JP4050830B2 - Ticket coin separator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、バスの整理券と運賃としての硬貨とを分離させる券硬貨分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の券硬貨分離装置としては、図8〜図10に示すようなものがある。
【0003】
即ち、この券硬貨分離装置70には、固定フレーム71と、水平方向へ往復移動可能な可動フレーム72が設けられ、両フレーム71,72には一対の分離ローラ73,74が水平面に対して所定の角度を為して回転可能に設けられている。前記両分離ローラ73,74はそれぞれ内側(図10における矢印A, B方向)に回転するようになっている。両分離ローラ73,74はそれらの間に微少な間隔をおいて配置されており、整理券Sのみが両分離ローラ73,74間を通過可能となっている。
【0004】
前記両分離ローラ73,74の軸線に沿った下方には一対の送りローラ75,76が回転可能に設けられている。両送りローラ75,76は一方が内向き(図10における矢印C方向)に、他方が外向き(図10における矢印D方向)に回転するようになっている。両送りローラ75,76はほぼ硬貨K一枚分の厚みに相当する間隔だけ離間されている。
【0005】
さて、通常の料金回収時等、前記両分離ローラ73,74の上部に整理券Sと硬貨Kとが投下されると、整理券Sは両分離ローラ73,74間を通過し、整理券回収箱(図示略)内に収容される。硬貨Kは両分離ローラ73,74間を通過せずに、各分離ローラ73,74の外周面で囲まれた通路部Rに沿って下方に転がり、送りローラ75,76側へ移動する。そして、硬貨Kは両送りローラ75,76に挟まれて下方に送り出され、硬貨回収箱(図示略)内に収容される。
【0006】
一方、整理券S及び硬貨Kが両分離ローラ73,74間又は両送りローラ75,76間に詰まった場合には、支持フレーム77に固定された駆動モータ78が駆動され、タイミングベルト79を介してネジ棒80が回転される。これに伴って、ネジ受け81及びスライドブロック82が図8, 9における右側方向に一体的に移動する。
【0007】
すると、前記可動フレーム72は当接部材83を介して、固定フレーム71の最奥壁両側の一対の掛止部84と、可動フレーム72両側の一対の係合ピン85との間にそれぞれ掛止された一対の引張りコイルバネ86の弾性力に抗して図8,9に二点鎖線で示す離間位置Pまで移動される。これに伴って、両分離ローラ73,74間及び両送りローラ75,76間はそれぞれ所定の離間距離だけ離間し、両分離ローラ73,74間又は両送りローラ75,76間に詰まっていた硬貨K又は整理券Sは落下して取り除かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の券硬貨分離装置70においては、両分離ローラ73,74間及び両送りローラ75,76間の離間距離が充分確保されておらず、横転状態にある硬貨K等は両分離ローラ73,74間又は両送りローラ75,76間を通過することができなかった。このため、両分離ローラ73,74間又は両送りローラ75,76間に詰まった券S又は硬貨K等を完全に取り除くことができない場合があった。
【0009】
ここで、前記離間距離を充分に確保するためには、ネジ棒80を長くして可動フレーム72の移動距離を長くすることが考えられる。しかし、その場合には、引張りコイルバネ86は可動フレーム72の移動距離と同じ距離だけ伸長することから、可動フレーム72の移動距離の増大に伴って、駆動モータ78に加わる負荷としての弾性力も増大する。このため、駆動モータ78のトルク不足により、可動フレーム72を離間位置Pまで充分に移動させることができない恐れがあった。
【0010】
また、駆動モータ78に負荷をかけずに可動フレーム72の移動距離を長くするためには、戻しバネ86のバネ定数を小さくしてその弾性力を小さくしてやる必要がある。しかしそれでは可動フレーム72が原位置に戻ろうとする弾性力(付勢力)が足りなくなり、固定フレーム71と可動フレーム72との間にガタつきが生じる恐れがあった。
【0011】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その第1の目的は、両ローラ間の離間距離を長くする場合においても、バネ定数を小さくすることなく、駆動モータに加わる負荷を低減することができる券硬貨分離装置を提供することにある。
【0012】
第2の目的は、第1の目的を有する券硬貨分離装置を比較的簡素な構成で実現することにある。
第3の目的は、付勢部材の変位量を可動側ローラの移動距離よりも確実に短くすることができる券硬貨分離装置を提供することにある。
【0013】
第4の目的は、両ローラ間に詰まった券又は硬貨を確実に除去することができる券硬貨分離装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、自身の中心軸を中心に回転可能に、且つ相互の中心軸を含む平面内で互いに相対移動可能に配設された一対のローラと、前記両ローラ間がそれぞれ近接する原位置から両ローラ間がそれぞれ所定の距離だけ離間する離間位置まで両ローラのうち少なくともいずれか一方のローラを移動させるための移動機構と、前記移動機構により移動可能とされた可動側ローラに連係され、離間位置まで移動された可動側ローラを原位置方向に付勢する付勢部材と、を備えた券硬貨分離装置において、前記移動機構の作動に伴い付勢部材の付勢力に抗して可動側ローラが原位置から移動する距離をA、前記可動側ローラの移動に伴う付勢部材の変位量をBとしたとき、AとBとの比率が、A>Bとなるように前記可動側ローラに対して付勢部材を連係したことをその要旨とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記付勢部材は、所定の固定支点を中心に回動する回動部材を介して前記可動側ローラに対して連係されていることをその要旨とする。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記回動部材は、前記可動側ローラと共に一体的に移動する係合部材に当接係合する作用点を有しており、前記付勢部材は、その一端が所定の固定点に連結される一方、その他端が前記回動部材における前記固定支点と作用点との間に位置する可動点に連結されていることをその要旨とする。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記離間位置において、両ローラ間の距離は、少なくとも硬貨の幅よりも大きくなるように設定されていることをその要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をバスの整理券と硬貨とを分離する券硬貨分離装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
【0019】
図1及び図2に示すように、券硬貨分離装置10は断面略コの字状をなす固定フレーム11及び可動フレーム12を備えており、同各フレーム11,12は互いの内奥面が対向するように配置されている。前記固定フレーム11の両側壁の内側には、一対の案内レール13が水平方向に延びるように設けられている。
【0020】
前記可動フレーム12の両側部には、一対のローラ14が水平面に対して垂直を為す軸15を中心に回転可能にそれぞれ支持されており、同各ローラ14は案内レール13内に係入されている。前記可動フレーム12は各ローラ14が案内レール13内をその長手方向に沿って移動することにより、水平方向(図1における左右方向)に往復移動可能となっている。
【0021】
前記固定フレーム11の内奥面には、一対の支持板16,17が所定の間隔をおいて固定されている。前記両支持板16,17の間には駆動側分離ローラ18が水平面に対して所定の角度を為して配置されている。前記駆動側分離ローラ18の外周面には、自身の中心軸Aに沿って多数の円環状の溝部18aが等間隔に形成されている。前記駆動側分離ローラ18の両端には上部軸部18bと下部軸部18cが突設されている。そして、駆動側分離ローラ18は各軸部18b,18cが前記各支持板16,17に形成された玉軸受19に挿通されることによって、自身の中心軸Aを中心に回転可能に支持されている。また、前記上部軸部18bの先端には歯車20が固定されている。
【0022】
また、前記可動フレーム12の内奥面には断面略コの字状の支持枠21が固定されており、同支持枠21の両側壁の間には従動側分離ローラ22が水平面に対して所定の角度を為して配置されている。前記従動側分離ローラ22の外周面には、自身の中心軸Bに沿って多数の円環状の溝部22aが等間隔に形成されている。前記従動側分離ローラ22の両端には上部軸部22bと下部軸部22cが突設されている。そして、従動側分離ローラ22は各軸部22b,22cが前記支持枠21の両側壁に形成された玉軸受23に挿通されることによって、自身の中心軸Bを中心に回転可能に支持されている。また、前記上部軸部22bの先端には歯車24が固定されている。
【0023】
前記従動側分離ローラ22の歯車24は駆動側分離ローラ18の歯車20に噛合されており、駆動側分離ローラ18の回転力は歯車20及び歯車24を介して従動側分離ローラ22に伝達されるようになっている。尚、前記駆動側分離ローラ18及び従動側分離ローラ22は、それぞれの中心軸A, Bが水平面に対して同じ角度を為し、且つ駆動側分離ローラ18の中心軸Aを通る平面と従動側分離ローラ22の中心軸Bを通る平面とが互いに平行を為すように配設されている。
【0024】
図6に示すように、通常、前記両分離ローラ18,22は互いに近接した状態に保持されており、両分離ローラ18,22間には0〜0.1mmの間隔が形成されている。そして、前記両分離ローラ18,22間の間隔と両分離ローラ18,22の外周面の一部とによって溝状を為す通路部Rが形成されている。そして、整理券Sは通路部Rを介して両分離ローラ18,22に巻き込まれることによって、両分離ローラ18,22間を通過可能となっている。硬貨Kは両分離ローラ18,22に巻き込まれることなく、通路部Rに沿って流下するようになっている。
【0025】
また、図1及び図2に示すように、前記両分離ローラ18,22の下方における固定フレーム11の内奥面にはブラケット25が設けられており、同ブラケット25には回転モータ26が取り付けられている。前記回転モータ26の中心軸Cは両分離ローラ18,22の中心軸A,Bと同じ角度を為している。即ち、前記回転モータ26の中心軸Cは、両分離ローラ18,22の中心軸A,Bに対して平行を為し、回転モータ26の回転軸26aは前記ブラケット25を貫通している。
【0026】
また、前記固定フレーム11の内奥面には取付片27が支持板16に対向して設けられており、同取付片27及び支持板16には軸受28,29がそれぞれ設けられている。前記回転モータ26の上方には駆動シャフト30が配置されており、同駆動シャフト30は自身の両端が前記両軸受28,29にそれぞれ貫通されることによって自身の中心軸を中心に回転可能に支持されている。
【0027】
前記回転モータ26の回転軸26aには駆動歯車31が固定されており、同駆動歯車31は前記駆動シャフト30の途中に固定された従動歯車32に噛合されている。前記駆動シャフト30の一端には伝動歯車33が固定されており、同伝動歯車33は前記駆動側分離ローラ18の歯車20に噛合されている。従って、前記回転モータ26が駆動されて回転軸26aが回転すると、回転軸26aの回転力は駆動歯車31、従動歯車32、駆動シャフト30、伝動歯車33及び歯車20を介して駆動側分離ローラ18に伝達される。更に、駆動側分離ローラ18の回転力は歯車20及び歯車24を介して従動側分離ローラ22に伝達される。そして、前記両分離ローラ18,22はそれぞれ内向き(図6に示す矢印L方向)に回転する。
【0028】
また、図1及び図2に示すように、前記駆動シャフト30の他端にはユニバーサルジョイント34を介して従動シャフト35の一端が連結されている。前記従動シャフト35は、固定フレーム11の内奥面に設けられた断面略コの字状の支持体36に一対の軸受37を介して自身の中心軸を中心に回転可能に支持されている。そして、従動シャフト35の他端には伝達歯車38が固定されている。
【0029】
また、前記可動フレーム12の内奥面には断面略コの字状の支持体39が前記支持体36に対向して設けられている。前記各支持体36,39の両側壁間には、それぞれ駆動側送りローラ40及び従動側送りローラ41が水平面に対して所定の角度を為すと共に、自身の中心軸を中心に回転可能に設けられている。図1に示すように、通常、前記両送りローラ40,41は互いに近接した状態に保持されており、両送りローラ40,41間には硬貨K一枚分の厚みよりも若干幅広の間隔が形成されている。
【0030】
前記両送りローラ40,41の両端には、上部軸部40a,41aと下部軸部40b,41bとがそれぞれ突設されている。前記両送りローラ40,41は、上部軸部40a,41a及び下部軸部40b,41bが支持体36,39に設けられた一対の軸受42,43に挿通されることによってそれぞれ回転可能に支持されている。前記各上部軸部40a,41aの先端には歯車40c,41cがそれぞれ固定されており、歯車40cは図示しない中間歯車に噛合され、図示しない中間歯車は歯車41cに噛合されている。そして、前記駆動側送りローラ40の歯車40cは前記伝達歯車38に噛合されている。従って、前記回転モータ26が駆動されて回転軸26aが回転すると、同回転軸26aの回転力は駆動歯車31、従動歯車32、駆動シャフト30、ユニバーサルジョイント34、従動シャフト35、伝達歯車38及び歯車40cを介して駆動側送りローラ40に伝達される。また、前記駆動側送りローラ40の回転力は歯車40c、図示しない中間歯車及び歯車41cを介して従動側送りローラ41に伝達される。そして、記記両送りローラ40,41のうち一方は内向き(図6における駆動側分離ローラ18と同方向)に回転し、他方は外向き(図6における従動側分離ローラ22と反対方向)に回転するようになっている。
【0031】
また、図2及び図3に示すように、前記固定フレーム11の一側には支持フレーム44がネジ45によって取り付けられており、同支持フレーム44の内側には正逆方向に回転可能な駆動モータ46が設けられている。前記駆動モータ46には外方へ貫通された駆動軸46aが突設され、同駆動軸46aの先端には駆動プーリ47が固定されている。尚、前記駆動モータ46には両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間に硬貨K等が詰まったことを検知するための詰まり検出センサ(図示略)が電気的に接続されており、駆動モータ46は詰まり検出センサの検出信号に基づいて駆動される。
【0032】
また、前記支持フレーム44の両側壁間における駆動モータ46の斜め上方にはネジ棒48が架設されており、同ネジ棒48の中心軸は駆動モータ46の中心軸に対して平行を為している。前記ネジ棒48の一端には軸部49が突設されており、同軸部49は支持フレーム44を貫通している。前記軸部49の先端には従動プーリ50が駆動プーリ47に対応して固定されており、両プーリ47,50間にはタイミングベルト51が掛装されている。
【0033】
また、図3に示すように、前記ネジ棒48にはネジ受け52が進退可能に螺合されており、同ネジ受け52にはスライドブロック53がネジ54により連結されている。即ち、図3及び図5に示すように、前記スライドブロック53のほぼ中央部には透孔53aが形成されており、同透孔53aに対して前記ネジ棒48は遊挿されている。また、前記スライドブロック53の一端には、スライド孔53bが形成されており、同スライド孔53bには支持フレーム44の両側壁間に架設されたガイド棒55が摺動可能に挿通されている。そして、前記ガイド棒55の中心軸はネジ棒48の中心軸に対して平行を為している。尚、前記支持フレーム44、駆動モータ46、駆動プーリ47、ネジ棒48、従動プーリ50、タイミングベルト51、ネジ受け52、スライドブロック53及びガイド棒55により本実施形態では移動機構Tが構成されている。
【0034】
また、図3及び図4に示すように、前記可動フレーム12の両側壁には一対の係合部材としての係合ピン60a, 60bが突設されている。一方のピン60aは対向する固定フレーム11の一側壁に形成された規制切欠61を介して支持フレーム44内に突出している。前記規制切欠61は固定フレーム11の一側壁の側端から固定フレーム11の最奥壁方向に、且つ自身の中心軸が水平面に対して平行を為すように延びている。
【0035】
また、前記固定フレーム11の最奥壁の両側には、一対の掛止部62a, 62bが形成されている。一方の掛止部62aは固定フレーム11の一側壁の一部が固定フレーム11の最奥壁に対して面一となるように折り曲げ形成されている。他方の掛止部62bは固定フレーム11の最奥壁の一部が切り欠かれることによって形成されている。
【0036】
また、前記固定フレーム11の一方の側壁外面には、回動部材としての係合レバー63aが軸(固定支点)64aを支点に回動可能に設けられている。前記固定フレーム11の他方の側壁内面には、ブラケットMを介して回動部材としての係合レバー63bが軸(固定支点)64bを支点に回動可能に設けられている。前記両係合レバー63a, 63bには掛止プレート65a, 65bがネジ66a, 66bによってそれぞれ固定されており、同掛止プレート65a, 65bは両係合レバー63a, 63bの側面から固定フレーム11の最奥壁方向に突出している。そして、本実施形態では、前記掛止部62a, 62bにより固定点が構成され、前記掛止プレート65a, 65bにより可動点が構成されている。
【0037】
前記両掛止部62a, 62bと両掛止プレート65a, 65bとの間には、一対の付勢部材としての引張りコイルバネ67a, 67bがそれぞれ着脱可能に掛止されている。このため、前記両係合レバー63a,63bは両引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力によって、常に図4における左方向に回動付勢されている。前記両係合レバー63a,63bの図4における左方向への回動は、両係合レバー63a,63bの上部側面が両係合ピン60a, 60bにそれぞれ係止されることによって規制される。そして、本実施形態では、前記係合レバー63a,63bの上部側面が作用点として機能する。
【0038】
即ち、前記可動フレーム12には係合レバー63a,63b及び係合ピン60a, 60bを介して引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力が作用し、可動フレーム12は常に固定フレーム12の最奥壁方向(図3及び図4における左方向)に付勢されている。前記可動フレーム12の図3及び図4における左方向への移動は、可動フレーム12が自身の内側に設けられている当接部材68を介してスライドブロック53に当接することにより規制される。従って、駆動モータ46が駆動されて駆動軸46aが正回転すると、その回転力は駆動プーリ47、タイミングベルト51及び従動プーリ50を介してネジ棒48に伝達される。そして、前記ネジ棒48が正回転することにより、ネジ受け52がネジ棒48の中心軸に沿って図3における右側方向に移動する。前記ネジ受け52の移動に伴ってスライドブロック53もネジ棒48の中心軸に沿って図3における右側方向に移動する。
【0039】
すると、可動フレーム12は当接部材68を介し、スライドブロック53によって図3における右側方向に押圧移動される。即ち、前記両係合ピン60a, 60bも図3及び図4における右側方向に移動し、これに伴って、前記両係合レバー63a, 63bは両引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力に抗して図4における時計方向に軸64a, 64bを中心にして押圧回動される。
【0040】
前記スライドブロック53は、自身の最大移動位置(可動フレーム12が解放位置P2に存在する位置)X2まで移動すると、その存在が位置センサ(図示略)によって検出され、同位置センサは駆動モータ46に検出信号を出力する。そして、前記検出信号が駆動モータ46に入力されると、同駆動モータ46は停止するようになっている。即ち、前記可動フレーム12の図3及び図4における右側方向への移動は、スライドブロック53の最大移動位置X2における存在が検出されることによって規制される。
【0041】
そして、前記スライドブロック53が最大移動位置X2に位置しているとき、可動フレーム12は解放位置P2に位置していると共に、両係合レバー63a, 63bは図4に二点鎖線で示す最大回動位置に位置している。このとき、前記両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間の離間距離は、少なくとも硬貨Kの幅よりも長くなっている。また、前記引張りコイルバネ67a, 67bの一端が係合レバー63a, 63bの途中に掛止されていることにより、引張りコイルバネ67a, 67bの伸長距離は移動フレーム12の移動距離よりも短くなっている。尚、前記規制切欠61の開口端にはストッパプレート69が設けられており、同ストッパプレート69に係合ピン60aが係止されることによって可動フレーム12の固定フレーム11からの脱落防止が図られている。
【0042】
また、駆動モータ46が逆転駆動されて駆動軸46aが逆回転すると、その回転力は駆動プーリ47、タイミングベルト51及び従動プーリ50を介してネジ棒48に伝達される。そして、前記ネジ棒48が逆回転することにより、ネジ受け52及びスライドブロック53がネジ棒48の中心軸に沿って図3における左方向に移動する。これに伴って、前記可動フレーム12は引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力により、スライドブロック53に当接部材68を介して当接した状態を保持しながら両分離ローラ18,22及び両送りローラ40,41が互いに近接する原位置P1方向に復帰移動される。
【0043】
前記スライドブロック53が自身の原位置X1まで移動すると、その存在が位置センサ(図示略)によって検出され、同位置センサは駆動モータ46に検出信号を出力する。そして、前記検出信号が駆動モータ46に入力されると、同駆動モータ46は停止する。即ち、前記可動フレーム12の図3及び図4における左側方向への移動は、スライドブロック53の原位置X1における存在が検出されることによって規制される。尚、前記両引張りコイルバネ67a, 67bは、可動フレーム12を図3に二点鎖線で示す離間位置P2から図3に実線で示す原位置P1へ復帰させるのに充分な弾性力を備えている。
【0044】
次に、本実施形態における券硬貨分離装置10の作用について説明する。
図1及び図2に示すように、前記両分離ローラ18,22が互いに接近した通常状態において、回転モータ26の駆動により回転軸26aが回転すると、その回転力は駆動歯車31、従動歯車32、駆動シャフト30及び伝動歯車33を介して、駆動側分離ローラ18の歯車20に伝達される。前記歯車20の回転力は従動側分離ローラ22の歯車24に伝達される。この伝達により、駆動側分離ローラ18が内向き(図6における矢印L方向)に回転すると共に、従動側分離ローラ22も内向き(図6における矢印L方向)に回転する。
【0045】
さらに、前記駆動シャフト30の回転力はユニバーサルジョイント34、従動シャフト35及び伝達歯車38を介して駆動側送りローラ40の歯車40cに伝達される。前記歯車40cの回転力は図示しない中間歯車を介して従動側送りローラ41の歯車41cに伝達される。この伝達により、駆動側送りローラ40が内向き(図6における矢印Lと同方向)に回転すると共に、従動側送りローラ31が外向き(図6における矢印Lと反対方向)に回転する。
【0046】
さて、通常のバス料金等の回収時においては、前述のように可動フレーム12が原位置P1に位置し、且つ回転モータ26が駆動され、両分離ローラ18,22がそれぞれ内側に回転している状態で、両分離ローラ18,22の上方から両分離ローラ18,22上に複数枚の整理券Sと複数個の硬貨Kが投下される。
【0047】
すると、整理券Sは両分離ローラ18,22に巻き込まれることによって両分離ローラ18,22間を通過し、整理券回収箱(図示略)内に収容される。一方、硬貨Kは両分離ローラ18,22間に巻き込まれることなく、通路部Rに沿って回転又は滑りながら両送りローラ40,41側へ流下する。そして、複数の硬貨Kは一枚ずつ両送りローラ40,41間に挟まれながら下方に送られ、硬貨回収箱(図示略)内に収容される。このようにして、通常時には、整理券Sと硬貨Kとの分離が完了する。
【0048】
しかし、両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間に、整理券S又は硬貨Kが詰まった場合には、詰まり検出センサ(図示略)が詰まりを検出し、詰まり検出信号を駆動モータ46に出力する。すると、駆動モータ46の駆動軸46aは正回転し、その回転力は駆動プーリ47、タイミングベルト51、従動プーリ50及び軸部49を介してネジ棒48に伝達される。
【0049】
前記ネジ棒48が回転すると、ネジ受け52及びスライドブロック53が図3及び図4における右側方向に一体的に移動し、これに伴って、可動フレーム12は引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力に抗して図3及び図4に二点鎖線で示す離間位置P2まで押圧移動される。
【0050】
このとき、前記両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間はそれぞれ所定の離間距離(少なくとも硬貨Kの幅よりも長い距離)だけ離間しているため、両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間に詰まっていた硬貨K又は整理券Sは落下する。この結果、前記両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間の詰まりが解消される。
【0051】
そして、前述のように両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間の詰まりが解消されると、前記駆動モータ46は逆転駆動され駆動軸46aは逆回転する。すると、駆動軸46aの逆回転力はネジ棒48に伝達され、同ネジ棒48は逆方向に回転する。すると、ネジ受け52及びスライドブロック53が図3及び図4における左側方向に一体的に移動すると共に、可動フレーム12は引張りコイルバネ67a, 67bの弾性力により図3及び図4に実線で示す原位置P1に復帰される。その後、券硬貨分離装置10の通常運転が再開される。
【0052】
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1) 両引張りコイルバネ67a, 67bの両端を固定フレーム11の掛止部62a, 62bと、固定フレーム11に回動可能に設けられた係合レバー63a, 63bの係止プレート65a, 65bとにそれぞれ掛止し、同係合レバー63a, 63bにおける前記係止プレート65a, 65bよりも先端側となる上部側面が係合ピン60a, 60bと当接係合することにより可動フレーム12を固定フレーム11の最奥壁方向に付勢するようにした。このため、引張りコイルバネ67a, 67bにおける可動フレーム12の移動に伴う伸長距離を可動フレーム12の移動距離よりも短くすることができる。
【0053】
従って、前記離間距離を長く設定した場合においても、引張りコイルバネ67a, 67bのバネ定数を小さくすることなく、駆動モータ46に加わる負荷を低減させることができると共に、駆動モータ46を小型化することができる。言い換えれば、引張りコイルバネ67a, 67bのバネ定数を小さくすることなく、両分離ローラ18,22間の離間距離を大きくすることができる。また、駆動モータ46を大型化することなく、両分離ローラ18,22間の離間距離を大きくすることができる。さらに、駆動モータ46を大型化することなく、両引張りコイルバネ67a, 67bのバネ定数を大きくすることができ、可動フレーム12の原点復帰力を大きくできる。
【0054】
(2) 引張りコイルバネ67a, 67bは係合レバー63a, 63bを介して可動フレーム12を両分離ローラ18,22及び両送りローラ40,41が互いに近接する方向に付勢するようにしたことにより、本発明の移動機構Tを比較的簡素な構成で実現することができる。
【0055】
(3) 引張りコイルバネ67a, 67bの一端を固定フレーム11の掛止部62a, 62b(固定点)に連結すると共に、他端を係合レバー63a, 63bにおける軸64a, 64b(固定支点)と係合レバー63a, 63bの上部側面(作用点)との間に位置する掛止プレート65a, 65b(可動点)に連結した。このため、引張りコイルバネ67a, 67bの変位量を従動側分離ローラ22及び従動側送りローラ41の移動距離よりも確実に短くすることができる。
【0056】
(4) 引張りコイルバネ67a, 67bを固定フレーム11の掛止部62a, 62bと、係合レバー63a, 63bの掛止プレート65a, 65bとの間に着脱可能に掛止した。このため、組付の作業効率を向上させることができる。
【0057】
(5) 可動フレーム12が離間位置P2まで移動されたとき、両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間の離間距離を、少なくとも硬貨の幅よりも大きくなるように設定した。このため、横転状態にある硬貨Kでも両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間を通過可能となり、両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間における整理券S又は硬貨Kの詰まりを確実に解消することができる。
【0058】
尚、前記実施形態は以下のように変更して実施してもよい。
・ 本実施形態においては、可動フレーム12のみを移動させ、両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間を離間させたが、前記両フレーム11,12の両方を移動させて、両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間を離間させてもよい。この場合、前記両フレーム11, 12とは別のフレームと、前記係合レバー63a, 63bとは別の係合レバーと、前記引張りコイルバネ67a, 67bとは別の引張りコイルバネとを設ける。そして、前記引張りコイルバネ67a, 67b及び前記別の引張りコイルバネの一端を前記別のフレーム上における各固定点にそれぞれ連結する。また、前記引張りコイルバネ67a, 67b及び前記別の引張りコイルバネの他端を可動フレーム12側の係合レバー63a, 63b及び前記別の係合レバーにそれぞれ連結する。このようにしても、両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間を離間させることができ、両分離ローラ18,22間又は両送りローラ40,41間の詰まりを解消することができる。
【0059】
・ 本実施形態においては、従動側分離ローラ22及び従動側送りローラ41を可動フレーム12に配設し、従動側分離ローラ22と従動側送りローラ41とが一体的に移動するようにしたが、従動側分離ローラ22及び従動側送りローラ41をそれぞれ移動可能な各別のフレームに配設してもよい。この場合、前記各別のフレームは水平方向へ移動可能に設ける。このようにすれば、両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間のいずれか一方に整理券S又は硬貨Kが詰まった場合、詰まった方のローラ間のみを離間させて詰まりを解消することができる。
【0060】
・ 本実施形態においては、係合レバー63a, 63bに掛止プレート65a, 65bを取り付け、同掛止プレート65a, 65bを係合レバー63a, 63bの回動に伴い変位する可動点として引張りコイルバネ67a, 67bの一端をそれぞれ掛止させたが、係合レバー63a, 63bと掛止プレート65a, 65bとを一体的に形成してもよい。このようにすれば、係合ピン60a, 60bを介して可動フレーム12を原位置方向に付勢することができると共に、部品点数を減少させることができる。
【0061】
・ 図7に示すように、係合レバー63a, 63b(図7には係合レバー63aのみ示す)に長孔92a, 92b(図7には長孔92aのみ示す)を形成し、同長孔92a, 92bに係合ピン60a, 60b(図7には係合ピン60aのみ示す)を挿通してもよい。この場合、係合ピン60a, 60bは長孔92a, 92bの下端縁と上端縁との間を相対移動可能となっている。そして、前記係合ピン60a, 60bは、可動フレーム12が原位置にある場合には長孔92a, 92bの下端縁にて係止され、可動フレーム12が離間位置P2にある場合には長孔92a, 92bの上端縁にて係止されるようになっている。このようにすれば、係合ピン60a, 60bは長孔92a, 92bによって案内され、振動等によって係合レバー63a, 63bと係合ピン60a, 60bとの係合が外れることを防止することができる。
【0062】
・ 本実施形態における引張りコイルバネ67a, 67bを、ゴム材や機構等の引張り機能を有する部材に適宜置き換えてもよい。このようにしても、可動フレーム12を両分離ローラ18,22間及び両送りローラ40,41間が近接する方向に付勢することができる。
【0063】
次に、前記実施形態から把握できる請求項記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
・ 前記回動部材は長尺状を為すと共に、同回動部材にはその長手方向に沿って長孔が形成され、同長孔に係合部材が相対移動可能に挿通されている請求項3に記載の券硬貨分離装置。このようにすれば、可動側ローラの移動に伴って、係合部材は長孔の下端から上端に相対移動すると共に、係合部材は付勢部材の付勢力に抗する方向に回動する。従って、請求項3に記載の発明の効果に加えて、係合部材は長孔により案内され、振動等によって係合部材に対する回動部材の作用点の係合が外れることを防止できる。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、付勢部材の変位量は可動側ローラの移動距離よりも短いことにより、離間距離を長くする場合においても、バネ定数を小さくすることなく、駆動モータに加わる負荷を低減することができる。
【0065】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、付勢部材は回動部材を介して可動側ローラを原位置方向へ付勢するようにしたことにより、装置全体の構成を簡素化することができる。
【0066】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、付勢部材の一端は所定の固定点に連結され、他端は前記回動部材における固定支点と作用点との間に位置する可動点に連結されていることにより、付勢部材の変位量を可動側ローラの移動距離よりも確実に短くすることができる。
【0067】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、横転状態にある硬貨でも一対のローラ間を通過して落下することにより、両ローラ間の詰まりを確実に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における券硬貨分離装置の平面図。
【図2】 本実施形態における券硬貨分離装置の左側面図。
【図3】 本実施形態における券硬貨分離装置の要部平面図。
【図4】 図3における1−1線矢視図。
【図5】 図3における2−2線断面図。
【図6】 駆動側及び従動側分離ローラの断面図。
【図7】 別の実施形態の券硬貨分離装置の要部概略側面図。
【図8】 従来の券硬貨分離装置の平面図。
【図9】 図8における3−3線矢視図。
【図10】従来の券硬貨分離装置を示す要部概略斜視図。
【符号の説明】
10…券硬貨分離装置、11…固定フレーム、12…可動フレーム、18…駆動側分離ローラ、22…従動側分離ローラ、40…駆動側送りローラ、41…従動側送りローラ、60a, 60b…係合ピン(係合部材)、62a, 62b…掛止部(固定点)、63a, 63b…係合レバー(回動部材)、64a, 64b…軸(固定支点)、65a, 65b…掛止プレート(可動点)、67a, 67b…引張りコイルバネ(付勢部材)、P1…原位置、P2…離間位置、T…移動機構。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to, for example, a ticket coin separating apparatus that separates a bus ticket and a coin as a fare.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of bill coin separator, there are those shown in FIGS.
[0003]
That is, the bill
[0004]
A pair of
[0005]
Now, when the numbered ticket S and the coin K are dropped on the upper part of the
[0006]
On the other hand, when the numbered ticket S and the coin K are clogged between the
[0007]
Then, the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional ticket
[0009]
Here, in order to sufficiently secure the separation distance, it is conceivable to increase the moving distance of the
[0010]
Further, in order to increase the moving distance of the
[0011]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and a first object of the present invention is to add to the drive motor without reducing the spring constant even when the separation distance between both rollers is increased. It is providing the ticket coin separator which can reduce load.
[0012]
The second object is to realize a bill coin separator having the first object with a relatively simple configuration.
The third object is to provide a bill coin separating device that can reliably reduce the amount of displacement of the urging member shorter than the moving distance of the movable roller.
[0013]
The fourth object is to provide a ticket coin separating device that can reliably remove a ticket or coins jammed between both rollers.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a pair of rollers disposed so as to be rotatable about their own central axes and movable relative to each other in a plane including the mutual central axes, and between the two rollers. A moving mechanism for moving at least one of the two rollers from a close original position to a separating position where the two rollers are separated from each other by a predetermined distance, and a movable roller movable by the moving mechanism And a biasing member that biases the movable-side roller that has been moved to the separated position in the original position direction, and resists the biasing force of the biasing member as the moving mechanism operates. Assuming that the distance that the movable roller moves from the original position is A and the displacement amount of the urging member that accompanies the movement of the movable roller is B, the ratio between A and B is such that A> B. Pair with the movable roller As its gist that coordinated the biasing member Te.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the biasing member is linked to the movable roller via a rotating member that rotates about a predetermined fixed fulcrum. The gist of this is.
[0016]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the rotating member has an action point that abuts and engages with an engaging member that moves integrally with the movable roller. The biasing member has one end connected to a predetermined fixed point, and the other end connected to a movable point located between the fixed fulcrum and the action point of the rotating member. The gist.
[0017]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the distance between the rollers is at least larger than the width of the coin in the separated position. The gist is that it is set.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment in which the present invention is embodied in a ticket coin separating device that separates bus numbered tickets and coins will be described below with reference to the drawings.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the ticket
[0020]
A pair of
[0021]
A pair of
[0022]
A
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 6, the two
[0025]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0026]
A mounting
[0027]
A
[0028]
As shown in FIGS. 1 and 2, one end of a driven
[0029]
A
[0030]
[0031]
As shown in FIGS. 2 and 3, a
[0032]
A
[0033]
As shown in FIG. 3, a
[0034]
As shown in FIGS. 3 and 4, engagement pins 60 a and 60 b as a pair of engagement members protrude from both side walls of the
[0035]
A pair of latching
[0036]
An engaging
[0037]
Between the latching
[0038]
That is, the elastic force of the
[0039]
Then, the
[0040]
When the
[0041]
When the
[0042]
Further, when the
[0043]
When the
[0044]
Next, the effect | action of the ticket
As shown in FIGS. 1 and 2, when the rotary shaft 26a is rotated by the drive of the
[0045]
Further, the rotational force of the
[0046]
Now, at the time of collecting a normal bus fare, the
[0047]
Then, the numbered ticket S is wound around the
[0048]
However, when the numbered ticket S or the coin K is jammed between the
[0049]
When the
[0050]
At this time, the
[0051]
When the clogging between the
[0052]
Therefore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) Both ends of the
[0053]
Therefore, even when the separation distance is set long, the load applied to the
[0054]
(2) The
[0055]
(3) One end of each of the
[0056]
(4) The
[0057]
(5) When the
[0058]
In addition, you may implement the said embodiment as follows.
In the present embodiment, only the
[0059]
In the present embodiment, the driven-
[0060]
In the present embodiment, the
[0061]
As shown in FIG. 7,
[0062]
In the present embodiment, the
[0063]
Next, technical ideas other than the claimed invention that can be grasped from the embodiment will be described below together with their effects.
The rotating member has an elongated shape, and a long hole is formed in the rotating member along a longitudinal direction thereof, and an engaging member is inserted into the elongated hole so as to be relatively movable. The ticket coin separator described in 1. According to this configuration, the engaging member relatively moves from the lower end to the upper end of the long hole as the movable roller moves, and the engaging member rotates in a direction against the urging force of the urging member. Therefore, in addition to the effect of the invention described in
[0064]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the amount of displacement of the urging member is shorter than the moving distance of the movable roller, so that even when the separation distance is increased, the drive motor is not reduced without reducing the spring constant. The applied load can be reduced.
[0065]
According to the invention described in
[0066]
According to the invention described in
[0067]
According to the invention of claim 4, in addition to the effect of the invention of any one of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a ticket coin separating device according to the present embodiment.
FIG. 2 is a left side view of the ticket coin separator according to the present embodiment.
FIG. 3 is a plan view of an essential part of the ticket coin separating device according to the present embodiment.
4 is a view taken along line 1-1 in FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view taken along line 2-2 in FIG.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a driving side and driven side separation roller.
FIG. 7 is a schematic side view of an essential part of a ticket coin separating device according to another embodiment.
FIG. 8 is a plan view of a conventional ticket coin separator.
9 is a view taken along line 3-3 in FIG.
FIG. 10 is a main part schematic perspective view showing a conventional ticket coin separator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記両ローラ間がそれぞれ近接する原位置から両ローラ間がそれぞれ所定の距離だけ離間する離間位置まで両ローラのうち少なくともいずれか一方のローラを移動させるための移動機構と、
前記移動機構により移動可能とされた可動側ローラに連係され、離間位置まで移動された可動側ローラを原位置方向に付勢する付勢部材と、
を備えた券硬貨分離装置において、
前記移動機構の作動に伴い付勢部材の付勢力に抗して可動側ローラが原位置から移動する距離をA、前記可動側ローラの移動に伴う付勢部材の変位量をBとしたとき、AとBとの比率が、
A>B
となるように前記可動側ローラに対して付勢部材を連係した券硬貨分離装置。A pair of rollers disposed so as to be rotatable about its own central axis and movable relative to each other within a plane including the mutual central axes;
A moving mechanism for moving at least one of the rollers from an original position where the rollers are close to each other to a separated position where the rollers are separated by a predetermined distance;
An urging member linked to the movable roller made movable by the moving mechanism and urging the movable roller moved to the separated position in the original position direction;
In the ticket coin separator equipped with
When the distance that the movable roller moves from the original position against the urging force of the urging member with the operation of the moving mechanism is A, and the displacement amount of the urging member that accompanies the movement of the movable roller is B, The ratio of A and B is
A> B
A ticket coin separating device in which an urging member is linked to the movable roller so as to become.
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