JP4049932B2 - ねずみ取り - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は粘着式のねずみ取りに関する。
【0002】
【従来のねずみ取りとその問題点】
粘着タイプのねずみ取りは複数枚(あるいは複数個)をセットにし、袋や箱でパッケージして展示し、販売しているが、いままでは複数のねずみ取りを1枚(1個)ずつ袋や箱へ入れており、したがってそのパッケージ作業には非常に工数が掛かり、包装コストが高くつくという問題点があった。
【0003】
【本発明の目的】
本発明はパッケージ作業の工数を少なくできて包装コストを低減でき、ねずみを誘導し易くて、捕獲率の高いねずみ取りを提供できるようにした。
【0004】
【本発明の手段】
本発明に係る第一のねずみ取りは、切取線部で連なる前後一対の底板部の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部を形成し、一方の底板部の右腰板部には右屋根板部を形成して、同屋根板部の前後辺部に前部フラップ片、後部フラップ片を連設し、他方の底板部の左腰板部にも、前部フラップ片と後部フラップ片を有する左屋根板部を前記切取線の中点を中心とする点対称となるように形成し、一方の底板部側の左腰板部にも左屋根板部を連設し、他方の底板部側の右腰板部にも、前記切取線の中点で点対称となる屋根板部を形成し、さらに各左右のいずれかの側の屋根板部の遊端辺には差込片を形成し、反対の側の屋根板部の基部に差込片用の第1の孔を、同屋根板部の遊端辺の近傍に同じく差込片用の第2の孔を形成し、各底板部の上面、すなわち組立てた状態の内面となる面に粘着層を形成したものとしてある。
【0005】
また、第二のねずみ取りは、第一のねずみ取りにおける一方の底板部側の左屋根板部には頂辺部を連接し、これと前記切取り線の中点で点対称となるように他方の底板部側の右屋根板部にも頂辺部を連設し、さらに頂辺部のない側の一方及び他方の屋根板部には差込片を形成し、反対側の屋根板部の基部に差込片用の第1の孔を、頂辺部の基部に同じく差込片用の第2の孔を形成したものとしてある。
【0006】
【実施例】
ミシン目等よりなる切取線部CLで連なる前後一対の底板部1、1’の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部2a、2b、2a’、2b’を形成し、一方(前部)の底板部1の右腰板部2bには右屋根板部3bを形成して、同屋根板部の前後辺部に前部フラップ片4a、後部フラップ片4bを連設してある。
【0007】
他方(後部)の底板部1’の左腰板部2a’には、前部フラップ片4a’と後部フラップ片4b’を有する左屋根板部3a’を前記切取線CLの中点Pを中心とする点対称となるように形成してあり、前部、後部のフラップ片4a、4b、4a’、4b’の前後方向の長さLは、腰板部の左右方向の長さ、すなわち、組立てた状態での高さ方向の長さHよりは大であるが、最大2倍で、H<L≦2Hとなるようにしてある。
なお、各フラップ片4a,4b,4a’,4b’は使用時に除去しやすいよう基部にミシン目15を付しておく。
【0008】
一方の底板部1側の左腰板部2aにも左屋根板部3aを連設してあり、この屋根板部3aはフラップ片の長さLだけ短くなっている。
【0009】
しかして他方の底板部1’側の右腰板部2b’にも、前記切取線CLの中点Pで点対称となる屋根板部3b’を形成してある。
また、一方の底板部1側の左屋根板部3aには頂辺部5を連接し、これと前記P点で点対称となるように他方の底板部1’側の右屋根板部3b’にも頂辺部5’を連設してある。
【0010】
さらに、一方及び他方の頂辺部のない側の屋根板部3b、3a’には差込片6、6’を形成してあり、反対側の屋根板部3a、3b’の基部に差込片用の第1の孔7、7を、頂辺部5、5’の基部に同じく差込片用の第2の孔8、8’を形成してある。
【0011】
また、各底板部1、1’の上面、すなわち組立てた状態の内面には粘着層9、9’を形成してあり、粘着層は捕獲力を高めるために、前方から見て波形をなす凹凸面に形成してある。
【0012】
【作用】
[包装の仕方]
一方、他方の各底板部1、1’を切取線CLの部分から粘着層9、9’が互いに反対面となるように背合わせに二つ折りする。
【0013】
次いで各底板部1、1’の左右の腰板部2a、2b、2a’、2b’と屋根板部3a、3b、3a’、3b’を逐次直角に折り曲げ、各差込片6、6’を屋根板部の基部の孔7、7’へ挿入して断面矩形状の一対の角筒体に形成し、各角筒体の前後の開口小口を各フラップ片4a、4b、4a’4b’を折り曲げて塞ぎ、重なっているフラップ片どうしを粘着テープ10で止める。
【0014】
あるいは底板部1、1’の左右の腰板部2a、2b、2a’、2b’と屋根板部3a、3b、3a’、3b’を逐次直角に折り曲げ、各差込片6、6’を屋根板部の基部の孔7、7’へ挿入して断面矩形状の一対の角筒体に形成し、次いで角筒体を底板部1、1’の連続部たる切取線CLの部分から折り返して背合わせの二つ折りにし、フラップ片4a、4b、4a’4b’を折り曲げて開口小口を塞ぐ。
【0015】
かくすることにより、浅い箱状に組立てられた一対のねずみ取りA、Bが背合わせに連設されたものとなる。
しかも箱状にしっかりと保形されているので、粘着層9、9’が下側屋根板部の内面に付着するおそれはない。
この2個一対に連設されたねずみ取りを包装用の袋や箱11に入れ、適宜封をして、ねずみ取りの包装体12とする。
【0016】
[使用方法]
連設している一対のねずみ取りを、袋や箱11から取り出し、一方と他方の底板部1、1’を前記切取線CLの箇所で切って、2個のねずみ取りA、Bに分離せしめる。
【0017】
次いで使用する方のねずみ取り、例えばAについては、差込片6を前記第1の孔7から外して、頂辺部の第2の孔8へ挿入し、前後のフラップ片4a、4bはミシン目15から切取る。
かくすることにより、腰板部の低い屋根板部を有する略三角形のトンネル状筒体のねずみ取りに組立てられる。
【0018】
このようにして組立てられたねずみ取りをねずみの出そうな場所(部屋の隅など)に置き、底板部の粘着層にはねずみの好きそうな餌13でも載せておく。
ねずみは、溝やトンネル状の通路を通りたがる習性があり、また、餌を食べるためにトンネル筒体中に入り込み、底板部の粘着層の箇所まで入ると、粘着層に足を取られ、身動きができなくなって捕獲される。
なお、餌13は粘着層に予めセットしておくばあいもある。
【0019】
また、粘着層は底板部の前後辺部に粘着層のない誘導部14a、14b、14a’、14b’を残して形成する。
【0020】
以上の実施例では、一方の底板部側の頂辺部、差込片、第1、第2の孔は他方の底板部側のそれぞれと切取線CLの中点Pで点対称となるようにしてあるが、点対称ではなく、切取線CLで線対称となるように形成してもよい。
【0021】
また、実施例では頂辺部5、5’を形成してあるが、これを不要ならしめて、第2の孔8、8’は屋根板部の遊端辺の近傍に形成する場合もある。
【0022】
【発明の効果】
本発明のねずみ取りは2個一対になっているので、2個を一つのものとしてパッケージでき、したがって袋や箱に入れるパッケージ作業の手間が省け、包装コストの低減というメーカーにとっては大なるメリットがある。
【0023】
しかも箱状にしっかりと保形されているので、粘着層9、9’が下側屋根板部の内面に付着するおそれはなく、粘着層が波形であってもその形が損なわれず捕獲力を維持できる。
【0024】
また、ねずみ取りとして組み立てられた状態では三角屋根を有するトンネル筒体になっているので、ねずみが誘導され易く、捕獲率が大である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねずみ取りの展開平面図。
【図2】包装用に2個一対に組み立てた斜視図。
【図3】包装した状態を示す斜視図。
【図4】使用用に組み立てた斜視図。
【符号の説明】
1、1’・・・底板部
2a、2b、2a’、2b’・・・腰板部
3a、3b、3a’、3b’・・・屋根板部
4a、4b、4a’、4b’・・・フラップ片
5、5’・・・頂辺部
6、6’・・・差込片
7、7’・・・第1の孔
8、8’・・・第2の孔
9、9’・・・粘着層
10 ・・・粘着テープ
11 ・・・包装用の袋
12 ・・・包装体
13 ・・・餌
14a、14b、14a’、14b’・・・誘導部
15 ・・・ミシン目
A、B・・・ねずみ取り
CL・・・切取線
Claims (2)
- 切取線部CLで連なる前後一対の底板部1、1’の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部2a、2b、2a’、2b’を形成し、一方の底板部1の右腰板部2bには右屋根板部3bを形成して、同屋根板部の前後辺部に前部フラップ片4a、後部フラップ片4bを連設し、
他方の底板部1’の左腰板部2a’にも、前部フラップ片4a’と後部フラップ片4b’を有する左屋根板部3a’を前記切取線CLの中点Pを中心とする点対称となるように形成し、
一方の底板部1側の左腰板部2aにも左屋根板部3aを連設し、
他方の底板部1’側の右腰板部2b’にも、前記切取線CLの中点Pで点対称となる屋根板部3b’を形成し、
さらに各左右のいずれかの側の屋根板部3b、3a’の遊端辺には差込片6、6’を形成し、反対の側の屋根板部3a、3b’の差込片用の基部に第1の孔7、7を、同屋根板部の遊端辺の近傍に同じく差込片用の第2の孔8、8’を形成し、
各底板部1、1’の上面、すなわち組立てた状態の内面となる面に粘着層9、9’を形成してなるねずみ取り。 - 切取線部CLで連なる前後一対の底板部1、1’の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部2a、2b、2a’、2b’を形成し、一方の底板部1の右腰板部2bには右屋根板部3bを形成して、同屋根板部の前後辺部に前部フラップ片4a、後部フラップ片4bを連設し、
他方の底板部1’の左腰板部2a’にも、前部フラップ片4a’と後部フラップ片4b’を有する左屋根板部3a’を前記切取線CLの中点Pを中心とする点対称となるように形成し、
一方の底板部1側の左腰板部2aにも左屋根板部3aを連設し、
他方の底板部1’側の右腰板部2b’にも、前記切取線CLの中点Pで点対称となる屋根板部3b’を形成し、
また、一方の底板部1側の左屋根板部3aには頂辺部5を連接し、これと前記P点で点対称となるように他方の底板部1’側の右屋根板部3b’にも頂辺部5’を連設し、
さらに、一方及び他方の頂辺部のない側の屋根板部3b、3a’には差込片6、6’を形成し、反対側の屋根板部3a、3b’の基部に差込片用の第1の孔7、7を、頂辺部5、5’の基部に同じく差込片用の第2の孔8、8’を形成し、
また、各底板部1、1’の上面、すなわち組立てた状態の内面となる面に粘着層9、9’を形成してなるねずみ取り。
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