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JP4043215B2 - 包装箱 - Google Patents
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JP4043215B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は段ボール板を材料として作られた包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、家電製品を販売時、販売店レジで保証書が入っている袋を包装箱から取り出し、保証書に販売店名や日付などを記入する必要がある。そのため、家電製品を収納する包装箱は一旦開封し、袋から保証書を取り出して必要事項を記入した後、保証書を袋に入れた状態でその袋を再度包装箱に収納し、包装箱を再封緘しているのが現状であり、再封緘するのに手間がかかるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような課題を解決するもので、販売店レジで保証書を取り出す際、包装箱を開封したり再封緘する必要をなくし、保証書の取り出しや再収納を容易に行なえるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、段ボール板を材料として作られ平面形状が矩形の包装箱であって、2組の対向側板と、この対向側板の下端に連設された底板形成用フラップと、この対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップとを備え、前記2組の対向側板の内、一方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップは先に折り曲げられ、続いて2組の対向側板の内、他方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップを折り曲げることによって上蓋が形成され、外側に位置する上蓋形成用フラップの付き合わせ部に沿って封緘テープが貼着されて上蓋が閉じられるようになっており、包装箱の中には両端が発泡スチロールからなる緩衝材により保護された被包装物が収納されるとともに、一方の緩衝材の一方の外側面とこの一方の緩衝材の一方の外側面に近接する側板の内面との間に保証書が挟まれるように構成され、前記保証書を前記一方の緩衝材の一方の外側面と前記側板の内面との間に上下方向に差し込み、保証書の上端を折り曲げて一方の緩衝材の上側に位置する内側の上蓋形成用フラップの上面に重ねて、外側に位置する上蓋形成用フラップによって保証書の上端を覆うように構成され、保証書の上端を覆う外側に位置する上蓋形成用フラップにはこの上蓋形成用フラップと一方の緩衝材の一方の外側面に近接する前記側板の上端との連設線の位置から切り起される切り起こし片が形成されるように構成されてなり、前記内側の上蓋形成用フラップには、前記緩衝材と側板の内面との間に挟まれた保証書の上端を当該内側の上蓋形成用フラップ上面に導くための切り欠き部が形成され、前記切り起こし片は、保証書の上端を覆う外側に位置する上蓋形成用フラップと一方の緩衝材の一方の外側面に近接する前記側板の上端との連設線から直角に保証書の幅よりもやや大きめの間隔で形成された2本の平行な切り込み線と、この2本の切り込み線の一端部間を繋ぐように前記連設線上で形成された切り込み線と、前記2本の切り込み線の他端部間を繋ぐように前記連設線と平行に形成された折り曲げ線により形成されており、封緘された包装状態のままで前記切り起こし片を持ち上げることにより保証書の上端が露出されるように構成されてなることを要旨とするものである。また本発明は、一方の緩衝材の一方の外側面には差し込まれる保証書の上下方向の長さ範囲で保証書の幅よりもやや大きめの幅を持つ凹部が形成されていることを要旨とするものである。さらに本発明は、切り起こし片の先端には半円形の凹部が形成されるように構成したことを要旨とするものである。
【0005】
この構成により、一方の上蓋形成用フラップに形成された切り起こし片を持ち上げることにより、保証書の上端が露出され、保証書の上端を摘んで保証書を一方の緩衝材の一方の外側面と包装箱の側板の内面との間から容易に取り出すことができ、保証書に販売店名や日付などを記入することができる。販売店名や日付などが記入された保証書は一方の緩衝材の一方の外側面と包装箱の側板の内面との間に差し込み、保証書の上端を内側に位置する一方の上蓋形成用フラップの上面に重ねて切り起こし片を閉じることにより保証書は包装箱に再収納されることになり、販売店レジで保証書を取り出す際、前記従来例のように包装箱を開封したり再封緘する必要がなく、保証書の取り出しや再収納を容易に行なうことができる。なお、切り起こし片の先端には半円形の凹部が形成されるように構成することにより、凹部に指を掛けて切り起こし片の切り起こしを容易に行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図7において、1は段ボール板を材料として作られ平面形状が長方形(もしくは正方形)などの矩形の包装箱であって、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えている。具体的には、2組の対向側板2,2、3,3の内、短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用フラップ4,4は先に折り曲げられ、続いて2組の対向側板2,2、3,3の内、長辺側の対向側板3,3の下端に連設された底板形成用フラップ5,5を折り曲げることによって底板が形成され、底板形成用フラップ5,5の付き合わせ部に沿って封緘テープ8が貼着されて底板が閉じられるようになっている。また、上蓋形成用フラップ6,6、7,7についても同様で、2組の対向側板2,2、3,3の内、短辺側の対向側板2,2の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6は先に折り曲げられ、続いて2組の対向側板2,2、3,3の内、長辺側の対向側板3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ7,7を折り曲げることによって上蓋が形成され、上蓋形成用フラップ7,7の付き合わせ部に沿って封緘テープ9が貼着されて上蓋が閉じられるようになっている。なお、上蓋が閉じられる前に包装箱1の中に両端が発泡スチロールからなる緩衝材10,10により保護された被包装物11が収納されるとともに、一方の緩衝材10の一方の外側面と一方の長辺側の側板3の内面との間に保証書12が挟まれるように保証書12を上下方向に差し込み、保証書12の上端を折り曲げて一方の緩衝材10の上側に位置する一方の上蓋形成用フラップ6の上面に重ねるようにする。ところで、前記一方の緩衝材10の一方の外側面には前記一方の長辺側の側板3の内面との間に保証書12を差し込み易くするために差し込まれる保証書12の上下方向の長さ範囲で保証書12の幅よりもやや大きめの幅を持つ凹部13が形成されており、また前記一方の上蓋形成用フラップ6の一側部には保証書12の上端を前記一方の上蓋形成用フラップ6の上面に導き易くするための切り欠き部14が形成されている。一方の上蓋形成用フラップ6の上面に重なる保証書12の上端は最後に閉じられる2枚の上蓋形成用フラップ7,7の内、一方の上蓋形成用フラップ7で覆われることになる。さらに、この一方の上蓋形成用フラップ7にはこの一方の上蓋形成用フラップ7と一方の長辺側の側板3の上端との連設線の位置から切り起される切り起こし片15が前記一方の緩衝材10の凹部13内に位置する保証書12の上端に位置するように形成されている。この切り起こし片15について詳細に説明すると、前記一方の上蓋形成用フラップ7には一方の上蓋形成用フラップ7と一方の長辺側の側板3の上端との連設線から直角に保証書12の幅よりもやや大きめの間隔で2本の平行な切り込み線16,16が形成され、この2本の切り込み線16,16の一端部間を繋ぐように前記連設線上で切り込み線17が形成され、またこの2本の切り込み線16,16の他端部間を繋ぐように一方の上蓋形成用フラップ7と一方の長辺側の側板3の上端との連設線と平行に一方の上蓋形成用フラップ7には折り曲げ線18が形成されている。さらに、この切り起こし片15の先端には前記切り込み線17の長さ方向中央部に端部が繋がるように半円形の切り込み線19が形成されており、保証書12の取り出し時に半円形の凹部20が形成されるようになっている。なお,始めの包装状態では前記2本の切り込み線16,16の途中、前記切り込み線17の途中および前記切り込み線19の途中は複数箇所において繋がり部21によって繋がっており、完全に切り込まれていない。
【0007】
上記構成において、包装箱1の中に収納される被包装物11の保証書12は前述のように前記一方の緩衝材10の一方の外側面の凹部13と前記一方の長辺側の側板3の内面との間に差し込まれ、保証書12の上端は前記一方の上蓋形成用フラップ6の切り欠き部14から一方の上蓋形成用フラップ6の上面に導かれて最後に閉じられる2枚の上蓋形成用フラップ7,7の内、一方の上蓋形成用フラップ7で覆われている。
【0008】
以上のように包装された被包装物11の販売時、販売店レジで保証書12を包装箱1から取り出し、保証書に販売店名や日付などを記入する必要がある。そのとき、前記切り込み線19の途中の繋がり部21を押し込みによりカットして切り起こし片15の先端に半円形の凹部20を形成した状態で、前記2本の切り込み線16,16の途中、前記切り込み線17の途中の繋がり部21をカットし、かかる状態で、凹部20に指を掛けて切り起こし片15を持ち上げることにより、保証書12の上端が露出され、保証書12の上端を摘んで保証書12を前記一方の緩衝材10の一方の外側面の凹部13と前記一方の長辺側の側板3の内面との間から引き抜いて販売店名や日付などを記入すれば良い。販売店名や日付などが記入された保証書12は前記した取り出し時とは逆の手順で前記一方の緩衝材10の一方の外側面の凹部13と前記一方の長辺側の側板3の内面との間に差し込み、上端を前記一方の上蓋形成用フラップ6の上面に重ねて切り起こし片15を閉じることにより保証書12は包装箱1に再収納されることになる。
【0009】
ところで、上記した実施の形態では保証書12は封筒状の袋に入れずに,裸のままであるが、封筒状の袋に入れてあっても良い。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、上蓋形成用フラップを構成する内側の上蓋形成用フラップと外側の上蓋形成用フラップの間に保証書を配置して、外側に位置する上蓋形成用フラップによって保証書の上端を覆うように構成され、その外側に位置する上蓋形成用フラップに切り起こし片を形成したものであるため、封緘されたままの包装状態において、前記切り起こし片を持ち上げて切り起こすという操作のみにより、保証書の上端が露出され、保証書の上端を摘んで保証書を一方の緩衝材の一方の外側面と包装箱の側板の内面との間から容易に取り出すことができ、保証書に販売店名や日付などを記入することができる。そして、販売店名や日付などが記入された保証書は一方の緩衝材の一方の外側面と包装箱の側板の内面との間に差し込み、保証書の上端を内側に位置する一方の上蓋形成用フラップの上面に重ねて切り起こし片を閉じることにより保証書は包装箱に再収納されることになるが、その際に内側の上蓋形成用フラップに形成した切り欠き部により、内側の上蓋形成用フラップを閉じたままで、一旦取り出した保証書を容易に収納することができる。このように、販売店レジで保証書を取り出す際、包装箱を開封したり再封緘する必要がなく、保証書の取り出しや再収納を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における包装箱の展開図である。
【図2】同包装箱に両端が発泡スチロールからなる緩衝材により保護された被包装物を収納する状態を示す斜視図である。
【図3】同包装箱による包装完了直前の状態を示す斜視図である。
【図4】同包装箱による包装完了状態を示す斜視図である。
【図5】同包装箱による包装完了状態を示す断面図である。
【図6】(A)〜(C)は同包装箱から保証書を取り出す状態を示す要部拡大斜視図である。
【図7】同包装箱に保証書を再収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 包装箱
2,3 側板
4,5 底板形成用フラップ
6,7 上蓋形成用フラップ
8,9 封緘テープ
10 緩衝材
11 被包装物
12 保証書
13 凹部
14 切り欠き部
15 切り起こし片
16,17 切り込み線
18 折り曲げ線
19 切り込み線
20 凹部
21 繋がり部

Claims (3)

  1. 段ボール板を材料として作られ平面形状が矩形の包装箱であって、2組の対向側板と、この対向側板の下端に連設された底板形成用フラップと、この対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップとを備え、前記2組の対向側板の内、一方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップは先に折り曲げられ、続いて2組の対向側板の内、他方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップを折り曲げることによって上蓋が形成され、外側に位置する上蓋形成用フラップの付き合わせ部に沿って封緘テープが貼着されて上蓋が閉じられるようになっており、包装箱の中には両端が発泡スチロールからなる緩衝材により保護された被包装物が収納されるとともに、一方の緩衝材の一方の外側面とこの一方の緩衝材の一方の外側面に近接する側板の内面との間に保証書が挟まれるように構成され、前記保証書を前記一方の緩衝材の一方の外側面と前記側板の内面との間に上下方向に差し込み、保証書の上端を折り曲げて一方の緩衝材の上側に位置する内側の上蓋形成用フラップの上面に重ねて、外側に位置する上蓋形成用フラップによって保証書の上端を覆うように構成され、保証書の上端を覆う外側に位置する上蓋形成用フラップにはこの上蓋形成用フラップと一方の緩衝材の一方の外側面に近接する前記側板の上端との連設線の位置から切り起される切り起こし片が形成されるように構成されてなり、前記内側の上蓋形成用フラップには、前記緩衝材と側板の内面との間に挟まれた保証書の上端を当該内側の上蓋形成用フラップ上面に導くための切り欠き部が形成され、前記切り起こし片は、保証書の上端を覆う外側に位置する上蓋形成用フラップと一方の緩衝材の一方の外側面に近接する前記側板の上端との連設線から直角に保証書の幅よりもやや大きめの間隔で形成された2本の平行な切り込み線と、この2本の切り込み線の一端部間を繋ぐように前記連設線上で形成された切り込み線と、前記2本の切り込み線の他端部間を繋ぐように前記連設線と平行に形成された折り曲げ線により形成されており、封緘された包装状態のままで前記切り起こし片を持ち上げることにより保証書の上端が露出されるように構成されてなることを特徴とする包装箱。
  2. 一方の緩衝材の一方の外側面には差し込まれる保証書の上下方向の長さ範囲で保証書の幅よりもやや大きめの幅を持つ凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 切り起こし片の先端には半円形の凹部が形成されるように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の包装箱。
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