける処理のフローチャート(その2)である。
【図43】 本発明の第6の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【図44】 本発明の第7の実施の形態に係るホットスポットコンピュータからサーバ装置に送信される課金情報通知コマンドを示す図である。
【図45】 本発明の第7の実施の形態に係るホットスポットコンピュータからサーバ装置に送信される課金情報要求コマンドを示す図である。
【図46】 本発明の第7の実施の形態に係るサーバ装置からホットスポットコンピュータに送信される課金情報要求コマンドを示す図である。
【図47】 本発明の第7の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行されるおける処理のフローチャート(その1)である。
【図48】 本発明の第7の実施の形態に係る無線通信認証システムのホットスポットコンピュータで実行されるおける処理のフローチャート(その2)である。
【図49】 本発明の第7の実施の形態に係る無線通信認証システムのサーバ装置で実行される処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100、1000 サーバ装置、200、2000 ホットスポットコンピュータ、300 携帯電話、400 携帯電話基地局、500 携帯電話網ネットワーク、510 ネットワーク。
Claims (22)
- 複数の第1の通信装置と通信を行なう第1の通信手段と、
前記第1の通信手段とは異なる通信手段であって、前記第1の通信装置の識別情報と認証情報とを組にして記憶している第2の通信装置と通信を行なう第2の通信手段と、
前記第1の通信手段により受信した前記第1の通信装置の識別情報を、前記第2の通信手段により前記第2の通信装置へ送信し、前記識別情報に対応付けられた認証情報を前記第2の通信手段により前記第2の通信装置から受信する認証情報取得手段とを含み、
前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置よりも数が多いことを特徴とする端末。 - 前記第1の通信手段は近距離無線通信手段であり、
前記第2の通信手段は携帯電話網への通信手段であることを特徴とする請求項1に記載の端末。 - 前記認証情報は、前記第1の通信装置における所定の処理を許可する認証情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の端末。
- 前記所定の処理は、前記端末との通信であることを特徴とする請求項3に記載の端末。
- 前記端末と前記第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するための手段と、
前記第2の通信装置との間で前記課金情報を送受信するための手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の端末。 - 前記端末は、携帯電話であることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の端末。
- 自己の識別情報を記憶している複数の第1の通信装置と、各前記第1の通信装置の識別情報と認証情報とを組にして記憶している第2の通信装置と、前記複数の第1の通信装置と第1の通信手段により通信でき、前記第2の通信装置と前記第1の通信手段とは異なる第2の通信手段により通信できる端末から構成されるシステムであって、
前記端末は前記第1の通信手段により受信した前記第1の通信装置の識別情報を、前記第2の通信手段により前記第2の通信装置へ送信し、前記識別情報に対応付けられた認証情報を前記第2の通信手段により前記第2の通信装置から受信し、
前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置よりも数が多いことを特徴とするシステム。 - 前記第1の通信手段は近距離無線通信手段であり、
前記第2の通信手段は携帯電話網への通信手段であることを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 前記認証情報は、前記第1の通信装置における所定の処理を許可する認証情報であることを特徴とする請求項7または8に記載のシステム。
- 前記所定の処理は、前記端末との通信であることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- さらに前記第2の通信装置は予め定められた条件が満足されると第1の通信装置に識別情報や認証情報などの情報を送信することにより、第1の通信装置が記憶している識別情報や認証情報を変更することを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のシステム。
- さらに前記第1の通信装置は予め定められた条件が満足されると第2の通信装置に識別情報や認証情報を送信することにより、第2の通信装置が登録している識別情報や認証情報を変更することを特徴とする請求項7から11のいずれかに記載のシステム。
- さらに前記第2の通信装置は、端末から受信した端末の認証データが有効である場合に、端末の識別データおよび認証データ、第1の通信装置の認証情報のいずれかを端末および第1の通信装置に送信することを特徴とする請求項7から12のいずれかに記載のシステム。
- さらに前記端末は、端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成し、前記課金情報を第2の通信装置との間で送受信することを特徴とする請求項7から13のいずれかに記載のシステム。
- さらに前記第1の通信装置は、端末と第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成し、前記課金情報を第2の通信装置との間で送受信することを特徴とする請求項7から14のいずれかに記載のシステム。
- 前記端末は、携帯電話であることを特徴とする、請求項7から15のいずれかに記載のシステム。
- 複数の第1の通信装置と通信を行なう第1の通信手段と、前記第1の通信手段とは異なる通信手段であって、前記第1の通信装置の識別情報と認証情報とを組にして記憶している第2の通信装置と通信を行なう第2の通信手段と、これらの通信手段を制御する制御手段とを含む端末の通信方法を実現するためのプログラムであって、前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置よりも数が多く、
前記第1の通信手段を用いて、前記第1の通信装置の識別情報を受信するステップと、
前記第2の通信手段を用いて、前記第1の通信手段により受信した前記第1の通信装置の識別情報を、前記第2の通信装置へ送信するステップと、
前記第2の通信手段を用いて、前記識別情報に対応付けられた認証情報を前記第2の通信装置から受信するステップとを含む通信方法を、前記端末の制御手段に実行させるプログラム。 - 前記第1の通信手段は近距離無線通信手段であり、
前記第2の通信手段は携帯電話網への通信手段であることを特徴とする請求項17に記載のプログラム。 - 前記認証情報は、前記第1の通信装置における所定の処理を許可する認証情報であることを特徴とする請求項17または18に記載のプログラム。
- 前記所定の処理は、前記端末との通信であることを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
- 前記端末と前記第1の通信装置との間の通信に対する課金情報を作成するステップと、
前記第2の通信装置との間で前記課金情報を送受信するステップとをさらに含む通信方法を、前記端末の制御手段に実行させる、請求項17から20のいずれかに記載のプログラム。 - 前記端末は、携帯電話であることを特徴とする、請求項17から21のいずれかに記載のプログラム。
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