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JP4036227B2 - 充電器 - Google Patents
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JP4036227B2 - 充電器 - Google Patents

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Description

本発明は、本体ケースに、内蔵電池を有する携帯端末機が着脱自在に載置される載置凹部を備え、その載置状態で、該携帯端末機の受電端子に対し充電電力を供給して充電を行う充電器に関する。
内蔵電池(二次電池)を有する携帯端末機、例えばハンディタイプのバーコードリーダ(バーコードハンディターミナル)は、非使用時に定置しておく置き台を兼用する充電器により充電されて使用される。一般に、この種の充電器は、本体ケースに、バーコードリーダが着脱自在に載置される載置凹部を備えて構成されると共に、その載置凹部の内壁部に位置して、載置されたバーコードリーダの受電端子に接触して充電電力を供給するための充電端子を備えて構成されている。
ところで、この種の充電器の充電端子は、安定した電気的接触状態を得るために、表面に例えば金メッキ等が施されているが、使用(バーコードリーダの載置及び取外し)が繰返えされることに伴い、磨耗が進行して金メッキがとれていき、接点不良を招いてしまう事情がある。従って、接点不良が生ずる前の適宜の時期に、充電端子の交換等が行われることが望ましい。
ところが、従来の充電器にあっては、内部の充電回路が実装された基板に対して充電端子が半田付け等により固定的に取付けられており、また、充電端子の取外し作業は本体ケースを分解して行わなければならない構造となっていた。このため、充電端子の交換作業はかなり面倒なものとなっており、ユーザが簡易に充電端子を取外して交換するといったことができず、専用のサービスマンが定期的に充電端子の交換作業を行うといったことが行われており、メンテナンスにコストがかかる問題点があった。
これに対し、例えばビデオカメラ用のバッテリパックを充電するための充電器にあっては、充電端子を含んだ端子ユニットを充電器本体に対して交換可能に取付ける構造とし、複数種類の端子ユニットを用意しておきそれらを選択的に取付けることによって、種類(受電端子の位置など)の異なるバッテリパックに対して充電器を共用化することが考えられている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1の構造であれば、充電端子が劣化した場合に、端子ユニットを新しいものに交換すれば良いので、ユーザにおいて比較的容易に充電端子を交換することが可能となる。
特開平7−335268号公報
しかしながら、上記した特許文献1の構造では、端子ユニットが、充電器本体との間の電気的接続のためのコネクタ、及び、これに電気的に接続された充電端子を絶縁物(ケース)に一体的に組込んだ形態に構成されているので、充電端子が劣化した際に端子ユニット全体を新しいものに交換すると、交換の必要がある充電端子だけでなくそれ以外の部分も一緒に交換されてしまうことになり、コスト面での無駄を招く不具合がある。
尚、従来の充電器では、ユーザが、充電端子の劣化度合いを知ることが難しく、充電端子の交換時期を判断することができなかったため、結局、接点不良が発生してしまってから、充電端子を交換することが多くなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その主たる目的は、充電端子の交換を簡易に行うことができ、しかもそのための構成を安価に済ませることができる充電器を提供するにある。また、本発明の副次的な目的は、ユーザが充電端子の劣化に伴う交換時期を容易に知ることができる充電器を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の充電器は、本体ケース内に固定的に設けられ充電電力を供給する固定充電端子と、本体ケースに設けられた端子収容部内に収容保持された状態で、前記固定充電端子に弾性的に接触する第1の接触端子部、及び、携帯端末機の受電端子に弾性的に接触して充電電力を該受電端子に伝達可能な第2の接触端子部を有する着脱充電端子と、前記本体ケースの端子収容部部分に着脱可能に取付けられ、該本体ケースへ取付けられた状態で前記着脱充電端子を該端子収容部内に保持し、該本体ケースから取外された状態で該着脱充電端子を該端子収容部から取外し可能とする端子保持部材とを具備する構成に特徴を有する。
この構成においては、端子保持部材を本体ケースの端子収容部部分に取付けた状態で、着脱充電端子が端子収容部内に収容保持される。この状態では、着脱充電端子の第1の接触端子部が固定充電端子に弾性的に接触すると共に、第2の接触端子部が携帯端末機の受電端子に弾性的に接触することにより、充電電力を受電端子に伝達することができる。これに対し、端子保持部材を本体ケースから取外すと、着脱充電端子が端子収容部から取外し可能となる。
ここで、着脱充電端子の第2の接触端子部は、使用(携帯端末機の載置及び取外し)が繰返えされることに伴い、受電端子との間での磨耗により劣化する事情があるが、ユーザは、端子保持部材を本体ケースから取外すことにより、着脱充電端子を端子収容部から容易に取外して交換することができる。そして、端子保持部材を本体ケースに取付けることにより、再び着脱充電端子が保持され、充電器としての使用が可能となる。従って、請求項1の発明によれば、充電端子の交換を簡易に行うことができ、しかも、着脱充電端子のみを交換すれば良いので、安価に済ませることができる。
このとき、上記着脱充電端子を、前記第1の接触端子部と第2の接触端子部との間に、該第2の接触端子部よりも幅の広い拡幅部を設けて構成し、前記端子保持部材を、前記拡幅部を係止することによって着脱充電端子を前記端子収容部内に保持するように構成することができる(請求項2の発明)。これにより、端子保持部材が、着脱充電端子の拡幅部を係止することによって、着脱充電端子の保持が可能となり、端子保持部材及び着脱充電端子の構成を簡単に済ませることができる。
具体的には、着脱充電端子を、金属線材に曲げ加工を施すことによって、拡幅部としてのつる巻き部を有するねじりコイルばね部材から構成することができる(請求項3の発明)。あるいは、着脱充電端子を、金属板を打抜くと共に曲げ加工を施した板ばね部材から構成することができる(請求項4の発明)。これらによれば、着脱充電端子自身のばね力を利用して、第1の接触端子部及び第2の接触端子部を、夫々固定充電端子及び受電端子に弾性的に接触させることが可能となり、着脱充電端子を、より簡単な構成で安価に済ませることができる。
更に具体的には、端子収容部を、本体ケースの載置凹部の内壁面から更に凹状に形成されその底部に固定充電端子が配置された収容凹部から構成すると共に、端子保持部材を、前記収容凹部の開口部を着脱可能に塞ぐ板状の蓋部材として構成し、着脱充電端子を、その拡幅部が前記蓋部材の裏面側において抜出し不能に保持され、前記第1の接触端子部が、前記固定充電端子に接触すると共に、前記第2の接触端子部が、該蓋部材に形成された間隙部を通して前記載置凹部内に突出配置されるように構成することができる(請求項5の発明)。これによれば、端子収容部及び端子保持部材の構成を簡単に済ませることができると共に、ユーザによる着脱充電端子の交換作業も簡単となる。
あるいは、端子収容部を、本体ケースの載置凹部の内壁面から更に凹状に形成されその底部に固定充電端子が配置された嵌合凹部から構成すると共に、端子保持部材を、嵌合凹部内に着脱可能に嵌合する箱状の端子ケースとして構成し、着脱充電端子を、前記端子ケース内に着脱可能に収容されると共に、該端子ケースの前記嵌合凹部内への嵌合によって、その拡幅部が該端子ケース内に抜出し不能に保持され、前記第1の接触端子部が、該端子ケースの後面に形成された第1の間隙部を通して前記固定充電端子に接触すると共に、前記第2の接触端子部が、該端子ケースの前面に形成された第2の間隙部を通して前記載置凹部内に突出配置されるように構成することができる(請求項6の発明)。これによれば、端子収容部及び端子保持部材の構成を簡単に済ませることができると共に、端子ケースを取外した状態で着脱充電端子の交換を行えばよいので、ユーザによる着脱充電端子の交換作業がより一層簡単となる。
またこのとき、端子ケースを、結合及び分離可能に構成された2つの分割ケースから構成し、それらの分離状態で、着脱充電端子の収容及び取出しが行われるように構成すれば(請求項7の発明)、端子ケースを分離した状態で着脱充電端子の交換を行うことができる。あるいは、端子ケースを、少なくとも一つの側面部に、着脱充電端子を出し入れするための開口部を設けて構成すれば(請求項8の発明)、ユーザは開口部を通して着脱充電端子の交換をより簡単に行うことがでる。
そして、上記した本発明の充電器においては、載置凹部に携帯端末機が載置されたことを検出する載置検出手段と、この載置検出手段の検出に基づいて前記携帯端末機の載置回数をカウントする載置回数カウント手段と、この載置回数カウント手段のカウント数が所定回数に達したときにその旨を報知する報知手段とを設けることができる(請求項9の発明)。これによれば、載置検出手段及び載置回数カウント手段により、携帯端末機の載置凹部に対する載置回数ひいては、着脱充電端子の受電端子に対する接触(摺接)回数を検出することができる。この場合、着脱充電端子の劣化度合いは、受電端子との接触(摺接)回数にほぼ比例するので、所定回数を適宜定めることによって、報知手段により、着脱充電端子の交換時期にきたことをユーザに対して報知することができる。
このとき、前記報知手段として、携帯端末機或いは外部のホスト装置に対し、カウント数が所定回数に達した旨を通信により通知する機能を設けるようにしても良い(請求項10の発明)。これによれば、携帯端末機や外部のホスト装置においても、ユーザに対する交換時期の報知を行うことができ、報知を確実に行うことが可能となる。
また、上記した載置検出手段を、光センサを含んで構成することができる(請求項11の発明)。これにより、載置凹部に携帯端末機が載置されたことを光センサによって確実に検出することができる。
或いは、載置凹部に携帯端末機が載置された状態で常に充電を行うものであれば、充電回数が載置回数にほぼ一致すると考えられるので、前記載置検出手段及び載置回数カウント手段を、携帯端末機に対して実行した充電回数をカウントすることをもって、載置回数のカウントとするように構成しても良い(請求項12の発明)。これによれば、載置凹部に携帯端末機が載置されたことを直接的に検出する必要がなくなるので、そのためのセンサなどの構成が不要となる。
より具体的には、充電回数のカウントが、電流検知回路の検知に基づいて行われるように構成することができ(請求項13の発明)、これにより、構成の簡単化を図ることができる。
さらには、前記所定回数をユーザが自在に設定するための設定手段を設けても良い(請求項14の発明)。これにより、ユーザが、実際の使用状況(使用環境や使用頻度等)に応じた所定回数を設定することができ、実情に応じたより適切な交換時期を知らせることができるようになる。
以下、本発明を具体化したいくつかの実施例について、図面を参照しながら説明する。
(1)第1の実施例
まず、図1ないし図5を参照して、本発明の第1の実施例(請求項1,2,3,5,9,12,13に対応)について述べる。図4は、携帯端末機たるバーコードリーダ(バーコードハンディターミナル)1、及び、その充電を行うための本実施例に係る充電器2の外観を概略的に示している。
詳しく図示はしないが、そのうちバーコードリーダ1は、縦長な薄型矩形箱状をなしユーザが手で持って操作可能(携帯可能)とされたプラスチック製のケース3内に、バーコードや二次元コードを光学的に読取るための周知の読取機構、及び、マイコンを主体として構成され全体の制御やデコード処理等を行なう制御装置(いずれも図示せず)を組込んで構成されると共に、電源となる内蔵電池としての例えばリチウムイオン電池からなる二次電池4(図3参照)を備えている。そして、ケース3の背面側下部には、前記二次電池4に充電するための左右一対の受電端子5が設けられている。
これに対し、本実施例に係る充電器2は、プラスチック製の本体ケース6の上面側に、載置凹部7を有して構成されている。この載置凹部7は、上面から見てやや横長な矩形状をなすと共に、やや斜めに傾いて窪むような有底穴状に形成されており、前記バーコードリーダ1のケース3の下部が差込まれることにより、着脱自在に載置(セット)されるようになっている。
前記載置凹部7の内壁のうち背面側(図で右側壁面)の下部部分には、左右一対の充電端子(後述する着脱充電端子8)が設けられている。この着脱充電端子8は、例えば先端側が「く」字状に折曲げられたばね性を有する線材からなり、その先端側部分(山形に折曲げられた部分)が載置凹部7の内側に突出している。前記バーコードリーダ1が載置凹部7に載置された状態で、各着脱充電端子8が夫々受電端子5に弾性的に接触し、充電電力を供給するようになっている。着脱充電端子8部分の詳細については後述する。尚、本体ケース6の前面側には、バーコードリーダ1に対する充電中に点灯される例えばLED等からなるランプ9が設けられている。
図3は、この充電器2の電気的構成を概略的に示している。ここで、充電器2には、図示しない商用電源に接続されるACアダプタ10が接続され、これと共に、充電器2の本体ケース6内に設けられた基板11(図1参照)には、充電制御部12、充電電流検知回路13、制御装置14等が設けられている。これにて、前記ACアダプタ10から供給される充電電力(所定電圧の直流)が、充電制御部12を介して充電端子(後述する固定充電端子15)ひいてはバーコードリーダ1の二次電池4に与えられるようになっている。その際、充電電流検知回路13により充電電流が検知され、その検知信号が制御装置14に入力されるようになっている。
前記制御装置14は、CPU、記憶装置等を有したマイコンから構成され、前記充電電流検知回路13からの検知信号に基づいて、充電制御部12に対して制御信号を出力し、充電を制御するようになっている。また、この制御装置14は、前記ランプ9の点灯を制御するようになっていると共に、リセットスイッチ16の操作信号が入力されるようになっている。更には、後述するように、この制御装置14により、載置検出手段、載置回数カウント手段、報知手段などの機能が実現されるようになっている。
さて、前記着脱充電端子8部分の構造について、図1及び図2を参照しながら説明する。本実施例の充電器2においては、前記バーコードリーダ1の受電端子5に接触して充電電力を供給するための充電端子は、固定充電端子15と着脱充電端子8とから構成されるようになっている。そして、そのうち固定充電端子15は、本体ケース6内に固定的に設けられ、着脱充電端子8は、本体ケース6に設けられた端子収容部17内に着脱可能に収容され、端子保持部材としてのプラスチック製の蓋部材18により保持されるようになっている。尚、このとき、1個の端子収容部17及び蓋部材18に対して、左右一対の着脱充電端子8が設けられる。
即ち、図1に示すように、着脱充電端子8は、1本の金属線材(ばね線材)に曲げ加工を施してなるコイルばね部材から構成されている。具体的には、着脱充電端子8の基端側(図1で右側)は、逆く字状に折曲げられ固定充電端子15に弾性的に接触する第1の接触端子部8aとされており、先端側(図1で左側)が、く字状に折曲げられ前記受電端子5に弾性的に接触する第2の接触端子部8bとされており、それらの中間部に、上部において同径の円筒状に数回程度密着巻きされ、前記第1の接触端子部8aと前記第2の接触端子部8bとに相手側に弾性的に接触する弾性力を発生するつる巻き部8cが形成されている。この場合、つる巻き部8cが他の部位よりも幅の広い拡幅部とされている。尚、この着脱充電端子8のうち少なくとも第2の接触端子部8b部分は、金メッキが施されている。
これに対し、前記端子収容部17は、本体ケース6のうちの載置凹部7の背面側(図で右側壁面)を構成する壁部を、奥方(図1で右側)に凹となるように矩形に窪ませた如き矩形穴状(前面が開口した矩形箱状)に構成された収容凹部から構成されている。この端子収容部17内には、その底部から前方に延びて内部を上下に区画する仕切壁部17aが設けられており、その仕切壁部17aにより区画された上部側に、前記着脱充電端子8のつる巻き部8cが抜出し不能に収容されるようになっている。また、端子収容部17の底部には、前記つる巻き部8cの前後方向(図で左右方向)のずれ動きを防止するための凸部17bが一体に設けられている。
この端子収容部17の底壁部(図1で右壁部)には、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aの先端部(くの字の山の部分)が挿通される左右2個の縦長のスリット(図示せず)が形成されている。そして、端子収容部17の底壁の外面側にはサブ基板19が設けられ、このサブ基板19の前面に、前記各スリットに対応して、前記固定充電端子15が例えば印刷パターンにより設けられている。前記固定充電端子15には、前記充電制御部12(基板11)からの充電電力が供給されることは勿論である。
一方、前記蓋部材18は、図2にも示すように、前記端子収容部17の前面開口部を塞ぐような矩形板状に構成されていると共に、各着脱充電端子8の第2の接触端子部8bの先端部(くの字の山の部分)を、載置凹部7内(前方)に突出させるための間隙部としての左右2個の縦長のスリット18aを有して構成されている。また、この蓋部材18の裏面側には、図1に示すように、着脱充電端子8の先端8dの左右方向のずれを規制する複数個のガイド突部18bが一体に設けられていると共に、前記凸部17bとの間で前記つる巻き部8cの前後方向のずれ動きを防止する凸部18cが一体に設けられている。
さらに、この蓋部材18の上辺部には、上方に凸となり、端子収容部17の開口部の上辺部分に設けられた差込凹部17cに対し、下方から差込まれる左右2個の舌片部18dが一体に設けられている。そして、本体ケース6には、端子収容部17の開口部の下辺中央部の下側に位置して、蓋部材18の下辺部を係止して閉塞状態にロックするためのスライドロック部材20が上下方向に操作可能に設けられている。従って、蓋部材18は、舌片部18dを差込凹部17cに差込み、スライドロック部材20を上方に操作することにより、本体ケース6に取付けられ、もって端子収容部(収容凹部)17の開口部を着脱可能に塞ぐようになっている。
この蓋部材18の取付状態では、端子収容部17内に収容された各着脱充電端子8のつる巻き部8cが、この端子収容部17内の仕切壁部17aの上部側に前後方向の変位規制状態で収容されて抜出し不能に保持されるようになっている。このとき、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aが、固定充電端子15に弾性的に接触すると共に、第2の接触端子部8bが、スリット18aから前方(載置凹部7内)に突出して受電端子5に接触可能な状態とされ、着脱充電端子8により充電電力を供給することが可能となるのである。ユーザがスライドロック部材20を下方に操作することにより、蓋部材18の係止を解いて容易に取外すことができ、その取外し状態では、端子収容部17の前面が開放し、着脱充電端子8を容易に取出せるようになっている。
そして、本実施例では、次の作用説明でも述べるように、前記制御装置14は、そのソフトウエア的構成(制御プログラムの実行)によって、前記載置凹部7に対しバーコードリーダ1が載置されたことを検出し、その載置回数をカウントして不揮発性のメモリに記憶しておき、カウント数が所定回数(例えば1万回)に達したときにその旨を報知するようになっている。尚、前記所定回数とは、バーコードリーダ1の載置及び取外しが繰返えされることに伴い、着脱充電端子8(第2の接触端子部8b)の磨耗が進行して金メッキがとれていき、劣化が進行する時期(接点不良が生ずる前の適切な交換時期)を判断する目安となるものであり、例えば実験的、経験的に求められ、予め設定されるようになっている。
このとき、本実施例では、載置凹部7に対しバーコードリーダ1が載置されたことを直接的に検出するのではなく、バーコードリーダ1に対して実行した充電回数をカウントすることをもって、載置回数のカウントとするようになっている。この充電回数のカウントは、充電電流検知回路13の検知に基づいて行うことができる。また、本実施例では、カウント数が所定回数(例えば1万回)に達した旨の報知を、前記ランプ9を点滅させることにより行うようになっている。従って、制御装置14及び充電電流検知回路13から、載置検出手段及び載置回数カウント手段が構成され、制御装置14及びランプ9から報知手段が構成されるようになっている。尚、前記リセットスイッチ16が操作されることにより、上記充電回数(載置回数)のカウント数がクリアされるようになっている。
次に、上記構成の作用について、図5も参照して述べる。
上記構成の充電器2は、バーコードリーダ1の非使用時に定置しておく置き台として用いられる。このとき、バーコードリーダ1は、充電器2の載置凹部7に対しケース3の下部を差込むように載置(セット)され、その載置状態では、バーコードリーダ1の受電端子5に対し、着脱充電端子8(第2の接触端子部8b)が自身のばね力により弾性的に接触し、充電電力の供給が行われる。この場合、バーコードリーダ1の二次電池4の満充電時以外は、常に充電が行われるようになっている。
ここで、上記したように、使用(バーコードリーダ1の載置及び取外し)が繰返えされることに伴い、着脱充電端子8の磨耗が進行し接点不良を招く虞がある。そこで、本実施例では、制御装置14は、載置凹部7に対しバーコードリーダ1が載置された回数(ここでは充電回数)をカウントし、そのカウント数が所定回数(例えば1万回)に達したときに、着脱充電端子8を新しいものに交換すべき時期に来ているとして、ユーザに対して報知を行うようになっている。図5のフローチャートは、制御装置14が実行する着脱充電端子8の交換時期の報知の処理手順を示している。
まず、ステップS1では、リセットスイッチ16がオン操作されたかどうかが判断される。このリセットスイッチ16は、後述する着脱充電端子8の交換作業が行われた後にユーザによりオン操作されるものであり、このリセットスイッチ16がオン操作された場合には(ステップS1にてYes)、ステップS2にて、不揮発性目も入りに記憶されているカウンタnの値が0にクリアされる。リセットスイッチ16が操作されない場合には(ステップS1にてNo)、そのままステップS3に進む。
ステップS3では、バーコードリーダ1に対する充電がなされたか(開始されたか)どうかが判断される。この判断は、充電電流検知回路13の検知に基づいて行うことができ、充電が検知されると(ステップS3にてYes)、ステップS4にて、カウンタnの値が1だけインクリメントされる。次のステップS5では、カウンタnの値が所定回数(例えば1万回)以上となったかどうかが判断される。
そして、カウンタnの値(充電回数)が所定回数以上となった場合には(ステップS5にてYes)、ステップS6にて、着脱充電端子8の交換時期にきた旨の報知が行われる。この報知は、上記したように、ランプ9を点滅することにより行われる。ユーザは、そのランプ9の点滅を見ることにより、着脱充電端子8を新たなものに交換すべき時期にきたことを知ることができ、速やかに交換作業を行うことにより、接点不良の発生などの不具合を未然に防止することができる。また、ユーザは、交換作業後にリセットスイッチ16をオン操作することにより、カウンタnの値が0にクリアされるようになる。
さて、ユーザによる着脱充電端子8の交換作業は、次のようにして行われる。即ち、図1及び図2に示すように、まずユーザは、本体ケース6(端子収容部17部分)から蓋部材18を取外すようにする。この取外しは、スライドロック部材20を下方に操作して蓋部材18の下辺部の係止を解き、その上で、蓋部材18を下方にスライドさせるようにして舌片部18dを差込凹部17cから抜出し、さらに着脱充電端子8の第2の接触端子部8bを、蓋部材18のスリット18aから相対的に抜出すようにしながら、蓋部材18を前方に取外すことにより行うことができる。
この蓋部材18の取外し状態では、端子収容部17の前面が開放し、着脱充電端子8の係止(保持)が解かれるので、着脱充電端子8を手前側に引出すことにより容易に取出すことができる。そして、ユーザは、古い着脱充電端子8を取出した後、新しい着脱充電端子8を端子収容部17に収容するようにする。この着脱充電端子8の端子収容部17内への収容作業は、端子収容部17の底部のスリットに第1の接触端子部8aの先端部を差込むように位置合せしながら、仕切壁部17aの上部側に、つる巻き部8cを収容することにより行われる。
この後、蓋部材18を取付けることにより、交換作業が終了する。この蓋部材18の取付けは、上記した取外しとは逆に、着脱充電端子8の第2の接触端子部8bを、蓋部材18のスリット18aに相対的に挿通させるようにしながら、舌片部18dを差込凹部17cに差込み、スライドロック部材20を上方に操作することにより行われる。これにて、新たな着脱充電端子8が端子収容部17内に収容状態に保持(係止)されるようになり、バーコードリーダ1に対する充電が可能となるのである。
このように本実施例によれば、充電端子を、固定充電端子15と着脱充電端子8とから構成すると共に、着脱充電端子8を、本体ケース6に設けられた端子収容部17内に着脱可能に収容され、蓋部材18により保持されるように構成したので、ユーザは、着脱充電端子8を端子収容部17から容易に取外して交換することができる。従って、蓋部材18の開閉によって着脱充電端子8の交換作業を簡易に行うことができ、しかも、着脱充電端子8のみを交換すれば良いので、安価に済ませることができるという優れた効果を得ることができる。
また、特に本実施例では、蓋部材18により着脱充電端子8が保持されるので、端子保持部材としての構成を簡単に済ませることができると共に、着脱充電端子8を、第1,第2の接触端子部8a,8b間に拡幅部としてのつる巻き部8cを有したねじりコイルばね部材から構成したので、自身のばね力を利用して、固定充電端子15及び受電端子5に弾性的に接触させることが可能となり、着脱充電端子8の構成も簡単に済ませることができ、比較的安価に済ませることができる。
そして、本実施例では、制御装置14が、載置凹部7に対するバーコードリーダ1の載置の検出及びその載置回数のカウントに基づいて、載置回数が所定回数に至ったことを報知する構成としたので、ユーザが着脱充電端子8の劣化に伴う交換時期にきたことを容易に知ることができ、ひいては、接点不良の発生を未然に防止することができる。しかも、充電回数のカウントをもって載置回数のカウントとする構成としたので、載置凹部7に対するバーコードリーダ1の載置の検出のための構成を簡単に済ませることができるといった利点も得ることができる。
(2)第2の実施例
次に、図6及び図7を参照しながら、本発明の第2の実施例(請求項2、4、5に対応)について述べる。尚、以下に述べる各実施例においては、携帯端末機としてのバーコードリーダ1の構成や、充電器2の基本的構成(充電端子部分以外の構成)は、上記第1の実施例と共通するので、上記第1の実施例と共通する部分については、同一符号を付して新たな図示や詳しい説明を省略し、以下、異なる点についてのみ説明する。
この第2の実施例においては、着脱充電端子21の構成が、上記第1の実施例の着脱充電端子8と異なっている。この着脱充電端子21は、板ばね材からなる1枚の金属板を、細い帯状に打抜くと共に曲げ加工を施してなる板ばね部材から構成されている。このとき、着脱充電端子21の基端側は、逆く字状に折曲げられ固定充電端子15に弾性的に接触する第1の接触端子部21aとされ、先端側が、く字状に折曲げられ受電端子5に弾性的に接触する第2の接触端子部21bとされており、それら第1の接触端子部21aと第2の接触端子部21bとを接続する中間部が、前記第1の接触端子部21aと第2の接触端子部21bと弾性的に接触する弾性力を発生する板ばねを形成している。
そして、それら第1、第2の接触端子部21a、21bを上部で湾曲状につなぐような中間部が、それら第1、第2の接触端子部21a、21bよりもやや幅広く構成された拡幅部21cとされている。また、着脱充電端子21の先端21d(第2の接触端子部21bの更に先端側)は、第2の接触端子部21bから下方に折曲げられており、この先端部21dも前記拡幅部21cと同様にやや幅広に構成されている。この着脱充電端子21のうち少なくとも第2の接触端子部21b部分の表面は、金メッキが施されている。
この着脱充電端子21は、本体ケース6に設けられた端子収容部17内に着脱可能に収容され、端子保持部材としてのプラスチック製の蓋部材22により保持されるようになっている。このとき、図示はしないが、端子収容部17の底壁部には、着脱充電端子21の第1の接触端子部21aの先端部(くの字の山の部分)が挿通される縦長のスリットが第1の接触端子部21aの幅に合わせて形成されている。端子収容部17の底壁の外面側には、第1の接触端子部21aが弾性的に接触する固定充電端子15を有したサブ基板19が設けられている。
前記蓋部材22は、やはり、端子収容部17の前面開口部を塞ぐような矩形板状に構成されていると共に、着脱充電端子21の第2の接触端子部21bの先端部(くの字の山の部分)を、載置凹部7内(前方)に突出させるための間隙部としての左右2個の縦長のスリット22aを有して構成されている。このスリット22aは、第2の接触端子部21bの幅よりも広く、且つ、前記拡幅部21c及び先端21dの幅よりも狭い幅で形成されている。
また、この蓋部材22の裏面側には、着脱充電端子21の先端21dの左右方向のずれを規制する複数個のガイド突部22bが一体に設けられていると共に、この蓋部材22の上辺部には、左右2個の舌片部22cが一体に設けられている。上記と同様に、蓋部材22は、舌片部22cを差込凹部17cに差込み、スライドロック部材20を上方に操作することにより、本体ケース6に取付けられ、もって端子収容部(収容凹部)17の開口部を着脱可能に塞ぐようになっている。
この蓋部材22の取付状態では、端子収容部17内に収容された着脱充電端子22の拡幅部22cが、仕切壁部17aの上部側に前後方向の変位規制状態で収容されて抜出し不能に保持(係止)され、このとき、第2の接触端子部21bが、スリット22aから前方(載置凹部7内)に突出して受電端子5に接触可能な状態とされ、充電電力を供給することが可能となるのである。ユーザがスライドロック部材20を下方に操作することにより、蓋部材22の係止を解いて容易に取外すことができ、その取外し状態では、端子収容部17の前面が開放し、着脱充電端子21を容易に取出せるようになっている。
従って、この第2の実施例によっても、蓋部材22の開閉によって着脱充電端子21の交換作業を簡易に行うことができ、しかも、着脱充電端子21のみを交換すれば良いので、安価に済ませることができるという優れた効果を得ることができる。また、端子保持部材としての蓋部材22の構成を簡単に済ませることができると共に、着脱充電端子21の構成も簡単に済ませることができ、比較的安価に済ませることができる。
(3)第3、第4の実施例
図8ないし図10は、本発明の第3の実施例(請求項3、6、7に対応)を示している。この第3の実施例では、本体ケース6に設けられ着脱充電端子8(ねじりコイルばね部材)が収容される端子収容部が、嵌合凹部31から構成され、着脱充電端子8を保持する端子保持部材がプラスチック製の端子ケース32として構成されている。図8及び図9に示すように、前記嵌合凹部31は、本体ケース6に四角形の穴を形成し、その奥部に、固定充電端子15を有するサブ基板19を配設してなり、従って、凹状に形成された嵌合凹部31の底部に固定充電端子15が配置されることになる。
前記端子ケース32は、図10にも示すように、全体として、前記嵌合凹部31に着脱可能に嵌合する矩形箱状に構成され、その内部に、上記第1の実施例と同様の着脱充電端子8が収容、保持されるようになっている。この端子ケース32は、前後(図10で左右)に2分割された前部分割ケース33と後部分割ケース34とを、結合及び分離可能に突合わせて構成されている。
前記後部分割ケース34の後壁部(図10で右壁部)には、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aの先端部が挿通され固定充電端子15に弾性的に接触させるための左右2個の縦長のスリット34aが形成されている。そして、後部分割ケース34内には、その後壁部から前方に延びて内部を上下に区画する仕切壁部34bが設けられており、その仕切壁部34bにより区画された上部側に、着脱充電端子8のつる巻き部8cが収容されるようになっている。また、仕切壁部34bの上側には、前記つる巻き部8cの前後方向(図で左右方向)のずれ動きを防止するための凸部34cが一体に設けられている。
一方、前記前部分割ケース33には、前壁部に位置して、各着脱充電端子8の第2の接触端子部8bの先端部(くの字の山の部分)を、前方に突出させるための間隙部としての左右2個の縦長のスリット33aが形成されている。また、この前壁部の裏面側には、着脱充電端子8の先端8dの左右方向のずれを規制する複数個のガイド突部33bや、前記凸部34cとの間で前記つる巻き部8cの前後方向のずれ動きを防止する凸部33cが一体に設けられている。尚、前部分割ケース33と後部分割ケース34との結合は、それらの突合せ部分に形成された爪と凹との係合によりなされるようになっている。
これにて、前部分割ケース33と分離された後部分割ケース34に対し、その仕切壁部34bの上部側空間に着脱充電端子8のつる巻き部8cを収容し、その状態で、後部分割ケース34に前部分割ケース33を結合させることにより、端子ケース32に着脱充電端子8のつる巻き部8cが抜出し不能に保持されるようになっている。このとき、着脱充電端子8の第1の接触端子部8aが、スリット34aから後方に突出し、第2の接触端子部8bが、スリット33aから前方に突出した状態となる。
そして、このように着脱充電端子8を保持した端子ケース32は、図8に示すように、嵌合凹部31に着脱可能に嵌合される。このとき、前部分割ケース33に一体に形成された左右2個の舌片部33dを、嵌合凹部31の開口部の上辺部分に設けられた差込凹部31aに対し下方から差込むと共に、スライドロック部材20を上方に操作することにより、端子ケース32が本体ケース6に取付けられるようになっている。
この取付状態では、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aが、固定充電端子15に弾性的に接触すると共に、第2の接触端子部8bが、前方(載置凹部7内)に突出して受電端子5に接触可能な状態とされ、着脱充電端子8により充電電力を供給することが可能となるのである。そして、ユーザがスライドロック部材20を下方に操作することにより、端子ケース32を嵌合凹部31から容易に取外すことができ、その取外し状態で、分割ケース33,34を分離させることによって、着脱充電端子8を容易に交換することができるようになっている。
これによれば、端子収容部としての嵌合凹部31及び端子保持部材としての端子ケース32の構成を比較的簡単に済ませることができると共に、端子ケース32を一旦本体ケース6から取外した状態で着脱充電端子8の交換を行えば良いので、ユーザによる着脱充電端子8の交換作業の作業性が向上する。
図11及び図12は、本発明の第4の実施例(請求項8に対応)を示している。この第4の実施例が上記第3の実施例と異なるところは、端子収容部としての嵌合凹部41、及び、ねじりコイルばね部材からなる着脱充電端子8を保持する端子保持部材としてのプラスチック製の端子ケース42の構成にある。前記嵌合凹部41は、本体ケース6に縦長の(幅の狭い)四角形の穴を形成し、その奥部に、固定充電端子15を有するサブ基板19を配設して構成されている。
これに対し、前記端子ケース42は、嵌合凹部41に応じた幅の矩形箱状をなし、この場合、左右の側面部が開口している。そして、端子ケース42内の左右方向中間部には、縦方向に延び内部を左右に区画する仕切り壁部42aが設けられ、その仕切り壁部42aの上部部分に、左右方向に凸となるシャフト部42bが一体に形成されている。このシャフト部42bは、着脱充電端子8のつる巻き部8cの内径に対応しており、つる巻き部8cが嵌挿されるようになっている。
この端子ケース42の後壁部には、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aの先端部が挿通され固定充電端子15に弾性的に接触させるための左右2個の縦長のスリット42cが形成されている。この端子ケース42の前壁部の左右の縁部には、中間部に位置して縦長(細幅)の切欠きが形成されており、この切欠きと、前記嵌合凹部41の開口部の左右の内側縁部との間で、各着脱充電端子8の第2の接触端子部8bの先端部を前方に突出させるための間隙部43が形成されるようになっている。尚、端子ケース42内には、着脱充電端子8の先端8dの左右方向のずれを規制する複数個のガイド突部42dが設けられている。
この構成においては、端子ケース42を嵌合凹部41から取外した状態で、その左右の側面開口部から、着脱充電端子8の第1の接触端子部8aをスリット42cに通すようにしながら、そのつる巻き部8cをシャフト部42bに嵌挿させることにより、着脱充電端子8を端子ケース42に収容、保持させることができる。この端子ケース42は、左右2個の舌片部42eを、嵌合凹部41の開口部の上辺部分に設けられた差込凹部41aに対し下方から差込むと共に、スライドロック部材20を上方に操作することにより、本体ケース6の嵌合凹部41に着脱可能に取付けられる。
この取付状態では、各着脱充電端子8の第1の接触端子部8aが、固定充電端子15に弾性的に接触すると共に、第2の接触端子部8bが、間隙部43を通して前方(載置凹部7内)に突出して受電端子5に接触可能な状態とされる。そして、ユーザがスライドロック部材20を下方に操作することにより、端子ケース42を嵌合凹部41から容易に取外すことができ、その取外し状態で、端子ケース42に保持された着脱充電端子8を、側面開口部から容易に取出すことができる。
従って、この第4の実施例によっても、端子収容部としての嵌合凹部41及び端子保持部材としての端子ケース42の構成を比較的簡単に済ませることができると共に、端子ケース42を一旦本体ケース6から取外した状態で着脱充電端子8を交換することができ、しかもその交換作業をより一層容易にすることができるものである。
(4)参考例、その他の実施例
図13及び図14は、充電端子部分の構成の参考例を示している。この参考例では、バーコードリーダ1の受電端子5に対し接触して充電電力を供給する充電端子として、次のような構成の着脱充電端子51を採用するようにしている。即ち、この着脱充電端子51は、先端(図13で左端)側が開口した細径の筒状をなす金属製のホルダ52と、このホルダ52の先端側に出没方向に移動可能に収容された接触端子部53と、ホルダ52内に収容され接触端子部53を該ホルダ52の先端開口部から突出させる状態に付勢するコイルばね54とを備えて構成される、いわゆるスプリング内蔵端子からなる。ホルダ52の基端側部分には、やや径小となったくびれ部52aが形成されている。尚、この種のスプリング内蔵端子は、例えばICカード用の接触端子(プローブ端子)等に用いられている。
そして、上記着脱充電端子51は、本体ケース6に形成された円形の穴部55を通して、挿入、抜出し可能に保持されるようになっている。このとき、本体ケース6の内面(裏面)側には、固定充電端子15を有したサブ基板19が配設されており、このサブ基板19に、前記着脱充電端子51を保持するための金属製板ばねからなる固定用ばね56が設けられている。この固定用ばね56は、固定充電端子15に電気的に接続され、その先端部が、ホルダ52のくびれ部52a上下から挟むように圧接することにより、着脱充電端子51を挿入、抜出し可能に保持すると共に、電気的に接続されて充電電力を供給するようになっている。
この参考例によれば、着脱充電端子51を、本体ケース6の穴部55に対する挿入、抜出しを行うことにより、本体ケース6に対し容易に着脱することができ、ユーザがその交換を簡易に行うことができる、しかも着脱充電端子51のみを交換することができるので、安価に済ませることができる。
尚、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張、変更が可能である。即ち、上記実施例では、バーコードリーダ1が載置凹部7に載置されたことの検出を、充電電流検出回路13の検出に基づいて行うようにしたが、載置検出手段として、本体ケース6部分(例えば充電端子8のやや上方部分)に例えば反射型の光センサを設け、バーコードリーダ1の載置を直接的に検出するようにしても良い。これにより、載置凹部7に携帯端末機が載置されたことを確実に検出することができる。この場合、載置検出手段としては、マイクロスイッチやリードスイッチなど他のセンサ(スイッチ)を採用することも可能である。
また、上記実施例では、着脱充電端子8の交換を促す報知を、ランプ9の点滅により行うようにしたが、報知手段としては、ブザー等の音声による報知や、ディスプレイに文字表示するなどの方法を採用することもできる。そして、そのような充電器自体における報知に代えて(或いはそれに加えて)、報知手段として、携帯端末機或いは外部のホスト装置に対し、カウント数が所定回数に達した旨を通信により通知する機能を設けるようにしても良い。これによれば、携帯端末機や外部のホスト装置においても、ユーザに対する交換時期の報知を行うことができ、報知をより確実に行うことができる。
さらには、上記実施例では、報知を行う(交換時期と判断する)ための所定回数を例えば1万回に予め固定しておくようにしたが、所定回数をユーザが設定するための設定手段を設け、ユーザのキー操作により、所定回数を自在に設定できるように構成しても良い。これにより、ユーザが、実際の使用状況(使用環境や使用頻度等)に応じた所定回数を設定することができ、実情に応じたより適切な交換時期を知らせることが可能となる。
上記実施例では、ユーザが着脱充電端子の交換後にリセットスイッチ16をオン操作してカウント数をクリアするようにしたが、例えば蓋部材或いは端子ケースの本体ケースへの着脱(開閉)を検知するスイッチを設けて、このスイッチの検出に基づいてカウント数をリセットするように構成することもできる。蓋部材や端子ケースを本体ケースに着脱可能に取付けるための構造としても、スライドロック部材を設けるものに限らず、様々な変形が可能である。
その他、充電器の形状についても、上面に横長に形成された載置凹部に携帯端末機を横置き状に載置するタイプのものであっても良く、また、上記第2の実施例で説明した板ばね部材からなる着脱充電端子を、上記第3、第4の実施例のような端子ケースに適用するようにしても良く、さらには、本発明はバーコードリーダに限らず、携帯電話機等の充電して使用する携帯端末機全般に適用することができる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
本発明の第1の実施例を示すもので、充電端子部分の縦断側面図 充電端子部分の正面図 充電器の電気的構成を概略的に示すブロック図 充電器及びバーコードリーダを示す縦断側面図 着脱充電端子の交換時期の報知の処理手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 図2相当図 本発明の第3の実施例を示す図1相当図 図2相当図 分割ケースの結合(a)及び分離(b)状態における縦断側面図 本発明の第4の実施例を示す図1相当図 図2相当図 参考例を示す図1相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、1はバーコードリーダ(携帯端末機)、2は充電器、4は二次電池(内蔵電池)、5は受電端子、6は本体ケース、7は載置凹部、8,21は着脱充電端子、8a、21aは第1の接触端子部、8b、21bは第2の接触端子部、8cはつる巻き部(拡幅部)、9はランプ、13は充電電流検知回路、14は制御装置、15は固定充電端子、17は端子収容部、18、22は蓋部材(端子保持部材)、18a,22a,33aはスリット(間隙部)、21は着脱充電端子、21cは拡幅部、31,41は嵌合凹部、32,42は端子ケース、33,34は分割ケース、43は間隙部、51は着脱充電端子、52はホルダ、53は接触端子部、54はばね、55は穴部を示す。

Claims (14)

  1. 本体ケースに、内蔵電池を有する携帯端末機が着脱自在に載置される載置凹部を備え、その載置状態で、該携帯端末機の受電端子に対し充電電力を供給して充電を行う充電器であって、
    前記本体ケース内に固定的に設けられ充電電力を供給する固定充電端子と、
    前記本体ケースに設けられた端子収容部内に収容保持された状態で、前記固定充電端子に弾性的に接触する第1の接触端子部及び前記受電端子に弾性的に接触して充電電力を該受電端子に伝達可能な第2の接触端子部を有する着脱充電端子と、
    前記本体ケースの前記端子収容部部分に着脱可能に取付けられ、該本体ケースへ取付けられた状態で前記着脱充電端子を該端子収容部内に保持し、該本体ケースから取外された状態で該着脱充電端子を該端子収容部から取外し可能とする端子保持部材とを具備することを特徴とする充電器。
  2. 前記着脱充電端子は、前記第1の接触端子部と第2の接触端子部との間に、該第2の接触端子部よりも幅の広い拡幅部を有して構成され、前記端子保持部材は、前記拡幅部を係止することによって前記着脱充電端子を前記端子収容部内に保持することを特徴とする請求項1記載の充電器。
  3. 前記着脱充電端子は、金属線材に曲げ加工を施し、前記拡幅部としてのつる巻き部を有するねじりコイルばね部材から構成されていることを特徴とする請求項2記載の充電器。
  4. 前記着脱充電端子は、金属板を打抜くと共に曲げ加工を施した板ばね部材から構成されていることを特徴とする請求項2記載の充電器。
  5. 前記端子収容部は、前記本体ケースの載置凹部の内壁面から更に凹状に形成されその底部に前記固定充電端子が配置された収容凹部からなると共に、前記端子保持部材は、前記収容凹部の開口部を着脱可能に塞ぐ板状の蓋部材として構成され、
    前記着脱充電端子は、その拡幅部が前記蓋部材の裏面側において抜出し不能に保持され、前記第1の接触端子部が、前記固定充電端子に接触すると共に、前記第2の接触端子部が、該蓋部材に形成された間隙部を通して前記載置凹部内に突出配置されるように構成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の充電器。
  6. 前記端子収容部は、前記本体ケースの載置凹部の内壁面から更に凹状に形成されその底部に前記固定充電端子が配置された嵌合凹部からなると共に、前記端子保持部材は、前記嵌合凹部内に着脱可能に嵌合する箱状の端子ケースとして構成され、
    前記着脱充電端子は、前記端子ケース内に着脱可能に収容されると共に、該端子ケースの前記嵌合凹部内への嵌合によって、その拡幅部が該端子ケース内に抜出し不能に保持され、前記第1の接触端子部が、該端子ケースの後面に形成された第1の間隙部を通して前記固定充電端子に接触すると共に、前記第2の接触端子部が、該端子ケースの前面に形成された第2の間隙部を通して前記載置凹部内に突出配置されるように構成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の充電器。
  7. 前記端子ケースは、結合及び分離可能に構成された2つの分割ケースから構成され、それらの分離状態で、前記着脱充電端子の収容及び取出しが行われるように構成されていることを特徴とする請求項6記載の充電器。
  8. 前記端子ケースは、少なくとも一つの側面部に、前記着脱充電端子を出し入れするための開口部を有して構成されていることを特徴とする請求項6記載の充電器。
  9. 前記載置凹部に携帯端末機が載置されたことを検出する載置検出手段と、
    この載置検出手段の検出に基づいて前記携帯端末機の載置回数をカウントする載置回数カウント手段と、
    この載置回数カウント手段のカウント数が所定回数に達したときにその旨を報知する報知手段とを具備することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の充電器。
  10. 前記報知手段は、前記携帯端末機或いは外部のホスト装置に対し、カウント数が所定回数に達した旨を通信により通知する機能を含んで構成されていることを特徴とする請求項9記載の充電器。
  11. 前記載置検出手段は、光センサを備えて構成されていることを特徴とする請求項9又は10記載の充電器。
  12. 前記載置検出手段及び載置回数カウント手段は、前記携帯端末機に対して実行した充電回数をカウントすることをもって、載置回数のカウントとすることを特徴とする請求項9又は10記載の充電器。
  13. 前記充電回数のカウントは、電流検知回路の検知に基づいて行われるように構成されていることを特徴とする請求項12記載の充電器。
  14. 前記所定回数をユーザが自在に設定するための設定手段を備えることを特徴とする請求項9ないし13のいずれかに記載の充電器。
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