JP4031912B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷物が載置されるデッキボードの下面に、複数の脚部が形成されている合成樹脂製パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デッキボードの下面の四隅に形成された、複数の上方が開放され、且つ、有底なコップ状の脚部からなる隅脚部と、隅脚部の中間に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中間脚部と、デッキボードの下面の中央部に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中央脚部とを有し、隅脚部と中間脚部との間及び中間脚部と中央脚部との間に、フォーク挿入空間が形成されている合成樹脂製パレットが知られている(例えば、実開昭59−3836号公報、実開昭60−18930号公報等)。
【0003】
上述した合成樹脂製パレットにおいては、隅脚部と中間脚部との連結領域や、中間脚部と中央脚部との連結領域や、隅脚部、中間脚部及び中央脚部との連結領域以外の領域には、交叉するリブが形成されており、この交叉リブが、荷物が載置されるデッキボードを形成することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の合成樹脂製パレットにおいては、隅脚部と中間脚部とを連結するリブや中間脚部と中央脚部とを連結するリブが、隅脚部や中間脚部や中央脚部のアールを有する角部同士を連結するものではなく、角部付近の隅脚部や中間脚部や中央脚部の変形し易い平面部を連結しているために、交叉リブが変形し易い、即ち、交叉リブにより構成されるデッキボードが変形し易いという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、枠部材の角部に形成された有底の略角筒状の隅脚部と該隅脚部の中間に形成された同じく有底の略角筒状の中間脚部と枠部材の中央に形成された同じく有底の略角筒状の中央脚部とを有する合成樹脂製パレットにおいて、隅脚部と中間脚部の相対する外側面同士が、枠部材の辺に平行な適当数のリブにより連結されているとともに、中間脚部と中央脚部の相対する外側面同士が、枠部材の辺に平行な適当数のリブにより連結されており、また、隅脚部、中間脚部及び中央脚部のコ−ナ−には、コ−ナ−の接線に対して垂直な方向に延在するコ−ナ−リブが形成されており、更に、隅脚部のコ−ナ−リブの先端と中間脚部のコ−ナ−リブの先端とを、枠部材の辺に平行なリブにより連結するとともに、中間脚部のコ−ナ−リブの先端と中央脚部のコ−ナ−リブの先端とを、枠部材の辺に平行なリブにより連結したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
1は、額縁状の枠部材であり、枠部材1の4つの角部には、上方が開放され、且つ、有底の略角筒コップ状の隅脚部2が形成されている。また、隅脚部2の中間には、隅脚部2と同様の略角筒コップ状の中間脚部3が形成されており、更に、枠部材1の中央には、隅脚部2と同様の略角筒コップ状の中央脚部4が形成されている。隅脚部2、中間脚部3及び中央脚部4以外の枠部材1内の領域は、交叉リブ構造に形成されており、パレット全体は、合成樹脂で一体に成形されている。
【0009】
隅脚部2のアールが形成されたコーナー2aからは、コーナー2aの接線に対して垂直な方向に延在する所定の長さのコーナーリブ5aが形成されている。同様に、中間脚部3のアールが形成されたコーナー3aからも、コーナー3aの接線に対して垂直な方向に延在する所定の長さのコーナーリブ5aが形成されており、また、中央脚部4のアールが形成されたコーナー4aからも、コーナー4aの接線に対して垂直な方向に延在する所定の長さのコーナーリブ5aが形成されている。
【0010】
隅脚部2に形成されたコーナーリブ5aの先端と、中間脚部3に形成されたコーナーリブ5aの先端とは、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5bにより連結されており、同様に、中間脚部3に形成されたコーナーリブ5aの先端と、中央脚部4に形成されたコーナーリブ5aの先端とも、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5bにより連結されている。
【0011】
隅脚部2と中間脚部3の相対する外側面2b、3bの平坦面部分(コーナー2a、3a以外の平坦な側面)同士は、枠部材1の各辺1aに平行な適当数のリブ5cにより連結されており、同様に、中間脚部3と中央脚部4の相対する外側面3b、4bの平坦面部分(コーナー3a、4a以外の平坦な側面)同士も、枠部材1の各辺1aに平行な適当数のリブ5cにより連結されている。枠部材1の各辺1aに平行なリブ5b、5cは、必要に応じて、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5dにより、適宜、連結され、枠部材1、コーナーリブ5a及び枠部材1の各辺1aに平行なリブ5b、5c、5dにより、荷物が載置されるデッキボードが形成されている。なお、上記のリブ5b、5cを連結するリブ5dは、枠部材1の相対する辺1aを連結するように延在する場合もあり、また、枠部材1の相対する辺1aまで到達しない場合もある。更には、リブ5dを連結するリブ5eを、適宜、形成することもできる。
【0012】
上述したように、隅脚部2のアールを有するコーナー2a、中間脚部3のを有するコーナー3a及び中央脚部4のアールを有するコーナー4aには、各コーナー2a、3a、4aの接線に対して垂直な方向に延在するコーナーリブ5aが形成されているとともに、コーナーリブ5aの先端同士は、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5bにより連結され、更に、平行なリブ5b、5cが、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5dにより、適宜、連結されて、本実施例の合成樹脂製パレットが構成されている。
【0013】
本実施例においては、隅脚部2、中間脚部3及び中央脚部4の強度的に一番強いコーナー2a、3a、4aに、コーナー2a、3a、4aの接線に対して垂直な方向に延在するコーナーリブ5aを形成するとともに、コーナーリブ5aの先端同士を、枠部材1の各辺1aに平行なリブ5bにより連結するように構成したので、デッキボードを構成するコーナーリブ5a及び枠部材1の各辺1aに平行なリブ5b、5c、5d全体の強度や剛性が大きくなり、従って、荷物を載置した際の合成樹脂製パレットの変形や、隅脚部2と中間脚部3との間及び中間脚部3と中央脚部4との間に、フォーク挿入空間6にフォークを挿入して、合成樹脂製パレットを持ち上げた際の合成樹脂製パレットの変形が抑制されることになる。
【0014】
なお、上述した実施例には、隅脚部2、中間脚部3及び中央脚部4を有し、隅脚部2と中間脚部3との間及び中間脚部3と中央脚部4との間に、フォーク挿入空間6が形成されている、所謂、四方差しの合成樹脂製パレットが示されているが、本発明の趣旨は、相対する平行な側部脚部と、側部脚部間に形成され、且つ、側部脚部に平行な中間脚部を有し、側部脚部と中間脚部との間に2本のフォーク挿入空間が形成されている、所謂、二方差しの合成樹脂製パレットに適用することもできる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0016】
脚部のコーナーに、コーナーの接線に対して垂直な方向に延在するコーナーリブを形成するとともに、コーナーリブの先端同士を、枠部材の各辺に平行なリブにより連結したので、デッキボードの強度や剛性を大きくすることができ、ひいては、合成樹脂製パレットの変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の合成樹脂製パレットの斜視図である。
【図2】図2は本発明の合成樹脂製パレットの部分裏面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・枠部材
2・・・・・・・・・隅脚部
3・・・・・・・・・中間脚部
4・・・・・・・・・中央脚部
5a・・・・・・・・コーナーリブ
Claims (1)
- 枠部材の角部に形成された有底の略角筒状の隅脚部と該隅脚部の中間に形成された同じく有底の略角筒状の中間脚部と枠部材の中央に形成された同じく有底の略角筒状の中央脚部とを有する合成樹脂製パレットにおいて、隅脚部と中間脚部の相対する外側面同士が、枠部材の辺に平行な適当数のリブにより連結されているとともに、中間脚部と中央脚部の相対する外側面同士が、枠部材の辺に平行な適当数のリブにより連結されており、また、隅脚部、中間脚部及び中央脚部のコ−ナ−には、コ−ナ−の接線に対して垂直な方向に延在するコ−ナ−リブが形成されており、更に、隅脚部のコ−ナ−リブの先端と中間脚部のコ−ナ−リブの先端とが、枠部材の辺に平行なリブにより連結されているとともに、中間脚部のコ−ナ−リブの先端と中央脚部のコ−ナ−リブの先端とが、枠部材の辺に平行なリブにより連結されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001126998A JP4031912B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001126998A JP4031912B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 合成樹脂製パレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002321737A JP2002321737A (ja) | 2002-11-05 |
| JP4031912B2 true JP4031912B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=18975949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001126998A Expired - Lifetime JP4031912B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4031912B2 (ja) |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001126998A patent/JP4031912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2002321737A (ja) | 2002-11-05 |
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