JP4054628B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の包装箱として、端壁または側壁に額縁構造を備え、内部に収容した収容物を保護する包装箱がある。前記額縁構造を形成する際、包装箱の底板から端壁または側壁の外板を垂直方向に立ち上げ、この外板と連設された端壁または側壁の内板を内側に折り返して前記端壁または側壁の外板に沿って配置するようになっている。また、前記内板の前記外板が連設されている一端とは反対側の一端(下端)には、係止片が形成されており、一方、前記底板には係止穴が形成されている。そして、この内板の係止片の先端を係止穴に嵌合させて係止穴が係止片を係止することにより、内板は固定されている。
【0003】
また、従来の包装箱として、包装箱の端壁および側壁を垂直方向に立ち上げ、これらの端壁および側壁を糊付け片などにより互いに貼着することにより端壁および側壁を固定したものがある。
【0004】
前記包装箱では、不要になった前記包装箱を廃棄または古紙回収する場合、前記額縁構造を解体して前記包装箱を平たく折り畳んだ状態にする。そして、複数の包装箱を重ねて運搬または保管する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記包装箱では、額縁構造を解体する際、ユーザの指先を固定された内板の下端部に係合させて内板を開く必要がある。このとき、内板は、係止された係止片を係止穴から解放する必要があるので解体作業が煩わしく、また内板下端部が破損するという問題があった。
【0006】
また、前記包装箱では、包装箱を解体する際、端壁および側壁を互いに貼着する糊付け片を外す必要があり、解体作業が煩わしいという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、解体しやすい包装箱を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
内板と外板からなる額縁構造を有する端壁と、該端壁の前記内板および前記外板の間に挿入される側壁の一端に連設された内ヒレ片とを備える包装箱において、
前記内ヒレ片に、第1折目線および第2折目線を形成し、前記第1折目線は、前記内ヒレ片下端に一端を有するとともに前記内ヒレ片と前記側壁の折目線に他端を有し、一方、前記第2折目線は、前記内ヒレ片上端に一端を有するとともに前記内ヒレ片と前記側壁の折目線に他端を有し、また前記第1折目線と前記第2折目線は、前記内ヒレ片と前記側壁の折目線上において交わり、
前記側壁に、前記第1折目線と前記第2折目線の交点に一端を有し、前記側壁上端に他端を有する第3折目線を形成し、かつ、
前記内板の中央部に、該内板の外方に向かう押し広げを促進する折目線を設けたものである。
【0009】
前記発明では、包装箱の額縁構造を有する端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げると、内ヒレ片は、内ヒレ片の先端部上端に外方に向かう押圧力が付与されて、内ヒレ片の第1折目線が谷折れし、内ヒレ片の第2折目線が山折れし、および側壁の第3折目線が山折れすることにより捻られる。これにより、内ヒレ片の先端部下端が内板下端を包装箱の内方に向かって押し出すので、容易に額縁構造を有する端壁を解体することができる。
【0010】
前記課題を解決するための他の手段として、本発明は、
内板と外板からなる額縁構造を有する対向する2つの側壁および一方の端壁と、他方の端壁の両側に連設された内ヒレ片とを備え、前記側壁の内板と外板は、前記一方の端壁の内板と外板の両側にそれぞれ連設されており、前記内ヒレ片は、前記他方の端壁を立ち上げたときに前記側壁の前記内板および前記外板の間に挿入される包装箱において、
前記内ヒレ片は、前記包装箱の底板の両側に連接された第1折畳み片と、前記他方の端壁の両側に連設された第2折畳み片と、前記第1折畳み片の前記第2折畳み片と隣接する側の一端に連接された第3折畳み片とからなり、前記第2折畳み片と前記第3折畳み片は、折目線を介して一体であるものである。
【0011】
前記発明では、包装箱の他方の端壁および第1折畳み片を垂直方向に立ち上げると、第2折畳み片および第3折畳み片は、第1折畳み片と重ね合わされるようにそれぞれ折り畳まれ、3層構造を形成する。一方、側壁の額縁構造を形成する外板と内板の間に挿入された第1、第2および第3折畳み片が露出されると、3層に折り畳まれていた折畳み片がそれぞれ開いた状態になり、第1折畳み片および他方の端壁が水平方向に向かって倒れる。これにより、包装箱を容易に解体することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0013】
図1は、本発明の第1実施形態に係る包装箱1の展開図であって、包装箱1は両面段ボールからなる。包装箱1は、底板2の両側に、側板3a,bと桟4a,bが折目線を介して順に連設され、一方、前記底板2の両端に、外端板5a,bが折目線を介して連接されている。
【0014】
前記側板3a,bの一端には、内ヒレ片6a,bがそれぞれ折目線30a,bを介して設けられている。この内ヒレ片6a,bには、前記内ヒレ片6a,b下端に一端を有し、前記折目線30a,bに他端を有する第1折目線7a,bと、前記内ヒレ片6a,b上端に一端を有し、前記折目線30a,bに他端を有する第2折目線8a,bとが形成されている。この第1折目線7a,bと第2折目線8a,bとは、それぞれ前記折目線30a,b上の交点9a,bにおいて互いに交わっている。前記第1折目線7a,bは、内ヒレ片6a,bを半切り加工して形成されることが好ましい。これにより、後述するように内ヒレ片6a,bを捻りやすくなる、または折り曲げやすくなる。また、前記側板3a,bには、前記交点9a,bに一端を有し、側板3a,b上端に他端を有する第3折目線10a,bがそれぞれ形成されている。前記第2折目線8a,bおよび第3折目線10a,bは、押罫線であることが好ましい。前記第1折目線7a,bおよび前記第3折目線10a,bは、直線上に形成されていることが好ましい。前記折目線30a,b上の交点9a,bの位置には、折目線30a,b方向に伸張方向を有するスリットまたは穴が形成されている。また、前記側板3a,bの前記内ヒレ片6a,bが連設されている一端とは反対側の一端の下端部から側板3a,b上端に向かって折り畳み線11a,bがそれぞれ形成されている。
【0015】
前記桟4a,bには、前記第3折目線10a,bおよび前記折り畳み線11a,bが伸張する折目線または折り畳み線がそれぞれ形成されている。
【0016】
前記外端板5aの底板2が連設されている一端とは反対側の一端には、頂板12および内端板13が順に連設されている。前記内端板13の中央部には、内端板13下端から内端板13上端に向かう折目線13aが形成されている。また、前記外端板5a、頂板12および内端板13に、図1中において略逆U字形状の切目線14を施すことにより舌片15が形成されている。前記内端板13の頂板12が連設されている一端とは反対側の一端には、係止片16a,bが形成されている。また、内端板13の下端両側は、下端に向かって幅広に形成されている。また、前記底板2と前記外端板5aの折目線31上には、前記係止片16a,bの先端がそれぞれ嵌合し、係止片16a,bを係止する係止穴17a,bが形成されている。
【0017】
前記外端板5bの両側には、それぞれ糊付け片18a,bが設けられており、該糊付け片18a,bは、隣接する前記側板3a,bの折り畳み線11a,b上方部分とそれぞれ貼着されている。前記外端板5bの底板2が連設されている一端とは反対側の一端には、上板19および係合片20が順に連設されている。前記上板19と係合片20の折目線32上には切目線21が施されており、前記係合片20を折目線32を折目にして山折りすると、前記舌片15の先端部が差し込まれる差込穴を形成するようになっている。また、前記折目線32の中央部には、半円形状の切目線22が施され、係止穴23が形成されており、これによりユーザの指先を係止穴23に係合させることによりユーザが包装箱1を開封し易いようになっている。
【0018】
この包装箱1の組み立て作業は、まず、図2に示すように、側板3a,bおよび外端板5bを立ち上げ、側壁および一方の端壁を形成する。次に、内ヒレ片6a,bを折目線30a,bを介して折り返した状態で、矢印Aで示すように、外端板5aを立ち上げる。続いて、図3において矢印Bで示すように、内端板13と外端板5aの間の2つの折目線で山折りして内端板13を外端板5aに沿って配置して額縁構造を有する他方の端壁を形成する。このとき、内端板13の下端部両端は、幅広に形成されているのでそれぞれ側板3a,b内面により係止されるとともに、係止片16a,bは、それぞれ係止穴17a,bに嵌合することにより内端板13を係止する。
【0019】
そして、包装箱1の内側に収容物を収容した後で、図3において矢印Cで示すように、桟4a,bを水平方向に折り曲げる。係合片20を折目線32を折目にして山折りした状態で上板19を水平方向に折り曲げて、上板19を桟4a,bに上方から重ね合わせる。このとき、係合片20は、内端板13上部内面により係合される。そして、切目線14から切り離した舌片15を山折りした状態で、舌片15の先端部を切目線21により形成された差込穴に差し込む。これにより、上板19は舌片15により係止され包装箱1の封緘が完了する。ユーザは、包装箱1の収容物を取り出す場合、ユーザの指先を上板19の係止穴23に係合させて上板19を上方に持ち上げることにより開封する。
【0020】
次に、前記構成からなる包装箱1を解体する場合について説明する。
【0021】
包装箱1を開封した状態から桟4a,bを垂直方向に立ち上げた後で、図4に示すように、包装箱1の端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げる。このとき、内端板13の中央部に折目線13aが形成されているので、端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げる作業性がよい。
【0022】
その結果、内ヒレ片6a,bは、内ヒレ片6a,bの先端部上端に外方に向かう押圧力が付与されて、内ヒレ片6a,bの第1折目線7a,bが山折れし、内ヒレ片6a,bの第2折目線8a,bが谷折れし、および側板3a,bの第3折目線10a,bが谷折れすることにより、内ヒレ片6a,bは捻られる。このとき、交点9a,bの位置には、折目線30a,b方向に伸張方向を有するスリットまたは穴が形成されているので、内ヒレ片6a,bは捻れやすくなっている。以上のように、内ヒレ片6a,bが捻られると、内ヒレ片6a,bの先端部下端が内端板13下端を包装箱1の内方に向かって押し出す。その結果、側板3a,b内面に係止されていた内端板13が解放され、ユーザは容易に額縁構造を有する端壁を解体することができる。このとき、係止穴17a,bに係止されていた係止片16a,bは、係止穴17a,bから解放されるので、ユーザは容易に額縁構造を有する端壁を解体することができる。
【0023】
そして、図5に示すように、内ヒレ片6a,bを側板3a,bに沿うように折り曲げた状態で、上板19を水平方向に折り曲げて、図6に示すように、包装箱1を平たく折り畳む。ユーザは、不要になった包装箱1を古紙回収する場合、または保管する場合、このように折り畳んだ状態の包装箱1を重ね合わせることにより、全体の容積がかさばらないので、運搬または保管スペースが少なくて済む。
【0024】
次に、他の実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様である部分は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】
図7は、本発明の第2実施形態に係る包装箱40の展開図であって、包装箱40は両面段ボールからなる。この包装箱40は、プリンタなどに用いられる約1mの長さを有するトナーカートリッジを収容するためのものである。包装箱40は、底板41の両側に、内ヒレ片を構成する折畳み片42a,b(第1折畳み片)が折目線を介して連設され、一方、前記底板41の両端に、外端板43a,bが折目線を介して連接されている。
【0026】
前記外端板43aの底板41が連設されている一端とは反対側の一端には、頂板44および内端板45が順に連設されている。
【0027】
前記外端板43bの底板41が連設されている一端とは反対側の一端には、包装箱40の蓋体を構成する上板46、蓋体外端板47、頂板48および蓋体内端板49が順に連設されている。
【0028】
前記外端板43aの両側には、それぞれ折目線を介して外側板50a,bが設けられている。この外側板50a,bには、後述するように包装箱40を解体する際にユーザの指先を係合させるための切り欠き部51a,bが形成されている。前記内端板45の両側には、それぞれ2つの折目線を介して内側板52a,bが設けられており、この内端板45と内側板52a,bの間には、逃がし穴53a,bがそれぞれ形成されている。また、外側板50a,bと内側板52a,bとの間には、包装箱40の側壁の頂板54a,bがそれぞれ設けられている。
【0029】
前記外端板43bの両側には、折畳み片42c,d(第2折畳み片)が折目線を介して連設され、前記折畳み片42a,b(第1折畳み片)と折畳み片42c,d(第2折畳み片)の間には、折畳み片42a,b(第1折畳み片)の折畳み片42c,d(第2折畳み片)と隣接する側の一端に連設され、かつ折畳み片42c,d(第2折畳み片)と折目線を介して一体である折畳み片42e,f(第3折畳み片)がそれぞれ設けられている。これら折畳み片42a,c,eまたは折畳み片42b,d,fは、後述するように包装箱40を組み立てる際、折目線を介して折り畳まれ、3層構造を構成するようになっている。
【0030】
前記上板46の両側には、蓋側板55a,bが折目線を介して連設されている。この蓋側板55a,bの一端には、内ヒレ片56a,bがそれぞれ折目線70a,bを介して設けられている。この内ヒレ片56a,bには、前記内ヒレ片56a,b下端に一端を有し、前記折目線70a,bに他端を有する第1折目線7a,bと、前記内ヒレ片56a,b上端に一端を有し、前記折目線70a,bに他端を有する第2折目線8a,bとが形成されている。この第1折目線7a,bと第2折目線8a,bとは、それぞれ前記折目線70a,b上の交点9a,bにおいて互いに交わっている。また、前記蓋側板55a,bには、前記交点9a,bに一端を有し、蓋側板55a,b上端に他端を有する第3折目線10a,bがそれぞれ形成されている。
【0031】
前記蓋体内端板49の中央部には、蓋体内端板49下端から蓋体内端板49上端に向かう折目線13aが形成されている。また、蓋体内端板49の両側は、下端に向かって幅広に形成されている。また、前記蓋体外端板47、頂板48および蓋体内端板49の中央近傍に、係止穴57が形成されている。
【0032】
この包装箱40の組み立て作業は、図8に示すように、外端板43bを垂直方向に立ち上げることにより包装箱40の端壁(他方の端壁)を形成するとともに、折畳み片42a,bを垂直方向に立ち上げる。このとき、折畳み片42c,eおよび折畳み片42d,fは、折畳み片42a,bと重ね合わされるようにそれぞれ折り畳まれ、3層構造を形成する。次に、矢印Dで示すように、内端板45を折り返して外端板43aと重ね合わせる。続いて、矢印Eで示すように、外側板50a,bおよび内側板52a,bを垂直方向に立ち上げる。この状態で、図9の矢印Fで示すように、外端板43aおよび内端板45を垂直方向に立ち上げることにより、包装箱40の額縁構造を有する端壁(一方の端壁)を形成するとともに、包装箱40の額縁構造を有する側壁が形成される。このとき、外側板50aと内側板52aの間および外側板50bと内側板52bの間に、前述したように折り畳まれた内ヒレ片を構成する折畳み片42a,c,eおよび折畳み片42b,d,fが挿入される。
【0033】
一方、図8の矢印Gで示すように、蓋側板55a,bを立ち上げ、蓋体の側壁を形成する。次に、内ヒレ片56a,bを折目線70a,bを介して折り返した状態で、矢印Hで示すように、蓋体外端板47を立ち上げる。続いて、図9において矢印Iで示すように、蓋体内端板49を折り返すことにより、蓋体内端板49を蓋体外端板47に沿って配置して額縁構造を有する蓋体の端壁を形成する。このとき、蓋体内端板49の下端部両側は、幅広に形成されているのでそれぞれ蓋側板55a,b内面により係止される。
【0034】
そして、包装箱40の内側にトナーカートリッジを収容した後で、図9において矢印Jで示すように、上板46を水平方向に折り曲げることにより、包装箱40の封緘が完了する。
【0035】
ユーザは、包装箱40内の収容物であるトナーカートリッジを取り出す場合、ユーザの指先を包装箱40の蓋体の係止穴57に係合させて包装箱40の蓋体を上方に持ち上げる。このとき、包装箱40は、図9の状態になる。次に、ユーザは、ユーザの指先を包装箱40の端壁の切り欠き部51a,bに係合させて、外端板43aおよび内端板45を水平方向に倒す。このとき、外側板50aと内側板52aの間および外側板50bと内側板52bの間に挿入されていた折畳み片42a,c,eおよび折畳み片42b,d,fが露出される。これにより、図10に示すように、3層に折り畳まれていた折畳み片42a〜fがそれぞれ開いた状態になり、折畳み片42a,bおよび外端板43bが水平方向に向かって倒れる。これにより、包装箱40は開封され、ユーザは、図10において一点鎖線で示すトナーカートリッジの両端を把持することにより包装箱40から容易に取り出すことができる。また、その結果、ユーザは、包装箱の端壁および側壁を容易に解体することができる。
【0036】
次に、ユーザは、図11に示すように、包装箱40の蓋体の端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げる。このとき、蓋体内端板49の中央部に折目線13aが形成されているので、蓋体の端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げる作業性がよい。
【0037】
その結果、内ヒレ片56a,bは、前記第1実施形態と同様に、内ヒレ片56a,bの先端部上端に外方に向かう押圧力が付与されて、内ヒレ片56a,bの第1折目線7a,bが谷折れし、内ヒレ片56a,bの第2折目線8a,bが山折れし、および蓋側板55a,bの第3折目線10a,bが山折れすることにより捻られる。このとき、交点9a,bの位置には、折目線70a,b方向に伸張方向を有するスリットまたは穴が形成されているので、内ヒレ片56a,bは捻れやすくなっている。以上のように、内ヒレ片56a,bが捻られると、内ヒレ片56a,bの先端部下端が蓋体内端板49の下端を蓋体における内方に向かって押し出す。その結果、蓋側板55a,b内面に係止されていた蓋体内端板49が解放され、ユーザは容易に額縁構造を有する蓋体の端壁を解体することができる。
【0038】
そして、ユーザは、平面状に展開された包装箱40を折り畳み、複数の包装箱40を重ね合わせることにより、前記実施形態と同様に運搬または保管スペースを省くことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、端壁内面をなす内端板と端壁外面をなす外端板からなる額縁構造の間に挿入された内ヒレ片に、第1折目線、第2折目線を形成し、また、側壁に、第3折目線を形成したので、包装箱の端壁の上部中央部分を外方に向かって押し広げ、内ヒレ片を第1折目線、第2折目線および第3折目線を介して折り曲げて捻ることにより、容易に額縁構造を解体することができるという効果を奏する。
【0040】
また、本発明によれば、側壁内面をなす内側板と側壁外面をなす外側板からなる額縁構造の間に挿入された内ヒレ片は、包装箱の底板の両側に連接された第1折畳み片と、他方の端壁の両側に連設された第2折畳み片と、第1折畳み片の第2折畳み片と隣接する側の一端に連接された第3折畳み片とからなり、第2折畳み片と第3折畳み片は、折目線を介して一体であるので、側壁の額縁構造を形成する外板と内板の間に挿入されていた第1、第2および第3折畳み片が露出されると、3層に折り畳まれていた折畳み片がそれぞれ開いた状態になり、第1折畳み片および他方の端壁が水平方向に向かって倒れる。これにより、包装箱を容易に解体することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る包装箱の展開図。
【図2】 図1の包装箱を組み立てた状態を示した斜視図。
【図3】 図1の包装箱を組み立てた状態を示した斜視図。
【図4】 図1の包装箱の額縁構造を解体する状態を示した拡大斜視図。
【図5】 図1の包装箱を折り畳んだ状態を示した斜視図。
【図6】 図1の包装箱を平たく折り畳んだ状態を示した斜視図。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る包装箱の展開図。
【図8】 図7の包装箱を組み立てた状態を示した斜視図。
【図9】 図7の包装箱を組み立てた状態を示した斜視図。
【図10】 図7の包装箱を開封した状態を示した斜視図。
【図11】 図7の包装箱の額縁構造を解体する状態を示した斜視図。
【符号の説明】
1…包装箱
3a,b…側板(側壁)
5a…外端板(外板)
6a,b…内ヒレ片
7a,b…第1折目線
8a,b…第2折目線
10a,b…第3折目線
13…内端板(内板)
Claims (2)
- 内板と外板からなる額縁構造を有する端壁と、該端壁の前記内板および前記外板の間に挿入される側壁の一端に連設された内ヒレ片とを備える包装箱において、
前記内ヒレ片に、第1折目線および第2折目線を形成し、前記第1折目線は、前記内ヒレ片下端に一端を有するとともに前記内ヒレ片と前記側壁の折目線に他端を有し、一方、前記第2折目線は、前記内ヒレ片上端に一端を有するとともに前記内ヒレ片と前記側壁の折目線に他端を有し、また前記第1折目線と前記第2折目線は、前記内ヒレ片と前記側壁の折目線上において交わり、
前記側壁に、前記第1折目線と前記第2折目線の交点に一端を有し、前記側壁上端に他端を有する第3折目線を形成し、かつ、
前記内板の中央部に、該内板の外方に向かう押し広げを促進する折目線を設けたことを特徴とする包装箱。 - 内板と外板からなる額縁構造を有する対向する2つの側壁および一方の端壁と、他方の端壁の両側に連設された内ヒレ片とを備え、前記側壁の内板と外板は、前記一方の端壁の内板と外板の両側にそれぞれ連設されており、前記内ヒレ片は、前記他方の端壁を立ち上げたときに前記側壁の前記内板および前記外板の間に挿入される包装箱において、
前記内ヒレ片は、前記包装箱の底板の両側に連接された第1折畳み片と、前記他方の端壁の両側に連設された第2折畳み片と、前記第1折畳み片の前記第2折畳み片と隣接する側の一端に連接された第3折畳み片とからなり、前記第2折畳み片と前記第3折畳み片は、折目線を介して一体であることを特徴とする包装箱。
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