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JP4041266B2 - コンテンツ再生装置及び方法、並びにコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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JP4041266B2 - コンテンツ再生装置及び方法、並びにコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置及び方法、並びにコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、任意に設定された番組視聴制約条件に基づいて、ユーザ毎の視聴管理を行うコンテンツ再生装置及び方法、並びにコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンテンツ視聴に関する管理に対して、幅広く取り組まれてきており、そのニーズは益々拡大している。特に子供に対する視聴制限の試みは既に多数存在し、その主たる目的は子供に悪い影響を及ぼすと考えられる暴力シーン等の排除であった。
【0003】
また、近年の伝送方式のデジタル化や、ケーブル、衛星を用いた大容量伝送方式の普及により、放送コンテンツ(番組)の映像、音声情報と共に、番組情報も伝送されるようになり、該番組情報を利用した番組視聴管理が行われている。
【0004】
例えば、番組情報中に含まれる対象年齢情報に基づいて、あらかじめ登録された年齢以上が対象の番組は、ユーザID(パスワード)入力によるロック解除を行わない限り視聴できない、というパレンタル・ロック機能は現在多くのコンテンツ再生装置に装備されている。
【0005】
加えて、特開平6-165054号公報には、視聴累計時間、および特定の曜日、時間帯に一切の操作を受け付けなくしてしまうブロック時間を各ユーザ単位で設定、管理することにより、ユーザ単位の視聴制限を行うことが可能なビデオ制御装置が提案されている。
【0006】
特開平7-203411号公報には、複数のチャンネルに対して、視聴累計時間、視聴許可日数/週を設定することにより、チャンネル単位での視聴制限を行うことが可能な有線テレビ制御器が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の番組視聴制限方法においては、以下のような問題がある。
【0008】
(1)番組ジャンル単位での視聴制約設定
特開平7-203411号公報に記載のものは、チャンネル単位の視聴制限を設けているが、同一チャンネルで異なるジャンルの番組が放送されることは多々あり、時間帯によっては子供の視聴には適さないジャンルの番組が放送されることもあり得る。また、昨今のデジタル化による多チャンネル放送においては、数百単位で放送されるチャンネル毎に設定を行うことは事実上不可能である。
【0009】
(2)システム構成
特開平7-203411号公報に記載のものは、視聴制約条件を設定しているチャンネル単位で、視聴累計時間、日数を保持、管理しているため、複数のユーザが存在する場合には、多数の値を保持しなければならなくなり、当然システムも複雑なものとなってしまう。
【0010】
(3)全チャンネル、全ジャンルの総視聴制約条件の管理
特開平6-165054号公報に記載のものは、総視聴時間は管理できるが、チャンネル、ジャンル単位での視聴制約はできず、一方、特開平7-203411号公報に記載のものは、チャンネル単位の視聴制約は行うが、各チャンネルの総計視聴時間は考慮されていない。
【0011】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、番組ジャンルを考慮したユーザ毎の視聴制約条件に基づいて、ユーザの番組視聴をより柔軟に管理することが可能なコンテンツ再生装置及び方法、並びにコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、番組を視聴するユーザを識別するユーザ識別手段と、ユーザ毎の視聴の可否および視聴制限時間を設定するための視聴制約条件設定手段とを備え、前記視聴制約条件に基づいて、各ユーザの番組視聴を制約するコンテンツ再生装置であって、各番組のジャンル情報を取得するジャンル情報取得手段と、番組のジャンル毎に視聴の可否を設定する、視聴禁止ジャンル設定手段と、前記視聴禁止ジャンルに設定されなかったジャンルに対して、番組のジャンル毎に、重み付け係数を設定する係数設定手段と、番組の視聴時間と該番組の属するジャンルの重み付け係数とを掛け合わせることにより、重み付け視聴時間を算出する算出手段と、ユーザ毎の前記重み付け視聴時間の累計を、視聴累計時間として保持する保持手段と、前記ユーザ毎の視聴累積時間と前記ユーザ毎の視聴制限時間とを比較して、視聴の可否を判定する視聴許可判定手段を設けたものである。
【0013】
本願の第2の発明は、前記本願の第1の発明に係るコンテンツ再生装置において、番組選択後の任意の時間を、利用者が番組の内容確認と選択判断を行うための視聴判断時間として設定する設定手段を設け、前記視聴判断時間内に、視聴番組の変更、あるいは視聴を中止した場合は、該視聴時間を視聴累計時間として含めないものである。
【0014】
本願の第3の発明は、番組を視聴するユーザを識別するステップと、視聴番組のジャンル毎に視聴の可否を設定するステップと、視聴の許可をされた番組のジャンルに対して設定された重み付け係数を取得するステップと、番組の視聴時間と前記重み付け係数とを掛け合わせることにより、重み付け視聴時間を算出するステップと、前記重み付け視聴時間を、ユーザ毎の視聴累計時間に加算して保持するステップと、前記ユーザ毎の視聴累積時間とユーザ毎に設定された視聴制限時間とを比較して、視聴の可否を判定するステップとを有し、前記視聴制限時間に基づいて、各ユーザの番組視聴を制約するものである。
【0015】
本願の第4の発明は、前記本願の第3の発明に係るコンテンツ再生方法を実現するためのコンテンツ再生プログラムを記録したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態を、例えばテレビ受像機等の一般的なモニタ装置、もしくは該モニタ装置に接続された放送受信装置について、図1乃至図7とともに詳細に説明する。
【0017】
図1は本実施形態のコンテンツ再生装置における概略構成を示すブロック図である。図1において、1はユーザからのリモコン入力を受け付けるRC受信部、2は日時を管理している日時管理部、3は放送ストリーム受信用に周波数を設定するチュ−ナ部、4はチュ−ナ部3で受信したストリームのDEMUX等の処理を行うストリーム処理部である。
【0018】
5はストリーム処理部4で処理がなされたストリーム内の映像、オーディオのデコード処理等を行うマルチメディア・プロセッサ部、6は番組情報の他、視聴制約条件(視聴制限時間)の登録画面等を表示させるためのOSD生成部、7は放送番組コンテンツや番組情報等のOSD情報をモニタ表示させるための出力を行う出力部である。
【0019】
10は登録された視聴制約条件、ユーザID等の情報を記憶する視聴制約情報格納部11を有するメモリ、20は当該装置内の処理を管理、制御する制御部である。このメモリ10内の視聴制約情報格納部11及び制御部20は、図2に示すように、各パートを含んだ構成となっている。
【0020】
図2において、15は視聴制限を行う一般的なコンテンツ再生装置と同様、視聴制約情報を設定、もしくは、その制限を解除して視聴を行うためのユーザIDが格納されているユーザID格納部、16は視聴を禁止する情報、例えば視聴禁止ジャンルを格納している視聴禁止情報格納部である。
【0021】
また、17は特定のジャンルに属する番組に対して重み付けを行い、視聴時間を管理するための情報として、ジャンル単位の「重み付け係数」等を保持する視聴管理情報格納部、18は視聴管理情報格納部17内の情報に基づいて算出された「重み付け視聴時間」の累計を保持する視聴累計時間格納部である。
【0022】
一方、21は視聴制限を行う一般的なコンテンツ再生装置と同様、前記視聴禁止情報格納部16にて禁止された情報と、ストリーム処理部4にて取得された番組情報とが一致した情報、すなわち視聴が禁止された番組属性を保持していないかどうかの比較を行い、視聴を許可するか否かの判定を行う視聴許可判定部である。
【0023】
また、22は前記視聴管理情報格納部17内に保持されたジャンル単位の「重み付け係数」と特定ジャンルに属する番組の実視聴時間とを掛け合わせることにより、ユーザ毎の「重み付け視聴時間」を算出する視聴時間算出部である。
【0024】
上述した視聴制約情報格納部11内のユーザID格納部15、視聴禁止情報格納部16、視聴管理情報格納部17、視聴累計時間格納部18には、図3に示すような各種情報が格納されている。尚、図3で示される各情報は、すべてユーザのリモコン入力により登録されるものとする。
【0025】
ユーザID格納部15には、“管理者ID”と“被管理者ID”とが格納される。
“管理者ID”は、視聴制約情報格納部11内の全設定条件を変更することができ、また、放送番組視聴中に視聴制約情報格納部11内に登録されている情報に基づいてシステム側が行う視聴制約をも解除することができる人間が指定、利用するものである。つまり、この“管理者ID”を知らなければ、視聴制約条件や、ユーザIDの変更を行うことはできない。
【0026】
一方、“被管理者ID”は、視聴制約条件が登録されている放送番組を視聴する際に必要となるユーザIDである。この“被管理者ID”の入力がなければ、該放送番組を視聴することはできず、また、該ユーザID入力時より、視聴累計時間の計測が開始される。
【0027】
例えば、家族内で親が子供の番組視聴を管理している場合には、親が“管理者ID”を利用し、子供は“管理者ID”保持者である親より知らされた“被管理者ID”を利用して放送番組を視聴することとなる。
【0028】
視聴禁止情報格納部16には、“禁止ジャンル”と“指定時間(分)”とが格納される。“禁止ジャンル”は、放送番組の番組情報に記載されている番組ジャンルをチェックし、特定の番組ジャンルを視聴できなくするためのものである。ここで、“アダルト”を指定すれば当然、“管理者ID”の入力なしには該ジャンルの放送番組は視聴できなくなる。
【0029】
“指定時間”は、後述する“係数指定ジャンル”で指定された番組ジャンルの放送番組を累計何時間まで視聴してもよいかを指定するものである。ここで、例えば“120分/日”と入力されれば、1日120分(2時間)以上“係数指定ジャンル”で指定されている番組ジャンルの放送番組を視聴することは禁止される。
【0030】
視聴管理情報格納部17には、“係数指定ジャンル”と“視聴判断時間(秒)”が格納される。“係数指定ジャンル”は、前記番組ジャンルをチェックし、特定の番組ジャンルに属する放送番組の視聴を禁止してしまうのではなく、ここで指定された「重み付け係数」を用いて算出された「重み付け視聴時間」の累計が、後述する“指定時間”の範囲内であれば視聴を許可するための指定である。
【0031】
尚、図3中の[VARIETY, 2.0]は、バラエティ番組の「重み付け係数」が2.0であることを示しており、同様に、図3の例においては、アニメ番組の「重み付け係数」は1.5、教育番組の「重み付け係数」は0.5に指定されていることが分かる。
【0032】
視聴累計時間格納部18には、“累計時間”が格納される。“累計時間”は、“係数指定ジャンル”に基づいて視聴時間算出部22により算出された放送番組の「重み付け視聴時間」の累計値である。
【0033】
以下、もう少し具体的に説明する。図4はプルダウン・メニューからの選択方式を用いた“係数指定ジャンル”の登録画面を表している。ユーザは、図4の選択式登録画面により、視聴制約条件を容易に設定登録することが可能である。
【0034】
このような視聴制約条件登録画面を用いて、あるユーザが、子供のために以下のような制約条件を登録したとする。
【0035】
“係数指定ジャンル”
番組ジャンル = “バラエティ” : 重み付け係数 = 2.0
番組ジャンル = “教育” : 重み付け係数 = 0.5
“指定時間”
“累計時間” = 180分/1日 まで
この場合、被管理者である子供は、1日に180分(3時間)分まで、テレビを見てもよいわけだが、実際の視聴可能時間は、視聴する番組ジャンルによって、以下のように変化する。
【0036】
ケース1:バラエティ番組を1.5時間視聴した場合、1.5時間 x 2.0(重み付け係数)= 3.0時間(累計時間=3時間)。すなわち、バラエティ番組を1.5時間視聴すると、指定時間(3時間)に達してしまうため、実際の1日の視聴可能時間は、1.5時間となる。
【0037】
ケース2:バラエティ番組を1時間視聴した場合、1時間 x 2.0(重み付け係数)= 2.0時間(累計時間=2時間)。さらに、教育番組を2時間視聴した場合、2時間 x 0.5(重み付け係数)= 1.0時間(累計時間=2+1=3時間)。
すなわち、バラエティ番組を1時間に加えて、教育番組を2時間視聴すると、指定時間(3時間)に達するため、実際の1日の視聴可能時間 = 3.0時間
となる。
【0038】
この処理を、図5のフロー図を用いて、以下に説明する。選局処理が行われると、視聴時間算出部22はそれまで視聴していた番組の「重み付け視聴時間」を算出する。
【0039】
すなわち、視聴時間算出部22は、まず日時管理部2より実際に該番組を視聴していた実視聴時間を取得し(ステップ1)、続いて視聴管理情報格納部17より、該番組の属する番組ジャンルの「重み付け係数」を取得する(ステップ2)。そして、取得された実視聴時間と「重み付け係数」との積算により、視聴時間算出部22は「重み付け視聴時間」を算出する(ステップ3)。
【0040】
この後、視聴累計時間格納部18に登録されている“累計時間”に、前記算出された「重み付け視聴時間」を加算し(ステップ4)、得られた時間を新規“累計時間”として、視聴累計時間格納部18に再登録する(ステップ5)。
【0041】
以上のように、視聴管理情報格納部17に登録されている番組ジャンルに属する番組の視聴は、対応する「重み付け係数」を実際の視聴時間に掛け合わせることにより算出される「重み付け視聴時間」を足し合わせていく“累計時間”が“指定時間”に達すると禁止される。尚、“管理者ID”の入力により本制約を解除することも可能である。
【0042】
また、“係数指定ジャンル”、及び“禁止ジャンル”のいずれにも指定されていない番組ジャンルに属する番組は、無条件に視聴することが可能である。例えば、図3に示した例においては、ニュースの番組ジャンルは、そのいずれにも指定されていないため、無条件に視聴できることとなる。
【0043】
さらに、“視聴判断時間”は、選局処理を行った際に、ここで指定された一定時間内は、番組ジャンルが視聴禁止情報格納部16内に登録された“禁止ジャンル”と一致しない限り、番組の内容確認と選択判断のための再生処理を許可するものである。
【0044】
例えば、“30秒間”と入力登録されていれば、選局後30秒間は“禁止ジャンル”制限にかからなければ、他の視聴制約条件に関わらず、選局された放送番組の再生処理が行われる。
【0045】
従って、選局された番組が、前記“係数指定ジャンル”に属していた場合であっても、“視聴判断時間”に登録された時間内は、該番組の再生が行われるが、この間に“管理者ID”、もしくは“被管理者ID”が入力されなければ、“視聴判断時間”経過後、該番組の再生処理は停止される。
【0046】
ここで、上述した視聴判断のための再生処理時間(視聴時間)は、視聴累計時間の算出対象となっている番組であっても、視聴時間の計測の対象としない。また、ユーザIDの入力をいちいち促すことはしないため、ユーザの使用感が向上し、気軽にチャンネルのザッピングを行うことが可能となる。
【0047】
図6は“視聴判断時間”の登録画面を示している。ここで、視聴判断時間は、ユーザによるリモコンからの数値入力により、簡単に設定することが可能である。
【0048】
次に、実際に放送番組を視聴する際に行われる処理について、図7のフロー図とともに説明する。ユーザがリモコンより入力した選局命令は、RC受信部1を経て制御部20へ送られる(ステップ1)。制御部20は、選局の直前に視聴していた放送番組が“係数指定ジャンル”に属しており、タイマが作動しているかのチェックを行う(ステップ2)。
【0049】
ここで、タイマが作動していた場合は、タイマをストップさせて、実視聴時間と、視聴管理情報格納部17内に登録されている“係数指定ジャンル”の「重み付け係数」とに基づいて、「重み付け視聴時間」を計算し、視聴累計時間格納部18内の“累計時間”に加算して保存する(ステップ3)。
【0050】
次に、選局処理を開始するわけであるが、制御部20は必要に応じてチュ−ナ部3、ストリーム処理部4を用いて、新たに選局を行う放送番組の番組情報を取得し(ステップ4)、視聴許可判定部21にて、該番組情報内に登録されている番組ジャンルが、視聴禁止情報格納部16に格納されている“禁止ジャンル”と一致していないかを判定する(ステップ5)。
【0051】
ここで、番組情報の取得について補足しておく。ストリーム処理部4においてDEMUX処理された受信データは、複数のパケットにより構成されている。これらのパケットの中より、特定のパケットIDをもつパケットを抽出することにより、必要な番組情報を取得することが可能となる。
【0052】
番組情報としては、番組ジャンルの他、番組供給者(社)、番組タイトル、放送時間、番組内容紹介等が含まれており、それらが放送運営会社により指定されたフォーマットに従って記述されている。
【0053】
さて、取得された番組ジャンルが“禁止ジャンル”と一致した場合、制御部20は“管理者ID”の入力を促す画面をOSD生成部6にて生成し、出力部7を通じてモニタに出力する。
【0054】
ここで、ユーザがリモコンより“管理者ID”を入力する(ステップ6)と、該入力をRC受信部1より受け取った制御部20は、再生処理を開始する(ステップ7)が、正しい“管理者ID”の入力が得られなかった場合は、OSD生成部6を通じて再生不可画面をその事由と共に表示させる(ステップ8)。
【0055】
一方、取得された番組ジャンルが“禁止ジャンル”と一致しなかった場合、制御部20はマルチメディア・プロセッサ部5を用いて、再生処理を開始する(ステップ9)。この再生処理は、視聴管理情報格納部17内に登録されている“視聴判断時間”内続けられる。尚、“視聴判断時間”の有効期間における処理は、図7中の太線枠内に示すとおりである。
【0056】
この間、前記取得された番組ジャンルが、今度は視聴管理情報格納部17内に登録された“係数指定ジャンル”と一致していないかが、視聴許可判定部21によってチェックされる(ステップ10)。
【0057】
ここで一致しなければ、それは視聴制約条件にかからないことを意味するため、制御部20は再生処理を継続する(ステップ11)。しかし、前記取得された番組ジャンルが“係数指定ジャンル”と一致した場合、視聴許可判定部21は視聴累計時間格納部18内に保持されている“累計時間”が既に視禁止情報格納部16内に登録の“指定時間”に達してしまっていないかをチェックする(ステップ12)。
【0058】
“指定時間”に達してしまっていた場合、制御部20は、“管理者ID”の入力を促し(ステップ13)、正しい“管理者ID”の入力が得られれば、再生処理を継続する(ステップ11)が、正しい“管理者ID”が入力されなかった場合は、OSD生成部6を通じて再生不可画面をその事由と共に表示させる(ステップ8)。
【0059】
視聴累計時間格納部18内に保持されている“累計時間”が“指定時間”に達していなかった場合、制御部20はユーザID入力を促す(ステップ14)。ここで、“被管理者ID”が入力されると、視聴管理情報格納部17は前記“係数指定ジャンル”に指定の「重み付け係数」に基づいて、該当ジャンルの番組を見続けた場合、前記“指定時間”に到達するまで、あと何時間視聴可能かを下記計算式に従って算出する(ステップ15)。
【0060】
残視聴可能時間 = (“指定時間”−“累計時間”) / (該当番組ジャンルの「重み付け係数」)
続いて、制御部20は算出された残視聴可能時間に基づいて、日時管理部2を用いてタイマをスタートさせ(ステップ16)、再生処理を継続する(ステップ17)。
【0061】
前記ステップ4からステップ14のユーザID入力が行われるまでの間、または該入力が正しく行われず、“視聴判断時間”が経過してしまい、ステップ8の再生拒否画面が表示されてしまった場合、またはユーザが他の番組の選局処理を行った場合は、視聴時間の計測は行われず、視聴累計時間格納部18内の“累計時間”は変化しない。
【0062】
上述の再生処理は、前記タイマにより前記残視聴可能時間が0になった時点、すなわち前記“累計時間”が前記“指定時間”に達した時点で中止される。
【0063】
その際は、その事由と共に再生拒否画面が表示されることとなり、ユーザは視聴自体を取り止めるか、もしくは選局を行い、“禁止ジャンル”にも“係数指定ジャンル”にも登録されていない番組ジャンルに属する放送番組を視聴しなければならなくなる。
【0064】
特に選局処理が行われなくても、一定の周期で番組情報をチェックし、番組ジャンルに変更があった場合は、その都度、前記ステップ2からの処理を繰り返され、ユーザの番組視聴が管理される。
【0065】
前記ステップ14において、“管理者ID”が入力されると、制御部20はタイマをスタートさせることなく、再生処理を継続する(ステップ17)。
しかし、ステップ14で無効なユーザIDが入力されたり、視聴中止が選択された場合は、その事由と共に再生拒否画面が表示される(ステップ8)。
【0066】
以上詳述したように、本実施形態のシステムによれば、番組ジャンル単位で視聴制約を管理しているため、異なる番組ジャンルに属する複数の番組が同一チャンネル上で放送されるような場合であっても、好ましくない番組を排除、または視聴制限することが可能となる。
【0067】
また、多数のチャンネルが存在するような場合であっても、その総数、内容変化に関わらず、視聴制約の管理を確実に行うことが可能となる。さらに、「重み付け係数」を用いて累計視聴時間を算出、管理しているので、番組ジャンル単位での視聴管理は勿論、全体の総視聴時間についても管理することが可能となる。
【0068】
尚、上述した本実施形態のシステムにおいては、被管理者を1人しか設定していないが、被管理者を複数設定し、その各々の被管理者に対して“被管理者ID”、“禁止ジャンル”、“指定時間”、“係数指定ジャンル”を設定し、それらに対応した“累計時間”を管理するシステムも同様に実現することが可能である。
【0069】
また、上記の例においては、ストリーム処理部4において、必要な番組情報を取得するように構成しているが、これに限らず、着脱自在の記録媒体や、ネットワークを介して番組情報を取得するようにしても良い。さらに、本発明のコンテンツ再生装置は、放送番組を受信して再生するモニタ装置、放送受信装置などに限らず、種々のデータ再生装置に適用しても良いことは明らかである。
【0070】
さらに、図5及び図7とともに上述したコンテンツ再生方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体を、上記システム本体と着脱可能に設け、該記録媒体から読み出したコンテンツ再生プログラムを、一旦メモリ10に格納し、制御部20により実行させるように構成しても良い。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、番組ジャンル単位で視聴制約を管理しているため、異なる番組ジャンルに属する複数の番組が同一チャンネル上で放送されるような場合であっても、好ましくない番組を排除、または視聴制限することが可能となる。
【0072】
また、多数のチャンネルが存在するような場合であっても、その総数、内容変化に関わらず、視聴制約の管理を確実に行うことが可能となる。さらに、「重み付け係数」を用いて累計視聴時間を算出、管理しているので、番組ジャンル単位での視聴管理は勿論、全体の総視聴時間についても管理することが可能となる。
【0073】
加えて、利用者が番組の内容確認と番組選択判断を行えるように、任意の時間を視聴判断時間として設定しているので、視聴累計時間の算出対象となっている番組であっても、選局後一定の時間は視聴時間計測されず、また、ユーザIDの入力をいちいち促される煩わしさからも開放されるため、ユーザの使用感が向上し、気軽にチャンネルのザッピングを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における制御部、及び視聴制約情報格納部を示す説明図である。
【図3】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における視聴制約情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図4】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における係数指定ジャンルの登録画面の一例を示す説明図である。
【図5】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における視聴時間算出部の処理を示すフロー図である。
【図6】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における視聴判断時間の登録画面の一例を示す説明図である。
【図7】本発明のコンテンツ再生装置の一実施形態における視聴管理処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 RC受信部
2 日時管理部
3 チュ−ナ部
4 ストリーム処理部
5 マルチメディアプロセッサ部
6 OSD生成部
7 出力部
10 メモリ
11 視聴制約情報格納部
15 ユーザID格納部
16 視聴禁止情報格納部
17 視聴管理情報格納部
18 視聴累計時間格納部
20 制御部
21 視聴許可判定部
22 視聴時間算出部

Claims (4)

  1. 番組を視聴するユーザを識別するユーザ識別手段と、
    ユーザ毎の視聴の可否および視聴制限時間を設定するための視聴制約条件設定手段とを備え、
    前記視聴制約条件に基づいて、各ユーザの番組視聴を制約するコンテンツ再生装置であって、
    各番組のジャンル情報を取得するジャンル情報取得手段と、
    番組のジャンル毎に視聴の可否を設定する、視聴禁止ジャンル設定手段と、
    前記視聴禁止ジャンルに設定されなかったジャンルに対して、番組のジャンル毎に、重み付け係数を設定する係数設定手段と、
    番組の視聴時間と該番組の属するジャンルの重み付け係数とを掛け合わせることにより、重み付け視聴時間を算出する算出手段と、
    ユーザ毎の前記重み付け視聴時間の累計を、視聴累計時間として保持する保持手段と、
    前記ユーザ毎の視聴累積時間と前記ユーザ毎の視聴制限時間とを比較して、視聴の可否を判定する視聴許可判定手段を設けたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
    番組選択後の任意の時間を、利用者が番組の内容確認と選択判断を行うための視聴判断時間として設定する設定手段を設け、
    前記視聴判断時間内に、視聴番組の変更、あるいは視聴を中止した場合は、該視聴時間を視聴累計時間として含めないことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  3. 番組を視聴するユーザを識別するステップと、
    視聴番組のジャンル毎に視聴の可否を設定するステップと、
    視聴の許可をされた番組のジャンルに対して設定された重み付け係数を取得するステップと、
    番組の視聴時間と前記重み付け係数とを掛け合わせることにより、重み付け視聴時間を算出するステップと、
    前記重み付け視聴時間を、ユーザ毎の視聴累計時間に加算して保持するステップと、
    前記ユーザ毎の視聴累積時間とユーザ毎に設定された視聴制限時間とを比較して、視聴の可否を判定するステップとを有し、
    前記視聴制限時間に基づいて、各ユーザの番組視聴を制約することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  4. 前記請求項3に記載のコンテンツ再生方法を実現するためのコンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体。
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