JP4066566B2 - 電子ノート - Google Patents
電子ノート Download PDFInfo
- Publication number
- JP4066566B2 JP4066566B2 JP21091899A JP21091899A JP4066566B2 JP 4066566 B2 JP4066566 B2 JP 4066566B2 JP 21091899 A JP21091899 A JP 21091899A JP 21091899 A JP21091899 A JP 21091899A JP 4066566 B2 JP4066566 B2 JP 4066566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- page
- input object
- search
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 101000579647 Penaeus vannamei Penaeidin-2a Proteins 0.000 description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、従来紙製の文具であったノートを電子化した電子ノートに関する。
【0002】
【従来の技術】
会議や講義の内容を記録する文具としては従来より紙製のノートが一般的であったが、紙製のノートに記録された情報は再利用性や加工性に乏しいという問題点があった。また、会議や講義において事前に資料やレジメを配付し、これに基づいて会議や講義を進めていく場合があるが、この場合においても資料・レジメの内容やこれに対する書き込みといった情報を再利用したり加工したりすることは困難であった。
【0003】
そこで、情報を電子化して高い再利用性や加工性を持たせたワードプロセッサや携帯型パソコンなどの可搬型・携帯型電子文具が実用化されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ワードプロセッサの場合には、予め割りつけられた行や桁の位置に文字や記号を入力できるのみであったため、ノートにペンで書き込む場合のように任意の場所に自由な書き込みをすることができず、事前に配付された資料やレジメの上に書き込みをするといことが困難であった。また、仮に書き込みができる場合でも、共に同じテキストデータであるため、元々の資料・レジメと書き込みとの区別が困難であるという問題点があった。このことは、携帯型パソコンでワードプロセッサプログラムを起動した場合も同様であった。
【0005】
この発明は、紙製のノートと同様に自由な書き込みができ、書き込まれた情報を電子化することができる電子ノートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ノート型筐体の表面に設けられた表示手段と、前記表示手段に表示されたベース画像上の任意の位置に手書き画像である入力オブジェクトを書き込むペン型の入力手段と、前記入力手段により書き込まれた入力オブジェクトの中から文字コードを認識する認識手段と、複数ページ分のベース画像を記憶する第1の記憶手段と、前記入力手段により書き込まれた入力オブジェクトをページ毎に記憶する第2の記憶手段と、前記認識手段が認識した文字コードをページ毎に記憶する第3の記憶手段と、入力オブジェクトの特徴を検索キーとして前記第1及び第2の記憶手段を検索する第1の検索手段と、文字コードを検索キーとして前記第1及び第3の記憶手段を検索する第2の検索手段と、を備え、前記表示手段は、前記第1の検索手段で検索された入力オブジェクトが含まれるページ、又は前記第2の検索手段で検索された文字コードが含まれるページを表示することを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記入力手段は、色指定手段を含み、前記表示手段上の任意の位置に該色指定手段で指定された色の入力オブジェクト書き込む手段である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1,2の発明において、前記第1の検索手段は、入力オブジェクトである図形の形状や色を検索キーとすることを特徴とする。
【0010】
この発明において、ベース画像は、たとえば事前に整理された会議資料や講義のレジメなどの画像である。画像の記憶形式は、プリントイメージでもよいが、PDF(Portable Document Format)などが適当である。表示手段はこのベース画像を表示する。電子ノートの利用者は、このベース画像の上に手書きで書き込みをする。
【0011】
制御手段は、この書き込まれた手書き画像である入力オブジェクトの形状や色を検索する。さらに、この入力オブジェクトから文字が抽出され認識される。これにより、手書きの内容を再利用・加工することが容易になる。そして、手書き入力された入力オブジェクトが、その書き込み位置(任意の位置)に表示される。この形状の相違により、ベース画像と入力オブジェクトとを視覚的に区別することが容易であり、また、記憶手段もベース画像と入力オブジェクトを別々のエリアに記憶しているため、情報として区別することも容易である。また、ペン型の入力手段で任意の位置への書き込みが可能であるため、従来のノートに近い使用感で情報を記録することができる。
【0012】
また、入力オブジェクトを電子情報化したことにより、これを認識して文字コード化し、所望の文字を検索するなど従来のノートでは不可能であった情報利用が可能になった。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態である電子ノートについて説明する。図1は同電子ノートの外観図およびスイッチ群の構成図、図2は同電子ノートのブロック図である。この電子ノートは雑誌程度の大きさの電子機器であり、従来のノート代わりに会社や学校で使用されることを想定したものである。
【0014】
図1(A)において、電子ノート1の上面にはA4サイズ(縦296mm×横210mm)の表示部3が設けられている。この表示部3は、LCDディスプレイ15およびその表示面上に設けられたタッチパネル16を有している。このようにこの実施形態では表示部3のサイズはA4であるがこの発明はこの大きさに限定されるものではない。また、電子ノート1の筐体のサイズをA4などのシートサイズに合わせるようにしてもよい。
【0015】
この電子ノートは、パソコンから取り込んだベース画像をLCDディスプレイ15に表示し、利用者が、タッチペン2を用いてこのベース画像上に書き込みをすることができるようにしたものである。タッチペン2による書き込みは、接触位置をx,y座標値に変換するデジタイザであるタッチパネル16が検出する。ベース画像は、たとえば、講義のレジメ、会議の資料、書込用フォームなどで構成され、利用者は、講義や会議中にこれを表示させて書き込みを行う。書込用フォームは、ノートの罫線や方眼も含んでいる。
【0016】
表示部3の手前には押しボタンスイッチ群4が設けられている。押しボタンスイッチ群4は、同図(B)に示すように、ページ送りボタン31、32、ページ戻しボタン33、34、文字認識ボタン35、図形検索ボタン36、文字列検索ボタン37およびレイヤ結合ボタン38を有している。ベース画像は複数ページ分記憶可能であり、ページ送りボタン31、32およびページ戻しボタン33、34は、表示部3に表示させるベース画像のページを前後にめくるためのボタンスイッチである。ページ送りボタン31およびページ戻しボタン33はページを1ページずつめくるためのボタンであり、ページ送りボタン32およびページ戻しボタン34はページを10ページずつめくるためのボタンである。文字認識ボタン35、図形検索ボタン36、文字列検索ボタン37およびレイヤ結合ボタン38の機能については後述する。
【0017】
図2において、装置の動作を制御するCPU10には、PCカードインタフェース12、メモリ11、インタフェース20および描画回路13が接続されている。
【0018】
PCカードインタフェース12にはメモリカードやモデムカードなどがセットされる。セットされるメモリカードは、パソコンにおいてベース画像が書き込まれたものである。また、モデムカードがセットされた場合には、CPU10はパソコンと交信してベース画像を受信する。メモリ11は、モデムカードを介して受信したベース画像などを記憶する。ベース画像がメモリカードで供給される場合には、メモリカードをそのまま記憶手段として用いてもよい。
【0019】
また、パラレルポート,シリアルポートを設け、パーソナルコンピュータのプリンタポートから直接ベース画像の供給を受けるようにしてもよい。この場合、パーソナルコンピュータは、プリンタドライバとしてこの電子ノートへの画像データ出力プログラムを実行する。また、PCカードにLANカードを挿入し、この電子ノートをネットワークプリンタとして認識させてベース画像の供給を受けるようにしてもよい。
【0020】
ベース画像は、PDF(Portable Document Format)ファイルとして供給される。PDFファイルは、PostScript言語で記述されたファイルであり、テキストや図形が混在した画像をどのプラットホームでも表示できるようにしたものである。PDFファイルにおいては、図形はベクトル情報で記述され、テキストはコード情報で記述されている。
【0021】
メモリ11は、RAMおよびROMで構成されており、ROMには、この装置の動作を制御するプログラムやベクトルフォントデータなどが記憶されている。また、ROMには、電源オン時にデフォルトで表示される表示画像データも記憶されている。
【0022】
RAMには、複数ページ分のベース画像を記憶するベース画像記憶エリア11aが設定されるとともに、このベース画像記憶エリアに記憶される複数ページ分のベース画像の各ページ書き込まれた入力オブジェクトを記憶する入力オブジェクト記憶エリア11b、入力オブジェクトから認識された文字コードを記憶する認識文字コード記憶エリア11cが設定される。また、RAMには、属性コード記憶エリア、接触フラグ、拡大フラグ、接触座標記憶エリアなども設定される。
【0023】
インタフェース20には、前記ボタンスイッチ群4を含む操作部18、通信回路19および前記タッチパネル16が接続されている。通信回路19は表示部3の周囲に設けられたループアンテナ17を介してタッチペン2と交信するための回路である。この交信によって描画色や消しゴムなどタッチペン2の機能を表す属性コードを受信する。
【0024】
描画回路13は、ベース画像や入力オブジェクトを展開する回路であり、いわゆるグラフィックアクセラレータまたはメディアプロセッサで構成されている。描画回路13は、CPU10からベース画像や入力オブジェクトのデータを受け取ったとき、PostScript言語で記述されているベース画像を表示解像度に合わせたラスター画像データに高速に展開してVRAM14のベースレイヤ14aに書き込むとともに、入力オブジェクトを展開して書込レイヤ14bに書き込む。VRAM14に書き込まれた画像データはLCDディスプレイ15に表示される。
【0025】
VRAM14は、上記のように、ベース画像を展開するためのベースレイヤ14aおよび利用者が手書き入力した入力オブジェクトを表示するための書込レイヤ14bを備えている。LCDディスプレイ15は高精細のカラーディスプレイであり、VRAM14の各レイヤはこの解像度に合わせた記憶容量を有している。
【0026】
装置の電源がオンされると、CPU10は、デフォルト画像である表紙画像データをメモリ11から読み出してLCDディスプレイ15に表示する。利用者がページ送りボタン31、32やページ戻しボタン33、34をオンすると、その操作に対応するベース画像をメモリ11から読み出してLCDディスプレイ15に表示する。上述したように、表示処理は、CPU10が、表示画像データや所定のページのベース画像をメモリ11から読み出して描画回路13に入力することで行われる。描画回路13はこのPostScriptデータを高速にパターン展開する。このとき同時にCPU10から必要なベクトルフォントデータが供給される。このパターン展開された画像データは、VRAM14のベースレイヤ14aに書き込まれ、LCDディスプレイ15に表示される。
【0027】
なお、ページの切り換えに即座に対応するため、VRAM14を複数ページ分のフレームを有するメモリで構成してもよい。この場合、CPU10は、利用者のページ切り換え指示を予測して予め次に表示されるであろうページデータを現在表示中でないフレームに展開しておき、利用者から(ボタンスイッチから)そのページへ切り換える旨の指示が入力されたとき、そのページを展開しているフレームをLCDディスプレイ15に接続する。
【0028】
利用者は、LCDディスプレイ15に表示されたベース画像の画像を見ながら、タッチペン2を用いてこの画像に直接書き込みをすることができる。
【0029】
図3は、タッチペン2の構成図である。タッチペン2のペン先24は、接触位置が正確に検出されるように細くなっており、材質は、タッチパネルを傷めないように柔軟な樹脂でできている。ペン内部には制御部25、通信回路26などが内蔵されており、電子ノート本体の通信回路19の要求に応じて属性コードを送信する。
【0030】
通信回路19は、表示部3の周囲に埋め込まれたループアンテナ17を有しており、このループアンテナ17を介してタッチペン2と交信する。CPU10は、タッチパネル16からタッチペン2の接触検出信号が入力されたとき、通信回路19に対して該タッチペン2との交信を指示する。通信回路19はタッチペン2に対してその属性コードを送信するように要求する。
【0031】
タッチペン2においては、この属性コード送信要求を通信回路26が受信し、これを制御部25に入力する。制御部25は、これに応じて自己の属性コードをメモリ25aから読み出して通信回路26に入力する。通信回路26はこの属性コードを電子ノート本体1に送信する。複数本のタッチペン2が、電子ノート1に付属しており、それぞれ黒、赤、消しゴムなどの機能を有している。この色や消しゴムなどの機能を表す属性コードがメモリ25aにそれぞれ記憶されている。なお、メモリ25aには属性コードとともに拡大コードも記憶されている。拡大コードについては後述する。また、属性コードは半導体メモリに記憶する以外にディップスイッチなどのスイッチでハード的に設定するようにしてもよい。この場合、このスイッチが属性コードの記憶手段となる。
【0032】
電子ノート1は、この属性コードによりそのタッチペンの機能を認識する。すなわち、タッチペンの移動に対応して何色の描画処理をするかまたは消去処理をするかを決定する。タッチペン2がタッチパネル16上を接触しながら移動すると、その軌跡にそのタッチペン2の属性コードが示す色の入力オブジェクト(文字や図形)を描画するとともにメモリ11の入力オブジェクト記憶エリア11bの対応アドレスにこの入力オブジェクトのデータを書き込む。また、タッチペンの機能が消しゴムの場合には、その軌跡付近のオブジェクトを消去するとともに、メモリ11の入力オブジェクト記憶エリア11bの対応アドレスのデータをクリアする。なお、このオブジェクトの描画や消去は、上記書込レイヤ14bおよびメモリ11の入力オブジェクト記憶エリア11bに対して行われ、ベースレイヤ14aおよびメモリ11のベース画像記憶エリア11aに対しては行われない。
【0033】
なお、このように、それぞれ単一の属性コードが記憶され、単一の機能を持つタッチペンを複数設けてもよいが、図3の点線に示すようにロータリスイッチ28などの切換手段を設けて、1本のタッチペンで複数の属性コード(機能)を切り換え設定しながら、複数の機能で使用できるようにしてもよい。また、ペンの先を黒ペンなどの機能にし、頭を消しゴムの機能にするなど1本のタッチペンの上下に異なる機能を持たせるようにしてもよい。
【0034】
また、タッチペン2は、押しボタンスイッチである拡大ボタン29を備えている。この拡大ボタン29は制御部25に接続されている。この拡大ボタン29がオンされているときに、電子ノート本体から属性コード送信要求が送られてきた場合、制御部25は、メモリ25aから拡大コードを読み出して返信する。すなわち、利用者が拡大ボタン29を押しながら表示部3の表示画面上の所望の場所を押すと、拡大コードが送信される。
【0035】
電子ノート本体(CPU10)は、この拡大コードを受信したとき、そのときのタッチペン2の接触座標を中心としてLCDディスプレイ15への画像の表示サイズを2倍に拡大する。上述したようにLCDディスプレイ15は高精細であるが実際のノートに比べて画像が粗い。そこで、画像を2倍に拡大することにより、画像を実際のノートに近い解像度で表示することができる。この拡大された画像上に書き込みをすることにより、手書きであっても実際の紙の上にペンで書き込みをした場合のような精彩な書き込みをすることができる。
【0036】
拡大表示時にタッチペン2から再度拡大コードが送られてきたとき、CPU10は表示を元のサイズに戻す。すなわち、拡大表示中に、利用者が拡大ボタン29を押しながら表示部3の表示画面上の任意の場所を押すと表示が元のサイズに戻される。
【0037】
なお、タッチパネル16は、LCDディスプレイ15の表示を遮らない透明のものであってタッチペンの接触位置をデジタイズできるものであればどのようなものでもよいが、一般的には、一様な高抵抗導電シートで構成された2枚の透明電極を対向させ、タッチペン2の接触位置のx,y座標をX電圧,Y電圧として出力する周知のものが用いられる。タッチパネル16が出力したX電圧,Y電圧はインタフェース20によってデジタルデータに変換されCPU10に入力される。
【0038】
タッチペン2がタッチパネル16に接触しながら移動すると、CPU10は、入力オブジェクト記憶エリア11bの現在表示中のページのタッチペン2が接触した座標に対応するアドレスに所定の入力オブジェクトのデータを書き込むとともに、タッチペン2が接触した座標に所定の描画処理(消去処理を含む)を行うように描画回路13に指示する。描画回路13は描画処理を実行し、この処理結果である画像データを書込レイヤ14bのタッチペンが接触した座標に対応するアドレスに書き込む。
【0039】
利用者がページ送りボタン31、32やページ戻しボタン33、34を操作して別のページを指定したとき、メモリ11の内容はそのまま保存されるが、VRAM14の内容が指定されたページの内容に書き換えられる。すなわち、描画回路13が、VRAM14のベースレイヤ14aにそのページのベース画像を描画するとともに、そのページに既に書き込みされている入力オブジェクトがあればその入力オブジェクトを書込レイヤ14bに描画する。
【0040】
以下、図4、図5のフローチャートを参照して同電子ノートの動作を説明する。
【0041】
図4(A)は、電源オン時の動作を示すフローチャートである。電源スイッチがオンされると、まず装置のイニシャライズ動作を実行する(s1)。イニシャライズ動作が終了すると、メモリ11から表紙画像データを読み出し、これをVRAM14に展開することによって表示画像を表示する(s2)。この表示画像は、電源オン時にデフォルトで表示されるものでありメモリ11に記憶されているが、たとえば装置の操作説明などを含むものにすればよい。こののち、利用者の操作があるまで待機する。
【0042】
同図(B)はページ変更ボタンがオンされたときの動作を示すフローチャートである。ページ変更ボタンとは、上記のページ送りボタン31、32またはページ戻しボタン33、34である。なお、ページ送りボタン31は1回オンされる毎に表示するページを1ページ進めるボタンであり、ページ送りボタン32は1回オンされる毎に表示するページを10ページ進めるボタンである。また、ページ戻しボタン33は1回オンされる毎に表示するページを1ページ戻すボタンであり、ページ戻しボタン34は1回オンされる毎に表示するページを10ページ戻すボタンである。このボタンスイッチがオンされると、この操作によって指定されたページのベース画像をメモリ11のベース画像記憶エリア11aから読み出して(s5)、描画回路13に入力する(s6)。描画回路13は、これを画像データに展開してVRAM14のベースレイヤ14aに書き込むことによりLCDディスプレイ15に表示する。
【0043】
次に、利用者の操作によって指定されたページの入力オブジェクトをメモリ11の入力オブジェクト記憶エリア11bから読み出して(s7)、描画回路13に入力する(s8)。描画回路13は、これを画像データに展開してVRAM14の書込レイヤ14bに書き込むことによりLCDディスプレイ15に表示する。
【0044】
図5はタッチペン2の操作に対応する動作を示すフローチャートである。この動作は50ms程度の間隔で繰り返し実行される動作動作である。まず、タッチパネル16からの入力をチェックしてペンがタッチパネルに接触しているか否かを判断する(s11)。接触している場合にはs12以下に進む。接触していない場合にはs28で接触フラグのリセット処理をして処理を終了する。
【0045】
s12では接触フラグがセットしているかを判断する。接触フラグとは、タッチペン2が以前から継続してタッチパネル16に接触していることを示すフラグである。接触フラグがセットしていない場合には今回が最初の接触であるためs13以下の動作に進む。また接触フラグがセットしている場合にはs25以下の動作に進む。
【0046】
s13では、タッチペン2に対して属性コードの送信を要求する。これに対してタッチペンが属性コードを返信してくれば(s14)、これを記憶し(s15)、接触フラグをセットする(s16)。そしてタッチパネル16の出力電圧に基づいて接触座標を割り出してこれを記憶する(s17)。なお、s14で属性コードの返信を受信できなかった場合には、接触しているものがタッチペンではないとしてこの動作を終了する。
【0047】
s15で記憶した属性コードが拡大コードであるかを判断する(s18)。拡大コードであれば、現在画像を2倍に拡大表示中であるかを判断し(s21)、拡大中でなければ、接触座標が画面の中心になるように画像を拡大表示する(s22)。一方、現在拡大表示中であれば通常のサイズに戻して表示する(s23)。
【0048】
また、s15で記憶した属性コードが拡大コード以外のコード、例えば「黒ペン」のコードや「消しゴム」のコードであった場合には、前記接触座標に対して描画処理(消去処理を含む)を実行する(s19)。
【0049】
また、s12で接触フラグがセットしていた場合には以前からタッチペン2がタッチパネルが接触していたということであるため、現在記憶している属性コードを読み出して拡大コードであるかを判断する(s25)。拡大コードであれば最初の動作で拡大/復元表示動作を実行しているため、今回は何もしないで動作を終了する。一方、記憶している属性コードが拡大コードでない場合には、現在のタッチパネル16の入力に基づいてタッチペンの座標を検出して記憶する(s26)。そして前回までの座標と今回の座標とをスムーズに結ぶ描画処理を実行する(s27)。この描画処理は、今回の座標と前回までの座標をスムーズに結ぶような曲線をCPU10が割り出してメモリ11の入力オブジェクト記憶エリア1bに書き込むとともに、これを描画回路13に渡す。描画回路13はこれを展開してVRAM14の書込レイヤ14bに書き込む。という処理である。
【0050】
なお、この処理動作では専用タッチペンを用いるようにしているが、専用タッチペン以外のもの(たとえば棒状のもの)でも筆記できるようにしてもよい。この場合には、画面上に描画色などを選択するパレットを表示しておき、押下によってアクティブになっているパレットの属性で描画できるようにすればよい。また、パレットをプルダウンメニューなどに組み込んでおき、メニュー選択で呼び出すようにしてもよい。
【0051】
図4(C)は文字認識ボタン35がオンされたときの動作を示すフローチャートである。この文字認識ボタンがオンされると文字認識動作を実行する。文字認識動作とは、タッチペン2によって手書き入力された文字を認識し、キャラクタデータに変換する機能である。タッチペン2からは、文字のみならず図形も入力されるが、この文字認識機能は、入力された線画が文字であるか図形であるかを峻別する機能も含んでいる。まず、現在表示中のページの入力オブジェクトをスキャンして文字と思われるオブジェクトがあるかを検索する(s31)。文字と思われるオブジェクトが抽出されるとこのオブジェクトを認識して文字コードに変換する(s32)。この文字の認識は、特徴抽出法やテンプレートマッチング法などの一般的な手法で行えばよい。そして認識された文字(およびその文字形状から求めたフォントおよびポイント数)をメモリ11の認識文字コード記憶エリア11cに書き込む(s33)。このとき認識された文字コードとともにその表示座標を書き込む。表示座標は、変換前のオブジェクトの位置と同じ位置の座標データである。
【0052】
このとき、LCDディスプレイ15に、認識された文字に対応するフォントデータを展開したものを表示してもよく、認識前の線画をそのまま表示してもよい。また、入力オブジェクト記憶エリア11bのこの認識された文字に対応するオブジェクトはそのまま記憶しておいてもよく、消去してもよい。消去するか否かはユーザが選択できるようにしてもよい。
【0053】
同図(D)は図形検索ボタン36がオンされたときの動作を示すフローチャートである。検索ボタンがオンされると図形検索動作を実行する。図形検索動作とは、任意の図形を検索する検索機能であるが、検索対象は、ベース画像内の図形データおよび手書きの入力オブジェクトを対象とする。
【0054】
検索ボタンがオンされると、検索対象の図形の入力を受け付ける(s35)。この図形の入力はタッチペンによる手書き入力で行われ、CPU10は入力された図形の形状や色などの特徴を認識して検索キーとする。そして、メモリ11内のベース画像11a、入力オブジェクト記憶エリア11b内に該当する図形があるかを検索する(s36)。該当する図形が発見された場合には(s37)、発見したページを表示する(s38)。このページの表示は同図(B)の動作で行う。
【0055】
同図(E)は文字列検索ボタン37がオンされたときの動作を示すフローチャートである。検索ボタンがオンされると文字列検索動作を実行する。文字列検索動作とは、任意の文字列を検索する一般的な検索機能であるが、検索対象は、ベース画像内のテキストデータ、手書き文字を認識した認識文字コードを対象とする。
【0056】
検索ボタンがオンされると、文字入力ウィンドウを表示して検索文字列の入力を受け付ける(s41)。この検索文字列の入力はタッチペンによる手書き入力で行われ、CPU10は入力された文字列を同図(C)と同様に認識して検索文字列とする。そして、メモリ11内のベース画像11a、認識文字データ記憶エリア11c内に該当する文字列があるかを検索する(s42)。該当する文字列が発見された場合には(s43)、発見したページを表示する(s44)。このページの表示は同図(B)の動作で行う。
【0057】
この処理動作では事前に認識された文字を検索したが、まだ認識していない手書きオブジェクトを文字認識しながら検索するようにしてもよい。この場合には、入力オブジェクト記憶エリア11bのデータを読み出して同図(C)の動作で文字認識しながら目的の文字列文字列を検索する。
【0058】
同図(F)はレイヤ結合ボタン38がオンされたときの動作を示すフローチャートである。レイヤ結合ボタン38がオンされると、入力オブジェクト記憶エリア11bのデータをベース画像記憶エリア11aに統合する機能である。入力オブジェクト記憶エリア11bに記憶されている入力オブジェクトのデータはビットパターンデータであるため、まずこれを文字コードデータとベジェデータに変換する(s45)。文字コードへの変換は同図(C)の処理で行えばよい。既に認識されている認識文字コードがある場合にはこれを用いればよい。そして認識された文字コードとベジェデータをベース画像に合成する(s46)。
【0059】
上記実施形態では、入力方法は、タッチペンによる手書き入力のみであるが、図2の点線で示すようにキーボード21やマウス22などの入力デバイスを接続可能にし、これら入力デバイスによってキャラクタコードやオブジェクトの入力をできるようにしてもよい。また、マウス22をポインティングデバイスとして用いてオブジェクトの選択や範囲の選択をするようにしてもよい。また、タッチペン2を入力デバイス以外にポインティングデバイスとして用いてもよい。
【0060】
また、メモリ11に記憶されているベース画像、入力オブジェクト、認識文字コードをモデムやメモリカードを介してパソコンに転送することも可能である。図4(F)で説明したレイヤの結合は転送先のパソコンで行うようにしてもよい。
【0061】
なお、上記実施形態では、複数ページからなるベース画像ファイルの例を示したが、1ページずつのファイルを複数持つようにしてもよい。この場合、各ファイルにファイル名やキーワードを書き込んでおき、このファイル名やキーワードによって読み出すファイルを管理するようにしてもよい。また、このファイル名やキーワードによってファイル間のリンクや読出順序などを決定・変更するようにしてもよい。
【0062】
また、上記実施形態では、ベース画像記憶エリア11aのベース画像を表示してその上の書き込みを入力オブジェクト記憶エリア11bに記憶するようにしているが、1ページ分のベース画像記憶エリア11a(ベース画像)に対して複数の入力オブジェクト記憶エリア11bを対応させるようにしてもよい。たとえば、ベース画像がノートの罫線や方眼の場合には、これが有効である。
【0063】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、紙製の文具であるノートと殆ど同じ使用感で書き込みをすることができるとともに、この書き込みによる入力オブジェクトから文字を抽出して認識することにより、情報の再利用を容易にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である電子ノートの外観図
【図2】同電子ノートのブロック図
【図3】同電子ノートに付属するタッチペンの構成図
【図4】同電子ノートの動作を示すフローチャート
【図5】同電子ノートの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…電子ノート(本体)、2…タッチペン、3…表示部、4…押しボタンスイッチ群
10…CPU、11…メモリ、11a…ベース画像記憶エリア、11b…入力オブジェクト記憶エリア、11c…認識文字コード記憶エリア、12…PCカードインタフェース、13…描画回路、14…VRAM、14a…ベースレイヤ、14b…書込レイヤ、15…LCD(カラー)ディスプレイ、16…タッチパネル、17…(ループ)アンテナ、18…操作部、20…インタフェース、
24…ペン先、25…制御部、25a…メモリ、26…通信回路、28…ロータリスイッチ、29…拡大ボタン
Claims (3)
- ノート型筐体の表面に設けられた表示手段と、
前記表示手段に表示されたベース画像上の任意の位置に手書き画像である入力オブジェクトを書き込むペン型の入力手段と、
前記入力手段により書き込まれた入力オブジェクトの中から文字コードを認識する認識手段と、
複数ページ分のベース画像を記憶する第1の記憶手段と、
前記入力手段により書き込まれた入力オブジェクトをページ毎に記憶する第2の記憶手段と、
前記認識手段が認識した文字コードをページ毎に記憶する第3の記憶手段と、
入力オブジェクトの特徴を検索キーとして前記第1及び第2の記憶手段を検索する第1の検索手段と、
文字コードを検索キーとして前記第1及び第3の記憶手段を検索する第2の検索手段と、を備え、
前記表示手段は、前記第1の検索手段で検索された入力オブジェクトが含まれるページ、又は前記第2の検索手段で検索された文字コードが含まれるページを表示する電子ノート。 - 前記入力手段は、色指定手段を含み、前記表示手段上の任意の位置に該色指定手段で指定された色の入力オブジェクト書き込む手段である請求項1に記載の電子ノート。
- 前記第1の検索手段は、入力オブジェクトである図形の形状や色を検索キーとする請求項1又は請求項2に記載の電子ノート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21091899A JP4066566B2 (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電子ノート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21091899A JP4066566B2 (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電子ノート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001034260A JP2001034260A (ja) | 2001-02-09 |
| JP4066566B2 true JP4066566B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=16597232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21091899A Expired - Fee Related JP4066566B2 (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 電子ノート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4066566B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3738720B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2006-01-25 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置およびその制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
| JP4269162B2 (ja) | 2004-01-07 | 2009-05-27 | 日本電気株式会社 | 携帯通信端末の無線経路選択方法およびその携帯通信端末並びに無線通信システム |
| JP4612386B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-01-12 | 株式会社リコー | 情報管理装置及び情報管理方法 |
| JP2006263118A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Omron Healthcare Co Ltd | 電子麻酔記録装置 |
| JP3938928B1 (ja) | 2006-06-22 | 2007-06-27 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 線形状処理装置、線形状処理方法、ならびに、プログラム |
| JP6859016B2 (ja) * | 2014-07-03 | 2021-04-14 | シャープ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| JP2016186525A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置及び表示方法 |
-
1999
- 1999-07-26 JP JP21091899A patent/JP4066566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001034260A (ja) | 2001-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5267327A (en) | Apparatus and method for registering the handwriting of a user so it can be translated into block characters | |
| US6906705B2 (en) | Electronic file with flexible display medium | |
| US6791546B2 (en) | Information processing apparatus | |
| US5890178A (en) | Display of data files indicated by pasting instructing data indicating pasting of a data file in a displayed data file | |
| EP0379336A2 (en) | Display device and display system incorporating such a device | |
| WO1993012607A1 (fr) | Bloc-notes electronique | |
| JP2002207565A (ja) | 入力システム、電子入力装置、デジタイザ入力用筆記具、デジタイザ、座標入力方法、座標情報伝送方法、および記憶媒体 | |
| US20220350418A1 (en) | Composite computer keyboard | |
| KR100713407B1 (ko) | 펜 컴퓨팅 시스템에서의 펜 입력 방법 및 장치 | |
| JP4066566B2 (ja) | 電子ノート | |
| JP4716453B1 (ja) | プログラム、情報処理装置、情報処理システム | |
| JP3388451B2 (ja) | 手書き入力装置 | |
| EP0455336B1 (en) | Information processing apparatus and methods | |
| JPH07141092A (ja) | 手書き入力装置 | |
| JPH06175776A (ja) | プレゼンテーション装置 | |
| JP3231756B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
| JP2007156263A (ja) | 情報表示装置及び電子書籍装置 | |
| WO2021242651A2 (en) | A new composite computer keyboard | |
| JP2730731B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| JPH1185948A (ja) | 情報処理装置及びその方法 | |
| JPH1063656A (ja) | 文書作成装置 | |
| JPH08129561A (ja) | 情報処理装置 | |
| JP2000076380A (ja) | 手書き文字入力装置及び記憶媒体 | |
| JPH05108606A (ja) | 情報処理装置 | |
| JPH05298315A (ja) | 情報処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051025 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070227 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070425 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071218 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071231 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |