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JP4035544B2 - ミシン - Google Patents
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本発明は、針の上下動に応じて可動メスを動作させ、生地を切断しながら切断面をかがり縫いすることができるミシンに関する。
生地を裁断した場合、その裁ち目処理は縁かがり縫いを行うことが好ましい。縁かがり縫いとは、裁ち目を切りそろえながら縁をかがる縫い方である。しかし、従来の家庭用のミシンでは、裁断しながら縁かがり縫いを行うことができなかったことから、ジグザグ縫いを行うことにより、裁ち目処理を行っていた。
しかし、ニット素材のように容易に伸縮する素材については、ジグザグ縫いを行った場合には糸がほつれやすいという問題点があった。縁かがり縫い専用のロックミシンを用いることで斯かる問題点は解消するが、一般家庭でロックミシンを購入することは、費用負担が大きい。
そこで、家庭用ミシンにロックカッターを設け、生地を裁断しながら縁かがり縫いを行うことが可能なミシンが、多々開発されている。例えば非特許文献1では、下端部に一対の可動メス及び固定メスを備えた支持部を、移動可能にすることで面板内に収容可能としてあり、使用時に支持部を下方へ引き出すことで、針の上下動を行う駆動源と機構的に連動させ、針の上下動を行う駆動源により可動メスを動作させて生地を裁断するロックカッター付きミシンが開示されている。
「人気のロック内蔵ミシン」、関西ミシンセンター、読売新聞折り込み広告、2004年12月7日
しかし、上述したロックカッター付きミシンでは、以下に示す問題点があった。まず、生地を裁断すべく動作する可動メスの駆動源は、針を上下動させる駆動源、例えばモータと共通である。しかも、針の上下動を行う連結機構とは別個に、可動メスを動作させる連結機構を設ける必要があり、機構的に複雑となり、機構が大型化することによりミシン本体の小型化が困難であるという問題点があった。
また、可動メスを動作可能な位置に設置しない場合であっても連結機構は回転することから、針を上下動させる駆動源であるモータの負荷は、ロックカッターを動作させない場合であっても軽減されず、電力を無駄に消費するという問題点もあった。
また、可動メスを動作させる連結機構は面板の内部に収容されていることから、障害の発生時等のメンテナンスが困難であるという問題点もあった。斯かる問題点を解消すべく、例えば可動メスの駆動機構のみを外付けするミシンも開発されている。この場合、外付けする可動メスの駆動機構は、針を針部本体に固着する取り付けネジの上下動を力点とし、梃子の原理で作用点に位置する可動メスを動作させる。したがって、力点と作用点とが近接していることから、支点は力点及び作用点から一定の距離を有して配置する必要があり、外付け機構を小型化することが困難であり、持ち運び、管理等が煩雑になるという問題点が新たに発生していた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、針落ち動作を部分歯車を介して可動メスに伝達するという簡単な機構により可動メスを動作させることができ、生地を裁断し
ながら縁かがり縫いを行うことができるミシンを提供することを目的とする。
また本発明は、生地を裁断する場合に、固定メス及び可動メスで構成するメス機構を、針板に設けた孔部へ突出部を挿入して固定するという簡単な機構で支持部を針板に堅固に固定することにより、精度良く裁断することができるミシンを提供することを目的とする。
また本発明は、支持部が下降する場合、メス動力伝動部の他端が軸部に接触しない位置まで、支持部を退避動可能にすることにより、生地を裁断するようメス機構を配置する場合に、針を固着する針止本体の軸部とメス機構とが干渉しないようにすることができるミシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るミシンは、上下に移動可能であり、下端部に固定メスと可動メスとを支持してある支持部を備え、軸部により針を係止する針止本体の針上下動作に応じて前記可動メスが動作することにより被縫製物を裁断し、裁断した被縫製物の縁部をかがり縫いするミシンにおいて、前記支持部は、針落ちする領域よりも被縫製物が送られてくる方向側に配置してあり、前記可動メスは、第1の部分歯車を有し、該第1の部分歯車の回転中心を中心として回転可能としてあり、一端に前記第1の部分歯車と咬合する第2の部分歯車を有し、該第2の部分歯車の回転中心を中心として回転可能なメス動力伝動部と、該メス動力伝動部の他端に対して、前記可動メスが前記固定メスから離れる方向に回転させる弾性力を付勢する弾性部材とを備え、前記メス動力伝動部は、前記支持部が最下部へ移動した場合に、前記軸部の下方に他端が位置し、前記針止本体が下降した場合、前記軸部により前記メス動力伝動部の他端が押し下げられ、前記第2の部分歯車の回転により、前記可動メスと前記固定メスとが被縫製物を挟んで切断し、前記針止本体が上昇した場合、前記メス動力伝動部の他端が前記弾性部材による付勢方向へ回転することにより前記可動メスと前記固定メスとが離れるようにしてあることを特徴とする。
また、第2発明に係るミシンは、第1発明において、被縫製物を載置する針板の上面に、前記支持部を固定する孔部を設けてあり、前記支持部の上下動により前記支持部が被縫製物を裁断可能な位置へ下降した場合に、前記孔部へ挿入可能な突出部を前記支持部の下端に設けてあることを特徴とする。
また、第3発明に係るミシンは、第1又は第2発明において、前記支持部が上下動により下降する場合、前記メス動力伝動部の他端が前記軸部に接触しない位置まで、前記支持部を退避動可能にしてあることを特徴とする。
第1発明では、可動メスは、一体成形した第1の部分歯車の回転中心を中心として回転可能としてある。可動メスと軸部とは、一端に前記第1の部分歯車と咬合する第2の部分歯車を有し、該第2の部分歯車の回転中心を中心として回転可能なメス動力伝動部を介して連結されている。メス動力伝動部は、その他端に対して、可動メスが固定メスから離れる方向に回転させる弾性力を付勢する弾性部材を備えている。針止本体が下降した場合、軸部によりメス動力伝動部の他端が押し下げられ、第2の部分歯車の回転により、可動メスと固定メスとが被縫製物を挟んで切断する。針止本体が上昇した場合、メス動力伝動部の他端が弾性部材の弾性力により付勢方向へ回転し、可動メスと固定メスとが離れる。これにより、可動メスの動作を針止本体の軸部の上下動により制御することができ、可動メスを動作させるために、針止本体を駆動する駆動源であるモータと可動メスとを直接的に連結する連結機構を必要としない。したがって、針落ち動作を部分歯車を介して可動メスに伝達するという簡単な機構により可動メスを動作させることができ、全体をコンパクト化することが可能となる。
また、可動メスを動作させる機構は、針止本体の軸部近傍に集中的に配置することが可能であり、この場合、支持部を下方へ移動させることにより、可動メスを動作させる機構は面板の外部に露出させることができる。したがって、可動メスを動作させる機構に関する障害の発生時のメンテナンスが比較的容易となる。さらに、支持部を引き上げている場合、針止本体を上下動させる駆動源、例えばモータには、針止本体の上下動以外の負荷がかからず、モータの消費電力を最小限に抑制することが可能となる。
第2発明では、被縫製物を載置する針板の上面に、支持部を固定する孔部を設けており、支持部が被縫製物を裁断可能な位置へ下降した場合、例えば支持部に固着してある固定メス部材に備えた突出部を孔部へ挿入する。これにより、孔部へ突出部を挿入して固定するという簡単な機構で支持部を堅固に固定することができ、可動メスによる裁断を精度良く行うことが可能となる。
第3発明では、支持部が上下動により下降する場合、メス動力伝動部の一端が軸部に接触しない位置まで、支持部を退避動することができるようにしてある。これにより、例えば面板内に支持部を取り付けてある場合、取り付け位置を中心として支持部を所定角度回転移動させることにより、メス動力伝動部は、針止本体が上下のいずれの位置にあっても針止本体の軸部との干渉を回避しつつ支持部を下降させることができ、可動メスを所定の位置へ配置することが可能となる。
第1発明によれば、可動メスの動作を針止本体の軸部の上下動により制御することができ、可動メスを動作させるために、針止本体を駆動する駆動源であるモータと可動メスとを直接的に連結する連結機構を必要としない。したがって、針落ち動作を部分歯車を介して可動メスに伝達するという簡単な機構により可動メスを動作させることができ、全体をコンパクト化することが可能となる。
また、可動メスを動作させる機構は、針止本体の軸部近傍に集中的に配置することが可能であり、この場合、支持部を下方へ移動させることにより、可動メスを動作させる機構は面板の外部に露出させることができる。したがって、可動メスを動作させる機構に関する障害の発生時のメンテナンスが比較的容易となる。さらに、支持部を引き上げている場合、針止本体を上下動させる駆動源、例えばモータには、針止本体の上下動以外の負荷がかからず、モータの消費電力を最小限に抑制することが可能となる。
第2発明によれば、孔部へ突出部を挿入して固定するという簡単な機構で支持部を堅固に固定することができ、可動メスによる裁断を精度良く行うことが可能となる。
第3発明によれば、例えば面板内に支持部を取り付けてある場合、取り付け位置を中心として支持部を所定角度回転移動させることにより、メス動力伝動部は、針止本体が上下のいずれの位置にあっても針止本体の軸部との干渉を回避しつつ支持部を下降させることができ、可動メスを所定の位置へ配置することが可能となる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るミシンのアーム部の構成を示す針棒を含む前後方向の面での片側断面図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかるミシンは、面板(図示せず)内に針を上下動させる針部駆動機構2、及び下端部にメス機構4を取り付けてある支持部3を備えている
。針部駆動機構2は、駆動源であるモータ(図示せず)の動力を伝える駆動機構に連結されており、モータの回転により針棒21が上下動する。図2は、針止本体22近傍を示す正面図である。針棒21の先端には針止本体22を設けてあり、針止本体22から水平方向へ突出した突部である軸部23に例えば止めネジ等を挿通することにより針24を取り付けてある。
針24は、モータの回転による針棒21の上下動に応じて、針板5の上下を含む所定のストロークにて上下動する。また押え金6は、所定の操作により針板5上に降下せしめられ、手前側から送り込まれる生地Wを、針板5との間に挾持する。このように挾持された生地Wは、針24の上下動と、上下動に同期して針板5の下部にて生じる釜機構及び送り機構(図示せず)の動作とにより、送りを加えつつ縫製される。
図3は、支持部3及びメス機構4の構成を示す分解斜視図である。メス機構4は、先端部に針落ちする領域の手前側に固設された固定メス42と、固定メス42の上部に回転中心を有し、該回転中心にその基端を嵌着してなる可動メス41とを有し、可動メス41は固定メス42にその上側から摺接するように配置してある。
図4は、可動メス41の構成を示す左側面図である。可動メス41は、下部に刃部411を備えており、固定メス42と摺接することが可能となるように、回転孔413を設けている。可動メス41は、回転孔413に止めネジ50を挿入して、固定メス42と摺接することが可能に取り付けてある。
可動メス41は、刃部411の上部に部分歯車412を設けている。図4では歯数が2である部分歯車を設けているが、歯数は2に限定されるものではなく、後述するメス動力伝動部44との相対距離及び可動メス41の回転角度に応じて適当な歯数であれば良い。
図5は、固定メス42の構成を示す左側面図である。固定メス41は、下部に刃面を上に向けた刃部421を備えており、可動メス41摺接することが可能となるように、回転孔422を設けている。固定メス42は、可動メス41とともに回転孔422に止めネジ50を挿入し、可動メス41を摺接することが可能に取り付けてある。
固定メス42は、上部に2個のビス孔423、423を有しており、後述する支持部材31に設けてある2個のピン孔と連通するピン51、51により、堅固に取り付ける。
図6は、メス動力伝動部44の構成を示す左側面図である。メス動力伝動部44は、針止本体22の軸部23の上下動により回転運動を行う。メス動力伝動部44は、軸部23の上下動を下方で受け止めるレバー441を形成しており、レバー441の回転中心に回転孔443を設けている。レバー441が軸部23の下降により押し下げられた場合、メス動力伝動部44は、回転孔443を中心として回転し、可動メス41の部分歯車412が回転することにより、可動メス41及び固定メス42が生地Wを挟んで切断する。
メス動力伝動部44は、レバー441の下部に部分歯車442を設けている。図6では歯数が2である部分歯車を設けているが、歯数は2に限定されるものではなく、可動メス41との相対距離及びメス動力伝動部44の回転角度に応じて適当な歯数であれば良い。
可動メス41及びメス動力伝動部44は、可動メス41の部分歯車412とメス動力伝動部44の部分歯車442とを咬合させ、支持部3に取り付けてある。図7は、支持部3を構成する支持部材31の構成を示す左側面図である。支持部材31は、下部に固定メス42を取り付けるピン孔311を設けてあり、ピン51、51を連通させることにより固定メス42を固着してある。
また、メス動力伝動部44のレバー441を、引張力を発生する弾性部材、例えばコイルばね47を介して支持部材31に連結する。これにより、軸部23が上昇した場合、コイルばね47の弾性力によりレバー441が上方へ引き上げられ、メス動力伝動部44は、回転孔443を中心として回転する。斯かる回転により可動メス41の部分歯車412が回転し、可動メス41と固定メス42とが離れる。
このように、可動メス41の動作を、針止本体22の軸部23の上下動により制御することができ、針止本体22を駆動する駆動源であるモータとの連結機構を必要としない。したがって、簡単な機構により可動メス41と固定メス42とを摺接あるいは離間させることができ、全体をコンパクト化することが可能となる。
また、可動メス41を動作させるメス機構4は、本実施の形態では針止本体22の軸部23近傍に集中配置されている。したがって、連結機構部分は面板1の外部に露出しており、障害の発生時のメンテナンスが比較的容易となる。さらに、支持部材31を引き上げている場合、針止本体22には針24の上下動以外の負荷がかからず、モータの消費電力を最小限に抑制することが可能となる。
支持部31は、上下方向に移動することができるように、側部の上下方向に長孔部312を設けてあり、2組のE型止め輪、ワッシャ等により取付板32の2つの突起部321、322に取り付けてある。したがって、メス機構4を用いて生地を裁断する場合には、長孔部312の上部に突起部321、322が位置するように、すなわち支持部材31を下方へ移動させて、所定の位置までメス機構4を下降させる。メス機構4を用いない場合には、長孔部312の下部に突起部321、322が位置するように、すなわち支持部材31を上方へ移動させて、所定の位置までメス機構4を上昇させる。
なお、支持部材31の上下動を容易にすべく、例えばツマミ部材45を支持部材31に固着しておくことが好ましい。これにより、ツマミ部材45を把持して上下動することにより、メス機構4を容易に上下動することが可能となる。
図8は、メス機構4の動作を示す左側面図である。図8に示すように、軸部23がレバー441の上方に位置している状態で、軸部23が下降する。軸部23が下降した場合、軸部23の下降によりレバー441が押し下げられ、メス動力伝動部44は反時計周りに回転する。それに伴い、部分歯車442と咬合している可動メス41の部分歯車412が時計回りに回転し、可動メス41が固定メス42に摺接することにより生地Wを裁断することが可能となる。
軸部23が上昇した場合には、コイルばねの弾性力によりレバー441が引き上げられ、メス動力伝動部44が時計回りに回転する。それに伴い、部分歯車442と咬合している可動メス41の部分歯車412が反時計回りに回転し、可動メス41が固定メス42から離れるように移動する。
また、メス機構4を用いて生地を裁断する場合、すなわち支持部材31を下方へ移動させて、所定の位置までメス機構4を下降させた場合、支持部材31を固定すべく、固定メス42の下部に突出部424を形成し、針板5に突出部424を挿入することが可能な固定孔54を設けている。支持部材31を下方へ移動させた場合、ノッチばね61の突部62が支持部材31の上部に形成してある傾斜部313に嵌合し、堅固に固定される。支持部材31を引き上げた場合には、ノッチばね61の突部62が支持部材31の略中央部に形成してある傾斜部314に嵌合し、支持部材31が不用意に落下しないようにしてある。
さらに、メス機構4を用いるべく、支持部材31を下方へ移動させて、メス機構4を下降させた場合、針止本体22の位置によっては、軸部23がレバー441と干渉する場合も想定される。軸部23とレバー441とが干渉することを未然に防止すべく、本実施の形態では、支持部材31の長孔部312を、手前側は支持部材31の移動方向と略平行に形成しているのに対し、針側の上部は、下へ向かって孔の幅が漸次拡がるようにテーパーを設けてある。
これにより、支持部材31を下方へ移動させた場合、下部の突起部322の近傍では突起部322の直径よりも長孔部312の幅の方が大きくなり、上部の突起部321を中心として所定の角度だけ支持部材31が揺動可能となる。したがって、軸部23がレバー441と干渉しないように支持部材31を揺動させた状態で支持部材31を下方へ移動させることにより、軸部23がレバー441と干渉することを未然に防止することが可能となる。
図9は、長孔部312を用いて支持部31を揺動させた場合の、軸部23とレバー441との位置関係を示す左側面図である。図9(a)に示すように、取付板32の突起部321、322を長孔部312の手前側に沿わせて、支持部材31を下方へ移動させた場合、レバー441の移動位置に軸部23が配置してあることから両者は干渉する。
そこで図9(b)のように、取付板32の突起部321、322を長孔部312の針側に沿わせて、支持部材31を下方へ移動させた場合、レバー441の移動位置には軸部23が位置せず、両者が干渉することなくレバー441を軸部の下側まで移動することができる。移動後、支持部材31を針側へ揺動させることにより、図9(a)の状態となり、針24の上下動、すなわち軸部23の上下動によりレバー441が動作し、メス機構4を動作させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るミシンのアーム部の構成を示す針棒を含む前後方向の面での片側断面図である。 針止本体近傍を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの支持部及びメス機構の構成を示す分解斜視図である。 可動メスの構成を示す左側面図である。 固定メスの構成を示す左側面図である。 メス動力伝動部の構成を示す左側面図である。 支持部を構成する支持部材の構成を示す左側面図である。 メス機構の動作状態を示す左側面図である。 長孔部を用いて支持部を揺動させた場合の、軸部とレバーとの位置関係を示す左側面図である。
符号の説明
2 針駆動機構
3 支持部
4 メス機構
5 針板
21 針棒
22 針止本体
23 軸部
24 針
31 支持部材
41 可動メス
42 固定メス
44 メス動力伝動部
47 コイルばね(弾性部材)
54 固定孔
412、442 部分歯車
423 突出部
441 レバー
W 生地(被縫製物)

Claims (3)

  1. 上下に移動可能であり、下端部に固定メスと可動メスとを支持してある支持部を備え、軸部により針を係止する針止本体の針上下動作に応じて前記可動メスが動作することにより被縫製物を裁断し、裁断した被縫製物の縁部をかがり縫いするミシンにおいて、
    前記支持部は、針落ちする領域よりも被縫製物が送られてくる方向側に配置してあり、
    前記可動メスは、第1の部分歯車を有し、該第1の部分歯車の回転中心を中心として回転可能としてあり、
    一端に前記第1の部分歯車と咬合する第2の部分歯車を有し、該第2の部分歯車の回転中心を中心として回転可能なメス動力伝動部と、該メス動力伝動部の他端に対して、前記可動メスが前記固定メスから離れる方向に回転させる弾性力を付勢する弾性部材とを備え、
    前記メス動力伝動部は、前記支持部が最下部へ移動した場合に、前記軸部の下方に他端が位置し、
    前記針止本体が下降した場合、前記軸部により前記メス動力伝動部の他端が押し下げられ、前記第2の部分歯車の回転により、前記可動メスと前記固定メスとが被縫製物を挟んで切断し、前記針止本体が上昇した場合、前記メス動力伝動部の他端が前記弾性部材による付勢方向へ回転することにより前記可動メスと前記固定メスとが離れるようにしてあることを特徴とするミシン。
  2. 被縫製物を載置する針板の上面に、前記支持部を固定する孔部を設けてあり、前記支持部の上下動により前記支持部が被縫製物を裁断可能な位置へ下降した場合に、前記孔部へ挿入可能な突出部を前記支持部の下端に設けてあることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記支持部が上下動により下降する場合、前記メス動力伝動部の他端が前記軸部に接触しない位置まで、前記支持部を退避動可能にしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のミシン。
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