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JP4056949B2 - 把手付風呂蓋 - Google Patents
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Description

この発明は、例えば並列に複数配置された長尺な中空棒状部材が、柔軟性連結部材を介して連結されたシャッター式等の風呂蓋本体に、把手を設けるようにした把手付風呂蓋に関する。
従来において、並列に複数配置された中空棒状部材が、柔軟性部材を介して連結されて、巻き取り可能に構成されたシャッター式の風呂蓋が周知であるが、このようなシャッター式の風呂蓋において、取扱性等を向上させるために、把手を取り付けたものがある。
例えば下記特許文献1、2に示すシャッター式風呂蓋は、最端に配置される中空棒状部材に、把手部材が設けられるものである。
特開平3−224521号公報(図8) 特開平10−216034号公報(図2、3)
しかしながら、上記従来の把手付きのシャッター式風呂蓋においては、風呂蓋設置状態において、把手の把持部が風呂蓋本体の端部に配置されるものであるため、風呂蓋の端部外方から指先を回り込ませて把持部を把持する必要がある。このように把持する際に指先の差し込み方向が、外側からの一方向のみに規制されるため、風呂蓋端部に障害物等があると、把手を把持できない場合があり、把手を十分に活用できず、風呂蓋の浴槽に対する着脱作業や搬送作業等をスムーズに行うことができないという問題を抱えている。
また上記従来の把手付きのシャッター式風呂蓋においては、把持部が、風呂蓋本体の端部から外側方に突出するように配置されているため、把手の風呂蓋に対する収まりが悪く、良好な美観を得ることができないばかりか、把手の存在によって、例えば風呂蓋本体をスムーズに巻き取ることができない等の問題が発生する。
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、把手を簡単かつ確実に把持することができ、浴槽に対する着脱作業や持ち運び作業等の風呂蓋取扱作業をスムーズに行うことができる上、把手の風呂蓋本体に対する収まりが良く、良好な美観を得ることができるとともに、把手が邪魔にならず、風呂蓋本体の巻き取り作業や折り畳み作業等をスムーズに行うことができる把手付風呂蓋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本第1発明は、風呂蓋本体に把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が設けられ、前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、前記中空板状部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に把手差込孔が設けられ、前記中空板状部材の内部に、前記把手差込孔に対応して、係合部が設けられ、前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなるものを要旨としている。
この発明の把手付風呂蓋においては、風呂蓋本体に設けられた中空板状部材の上面側に、把手取付凹部を設けるとともに、この凹部を跨る態様に把手が取り付けられるものであるため、例えば風呂蓋を浴槽に設置した状態において、把手を風呂蓋上面側から無理なく把持することができる。しかも、把手をその両側のいずれの方向からでも把持することができる。このように把手を風呂蓋上面側におけるいずれの方向からでも簡単かつ確実に把持できるため、把手を十分に活用できて、浴槽に対する着脱作業や持ち運び作業等の風呂蓋取扱作業をスムーズに行うことができる。
更に発明においては、把手の両端部を把手取付凹部両側にスライド自在に取り付けているため、把手を把持する際に把手端部が抜け出し方向にスライドすることにより、把手が延びてアーチ状に変形するので、把手を、より確実に把持することができる。
本発明において、把手を把持しない状態では、把手が把手取付凹部を跨るように風呂蓋上面に沿って配置されるため、把手が風呂蓋表面から必要以上に外方に突出することがなく、風呂蓋自体に収まり良く配置される。従って、良好な美観を得ることができる上、把手が邪魔にならず、例えば風呂蓋巻き取り作業や折り畳み作業等をスムーズに行うことができる。
本発明は、シャッター式の風呂蓋に好適に採用することができる。
すなわち本第2発明は、並列配置された複数の長尺な中空棒状部材の各間が柔軟性連結部材により連結された風呂蓋本体に、把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が前記中空棒状部材に対し並列配置に設けられ、前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、前記中空板状部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に一対の把手差込孔が設けられ、前記中空板状部材の内部に、前記把手差込孔に対応して、係合部が設けられ、前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなるものを要旨としている。
この発明は、シャッター式の風呂蓋に適用された場合を示すものであり、上記と同様に、同様の作用効果を奏するものである。
上記目的を達成するため、本第3発明は、風呂蓋本体に把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が設けられ、前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、前記カバー部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に把手差込孔が設けられ、前記ベース部材の底板部に、前記把手差込孔に対応して上方突出状に把手支持部が設けられるとともに、その把手支持部の上面に平坦なスライドステージと、係合部とが設けられ、前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入され、かつ前記スライドステージ上にスライド自在に配置される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなるものを要旨としている。
この第3発明の把手付風呂蓋においては、上記と同様に、同様の作用効果を奏するものである。その上更に本第3発明においては、ベース部材のスライドステージ上に把手の端部を配置して、把手端部のスライド動作をスムーズに行えるようにしているため、把手を把持する際に把手がスムーズに延びるので、把手を、より一層確実に把持することができる。
本第3発明においては、前記カバー部材の上板部裏面側における前記把手差込孔の縁部によって、前記把手の両端部が前記スライドステージ側に抑圧されてなる構成を採用するのが好ましい。
すなわちこの構成を採用する場合には、把手端部のスライド方向を精度良くガイドすることができるため、把手の把持等を更に容易に行うことができる。
本第3発明においては、前記把手の両側部に差込量制限部が設けられ、その差込量制限部が前記カバー部材の表面における前記把手差込孔の縁部に係合されることにより、前記把手の両端部における差込過多が防止されるよう構成されてなるものを採用するのが良い。
すなわちこの構成を採用して、把手端部の差込過多を防止することにより、把手端部のスライド量を調整することができるため、把手両端部のスライド量を均等に設定することができる。従って把手を把持する際に、両端部が均等にバランス良くスライドするため、把手を、よりスムーズに把持することができる。
本第3発明においては、前記把手を放置した状態では、前記把手が自身の復元力によって直線状に配置されて、その把手の中間把持部が、前記カバー部材の上板部上面に沿って配置されるよう構成されてなるものを採用するのが望ましい。
すなわちこの構成を採用する場合、把手を把持しない状態では、弾性復元力や自重等によって把手が自然に風呂蓋上面に沿って配置されるため、より一層良好な美観を得ることができる上、風呂蓋巻き取り作業や折り畳み作業等を、より一層スムーズに行うことができる。
上記各発明の必須構成や好適構成は、これらを適宜組み合わせて、一つの発明として構成することも可能である。
一方、本発明においては、以下の構成を採用することもできる。
把手取付凹部が、貫通孔によって構成される。この場合、把手取付凹部の底壁は、例えば中空板状部材の底板部によって構成される。
把手取付凹部が断面円弧状に形成される。把手取付凹部が凹球面形状に形成される。把手取付凹部が平面視楕円形ないしは長円形に形成される。この場合、把手取付凹部の長軸方向を中空板状部材の長さ方向に一致させるのが良く、更に把手を把手取付凹部の長軸方向に沿って配置するのが良い。
把手支持部、係合部及びガイドステージがベース部材に一体成形されている。
カバー部材及びベース部材に、互いに対応して、係合フックや係合片等の係合部を設け、両係合部の係合によって、カバー部材をベース部材に組み付けるよう構成する。これにより、カバー部材をベース部材にワンタッチ操作で簡単に組み付けることができる。
カバー部材の上板部及びベース部材の底板部が、平板状(平坦な板状)である。
把手を中空板状部材の長さ方向と平行に配置する。これにより、把手の把持を容易に行うことができる。
中空板状部材の厚み(高さ)と中空棒状部材の厚み(高さ)とがほぼ等しく設定されている。これにより、風呂蓋全体の厚みを均一にでき、良好な美観を確保できる。
中空板状部材の下面側に滑り止め部材が設けられている。これにより風呂蓋設置時の安定性を向上させることができ、より高い品質を得ることができる。
中空板状部材の幅が、中空棒状部材の幅よりも2〜5倍に設定されている。これにより把手の取付スペースを十分に確保しつつ、適度な大きさの把手を取り付けることができる。更に風呂蓋本体としての複数の中空棒状部材に対し、中空板状部材の美観上のバランスが良くなり、より一層美観を向上させることができる。
カバー部材に設けられた把手取付凹部の底壁下面を、ベース部材の底板部上面に接合させる。これにより、組み付けられたカバー部材及びベース部材の強度を向上させることができる。
中空板状部材の内部に、上板部及び底板部間に架け渡されるリブを、中空板状部材の長さ方向に沿って形成する。これにより中空板状部材の強度を向上させることができる。リブはカバー部材やベース部材に一体成形するのが良い。
以上のように、この発明の把手付風呂蓋によれば、把手を確実に把持することができ、把手を十分に活用することができる上、把手の風呂蓋本体に対する収まりが良く、良好な美観を得ることができるとともに、把手が邪魔にならず、風呂蓋本体の巻き取り作業や折り畳み作業等をスムーズに行うことができるという効果がある。
図1に示すように、本発明の実施形態である把手付風呂蓋は、非使用時等には、巻き取ってコンパクトに保管できるようにしたシャッター式のものであって、風呂蓋本体(10)と、中空板状部材(20)と、把手(1)とを基本的な構成要素として備えている。
風呂蓋本体(10)は、並列に配置された複数の長尺な中空棒状部材(11)と、中空棒状部材(11)の各間に設けられた軟質性連結部材(15)とを有している。
中空棒状部材(11)は、台形に類似した略山形断面の中空パイプ形状を有し、硬質合成樹脂の押出成形品によって構成されている。この中空棒状部材(11)の両端開口部には、その開口部を密閉するように閉塞キャップ(12)がそれぞれ取り付けられている。
連結部材(15)は、軟質合成樹脂の成形品によって構成されている。そして、この連結部材(15)によって隣り合う中空棒状部材(11)が屈曲自在に連結されて、複数の中空棒状部材(11)が配列方向に沿って巻き取り可能に構成されている。
なお、風呂蓋本体(10)の一端(最端)に配置される中空棒状部材(11)の外側縁には、後に詳述するように中空板状部材(20)を連結するために、軟質合成樹脂からなる屈曲自在な連結部材(15a)が設けられている。
一方図2ないし図8に示すように、中空板状部材(20)は、偏平な矩形状の断面を有し、硬質合成樹脂の一体成形品からなるベース部材(30)と、硬質合成樹脂の一体成形品からなるカバー部材(40)とを具備している。
カバー部材(40)は、長板形状の上板部(41)と、その上板部(41)の両側縁に下方に延びるように一体形成された両側壁部(42)とを有している。
上板部(41)の長さ方向中間部は、下方側に凹陥形成されて半凹球面形状の把手取付凹部(45)が形成されている。この凹部(45)は、断面視において略円弧形状を有し、平面視において楕円形状ないしは長円形状を有している。
更に上板部(41)の把手取付凹部(45)における長軸方向に対向する両側縁部には、スリット状の把手差込孔(46)が形成されている。
また図7に示すように、カバー部材(40)における一側壁部(42)の下端には、カバー部材(40)の長さ方向に沿って所定の間隔おきに、複数の係合フック(43)が一体に形成されるとともに、他側壁部(42)の裏面側には、カバー部材(40)の長さ方向に沿って所定の間隔おきに、複数の係合突片(44)が一体に形成されている。
ベース部材(30)は、長板形状の底板部(31)と、その底板部(31)の一側縁に上方に延びるように一体形成された側壁部(32)とを有している。
図4及び図5に示すように底板部(31)における上記カバー部材(40)の把手差込孔(46)に対応する領域は、上方に膨出するように形成されて、把手支持部(35)が形成されている。
把手支持部(35)の上面部は、把手差込孔(46)寄りの半部が平坦なスライドステージ(36)として構成されるとともに、残り半部がスライドステージ(36)よりも低位の低段部(37)として構成されている。更に把手支持部(35)におけるスライドステージ(36)と低段部(37)との間に設けられた段差部が係合部(38)として形成されている。
またベース部材(30)における底板部(31)の下面側には、把手支持部(35)が膨出形成されることにより凹部が形成され、その凹部を閉塞する態様に下面側から閉塞部材(35a)が嵌着されている。
更に図3及び図4に示すようにベース部材(30)の底板部(31)には、長さ方向に沿って所定の間隔おきに、複数の滑り止め部材取付孔(21)が形成されている。そして、この取付孔(21)を下面側から閉塞する態様に軟質合成樹脂ないしは合成ゴムからなる滑り止め部材(21a)が嵌着固定されている。
更に図6及び図7に示すようにベース部材(30)における底板部(31)の上面側、及びカバー部材(40)における上板部(41)の下面側には、長さ方向に沿う複数のリブ(22)が一体に形成されている。このリブ(22)は、後述するようにベース部材(30)にカバー部材(40)が組み付けられた際に、カバー部材(40)における上板部(41)の裏面側、及びベース部材(30)における底板部(31)の上面側に当接して、ベース部材(30)及びカバー部材(40)間に架橋されることにより、補強部材として機能するものである。
また図7に示すようにベース部材(30)における側壁部(32)の下端には、上記カバー部材(40)の係合フック(43)に対応して、ベース部材(30)の長さ方向に沿って所定の間隔おきに、複数の係合フック(33)が一体に形成されるとともに、他側縁部には、上記カバー部材(40)の係合突片(44)に対応して、ベース部材(30)の長さ方向に沿って所定の間隔おきに、複数の係合突片(34)が一体に形成されている。
一方図2ないし図5に示すように、把手(1)は、帯板状の形状を有し、弾力性ないしは軟質性の合成樹脂ないしは合成ゴムの成形品をもって構成されている。この把手(1)は、上記ベース部材(30)における両把手支持部(35)間を架橋できる程度の長さに形成されている。
把手(1)は、その中間部が把持部(5)として構成されるとともに、両端には下方突出状に抜止め部(7)が一体に形成されている。更に把手(1)は、中間把持部(5)が厚肉に形成されることにより、中間把持部(5)の両端上面に段差が形成されて、この段差が差込量制限部(6)として構成されている。
そしてこの把手(1)の両側部が、カバー部材(40)の把手差込孔(46)にスライド自在に挿通されて、把手(1)がカバー部材(40)における把手取付凹部(45)に長軸方向に沿って跨る態様に配置される。
更に把手付きカバー部材(40)が、上記ベース部材(30)の上面側に被されるようにして重ね合わされて、カバー部材(40)側の係合フック(43)及び係合突片(44)がベース部材(30)側の係合フック(33)及び係合突起(34)に係合されることにより、カバー部材(40)がベース部材(30)に固定されて、中空板状部材(20)が組み付けられる。
この組付時には図6ないし図8に示すように、ベース部材(30)及びカバー部材(40)の他側縁部間に、風呂蓋本体(10)における最端位置の中空棒状部材(11)に設けられた連結部材(15a)が抜止め状態に挟持されることにより、中空板状部材(20)が風呂蓋本体(10)の端部に複数の中空棒状部材(11)に対し並列配置に取り付けられる。
またこの組付状態においては図5に示すように、把手(1)の両側部が、ベース部材(30)におけるスライドステージ(36)上に把手長さ方向に沿ってスライド自在に配置されるとともに、両端抜止め部(7)が低段部(37)上に配置されて、把手(1)の端部が抜け出し方向にスライドした際に、抜止め部(7)が係合部(38)に係合されることにより、把手(1)の端部が把手差込孔(46)から抜け出すのが防止されるよう構成されている。
更に把手(1)の両側部が、カバー部材(40)の上板部(41)における把手取付凹部(45)の縁部によって、スライドステージ(36)側に抑圧され、これにより把手(1)のスライド方向が長さ方向に正確にガイドされるとともに、抜け出し方向にスライドした際に、抜止め部(7)が係合部(38)に確実に係合されるよう構成されている。
また把手(1)の差込量制限部(6)が、カバー部材(40)の表面側における把手差込孔(46)の縁部に係合されることにより、把手(1)が必要以上に把手差込孔(46)内に差し込まれるのが防止されるよう構成されている。
更に把手(1)の差込量制限部(6)が、カバー部材(40)の表面側における把手差込孔(46)の縁部に係合された状態においては、把手(1)の中間把持部(5)が、中空板状部材(20)の長さ方向に沿って直線状に配置され、把手(1)の中間把持部(5)における上面側が、カバー部材(40)の上板部(41)における上面に対し、同一平面内に配置されるよう構成されている。
なお、中空板状部材(20)の両端開口部には、その開口部を密閉するように閉塞キャップ(50)が嵌着状態に取り付けられるとともに、図3及び図4に示すように、この閉塞キャップ(50)の下面側には、滑り止め部材(51)が取り付けられている。
本実施形態において、中空板状部材(20)の風呂蓋本体(10)に対する組付手順は、特に限定されるものではないが、例えば、カバー部材(40)に把手(1)を取り付けておいて、その把手付きのカバー部材(40)をベース部材(30)に、風呂蓋本体最端部の連結部材(15a)を挟み込むようにして組み付けた後、中空板状部材(20)の両端に閉塞キャップ(50)を取り付けるものである。
以上のように、本実施形態の把手付風呂蓋においては、風呂蓋本体(10)の端部に設けられた中空板状部材(20)の上面側に、把手取付凹部(45)を設けるとともに、この凹部(45)を跨る態様に把手(1)が取り付けられるものであるため、例えば風呂蓋を浴槽に設置した状態においては、把手(1)を風呂蓋上面側から無理なく把持することができる。しかも、把手(1)をその両側のいずれの方向からでも指先を差し込むことができて確実に把持することができる。このように把手(1)を風呂蓋上面側におけるいずれの方向からでも把持できるため、把手(1)を十分に活用できて、風呂蓋の浴槽に対する着脱作業や搬送作業等の取扱作業をスムーズに行うことができる。
また本実施形態において、把手(1)を放置した状態では、把手(1)が風呂蓋上面に沿って配置されるため、把手(1)が風呂蓋表面から必要以上に外部に突出することがなく、風呂蓋本体(10)に対し収まり良く配置されるため、良好な美観を得ることができる上、把手(1)が邪魔にならず、風呂蓋本体(10)の巻き取り作業等をスムーズに行うことができ、取扱性を一段を向上させることができる。
特に本実施形態は、把手(1)における中間把持部(5)の上面が、中空板状部材(20)の上面に対し同一平面内に配置されるものであるため、把手(1)の風呂蓋本体(10)に対する収まりが一段と良くなり、より一層良好な美観を得ることができるとともに、巻き取り作業等をより一層スムーズに行うことができる。
また本実施形態においては、把手(1)の両側部をスライド自在に設けているため、把手(1)の中間把持部(5)を把持する際に、把手(1)の両側部がスライドすることにより、図3の想像線に示すように把手(1)が延びて中間把持部(5)が上方に膨れ上がるようにアーチ状に変形するため、中間把持部(5)の下側に指先をスムーズに回り込ませることができ、把手(1)の把持作業を、一層簡単に行うことができ、より一層取扱性を向上させることができる。
しかも本実施形態においては、把手(1)の両側部が、カバー部材(40)の上板部(41)における把手取付凹部(45)の縁部によって、スライドステージ(36)側に抑圧され、これにより把手(1)のスライド方向が長さ方向に正確にガイドされるため、把手(1)を把持する際に把手(1)がスライドがスムーズに行われるので、把手(1)の把持作業を、一層簡単に行うことができる。
また本実施形態は、把手(1)における中間把持部(5)の両側に差込量制限部(6)を形成して、その差込量制限部(6)が、カバー部材(40)の表面側における把手差込孔(46)の縁部に係合されることにより、把手(1)の側部が必要以上に把手差込孔(46)内に差し込まれるのを防止できる。換言すれば、把手(1)の差込過多を防止することにより、把手端部のスライド量を調整することができ、把手両端部のスライド量を均等に設定することができる。従って把手(1)を把持する際に、両端部が均等にバランス良くスライドするため、把手(1)を、よりスムーズに把持することができる。
なお、上記実施形態においては、把手(1)が設けられた中空板状部材(20)を風呂蓋本体(10)の一端側のみに取り付ける場合を説明したが、本発明はそれだけに限られず、中空板状部材を風呂蓋本体の両端に設けても良く、更に風呂蓋本体の中間部に設けるようにしても良い。
また上記実施形態においては、風呂蓋本体(10)としてシャッター式のものを例に挙げて説明したが、本発明はそれだけに限られず、シャッター式以外の風呂蓋本体、例えば折り畳み式の風呂蓋本体に適用するようにしても良い。
また上記実施形態においては、把手(1)の長さ方向を中空板状部材(20)の長さ方向と平行に配置しているが、本発明はそれだけに限られず、把手(1)の長さ方向を中空板状部材(20)の長さ方向に対し交差する方向、例えば中空板状部材(20)の幅方向(中空棒状部材の配列方向)と平行に配置するようにしても良い。
この発明の実施形態である把手付風呂蓋を示す平面図である。 実施形態の風呂蓋における中空板状部材を示す平面図である。 図2のP−P線断面図である。 図3の分解断面図である。 実施形態の風呂蓋における把手支持部周辺を拡大して示す断面図である。 図2のQ−Q線断面図である。 図2のR−R線断面図である。 図2のS−S線断面図である。
符号の説明
1…把手
5…中間把持部
6…差込量制限部
7…抜止め部
10…風呂蓋本体
11…中空長尺部材
15…連結部材
20…中空板状部材
30…ベース部材
31…底板部
35…把手支持部
36…スライドステージ
38…係合部
40…カバー部材
41…上板部
45…把手取付凹部
46…把手差込孔

Claims (6)

  1. 風呂蓋本体に把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、
    前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が設けられ、
    前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、
    前記中空板状部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に把手差込孔が設けられ、
    前記中空板状部材の内部に、前記把手差込孔に対応して、係合部が設けられ、
    前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、
    前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなることを特徴とする把手付風呂蓋。
  2. 並列配置された複数の長尺な中空棒状部材の各間が柔軟性連結部材により連結された風呂蓋本体に、把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、
    前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が前記中空棒状部材に対し並列配置に設けられ、
    前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、
    前記中空板状部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に一対の把手差込孔が設けられ、
    前記中空板状部材の内部に、前記把手差込孔に対応して、係合部が設けられ、
    前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、
    前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなることを特徴とする把手付風呂蓋。
  3. 風呂蓋本体に把手を設けるようにした把手付風呂蓋であって、
    前記風呂蓋本体に長尺な中空板状部材が設けられ、
    前記中空板状部材が、その下側部を構成するベース部材と、前記ベース部材の上面側を覆うように組み付けられるカバー部材とを有し、
    前記カバー部材の上板部に把手取付凹部が設けられるとともに、その凹部両側縁部に把手差込孔が設けられ、
    前記ベース部材の底板部に、前記把手差込孔に対応して上方突出状に把手支持部が設けられるとともに、その把手支持部の上面に平坦なスライドステージと、係合部とが設けられ、
    前記把手が、その中間部に設けられた帯状の中間把持部と、両端に設けられた両端抜止め部とを有する弾力性ないしは柔軟性部材からなり、
    前記把手が前記把手取付凹部を跨る態様に配置された状態で、前記把手の両端部が前記把手差込孔にスライド自在に挿入され、かつ前記スライドステージ上にスライド自在に配置される一方、前記把手の両端抜止め部が前記係合部に係合されることにより前記把手の抜止めが図られるよう構成されてなることを特徴とする把手付風呂蓋。
  4. 前記カバー部材の上板部裏面側における前記把手差込孔の縁部によって、前記把手の両端部が前記スライドステージ側に抑圧されてなる請求項3記載の把手付風呂蓋。
  5. 前記把手の両側部に差込量制限部が設けられ、その差込量制限部が前記カバー部材の表面における前記把手差込孔の縁部に係合されることにより、前記把手の両端部における差込過多が防止されるよう構成されてなる請求項3又は4記載の把手付風呂蓋。
  6. 前記把手を放置した状態では、前記把手が自身の復元力によって直線状に配置されて、その把手の中間把持部が、前記カバー部材の上板部上面に沿って配置されるよう構成されてなる請求項3ないし5のいずれかに記載の把手付風呂蓋。
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