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JP4038403B2 - 供給ヘッドへの部品供給装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動式パーツフィーダーから溶接機側の供給ヘッドに部品を供給する供給ヘッドへの部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図4に示すような供給ヘッドへの部品供給装置3が知られている。この部品供給装置3は、図3に示すような溶接ナット等の部品2を溶接機1(図1参照)側の供給ヘッド14に供給するものである。部品供給装置3は、振動式パーツフィーダー31と、パーツフィーダー31の螺旋状部品通路33(図2参照)の先端部33aから連続する金属製管部34と、管部34に配設され、管部34の先端方向へ空気を噴射し得る空気ノズル35と、管部34の先端部34bに末端部36bが接続されるとともに先端部(図示せず)が溶接機1側の供給ヘッド14の金属製シュート15に接続される可撓性を有する送出しホース36と、送出しホース36の末端部36b側の部品2の有無を検出するための部品センサ37と、部品センサ37の信号に基づいてパーツフィーダー31の特殊振動発生装置32を制御する制御回路38とを備え、特殊振動発生装置32が発生する振動によって螺旋状部品通路33の先端部33aまで上昇し、その後、下り坂の管部34を経て送出しホース36の末端部36bに滑落してきた部品2が部品センサ37によって検出されると、制御回路38が特殊振動発生装置32を停止させると同時に空気ノズル35から空気を噴射させ、部品2を供給ヘッド14側に圧送するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術によると、滑落中の部品2を部品センサ37によって検出する構成をとっていることから、図4に示すように送出しホース36の末端部36b側は下方へ垂れ下がっている必要がある。また、通常、パーツフィーダー31は、そのホッパーへの部品供給作業を容易化するために、低い位置に設置することが望ましい。このため、上記のように送出しホース36の末端部36b側を下方へ垂れ下げることによって、送出しホース36の全長つまり部品2の圧送通路の全長が長くなり、確実に部品2を供給ヘッド14側へ圧送するためには、空気ノズル35から大量の空気量を噴射させる必要が生じる。
【0004】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、送り出しホースの全長つまり部品の圧送通路の全長を短くすることができ、少量の空気量の噴射によって確実に部品を供給ヘッド側に圧送することができる供給ヘッドへの部品供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による供給ヘッドへの部品供給装置は、振動式パーツフィーダーと、前記パーツフィーダーの螺旋状部品通路の先端部から連続する金属製管部と、前記管部に配設され、該管部の先端方向へ空気を噴射し得る空気ノズルと、前記管部の先端部に末端部が接続されるとともに先端部が溶接機側の供給ヘッドの金属製シュートに接続される、可撓性を有する送出しホースと、前記供給ヘッドで待機状態となっている部品が所定個数以下となる部品不足状態になったかどうかを検出するための部品センサとを備え、前記送出しホースは末端部において上り坂を形成するよう構成され、前記管部は、その末端部から先端部にかけて上り坂となるよう構成され、かつ、その勾配は、パーツフィーダー作動時、パーツフィーダーの振動による部品の上方への自走力と部品の自重とが釣り合い、前記空気ノズルの前方において複数の部品が移動しない待機状態をつくりだすことができるよう設定されており、前記部品センサが部品不足状態を検出したとき、前記パーツフィーダーを作動開始するとともに、作動開始後所定時間経過後に前記空気ノズルから空気を噴射し、該空気ノズルの前方において待機状態にある複数の部品を前記供給ヘッド側へ圧送することを特徴とする。
【0006】
本発明による供給ヘッドへの部品供給装置は、パーツフィーダーの振動による部品の上方への自走力と部品の自重との釣り合いを利用することで管部を上り坂に形成することができ、管部に接続する送出しホースの末端部側を下方へ湾曲させなくて済むことから、送出しホースの全長つまり部品の圧送通路の全長を短くすることができ、少量の空気量の噴射によって確実に部品を供給ヘッド側に圧送することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る供給ヘッドへの部品供給装置の構成図、図2は、振動式パーツフィーダーの概略平面図、図3は、供給ヘッドに供給される部品の一例である溶接ナットの斜視図を示す。
【0009】
図1において、符号1は溶接機を表している。溶接機1は、昇降可能な上部電極部11と、固定位置にある下部電極部12とを有し、下部電極11にワーク(図示せず)と部品例えば溶接ナット2とをセットし、上部電極部11を下降させてワークと部品2を下部電極部12に押圧しながら上部、下部電極部11,12間に通電することによってワークに部品2を抵抗溶接する溶接機である。
【0010】
溶接機1には、下部電極部12に部品2を自動送給する部品送給装置13が配設されている。部品送給装置13は供給ヘッド14を備え、供給ヘッド14は、金属製シュート15内に自重によって整然と一列に待機している部品2を、エアーによって進退可能なロッド16に1個ずつ係止させて下部電極部12まで搬送する。
【0011】
符号3は、供給ヘッド14に部品2を供給する部品供給装置を表している。部品供給装置3は、振動式パーツフィーダー31を備える。パーツフィーダー31は、特殊振動発生装置32を備え、特殊振動発生装置32が発生する振動によって部品2を螺旋状部品通路33(図2参照)の先端部33aまで上昇させる。螺旋状部品通路33の先端部33aには、金属製管部34が接続されている。管部34は、その末端部34aから先端部34bにかけて上り坂となるよう構成されている。管部34には、管部34の先端方向へ空気を噴射し得る空気ノズル35が配設されている。
【0012】
管部34の先端部34bには、樹脂製等により可撓性を有する送出しホース36の末端部36aが接続される。送出しホース36の先端部36aは、供給ヘッド14のシュート15に接続される。送出しホース36の末端部36bは上り坂を形成している。
【0013】
管部34の勾配は、パーツフィーダー31の作動時、パーツフィーダー31の振動による部品2の上方への自走力と部品2の自重とが釣り合い、空気ノズル35の前方において複数の部品2が移動しない待機状態をつくりだすことができるよう設定されている。
【0014】
送出しホース36の先端部36aには、供給ヘッド14で待機状態となっている部品2が所定個数以下となる部品不足状態になったかどうかを検出するための部品センサ37が配設されている。部品センサ37は制御回路38と電気的に接続される。制御回路38は、部品センサ37の信号に基づいて特殊振動発生装置32及び空気ノズル35の各作動を制御する。
【0015】
次に、上記のように構成される部品供給装置3の主要な動作を説明する。
【0016】
溶接機1側において、シュート15内に所定個数以上の部品2が整然と一列に待機し、供給ヘッド14のロッド16に部品2が1個ずつ係止されて下部電極部12まで搬送され、ワークに抵抗溶接される間は、パーツフィーダー31の特殊振動発生装置32は停止状態にある。
【0017】
その後、シュート15内に待機状態にある部品2が減少し、所定個数以下になると、部品センサ37から部品不足状態を示す検出信号が制御回路38に入力されるようになり、制御回路38は、特殊振動発生装置32を作動させる。この特殊振動発生装置32が作動すると、先頭の部品2は、螺旋状部品通路33の先端部33aを経て管部34内を上り、部品2の自走力と自重とが釣り合う高さ位置で止まる。この位置は空気ノズル35の前方であり、少なくとも2個以上の部品2を空気ノズル35前方に位置させる。複数個の部品2が空気ノズル35の前方位置に釣り合い状態となったとき、制御回路38は空気ノズル35を作動させ、空気ノズル35から空気を噴射させると同時に特殊振動発生装置32を停止させる。この空気噴射により、空気ノズル35前方の複数個の部品2は送出しホース36内を経てシュート15まで圧送される。この部品圧送により部品センサ37は部品不足状態の検出信号を出力しなくなり、以後、部品センサ37が部品不足状態を検出するたびに、上記の如き動作が繰り返し行なわれる。
【0018】
以上説明したように、本実施形態による供給ヘッド14への部品供給装置3は、振動式パーツフィーダー31と、パーツフィーダー31の螺旋状部品通路33の先端部33aから連続する金属製管部34と、管部34に配設され、管部34の先端方向へ空気を噴射し得る空気ノズル35と、管部34の先端部34bに末端部36bが接続されるとともに先端部36aが溶接機1側の供給ヘッド14の金属製シュート15に接続される、可撓性を有する送出しホース36と、供給ヘッド14で待機状態となっている部品2が所定個数以下となる部品不足状態になったかどうかを検出するための部品センサ37とを備え、送出しホース36は末端部36bにおいて上り坂を形成するよう構成され、管部34は、その末端部34aから先端部34bにかけて上り坂となるよう構成され、かつ、その勾配は、パーツフィーダー31作動時、パーツフィーダー31の振動による部品2の上方への自走力と部品2の自重とが釣り合い、空気ノズル35の前方において複数の部品が移動しない待機状態をつくりだすことができるよう設定されており、部品センサ37が部品不足状態を検出したとき、パーツフィーダー31を作動開始するとともに、作動開始後所定時間経過後に空気ノズル35から空気を噴射し、空気ノズル35の前方において待機状態にある複数の部品2を供給ヘッド14側へ圧送するよう構成される。
【0019】
本実施形態によると、パーツフィーダー31の振動による部品2の上方への自走力と部品2の自重との釣り合いを利用することで管部34を上り坂に形成することができ、管部34に接続する送出しホース36の末端部36b側を下方へ湾曲させなくて済むことから、送出しホース36の全長つまり部品2の圧送通路の全長を短くすることができ、少量の空気量の噴射によって確実に部品2を供給ヘッド14側に圧送することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によると、送り出しホースの全長つまり部品の圧送通路の全長を短くすることができ、少量の空気量の噴射によって確実に部品を供給ヘッド側に圧送することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る供給ヘッドへの部品供給装置の概要構成図である。
【図2】部品供給装置の要部の概要平面図である。
【図3】供給される部品の一例である溶接ナットの斜視図である。
【図4】従来例に係る供給ヘッドへの部品供給装置の要部の概要構成図である。
【符号の説明】
1 溶接機
2 部品
3 部品供給装置
14 供給ヘッド
15 金属製シュート
31 振動式パーツフィーダー
33 螺旋状部品通路
33a 先端部
34 金属製管部
34a 末端部
34b 先端部
35 空気ノズル
36 送出しホース
36a 先端部
36b 末端部
37 部品センサ

Claims (1)

  1. 振動式パーツフィーダーと、
    前記パーツフィーダーの螺旋状部品通路の先端部から連続する金属製管部と、
    前記管部に配設され、該管部の先端方向へ空気を噴射し得る空気ノズルと、
    前記管部の先端部に末端部が接続されるとともに先端部が溶接機側の供給ヘッドの金属製シュートに接続される、可撓性を有する送出しホースと、
    前記供給ヘッドで待機状態となっている部品が所定個数以下となる部品不足状態になったかどうかを検出するための部品センサと
    を備え、
    前記送出しホースは末端部において上り坂を形成するよう構成され、
    前記管部は、その末端部から先端部にかけて上り坂となるよう構成され、かつ、その勾配は、パーツフィーダー作動時、パーツフィーダーの振動による部品の上方への自走力と部品の自重とが釣り合い、前記空気ノズルの前方において複数の部品が移動しない待機状態をつくりだすことができるよう設定されており、
    前記部品センサが部品不足状態を検出したとき、前記パーツフィーダーを作動開始するとともに、作動開始後所定時間経過後に前記空気ノズルから空気を噴射し、該空気ノズルの前方において待機状態にある複数の部品を前記供給ヘッド側へ圧送する
    ことを特徴とする供給ヘッドへの部品供給装置。
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