[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかる特定機器管理システム1の構成図を示す。また、本発明の第1実施形態にかかる特定機器管理システム1の構成要素の構成図を図2及び図3に示す。特定機器管理システム1は、主として給湯機10を管理するためのシステムである。ここで、給湯機10は、使用に際して周辺において人為的操作が必要な機器である。
<特定機器管理システム1の全体構成>
図1に示す特定機器管理システム1は、主として、給湯機10、配管50、リモコン30及び浴槽95を備える。給湯機10は、主としてヒートポンプユニット10aと貯湯ユニット10bとを備える。ヒートポンプユニット10aと貯湯ユニット10bとは、利用者宅2外に設置される。リモコン30は、利用者宅2内に設置される。配管50は、利用者宅2外から利用者宅2内へと伸びている。
<給湯機10の構成>
図1に示す給湯機10は、図2に示すように、主として、加熱部11、制御部13及び貯湯部12を備える。
貯湯部12には、温水が貯湯される。制御部13は、リモコン30から命令を受け取る。制御部13は、リモコン30から受け取った命令に基づいて、加熱部11を制御する。加熱部11は、制御部13に制御されることにより、貯湯部12の温水を加熱する。
なお、貯湯部12には、水道供給配管91を経由して水道源92が接続されており、水道水が供給されるようになっている。
<加熱部11の構成>
図2に示す加熱部11は、主として、空気熱交換器11b、水熱交換器11e、膨張弁11a、圧縮機11d及び水加熱用配管11fを備える。
膨張弁11aで減圧された低温低圧冷媒は、空気熱交換器11bで蒸発して室外の空気から熱を奪い、圧縮機11dで高温高圧冷媒へと変えられる。その高温高圧冷媒は、水熱交換器11eで凝縮して、水加熱用配管11fを通る貯湯部12の温水に熱を与える。この結果、貯湯部12の温水が加熱される。
なお、空気熱交換器11b,膨張弁11a、圧縮機11d及び水熱交換器11eは、ヒートポンプユニット10aに備えられている。水加熱用配管11fは、ヒートポンプユニット10aと貯湯ユニット10bとの間に備えられている。
<配管50の構成>
図1に示す配管50は、図2に示すように、主として、給湯口50aと給湯弁50bとを備える。
給湯弁50bは、給湯機10の使用時に、給湯機10の利用者により、開状態にされる。これにより、給湯機10の貯湯部12に貯湯された温水が、給湯弁50bを経由して給湯口50aから排出される。すなわち、給湯機10から供給された湯が給湯口50aから排出されるに際して、給湯機10の周辺において、給湯弁50bを開状態にするという人為的操作が必要である。
給湯弁50bは、給湯機10の不使用時に、給湯機10の利用者により、閉状態に保たれる。これにより、給湯機10の貯湯部12に貯湯された温水が、給湯弁50bから先に排出されないようにされる。
<浴槽95の構成>
図1に示す浴槽95は、図2に示すように、主として、浴壁部98、排水栓96及び排水口97を備える。
配管50の給湯口50aから供給された湯は、排水栓96が排水口97を塞いでいるときに、浴壁部98で囲まれた空間に貯められる。すなわち、給湯機10から供給された湯が浴壁部98で囲まれた空間に貯められるに際して、給湯機10の周辺おいて、排水栓96で排水口97を塞ぐという人為的操作が必要である。
<リモコン30の構成>
図1に示すリモコン30は、図3に示すように、主として、検知部31、入力部32、質問生成部34、推定生成部35、命令生成部44、表示部36、判断部38及び記憶部41と、これらの各部31,32,34〜36,38,41,44を制御する制御部33とを備える。記憶部41には、質問データベース39、診断データベース37、診断プログラム42、確認データベース46及び確認プログラム47が記憶されている。検知部31は、図2に示すように、主として、水位センサ31a〜31d及び水位センサ31g〜31jを有する。水位センサ31a〜31dは、給湯機10の貯湯部12内に設けられている。水位センサ31g〜31jは、浴槽95の浴壁部98内に設けられている。
<特定機器管理システム1の全体動作>
特定機器管理システム1の各部31〜36,38,41,44は、主として、以下のように動作する。
図3に示す検知部31は、特定異常を検知する。ここで、特定異常は、給湯機10に関する異常であって、人為異常を含む。人為異常は、人為的操作に関する異常である。制御部33は、特定異常の情報を検知部31から受け取ることにより、特定異常があると判断する。ここで、特定異常の情報は、異常コードの情報である。命令生成部44は、特定異常があると制御部33が判断する場合に、特定異常の情報を制御部33から受け取る。命令生成部44は、特定異常の情報に基づいて、診断プログラム42の起動命令を生成する。制御部33は、診断プログラム42の起動命令の情報を命令生成部44から受け取る。制御部33は、診断プログラム42の起動命令の情報に基づいて、記憶部41を参照し、診断プログラム42を起動する。
制御部33は、診断プログラム42に基づき、質問を生成する命令を命令生成部44に生成させる。制御部33は、質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とを質問生成部34へ渡す。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とを制御部33から受け取る。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とに基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、質問情報を生成する。ここで、質問情報は、特定異常原因を推定するための質問に関する情報である。特定異常原因は、特定異常の原因である。表示部36は、質問情報を制御部33経由で質問生成部34から受け取る。表示部36は、質問情報を表示する。
入力部32に、給湯器10の利用者により、表示部36に表示された質問情報に基づいて、回答情報が入力される。判断部38は、回答情報を制御部33経由で入力部32から受け取る。判断部38は、回答情報に基づいて、制御部33経由で記憶部41の診断データベース37を参照し、推定結果情報を生成することが可能であるか否かを判断する。ここで、推定結果情報は、特定異常原因が推定された結果に関する情報である。
推定結果情報を生成することが不能であると判断部38が判断する場合に、質問生成部34は、推定結果情報を生成することが不能であると判断部38が判断する旨の情報と回答情報とを制御部33経由で判断部38から受け取る。質問生成部34は、回答情報に基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、次の質問情報を生成する。表示部36は、次の質問情報を制御部33経由で質問生成部34から受け取る。表示部36は、次の質問情報を表示する。
あるいは、推定結果情報を生成することが可能であると判断部38が判断する場合に、推定生成部35は、推定結果情報を生成することが可能であると判断部38が判断する旨の情報と回答情報とを受け取る。推定生成部35は、回答情報に基づいて、記憶部41の診断データベース37を参照し、推定結果情報を生成する。表示部36は、推定結果情報を制御部33経由で推定生成部35から受け取る。表示部36は、推定結果情報を表示する。
表示部36に推定結果情報が表示されると、入力部32に、給湯器10の利用者により、表示部36に表示された推定結果情報に基づいて、検証結果情報が入力される。ここで、検証結果情報は、特定異常原因が検証された結果の情報である。
入力部32に、給湯器10の利用者により、検証結果情報に基づいて、修理情報が入力される。ここで、修理情報は、特定異常に対する修理が必要であることを示す情報である。制御部33は、修理情報を入力部32から受け取る。制御部33は、検証結果情報と修理情報とに基づいて記憶部41を参照し、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを記憶部41から取得する。表示部36は、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを制御部33から受け取る。表示部36は、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを表示する。給湯機10の利用者は、表示部36に表示された情報に基づいて、サービスマンに対して給湯機10の修理の依頼を行う。
あるいは、入力部32に、給湯器10の利用者により、検証結果情報に基づいて、解消情報が入力される。ここで、解消情報は、特定異常が解消したことを示す情報である。制御部33は、解消情報を入力部32から受け取り、記憶部41に記憶させる。
サービスマンにより給湯機10の修理が行われた後、入力部32に、サービスマンにより、確認プログラム47の起動命令が入力される。制御部33は、確認プログラム47の起動命令の情報を入力部32から受け取る。制御部33は、確認プログラム47の起動命令に基づいて、記憶部41を参照し、確認プログラム47を起動する。制御部33は、確認プログラム47に基づき、質問を生成する命令を命令生成部44に生成させる。制御部33は、質問を生成する命令の情報を質問生成部34へ渡す。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報を制御部33から受け取る。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報に基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、質問情報を生成する。表示部36は、質問情報を制御部33経由で質問生成部34から受け取る。表示部36は、質問情報を表示する。入力部32に、サービスマンにより、表示部36に表示された質問情報に基づいて、回答情報が入力される。判断部38は、回答情報を制御部33経由で入力部32から受け取る。判断部38は、回答情報に基づいて、制御部33経由で記憶部41の確認データベース46を参照し、推定結果情報を生成することが可能であるか否かを判断する。
推定結果情報を生成することが不能であると判断部38が判断する場合に、質問生成部34は、推定結果情報を生成することが不能であると判断部38が判断する旨の情報と回答情報とを制御部33経由で判断部38から受け取る。質問生成部34は、回答情報に基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、次の質問情報を生成する。表示部36は、次の質問情報を制御部33経由で質問生成部34から受け取る。表示部36は、次の質問情報を表示する。
あるいは、推定結果情報を生成することが可能であると判断部38が判断する場合に、推定生成部35は、推定結果情報を生成することが可能であると判断部38が判断する旨の情報と回答情報とを受け取る。推定生成部35は、回答情報に基づいて、記憶部41の確認データベース46を参照し、推定結果情報を生成する。表示部36は、推定結果情報を制御部33経由で推定生成部35から受け取る。表示部36は、推定結果情報を表示する。
<質問データベース39の構成>
図3に示す質問データベース39は、図8に示すように、主として、異常コードの情報E−01,E−02,・・・と質問情報Q1,Q2,・・・と質問済みフラグ(図示せず)とが対応づけられた情報を格納する。
例えば、異常コードが「E−01」である場合、質問データベース39が参照されることにより、質問情報Q1,・・・が順番に生成される。例えば、異常コードが「E−02」である場合、質問データベース39が参照されることにより、質問情報Q1,Q3,・・・が順番に生成される。
なお、一度行った質問情報Q1,Q2,・・・とまだ行っていない質問情報とは、質問済みフラグ(図示せず)により区別される。
また、図3に示す質問データベース39は、図10に示すように、主として、修理・工事内容コードの情報I−01,I−02,・・・と質問情報Q7,Q8,・・・と質問済みフラグ(図示せず)とが対応づけられた情報を格納する。
例えば、修理・工事内容コードが「I−01」である場合、質問データベース39が参照されることにより、質問情報Q7,・・・が順番に生成される。例えば、修理・工事内容コードが「I−03」である場合、質問データベース39が参照されることにより、質問情報Q7,Q8,・・・が順番に生成される。
なお、一度行った質問情報Q7,Q8,・・・とまだ行っていない質問情報とは、質問済みフラグ(図示せず)により区別される。
<診断データベース37の構成>
図3に示す診断データベース37は、図9に示すように、主として、異常コードの情報E−01,E−02,・・・と質問情報Q1,Q5,・・・と推定結果情報D2,D3,・・・と指令情報C4,・・・とが対応づけられた情報を格納する。
例えば、異常コードが「E−09」で質問情報Q1に対する回答情報が「NO」である場合、診断データベース37が参照されることにより、推定結果情報を生成することが可能であることが分かり、推定結果情報D2が生成されることになる。例えば、異常コードが「E−09」で質問情報Q1に対する回答情報が「YES」である場合、診断データベース37が参照されることにより、推定結果情報を生成することが不能であることが分かる。例えば、質問情報Q3に対する回答情報が「NO」である場合、推定結果情報を生成することが不能であることが分かるとともに、指令情報C4「診断運転起動」に該当することが分かる。
<確認データベース46の構成>
図3に示す確認データベース46は、図11に示すように、主として、修理・工事内容コードの情報I−01,I−02,・・・と質問情報Q7,Q8,・・・と推定結果情報D7,D8,・・・とが対応づけられた情報を格納する。
例えば、修理・工事内容コードが「I−03」で質問情報Q7に対する回答情報が「NO」である場合、確認データベース46が参照されることにより、推定結果情報を生成することが可能であることが分かり、推定結果情報D7が生成されることになる。例えば、修理・工事内容コードが「I−03」で質問情報Q7に対する回答情報が「YES」である場合、確認データベース46が参照されることにより、推定結果情報を生成することが不能であることが分かる。
<特定機器管理システム1が給湯機10を管理する処理の流れ>
図1に示す特定機器管理システム1が給湯機10を管理する処理の流れを、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すステップS1では、起動処理が行われる。
図4に示すステップS4では、診断処理が行われる。
図4に示すステップS5では、特定異常が解決したか否かが判断される。すなわち、検証結果情報に基づいて、給湯器10(図1参照)の利用者により、特定異常が解決したか否かが判断される。特定異常が解決したと判断された場合、すなわち特定異常に対する修理が必要でない場合にはステップS11へ進められ、特定異常が解決していないと判断された場合、すなわち特定異常に対する修理が必要な場合には判断されてステップS7へ進められる。
図4に示すステップS7では、修理情報が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、給湯器10の利用者により、検証結果情報に基づいて、修理情報が入力される。制御部33は、修理情報を入力部32から受け取る。制御部33は、検証結果情報と修理情報とに基づいて、記憶部41を参照し、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを記憶部41から取得する。表示部36は、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを制御部33から受け取る。表示部36は、修理の依頼先の情報と依頼時に連絡すべき情報とを表示する。給湯機10の利用者は、表示部36に表示された情報に基づいて、サービスマンに対して給湯機10の修理の依頼を行う。
図4に示すステップS9では、特定異常への修理の対応が行われる。すなわち、利用者宅2(図1参照)へ派遣されたサービスマンにより、給湯機10が修理される。
図4に示すステップS13では、確認処理が行われる。
図4に示すステップS10では、特定異常が解決したか否かが判断される。すなわち、ステップS13の確認処理の結果に基づいて、サービスマンにより、特定異常が解決したか否かが判断される。特定異常が解決したと判断された場合、ステップS11へ進められ、特定異常が解決していないと判断された場合、ステップS9へ進められる。
図4に示すステップS11では、解消情報が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、検証結果情報に基づいて、給湯器10の利用者又はサービスマンにより、解消情報が入力される。
図4に示すステップS18では、データベース37,39,46が更新される。すなわち、図3に示すリモコン30の制御部33は、質問情報と回答情報と推定結果情報と検証結果情報と解消情報とに基づき、記憶部41の質問データベース39と診断データベース37とにアクセスして、質問データベース39と診断データベース37とを更新する。具体的には、異常コードの情報E−01,・・・(図8参照)に対して不足している質問情報が追加されたり、異常コードの情報E−01,・・・(図8参照)に対して不要であると判断された質問情報が削除されたりする。
また、制御部33は、質問情報と回答情報と推定結果情報と検証結果情報と修理情報と解消情報とに基づき、記憶部41の質問データベース39と確認データベース46とにアクセスして、質問データベース39と確認データベース46とを更新する。具体的には、修理・工事内容コードの情報I−01,・・・(図10参照)に対して不足している質問情報が追加されたり、修理・工事内容コードの情報I−01,・・・(図10参照)に対して不要であると判断される質問情報が削除されたりする。
<起動処理の流れ>
図4に示す起動処理S1の詳細を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
図5に示すステップS14では、特定異常が検知される。すなわち、図3に示すリモコン30の検知部31は、特定異常を検知する。例えば、図2に示す検知部31の水位センサ31a〜31dが貯湯部12の水位に関する異常を検知したり、検知部31の水位センサ31g〜31jが浴槽95の水位に関する異常を検知したりする。制御部33は、特定異常の情報を検知部31から受け取る。
図5に示すステップS16では、起動命令が生成される。すなわち、図3に示すリモコン30の命令生成部44は、特定異常の情報を制御部33から受け取る。命令生成部44は、特定異常の情報に基づいて、診断プログラム42の起動命令を生成する。制御部33は、診断プログラム42の起動命令の情報を命令生成部44から受け取る。
図5に示すステップS17では、診断プログラムが起動される。すなわち、図3に示すリモコン30の制御部33は、記憶部41を参照し、診断プログラム42を起動する。制御部33は、診断プログラム42に基づき、質問を生成する命令を命令生成部44に生成させる。制御部33は、質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とを質問生成部34へ渡す。
<診断処理の流れ>
図4に示す診断処理S4の詳細を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図6に示すステップS21では、質問情報が生成される。すなわち、図3に示すリモコン30の質問生成部34は、質問を生成する命令の情報又は回答情報と特定異常の情報とを制御部33から受け取る。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報又は回答情報と特定異常の情報とに基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、質問情報を生成する。質問生成部34は、質問情報を制御部33へ渡す。
図6に示すステップS22では、質問情報が表示される。すなわち、図3に示すリモコン30の表示部36は、質問情報を制御部33から受け取る。表示部36は、質問情報を表示する。例えば、図12に示すように、質問情報Q5が表示画面36f(図1参照)に表示される。
図6に示すステップS23では、回答情報が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、表示部36に表示された質問情報に基づいて、給湯器10の利用者により、回答情報が入力される。入力部32は、回答情報を制御部33へ渡す。
図6に示すステップS24では、推定結果情報を生成することが可能であるか否かが判断される。すなわち、図3に示すリモコン30の判断部38は、回答情報を制御部33経由で入力部32から受け取る。判断部38は、回答情報に基づいて、制御部33経由で記憶部41の診断データベース37を参照し、推定結果情報を生成することが可能であるか否かを判断する。推定結果情報を生成することが可能であると判断された場合、ステップS25へ進められ、推定結果情報を生成することが不能であると判断された場合、ステップS29へ進められる。
図6に示すステップS29では、診断運転が行われるべきであるか否かが判断される。すなわち、図3に示すリモコン30の判断部38は、回答情報に基づいて、制御部33経由で記憶部41の診断データベース37を参照し、指令情報C4「診断運転起動」に該当するか否かを判断する。指令情報C4「診断運転起動」に該当すると判断された場合、診断運転が行われるべきであると判断されてステップS30へ進められ、指令情報C4「診断運転起動」に該当しないと判断された場合、診断運転が行われるべきでないと判断されてステップS21へ進められる。
図6に示すステップS30では、診断運転が行われる。すなわち、図3に示す制御部33は、診断運転が行われるべきである旨の情報を判断部38から受け取る。制御部33は、特定異常の原因を判断するための運転モードで給湯機10を運転させる。この状態で、検知部31は、特定異常を検知する。制御部33は、特定異常の情報を検知部31から受け取り、質問を生成する命令を命令生成部44に生成させる。制御部33は、質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とを質問生成部34へ渡す。
図6に示すステップS25では、推定結果情報が生成される。すなわち、図3に示すリモコン30の推定生成部35は、推定結果情報を生成することが可能であると判断される旨の情報と回答情報とを受け取る。推定生成部35は、回答情報に基づいて、記憶部41の診断データベース37を参照し、推定結果情報を生成する。推定生成部35は、推定結果情報を制御部33へ渡す。
図6に示すステップS26では、推定結果情報が表示される。すなわち、図3に示すリモコン30の表示部36は、推定結果情報を制御部33から受け取る。表示部36は、推定結果情報を表示する。
図6に示すステップS27では、検証結果情報が入力される。すなわち、給湯器10の利用者により、表示部36に表示された推定結果情報に基づいて、特定異常原因が検証される。例えば、表示部36に推定結果情報D2「風呂の栓の閉め忘れ」(図9参照)が表示される場合、給湯機10の利用者により、浴槽95の排水栓96が排水口97を完全に塞いでいるか否かが確認される。入力部32に、検証された特定異常原因に基づいて、給湯器10の利用者により、検証結果情報が入力される。
<確認処理の流れ>
図4に示す確認処理S13の詳細を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7に示すステップS111では、起動命令が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、サービスマンにより、確認プログラム47の起動命令が入力される。
図7に示すステップS112では、確認プログラムが起動される。すなわち、図3に示すリモコン30の制御部33は、確認プログラム47の起動命令の情報を入力部32から受け取り、記憶部41を参照し、確認プログラム47を起動する。制御部33は、確認プログラム47に基づき、質問を生成する命令を命令生成部44に生成させる。
図7に示すステップS113では、質問情報が生成される。すなわち、図3に示すリモコン30の質問生成部34は、質問を生成する命令の情報又は回答情報を制御部33から受け取る。質問生成部34は、質問を生成する命令の情報又は回答情報と特定異常の情報とに基づいて、記憶部41の質問データベース39を参照し、質問情報を生成する。質問生成部34は、質問情報を制御部33へ渡す。
図7に示すステップS114では、質問情報が表示される。すなわち、図3に示すリモコン30の表示部36は、質問情報を制御部33から受け取る。表示部36は、質問情報を表示する。例えば、図12に示すように、質問情報Q5が表示画面36f(図1参照)に表示される。
図7に示すステップS115では、回答情報が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、表示部36に表示された質問情報に基づいて、サービスマンにより、回答情報が入力される。入力部32は、回答情報を制御部33へ渡す。
図7に示すステップS116では、推定結果情報を生成することが可能であるか否かが判断される。すなわち、図3に示すリモコン30の判断部38は、回答情報を制御部33経由で入力部32から受け取る。判断部38は、回答情報に基づいて、制御部33経由で記憶部41の確認データベース46を参照し、推定結果情報を生成することが可能であるか否かを判断する。推定結果情報を生成することが可能であると判断された場合、ステップS119へ進められ、推定結果情報を生成することが不能であると判断された場合、ステップS117へ進められる。
図7に示すステップS117では、修理・工事内容コードに対応する全ての質問情報が表示されたか否かが判断される。すなわち、図3に示すリモコン30の判断部38は、質問済みフラグに基づいて、制御部33経由で記憶部41の質問データベース39を参照し、修理・工事内容コードに対応する全ての質問情報が表示されたか否かを判断する。全ての質問情報が表示されたと判断された場合、ステップS118へ進められ、全ての質問情報が表示されていないと判断された場合、ステップS113へ進められる。
図7に示すステップS118では、試運転が行われる。すなわち、図3に示すリモコン30の制御部33は、全ての質問情報が表示された旨の情報を判断部38から受け取り、試運転を行うべき旨の情報を表示部36へ渡す。表示部36は、試運転を行うべき旨の情報を表示画面36f(図1参照)に表示する。入力部32に、試運転を行うべき旨の情報が表示部36に表示されたことに基づき、サービスマンにより、試運転の命令が入力される。制御部33は、試運転の命令の情報を入力部32から受け取り、給湯機10を試運転する。
図7に示すステップS119では、推定結果情報が生成される。すなわち、図3に示すリモコン30の推定生成部35は、推定結果情報を生成することが可能であると判断される旨の情報と回答情報とを受け取る。推定生成部35は、回答情報に基づいて、記憶部41の確認データベース46を参照し、推定結果情報を生成する。推定生成部35は、推定結果情報を制御部33へ渡す。
図7に示すステップS120では、推定結果情報が表示される。すなわち、図3に示すリモコン30の表示部36は、推定結果情報を制御部33から受け取る。表示部36は、推定結果情報を表示する。
図7に示すステップS121では、検証結果情報が入力される。すなわち、サービスマンにより、表示部36に表示された推定結果情報に基づいて、特定異常原因が検証される。例えば、表示部36に表示された推定結果情報が推定結果情報D7「ボルトの締め忘れ」(図11参照)である場合、サービスマンにより、ボルトが締められているか否かが確認される。入力部32に、検証された特定異常原因に基づいて、サービスマンにより、検証結果情報が入力される。
<特定機器管理システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図3に示す質問生成部34が、質問情報を生成する。表示部36は、質問情報を表示する。入力部32に、利用者により、表示部36に表示された質問情報に基づいて、回答情報が入力される。質問生成部34は、推定結果情報を生成することが不能であると判断される場合に、回答情報に基づいて、次の質問情報を生成する。表示部36は、次の質問情報を表示する。
このように、特定機器管理システム1は、推定結果情報の生成が可能であると判断されるまで、繰り返し質問情報を生成して表示し、繰り返し利用者に回答情報の入力を促す。したがって、特定異常原因を把握することが可能になる。
(2)
ここでは、サービスマンにより給湯機10の修理が行われた後、入力部32に、サービスマンにより、確認プログラム47の起動命令が入力される。
したがって、サービスマンは、修理が正常に終了していることを確認することができる。
(3)
ここでは、図3に示す検知部31が、特定異常を検知する。命令生成部44は、特定異常の情報に基づいて、診断プログラム42の起動命令を生成する。制御部33は、診断プログラム42の起動命令の情報に基づいて、診断プログラム42を起動する。
したがって、特定異常が発生すると、診断プログラム42が自動的に起動されることになる。
(4)
ここでは、特定機器管理システム1が、給湯機10を管理している。給湯機10は、水道を利用する機器であり、使用に際して周辺において人為的操作を必要とする。
このため、特定機器管理システム1では、給湯機10の使用に際して周辺においてなされた人為的操作が原因となり、特定異常が検知されることがある。このような場合であっても、特定機器管理システム1は、「風呂の栓は閉まっているか」(図9)のように、人為的操作による特定異常原因を推定するための質問情報を生成して表示し、利用者に回答情報の入力を促す。したがって、人為的操作に起因する特定異常が発生した場合にも、特定異常原因を把握することが可能になる。
(5)
ここでは、推定生成部35が、推定結果情報を生成する。表示部36は、推定結果情報を表示する。
したがって、利用者は、推定結果情報を知ることができる。
<第1実施形態の変形例>
(A)図4に示す起動処理S1が、図13に示すようになっていてもよい。以下に、図13の詳細を説明する。なお、図13において、図5に示す起動処理S1と同様のステップは、同じ記号で示し説明を省略する。
図13に示すステップS82では、起動命令が入力される。すなわち、図3に示すリモコン30の入力部32に、給湯機10の利用者により、診断プログラム42の起動命令が入力される。制御部33は、診断プログラム42の起動命令の情報を入力部32から受け取る。
したがって、給湯機10の利用者により診断プログラム42の起動命令が入力されるので、利用者の意志に基づいて診断プログラム42を起動することができる。
なお、この場合、入力部32に、給湯機10の利用者により診断プログラム42の起動命令とともに異常コードの情報が入力されてもよい。入力部32に異常コードの情報が入力されなかった場合、質問データベース39や診断データベース37が参照される際に、制御部33により所定の異常コードが選択されてもよい。
あるいは、図3に示す質問データベース39や診断データベース37は、異常コードと対応づけられていなくてもよい。この場合、質問データベース39や診断データベース37において最初に選択される質問情報は、常に同じ質問情報になる。また、図3に示す質問データベース39や確認データベース46は、修理・工事内容コードと対応づけられていなくてもよい。この場合、質問データベース39や確認データベース46において最初に選択される質問情報は、常に同じ質問情報になる。
また、図4に示すステップS18では、質問データベース39や診断データベース37のみが更新されてもよい。この場合、ステップS18で行われる処理を簡略化することができる。
(B)図1に示す給湯機10の設置工事が図14に示すような手順で行われてもよい。なお、図14において、図4と同様のステップは、図4と同じ記号で示し説明を省略する。
図14に示すステップS141では、設置工事が行われる。すなわち、サービスマンにより、図1に示す利用者宅2に給湯機10が設置される。例えば、ヒートポンプユニット10aと貯湯ユニット10bとが利用者宅2外に設置され、リモコン30が利用者宅2内に設置され、配管50が利用者宅2外から利用者宅2内へと伸びるように設置される。
図14に示すステップS142では、設置工事が正常に終了しているか否かが判断される。すなわち、ステップS13の確認処理の結果に基づいて、サービスマンにより、設置工事が正常に終了しているか否かが判断される。設置工事が正常に終了していると判断された場合、処理が終了され、設置工事が正常に終了していないと判断された場合、ステップS141へ進められる。
したがって、設置工事が行われた後に確認処理S13(図14参照)が行われるので、設置工事の質を均質化することができる。また、設置工事のミスを設置工事修了直後に発見することができるので、無駄にサービスマンが派遣されることを低減することができる。
(C)図4に示すステップS5において、特定異常が解決したか否かが、給湯器10の利用者でなく図3に示す判断部38により判断されてもよい。すなわち、図3に示すリモコン30の判断部38は、検証結果情報を制御部33から受け取る。判断部38は、検証結果情報に基づいて、特定異常が解決したか否かを判断する。特定異常が解決したと判断された場合、特定異常に対する修理が必要でないと判断されてステップS11へ進められ、特定異常が解決していないと判断された場合、特定異常に対する修理が必要であると判断されてステップS7へ進められる。
また、このとき、ステップS7において、修理情報が入力部32に給湯器10の利用者により手動で入力されずに、制御部33により自動的に生成されてもよい。例えば、記憶部41に修理情報と異常コードの情報と推定結果情報と検証結果情報との組み合わせを表す情報を格納するデータベースが記憶されており、これに基づいて、修理情報が制御部33により自動的に選択される。
同様に、ステップS11において、解消情報が入力部32に給湯器10の利用者又はサービスマンにより手動で入力されずに、制御部33により自動的に生成されてもよい。例えば、記憶部41に解消情報と異常コードの情報と推定結果情報と検証結果情報との組み合わせを表す情報を格納するデータベースが格納されており、これに基づいて、解消情報が制御部33により自動的に選択される。
したがって、ステップS5,S7,S11における処理が自動化され、給湯機10の利用者の負担が軽減される。
(D)給湯機10は、図2に示すようなヒートポンプ方式の代わりに、ガス方式、電熱線方式などが採用されてもよい。給湯機10は、給水器・散水機など、使用に際して周辺において人為的操作が必要な機器であればどのような機器であってもよい。
(E)図3に示す質問データベース39は、診断プログラム42で使用されるものと確認プログラム47で使用されるものとが別々に構成されていてもよい。
(F)図3に示すリモコン30の記憶部41には、リモコン30の操作履歴が記憶されてもよい。例えば、リモコン30の入力部32に入力された給湯機10の運転モードの情報とその入力が行われた時刻の情報とが対応付けられて記憶されていてもよい。
(G)リモコン30の入力部32は、キーボードやタッチパネルであってもよいし、音声感知式の入力装置であってもよい。リモコン30には、表示部36の代わりに発声部(図示せず)が備えられており、質問情報が音声により報知されてもよい。この場合、お年寄りなど入力装置の操作が不得意な人や不慣れな人でも、容易に回答情報を入力することができ、質問情報を知ることができる。
(H)図5に示すステップS7において、表示部36により、修理の依頼先の情報や依頼時に連絡すべき情報以外の情報が表示されてもよい。例えば、サービスマンが到着するまでに異常運転モード又は延命運転モードで運転を行うべきであることが表示されてもよいし、安全のための応急対応方法などが表示されてもよい。
(I)図3に示す質問データベース39、診断データベース37、診断プログラム42、確認データベース46及び確認プログラム47は、地域による特性(気温、天候等)や個々の環境(使用状況、使用年数、機種等)に合わせてカスタマイズされたものであってもよい。これにより、地域による特性や個々の環境を考慮して特定異常原因を推定することができるので、特定異常原因をさらに詳細に推定することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る特定機器管理システム1aの構成図を図15に示す。また、本発明の第2実施形態に係る特定機器管理システム1aの各構成要素の構成図を図16及び図17に示す。図15〜図17において、図1〜図3に示す特定機器管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同様の番号で示してある。図15に示す特定機器管理システム1aは、主として給湯機10を管理するためのシステムである。ここで、給湯機10は、使用に際して周辺において人為的操作が必要な機器である。
この特定機器管理システム1aは、図15〜図17に示すように、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、主としてリモコン30aがネットワーク60aを介して遠隔管理センター70aに接続される点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態との差異を中心にして、第2実施形態を説明する。
図15に示すリモコン30aは、図16に示すように、利用者送信部43aと利用者受信部45aとを備える。
図15に示す遠隔管理センター70aは、図17に示すように、主として、制御部73a、遠隔送受信部83a,入力部88a及び表示部76aを備える。
また、図15に示す特定機器管理システム1aが給湯機10を管理する処理の流れは、図18に示すようになる。なお、図18において、図4に示す処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図18に示すステップS162では、遠隔管理センター70aへ修理情報と検証結果情報とが送信される。すなわち、図3に示すリモコン30aの利用者送信部43aは、修理情報と検証結果情報とを制御部33a経由で入力部32から受け取る。利用者送信部43aは、修理情報と検証結果情報とをネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへ送信する。図17に示す遠隔管理センター70aの遠隔送受信部83aは、修理情報と検証結果情報とをネットワーク60a経由でリモコン30aから受信する。表示部76aは、修理情報と検証結果情報とを制御部73a経由で遠隔送受信部83aから受け取り、表示画面(図示せず)に表示する。遠隔管理センター70aのオペレータは、表示部76aに表示された修理情報と検証結果情報とに基づいて、サービスマンに給湯機10の修理を依頼するとともに、サービスマンに修理が依頼された旨の情報を入力部88aに入力する。遠隔送受信部83aは、サービスマンに修理が依頼された旨の情報を、制御部73a経由で入力部88aから受け取り、ネットワーク60a経由でリモコン30aへ送信する。図16に示すリモコン30aの利用者受信部45aは、サービスマンに修理が依頼された旨の情報をネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aから受信する。表示部36は、サービスマンに修理が依頼された旨の情報を制御部33a経由で利用者受信部45aから受け取り、表示画面36fに表示する。
図18に示すステップS163では、確認処理が行われる。
ここで、図18に示す確認処理S163の流れは、図19に示すようになる。なお、図19において、図7に示す処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図19に示すステップS171では、試運転に関する情報が遠隔管理センター70aへ送信される。すなわち、図16に示す利用者送信部43aは、給湯機10の試運転に関する情報を制御部33aから受け取り、ネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへ送信する。ここで、試運転に関する情報は、例えば、試運転した際に取得された運転データなどである。図17に示す遠隔管理センター70aの遠隔送受信部83aは、給湯機10の試運転に関する情報をネットワーク60a経由でリモコン30aから受信する。表示部76aは、給湯機10に関する情報を制御部73a経由で遠隔送受信部83aから受け取り、表示画面(図示せず)に表示する。
このように、検証結果情報がネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへ送信されるので、検証結果情報を遠隔管理センター70aへ知らせることが可能である。このため、検証結果情報をネットワーク60a経由で管理することが可能である。また、修理情報と検証結果情報とは、給湯機10の利用者により特定異常に対する修理が必要であると判断された場合にのみ、ネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへ送信されるため、特定異常に対する修理が必要な場合にのみ、その旨を遠隔管理センター70aへ知らせることが可能である。このため、サービスマンに特定機器の修理が依頼される回数を低減することが可能である。さらに、試運転に関する情報が遠隔管理センター70aへ送信されるので、試運転が行われたことをネットワーク60a経由で管理することが可能である。
第1実施形態の特徴(1)〜(5)は、第2実施形態の特徴としても当てはまる。
<第2実施形態の変形例>
(A)図18に示すステップS162において、推定結果情報がネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへさらに送信されてもよい。この場合、推定結果情報を遠隔管理センター70aへ知らせることが可能である。このため、推定結果情報をネットワーク60a経由で管理することが可能である。
(B)図17に示す遠隔管理センター70aの遠隔送受信部83aは、次回接続情報をネットワーク60a経由でリモコン30aへ送信するようにしてもよい。ここで、次回接続情報は、利用者送信部43aと遠隔送受信部83aとを次に接続することに関する情報であり、例えば、時刻情報や送信情報などがある。時刻情報は、利用者送信部43aと遠隔送受信部83aとを次に接続する時刻に関する情報である。送信情報は、利用者送信部43aと遠隔送受信部83aとを次に接続する際に利用者送信部43aが遠隔送受信部83aに送信すべきデータに関する情報である。
例えば、図20に示すように、8:00の時刻において、リモコン30aから遠隔管理センター70aへ運転データが送信される際に、遠隔管理センター70aからリモコン30aへ「次回12:00に接続」の情報が次回接続情報として送信される。この場合、次回接続情報は時刻情報を含むことになる。遠隔管理センター70aは、リモコン30aから受信した運転データに基づいて、遠隔管理センター70a側において異常を予知するための処理を行う。
次に、12:00の時刻において、リモコン30aは、「次回12:00に接続」の情報に基づいて遠隔管理センター70aとの接続を確立するとともに、遠隔管理センター70aへ接続通知を送信する。そして、遠隔管理センター70a側において異常が予知された場合には、遠隔管理センター70aからリモコン30aへ診断プログラム42の起動命令の情報とともに、「検証結果情報送信要求」の情報が次回接続情報として送信される。この場合、次回接続情報は送信情報を含むことになる。そして、リモコン30a側では、遠隔管理センター70aからの診断プログラム42の起動命令の情報に基づいて、診断プログラム42が実行される。
次に、14:00の時刻において、リモコン30aは、診断プログラム42の実行結果に基づく検証結果情報を遠隔管理センター70aへ送信する。遠隔管理センター70aは、リモコン30aから受信した検証結果情報に基づいて、異常を判定する処理を行う。そして、遠隔管理センター70aからリモコン30aへ「次回17:00に接続」の情報が次回接続情報として送信される。この場合、次回接続情報は時刻情報を含むことになる。
次に、17:00の時刻において、リモコン30aは、「次回17:00に接続」の情報に基づいて遠隔管理センター70aとの接続を確立するとともに、遠隔管理センター70aへ接続通知を送信する。そして、遠隔管理センター70aからリモコン30aへ推奨動作設定の情報及び推奨動作設定別効果見積もり比較表の情報とともに、「次回12:00に運転データ送信」の情報が次回接続情報として送信される。この場合、次回接続情報は時刻情報と送信情報とを含むことになる。
このように、次回接続情報がネットワーク60a経由でリモコン30aへ送信される場合には、ダイヤルアップ接続など常時接続でない場合でも擬似的に双方向の接続を実現することができる。この結果、常時接続でない場合でも特定異常を擬似的に双方向にネットワーク60a経由で管理することができる。また、次回接続情報を詳細な情報とする場合には、常時接続でない場合でも擬似的に双方向の接続をさらに詳細に実現することができる。
(C)図18に示すステップS7において、表示部36により、修理の依頼先の情報や依頼時に連絡すべき情報以外の情報が表示されてもよい。例えば、サービスマンが到着するまでに異常運転モード又は延命運転モードで運転を行うべきであることが表示されてもよいし、安全のための応急対応方法などが表示されてもよい。
また、図18に示すステップS162において、遠隔管理センター70aへ修理情報と検証結果情報とが送信された後に、例えば、サービスマンの訪問可能な日時が、遠隔管理センター70aからリモコン30aへ送信され表示部36により表示されてもよい。このとき、利用者によりサービスマンの訪問可能な日時から修理を依頼すべき日時が入力部32に選択入力された場合には、選択入力された情報が遠隔管理センター70a経由でサービスマンに伝えられるようになっていてもよい。
(D)図18に示すステップS10において、特定異常が解決したと判断されてからステップS11に進んだ場合には、ステップS11の後に、遠隔管理センター70aに解消情報と検証結果情報とが送信されてもよい。この場合、利用者送信部43aは、解消情報と検証結果情報とを制御部33a経由で入力部32から受け取り、解消情報と検証結果情報とをネットワーク60a経由で遠隔管理センター70aへ送信する。
したがって、遠隔管理センター70aにおいて、サービスマンによる修理が確実に行われたか否かを管理することが可能である。このため、修理の品質を均質化することが可能であるとともに修理ミスによる不具合をさらに低減することが可能である。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る特定機器管理システム1cの構成図を図21に示す。また、本発明の第3実施形態に係る特定機器管理システム1cの各構成要素の構成図を図22及び図23に示す。図21〜図23において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成要素は同様の番号で示してある。図21に示す特定機器管理システム1cは、主として給湯機10を管理するためのシステムである。ここで、給湯機10は、使用に際して周辺において人為的操作が必要な機器である。
この特定機器管理システム1cは、図21〜図23に示すように、基本的な構造は第1実施形態及び第2実施形態と同様であるが、リモコン30cの構成と遠隔管理センター70cの構成とが、次に示すように、第1実施形態及び第2実施形態と異なる。以下、第1実施形態及び第2実施形態との差異を中心にして、第3実施形態を説明する。
図22に示すリモコン30cの記憶部41には、診断データベース37の代わりに、診断データベース37cが記憶されている。診断データベース37cは、診断データベース37に類似しているが、図27に示すように、「オンライン診断へ」進むべきことを示す指令情報C1がさらに格納されている点で異なる。例えば、異常コードが「E−09」で質問情報Q5に対する回答情報が「わからない」である場合、診断データベース37cが参照されることにより、リモコン30cにおいて推定結果情報を生成することが不能であることが分かるとともに、指令情報C1「オンライン診断へ」に該当することが分かる。例えば、異常コードが「E−09」で質問情報Q6に対する回答情報が「出る」である場合、診断データベース37cが参照されることにより、リモコン30cにおいて推定結果情報を生成することが不能であることが分かるとともに、指令情報C1「オンライン診断へ」に該当することが分かる。
図23に示す遠隔管理センター70cは、制御部73aの代わりに制御部73cを備え、判断部78c,質問生成部74c,推定生成部75c,記憶部81c及び命令生成部84cをさらに備える。記憶部81cには、主として、質問データベース79c,診断データベース77c、確認データベース86c、診断プログラム82c及び確認プログラム87cが記憶されている。ここで、質問データベース79c、診断データベース77c、確認データベース86cは、それぞれ質問データベース39、診断データベース37c、確認データベース46(図3参照)と同様の構造を有するが、それぞれ質問データベース39、診断データベース37c、確認データベース46よりも詳細な情報を格納している。
図21に示す特定機器管理システム1cが給湯機10を管理する処理の流れは、図24に示すように、診断処理S4の代わりに診断処理S93が行われる点で第2実施形態と異なる。なお、図24において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の処理は、図4及び図18と同じ記号で示し説明を省略する。
次に、図25に、図24の診断処理S93の詳細を説明する。なお、図25において、第1実施形態の診断処理S4と同様の処理は、図6と同じ記号で示し説明を省略する。
図25に示すステップS131では、オンライン診断処理が行われるべきであるか否か、すなわちネットワーク60a経由で次の質問情報を受信すべきか否かが判断される。すなわち、図22に示すリモコン30cの判断部38は、ステップS23で入力された回答情報に基づいて、制御部33c経由で記憶部41の診断データベース37cを参照し、指令情報C1「オンライン診断へ」に該当するか否かを判断する。指令情報C1「オンライン診断へ」に該当すると判断された場合、オンライン診断処理が行われるべきであると判断され、指令情報C1「オンライン診断へ」に該当しないと判断された場合、オンライン診断処理が行われるべきでないと判断される。オンライン診断処理が行われるべきであると判断された場合、制御部33cによりオンライン診断処理が行われるべきである旨の命令が生成された後にステップS132に進められ、オンライン診断処理が行われるべきでないと判断された場合、ステップS29へ進められる。
図25に示すオンライン診断処理S132の詳細を、図26に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図26において、図6に示す診断処理S4と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図26に示すステップS51では、命令が生成される。すなわち、図22に示すリモコン30cの命令生成部44は、オンライン診断処理が行われるべきである旨の情報を制御部33cから受け取る。命令生成部44は、オンライン診断処理が行われるべきである旨の情報に基づいて、診断プログラム82cの起動命令を生成する。利用者送信部43aは、起動命令の情報を制御部33c経由で命令生成部44から受け取り、特定異常の情報を制御部33c経由で検知部31から受け取る。利用者送信部43aは、起動命令の情報と特定異常の情報とをネットワーク60a経由で遠隔管理センター70cへ送信する。遠隔管理センター70cの遠隔送受信部83aは、起動命令の情報と特定異常の情報とをネットワーク60a経由で利用者送信部43aから受信する。制御部73cは、起動命令の情報と特定異常の情報とを遠隔送受信部83aから受け取る。
図26に示すステップS52では、質問情報が生成される。すなわち、ステップS51からステップS52へ処理が進んだ場合には、図23に示す遠隔管理センター70cの制御部73cは、起動命令の情報と特定異常の情報とを質問生成部74cへ渡す。質問生成部74cは、起動命令の情報と特定異常の情報とに基づいて、記憶部81cの質問データベース79cを参照し、質問情報を生成する。あるいは、ステップS55からステップS52へ処理が進んだ場合には、質問生成部74cは、推定結果情報を生成することが不能であると判断される旨の情報と回答情報とを制御部73c経由で判断部78cから受け取る。質問生成部74cは、回答情報に基づいて、次の質問情報を生成する。
図26に示すステップS53では、質問情報がリモコンへ送信される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの制御部73cは、質問情報を質問生成部74cから受け取る。遠隔送受信部83aは、質問情報を制御部73cから受け取る。遠隔送受信部83aは、質問情報をネットワーク60a経由で図22に示すリモコン30cへ送信する。リモコン30cの利用者受信部45aは、質問情報をネットワーク60a経由で遠隔送受信部83aから受信する。制御部33cは、質問情報を利用者受信部45aから受け取る。
図26に示すステップS54では、回答情報が遠隔管理センターへ送信される。すなわち、図22に示すリモコン30cの制御部33cは、回答情報を入力部32から受け取り利用者送信部43aへ渡す。利用者送信部43aは、回答情報をネットワーク60a経由で図23に示す遠隔管理センター70cへ送信する。遠隔送受信部83aは、回答情報をネットワーク60a経由で利用者送信部43aから受信する。
図26に示すステップS55では、推定結果情報を生成することが可能であるか否かが判断される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの制御部73cは、回答情報を遠隔送受信部83aから受け取り判断部78cへ渡す。判断部78cは、回答情報に基づいて、制御部73c経由で記憶部81cの診断データベース77cを参照し、推定結果情報を生成することが可能であるか否かを判断する。推定結果情報を生成することが可能であると判断された場合、ステップS56へ進められ、推定結果情報を生成することが不能であると判断された場合、ステップS52へ進められる。
図26に示すステップS56では、推定結果情報が生成される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの推定生成部75cは、推定結果情報を生成することが可能であると判断される旨の情報と回答情報とを制御部73c経由で判断部78cから受け取る。推定生成部75cは、回答情報に基づいて、記憶部81cの診断データベース77cを参照し、推定結果情報を生成する。推定生成部75cは、推定結果情報を制御部73cへ渡す。
図26に示すステップS57では、推定結果情報がリモコン30cへ送信される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの遠隔送受信部83aは、推定結果情報を制御部73c経由で推定生成部75cから受け取る。遠隔送受信部83aは、推定結果情報をネットワーク60a経由で図22に示すリモコン30cへ送信する。リモコン30cの利用者受信部45aは、推定結果情報をネットワーク60a経由で遠隔送受信部83aから受信する。制御部33cは、推定結果情報を利用者受信部45aから受け取る。
このように、質問データベース39及び診断データベース37cよりも詳細な情報を格納する質問データベース79c及び診断データベース77cを参照して、質問情報又は推定結果情報を生成することができる。したがって、リモコン30cの記憶部41の記憶容量を低く抑えて診断プログラム42で特定できる特定異常を簡単なものに制限した場合であっても、続けて図26に示すようなオンライン診断処理を行うことにより、特定異常を詳細に特定することができる。また、診断プログラム82cが遠隔管理センター70c側で記憶されるため、診断プログラム42よりも高機能な診断プログラム82cを用いることができる。
さらに、判断部38、質問生成部34及び推定生成部35の処理の一部を遠隔管理センター70c側で行うことが可能であるので、リモコン30c側における処理の負担を低減することが可能である。
また、図24に示す確認処理S163において、必要に応じてオンライン確認処理が行われる。このオンライン確認処理は、遠隔管理センター70cの記憶部81cに記憶される確認プログラム87cが確認データベース86cを参照することにより実行される。オンライン確認処理の詳細は、図26に示すオンライン診断処理と同様の処理である。したがって、確認プログラム87cを確認プログラム47(図22参照)よりも高機能なプログラムとし、確認データベース86cを確認データベース46よりも詳細な情報を格納するものとすることができるため、入力部32(図22参照)に入力された回答情報を詳細に考慮して次の質問情報又は推定結果情報を生成することが可能である。
第1実施形態の特徴(1)〜(5)は、第3実施形態の特徴としても当てはまる。
<第3実施形態の変形例>
(A)図26に示すステップS51において、給湯機10の利用者により、図22に示すリモコン30cの入力部32に診断プログラム82cの起動命令が入力されてもよい。そして、入力された起動命令の情報が、ネットワーク60a経由で遠隔管理センター70cへ送信されてもよい。
(B)図24に示す確認処理S163の代わりとして、オンライン確認処理が行われてもよい。この場合、リモコン30c側で確認プログラム47及び確認データベース46を記憶しておく必要がなくなり、リモコン30cの記憶容量を低く抑えることができる。
(C)図23に示す遠隔管理センター70cの命令生成部84cが、特定異常の情報に基づいて、診断プログラム42の起動命令を生成してもよい。この場合、図24に示す起動処理S1の詳細が、図28に示すようになっていてもよい。なお、図28において、図5に示す起動処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図28に示すステップS61では、特定異常の情報が遠隔管理センターへ送信される。すなわち、図22に示す利用者送信部43aは、特定異常の情報を制御部33cから受け取る。利用者送信部43aは、特定異常の情報をネットワーク60a経由で図23に示す遠隔管理センター70cへ送信する。遠隔管理センター70cの遠隔送受信部83aは、特定異常の情報をネットワーク60a経由で利用者送信部43aから受信する。
図28に示すステップS63では、起動命令が生成される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの命令生成部84cは、特定異常の情報を制御部73cから受け取る。命令生成部84cは、特定異常の情報に基づいて、診断プログラム42の起動命令を生成する。制御部73cは、診断プログラム42の起動命令の情報を命令生成部84cから受け取る。
図28に示すステップS64では、起動命令の情報がリモコン30cへ送信される。すなわち、図23に示す遠隔管理センター70cの制御部73cは、起動命令の情報を遠隔送受信部83aへ渡す。遠隔送受信部83aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で図22に示すリモコン30cへ送信する。リモコン30cの利用者受信部45aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で遠隔送受信部83aから受信する。制御部33cは、診断プログラム42の起動命令の情報を利用者受信部45aから受け取る。
したがって、起動命令の情報がネットワーク60a経由でリモコン30cへ送信されるので、特定異常が発生したことに基づいて診断プログラム42を起動することができる。このため、利用者が特定異常を管理する負担を低減することができる。
(D)図22に示す記憶部41に診断プログラム42が記憶されておらず、診断プログラム82cが遠隔管理センター70cからリモコン30cへ送信されるようになっていてもよい。あるいは、診断プログラム42の更新が必要な場合にのみ、診断プログラム82cが遠隔管理センター70cからリモコン30cへ送信されるようになっていてもよい。
この場合、図22に示すリモコン30cの利用者送信部43aは、起動命令の情報を制御部33cから受け取る。利用者送信部43aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で図23に示す遠隔管理センター70cへ送信する。遠隔管理センター70cの遠隔送受信部83aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で利用者送信部43aから受信する。制御部73cは、起動命令の情報に基づいて、診断プログラム82cの情報を記憶部81cから受け取る。遠隔送受信部83aは、診断プログラム82cの情報を制御部73cから受け取る。遠隔送受信部83aは、診断プログラム82cの情報をネットワーク60a経由で図22に示すリモコン30cへ送信する。リモコン30cの利用者受信部45aは、診断プログラム82cの情報をネットワーク60a経由で遠隔送受信部83aから受信する。制御部33cは、診断プログラム82cの情報を利用者受信部45aから受け取る。制御部33cは、記憶部41にアクセスし、診断プログラム82cの情報に基づいて診断プログラム42を更新する。これらの点で第1実施形態と異なる。
このように、診断プログラム82cの情報がネットワーク60a経由でリモコン30cへ送信されるので、診断プログラム82cを更新すべき場合にも、遠隔管理センター70cに対する処理だけで足り、容易に更新することができる。この変形例に係る構成は、遠隔管理センター70cに複数のリモコン30cが接続される場合に特に効果的となる。
(E)図22に示すリモコン30cの記憶部41には、リモコン30cの操作履歴がさらに記憶されていてもよい。例えば、リモコン30cの入力部32に入力された給湯機10の運転モードの情報とその入力が行われた時刻の情報とが対応付けられて記憶されていてもよい。さらに、このリモコン30cの操作履歴の情報は、図24に示すステップS18においてデータベース37c,39,46が更新される際に考慮されてもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る特定機器管理システム1bの構成図を図29に示す。また、本発明の第4実施形態に係る特定機器管理システム1bの各構成要素の構成図を図30及び図31に示す。図29〜図31において、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と同様の構成要素は同様の番号で示してある。図29に示す特定機器管理システム1bは、主として給湯機10を管理するためのシステムである。ここで、給湯機10は、使用に際して周辺において人為的操作が必要な機器である。
この特定機器管理システム1bは、図29〜図31に示すように、基本的な構造は第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と同様であるが、主としてリモコン30bが判断部38、質問生成部34、推定生成部35及び記憶部41を備えていない点で第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と異なる。すなわち、特定機器管理システム1bのリモコン30bにおいて、ステップS4(図4、図18参照)やステップS93(図24参照)のような診断処理が行われない。一方、遠隔管理センター70bの構成は、制御部73cの代わりに制御部73bを備える点で第3実施形態と異なる。診断プログラム82c(図31参照)によるオンライン診断処理S152(図32参照)が行われる点は、第3実施形態と同様である。
また、図32に示す起動処理S151の詳細を、図33に示す。起動処理S151は、図33に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図33において、図5に示す起動処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図33に示すステップS101では、起動命令の情報が遠隔管理センター70bへ送信される。すなわち、図30に示すリモコン30bの利用者送信部43aは、起動命令の情報を制御部33bから受け取る。利用者送信部43aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で図31に示す遠隔管理センター70bへ送信する。遠隔管理センター70bの遠隔送受信部83aは、起動命令の情報をネットワーク60a経由で利用者送信部43aから受信する。制御部73bは、起動命令の情報を遠隔送受信部83aから受け取る。
図33に示すステップS102では、診断プログラム82cが起動される。すなわち、図31に示す遠隔管理センター70bの制御部73bは、記憶部81cを参照し、診断プログラム82cを起動する。制御部73bは、診断プログラム82cに基づき、オンラインで質問を生成する命令を命令生成部84cに生成させる。制御部73bは、オンラインで質問を生成する命令の情報と特定異常の情報とを質問生成部74cへ渡す。
また、図32に示すオンライン診断処理S152の詳細を、図34に示す。オンライン診断処理S152は、図34に示すように、ステップS51がない点で第3実施形態のオンライン診断処理132(図25,図26参照)と異なる。
このように、起動命令の情報がネットワーク60a経由で遠隔管理センター70bへ送信されるので、特定異常が発生したことに基づいて診断プログラム82cを起動することが可能である。このため、利用者が特定異常を管理する負担を低減することが可能である。また、判断部38、質問生成部36及び推定生成部34の処理を遠隔管理センター70b側で行うことが可能であるので、リモコン30b側における処理の負担を低減することが可能である。
また、第1実施形態の特徴(1)〜(5)は、第4実施形態の特徴としても当てはまる。
<第4実施形態の変形例>
(A)図33に示すステップS16において、図31に示す診断プログラム82cの起動命令が命令生成部84cにより生成されてもよい。この場合でも、特定異常の情報に基づいて診断プログラム82cの起動命令が生成されるので、特定異常が発生すると診断プログラム82cが自動的に起動されることになる。
あるいは、図33に示すステップS14はなくてもよい。この場合、ステップS16に代えて、図13に示すステップS82が実行される。すなわち、給湯機10の利用者により、図30に示すリモコン30bの入力部32に診断プログラム82cの起動命令が入力される。したがって、利用者の意志に基づいて診断プログラム82cを起動することができる。
このように、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態においてリモコン30,30a,30c側で行われていた判断部38、質問生成部34及び推定生成部35の処理を遠隔管理センター70b側で行うことができるので、リモコン30b側における処理の負担を低減することができる。