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JP4029285B2 - 太陽熱利用温水器 - Google Patents
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば屋根上等に設置される自然循環式の太陽熱利用温水器に関し、特に貯湯タンク内に貯湯された湯をできるだけ多く採湯し得る技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自然循環式の太陽熱利用温水器としては、貯湯タンクと、この貯湯タンクに下側位置で接続された太陽熱の集熱器とから構成されたものが一般に知られている。このような太陽熱利用温水器では、集熱器が昼間の太陽熱を受けて内部水が昇温すると、貯湯タンク内の水が集熱器と貯湯タンクとの間で対流作用により自然循環を繰り返す結果、貯湯タンク内の水が湯に置き換えられるようになっている。
【0003】
この貯湯タンク内には採湯管が配設されており、この採湯管は基端が給湯口に固定され、先端の採湯口がその近傍にフロートが取り付けられた状態で自由端とされる一方、全体を可撓性のホースにより形成するか途中に可撓部を設けるかなどにより自由に屈曲し得る構成とされている。そして、上記フロートにより採湯口が貯湯タンク内の貯湯水面の直ぐ下で水没するように維持され、貯湯水位が変動すればそれに追随して採湯口が昇降するように採湯管が屈曲して、貯湯タンク内の上層にある高温の湯を採り出して給湯に供するようにされている。
【0004】
そして、貯湯タンクへの給水を停止した状態で上記採湯管により採湯を継続すると、貯湯水位が徐々に低下してついには貯湯タンク内の底面近傍まで低下し、この水位低下に伴い採湯口も底面近傍まで下降することになる。このため、貯湯タンクの底面に下降位置にある採湯口が入り込む凹部を設けておき、貯湯タンク内からできるだけ多くの量の採湯を行い得るようにすることが提案されている(例えば特許文献1又は特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭60−43957号公報
【特許文献2】
実開昭61−27058号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記提案の底面に凹部を設けた貯湯タンクでは、間欠採湯方式(あるいはロット採湯方式ともいわれる)にて採湯を行うには便宜となり得るものの、連続採湯方式にて採湯を行う場合には、貯湯タンク内にまだ湯が有るにも拘わらずその湯を十分に採湯し得ない事態が生じることがある。
【0007】
すなわち、上記の連続採湯方式とは、貯湯タンクから採湯しつつ採湯した分だけ給水して貯湯タンク内を常に所定の定水位に保つ方式のことである。例えば図7の例を用いて説明すると、図外の給湯カランを開くと採湯管700の採湯口701から貯湯タンク200内の上層の湯が吸い込まれて給湯される一方、給湯使用により水位が下がるとボールタップ400のフロート(浮き玉)401が下がることにより給水口402を開いて給水し給水により水位が所定水位まで上昇すると上記フロート401が上がることにより給水口402を閉じ、これにより、定水位に維持される。そして、給水された冷たい水は導水管600を通して貯湯タンク200下部に落とし込まれ、湯の部分を上方に押し上げていくことになる。この際、採湯管700の採湯口701はフロート702により貯湯上層において水没した上昇状態(図7に実線で示す状態)に維持され、この貯湯上層の湯が採湯口701から吸い込まれる。これに対し、上記の間欠採湯方式とは、給水が停止された状態で採湯され、採湯により貯湯タンク200内の貯湯水位が順次低下し、ついには採湯口701が底面近傍まで下降すると(図7に一点鎖線で示す状態参照)、もはや採湯は行い得なくなる。
【0008】
上記の上昇状態の採湯口701は、貯湯水面下のギリギリに位置させると空気が流入してサイフォン作用による採湯を継続し得ない事態が発生するおそれがあるため、貯湯水面からある程度下位に位置付けられるようにフロート702との取付位置関係が設定されている。このため、採湯口701と貯湯水面との間の最上層にある湯は採湯されずに常に残留してしまうことになる。通常、貯湯タンク200は横長(例えば1〜2m)の形状に形成されており、その長さ分に相当する面積に上記最上層の深さを乗じたかなりの容量の湯が採湯されないままに残留することになる。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、貯湯タンク内の湯をできるだけ多くかつ有効に採湯し得るようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、給水口、給湯口及び太陽熱集熱器との間で循環させるための往き・戻りの循環口を有する貯湯タンクと、基端が上記給湯口に接続され先端の採湯口がフロートにより貯湯タンク内で貯湯水位の変動に追随して昇降するよう屈曲可能な採湯管とを備えた太陽熱利用温水器を対象にして、次特定事項を備えることとした。
【0012】
すなわち、請求項1に係る発明では、上記貯湯タンクに対し、その頂壁部の一部を上方に突出して他部の頂壁部の内面を通る水平面よりも上方に拡がる凸状空間を内部に区画形成し、上記貯湯タンクを上記給水口からの給水を受けて貯湯水位が上記他部の頂壁部の内面を通る水平面よりも上方位置であって上記凸状空間内に位置した状態に維持されるように設定し、かつ、上記採湯管を上記フロートが上記貯湯水位に追随することにより上記採湯口が上記凸状空間内に入り込んで上記貯湯水位の直下位置であってかつ水没した状態に維持されるように配設することとした。
【0013】
この請求項1に係る発明の場合、集熱器の集熱により貯湯タンク内に貯湯された湯を上記凸状空間内に位置付けられた採湯口から連続採湯方式にて採湯を継続すると、採湯により貯湯水位が低下してもその低下に伴い採湯分に相当する給水が行われるため、凸状空間内に貯湯水位が位置する状態に維持されて凸状空間内に湯が溜められた貯湯空間としての状態を維持すると共に、採湯口も凸状空間内に位置した状態に維持される。一方、採湯により貯湯タンク内の湯が徐々に減るのに伴い給水された水が順次下層に潜り込み、残りの湯が押し上げられることになる。そして、上記頂壁部の内面下位置までもが水に置き換えられても、なおも凸状空間内の湯が上記採湯口から吸い込まれることになる。ここで、上記凸状空間は貯湯タンク内の貯湯空間の内で最も上方に位置する上に、頂壁部が部分的に突出されて形成されたものであるため、その水平方向の断面積はこの凸状空間を除いた頂壁部の内面下位置におけるそれよりも小さくなる。このため、上記の凸状空間の狭い領域に最後まで残った湯をも採湯口から有効に採湯することが可能になり、貯湯タンク内の貯湯をほぼ最後まで給湯使用に供することが可能になる。
【0015】
上記の発明の太陽熱利用温水器においては、上記凸状空間に臨んで給水口を配設することにより(請求項)、給水口として通常採用されるールタップの配設空間として上記凸状空間を有効利用し得ることになる。
【0016】
また、以上の発明の太陽熱利用温水器においては、上記給水口から給水される水を貯湯タンク内の底部に導く導水管を備え、上記導水管の上端から底部に臨む下端までの間に導水流の流勢を緩衝するよう屈曲部を形成することもできる(請求項)。このようにすることにより、給水口から給水される冷たい水を貯湯タンク内の湯と混合させてしまうことなく、その冷たい水を貯湯タンクの底部に静かに導いて集熱器側に流入させることが可能になる。すなわち、給水口からの給水をストレートの導水管により貯湯タンク底部まで落とし込むようにすると、その流勢により導水された冷たい水と集熱器から戻された貯湯タンク内の湯とが撹拌・混合されてしまい、集熱器で加熱された湯を十分に有効利用し得なくなるからである。特に請求項の太陽熱利用温水器に適用することにより、同じ凸状空間に給水口を配設したとしても、給水口からの給水と凸状空間内の湯とを混合させることなく、凸状空間内の湯を採湯のために残して給湯使用に利用することが可能になる。
【0017】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1〜請求項のいずれかの太陽熱利用温水器によれば、貯湯タンクの上部に内部空間と連続する凸状空間を貯湯空間として設け、この凸状空間に採湯管の採湯口が入り込むようにしているため、連続採湯方式での採湯の場合に上記の凸状空間の狭い領域に最後まで残る湯をも採湯口から吸い込ませることができ、貯湯タンク内の湯をできるだけ多くかつ有効に採湯することができる。
【0019】
特に、請求項によれば、上記凸状空間を給水口として通常採用されるールタップの配設空間としても有効利用することができ、貯湯タンク全体のコンパクト化を図ることができる。
【0020】
さらに、請求項によれば、給水口からの給水と、既に貯湯されている貯湯タンク内の湯との混合・撹拌を可及的に抑制して集熱器で加熱された湯の十分な有効利用を図ることができる。特に請求項の如く同じ凸状空間に給水口を配設したとしても、給水口からの給水と凸状空間内の湯との混合を阻止して、凸状空間内の湯を採湯のために有効に利用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に係る自然循環式の太陽熱利用温水器を示している。この太陽熱利用温水器は貯湯タンク2と、この貯湯タンクに対しその下側位置で通常は斜め下り勾配に設置されて上記貯湯タンクに接続される1又は2以上の集熱器3,3(図面には2つの場合を図示)とを備えて構成され、上記貯湯タンク2には途中に給水元栓41(図2参照)を介装した給水管4の下流端と、下流端側に給湯カラン51(図2参照)が接続される給湯管5の上流端とが接続されている。
【0023】
上記貯湯タンク2は、図2にも示すように内部に横長の本体空間21を区画形成する横長の本体22と、この本体22の頂壁部221の一部(図例では端部)を上方に突出させて内部に凸状空間23を区画形成する凸部24とから構成されている。上記本体空間21の全てと凸状空間23の一部とによって貯湯空間が構成されている。上記凸部24には段部241が形成され、これにより、頂壁部221の内面221aを通る水平面よりも上位に頂面が位置して後述の採湯管7の採湯口71が入り込むことになる凸状空間部23aと、後述のボールタップ43のフロート432が配設される凸状空間部23bとの階段状の凸状空間23が形成されている。
【0024】
そして、上記貯湯タンク2には、上記凸部24側の側壁部222の凸状空間23に臨む上方位置に給水口42が配設され、この給水口42に臨んで上端が開口して貯湯タンク2の底壁部223近傍位置まで側壁部222に沿って下方に延びる導水管6が配設され、同じく上記側壁部222の本体空間21に臨む上下方向中間位置に給湯口52が配設され、また、この給湯口52に基端が連結された採湯管7がその先端の採湯口71を上記本体空間23側に延ばして配設されている。さらに、上記貯湯タンク2の底壁部223には、上記各集熱器3に対し湯水が流入する循環往き口224,224と、各集熱器3からの湯が戻される循環戻り口225,225が形成される一方、上記採湯管7の採湯口71が下降状態(図2に一点鎖線で示す状態)になったときに入り込むことになる凹部226が形成されている。そして、この凹部226の底に上記循環戻り口225が開口されている。
【0025】
上記給水口42はボールタップ43を含んで構成され、このボールタップ43により給水口42に接続された給水管4からの給水を受けて貯湯タンク2内の貯湯水位を予め設定した一定水位(設定貯湯水位HL)に維持するようにしている。すなわち、上記ボールタップ43は揺動可能な支持アーム431と、支持アーム431の先端に取り付けられたフロート(浮き玉)432とを有し、水位変動に基づきフロート432が設定貯湯水位の位置よりも下降すると上記支持アーム431の下方揺動により図示省略のピストンバルブが開いて給水を開始する一方、この給水による水位上昇により上記フロート432が上記設定貯湯水位HLまで上昇すると上記支持アーム431の上方揺動により上記ピストンバルブが閉じて給水を停止するようになっている。これにより、上記給水口42は上記採湯管7から採湯された分だけ給水して貯湯タンク2内を常に一定の設定貯湯水位HLに維持するように構成されている。
【0026】
上記設定貯湯水位HLは、図3にも示すように上記頂壁部221の内面221aを通る水平面よりも上方であって上記凸状空間23内に所定深さ分だけ入り込んだ水平位置に設定されている。詳しくは上記凸状空間23の内の凸状空間部23aに入り込んだ上昇状態(図2に実線で示す状態)の採湯口71を全て水没させ得るように上記設定貯湯水位HLを設定すればよく、上記凸状空間部23aの全てを水没させるように上記設定貯湯水位HLを設定してもよい。この設定貯湯水位HLの設定は上記給水口を構成するボールタップ43のフロート432の上下位置調整により行えばよい。
【0027】
上記導水管6は、給水口42から貯湯タンク2内に給水される水を貯湯タンク2の底壁部223近傍位置まで、つまり貯湯タンク2の本体空間21の底部まで導いて、新規に給水された冷たい水と既に各集熱器3で加熱された湯との無用な混合を防止するために設置されるものである。この導水管6の途中部分には導水管6中を下降する水の流勢を削いで緩和させるための屈曲部61が設けられている。この屈曲部61は比較的大きい屈曲Rで前後・左右方向に屈曲又は湾曲させて形成したものであり、図4にその一例を示すように貯湯タンク2の内部からみて左側に屈曲した後に手前に屈曲し、さらに下方に屈曲した後に後方に屈曲し、そして最後に下方に屈曲して底部まで延びるようにされている。また、この屈曲部61は採湯管7を迂回する役割をも担っている。
【0028】
上記採湯管7は、全体を例えばゴムホース等の可撓管素材により構成し、途中位置に蛇腹等により構成された可撓部72を介装して比較的自由に屈曲自在に構成されている。そして、自由端とされた先端の採湯口71の上側の所定位置にはフロート73が取り付けられ、このフロート73の浮力により上記採湯口71を貯湯水面近傍で完全に水没した状態に維持しつつ、貯湯水位の変動に追随して昇降自在に位置変化させ得るようになっている。つまり、連続採湯方式での採湯が行われる場合には上記採湯口71を設定貯湯水位HL付近の直下位置でかつ水没した上記の上昇状態に維持する一方、間欠採湯方式での採湯が行われる場合には水位低下に追随して下降してついには凹部226に入り込んだ上記の下降状態まで位置変換するようにされている。このような上昇状態と下降状態との間での採湯口71の位置変換が上記可撓部72での屈曲や採湯管7全体の屈曲により実現される。
【0029】
以上の太陽熱温水器においては、まず給湯元栓41を開くと水道圧等の圧力により給水口42から貯湯タンク2内への給水が開始され、各集熱器3内の全て及び貯湯タンク2内の設定貯湯水位HLまで水で充満されるとボールタップ43により給水口42が閉止されて給水が停止する。
【0030】
この状態で昼間の太陽熱を集熱器3,3で集熱して内部の水が加熱されて昇温すると、軽くなって上方に流動して循環戻り口225,225から貯湯タンク2内に戻される一方、貯湯タンク2内からは相対的に冷たい重たい水が循環往き口224,224から各集熱器3に落とし込まれる。そして、このような対流作用に基づく自然循環が繰り返されて、貯湯タンク2内の水温が上昇して貯湯状態になる。
【0031】
次に、上記貯湯状態から間欠採湯方式による採湯を行うには、給水元栓41を閉じた状態で給湯カラン51を開けばよい。すると、上昇状態にある採湯口71が水没状態に維持されているため、この採湯口71から湯がサイフォン作用により吸い込まれ、吸い込まれた湯が採湯管7、給湯口52、給湯管5を通して給湯カラン51まで導かれた後に出湯される。この出湯の継続により貯湯タンク2内の貯湯水位が順次低下し、この貯湯水位の低下に追随して採湯口71も水没状態を維持しつつ下降する。そして、貯湯水位が貯湯タンク2の底壁部223の上面位置よりも低下すると、最後に残った湯は凹部226に集められ、この凹部226内の湯が下降状態になった採湯口71から吸い出される。このように上記採湯口71が入り込む凹部226の形成によって、貯湯水位が底壁部223の上面位置よりも低くなる段階までの採湯を実現することができる。
【0032】
また、間欠採湯方式ではなくて、上記の貯湯状態から連続採湯方式よる採湯を行うには、給水元栓41を開けたままの状態で給湯カラン51を開けばよい。すると、上記と同様に採湯口71から湯が吸い込まれて給湯カラン51から出湯されることになるが、この場合には出湯で減った分だけ給水口42から給水されるため、正確には出湯流量と給水流量とのバランスにより多少変動するものの貯湯タンク2内は設定貯湯水位HLをほぼ維持した状態になる。上記給水口42から給水された水は導水管6を通して貯湯タンク2の底部に導かれ循環往き口224に流入する一方、貯湯タンク2の底部に回り込み、貯湯タンク2内の湯を上方に押し上げていくことになる。この傾向が続くと、湯の層の厚みが減っていき、ついには頂壁部221の内面221aのレベルまで水で満たされ、最後にはそれよりも上位の凸状空間23内にのみ湯が残ることになる。このような状態になっても採湯口71が凸状空間23内に入り込んだ上昇状態に維持されるため、凸状空間23内に残った最後の湯まで採湯することができる。従って、凸状空間のない従来の貯湯タンクの場合と比べると、より多くの湯を有効に採湯することができることになる。
【0033】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、凸状空間23として凸状空間部23aと23bとからなる階段状に形成したものを示したが、これに限らず、例えば図5に示すような一つの凸状空間25として形成するようにしてもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、同じ一つの凸状空間23,25内に給水口42及びボールタップ43を配設し、上昇状態の採湯口71が入り込むようにした場合を示したが、これに限らず、ボールタップ43の配設位置と、採湯口71の配設位置とを互いに異ならせるようにしてもよい。例えば図6に示すように、貯湯タンク2aの頂壁部221から上方に突出する互いに異なる2つの凸部26,27を形成し、一方の凸部26内の空間28内にボールタップ43付き給水口42を配設し、他方の凸部27内の凸状空間29内に上昇状態の採湯口71が入り込むように採湯管7を配設するようにしてもよい。
【0035】
導水管6の屈曲部61の屈曲形態としては、例えば前後左右のそれぞれに交互に膨出するような湾曲形状を組み合わせたりしてもよい。
【0036】
なお、凸状空間23,25,29を形成するための凸部24,27は、貯湯タンク2,2aの本体部と一体に形成するようにしても、互いに別体で形成したものを接合するようにしても、いずれでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す外観図である。
【図2】図1の実施形態を縦断面状態で模式的に示す模式図である。
【図3】図2のA−A線における部分断面説明図である。
【図4】導水管の屈曲部の例を示す部分斜視図である。
【図5】凸状空間の他の形態を示す部分模式図である。
【図6】図5とは異なる他の形態の凸状空間を有する貯湯タンクの模式図である。
【図7】本発明の課題を説明するための貯湯タンクを断面状態で示した模式図である。
【符号の説明】
2,2a 貯湯タンク
3 集熱器
6 導水管
7 採湯管
23,25,29 凸状空間(貯湯空間)
42 給水口
52 給湯口
61 屈曲部
71 採湯口
73 フロート
221 頂壁部
221a 頂壁部の内面
224 循環往き口(循環口)
225 循環戻り口(循環口)
HL 設定貯湯水位

Claims (3)

  1. 給水口、給湯口及び太陽熱集熱器との間で循環させるための往き・戻りの循環口を有する貯湯タンクと、基端が上記給湯口に接続され先端の採湯口がフロートにより貯湯タンク内で貯湯水位の変動に追随して昇降するよう屈曲可能な採湯管とを備えた太陽熱利用温水器において、
    上記貯湯タンクにはその頂壁部の一部が上方に突出されて他部の頂壁部の内面を通る水平面よりも上方に拡がる凸状空間が内部に区画形成され、
    上記貯湯タンクは上記給水口からの給水を受けて貯湯水位が上記他部の頂壁部の内面を通る水平面よりも上方位置であって上記凸状空間内に位置した状態に維持されるように設定され、かつ、
    上記採湯管は、上記フロートが上記貯湯水位に追随することにより、上記採湯口が上記凸状空間内に入り込んで上記貯湯水位の直下位置であってかつ水没した状態に維持されるように配設されている
    ことを特徴とする太陽熱利用温水器。
  2. 請求項1に記載の太陽熱利用温水器であって、
    上記凸状空間に臨んで給水口が配設されている、太陽熱利用温水器。
  3. 請求項1、請求項2のいずれかに記載の太陽熱利用温水器であって、
    上記給水口から給水される水を貯湯タンク内の底部に導く導水管を備え、
    上記導水管の上端から底部に臨む下端までの間には導水流の流勢を緩衝するよう屈曲部が形成されている、太陽熱利用温水器。
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