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JP4028443B2 - 湯たんぽ - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湯たんぽに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、湯たんぽは、冬季における就寝時等の暖房用として使用されている。この湯たんぽは、金属製やプラスチック製の密閉容器を有し、この容器の上部に設けられた注湯口は開閉自在なキャップを用いて閉塞されるようになっている。そして、注湯口から容器内部に湯を注いでキャップを閉じることで、長時間にわたって暖房作用を発揮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の湯たんぽは、寝床等で安定して載置されるように側面視で略長楕円型をした形状となるように成形されている。そのため、例えば、湯たんぽを床面上に載置した状態で使用者が椅子に座った姿勢で足元を温めたいような場合には、使用者の足の置き場所が不安定で使い勝手が悪くなる。
【0004】
また、通常、湯たんぽの使用時期は冬季に限定され易く、冬季以外の季節には収納されてしまうことが多い。そのため、使用頻度が少なくて有効利用されていないのが現状である。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、従来よりも使い勝手を良くし、また暖房用以外の他の用途にも使用できるようにして付加価値を高めた湯たんぽを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次の構成を採用している。
すなわち、請求項1記載の発明に係る湯たんぽは、湯たんぽ本体の上面部に足置き用の凹部および指圧用の突起部を設け、該湯たんぽ本体の下面部の一部が上向きに延出されて前記突起部の内面側に若干の隙間を設けて近接対向する支持部が形成されてなることを特徴とする。
【0007】
このような構成であれば、椅子に座った姿勢であっても足元の置き場所が安定し、使い勝手が良くなる。また、湯たんぽに湯を注入しなくても、突起部を指圧用として利用できるため、健康器具の一種として活用でき、付加価値が高まる。
【0009】
さらにこのような構成であれば、湯たんぽ本体の上面板の指圧用突起部に使用者の体重が大きく加わって突起部が内側に弾性変形しても該突起部の内面側には支持部が近接対向しているため、この支持部に当接支持されて突起部および湯たんぽ本体が不意に変形するといったことが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態における湯たんぽの外形を示す上面図、図2はその長辺側側面図、図3はその短辺側側面図、図4はその下面図である。また、図5は図1中のW−W線に沿う長辺側断面図、図6は図1中のX−X線に沿う短辺側断面図、図7は図1中のY−Y線に沿う短辺側断面図である。
【0011】
この実施の形態1における湯たんぽ1は、図1〜図7に示すように、内部に熱い湯が注入される金属製やプラスチック製、具体的には、アルミニウム合金やポリエチレン等を用いて作製された密閉容器である湯たんぽ本体2を備えている。そして、所定厚みを有する湯たんぽ本体2の上面部2aの一方端には注湯口3が設けられ、この注湯口3には図示しないキャップが螺合されるようになっている。
【0012】
また、湯たんぽ本体2の上面部たる上面板2aには、足置き用の凹部4と指圧用の突起部5とが左右一対ずつ設けられている。この場合、足置き用の凹部4は足裏の大きさに適合するように中央が平坦面に形成されている。また、指圧用の突起部は、半球状のもので、使用者に苦痛を感じさせない程度の大きさに形成されている。そして、この実施の形態1では、一対の突起部5は、湯たんぽ本体2の中央位置寄りに、凹部は突起部5の外側位置にそれぞれ配置されているが、これに限らず、凹部4および突起部5を設ける位置は必要に応じて任意に選択することができる。
【0013】
ここで、湯が注入された湯たんぽ1を床面上に載置して、使用者が椅子に座ったり寝た姿勢で足元を温めたい場合、例えば図1および図6A,B中に仮想線で示すように、湯たんぽ本体2の凹部4の各々に足7の踵を載せれば、冬季等における足元の暖房用として湯たんぽ1を活用することが可能になる。
【0014】
さらに、図5および図7中に仮想線で示すように、床面上に載置した湯たんぽ1の突起部5に身体の背中8や足7の裏を押し当てるようにすれば、季節を問わず、背中8や足7の裏のツボを刺激することができるので、マッサージ効果を得ることができる。なお、このような使用状態下では、湯たんぽ本体2内に湯を注入しておいてもよいが、湯を注入していなくても差し支えない。
【0015】
[実施の形態2]
図8はこの実施の形態2における湯たんぽの外形を示す上面図、図9は図8中のZ−Z線に沿う長辺側断面図、図10は同湯たんぽの外形を示す下面図であり、実施の形態1と対応する構成部分には、同一の符号を付す。
【0016】
この実施の形態2における湯たんぽ11は、湯たんぽ本体2の下面部たる下面板2bの一部を上向きに延出して支持部12を構成し、この支持部12は突起部5の内面側に若干の隙間を設けて近接対向する構造としている。
【0017】
この構成においては、この突起部5を介して湯たんぽ本体2に使用者の大きな体重が加わって突起部5が内側に弾性変形しても該突起部5の内面側には支持部12の頂部12aが近接対向しているため、この支持部12の頂部12aに突起部5の内面5aが当接支持されて突起部5および湯たんぽ本体2が不意に変形するといったことが防止される。
【0018】
さらに、実施の形態2における湯たんぽ11は、湯たんぽ本体2の下面部たる下面板2bを屈曲させて凹凸状の補強用リブ13を設けている。このような補強用リブ13を設けた場合には、湯たんぽ本体2の強度が増すため、より一層変形が起こり難くなるため好ましい。
【0019】
その他の構成、および作用効果は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果を奏する。
請求項1記載の発明に係る湯たんぽは、湯たんぽ本体の上面部に足置き用の凹部および指圧用の突起部を設けているので、椅子に座った姿勢であっても足元の置き場所が安定し、使い勝手が良くなる。また、湯たんぽに湯を注入しなくても、突起部を指圧用として利用できるため、健康器具の一種として活用でき、付加価値を一層高めることができる。
【0021】
さらに本発明に係る湯たんぽは、湯たんぽ本体の下面部の一部から上向きに延出されて前記突起部の内面側に近接対向する支持部が形成されるため、湯たんぽの使用中に、使用者の大きな体重が突起部に加わって該突起部が内側に若干弾性変形しても、該突起部は、その内面側の支持部に当接支持され、突起部および湯たんぽ本体が不意に変形するといったことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における湯たんぽの外形を示す上面図である。
【図2】同湯たんぽの長辺側側面図である。
【図3】同湯たんぽの短辺側側面図である。
【図4】同湯たんぽの下面図である。
【図5】図1中のW−W線に沿う長辺側断面図である。
【図6】図1中のX−X線に沿う短辺側断面図である。
【図7】図1中のY−Y線に沿う短辺側断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2の湯たんぽの外形を示す上面図である。
【図9】図8中のZ−Z線に沿う長辺側断面図である。
【図10】図8の湯たんぽの外形を示す下面図である。
【符号の説明】
1 湯たんぽ
2 湯たんぽ本体
2a 上面部
2b 下面部
4 凹部
5 突起部
11 湯たんぽ
12 支持部

Claims (1)

  1. 湯たんぽ本体の上面部に足置き用の凹部および指圧用の突起部を設け、該湯たんぽ本体の下面部の一部が上向きに延出されて前記突起部の内面側に若干の隙間を設けて近接対向する支持部が形成されてなることを特徴とする湯たんぽ。
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